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鳥取市議会
>
2012-06-01
>
平成24年 6月定例会(第3号) 本文
平成24年 6月定例会(第1号) 本文
平成24年 6月定例会(第1号) 名簿
平成24年 6月定例会(第3号) 名簿
平成24年 6月定例会 目次
平成24年 6月定例会(第2号) 本文
平成24年 6月定例会(第2号) 名簿
平成24年 6月定例会(第5号) 本文
平成24年 6月定例会(第5号) 名簿
平成24年 6月定例会(第6号) 本文
平成24年 6月定例会(第6号) 名簿
平成24年 6月定例会(第7号) 本文
平成24年 6月定例会(第4号) 名簿
平成24年 6月定例会(第4号) 本文
平成24年 6月定例会(第7号) 名簿
平成24年 6月定例会〔資料〕
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平成29年 12月定例会(第3号) 本文
1999年11月12日 平成11年 第1回臨時会(第1号) 名簿
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鳥取市議会 2012-06-01
平成24年 6月定例会(第1号) 本文
取得元:
鳥取市議会公式サイト
最終取得日: 2023-05-06
2012年06月08日:平成24年 6月
定例会
(第1号) 本文 ▼最初の
ヒット発言
へ(全 0 箇所) 午前10時0分 開会
◯中西照典議長
ただいまから平成24年6月
鳥取市議会定例会
を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に先立ちまして、請願・陳情について申し上げます。 6月7日までに受理した請願・陳情は、お手元に配付の請願・
陳情文書表
のとおり、それぞれ所管の
常任委員会
に付託・送付しましたので、御報告します。 そのほかに
報告事項
がありますので、
事務局長
に報告させます。
◯中村英夫事務局長
御報告いたします。 去る5月23日、
東京日比谷公会堂
におきまして
全国市議会議長会定期総会
が開催され、
議長会会長
より、次の方々が表彰をお受けになりました。議員25年以上
特別表彰
、
角谷敏男議員
、議員15年以上
一般表彰
、
中島規夫議員
、議員10年以上
一般表彰
、
有松数紀議員
、以上の方々でございます。 また、去る4月25日、米子市におきまして
中国市議会議長会定期総会
が開催され、
議長会会長
より、次の方々が表彰をお受けになりました。議員16年以上
特別表彰
、
下村佳弘議員
、議員12年以上
特別表彰
、
有松数紀議員
、正副議長3年以上
普通表彰
、
中西照典議員
、以上の方々でございます。 以上、報告を終わります。
◯中西照典議長
これより、受賞されました方々に
表彰状
並びに
記念品
を伝達したいと思います。
受賞者
を代表いたしまして、
角谷敏男議員
の御登壇をお願いします。 〔
中西照典議長
登壇〕 〔
受賞者
角谷敏男議員
登壇〕(拍手)
◯中西照典議長
表彰状
鳥取市
角谷敏男
殿 あなたは
市会議員
として25年の長きにわたって市政の発展に尽くされ、その功績は特に著しいものがありますので、第88回
定期総会
に当たり、
本会表彰規程
によって
特別表彰
をいたします。 平成24年5月23日
全国市議会議長会会長
関谷博(代読) おめでとうございます。 〔
表彰状
・
記念品伝達
〕(拍手)
〔議長・
受賞者
着席〕
◯中西照典議長
このたび受賞されました方々の栄誉をたたえ、これで伝達を終わります。 本日の
議事日程
は、お手元に配付のとおりであります。 日程第1 会期の決定
◯中西照典議長
日程第1、会期の決定を議題とします。 お諮りします。 本
定例会
の会期は、本日から6月25日までの18日間にしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中西照典議長
御異議なしと認めます。したがって、会期は18日間に決定しました。 お諮りします。
委員会開催
のため6月13日、6月14日及び6月20日から6月22日まで、以上の5日間を休会にしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯中西照典議長
御異議なしと認めます。したがって、5日間を休会とすることに決定しました。 日程第2 議案第92
号平成
24年度鳥取市
一般会計補正予算
から議案第105
号専決処分事項
の報告及び承認に ついてまで(
提案説明
) 日程第3 報告第10
号繰越明許費繰越計算書
についてから報告第14
号出資法人
の
経営状況
を説明する書類の 提出についてまで(報告)
◯中西照典議長
日程第2、議案第92
号平成
24年度鳥取市
一般会計補正予算
から議案第105
号専決処分事項
の報告及び承認についてまで、以上14案及び日程第3、報告第10
号繰越明許費繰越計算書
についてから報告第14
号出資法人
の
経営状況
を説明する書類の提出についてまでを一括して議題とします。 提出者の説明及び報告を求めます。
竹内市長
。 〔竹内
功市長
登壇〕
◯竹内
功市長
おはようございます。 本
定例会
に提案いたしました諸議案の説明に先立ちまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。
市庁舎整備
は、
住民投票
の結果を尊重し、現
本庁舎
の
耐震改修等
の
庁舎整備
にかかわる事業に取り組んでまいります。
市庁舎
の
耐震対策
は防災上必要性の高い緊急を要する課題であり、
市議会
におかれても、
住民投票
の結果を踏まえ、5月31日に「
鳥取市庁舎耐震改修等
に関する
調査特別委員会
」を新たに設置されたところであり、
具体化
に向けて一丸となって取り組まれるものと期待しております。
住民投票
で示された市民の意向を踏まえて、現
本庁舎
の
耐震改修等
の
事業内容
や
事業費
、スケジュールについて、十分に審議の上決定されることが急務であります。
市議会
での議論の過程については、
ケーブルテレビ
による中継などにより、広く市民の皆さんに公開し、情報を提供していくよう、私としても
取り組み
ます。 また、本
庁舎敷地
内の文化財の
試掘調査
及び
地質等
の調査については、議会の意向を踏まえて早急に実施する方針です。
市議会
で示された
市庁舎整備
の方針に基づき、市民、
市議会
と市が一体となって、今後、この事業を適切に実施していくことが重要と考えております。 世界初となる
屋内型砂像展示施設
「
鳥取砂丘砂
の
美術館
―第5期展示―」が4月14日に
山陰海岸ジオパーク
の地にグランドオープンしました。
県内外
から連日多くの
観光客
が訪れ、オープンから51日目の6月3日には今までの展示より20日以上早く入館者が13万人を突破するなど、大好評を博しております。 最終の入場者の目標を50万人として引き続き努力してまいります。
鳥取砂丘砂
の
美術館
は、鳥取市のみならず鳥取県の
代表的観光スポット
になるとともに、市民にとって「砂像の
まち鳥取
市」の新しいシンボルとなりました。砂の
美術館
が
吸引力
となって、鳥取市への
交流人口
が増加し、
にぎわい
のあるまちとなり経済的にも大きな効果をもたらしています。 砂像の
公開制作
や
四季ごと
の
イベント開催
などにより、さらなる砂の
美術館
の魅力を
情報発信
し、また、
中心市街地
の街なかのお店と連携するなど、本市への持続的な
観光客
の増加に大きな貢献をしています。 あす9日(土)から10日(日)にかけて「2012近畿・中国・
四国B-
1
グランプリin
TOTTORI」が
久松公園周辺
で開催されます。 食を通じた
地域おこしイベント
として、各地域の食の魅力を紹介するとともに、
まちなか
を元気にしていこうと開催するものです。この
イベント
には、B-1
グランプリ関係
16団体が全国的にも有名な自慢の料理を提供します。
同時開催
の「とっとりご
当地グルメフェスタ
」では
地元鳥取県内
の20団体がご
当地グルメ
を提供します。 この
イベント
では、B-1
グランプリ来場者
が会場外へも足を運んでいただくよう、
まちなか
まるごと「100円
商店街
」、「100円カフェ」などの
イベント
が
商店街
で行われるほか、市内の
観光地
のPR、誘導も積極的に行うこととしております。 本年8月4日から11月25日まで開催される
国際まんが博
に合わせて、本市が有する漫画に関する資源を活用し、
谷口ジロー原画展
、鳥取市出身の
漫画家
による
マンガフォーラム
、
公募ストーリー
による
マンガ制作事業
などさまざまな事業を展開して
漫画文化
を活用した
観光振興
を図ります。 また、8月4日から14日に開催される、とっとり
まんがドリームワールド
(コカコーラウエストスポーツパークで開催)は、鳥取しゃんしゃん祭と開催時期が重なりますので、十分に連携を図り、まちの
にぎわい
を高めてまいります。 漫画を鳥取の新たな文化として位置づけ、
国際まんが博
により生まれた盛り上がりを新たな
観光資源
としての魅力や
地元産業
の展開につなげて、
漫画文化
を生かした
鳥取力向上
を目指します。 また、エンジン01
文化戦略会議
の
取り組み
の成果を今後の本市の
文化振興
に生かすなど、市民が身近に幅広い
文化芸術
に親しみ、みずから参加・創造できる
環境づくり
を進めてまいります。 長い間、県民・市民の悲願であった
鳥取自動車道
が、本年度中に全線開通します。これを契機に、「夢発信
ときめき因幡
へ一直線」のキャッチフレーズのとおり、
関西圏
、
山陽圏
を初めとした全国との人、物、情報の交流が飛躍的に増加し、本市及び
因幡圏域
の魅力をより一層ダイレクトに感じてもらうことが実現するものと確信しております。 一方で、
山陰道
、
鳥取豊岡宮津自動車道
など本市の
高速道路網
の整備はまだまだ不十分であり、未
整備区間
の
事業推進
について引き続き関係の
機関等
と連携しながら
早期整備
に取り組んでまいります。
高速道路時代
を迎えて、来年秋に予定している
全国都市緑化鳥取フェア
の実施や、
鳥取砂丘砂
の
美術館
などの本市の魅力的な
観光地
を強力にPRします。あわせて、
UJIターン
など
移住定住対策
の強化、
農林水産品
や
特産品等
、本市の豊かな「食」の発信や
ブランド化
などの
取り組み
を引き続き強化してまいります。 また、無料の
高速道路
というセールスポイントを生かし、本市が企業にとって
物流コスト
の縮減が可能な優位性のある地域であることをアピールし、引き続き市内への
企業誘致
や鳥取港の
利用促進
など
雇用拡大
や
産業振興
を図ってまいります。 本市では、
中心市街地
の再生は重要な課題と位置づけています。平成19年11月に認定された
中心市街地活性化基本計画
では、2核2軸の
都市構造
を踏まえた、
街なか居住
の推進、
広場公園
の整備、
空き店舗対策
、
イベント支援
など、まちに魅力的な環境を創出する
取り組み
を
中心市街地活性化協議会
や
関係商店街
と連携し進めてまいりました。 現在、
現行基本計画
が今年度で終了することから、新たな第2期
基本計画
の策定の検討に着手いたしました。 検討に当たっては、
庁舎整備
の今後の方向づけを踏まえるとともに、居住・交流の核である
鳥取城跡周辺地区
、経済・交流の核である鳥取駅
周辺地区
、それぞれの地区の特性を強化するため、改めて総合的な施策の充実を図ります。魅力と
にぎわい
のあふれる
中心市街地
の再生を図り、関西、
山陽地域
などからの交流をふやしていきます。 中
山間地域振興
については、鳥取市中
山間地域対策強化方針
に基づき、
特産品
の開発と販売所の整備、
地域活性化計画
の策定など、地域の宝を活用する
取り組み
や
課題解決
の
取り組み
を積極的に展開します。特に本
市中山間地域
の特性を生かし、
グリーンツーリズム
(
民泊施設
)、
文化芸術
(
伝統工芸
、
陶器等
)、人材(若者、アーチスト、
起業家等
)の活用に重点を置いて、
大都市地域
や
市街地
との交流を積極的に推進し、中
山間地域
の
情報発信
と
活性化
を図っていきます。 そのため、
リーダー養成
塾とっとり
ふるさと元気塾
を拡充開設し、
集落経営
、
特産品開発
・
むらまち交流
の促進・
グリーンツーリズム推進等
に積極的に取り組む
リーダー養成
に努め、魅力ある
地域づくり
・人
づくり
の推進を進めます。 今冬は、北日本から西日本にかけての
日本海側
で大雪に見舞われ、平成18年豪雪に次ぐ記録的な
降雪状況
となりました。 本市においては、昨年を上回る降雪で
延べ降雪量
は3メートルを超え、過去20年間で最大となり、
除雪費
が3億円を超えるとともに、
福部地域
の
施設園芸ハウス
や果樹棚、
国府地域
の
牛舎等
が全半壊するなど大きな被害を受けました。 また、平成23年9月に相次いで発生した台風12号及び台風15号がもたらした豪雨により、
市道佐治用瀬線
を初め
市内各地
の農地や水路、農道などの
農業施設
及び林道において、
のり面崩壊
や
土砂流入
などの甚大なる被害を受けました。 さらに、4月には
鳥取県内全域
で2度にわたり暴風が吹き、本市にも雪害に続き大きな被害をもたらしています。 3日の暴風では、
農作物関係
で
青谷地域
、
賀露湖山地域
、その他国府、
鹿野地域
で42棟の
ビニールハウス
、
農業用施設
では
農機具保管庫
のシャッター、
ガラス温室
のガラス、牛舎の屋根の一部等、3棟が損壊し、
水産関係
では、気高町の
船磯漁港
の
カキ養殖用設備
が大破しました。 本市では、こうした災害による復旧や支援への
取り組み
を進めているところであります。今後とも、このような
自然災害
に備え
地域防災計画
の見直しを行い、「自助」「共助」「公助」の考え方を基本に、
自主防災会
や地域の
防災体制
の充実を図り、災害から市民の
生命財産
を守り、
産業面
や
公共施設
への被害を最小限に食いとめるため、
防災体制
の充実・強化を図ります。
鳥取労働局
が発表した本年4月の鳥取県東部の
有効求人倍率
は0.55倍と依然厳しい
雇用情勢
が続いています。このような状況を踏まえて、
本市雇用創造戦略方針
の4年間の目標(平成25年度までの
雇用創造数
)を2,000人以上から5,000人以上に引き上げ、戦略的な
企業立地
の推進や環境・
エネルギー分野
などの
成長産業
における
雇用創造
と
産業全般
の底上げによる
雇用創出
に一層強力に取り組んでいくこととしております。
戦略的企業立地
の推進では、昨年度の10件の実績に加えて、今年度既に、
山下産業株式会社
(5月14日)、
ヤマト運輸株式会社
・
ヤマトコンタクトサービス株式会社
(5月22日)と2件の企業と
進出協定
を結んでおります。また、
円山菓寮
の
鳥取工場
に続き、本市の
賃貸型オフィス事業
を活用し、
株式会社ジェイシービー
の新たな
事業拠点
の若葉台への誘致をこのたび実現させることができました。7月には
進出協定
を調印する予定であり、これまでにない400人規模の
雇用計画
を持つ
事業所
の進出は、本市の
雇用拡大
に画期的な効果が期待されます。 環境・
エネルギー分野
においては、スマート・グリッド・
タウン構想
の
推進等
を通じて
雇用創造
に取り組む一方、求人・
求職データベース活用
による
雇用マッチング
の強化などに取り組んでおり、産業と雇用の再構築・再出発を力強く前進させてまいります。 また、
企業誘致
の新たな受け皿となる
河原インター山手工業団地
については、平成27年度の分譲を目指し、今年度から本格的に工事着手してまいります。
東日本大震災
を踏まえ、災害に強い安全・安心な暮らしを実現し、災害に強い
まちづくり
を進めるため、
子供たち
の命を守り、避難所として
地域住民
の
防災拠点
として大きな役割を果たす、
学校施設等
の
耐震化
を引き続き進めます。 具体的には、
構造耐震指標
であるIs値0.6未満の校舎については平成26年度までに、その他の校舎についても平成27年度までに
耐震化
を完了するよう計画しており、昨年度後期の鳥取県
耐震診断等評定委員会
から当初設計より
耐震強度
を高めるよう指導を受け、
耐震診断
時の
概略設計
よりもIs値を大きくすることとし、
久松小学校
、
明治小学校
、
面影小学校
の校舎の
補強構面
をふやすなど、
追加予算
を本
定例会
に計上しています。 保育園についても、白兎、美和、津ノ井、富桑、賀露、美保の6園を平成25年から平成27年度までの間に年次的に改築していくこととしております。 全国的な問題として医師・
看護師
など
医療専門職
が不足しており、本市においても
病院勤務医
や夜勤のある病院の
看護師
が不足している状況があります。 本年2月議会では、看護・
医療専門学校誘致
についての陳情が
全会一致
で採択されております。 本市としても、
看護師等
の確保はこれからの
地域医療
を守るため大変重要な問題であると認識しており、6月中をめどに、
看護師等確保対策
についての
検討会
を立ち上げ、
不足状況
の分析を改めて行い、新たな養成所の誘致も含めた
確保対策
について検討していきたいと思います。 市民の健康を守る上で、
医療スタッフ
の充実は重要な課題であり、
若者定住
、
地域活性化
の観点からも、
看護師等
の確保につながる具体的な
取り組み
を県などと連携しながら、強力に進めていきたいと考えています。 第30回全国都市緑化とっとり
フェア
は
湖山池公園お花畑ゾーン
を主会場に、来年9月21日から11月10日までの51日間の予定で開催します。
世界ジオパークエリア
で開催される初めての
緑化フェア
であり、
鳥取流緑化スタイル
と銘打って、身近な植物をふんだんに取り入れた
ナチュラルガーデン
をメーンに、多くの皆様にごらんいただけるよう準備を進めています。 本年4月には
事務局体制
を強化し、
広報活動
や
イメージソング募集
、さらに運営に御協力いただく
ボランティア募集
の準備を進めるとともに、主会場の植物の植えつけ作業にも着手いたしました。 開幕まであと470日となりましたが、今後、
交通体制整備
や催事、
展示出展
に御協力いただく
関係者
の皆様との調整を行い、今後の鳥取市の緑の
まちづくり推進
に弾みをつける
フェア
となるよう取り組んでまいります。
山陰海岸ジオパーク
の一角をなす
湖山池
は、過去には、泳ぐことができるまでの水質を保持し、市民に親しまれてきました。 しかしながら、長年にわたる
生活雑排水
の
流入等
により水質が悪化し、ここ数年は、ヒシや
アオコ
が大量発生し、景観の悪化はもとより、その悪臭が
周辺住民
の
日常生活
に支障を来すようになりました。また、一方では、
シラウオ等
ににおいが付着し、漁業への影響が発生する等、
湖山池
の
水質改善
は大きな課題となってきました。 そこで、私の
ローカルマニフェスト
にこの課題を位置づけた上で、平成22年度より県とともに強力に
取り組み
を進めてまいりました。平成22年6月に鳥取県と共同して
湖山池会議
を設置し、
湖山池
の
水質改善
のため、
塩分濃度
を
東郷池程度
に引き上げることを決定し、並行して
周辺農家
の稲作から畑作への転換について、話し合いを始めました。 その結果、本年1月31日に
湖山池周辺
の
瀬土地改良
区を初めとする4地区の代表と
畑作転換
の同意に関する調印を締結したところです。 昨年までこの時期は、湖面にヒシや
アオコ
が繁茂していましたが、ことしは、湖内にヒシや
アオコ
の生育はほとんど見受けられず、大きな効果が上がっています。 今後とも必要な対策を講じ、
山陰海岸ジオパーク
に位置づけられた
湖山池
を市民の皆さんに親しまれる美しい湖にしていきます。 現在、鳥取県
東部広域行政管理組合
が建設を行おうとしている新しい
可燃物処理施設
は、本市を初めとする鳥取県
東部圏域
の住民24万人の重要かつ緊急な課題であります。 また、平成9年当時に課題とされた
ごみ焼却施設
の排ガスに含まれる
ダイオキシン類
については、現在、
ダイオキシン類
を含むすべての微粒子を100%近い確率で捕獲することができる
バグフィルター
や
排ガス吸着装置
の技術が確立し、
全国各地
で、多くの
ごみ焼却施設
が人や生態系への影響を与えることなく、稼働しているところです。
東部広域
では、平成22年6月から昨年9月まで
環境影響評価
に係る
現況調査
を実施し、本年4月13日から5月14日まで、
環境影響評価
の準備書を縦覧し、5月28日まで
環境保全
の見地からの意見書の提出を住民に求められたところです。 本市としては、
神谷清掃工場
の稼働の期間の延長についてお願いしつつ、新たな施設の
建設実現
に向けて最大限の努力を重ねてまいります。 本市の財政について一言触れておきます。 平成27年度から始まる
地方交付税
の
合併算定替え
の段階的な縮減による
交付税
の減少に加えて、
労働力人口
の
県外流出
や
少子化
による
人口減少
がもたらす将来的な税収減が予測されます。 こうした状況に適切に対応するため、積極的な
地域活性化
や
産業振興
、さらに
若者定住
などに取り組んでいるほか、鳥取市第5次
行財政改革大綱
(
構想期間
:平成22年度から26年度)に基づき、
自主財源
の安定的な確保を図るとともに、
物件費等
の
経常的経費
の削減や補助金、委託料の見直しを進めるなど、持続可能で安定した
財政基盤
の確立に努めているところであります。 また、本年4月の
人事異動
では、
市税等
の徴収率の向上と
滞納対策
の強化のため徴収課の設置、
環境下水道部
の
組織再編
など、組織の
効率化
、
簡素化
を行っております。
人件費抑制
の
取り組み
では、
定員適正化計画
に基づき、平成24年4月1日現在の職員数1,360人を平成28年4月1日には1,258人と、さらに102人削減することにしております。合併時1,572人に比べ、平成28年4月時点で20%の削減を実現することとなります。 第9次鳥取市
総合計画
(
基本構想
:平成23年度から32年度)においても、長期的な視点で
財政規律
の確保に努めております。
市庁舎整備
、
河原インター山手工業団地整備
、
東部広域行政管理組合
の
可燃物処理場
に係る経費などの
大型プロジェクト
を見込んだ長期的な
財政推計
を立てております。 本計画の本年度末の
基金残高
は、106億円の推計を立てておりましたが、8億円増の114億円の残高となる
見込み
であります。
市債残高
については、合併直後の平成17年度1,248億円であった
一般会計
市債残高
は、本年度末で197億円減の1,051億円となる
見込み
であり、
特別会計
、
公営企業
を含めた起債の残高で見ると、平成17年度が2,502億円であった残高は、本年度末で327億円減の2,175億円となる
見込み
であり、
起債残高
を大幅に減少させております。
財政指標
で見ると、平成22年度決算における
財政力指数
は0.53、
実質公債費比率
は16.7、将来
負担比率
125.9と近年着実に改善してきております。 今後とも、
行財政改革
の
取り組み
をさらに進めていき、計画以上の
財政力向上
を維持しながら、本市の発展と
市民生活
の向上と財政の
健全化
をしっかりと両立させていくこととしております。 近年の地方自治体を取り巻く状況は厳しく、
日本経済
の
構造的変動
の影響、少子・
高齢化
による
行政課題
の増大など、複雑かつ難しい課題に、迅速かつ適切に対応していくことが求められております。本市としても、将来展望をしっかりと持ちながら、多様な
市民ニーズ
、さまざまな
行政課題
に対処するため、市民、議会、行政が一体となって、この厳しい時代を乗り切っていこうではありませんか。 それでは、本
定例会
に提案いたしました諸議案につきまして説明申し上げます。 議案第92号から議案第93号までは
一般会計
及び
特別会計
の
補正予算
でありまして、ただいま申し述べました施策を初め早急に実施する必要がある事業などの経費を計上しております。 次は、
条例等
に関する案件です。 議案第94号は、
住民基本台帳法等
の一部改正に伴い、
関係条例
を一部改正するものです。 議案第95号は、個人の
市民税
の
税額控除
の対象となる
寄附金
に特定非
営利活動
に関する
寄附金
を加えるほか所要の整備を行うため、
関係条例
を一部改正するものです。 議案第96号は、鳥取県後期高齢者医療広域連合規約を変更するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。 議案第97号は、新たな事業の追加に伴い、鳥取市過疎地域自立促進計画の一部を変更するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。 議案第98号は、千代水第二土地区画整理事業に関連して、平成24年3月21日議決された「字の区域の新設等について」の一部を変更するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。 議案第99号は、白兎海岸周辺整備事業用地を取得するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。
議案第100号は、鳥取市西品治6区地区会館を地元町内会へ無償譲渡するに当たり、必要な議決を得ようとするものです。 議案第101号から議案第103号までは人事に関する案件です。その職務の重要性にかんがみ慎重に検討いたしました結果、鳥取市人権擁護委員については、鳥取市吉成109番地9、池本道子氏、並びに鳥取市吉成566番地53、山本朝子氏、並びに鳥取市河原町天神原410番地、田渕緑氏を推薦したいと存じますので御意見をお願いします。 議案第104号は、平成23年度の
一般会計
及び国民健康保険費
特別会計
について、事業の確定等に伴い平成24年3月30日に
補正予算
を専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。 議案第105号は、平成24年度の
一般会計
について、
船磯漁港
の災害復旧に関し特に緊急を要したため平成24年4月16日に
補正予算
を専決処分しましたので、報告し承認を得ようとするものです。 報告第10号は、平成23年度
一般会計
及び
特別会計
予算のうち、平成24年度への繰越明許費に係る繰越額について、報告第11号から報告第13号は、企業会計の繰越額について、それぞれ確定しましたので、報告するものです。 報告第14号は、鳥取市土地開発公社を初めとする16の出資法人について、平成23年度の
経営状況
を説明する資料が提出されましたので、報告するものです。 以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を説明申し上げました。御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
◯中西照典議長
以上で本日の日程は終了しました。 本日は、これで散会します。 午前10時38分 散会 このサイトの全ての著作権は鳥取
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