阿南市議会 > 2017-11-29 >
12月06日-01号

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  1. 阿南市議会 2017-11-29
    12月06日-01号


    取得元: 阿南市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-15
    平成29年12月定例会 ┌───────────────────────────────────┐ │            平 成 29 年               │ │        阿南市議会12月定例会会議録(第17号)         │ └───────────────────────────────────┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 阿南市告示第68号  平成29年阿南市議会12月定例会を次のとおり招集する。   平成29年11月29日                         阿南市長 岩 浅 嘉 仁 1 招集の日  平成29年12月6日 1 招集の場所 阿南市議場◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇      平成29年12月6日(水曜日)午前10時    開会◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第1号)第1 会議録署名議員の指名第2 会期の決定第3 第1号議案 阿南市環境保全推進協議会設置条例の制定について 第2号議案 阿南市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について 第3号議案 阿南市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について 第4号議案 平成29年度阿南市一般会計補正予算(第4号)について 第5号議案 平成29年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について 第6号議案 平成29年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について 第7号議案 平成28年度阿南市一般会計歳入歳出決算の認定について 第8号議案 平成28年度阿南市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第9号議案 平成28年度阿南市加茂谷診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第10号議案 平成28年度阿南市伊島診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第11号議案 平成28年度阿南市加茂谷財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第12号議案 平成28年度阿南市伊島財産区運営事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第13号議案 平成28年度阿南市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第14号議案 平成28年度阿南市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第15号議案 平成28年度阿南市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第16号議案 平成28年度阿南市伊島地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第17号議案 平成28年度阿南市学校給食事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第18号議案 平成28年度阿南市奨学資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第19号議案 平成28年度阿南市春日野地域下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第20号議案 平成28年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第21号議案 平成28年度阿南市豊香野地区生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第22号議案 平成28年度阿南市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 第23号議案 平成28年度阿南市西春日野生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 第24号議案 辺地に係る公共的施設の総合整備計画について 第25号議案 徳島県市町村総合事務組合規約の変更について 第26号議案 指定管理者の指定について 第27号議案 阿南市中央学校給食センター新築工事のうち建築工事の請負契約の締結について 第28号議案 阿南市中央学校給食センター新築工事のうち機械設備工事の請負契約の締結について 第29号議案 阿南市中央学校給食センター新築工事のうち電気工事の請負契約の締結について 第30号議案 動産の買入れについて   ───────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期の決定日程第3 第1号議案から第30号議案   +++++++++++++出席議員(27名)  1番  陶  久  晃  一 議員  2番  武  田  光  普 議員  3番  沢  本  勝  彦 議員  4番  福  谷  美 樹 夫 議員  5番  福  島  民  雄 議員  6番  表  原  立  磨 議員  7番  幸  坂  孝  則 議員  8番  湯  浅  隆  浩 議員  9番  飯  田  忠  志 議員 10番  保  岡  好  江 議員 11番  平  山  正  光 議員 12番  住  友  進  一 議員 13番  仁  木  啓  人 議員 15番  喜  多  啓  吉 議員 16番  星  加  美  保 議員 17番  小  野     毅 議員 18番  横  田  守  弘 議員 19番  井  坂  重  廣 議員 20番  佐 々 木  志 滿 子 議員 21番  久  米  良  久 議員 22番  荒  谷  み ど り 議員 23番  奥  田     勇 議員 24番  住  友  利  広 議員 25番  山  崎  雅  史 議員 26番  林     孝  一 議員 27番  野  村     栄 議員 28番  山  下  久  義 議員   +++++++++++++欠席議員(1名) 14番  橋  本  幸  子 議員   ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長       岩 浅 嘉 仁 副市長      亀 尾 貞 男 教育長      新 居 正 秀 代表監査委員   岩 淺 英二郎 政策監      惠 来 和 男 政策監      西 田   修 企画部長     水 口 隆 起 総務部長     半 瀬 恒 夫 危機管理部長   山 崎 秀 行 市民部長     川 田   実 環境管理部長   森 野   宏 保健福祉部長   井 上 正 嗣 産業部長     松 田 裕 二 建設部長     篠 岡 彰 彦 特定事業部長   條     司 会計管理者    熊 本 広 治 水道部長     多 田 和 洋 教育部長     高 島 博 佳 消防長      秋 本 徳 茂 特定事業部理事  黒 木 賢二郎 環境管理部理事  石 本 靖 弘 企画部参事    米 田   勉 監査事務局参事  岸   浩 範 財政課長     幸 泉 賢一郎   ─────────────議会事務局出席職員氏名 事務局長     木 下 雅 憲 議事課長     青 木 芳 幸 議事課長補佐   佐 坂 泰 資 議事課長補佐   東 條 智 子 議事課主査    三 河 恭 普  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) おはようございます。 本日は多数の御出席を賜りまして開会の運びとなりましたことに対しまして厚くお礼を申し上げます。 まず、本日の議事日程から御報告申し上げます。 日程第1 会議録署名議員の指名。日程第2 会期の決定。日程第3 第1号議案から第30号議案に対する提案理由の説明。 以上であります。 なお、本日の議会に欠席の通知のありましたのは、14番 橋本議員。 以上であります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) ただいまから平成29年阿南市議会12月定例会を開会いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) これより本日の会議を開きます。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) 日程に入ります前に申し上げます。 議員皆様方御承知のように、去る11月12日、故岩原計憲前議員は、65歳の生涯を閉じられました。岩原前議員は、平成25年11月に初当選され、阿南市議会議員としてこれからの活躍が期待されていただけに残念でなりません。 私たちは、岩原前議員の御遺志を受け継ぎ、阿南市発展のためにその職務を邁進してまいりたいと思います。ここに謹んで岩原前議員の遺徳をしのび御冥福をお祈りして、黙祷をささげたいと存じます。 皆さん、御起立をお願いいたします。 黙祷。   〔黙  祷〕 ○議長(住友進一議員) お直りください。 御着席ください。 御協力ありがとうございました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) この際、諸般の報告をいたします。 まず、本日橋本議員から、議会運営委員会委員の辞職願が提出されましたので、委員会条例第14条の規定に基づきこれを許可いたしました。欠員となりました委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において仁木議員を指名いたしましたので、お手元に委員会組織一覧表を配付いたしております。 次に、議長会関係の報告書をお手元に配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 次に、お手元に御配付のとおり、市長から第1号議案から第30号議案が提出されております。 また、監査委員からは、平成29年9月から11月に実施いたしました例月出納検査の結果の写しを御配付いたしておりますので、御了承をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 これより本日の日程に入ります。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、1番 陶久議員、7番 幸坂議員を指名いたします。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) 日程第2 会期の決定を議題といたします。 本件につきましては、去る12月1日に議会運営委員会を開催し、協議されておりますので、その結果について委員長の報告を求めます。 野村議会運営委員長。   〔野村議員登壇〕 ◆議会運営委員長(野村栄議員) おはようございます。 議長の指名をいただきましたので、議会運営委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。 本委員会は、去る12月1日に会議を開き、今期定例会の会期について協議をいたしました。 その結果につきましては、さきに御通知いたしましたとおりでございます。本日から12月22日までの17日間の会期を予定しております。 以上、よろしく御審議賜りますようお願いを申し上げまして、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(住友進一議員) お諮りいたします。 ただいま野村委員長から御報告がありましたとおり、今期定例会は本日から22日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(住友進一議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。  ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(住友進一議員) 日程第3 第1号議案から第30号議案を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 岩浅市長。   〔岩浅市長登壇〕 ◎市長(岩浅嘉仁) おはようございます。 本日、平成29年12月定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、年末を控え何かと御多用にもかかわりませず御参会いただき、まことにありがとうございます。 平素は市政の各般にわたり御指導、御支援を賜っておりますことに対しまして、心から厚くお礼を申し上げます。 所信を述べさせていただく前に、去る11月12日、65歳で御逝去されました故岩原計憲前議員に衷心より哀悼の意を表しますとともに、謹んで御冥福をお祈り申し上げる次第でございます。 さて、私は、1期目の就任当初から一貫して市民が主役であることを常に念頭に置いて行動し、市民の皆様に、住みたい、住みやすい、住んでよかったと実感していただける阿南をつくるため、先人が築いてこられた基盤を受け継ぎ、また、時には改革を進めながら、市政の発展と市民福祉の向上のため、さまざまな施策に取り組んでまいまりした。2年前には、市長4期目の就任に当たり、阿南に住む幸せを次世代へを理念として、地方創生に向けた主要施策45項目の公約を掲げさせていただき、取り組みを進めてきたところであります。このたび任期の折り返し点を迎えたことから、公約の進捗状況につきまして、推進項目ごとに概要を御報告申し上げたいと存じます。 まず、子育て支援の充実でありますが、医療費の無料化については18歳まで延長済みであり、保育施設の整備では岩脇こどもセンターが完成いたしました。 また、待機児童の減少に向けた保育士の確保と処遇の改善に加え、放課後児童クラブの拡充、障害のある子供たちの保育の充実及び私立幼稚園保育料軽減への支援のほか、不妊治療の支援拡充、子供のインフルエンザ予防接種費用の一部助成を実施しております。 次に、高齢者や障害者福祉の充実でありますが、高齢者や障害者に優しいまちづくりの強化に向けて、阿南市高齢者福祉計画・第7期阿南市介護保険事業計画及び第5期阿南市障害福祉計画を策定中であり、地域公共交通の利便性の向上及び買い物弱者の生活支援の取り組みについても推進中であります。 次に、地域医療の確立でありますが、阿南医療センター整備事業及び市が建設する阿南健康づくりセンター建設事業が、ともに着工済みであり、阿南医療センターを中心とする地域医療体制の確立に向けた取り組みが進捗しているほか、乳がん・子宮頸がん検診の支援拡大や美容室に血圧計を備えるなど、市民が定期的に健康チェックを行うことができる環境づくりについても事業を推進中であります。 次に、南海トラフ地震・津波対策でありますが、津波発生時の緊急避難場所として、命山、いわゆる人工高台の整備事業が進行しているほか、県と連携した急傾斜地崩壊対策事業の促進、危険廃屋等の除却支援事業にも取り組んでおります。 次に、那賀川等の治水対策でありますが、那賀川の無堤地区の解消につきましては、深瀬地区で堤防事業が完成し、加茂地区においても事業に着手しております。あわせて、那賀川の総合的な治水対策及び長安口ダム改造事業につきましても、順調に工事の進捗が図られております。 次に、高速道路の早期完成でありますが、災害時には命の道となる高速道路や地域高規格道路につきましては、国、県への要望活動を継続し、早期完成を目指すとともに、阿南道路の4車線化工事も予定どおり進捗しております。 次に、移住・交流と広域連携の推進であります。 一昨年の4月から定住促進課を設置し、移住・交流の推進体制を強化してまいりました。先般の新聞報道にありましたように、県が取りまとめた本年度上半期の市町村別の移住者の人数では、本市が最も多い127人となっており、着実に取り組みの成果があらわれているものと考えております。 施策内容としましては、地域おこし協力隊の導入、移住促進コーディネーターの配置、若者定住促進協議会の設置に加え、ハローワークや市内企業、阿南市東京事務所が連携して取り組んでいるUIJターン促進事業の強化等につきましても事業を進めております。 また、広域連携の推進でありますが、室戸市、安芸市とのAMA地域連携による観光圏の創生に加え、牟岐町、海陽町の加入で県南部が一体となる1市4町の南阿波定住自立圏の形成及び共生ビジョンの策定と事業の実施並びに首都圏等の大学との連携による取り組みにつきましても推進中であります。 次に、産業振興と雇用の充実でありますが、本年10月に阿南市中小企業振興基本条例を制定、施行し、中小企業をサポートする体制を強化いたしました。 また、産業の活性化と暮らしやすいまちづくりに向け、都市計画等についての見直しを検討しており、本年度中に徳島東部都市計画区域の区域区分及び用途地域の変更を予定しております。 本市の基幹産業であります農林水産業につきましては、農産物スーパー産地化推進事業によるブランド力の強化の取り組み及び宝の山推進事業による農林水産業の振興と6次産業化を推進しております。 次に、女性が輝く社会の推進でありますが、女性が安心して働ける多様な環境づくりを推進するため、本年6月にテレワーク推進センターを開設いたしました。 また、定住自立圏共生ビジョン事業として、女性のための生き方何でも相談を圏域内の在住・在勤者の方にも拡大して御利用いただいております。 次に、個性あふれるまちづくりでありますが、全国的にも知名度が定着してきた野球のまち阿南を象徴する施設、89番野球寺の建設につきましては、民間の活力と連携して、本年3月に実現いたしました。 また、日本体育大学との連携協定によるプレミアム授業ジュニアドリームキャンプ事業につきましても、計画どおり事業を推進しております。 環境面では、伊島のササユリ保全活動の継続や生物多様性フォーラムの開催、情報通信や観光の分野では、市内のケーブルテレビを活用して議会中継を初め、行政情報や地域の話題の提供を図るとともに、公衆無線LANの整備により、観光情報等の発信を行っております。 次に、学びと文化・スポーツのまちづくりでありますが、幼稚園、小中学校へのエアコン導入整備につきましては、幼稚園及び中学校への設置が完了し、次年度からは、国の交付金を活用して小学校への設置に取りかかる予定であります。 また、奨学金の制度については、募集人員や償還免除率をさらに拡充し、優秀な人材の育成と地元への就職やUターンを促進することといたしました。 文化の振興につきましては、地域の祭りや伝統行事などの貴重な写真や文献をフェイスブックページで発信するふるさとアーカイブ事業を推進しております。 また、電子図書館の導入につきましては、次年度からの本格実施に向けた取り組みを進めているところであります。 指定管理者制度等の民間活力導入につきましては、文化会館及び情報文化センターにおいて、本年度から指定管理者による施設の管理運営が開始されております。 スポーツの面では、那賀川流域センチュリーラン、いわゆるサイクリング大会でありますけれども、を開催しており、他のアウトドアスポーツにつきましても、今後、検討してまいりたいと考えております。 以上、公約の進捗状況につきまして簡単にその概要を述べさせていただきました。今後とも常に時代の潮流を読み取り、一歩先を見据え、本市の持つ強みを最大限生かしながら、相乗効果の高い施策を実施してまいる所存でありますので、改めまして議員各位の御支援、御協力をお願い申し上げる次第でございます。 続きまして、提出議案の説明に先立ち、市政の重要課題及び施策につきまして御報告申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解を賜りたいと存じます。 初めに、本市庁舎のシンボルであります庁舎中央部の吹き抜け空間、あなんフォーラムを核とした新庁舎がことし3月に完成し、4月の落成記念式典や部署移転完了を経て、5月8日の新庁舎での業務開始から約7カ月が経過したところであります。この間、市内の各種団体や小学校による庁舎見学、保育所・幼稚園児による屋上でのサツマイモの苗植え、収穫体験、また、北は茨城県ひたちなか市から南は福岡県八女市まで、全国からたくさんの市議会や行政関係者が、本市新庁舎に視察をいただき、防災拠点としての機能整備や環境配慮への取り組みなどについて好評をいただいております。 また、年明けには、北海道室蘭市議会から視察の申し込みもいただいているところであります。 さて、庁舎建設事業もいよいよ最終年度を迎え、平成25年3月の工事着手から5年目となります本年度は、新庁舎北側及び東側の外構整備と仮庁舎敷地の来庁者の駐車場整備に取り組んでおります。新庁舎が完成するまでの間、使用しておりました第1仮庁舎、旧阿南保健所でございますが、解体工事が10月末に完了し、解体跡地の駐車場整備と新庁舎北側の外構整備を並行して11月から着手し、年内の完成を目途に現在、工事を進めているところであります。年明け1月からは、新庁舎東側の外構及び駐輪場工事と第2仮庁舎(旧ハローワーク)北側の第2駐車場と郵便局西側の第3駐車場を合わせた約4,000平方メートルを来庁者及び公用車の駐車場として引き続き整備を進めてまいります。駐車場整備により133台の駐車が可能となり、さらに労働基準監督署跡地の市有地も公用車駐車場としてあわせて整備し、軽自動車10台余りの駐車スペースが確保できます。新庁舎外構整備、駐車場整備とも今年度内の完成を見込んでおり、当該工事の完成により、長年にわたる庁舎建設に関する全ての事業が完了することとなります。 次に、新庁舎における見学者の状況等及び市民の反応についてでありますが、これまで約60の市民団体等が庁舎見学を申し込まれ、人数に換算しますと約1,000人の方が新庁舎の見学に来られたことになります。もちろんこの新庁舎は、執務時間内であれば、市民の方が自由に見学することができますので、庁舎見学の申し込みをせずに自由に見学をされた方を含めますと、それを超える数になってくるものと思っております。 なお、新庁舎におきましては、事務所の機能に加え、市民が集い、親しみを持っていただける庁舎であるよう市民開放ゾーンを設け、来庁者の皆様には、気軽に足を運んでいただいております。阿南の夏まつりの際には、多くの市民の方々に、2階市民交流ロビーのテラスから阿波おどりを御観覧いただいており、庁舎見学に訪れた皆様からも、市民目線で捉えた市民開放ゾーンを高く評価していただいているところであります。 また、屋上緑化や自然換気を取り入れ、天窓等による自然採光や全館LED照明にすることにより消費電力を抑えた上、太陽光発電により事務所の消費電力量を1割から2割程度賄っていることも高い評価をいただいております。 次に、大正大学との地域創生・地域活性化に関する取り組みについてであります。 去る11月23日、新庁舎2階市民交流ロビーにおきまして、市内の高校に通う生徒を対象に、高校生みらい会議を開催いたしました。この取り組みは、昨年度のあなん未来会議の議論から導き出された今後の取り組みテーマである、2040年を見越して今から始める人材育成の一環として、あなん未来会議と本市が開いたもので、市内の高校5校から17人の参加を得て、未来会議委員や大正大学の学生等と阿南の未来や将来住みたいまち等について、意見や論点をわかりやすく図式化するグラフィック・ファシリテーションの手法を用いた進行で、自由な雰囲気の中で活発な意見交換を行いました。会議の締めくくりでは、参加者から、生涯阿南で働く、阿南に住むといった決意表明や阿南をよく知る、阿南の魅力を発信するといった未来に向けたみずからのアクションについての発表があり、次代を担う若者にとって、まちづくりを主体的に考えるよい機会になったと感じております。今後におきましても、若い世代のまちづくりへの関心を高め、地域のためにみずからが考え実践することができる人づくりの推進のため、官学連携の取り組みを進めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、本市が10月に策定した阿南市環境保全率先行動計画(区域施策編)についてであります。 本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条第3項に準じ、阿南市全域の自然的、社会的条件に応じた温室効果ガスの排出抑制等に向けた市民、事業者、市等の各主体による取り組みを総合的かつ計画的に推進する地球温暖化対策計画となっております。この地球温暖化対策は、一人一人がその目的や必要性を理解して取り組みを積み重ねることが大切なことから、本市においても、市民、事業者とともに、地球温暖化対策の効果的な実行を目指し、昨年の8月から専門家、関係団体等から構成される阿南市環境保全率先行動計画策定委員会等にて検討を重ね、本計画を策定いたしました。 また、計画実施に係る連絡調整を行うため、学識者、関連企業、民間団体、関係機関等で構成する阿南市環境保全推進協議会を設置するに当たり、本議会において設置条例案を提出いたしております。本計画が、阿南市全域における温室効果ガス排出削減等に向けて、事業者、市民等の自主的、積極的な取り組みを促し、本市の次世代に良好な環境を継承し、低炭素で持続可能なまちづくりへつながるよう取り組んでまいる所存であります。 また、阿南市地域優良賃貸住宅(伊島若者定住促進住宅)についてであります。 伊島の特性を生かした地域づくりの推進、水産業等における自立的発展を促し、次代を担う若者の定住を促進するため、社会資本整備総合交付金事業を活用しつつ、地域優良賃貸住宅制度要綱に基づき、供給計画を策定し、建設に取り組んでまいりました伊島若者定住促進住宅も、多くの関係者の御理解と御協力によりまして、11月末に完成いたしました。 伊島若者定住促進住宅は、木造、省令準耐火構造2階建ての3LDK79.5平方メートルで、オール電化仕様の5戸で構成される共同住宅となっております。入居者資格は、子育て世帯または新婚世帯が対象で、今月中に鍵を渡し、来年早々には入居予定であります。子育て世帯及び新婚世帯の居住の安定を図ることにより、若者の流出の抑制とUターン者が増加することで、伊島の新たなるステージの幕あけを確信しているところであります。 次に、平成28年1月に中林海岸に漂着しましたマッコウクジラについてでありますが、骨格標本をすることを目的として、中林町の海岸に埋設しておりましたが、国立科学博物館から受け入れの申し出をいただきまして、博物館側の負担により、去る11月13日から2日間の日程で掘り出し作業を行いました。今回の作業については、国立科学博物館、徳島県立博物館を初め、愛媛大学、新潟大学など、全国から17人の海洋生物の研究者に本市まで来ていただきました。今後は、同博物館において骨格標本として、主に研究用として活用していただくこととなっております。 次に、全国足利氏ゆかりの会総会についてであります。 去る10月25日に神奈川県鎌倉市において開催されました全国足利氏ゆかりの会総会におきましては、平成30年度の第33回総会を本市において開催することと決定いたしました。本市における総会の開催は、平成19年度の第22回総会以来、11年ぶり3回目となります。全国足利氏ゆかりの会は、京都市を初め、9市町及び50団体で構成されており、総会には、足利家第28代目当主である足利義弘様を初め、全国各地から本市にお越しいただくことになっております。今後は、開催に向け鋭意準備を進めてまいりたいと考えております。 次に、厚生労働省の試算によりますと、団塊の世代の全員が後期高齢者となる2025年には、高齢者の約5人に一人が認知症になると言われています。本市においても、近年認知症高齢者が行方不明となる事案が多発していることから、地域における見守りネットワークの強化を図るとともに、行方不明高齢者の身元確認や関係者間の情報共有を目的とした新規事業を今月1日から開始しており、認知症高齢者やその家族が安心して在宅生活を送ることができるよう支援してまいりたいと考えております。 まず、阿南市高齢者等見守りキーホルダー事業でありますが、認知症状のある高齢者等の緊急連絡先を市に登録していただき、登録番号を記載したキーホルダーを交付いたします。これはサンプルでございます。小そうございますが、これに阿南独自の「あななん」マーク等をつけまして、電話番号等、連絡先等を書き込むようになっております。これを絶えず携帯していただくと。これをつけるのを忘れたら、これこそ認知症になってしまいますので、必ずつけてもらうということになると思いますけれども、登録番号を記載したキーホルダーを交付いたします。このキーホルダーを常に身につけることで、高齢者が徘回等で行方不明になった場合には、キーホルダーの登録番号により、市の介護・ながいき課または消防本部に連絡いただくことで、身元を確認することを可能とし、早期発見につながることを目的とし、実施するものであります。 次に、阿南市徘回高齢者等SOSネットワーク事業としまして、徘回のおそれのある認知症高齢者等の写真及び情報をあらかじめ市及び消防本部に登録しておくことで、行方不明者発生時における早期発見と家族等への支援を図ることを目的としています。 また、行方不明等が発生した場合には、消防本部や高齢者お世話センター及び地域の関係機関から構成する徘回高齢者等SOSネットワークを設置し、徘回高齢者等の情報を協力機関に電子メールで送信するなど、早期発見・保護を目指し、実施するものであります。 次に、野球のまち推進事業についてでありますが、2020年に東京オリンピックが開催されるに当たり、JAアグリあなんスタジアムやあななんアリーナなど、充実した練習環境を生かして、野球競技に出場するチームの事前合宿の誘致に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。この取り組みにつきましては、東京オリンピックの合宿誘致を担当する徳島県県民環境部の国際スポーツ大会室から、県と一致協力して台湾チームの合宿誘致に尽力してほしいとの要請を受け、県とともに推進しているところであります。交渉に当たりましては、徳島インディゴソックス球団が台湾野球界と強いパイプがあり、全面的な協力体制にあります。また、昨年台湾からインディゴソックスに所属していた張 泰山(チャン・タイサン)氏が、台湾球界を代表する有名選手であり、台湾球界に発言力があることから、県が国際スポーツ親善大使を委嘱し、任に当たっていただくこととしています。 また、7月には、担当職員を派遣し、張 泰山氏と信頼関係を深めるとともに、台湾野球協会の要人と協議を重ねており、早ければ来年1月中にも台湾野球協会の視察団が本市を視察してくれるものと考えております。このことは、昨年本市で中国のプロ野球チームが合宿した際に、那賀川女性協議会やABO60の皆さんが、ボランティアでしていただいた本当に温かいおもてなしが交流のある台湾の野球関係者に口コミとなって伝わったことにより、好結果を生んでいるものと思っております。 また、台湾に向けての野球による観光客の取り組みについても、県南部総合県民局と連携して進めており、台湾の観光会社から、来年2月9日から11日まで、4歳から8歳までの幼児を対象にした幼児野球の合宿受け入れの申し出があり、受け入れ態勢の準備を進めているところであります。野球が国技と言える台湾の野球愛好家にとって、野球のまち阿南は大いに魅力を感じるとのことであり、今後の展開次第では、大きな事業に発展する可能性があると感じております。今後とも創意工夫を凝らし、事業の進展に努めてまいりたいと考えているところであります。 次に、阿南市全域における商業施設等の進出についてでありますが、平成24年度に本市の特性を生かした土地利用の誘導を促すため、県から都市計画法に基づく開発許可制度の権限移譲を受け、都市計画マスタープランに基づき、本市独自の条例を制定することによって、区域及び目的等を定め、商業施設等の立地に関する規制緩和を促進するものとし、市街化区域に隣接する幹線道路沿道等を中心に開発を誘導してまいりました。このことによりまして、権限移譲前には困難でありました大型のスーパーマーケット、ホームセンターやドラッグストアなどが次々と出店することになり、市民の皆様が市外へ買い物に行かなければならなかったものが、市内で済ませることが可能となり、移動距離の少ない生活環境の実現を図ることとなっております。 また、県境を越えて高知県東部からも買い物客が来市していると伺っており、さらにディスカウントストア、靴、酒、子供服などの大型専門店やホテル等の進出や計画もなされていることから、地域の利便性の向上に伴い、市外からの移住者の増加や雇用の創出につながるものと期待しているところでございます。今後におきましても、生活・サービス機能を有する施設を既存市街地の中心部や地域の拠点に誘導するべくインフラ整備を初め、さまざまな施策を検討し、高齢者や障害者など、誰もが安心して暮らせる持続可能なまちづくりを目指していきたいと考えております。 次に、本市では、日本体育大学との協定に基づき、昨年度からジュニアドリームキャンプなどの連携事業を実施し、市内の素質のある小中学生が一流のスポーツ指導者や選手から実技面、精神面の両面で直接指導やアドバイスを受ける機会を設けており、つい先日も本年度のジュニアドリームキャンプに参加し、指導を受けてまいりました。こうした中、先月12日、鳴門で行われた全国中学校駅伝競走大会徳島県予選で、羽ノ浦中学校女子チームが見事に優勝し、全国大会への切符を手にするという、まことにうれしいニュースが入ってまいりました。本日午後には、その全国大会出場前に住友議長、新居教育長とともに表敬を受け、全国大会出場に向けての意気込みを聞かせてもらうことになっております。 また、去る10月6日から10日に愛媛県で開催された第72回国民体育大会陸上競技には、本市出身の中学生2人が県代表として出場したほか、10月27日から29日に神奈川県横浜市の日産スタジアムで開催された第48回ジュニアオリンピック陸上競技大会にも、本市出身の中学生9人が出場し、うち2人が予選突破を果たしました。これらの大会に出場した選手は、日ごろの熱心な練習に加え、本事業を通じて身につけた技能や精神力を十分発揮してくれた結果であります。こうした意味で、本市が手がける事業も着実に成果が上がっているものと確信をしているところであります。 2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを成功させようと、全国的に機運が高まる中で、本市の児童、生徒が、将来のトップアスリートへの夢を身近なものにしていただくためにも、本事業を継続、発展させてまいりたいと考えております。 次に、図書館の障害者郵送貸出サービスの実施についてでありますが、障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(通称、障害者差別解消法)が、平成28年4月から施行されました。図書館では、全ての市民にひとしく図書館サービスを提供することを目指し、従来から図書館利用に障害のある方々へのサービスとして、大活字本、点字図書、録音資料等の障害者サービス用資料の収集や提供、また、拡大読書器、老眼鏡、ルーペ等による読書の援助に努めてきたところでございます。今回は、法成立の趣旨を踏まえ、図書館での障害者サービスのより一層の充実を図るため、障害者郵送貸出サービスを新たに実施しようとするものです。この障害者郵送貸出サービスは、身体障害者手帳等を有する方が、希望する図書館資料を電話、メール、ファクシミリで図書館にお申し込みをいただき、日本郵便株式会社の心身障害者用ゆうメールを利用して、自宅に郵送するサービスで、資料の返却も郵送で行うため、利用者は来館の必要はなく、自宅にいながら図書館資料を自己負担なく御利用いただくことが可能となります。 なお、開始時期については、来年1月5日からとしております。 今後は、このサービスの実施により、これまで障害により図書館への来館が困難であった方の利便性を向上させることで、図書館利用の促進を一層図ってまいりたいと考えております。 続きまして、今議会に提出させていただきました議案につきまして御説明申し上げます。 今回提出させていただきました案件は、条例案3件、補正予算案3件、決算の認定案17件、その他の案件7件の計30件であります。ただいまからその概要と提案理由の御説明を申し上げます。 第1号議案 阿南市環境保全推進協議会設置条例の制定につきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律の規定に準じ、本市域の自然的・社会的条件に応じた温室効果ガスの排出の抑制等に向けた市民、事業者、市等の各主体による取り組みを総合的かつ計画的に推進することを目的とした阿南市環境保全率先行動計画(区域施策編)の実施に係る連絡調整を行うため、阿南市環境保全推進協議会を設置するに当たり、地方自治法の規定により条例を制定しようとするものであります。 第2号議案 阿南市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定につきましては、農業委員会等に関する法律の一部改正に伴い、農業委員会の委員の選出方法が改められ、農地利用最適化推進委員が新設されたことから、本市におけるそれぞれの委員の定数及び報酬等に係る関係条例を改正する必要があるため、条例を制定しようとするものであります。 第3号議案 阿南市職員の育児休業等に関する条例の一部改正につきましては、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、非常勤職員に関する育児休業期間の上限の引き上げが可能な場合を追加するとともに、育児休業の再度の取得等をすることができる特別の事情に係る規定を整備するため、関係規定について所要の改正を行う必要があり、条例を改正しようとするものであります。 第4号議案 平成29年度阿南市一般会計補正予算(第4号)につきましては、国県補助金の確定または変更に伴う事業費の補正及び地域総合整備資金貸付事業、障害者総合支援給付などの社会保障関連経費の不足分等、事務事業執行の上での必要額を補正するとともに、商工業振興センター指定管理者業務委託及び市道の惣道線整備事業に係る債務負担行為の追加をするもので、歳入歳出それぞれ3億4,990万円を追加し、予算総額を347億4,330万円にしようとするものであります。 第5号議案 平成29年度阿南市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入では、前年度からの繰越金を財源とし、歳出では、前期高齢者納付金、過年度支出金、基金積立金を増額しようとするもので、歳入歳出それぞれ2億5,425万4,000円を追加し、予算の総額を101億3,525万4,000円にしようとするものであります。 第6号議案 平成29年度阿南市羽ノ浦農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入では、一般会計繰入金を財源とし、歳出では、施設の維持管理費を増額するもので、歳入歳出それぞれ250万円を追加し、予算の総額を1億4,970万円にしようとするものです。 第7号議案 平成28年度阿南市一般会計歳入歳出決算の認定から第23号議案 平成28年度阿南市西春日野生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定までの17議案につきましては、平成28年度の一般会計並びに16特別会計の歳入歳出決算でありまして、地方自治法の規定により議会の認定を求めるものであります。 第24号議案 辺地に係る公共的施設の総合整備計画につきましては、辺地対策事業として、伊島辺地の公共的施設の整備を実施するため、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律の規定により議会の議決を求めるものであります。 第25号議案 徳島県市町村総合事務組合規約の変更につきましては、徳島県市町村総合事務組合の規約の変更の協議について、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 第26号議案 指定管理者の指定につきましては、阿南市商工業振興センターの管理運営について、平成30年度から平成32年度までの3年間、阿南商工会議所を指定管理者に指定いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 第27号議案 阿南市中央学校給食センター新築工事のうち、建築工事の請負契約の締結、第28号議案 同じく中央学校給食センター新築工事のうち機械設備工事の請負契約の締結及び第29号議案 同じく中央学校給食センター新築工事のうち電気工事の請負契約の締結につきましては、現在、市内に学校給食施設が8カ所あり、その中でも5施設について老朽化が著しく、多発する建物・設備機器の修繕、衛生面等の対策が必要となっております。 また、ウェット方式であるため、最新の衛生基準に対応が困難なことや集約、統合していくことがランニングコストを節減させる最も望ましい姿であると考えており、中央学校給食センターを阿南中学校西側に建設し、伊島を除く3センターに統廃合することにより、耐震化率の向上、衛生基準に対応した食の安全化、調理業務内容による適正な人員配置と効率化が見込まれ、災害時等においては、炊飯施設を稼働できる自家発電設備を備える鉄骨づくり2階建て、延べ床面積2,888.18平方メートルの施設を建設するものであります。 第27号議案、建築工事につきましては、去る11月9日に一般競争入札に付しましたところ、代表構成員鳳建設株式会社、構成員神原建設株式会社、構成員中川建設株式会社の3社から成る鳳建設・神原建設・中川建設阿南市中央学校給食センター新築工事のうち建築工事企業体が7億7,436万円で落札いたしました。 次に、第28号議案の機械設備工事につきましては、去る11月14日に一般競争入札に付しましたところ、代表構成員港産業株式会社、構成員三晃産業株式会社の2社から成る港産業・三晃産業阿南市中央学校給食センター新築工事のうち機械設備工事共同企業体が2億6,676万円で落札いたしました。 次に、第29号議案の電気工事につきましても、去る11月14日に指名競争入札に付しましたところ、阿南市富岡町玉塚21 三笠電機株式会社阿南営業所が1億5,390万円で落札いたしましたので、それぞれ請負契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 第30号議案 動産の買入れにつきましては、阿南市中央学校給食センター新築工事に伴う厨房機器の購入であります。 厨房機器につきましては、省エネ型連続炊飯器、真空冷却器、移動台、ガス回転釜、蒸気回転釜等でございまして、去る11月6日に指名競争入札に付しましたところ、徳島市佐古二番町5-1 株式会社中西製作所徳島営業所が4億2,120万円で落札しましたので、購入契約を締結いたしたく、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 なお、人事院勧告等に伴う条例の改正案及び補正予算案につきましては、国会の審議状況を見きわめながら、また、監査委員の選任つきましても、後日追加提案をさせていただくことにしておりますので、御了承を賜りたいと存じます。 以上、御提案いたしました議案の概要について御説明申し上げましたが、説明不十分な点も多いかと存じますので、今後の御審議を通じまして御説明並びに御質問にお答え申し上げたいと存じます。何とぞ十分な御審議を賜り、原案どおり御承認賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(住友進一議員) 以上で提案理由の説明が終了いたしました。 続きまして、第7号議案から第23号議案までの計17件の決算認定議案について監査委員の報告を求めます。 岩淺英二郎代表監査委員。   〔岩淺代表監査委員登壇〕 ◎代表監査委員(岩淺英二郎) 議長の御指名がございましたので、監査委員を代表いたしまして、平成28年度阿南市一般会計及び特別会計の決算並びに各基金の運用状況等の審査結果について御報告申し上げます。 地方自治法第233条第2項及び第241条第5項の規定により提出されました決算書及び関係書類について、去る7月27日から9月7日にわたり、古山委員、日下委員とともに審査を実施し、会計管理者所管の関係帳簿、証拠書類などにより照合を行った結果、各会計における計数に誤りはなく、かつ会計の差し引き残高は、市金庫、関係金融機関における金額に一致し、各基金につきましても適正に管理されていることを確認いたしました。 詳細につきましては、お手元の意見書のとおりでありますが、その概要について申し上げます。 まず初めに、一般会計の決算につきましては、歳入総額368億841万7,000円、歳出総額352億1,364万2,000円で、歳入歳出差し引き額は15億9,477万4,000円となり、翌年度への繰越財源14億8,215万8,000円を差し引いた実質収支は1億1,261万6,000円の黒字決算でございます。 一般会計の財源別歳入について、自主財源は203億2,050万8,000円であり、前年度に比べ市税や繰越金などが減少したものの、繰入金などが増加したことにより20億1,335万8,000円増加しております。主な財源である市税の収入済額は134億2,099万8,000円で、前年度より4.8%減少しております。依存財源は164億8,790万9,000円で、前年度に比べ5.9%増加しております。 また、一般会計における収入未済額は10億1,672万1,000円で、不納欠損額は5,452万7,000円であります。 市税負担金、使用料等については、負担の公平性と財源確保の観点から、徴収率の向上に粘り強く取り組むことを望みます。 次に、特別会計16会計の決算につきましては、歳入総額196億6,099万7,000円、歳出総額192億3,643万円で、歳入歳出差し引き額は4億2,456万7,000円となり、翌年度への繰越財源271万4,000円を差し引いた実質収支は4億2,185万3,000円の黒字決算となっております。一般会計からの繰入金の総額は27億6,384万1,000円で、前年度より161万3,000円増加しております。特別会計全体の収入未済額は5億1,446万8,000円で、不納欠損額は3,680万5,000円であります。収入未済額の減少になお一層努められるよう願うものであります。 全会計における市債の当年度末現在高は、前年度末より8億2,283万1,000円増加の401億355万6,000円であります。多額の市債残高は、財政を圧迫する要因になることから、将来にわたる財政負担を十分に考慮した計画的な市債管理を望むものであります。 財政調整基金を初めとする38種の基金の当年度末現在高につきましては、230億6,507万円で、前年度末より25億97万1,000円減少しております。本市におきましては、今後も多額の財政需要が続くことが予想されるため、市税を初めとする自主財源のより一層の確保に努め、限られた財源を生かす効率的な予算執行を心がけることにより健全な財政運営を図り、市民が安全で安心して暮らせることができるまちづくりを期待いたします。 以上をもちまして報告とさせていただきます。 ○議長(住友進一議員) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 次回は12日に会議を開き、市政に対する一般質問を行います。御協力よろしくお願いいたします。   ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝    散会 午前11時 3分...