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  1. 小松島市議会 2022-12-04
    令和4年12月定例会議(第4日目) 本文


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2022年12月08日:令和4年12月定例会議(第4日目) 本文 ◎ 議長(米崎賢治議員)ただいまより本日の会議を開きます。  本日の議事日程については,お手元に配付いたしましたので,御了承願います。 ─────────────────────────────────────────── ◎ 議長(米崎賢治議員)これより,本日の日程に入ります。  日程第1 議案第83号から議案第103号までについて,一括議題といたします。  議案に対する質疑及び市政に対する一般質問を続行いたします。  通告の順序に従い,順次発言を許可いたします。  16番,杉本議員。               [16番 杉本 勝議員 登壇] ◎ 16番(杉本 勝議員)おはようございます。  3日目の1番目ということで質問をさせていただきます。  令和4年6月にも質問させていただきました部門につきましては後で語らせていただきますが,今日は2問ということでありましたが,初日の南部議員,それと,2日目からの近藤議員のお2人の方の質問に重複いたしますので,私のほうからはあえて質問の部門を控えていきたいかなと,このようには思っております。  1問目の本港地区活性化事業につきましては,先ほども言いましたように,重複しておりますので,この問題につきましては,2人の答弁とともに,今後,市長の言葉どおり,にぎわいのあるまちづくり,また,小松島市が活気のある市としてこの事業が着実に推進し,期待しながら見守り,未来の小松島市に託したいと思います。  1問目の本港地区活性化事業につきましては,そういう内容で,今回の12月定例会議につきましては,私のほうからの質問は置かせていただきたいと思います。  それでは,2問目の森林問題について御質問をいたします。  2問目の森林問題でありますが,この問題につきましては,過去に私が2回質問したことがございます。現在の市長さんはそのときにおいでなかったのですが,そういう形で,こういうことに対しての心配を数年前からはしておりましたが,今回も,いろんな意味で,小松島市だけではなくいろんなところで全国的に起こっておる問題ではないだろうかと,私は思っております。  この中で,野鳥の生き方の考え方,ここらにつきましても,国も県も市もお互いに考えていかないと,捕獲するだけでは解決策は見いだせないと思っております。そのためには森林環境が大切だと思っております。それにつきまして,本市に配分されました森林環境譲与税につきまして,これまでの鳥獣対策として執行された経験があるのかないのか,そこらあたりも聞いてまいりたいと思います。  先般,新聞紙上で,私にこういう質問をしろと言わんばかりの報道がされました。令和4年11月25日の新聞紙上で,「市町村の執行率が56.9%,有効な使途を見いだせず」という基金の繰入れの文章が出ておりました。これにつきまして,私も当初から発言しておりました今回の野鳥の生息について,また野鳥の生活についてのことも述べさせていただきましたが,今回こういうふうな記事が出ましたら,この基金を使っておるのかいないのか,お聞きしたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)杉本議員の御質問にお答えいたします。
     森林の整備や保全を進めるために本市に配分されました森林環境譲与税につきましては,令和元年度からの総額で約814万円でございますが,これまでに鳥獣等被害対策に関する事業への充当財源としたことはございません。               [16番 杉本 勝議員 登壇] ◎ 16番(杉本 勝議員)御答弁いただきまして,ありがとうございます。  私が先ほど言いましたように,過去に二度もこういうお話をしてあるにもかかわらず,森林環境譲与税というのは,必ずしも,私の言っている,この全てをする税金ではないということも新聞紙上には書かれておりますが,これは,木の伐採とかいろんなそういう部分に対してする,また,地域の方からも,年間1,000円の上乗せをした徴収をして譲与税の財源にしておるというような項目も書いてはございますが。皆さんも御存じのように,先般も小松島市にイノシシが出ました。そして,この問題は小松島市だけではなくて,全国的にイノシシ,熊,鹿,いろんな部門が出ております。そういう形の中で,この問題について,行政としても考えていかなければ,今小松島市で,最近は大いに新聞紙上をにぎわし,報道関係も非常にあちらこちらを走られて報道されております。こういうものについては,今後とも,どのように行政として取り組んでいただけるのかということは,私は前々から言いまして今回で3回目でございますので,そこらあたりも十分に考えていただきたいと思っております。  そういう形の中から,里山のイノシシが下りてきて農地を荒らす。山には餌がないために,森林環境譲与税を活用して鳥獣対策として森林整備を行うような予定があるのかないのか。そこらもお聞きして,今後とも,この問題について追及なり,また論議をしてまいりたいと思っておりますので,御答弁をお願いしたいと思います。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)議員の御質問にお答えいたします。  本市の森林環境譲与税事業充当における執行率は県内においても低い水準となっていることから,効果的な活用方法について継続して研究しているところでございます。この中で,他の自治体で生活環境の保全や鳥獣害対策を目的として集落周辺の竹林の伐採に対する補助を実施した事例もあることから,本市の実情に応じた取組を検討してまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますよう,お願いいたします。               [16番 杉本 勝議員 登壇] ◎ 16番(杉本 勝議員)部長のほうから御答弁いただきまして,ありがとうございます。  この話は,前から発言をしておりますが,これといった決め手の御答弁もいただくこともなく,ただ淡々と進んでおるような状態と私は思っております。しかし,鳥獣被害防止事業というのがある中で,毎年この部門についてもお金が支払われて行われております。年度によりますと,51万円から86万円という金額それぞれですが,この部門におきましても,私の聞くところによりますと,この予算において,どれだけ行政が本当に携わって現場の物事に対してどういう関心を持たれてこのことをやられておるのかなということが,考えさせられるところがあるのではないだろうかと思っています。  この問題につきましては,行政の方よりは現地でこういう鳥獣防止の事業をされている方が中心でされているようなお話も聞いておりますが,あくまでも,予算は市から出されておりますので,予算がどのように執行されておるかということも,行政として十分に見る必要があるのではないかなと私は思います。予算の問題につきましては,前にも,議会の中で,内容が若干おかしいというお話もありましたので,そういうところから,もう少し行政として関心を持ち,このお金がいかにどのように使われておるのだろうかということも考える必要は,私は,大いにあるのだろうと思っています。  例えば,令和3年にはイノシシが146頭,カラスが168羽,ムクドリ67羽,カワウが70羽,ドバトが83羽というふうな,こんな記録も予算の中に報告されておりますが,果たして,こういうふうな記録がされて,それで本当にいいのだろうかと。私が過去に心配をして,小松島市の山林の中で生息する鳥,獣,そこからの命の問題について,また環境の問題について,皆さんが今までいかに考えてこられたかということを,もう一度,お尋ねしたいと思います。本当に考えていますか。考えて十分手続をしておれば,捕獲ばっかりで解決するということは,私は,ないと思うんです。  ですから,そういう意味においても,これから,先ほど言いました森林環境譲与税につきましても,伐採の部門でありますけども,十分説明して,そして,ここにあります市の予算として取り入れていただいて,814万円が206万円しか,25.4%しか使われていないというようなことではなく,昨日もそういうお話があって,すばらしい予算を取られて行政がすばらしいことをしてくれているなと言われるお話も,佐藤議員のほうからもありましたが,それだけではなくて,現実に,今このように世間を騒がせて,子どもさんもけがをされたという現状でありますので,そこらをもう少し考え直して今後も取り組んでいただく必要が大いにあるのではないだろうかと,私はこのように思っております。  そういうことを申し述べて,今後とも考えていただいたらと思っております。御答弁は要りません。  それでは,次の3問目にまいりたいと思っております。  2問目のイノシシの被害についてというのは,佐野議員のほうからいろいろ質問され重複している点もございますので,あえて,この部分については置きたいと思います。  3問目の行政の指導や民間の協力で被害を減少できないかというお話ですが,この問題につきましても,行政がただ鳥獣の話ばっかりをしたのではできないと私は思っています。そのためには,行政と民間の方が共に手を取り合って,森林の環境をいかに整えるか,そして,そこに住む鳥・獣などがどのように安定して生活できるかということも考えることは,人間として当然でないだろうかと思っております。人間だけの安全性を考えて生きていくということは,地球上におけるその他の生き物,生息しているものに対しての考え方は変わって偏見でないだろうかと,そんな感じもいたします。ですから,地球でおるみんなが共に,多かれ少なかれ,生存し合いながら生きておるところがあります。まして,小松島市の山の中に,皆様御存じのように,環境で言いますと,小松島市の山は非常に荒れています。前市長のときからもそういうお話を私はしておりましたが,そのときにも,竹林についても整備をするとお話もありましたが,この問題は今の問題と直接関係はございませんけれども,そういう中からこれからもやっていく必要があるんでないだろうかと,このように思っております。  そういう形で,先ほど言いましたように,行政の指導で民間に,個人の所有する農地や山林について,有害鳥獣が人里に出没することがなく森の中で過ごせるためには環境整備が必要だと思いますが,行政として,このことについてどのように指導できるか,また,どのようにこれからやっていくかについて,御答弁をお聞きしたいと思います。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)議員の御質問にお答えいたします。  この件に関しましては,以前から,議員,委員会等で御質問をいただいておるところでございます。その際にも御答弁させていただいておりますように,国は有害鳥獣の捕獲や侵入防止を主体とした施策を進めておりまして,議員からの御提案に沿ったような内容ではない状況にございます。  近年,本市を取り巻く状況を鑑みますと,少子高齢化により人口が減少傾向にあり,中でも,農業者人口は急激に減少しているところであります。このような状況の下,特に山間部において山の手入れが行き届かなくなっていることから,少なからず存在した緩衝地帯が消滅し,人と野生動物が近接する事態が生じるようになっております。  このように,管理されない山林が増加し続ける中で,議員の御指摘にもありましたような,山林所有者と行政との協働による対策の推進は,高齢化等の課題がありますことから,他の自治体と同様,大変厳しい状況があるものと認識しております。先ほどの御答弁でもさせていただきましたが,本市の実情に応じた取組を今後検討してまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。               [16番 杉本 勝議員 登壇] ◎ 16番(杉本 勝議員)御答弁いただいてありがとうございます。  検討されるというお話でありましたが,検討されるものであれば,従来からの私の発言にも何らかの検討はされたと思います。それと,これが国のほうからのそういう問題と私の言っている話とはちょっとかみ合わないというお話もあるようですが。では,この問題は,私のこういった話について,行政としては考えることなくそのまま流していくだけのお話ですか。このお話が,この前の子どもさんがけがされたことが,もし,もう少し大きなけがでもされ生命にも関わるようなことが起きた場合は,行政としてはどうされるのですか。人命の救助,安心して住める小松島市,こういうことを言われておって,今のようなお話で御答弁いただいて,「はいそうですか,よろしくお願いします」と言うことは,これ3回目ですので,この問題については,「分かりました」という御返事はできかねます。本当に,そういうお話で行政として説明できた,答弁ができたと,この問題に思われるんでしょうか。この問題については,今ここで論議しても即解決する問題ではないと私は思っておりますが,検討されるだけではなく,本当に取り組んで,次にどういう角度でどのようにすればよいか。そして,小松島市の町の中にこれからも来るであろうイノシシをどのように,捕獲だけでなくそれ以外の方法でもできないかという考え方をするのが行政であり,市民の皆様が,住んでよかった小松島,安心して住める小松島になるのでないだろうかと私は思っています。  そういう意味で,この問題については,今,即返事をくれとは言いませんが,今後,行政のほうで十分考えていただいて,どういう方法でこの問題について対処していくか,そして,子どもさんとか女性とか弱い方がイノシシなどに襲われることがないような小松島市にするために考えてもらいたいと,かように思います。  ですから,御返事は,今日の質問の中では,市長,要りませんので,今後考えていただいて,それにまた見合ったこれからの取組を,再度報告をいただけるようにお願いをしたいと思います。そうしないと,何日もの間,長いこと報道されて,「イノシシイノシシ小松島市」という報道をされてこのまま置くようなことでは,小松島市の中で安心できる状態ではないということは,小松島市民の皆様方も知っておられると思います。  まして,町なかの方も最近は恐怖心を感じております。山の近いところの町であれば,これからもたくさん出てきます。昨日の佐野議員の質問にもありましたけど,6匹ですよ,出ておるのはね。その後で確認したらあと4匹出てきましたと言っていましたから10匹ですよ。10匹のイノシシ小松島市の民家のところに下りてくるわけですよ。それで本当に安心できますか。  そういう意味で,今後ともこの問題については,私のほうから提案なり,また,皆さんのほうにそういうふうにお願いをしておきたいと思いますので,この分についての御答弁は,今日は結構でございますので,後日検討され,そして取り組んだ内容についての御報告をお願いしたいと思いますが,その御答弁の御返事はいただけるでしょうか,その部分だけお聞きしたいと思います。お願いします。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)議員からの御質問にお答えいたします。  議員から御指摘もありましたように,今般,イノシシが市街地のほうに出没するというような事態になりまして,しかも,人が被害を受けたという現状につきまして重く受け止めております。こういった中で,本市としてできるような対策はないかということで,国のいろんな制度,そういったものも含めまして,本市の実情に応じた取組を検討してまいりたい。これからも,有害鳥獣の捕獲もしておりますけれども,さらにそのあたりをしっかりと検証してまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。               [16番 杉本 勝議員 登壇] ◎ 16番(杉本 勝議員)御答弁いただいて,ありがとうございます。  今回の質問につきましては2問ありましたが,1問も2問も両方とも他の議員と同じ質問になりましたので,私の質問は非常に少なくなりまして,最後に部長にお願いして,またこのお取組をしていただけるということになりましたので,今後ともよろしくお願いしたいと思います。  以上をもちまして,12月定例会議の私の質問を終わりたいと思います。皆さん,御清聴誠にありがとうございました。(拍 手) ◎ 議長(米崎賢治議員)小休いたします。                午前10時29分  休 憩 ───────────────────────────────────────────                午前10時32分  再 開 ◎ 議長(米崎賢治議員)小休前に引き続き会議を開きます。  10番,広田議員。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員)おはようございます。新風はなみずき広田和三でございます。  令和4年12月定例会議において質問をする機会を得ましたので,通告に従って質問をさせていただきます。  さて,12月に入り,寒さが一気に押し寄せてまいりました。カレンダーも残すところあと20日余りとなりました。また,新型コロナウイルスの感染も,昨日は県下で689人もの感染が確認され,拡大がいまだに終わりの見えない状況となっています。一日も早く収束し,以前のごく当たり前のごくありふれた楽しい生活に戻るよう,願ってやみません。  さて,今回は,市道等の安全について,小松島市の農業支援について,小松島市の条例・規則の遵守について,以上,3つの項目についての質問をする予定でございましたが,最初の市道等の安全については,地域の安全,防犯対策として街路灯の整備についての内容で質問する予定でございました。昨日,佐野議員さんが通学路の安全対策を含めて同じ内容の質問をされましたので,1つ目の市道等の安全については質問を割愛させていただき,2つ目の小松島市の農業支援についてから質問を始めさせていただきます。  農業関係者から発せられる常套句に「農業を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります」,この表現は今に始まった字句ではありません。かれこれ30年以上も前から発せられている表現でございます。近年では,私の周りでも,生産者高齢化に加え,後継者不足から田んぼを預けるなどして農業から身を引く現状が多くなってきました。9月定例会議で承認されました認定農業者に対して一律に10万円を給付するという給付金事業について,まず,お伺いします。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)広田議員の御質問にお答えいたします。  認定農業者支援給付金給付事業につきましては,本市農業持続的発展に向けて高い意欲を持ち農業に取り組まれている認定農業者に対し,新型コロナウイルス感染症拡大ウクライナ危機等を背景とした農業資材等の高騰への対策として,農業経営安定化を図るため,手厚い支援が必要という考えから実施しているものでございます。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員)今年8月31日に,地元新聞に「小松島市が農業者に10万円支給」と,こんな大きな見出しが躍りました。農家の方からも朝早くから電話がありました。「うちもくれるんじゃな」という表現です。  ところが,よく読むと,給付の対象となるのは,市内に居住し拠点を置く認定農業者であるというのが条件でございました。市のホームページを検索して小松島認定農業者支援給付金給付事業という項目を開けますと,最初には事業の趣旨が次のように書かれております。  「新型コロナウイルス感染症拡大に加え,ウクライナ情勢などを背景とした農業資材費高騰により,経費の増加が負担となっている市内に住所を有している認定農業者に対し,農業経営安定化を図るための対策として給付を行うものです」とあります。この中でうたわれている,新型コロナウイルス感染症拡大に加え,ウクライナ情勢などを背景とした農業資材費高騰により経費の増加が負担となっているとありますが,経費の増加が負担となっているのは認定農業者だけなのか,お伺いします。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)議員の御質問にお答えいたします。  先ほどの,認定農業者支援給付金給付事業の給付の趣旨等でございますが,これにつきましては,新型コロナウイルス感染症拡大ウクライナ危機等を背景とした農業資材等の高騰への対策ということでございますが,これについては,認定農業者だけではなく一般の農業者に対してもこの影響は受けておるものという認識はございます。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員参考資料を掲示しますので,御覧ください。(資料をスクリーンに映す)  この表は,地元のJAさんが取り扱っている水稲の一般的な元肥の,令和になってからの20キロ1袋当たり税込み価格を提示したものです。令和3年11月の20キロ1袋当たり税込み価格の単価は4,125円。令和に入ってからの数字とあまり大差なく推移しております。  しかし,今年6月に入りますと一気に価格が上昇しました。20キロ1袋当たり税込み価格が2,000円も上昇しました。現在の20キロ1袋当たり税込み価格は6,237円となっています。世界情勢から見ても,しばらくの価格上昇は続くものと見られます。  御承知のとおり,肥料価格の高騰は,原料のほとんどを海外輸入に頼っているのが現状であります。特に肥料の原料の生産国であるロシアへの経済制裁によるロシアからの供給の停滞,中国の輸出規制,また,最近の運搬輸送に係る船舶燃料の高騰に加えて,大幅な円安などが入り交じって関係しております。  ちなみに,水稲栽培には,土地の土質にもよりますが,10アール当たり,1反当たり平均で2袋,40キロの元肥を施すのが基本でございます。先ほどの肥料価格の上昇分,10アール2袋分で4,000円。1ヘクタール作付されている生産者は4万円,2ヘクタール作付されている生産者は8万円と,耕作面積に応じて肥料も必要量が増えていきますので,その負担も増大してまいります。  認定農業者に対して農業経営安定化を図るための対策として給付を行うというのであれば,一般の農業者に対しても同じように対象とするべきではないでしょうか。せめて,肥料価格の上昇差額分として,認定農業者との数字で逆転しない範囲の金額,私の案ということで,1反2,000円の助成はできないでしょうか。  小松島市内の水稲の生産農家は約900戸あります。小松島市の基幹産業の1つである水稲農家の救済には,認定農業者だけではなく,零細な水稲栽培農家にも同じように満遍に,ぜひ,支援の対象としていただきたい。小松島市の栽培面積の規模別で単純計算すると,総額で2,500万円から3,000万円の範囲内で支援額という金額の数字がはじき出されます。水稲の作付証明書,耕作証明書等から面積割りなどをして算定するのを数字の根拠として,零細な水稲栽培農家にも平等に助成ができるものと思いますが,市の考えをお聞かせください。              [産業振興部長 茨木昭行君 登壇] ◎ 産業振興部長茨木昭行君)議員の御質問にお答えいたします。  水稲に限るものではございませんが,現在,国におきまして,今後の化学肥料の低減や堆肥等の活用推進の取組を行う農業者に対しまして,前年度から増加した肥料費につきまして70%を支援する事業が実施されております。さらに,徳島県からも,国の70%の支援に併せ,残り30%の半分である15%の支援を国と一体的に実施し,生産者負担を15%とすることで,より一層の負担軽減が図られているところでございます。  このように,国及び県の支援が,販売を行う農業者という広い範囲を対象としていることから,先ほど御説明いたしました10万円給付金事業の対象者を認定農業者のみに限定した理由の1つではありますが,議員のおっしゃるとおり,これら国・県の肥料高騰対策のみでは,厳しい経営状況に直面している水稲農業者をはじめ,市内農業者全体の維持や継続につなげていくことは,現在,困難な状況であることも承知をしております。御理解賜りますよう,よろしくお願いいたします。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員)8月の新聞報道のときに,認定農業者だけでなく,個人の農業経営者の分の助成の金額と併せて同時に発表してほしかったと思います。  後出しでお願いできんかと言っても,予算の関係,数字的な根拠の積算もなかなかできないと思いますが,そこらは,担当課が一生懸命数字を持っておりますので,これはどうですかと言った場合は根拠も出てくるものと思います。遅くても結構ですので,来年度の予算づけに,はめてもらいたいというのが本音ですが,予算がないと言えばそれで終わりかもしれませんが,まだこれからも肥料の高騰というのは考えていかなくてはならないものと思っておりますので,小松島市の基幹産業である農業に対して行政の温かい政策で取り組んでもらいたいと思います。そして,全ての生産者に手を差し伸べていただきますよう,強くお願いして,次の質問に移らせていただきたいと思います。よろしくお願いします。  3つ目の小松島市の条例・規則について,9月定例会議に引き続いて質問をさせていただきます。  今年の定例会議,前回9月,前々回6月にも,条例・規則についての質問に対して,総務部長さんからは,答弁で全庁的に内容確認の作業を実施するということをいただいております。12月定例会議では条例の一部改正案が1件上程されているだけです。規則については,内部の関係でございますので議会の承認は得る必要はございませんが,12月定例会議,先ほど言いましたように,条例の改正案1件だけです。  さて,条例・規則等の見直し点検を現在までどのように取り組まれたのか,改めて,まず,お伺いします。               [総務部長 西照保彦君 登壇] ◎ 総務部長(西照保彦君)広田議員の御質問にお答えをいたします。  例規の点検の取組状況という御質問でございますが,本年9月定例会議以降,本定例会議までの例規点検の進捗状況に関しましては,条例では,議員からもございましたが,本定例会議に議案として上程をいたしております小松島市市道の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の1件をはじめ,規則においては,小松島市業務分掌規則,小松島市文書取扱規則,それと,小松島市住宅新築資金等貸付条例施行規則など5件,また,その他の規程・訓令等においては,小松島市文書の編集及び保存規程1件の合計7件の例規の改正を実施いたしております。  進捗状況,見直し状況については以上でございます。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員)総務部長からの答弁をいただきました。  表現は悪いのですが,前回,前々回の答弁と全く同じような表現です。前回も申しました。全く見直し作業の体をなしていないということを前回申し上げました。とても,総務部長さんが強く言っていました速やかにとは程遠いものと,私は思っています。国の法律や政令・省令に係る法改正などがあった場合は,積極的に改正を行いますが,内部の条例・規則は,僅かずつですが,改正もされていますが,全体の600を超える数字からいうと全く手つかずのままの状態だと,私は認識しております。  過去の答弁で「各担当課に対して所管する条例・規則の再確認を促し,不整合であるとか改正漏れについては速やかに対応しておるところでございます」と,質問のたびに何回も総務部長さんは述べております。現状はどうなのか,改めて,答弁を求めます。               [総務部長 西照保彦君 登壇] ◎ 総務部長(西照保彦君)広田議員の御再問にお答えをいたします。  例規の見直し等の現状ということでございますが,まず,9月定例会議での例規改正件数,これは,46件というふうにお答えを申し上げておりますが,それと比較をいたしまして大幅に,件数としては減少しておる,こういった結果になっておりますが,これにつきましては,9月定例会議の段階におきまして,行政実務の運用と所管例規とのそごについての整合性を図る観点に立ちまして,形式的な比較的軽微な案件をはじめ,内外の調整が必要とされる案件も含め,改正等の事務手続が整ったもののうち,条例議案につきましては,可能な限り,9月定例会議へ上程をさせていただいた,これが主な理由となってございます。  こうしたことから,自治体の例規につきましては,市民の皆様方の権利保護という観点からも,今後も継続的かつ主体的に組織また職員が実施していく必要がある,このように認識をいたしておりますので,御理解のほどよろしくお願い申し上げます。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員)御答弁ありがとうございました。  言葉は悪いんですが,言わなきゃしない,言われてもしない,と言われても当然だと思います。総務部長の言う,速やかに対応しているにもかかわらず長い期間放置され整合が取れていない条例・規則がまだあります。担当課長は,これは,承知しているものと思っております。  一般質問初日の出口議員からの犯罪被害者等支援条例の制定の質問でも,昨年12月の定例会議で出口議員が質問して1年が経過して,改めて,犯罪被害者等支援条例の制定はどうかという質問を今回しました。担当部局の答弁では,関係当局と協議・検討していくとかで,条例の制定すら,その姿が見えません。  条例の制定については,当然に,模範例というのがあります。他の自治体の先進事例もあるはずです。それらを参考にして小松島市に当てはまる語句・字句にしていけば,当然,もっと速やかに条例の制定というのができるものと思います。小松島市では,なかなか現実化していきません。  質問に対する答弁は,それはそれは,今回も同様ですが,すばらしい答弁が返ってきます。すばらしい答弁を一生懸命考えるのではなく,一生懸命考えるのは整合が取れていない例規を1つでもなくすことだと思うんです。  先ほど総務部長の答弁の中に,自治体例規については,市民の権利保護の観点からも,継続的かつ主体的に職員が実施していく必要性があるものと十分認識しておりますという御答弁がありました。条例・規則の遵守に向けた根本的な解消をいつまでにめどをつけるつもりなのか,具体の形で示してもらいたいと思います。               [政策監 岡本光弘君 登壇] ◎ 政策監(岡本光弘君)広田議員の御質問にお答えいたします。  議員からお話のありましたとおり,条例・規則等の例規と行政実務との運用面においてそごがあるものの,庁内外において,なお,調整,協議を要するものや,他の法令や附属機関等での運用との関連性を理由として,今定例会議の段階において一部未処理となっている例規上の懸案事項等がございます。こうした懸案課題につきましては,例規所管課で一部調整中の案件もございますが,再度,全庁的な所管例規の適切な運用に向け,本年度内を目途に,最大限善処してまいりたいと考えております。
     今後におきましても,例規の継続的な適正処理を遵守すべく,常に直近の定例会議への条例議案の上程を念頭に,全庁的な情報把握と調整に努めてまいります。               [10番 広田和三議員 登壇] ◎ 10番(広田和三議員)政策監から御答弁いただきました。  政策監も総務部長も同じような答弁をずっと繰り返しております。回数を言っていいんですが,これ,何回目ですか。過去何回かの答弁の言葉を,前後を並べかえて組み合わせて答弁しているだけとしか,私は見えません。目新しい答弁の言葉を探してみてもあまりないと思います。  先ほどの政策監の答弁で,今年度内,3月定例会議が最終と思いますが,めどに最大限善処するとのことですが,最大限善処する,お役所言葉ではいい表現なんです。最後は,できなかったとは言わないでいただきたい。3月定例会議,出口は塞いでおきますので,対応はよろしくお願いしたいと思います。政策監は例規審査委員会の代表です。旗振りでもあるんです。期待しておりますので,よろしくお願いします。  もう一度,9月の定例会議でも言いましたが,改めて申し上げたい。各課の管理職を含めて,条例・規則が小松島市では基本ですよ。市民の方が相談に来ても,条例ではこうなっているんです,規則ではこうなっておりますと必ず出てきます。整合性が取れていない条例・規則を提示できますか。できない言い訳を並べるよりも,どうすればこれができるのか,こんな方法だったらできないだろうかというのを,常に市民の立場に立って実現できる方向を探してください。そして,住みよい小松島市にするために,いつまでも検討しているのではなく,スピード感を持って,市民生活がすばらしいものになるように積み上げていきませんか。市長さんの市政運営に対するスピード感と強いリーダーシップを発揮されんことを期待しまして,12月定例会議での私の一般質問,少し早いんですが,終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。(拍 手) ◎ 議長(米崎賢治議員)小休いたします。                午前11時05分  休 憩 ───────────────────────────────────────────                午前11時20分  再 開 ◎ 議長(米崎賢治議員)小休前に引き続き会議を開きます。  6番,橋本議員。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)皆さん,こんにちは。日本共産党の橋本昭です。  私は,12月定例会議に臨みまして4項目の発言通告を出しております。第1は広域ごみ処理施設整備計画とその後の対策です。第2は新型コロナワクチン接種と感染症拡大抑止対策。そして,第3はヤングケアラーへの対応支援。第4は子育て支援対策でございます。  ただ,この発言通告は一部変更させていただきますよう,今朝,議長にお願いを申し上げまして,第1番目に新型コロナワクチン接種と感染症拡大抑止対策から質問を始めていきたいと考えておりますので,どうかよろしくお願い申し上げます。  さて,新型コロナウイルス感染症の問題でございますが,思いますに,私が6月定例会議で質問をしたときには,徳島県内の1日の感染者数が七,八十人でございました。8月には,皆さんも御存じのように,1日に3,000人を超えるという日もあります。この12月,つい最近も600人とか800人とかというような感染者の数で,なかなか新型コロナウイルス感染症の終わりが見えないというような現状でございますので,今定例会議も,私,質問をさせていただくことにしたわけでございます。  そこで,まず初めに質問をいたします。  4回目のワクチン接種の,これ,私,9月定例会議でも質問しました。9月定例会議のときには,60歳以上の方のワクチン接種はどの程度であったのかということを質問して,理事者のほうから答弁をいただいたわけでございますが,最近,徳島新聞の11月15日の報道でこういうふうに書いてあるんです。新型コロナワクチンの4回目の接種率ということで,小松島市35.7%というふうに報道がされております。これは,多分,徳島新聞の報道は,全市民を対象にしたところの接種率ではないかと思うんですけども,現在の状況,どのようになっているのか,御説明をお願いできますか。              [保健福祉部長 田渕恭子君 登壇] ◎ 保健福祉部長(田渕恭子君)橋本議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナワクチンの4回目接種につきましては,接種対象者が60歳以上の方のほか,18歳以上60歳未満で基礎疾患を有する方,並びに医療従事者等でありました。9月定例会議において答弁いたしました接種率は,令和4年9月7日時点における4回目の接種者1万41名を,先ほど述べました接種対象者の合計1万6,646名で除して算定をいたしております。  それに対し,議員御指摘の報道による接種率は,議員の御質問の中にもありましたとおり,令和4年11月9日時点における接種者,本市の接種者1万2,976名を本市の全人口3万6,391名で除して算定をしている数値でございまして,9月定例会議における答弁の接種率とは分母の計算が違いますので,異なっているということでございます。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)ありがとうございます。  ところで,現在,オミクロン株対応のワクチン接種というのが行われております。このオミクロン株対応のワクチン接種の進み具合の現在の状況はどのようになっておりますか。              [保健福祉部長 田渕恭子君 登壇] ◎ 保健福祉部長(田渕恭子君)議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症が,毎年,年末年始に流行していることを踏まえ,令和4年9月14日の第37回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において,使用するワクチンをオミクロン株対応ワクチンとして実施する令和4年秋開始接種を予防接種法上の臨時接種に位置づけることが了承されました。このことにより,2回の初回接種を終了し,前回接種日から5か月が経過した12歳以上の市民を対象として,本市では,9月26日より,重症化リスクの高い高齢者の方等から,順次,接種券を発送し,10月3日より市内医療機関にてオミクロン株対応ワクチンの接種を開始しました。  また,10月21日に厚生労働省より接種間隔を5か月から3か月に短縮する事務連絡があったため,接種間隔短縮により,新たに対象となる方には接種券を同月31日に送付し,11月以降は接種間隔に応じて,順次,接種券を送付しております。  接種状況につきましては,市内22医療機関及び県主導の大規模集団接種会場等での接種が可能で,11月末時点において市民5,296名の方がオミクロン株対応ワクチンを接種しております。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)実は,私も,先日,オミクロン株対応のワクチン接種を済ませました。  ところが,私,いろんな,私と同年配の方に,「あなたはどうですか,ワクチン接種を済ませましたか」というふうに質問をしますと,「いや,私はもう5回目のワクチン接種はしないんですよ」と言うわけですね。これは,ワクチン接種は強制ではありませんからね。私も,「そうですか」と言うて,「どうしてせんのですか」と聞きますわね。そうしますと,「どうも副作用があるような」とか,あるいは「後遺症のことが心配だ」ということで,結構多いんですよ,そういうふうに答える人がね。  私は,ワクチンを接種しますと症状の重症化を防ぐことができるというふうに思っておりましたから接種をしたり,また,しないという方にも説明をしておるんですけど。どうも,オミクロン株対応のワクチン接種が,接種率が伸びないのではないかと心配をしておるわけでございますけど,これ,強制ではありませんので,しかしながら,市のほうは接種率を上げないかんでしょう。どういうふうに説明をしているのか,御説明を願えますか。              [保健福祉部長 田渕恭子君 登壇] ◎ 保健福祉部長(田渕恭子君)議員の御質問にお答えいたします。  議員の御質問の中でもございましたが,オミクロン株対応ワクチンの接種をしないと考えられる理由として,副反応への懸念やワクチンの効果に対する疑問が背景にあると推測いたしております。  接種を御検討いただくためには,ワクチンに関する正しい情報をお示しすることが大切であると考えております。そのため,新型コロナワクチンの接種券を送付する際には,ワクチン製造業者別の説明書を同封しております。説明書には,ワクチンの特徴と必要性を含めた効果,接種を受けることができない人や,受けるに当たり注意が必要な人及び副反応等が記載されているため,市民の皆様が接種を検討する際の参考としていただいております。  また,本市コロナワクチンコールセンターや保健センター窓口におきましても,市民の皆様の疑問や不安に対して丁寧かつ正しい情報提供に努めているところでございます。加えまして,最新の新型コロナワクチンに関する情報が確認できるよう,厚生労働省のホームページにリンクすることができる市ホームページを作成しております。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)新型コロナウイルスは,自分が生き延びていくために,今はオミクロン株と言っておりますけど,また形を変えていくという,派生型と言うんですか,そういう変異をしていくウイルスになっていくということが,日本国内でも幾つか新しい発見がされておるわけでございます。ですから,これからインフルエンザもあるでしょう。そういうことで医療機関は大変な状況になるのではないかというふうに,私は思っております。  次の質問に移ります。  実は,徳島県教育委員会は,去る11月14日,希望する教職員に対し,抗原定性検査キットを活用した集中検査を実施するよう求めております。本市の現在の実施状況を説明していただけないでしょうか。               [副教育長 勢井孝英君 登壇] ◎ 副教育長(勢井孝英君)橋本議員の御質問にお答えいたします。  新型コロナウイルス感染症の感染者増加に伴いまして,11月14日18時から,とくしまアラートが感染警戒・前期,現在では感染拡大初期と言いますが,感染警戒・前期に引き上げられております。その対応といたしまして,県教育委員会が各市町村教育委員会に対しまして,基本的な感染防止対策の徹底や,感染拡大を防ぐための各種無料検査制度の12月末までの延長,早期のワクチン接種の検討などの指示・連絡をしてございます。その指示・連絡には,学校内での感染拡大を防止するため,先ほど議員のほうのお話にもあったとおり,検査を希望する教職員を対象に学校を通じて抗原定性検査キットを配布しまして,11月28日を目途に週3回の検査を実施するようにとのことがございました。  本市の各学校現場におきましては,検査キットの希望申込数は,市内の幼稚園,小学校,中学校を合わせまして912個ありまして,現時点では,希望者全てが検査を終了しております。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)新型コロナウイルスですね,小さい子どもさんの間にも感染が広がっておるというのが現状ではないでしょうか。  次の質問に移ります。  私,毎定例会議ごとに質問しておるんですけど,私が一番気にしておりますのは,症状のない人,無症状の人。症状がありませんから,自分が新型コロナウイルスに感染しておるという自覚がございませんから,あちこち歩くでしょう。専門家の間では,全部ではないんですけど,空気感染,これを防ぐのが大事なんだと言う人もおるわけですね。  そういうことで,無症状の感染者を早期に発見し保護するためには,私は,PCR等の検査拡大が必要ではないかと思うんです。これは,9月定例会議でも言いました。PCR等の検査は,阿南市,徳島市,あるいは鳴門市はやっております。そういうことで,いつでもどこでも誰でも無料で検査ができる方法を,ぜひとも,小松島市内でも実施していただきたいと,このように私は考えておるわけでありますけれども,小松島市当局のお考えを聞かせていただきたいと思います。              [危機管理部長 吉岡忠則君 登壇] ◎ 危機管理部長(吉岡忠則君)橋本議員の御質問にお答えいたします。  国の基本的対処方針によりますと,第8波における対応として,診療,また検査医療機関の箇所数の増加に加え,地域の感染状況に応じた診療時間等の拡大などの取組を行うことや,薬局等で購入できる自己検査キットの確保を図るとともに,都道府県等は集中的実施計画を策定し,感染多数地域の高齢者施設,保育所,幼稚園,小・中・高等学校等の職員などに対する検査の頻回実施を行うこととされております。  また,徳島県では,無症状者に対する検査として,抗原検査やPCR検査が無料で受けられる一般検査事業や,帰省者等向けの事前PCR検査について,これは,来年1月まで延長したことに加え,感染状況に応じて高齢者施設や児童利用施設,さらには学校等において集中的な検査を実施しているところでございます。そういった状況でございますので,市が独自に検査事業を実施することは,現在,考えておりません。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)私は,検査というのは必要だと思っております。  以上で,新型コロナウイルス感染症拡大抑止対策の質問は終わらせていただきます。  次に,広域ごみ処理施設整備計画とその後の対策について質問をさせていただきます。  広域ごみ処理施設整備計画は,皆さんも御存じのように,11月30日に5市町の首長が参加した連絡会議で,徳島市の内藤佐和子市長が事業からの撤退を表明いたしました。さらに,12月5日には,小松島市役所に小松島市,勝浦町,石井町,北島町の4つの市町の首長が出席をいたしまして協議した結果,連絡会議の枠組みは解散をし,各自で最善の方法を模索していくことを発表しております。  私は,徳島市がなぜ脱退に至ったのかの経緯を検証する必要があると思っております。  実は,今から2年前の令和2年6月に行われました小松島市長選挙に当選した中山氏が,当選直後に,広域ごみ処理施設整備計画の凍結を徳島市が掲げていることを受けて,徳島市が撤退ならば5市町でやりますよとの見解を表明いたしました。この見解の表明は,広域ごみ処理施設整備は,徳島市が参加しなくてもできますよということを内外に発表したことになると私は思うんですけど,私の考えに対する市当局の答弁をいただきたいと思います。                [市長 中山俊雄君 登壇] ◎ 市長(中山俊雄君)私の就任直後の発言は,様々な課題が山積している中,一つ一つ真摯に向き合う決意と覚悟を示すものでありました。その真意を御理解いただけず曲げられた御質問に対しては,お答えすることはできません。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)論理的に考えますと,徳島市が撤退なら5市町でという見解は,私が先ほど申しましたように,広域ごみ処理施設整備は徳島市が参加しなくてもできるという結論になるのであります。これ,誰が考えてもそうですね。  さらに,中山市長は令和2年6月にこのような発表をしたでしょう。令和2年9月には,勝浦町の野上町長がさらにきついことを言っておるのですよ。どういうことを言ったかといいますと,野上町長が,現候補地,飯谷町ですね,「飯谷町で難しいのであれば代替案は待てない」と言っておるのですね。そして,「小松島市を中心に話を進めていきたい」と発言しておるわけでございます。これ,厳しい発言ではありませんか。  広域ごみ行政というのは事務委託方式です。徳島市以外の他の自治体が徳島市にごみの処理をお願いするという方式です。ところが,勝浦町の野上町長は,「飯谷町であかなんだら,代替案は待てませんよ」と,そして,「小松島市を中心に話を進めたい」というふうに言っとるのですけど,私,そこで,市当局に質問します。  この発言の後に,勝浦町から「小松島市を中心に話を進めたい」と,そういう呼びかけはございましたか。              [市民環境部長 佐藤文幸君 登壇] ◎ 市民環境部長(佐藤文幸君)議員の御質問にお答えします。  そのような呼びかけはございませんでした。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)実は,私の今日のこの質問はケーブルテレビで中継されております。多分,徳島市当局も見ていると思います。勝浦町の野上町長の「小松島市を中心に話を進めていきたい」,このような発言は徳島市への事務委託方式を否定することにつながるわけでございます。これは,徳島市を除外することになるわけですね。  勝浦町の野上町長の徳島新聞に発表されました同じ記事の中に,徳島新聞はこういうふうに報道しております。「ある自治体の関係者が,徳島市がいないと駄目なわけではない」というふうに記事に書いておるわけでございます。  実は,勝浦町の野上町長の発言は,よくよく読みますとね,勝浦町と小松島市だけでなく,それ以外の自治体を含むことも意味しております。ですから,徳島市の関係者からは,「徳島市除きのシナリオを一体誰が書いているのか」という声が私の耳にも届いております。  皆さん,少し思い出していただきたいんですけど,広域ごみ処理施設建設場所を,徳島市は飯谷町からマリンピア沖洲の市有地に変更しました。このときに,徳島市の内藤市長は,他の自治体に「マリンピア沖洲で一緒にやりませんか」とは言っていないんです。こういうふうに言っております。徳島市議会の本会議で,「適切に判断をしてください」と,こういう発言をしておるわけですね。内藤市長のこのような発言は,各自治体のこれまでの言動が背景にあったのではないでしょうか。  そこで,質問をします。  中山市長の「徳島市撤退なら5市町で」とか,勝浦町の野上町長の「飯谷町が難しいのであれば,代替案は待てない。小松島市を中心に話を進めたい」,このような発言は,徳島市と他の自治体の信頼関係に傷がついたと私は思います。このような私の考え方に対して市当局の見解を聞かせていただけませんか。                [市長 中山俊雄君 登壇] ◎ 市長(中山俊雄君)私自身,市長会等で内藤市長に度々お会いしております。その中で信頼関係を傷つけているというふうなことも,直接伺ったわけでもございませんし,単なる臆測もしくは思い込みによる質問にはお答えするわけにはまいりません。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)私は思うんですけどね,一般廃棄物の広域処理に係る連絡会議を解散しましたね。このことは,徳島市を除外して広域処理ができないということが証明されたのではないでしょうか。  徳島市が広域から離脱するに至る,私たちが知らない膨大な情報や資料を徳島市は持っていると思うんです。小松島市の9月定例会議の文教厚生常任委員会で,ごみ問題を集中的に議論したでしょう。そのときに,私の後ろの傍聴席に徳島市の広域ごみ行政を担当している職員が傍聴に来ておったということも,皆さん既に御存じでしょう。徳島市はいろんな情報を集めておるんですね。私は,できたらこういう徳島市が集めておる膨大な資料や情報を徳島市自身が明らかにしてほしいと考えております。  とにかく,連絡会議が解散しましたからね,いよいよ,小松島市は12月定例会議に今後の在り方についての調査の予算も計上しております。結局のところ,単独整備で行かないかんようになると思うんです。  そこで,私は提案します。それは,松茂町が一般廃棄物焼却施設の建設費用に関わって防衛省から補助金が出るというふうに言っておりますね。そして,広域ごみ処理施設整備計画の枠組みから松茂町は脱退を表明しましたね。本市も市内に海上自衛隊の基地がございます。ですから,松茂町に補助金が出るのならば小松島市にも出て不思議はないと思うんです。どうでしょうか,防衛省に対して一般廃棄物焼却施設建設の補助金を求める考えはございませんか。              [市民環境部長 佐藤文幸君 登壇] ◎ 市民環境部長(佐藤文幸君)環境省の交付金を含め,本市にとって有利な財源の確保に努めてまいりたいと考えております。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)私は,防衛省に対して補助金を求める考えはないかというふうに質問しましたけど,これには答えておりませんね。ということは,私の理解でいけば,防衛省に補助金の申請はしませんよというふうに受け取ってしまいますね。  そういうことで,市単独でありますと,以前も,小松島市当局は80億円のお金が要りますよというようなことも言っておりましたから,いかに費用を安く上げるかということが大事ではないかと考えるわけでございます。  そこで,次の質問に移ります。  小松島市も,今ごみ問題に一生懸命取り組んでおりますね。先日も,ケーブルテレビで小松島市の女性職員の方がごみの減量化とか,それから生ごみの水切りの問題とかいろいろアピールをしておりました。ごみの減量化というのが非常に大事ですね。  そこで,これ,前にも質問させてもらいました,生ごみをメタン発酵させ液体肥料を作り市民に農作物の肥料として提供する。このためには,バイオマスセンターの設置をする。これは,環境省から補助金が出ますので少ない金額で設置できるわけです。こういう方法もどうでしょうか,考えていただけないでしょうか。市の見解をお聞かせください。              [市民環境部長 佐藤文幸君 登壇] ◎ 市民環境部長(佐藤文幸君)さきの井内議員の一般質問でお答えいたしましたとおり,最適な処理方式等を検討してまいりたいと考えております。 ◎ 議長(米崎賢治議員)午後1時10分まで休憩いたします。                午後 0時04分  休 憩
    ───────────────────────────────────────────                午後 1時10分  再 開 ◎ 議長(米崎賢治議員)休憩前に引き続き会議を開きます。  橋本議員。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)次に,私は,ヤングケアラーへの対応支援について質問を進めさせていただきます。  徳島県ヤングケアラーに関する実態調査については,収集したデータは各市町村ごとに情報提供を行うとしておりますが,どのような情報提供が小松島市にありましたか。              [保健福祉部長 田渕恭子君 登壇] ◎ 保健福祉部長(田渕恭子君)橋本議員の御質問にお答えいたします。  徳島県が本年7月から8月にかけまして小・中・高等学校の児童生徒を対象に実施しましたヤングケアラーに関する実態調査の結果につきましては,さきの9月定例会議において11月頃に提供されると答弁いたしておりましたが,現在のところ,本市への調査結果の提供はございません。御承知のとおり,昨日の地元新聞に,県全体における調査結果の速報が県議会総務委員会において報告されたことが報道されております。また,一昨日より県ホームページにも結果が掲載されておりますが,市町村別の調査結果は示されておらず,前段でも申し上げましたが,現在のところ,調査結果は提出いただいていない現状であります。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)今の答弁では,調査結果はまだとのことでございますが,小松島市もアンケートに対して県に回答を寄せております。  そこで,お尋ねいたします。  市内小・中学校のヤングケアラー該当児童の把握はどのようになっておりますか。               [副教育長 勢井孝英君 登壇] ◎ 副教育長(勢井孝英君)橋本議員の御質問にお答えいたします。  現状,市内小・中学校の該当児童の把握につきましては,担任やスクールソーシャルワーカーによりまして児童生徒の学校内生活の様子を観察しながら,ヤングケアラーと思われる児童生徒の早期発見に努めているところであります。現在のところ,先ほど保健福祉部長が申したとおり,県内全般の速報結果は公表されておりますが,本市に対しては,調査結果報告は届いていないというような状況でございます。結果が届き次第,教育委員会としましても,その結果を踏まえ,関係機関と連携を取りながら対応をしていくつもりでございます。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)とにかく,ヤングケアラーの該当児童の支援については,これからのことになると思います。また,県から詳しい結果が小松島市にも,通知というか,連絡があろうかと思いますけど,これを受けて具体的に施策の充実を図っていただきたいと思います。  以上でヤングケアラーについての質問は終わります。  最後の子育て支援対策についてでございます。  実は,小・中学校の児童生徒の学校給食費を無償化するという動きが全国に広がってきておるんです。徳島県では,私の知るところ,三好市が既に実施しておるということでございます。小松島市は子育て所帯の支援に力を入れていくという方針でございますので,どうでしょうか,小・中学校の児童生徒の学校給食費を完全に無償化するという考えはございますか。               [副教育長 勢井孝英君 登壇] ◎ 副教育長(勢井孝英君)議員の御質問にお答えいたします。  学校給食法では,給食で使う食材に係る費用は保護者負担とされておりまして,経済的理由により負担が厳しい保護者に対しましては,生活保護や就学援助などの支援を行っているところでございます。また,今年度につきましては,食材料費等の物価高騰に伴う学校給食費の値上がり分を市が負担することで子育て世代が抱えている経済的負担の軽減を図る支援をしているところでございますので,現時点では,給食費の無償化は考えておりません。               [6番 橋本 昭議員 登壇] ◎ 6番(橋本 昭議員)学校給食費の無償化は全国に広がっております。政府のほうも,無償化にしてはいけないという方針ではないんですね。それぞれの教育委員会の判断に任せておるわけでございますので,どうかひとつ,本市におきましても,学校給食費の無償化を本当に考えていただきたいということを要請いたしまして,私の12月定例会議の質問はこれで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。(拍 手) ◎ 議長(米崎賢治議員)小休いたします。                午後 1時19分  休 憩 ───────────────────────────────────────────                午後 1時21分  再 開 ◎ 議長(米崎賢治議員)小休前に引き続き会議を開きます。  15番,井村議員。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)令和4年12月定例会議に発言の機会を得ました,新風はなみずきの井村保裕でございます。  本定例会議において13人の議員が登壇されました。私の知る限りでは,一番多かったのではないかと思います。発言通告を見ましても,小松島市の課題が多岐にわたりあらゆる角度から質問され,これからの小松島市のあるべき姿について議論されたように思います。  私は,今回は大きく4点について通告を出させていただきました。子育て支援の充実について,都市計画マスタープランについて,地域防災力の向上について,未来へ輝く希望と信頼のまちこまつしまについてであります。  しかしながら,13番目の最後ということで通告による趣旨が何点か重なっています。同じ趣旨の質問をしても答弁が重なるので,しない,できないと申し合わせておりますので,前段に質問された議員の要旨に対する答弁を検証しながら進めていきたいと思います。質問に入るまで若干時間がかかるかもしれませんが,御理解をいただきたいと思います。  通告の1点目は,子育て支援の拡充であります。  本市独自のさらなる支援策はあるのか,通告させていただきました。現在,本市が策定している小松島市子育て世代応援プロジェクトをさらに拡充して,周辺市町村に負けないようにしっかりと取り組むべきではないかといった趣旨でございましたけれども,先日の佐藤議員の要旨と重複しております。御答弁は求めませんが,担当部長よりは,関連予算1億1,134万円を計上し,子育て世代の負担軽減や子どもの教育環境の充実,親子が安心して遊べる空間づくり,子育て世代向けイベントの開催,子育てと両立しやすい職場環境づくりをしっかりやっていく,情報発信の強化にも努めていくということでございました。始まったばかりの事業もたくさんあります。今後も,しっかりやっていただきたいと思います。  次の学校給食費の負担につきましては,先ほど橋本議員が最後にされました。御答弁の中では,高騰した食材費の差額分は負担するけれども,全額負担はやらないというふうな御答弁でした。  橋本議員の発言の中で,既に三好市では実施しているということでございますけれども,私が聞くところによると,お隣の阿南市も給食費全額負担を打ち出したと。半額だったかな,全額負担だったかな,すみません,ちょっと今,忘れてしまいました,申し訳ない。阿南市もそういう負担軽減のために方針を出したとお聞きしております。  よく言うんですけれども,どうしても,比べるのは隣の市町村と比べると思うんです。今,小松島市に住んでいる子育て世代のお父さんお母さんが,「三好市がしよるから」と,三好市のことをあんまり比べないと思うんです。「阿南市もしよるのに,徳島市もしよるのに,何で小松島市はしてくれんの」,こういう要望になってくると思います。  子育て世代応援プロジェクト,資料を見ますと,本当に,これができていたらもっと早くやるべきだったんだろうなと思います。この中に,ぜひとも,給食費の負担というのも入れて,子育てをしっかりやっていますよというのをアピールしていただきたいなと。ここの総括については最後にさせていただきますので,応援プロジェクト,子育て支援については,これで置かせていただきますけれども,保育料2割負担というのも,ずっと,私は市長にも言うんですけど,もうちょっと頑張ってよというところもあります。給食費,それでも,やっぱり子どもはぐくみ医療を18歳にしてくれた,これが一番よかったという声も聞きます。これも,もっと早いところでやってほしかったなというところでございますけれども,次に行きたいと思います。  大きい項目の2点目,都市計画マスタープランについてであります。  1点目の土地利用の方針については,人口減少,少子高齢化社会に対応するための集約型土地利用と災害に強い都市づくりのための郊外型土地利用とうたわれております。しかしながら,現在では,市街化区域と市街化調整区域とそれぞれ土地利用方針が示されていますが,区域関係なしに田畑と新興住宅地が混在する地域が見受けられます。  市街化区域の田畑は宅地並み課税が重くのしかかり,市街化調整区域においては,便利な地域にもかかわらず,家や商業施設が建てられないなどの課題や,また,工業地域においては,地元企業が企業の拡大や建て替えを計画しても代替地が確保できないなどの事象があるとお聞きしております。  今が用途地域の見直しをする時期ではないかというふうな趣旨でございましたが,この件につきましても,先日の松下議員が,社会経済情勢の変化による区域区分や都市施設の全面的な見直しについて詳しく質問されており,小林部長の御答弁では,土地利用方針として新たに都市的利用を検討する必要がある,農業振興地域においても計画的で秩序のある土地利用を誘導する,最後に社会情勢の変化により適時見直していくというふうなことでございました。  私は,その見直しの時期は今であると,もっと早くてもよかったのではないかと思っています。ここらのあたりを現状に合わせてしっかり見直していただきたいなと。昨日,松下議員が説明されて考えを述べられた。まさに共感できる。私もそのとおりだと思います。  重複していたのはここまででございます。ここからは御答弁をいただきたいなと思います。  都市計画マスタープランにおける都市施設整備の方針についてお聞きをいたします。  資料によりますと,道路,公園,下水道等の都市施設整備の方針として,連携・交流を促進し災害に強い道路ネットワークの整備と,安全で快適な交通環境を実現する道路の整備とうたわれております。市内を見ましても,高速道路開通を見越しての周辺整備は進められていますし,本港地区及び中心市街地活性化事業では,再整備がされれば,子どもたちから高齢者世代までの幅広い世代の市民生活に憩いと安らぎを与えるエリアにつながるだろうと思います。この件につきましても,南部議員が質問されておりました。  さて,便利な地域に人は集まります。小松島市でもコンパクトシティの考え方が検討されておりますが,市の南部であれば,赤石駅周辺から大林町にかけてが,これから人の流れが増えるであろうエリアになると考えられます。しかしながら,交通安全の観点から危険だと思われるエリアもあります。  その1つが,赤石勢合踏切周辺だと思っています。上下1車線でありながら,上り車線では,左折して踏切を渡ろうとする車両は,白線をまたいで歩道の上,ガードレールいっぱい幅寄せして左折のウインカーを出して待機をしております。そうしなければ大渋滞の原因になるのでそうしているのだと思われますが,金磯方面から下って駅に向かう人や自転車は手前でじっと待っているのが現状です。乗り遅れるかもと無理をして,事故がないのが不思議なくらいです。市としての認識と今後の対応についてお聞きいたします。              [都市整備部長 小林 潤君 登壇] ◎ 都市整備部長(小林 潤君)井村議員の御質問にお答えをさせていただきます。  議員御案内のJR踏切道と県道徳島小松島線,及び県道田野勢合線の交差部における安全対策につきましては,主要かつ基幹的な交通として,鉄道管理者及び道路管理者において安全かつ円滑な交通の確保を図ることが重要であります。当該交差点の形状改良による安全対策につきましては,二級河川田野川の河口部に位置していることから河川樋門などの施設もあり,踏切周辺の用地不足等により交差部の改良が困難な状況となっております。  こうしたことから,当該交差点における安全対策を図るためには,踏切道及び接道する道路だけではなく,河川等の施設と一体的に整備することが必要となっていることから,施設管理者であります徳島県に対しまして,これまでも地元協議会と共に要望を行ってきたところであります。  今後におきましても,引き続き,交差点の形状改良などによる道路交通環境の改善が図られるよう,実現に向けて粘り強く徳島県への要望を行ってまいりますので,議員各位におかれましても御協力賜りますよう,よろしくお願いいたします。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)御答弁いただきました。  確かに,河川管理者,水門があって踏切があって交差点があると。そういうので,安全対策については,水門も関係があって道路交差点は徳島県が管理者なので交渉せないかん,要望もするということですけれども,私も,これ,通告を出すまでは県道と市道の交わる交差点という認識だったんですけれども,聞きよったら,県道の交差点ですね。ただ,危険な場所については間違いないと認識してくれているということで。  不思議だったのは,南側ですよね。ガソリンスタンドから橋を渡って赤石のほうへ入っていくところがきれいにされて整備もされて,あずまやや公園までできて,そこから一向に進まなかった。なかなか進まんなと感じておりました。昔は,あそこは国道だったんですね。思い出しますと,あそこは国道55号線で,今はバイパスというんですけれども,55号バイパスが国道55号線になっていると,それで県道になってといういきさつがあって。国道だから,あそこまで途中まで半分整備できて,そこから県道になったから,してくれていないという認識に今あるんですけど,そこは,県がやるべきだろうと思います,県道だったらね。水門だって,まず水門と同時と言うけれども,まず水門を付け替えて,それでスペースをつくってやったらいい。そこをどこがするかという問題になるんだろうと思うんですけれども,市からも,そこは,そういう認識されたエリアなので,しっかり要望していただきたいなと思います。  次に,関連して赤石の踏切についてお聞きしたいと思います。直接,マスタープランとは関係ないのですけれども,交通安全,渋滞の緩和という観点からお聞きしたいと思います。  ここの信号,信号は信号,踏切は踏切,それぞれ独立して動いています。そうしますと,やっと信号が変わったと思って行こうとしたら,踏切が鳴り出して,まだ遮断機は下りていないんですけど,行くわけにいきませんので,待ちます。そうしますと,結果,2回から3回,待つようになります。上りだったら赤石駅に入ってくる前から踏切が鳴り出しますので,かなり時間は長いです。後ろに10台,15台,行列ができます。  以前,一時期だけ,踏切と信号が連動していた時期があるように思います。踏切が上がったら,そのタイミングで点滅信号が変わるというので,便利だなと感じとったんですけれども,最近は,また,それぞれ独立しております。当然,後ろに渋滞ができているというのが現状ですけれども。信号と踏切を以前のように連動させるようなことはできるのかどうか。できれば渋滞緩和にもつながると思うんですけれども,対応が可能かどうか,見解をお聞きいたします。              [都市整備部長 小林 潤君 登壇] ◎ 都市整備部長(小林 潤君)井村議員の御質問にお答えをさせていただきます。  鉄道踏切道と道路との交差点における交通信号表示の制御につきましては,以前設置の信号機は,鉄道踏切の動作状況に基づき,信号現示を制御する列車感応制御方式でありましたが,現示構成及び信号制御パラメータによって運用される定周期制御方式により整備したため,議員からもお話がありましたように,踏切道の制御とのタイミングにずれが生じたものとなっております。  こうした現状を受け,現在,徳島県警察本部では,定周期信号機と遮断機のタイミングにずれが生じている影響について,車両の交通量や交通流,並びに渋滞状況等の実態調査を行っていると伺っております。今後,この調査結果を踏まえまして,徳島県警察本部や道路管理者であります徳島県と連携し,安全で円滑な道路環境の整備にしっかりと努めてまいりたい,このような考えでございますので,引き続き,御協力をよろしくお願いいたします。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)ちょうど認識して検討していただいているということでございますので,ぜひともよろしくお願いいたします。  赤石の踏切で,いつだったかな,産業建設常任委員会で,「あんながたがたな踏切,徳島県を探したって,一番ないよ,車のダッシュボードに置いた荷物が飛んで下に落ちるぐらいになるよ」と言うて,どうにかなりませんかと要望したら,すぐに対応していただいて,今,普通に走っても,物すごくスムーズに回れるんです。あそこを通りながら,うちの子どもが車に乗って言うたら,「うん,お父さんが言うたらすぐにしてくれたな,ちょっとこうやって直してくれるだけで,もうがたがたならんな」とうちの子どもが言うので,「ああ,ほんまやな」と言いながら通っています。便利なようになっていくのが一番いいんだろうなと思いますので,よろしくお願いいたします。  次に,汚水処理の整備についてお聞きいたします。  本市の雨水については計画的に整備が進められており,台風時やゲリラ豪雨時にも浸水するエリアは少なくなっていると認識しています。しかしながら,汚水処理の整備について,徳島県においては,下水道処理施設普及率が18.7%であり,全国でも群を抜いて最下位であります。このたび,本市の下水道の整備方針が汚水処理については合併浄化槽へと切り替えられましたことは,私も,以前から,小松島市の地形を考えると合併浄化槽でよいのではないかと思っていました。しかしながら,小松島市内において下水道整備が既に整備されていながら,約40年にわたりつかっている新興住宅地域があります。老朽化している施設の更新時期について,今後の方針はどうするのかをお聞きいたします。              [都市整備部長 小林 潤君 登壇] ◎ 都市整備部長(小林 潤君)井村議員の御質問にお答えをさせていただきます。  議員御質問の小松島ニュータウン,和田島団地内の汚水処理施設につきましては,民間開発業者による開発行為により昭和57年に設置された,当該団地の雨水を除く下水を集合処理するための施設でございます。本汚水処理施設につきましては,設置後,開発業者からの移管を受け,昭和63年に小松島市地域下水道条例を制定し,本市の健全な発達と公衆衛生の向上を図るため,適切に維持管理しているところでございます。  しかしながら,設置から40年が経過し,修繕を必要とする箇所も増加していることから,施設の長寿命化,または更新を踏まえ,計画的に維持管理を行う必要があると考えております。これには特に必要な財源の確保が課題となりますことから,現在,維持管理の適切な手法に加え,国の補助事業の活用等について検討を進めているところであります。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)計画的に維持していくために検討しているということでございます。  必要な財源を確保するために国の補助金も探しているということでございますけれども,この住宅地域に住む方は水道代と一緒に下水道代も払っています。なので,一般の家庭,合併浄化槽にかかる経費とまた別の下水道処理代というのを負担してやっている。当然,そのお金も積み立てられて,維持費と更新のために使われるという認識で支払ってくれていると思います。そういうところから計画的に更新していただきたいなと思います。  よく聞かれるのは,同じ町内でそういうところがあって,合併浄化槽はそこはかからないという問題もあるんですけど,そこは,そこで,今度,合併浄化槽については点検と清掃代,また個人的に払っていますよね。それを考えると,あんまり差はないなという説明はさせてもらうんですけど。今度,合併浄化槽を進めていくと,今度は,排水のことでいろいろまた次の課題も出てくるのかなと思いますので,そこらを併せて,今後,御検討していただきたいなと思います。  合併浄化槽についてお聞きいたしますが,最近の比較的新しい家屋,また,今新しく建てているところは,当然,合併浄化槽になっているだろうと思いますけれども,まだまだ単独浄化槽の家屋も多いとお聞きしております。実は,私の自宅も,私が住んでいる離れは合併浄化槽ですが,母屋はまだ単独浄化槽となっているのが現状です。最近では市の補助も拡充され,合併浄化槽化へ市の負担もしながら進めているのも十分理解もしておりますが,実施率もまだ十分ではないです。  それでは,質問に移ります。  市民からは,合併浄化槽から出される排水が下水道浄化施設から出される排水と比べると,どこまできれいにされているのですかと,市の方針転換に否定的な方がおいでました。よい機会ですので,どこまできれいにされて排水されているのかを御説明していただけたらありがたいです。よろしくお願いします。              [都市整備部長 小林 潤君 登壇] ◎ 都市整備部長(小林 潤君)井村議員の御質問にお答えをいたします。  本年9月定例会議におきまして南部議員からも同様の御質問をいただきました。本市では,家庭や事業所などから発生する汚水を適切に処理し,生活環境の改善や公共用水域の水質保全を図るとともに,汚水処理施設の整備を適切に進めていくため,令和4年10月に汚水処理施設整備の基本方針となる小松島市汚水処理構想を策定いたしました。本構想では,市全域を個別処理方式の個人設置型合併処理浄化槽による汚水処理とし,現在,その整備を推進しているところでございます。  合併処理浄化槽につきましては,公共用水域に放流される水の水質,浄化槽の構造,工事,管理等に関する技術上の基準が法令で定められており,公共下水道と同程度の汚水処理性能を有しております。また,その性能が十分発揮されるよう,維持管理につきましても,保守点検,清掃の実施や定期点検の受検が義務づけられております。これらのことから,合併処理浄化槽につきましては,汚水を適正に処理するものであり,この普及により公共用水域の水質保全が図られるものであると考えております。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)9月に南部議員がされとって,申し訳ない。公共下水道と同程度の処理能力で全然心配ないよということでございました。ありがとうございます。  先ほども言いましたように,点検・維持費もかかってくるんですけれども,小松島市は,地形を考えると,これでいいんだろうと,これでしっかり進めてほしいなと思います。  都市防災の方針についてお聞きをいたします。  都市計画マスタープランでは,避難道路や避難路の整備など,避難を軸とした防災・減災対策とうたわれております。避難施設につきましては,市内の既存施設や新設施設の屋上に津波一時避難施設の設置や,避難所の見直しや避難タワーの建設等により,避難困難者解消に向けて解決したことは評価をいたします。そうなりますと,次に取り組むべき事業は,狭隘な道路の拡幅事業ではないかと思います。いまだ,自宅の前まで救急車が横づけできなくて広い道の幹線道路までストレッチャーで行ったという事象も聞く話であります。避難道路の整備,市道を拡幅することにより,ふだんの生活の利便性がよくなるだけでなく,いざ発災時にも,ブロック塀倒壊による通行止めの解消等にもつながる話であります。現在,事業化されて進められている路線もあると聞いていますが,計画どおり進めていますとは言えないように思われます。担当部局の見解をお聞きいたします。              [都市整備部長 小林 潤君 登壇] ◎ 都市整備部長(小林 潤君)井村議員の御質問にお答えをさせていただきます。  議員御質問の災害発生時の避難救助活動や災害後の復旧・復興に向けた活動を支えるための避難地等に接続した避難路計画といたしましては,都市計画マスタープランの将来都市像において,国土交通省から示された計画指針に基づき,市街と広域を結ぶ徳島南部自動車道や国道55号,県道小松島港線を広域連携軸,市内各地域を結ぶ県道花園日開野線をはじめとする都市計画道路や幹線道路を地域連携軸として位置づけ,災害に強いまちづくりを目指しているところでございます。そのほか,避難目標地点まで最も短時間かつ安全に到達できる,市が位置づけした避難路につきましては,地域連携軸を支える主要道路として,避難者数,避難時間,沿道の建築物の状況,車両の交通量,緊急車両の活動などに配慮し,市道の改良事業を,鋭意,推進しているところでございます。  ここで一例を申し上げますと,金磯町から国道55号を結ぶ幹線月ノ輪金磯線につきまして,JR踏切との交差点等の拡幅を完了し,現在,踏切から国道55号までを整備計画区間とする道路拡幅改良に向けた取組などを進めているところであります。  今後におきましても,非常時をはじめ,道路の有する多種多様な機能が十分発揮できるよう,国の有利な財源を活用するなど,引き続き道路改良事業に鋭意取り組んでまいりますので,今後におきましても,御理解,御協力を賜りますよう,よろしくお願いいたします。
                  [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)今,部長がおっしゃられた月ノ輪金磯線の踏切辺り,本当によくなったなと思います。踏切でありながら,全然踏切を通っている感覚もないし,道は広くなったし,そのまま金磯に抜けていくのも便利になったし,あのまま国道55号線まで,あともうちょっと広かったら車が楽に擦れ違えるので,そこは都市計画道路でないので,1筋内側に計画があるけれども,あの踏切からそのまま,もうちょっとこう,農免道路ですか,拡幅していただいたら車の擦れ違いも楽になって便利になるのかなと思うんですけれども。今言われたように,高速道路の前原町周辺についても,それぞれ県道へのアクセスの横の工事もできているのも承知をしております。まちづくり推進課がしっかりそういう幹線をやる,狭隘な道については都市整備課のほうでしっかりそちらも対応していただく,そういうのが大事なのかなと。そういうことが,結果,住民の利便性につながるのかなと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。  次に,大きく3点目の地域防災力の向上についてということでお聞きいたします。  先日,市役所の4階大会議室であったんですけれども,徳島大学特命教授,中野晋先生の「南海トラフ巨大地震を迎え撃つ」という講演を聞きました。講演では,南海地震といえば津波と言われるけれども,津波が来る前には,まず,震度7の地震が来るとのこと。市内全域においては,液状化と家屋の倒壊,山間部では土砂崩れ,沿岸部では地盤沈下による浸水,その後に大津波がやってくるとのことでした。聞けば聞くほど怖くなりましたが,正しい知識を持って正しく恐れる。津波は避難すれば大丈夫。地震対策も含めて,今できることから準備しましょうということでした。大変参考になりました。  さて,質問に移ります。消防団のことを聞きますので地域消防力ということになるかもしれませんが,消防団の再編についてお聞きいたします。  消防団は生命・財産を守る崇高な使命を持って活動をしていただいており,いざ火災となるといち早く駆けつけ,消火活動をしていただいております。この機動力が地域防災力であり,さらなる地元の自主防災組織との連携が大事であると思います。  さて,昭和,平成,令和と時代の流れとともに,家庭ではIH化され,たばこの火の不始末等の火災もあまり聞かなくなりました。市内の火災件数は減少していると感じています。火災件数の推移と今後の課題についてお聞きいたします。               [消防長 堀淵修治君 登壇] ◎ 消防長(堀淵修治君)井村議員の御質問にお答えいたします。  議員御質問のとおり,本市における火災件数は年々減少傾向にございます。過去の火災統計を見てみますと,昭和53年には,過去50年間で最高の58件を記録いたしましたが,令和3年は13件でございました。また,年号別での平均値は,昭和の時代には年間35件を超える数値となっておりますが,平成では20件程度,そして,令和では10件程度と減少しております。  しかしながら,最近増加傾向にあるのが自然災害による出動でございます。気候変動の影響により全国で風水害が頻発しており,本市におきましても例外ではございません。気象警報発令時には,常備消防のみならず,消防団による避難誘導や長時間にわたる警戒活動を行っております。また,消防団に求められる役割は,災害対応のほか,災害時の避難所運営支援,武力攻撃事態等における避難誘導など多様化しており,消防団の充実強化が必要となっております。  その消防団活動を支える消防団員の確保が現状の課題でございます。消防団員の確保につきましては,SNS等の活用やイベント開催時による募集広報を展開しておりますが,減少傾向にあるのが実情でございます。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)御説明の中で,減っていると。ただし,自然災害への出動は増えているという御答弁でございました。  そうですよね。この頃,すぐに警報が出て分団員さんに招集がかかりますよね。市の管理職もそうだろうと思うんですけれども,警報が出ると地元の消防団員も警戒活動に待機されていると。今年は,特に感じたのは,台風がまだ鹿児島県の奄美大島の辺りでおるのに,はや警報が出て丸2日,消防で消防団が待機された。あまりにも時間が長いので,分団員さんも知恵を出して班別で交代で待機したというのを聞きましたけれども。本当に分団員さんは大変だなと思っております。警戒についても,見回りしていただいて,いざとなれば対応していただいている。本当に大変だなと感じているところでございます。  今の御説明の中で分団員の減少ということをお聞きしました。確かに,私の地元でもなかなか成り手を探すのに,変な話,自分の後釜を見つけなかったら辞められないみたいな,誰か見つけてこなかったら辞めさせてくれないみたいなところも聞くところでありますけれども,だんだん年齢が高くなっている。新消防団員は北島町の消防学校に行くんですね。学校で1泊2日の研修に行くらしいんですけれども,そこに行った地元の話を聞いたら,山間部の方は62歳で新入団員ですと,まだまだ村では若造ですと言うて,そういう方が1泊2日で新入団員の研修に来られているというのを聞きますと,本当に,それぞれ,徳島県内でも分団員の確保はなかなか大変だろうなと感じているところでございます。  答弁にありました,現在の課題として消防分団員の減少が挙げられるということでございましたけれども,市内には22個分団あります。再編の予定はあるのかというのをお聞きしたいと思います。  この春,3月か6月だったかな,総務常任委員会かどこかでちらっとその話をされたように聞きまして,それを聞いていたある消防の分団長さんからも,「その後,どうなっているんですか」と言って,ちょっと心配するというか,今の進捗状況を聞かれて,「すみません,私,何の説明も聞いていないので,できないんです」ということもありました。  そういったことも踏まえまして,再編の予定があるのか今後の方針をお聞きいたします。               [消防長 堀淵修治君 登壇] ◎ 消防長(堀淵修治君)井村議員の御質問にお答えいたします。  消防団の再編につきましては,今後予想される人口減少や新入団員の減少,また,団員の高齢化等に伴い地域消防力の衰退が予想されてまいります。しかしながら,消防団は地域防災には欠かせない消防機関でありますので,持続可能な消防団としての再編を検討しております。  再編計画に当たりましては,本市消防団の抱える課題を抽出し,各分団の機能強化,具体的に申し上げますと,要員動員力,即時対応力の維持を目的とした消防団組織となるよう,現在,策定中でございます。消防団は,その生い立ちからも,地域とのつながりが非常に強く,災害時には,常備消防とともに公助を担いつつ,地域における共助の一役を担う地域防災力の中核としての期待が寄せられております。また,消防団は地域が主体となる組織でもありますので,再編案の策定に当たり,地域の意見を反映していくため,現在,消防団及び関係団体との調整を図り,再編案の策定に取り組んでいるところでございます。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)地元の消防団,この質問をするたびに言うのですけども,消防車は市のもの,けど,消防の詰所は地元の財産であって,そういう中で今までやってきた。最近は変わっている,有利な財源を使って変わってきているのでそういうことはない分団もあるんですけれども,基本的には,そういうふうな地域との密着が強い消防団ですけれども,22個分団あったら,それぞれ運営形態も違うし抱えている世帯数も違うし,後援会があったり,後援会がなかったり,そんないろんな22個分団があるように聞いています。  その中でも,維持していくためにも,受け持つ世帯が少なければ,そこの理解して参加してくれる若い世代の人たちも少なくなる。当然な話であって,そこで20人,きちっとそろっていないところも,現状,ある。ただ,その地域につながりが強いので,そこらも踏まえて,地域できちっと話ができたところからやっていくというのが,消防長も考えておられるだろうし,私も思うんですけれども,そういった形で話のつくところからしっかりやっていただきたいかなと思います。  次の,これも,確保につながるかどうか微妙なところですけれども,消防分団員の処遇改善についてお聞きをいたします。  この件については,平成31年3月,遡ると平成24年6月にもしていたみたいですけれども,同様の趣旨を聞いております。平成31年のときには,若干変わったというふうな御答弁もいただいたんですけれども,その後改善されているのかどうかをお聞きいたします。               [消防長 堀淵修治君 登壇] ◎ 消防長(堀淵修治君)井村議員の御質問にお答えいたします。  消防団員の報酬に関しましては,現在,国の示す標準額へ次年度に向けて引き上げる方向で,関係部局及び消防団と協議を進めておるところでございます。消防団員の報酬につきましては,平成23年に発生いたしました東日本大震災を契機として,消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律,いわゆる消防団強化法が制定され,国及び地方公共団体は,消防団員の充実強化を図るため必要な措置を講ずることとされました。全国的にも消防団員は減少傾向にあり,本市においても,緩やかではありますが,減少傾向にあるのは御承知のとおりでございます。  このことを踏まえ,市民に消防団の果たす役割を御理解いただくとともに,現有消防団員の御家族にも地域防災の重要性を御認識いただくことで,減少に歯止めをかけ,魅力ある消防団づくりを進めていくよう,鋭意,取り組んでいきたいと考えておりますので,議員の御理解を賜りますよう,お願い申し上げます。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)国の示す標準額まで引き上げるというのを検討しているということですよね。ぜひ,してあげてください。  というのは,これ,前回も言うたのですけれども,国の標準額が分団員で3万6,500円。12か月,1日と15日の2回訓練して,1回当たり2時間で計算すると,すみません,私,3万6,000円で計算しているのだけど,750円。多分,760円ぐらいになるのですよね,時給。上げても760円ですよね。今1万5,000円でしょう,1万5,000円。それが1か月2回で,12か月で2時間の点検訓練をして312円。お金の問題ではないと思うんですけれども,費用弁償というか,実際,ボランティアという感覚が強いのが地元の分団員です。でも,そこに対して,今の時代,できるだけの費用弁償,対価をしてあげる。せめてものねぎらいであるのかなと思います。そこらも,1万5,000円が3万6,500円になったから,では,僕,入りますってなるかと言ったら,そこは,また微妙なところだと思うんですけれども,実際,そうやってやってくれている人たちに対して,国がそこまで示しとるのだから,そこはしっかりしてあげてほしいなと,ずっと以前から思っておりましたので,早くしてあげてほしいなと思います。よろしくお願いいたします。  大きい項目,最後になります。未来へ輝く希望と信頼のまちこまつしまについて,特色あるまちづくりとはということでお聞きをいたします。  先月開催されました学生議会での子どもたちの視点から,改めて,魅力のあるまちにすることが活性化につながると感じました。学生たちが提言され,そのことが全部実現できたら,市長がしてあげたら,学生たちが進学や結婚しても,また帰ってきてくれるのかな,転出を引き止めることができるのかなと思っています。  さて,質問に移ります。  この件は,市長の8策の1つでもあるイメージを変えるということにつながると思いますが,小松島市といったらこれといった目玉的な施策を実施しないのか。特色あるまちづくりを進めるべきではないかと思いますが,市長の考え方についてお聞きいたします。                [市長 中山俊雄君 登壇] ◎ 市長(中山俊雄君)井村議員の御質問にお答えいたします。  今年度から,前期基本計画に引き続き,目標とする都市像に,未来へ輝く希望と信頼のまちこまつしまを掲げ,小松島市第6次総合計画後期基本計画を推進することとしております。  本市は,これまでも,全国的に見られる人口減少や少子高齢化に対応するため,子どもたちが夢と希望を持ち,安心して子育てができ,高齢者が生きがいを持って過ごすことができるまちづくりに取り組んでおりますが,今回策定した計画では,健康と福祉,教育,経済成長などSDGsの17の目標と関連づけることで,これまで以上に将来を見据えたまちづくりを進めることとしております。  今後のまちづくりの方向性といたしましては,環境,健康,福祉や,本市の魅力を高めるための土地利用など各事業のブラッシュアップを図ることで,特色あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えております。特に,本市は,県内他市にはない自転車競技場である競輪場という大きな資源がございます。この施設に市民の皆様が気軽に足を運んでいただけるような大型スポーツパークを整備し,その魅力を全国に発信していきたいと思っております。また,本年度取り組んでおります本港地区活性化事業は,市民に喜んでいただけるまちの顔となるエリア形成につなげてまいりたいと考えております。  このように,身近な生活圏に居心地のよい空間をつくることで,市民の方が集い,にぎわいが生まれ,結果として地域経済の活性化にもつながります。また,居心地のよい空間をつくるには,バスやタクシーなどの地域公共交通機関との連携,地域の商店街や商業施設,観光の振興など,幅広い視点を持って進めることが必要となってまいります。  これらの地域の特性を生かしたまちづくりの取組については,広報やSNS等を通じて,しっかりと情報発信をすることにより,小松島市のイメージを変え,小松島市が市外の方や企業の方から憧れられるまちに,また,市民の方には,ずっと住み続けたいと思っていただけるように,精いっぱい,特色あるまちづくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので,議員各位の御協力をお願いいたします。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)皆さん,今回,たくさん質問されましたけど,本港地区の再整備と競輪場を使った大型スポーツパークの構想,これは,本当にやるべきだろうなと思います。  若い世代や子どもたち,高齢者の世代まで,幅広い世代の人たちが,土日・祭日,花火やマルシェのイベントの日だけでなくて,ふだんの生活の中で,スポーツ,文化,芸術,レクリエーション,そうしたことが充実したエリアになると思います。「どこ行くで」と言うたら,「ほな,そこへ行こう」というふうなエリアにしていただきたいなと思います。本当に,それが1つの目玉かなと思います。  最後に,人口減少対策についてお聞きいたします。  12月6日の徳島新聞に,賃貸住宅大手の民間会社が調査した四国の住み続けたい街ランキングと街の幸福度ランキングが掲載されていました。住み続けたい街,1位は石井町,人口2万5,000人。2位は板野町,人口1万3,300人でした。幸福度ランキングでは,1位は板野町,3位は藍住町,人口3万5,000人。8位は鳴門市,人口5万3,000人でした。本市と比べて何が違うのでしょうか。私は,そんなに変わらんと思います。私は,それぞれ,地の利を生かした上手なまちづくりがされているのだなと思っています。頑張っているところに人が集まり,何もしなければ,人は流出して引き止めることはできません。  先月,本市の人口が3万6,000人を割ったとお聞きをしております。人口減少対策が喫緊の課題である本市の今後について,中山市長の思いと方針をお聞きいたします。                [市長 中山俊雄君 登壇] ◎ 市長(中山俊雄君)井村議員の御質問にお答えいたします。  人口減少対策は,私も,市長就任時よりの最重要課題と認識しており取り組んでいるところでございます。特に,子育て世代と言われる若い世代の近隣市への転出が顕著であることを踏まえ,今年度よりスタートする総合計画後期基本計画の冒頭に,子育てしやすいまちづくりを掲げ,持続可能なまちづくりの推進に向け様々な施策を実施しているところでございます。次世代を担う若い世代の定着に向けまして,まずは小学校の再編計画を確実に推進すべく取り組んでまいりましたが,今後の施設整備による魅力ある教育環境の創出に併せまして,これまで各学校で取り組んできた教育方針や特色ある教育活動をより発展させる形で学びや体験学習を充実し,ふるさとを愛する心を育んでまいります。  加えて,令和4年度よりは,子育て世代応援プロジェクトと題しまして,子育てに係る予算を拡充し,保育に係る負担の軽減措置をはじめ,市民の皆様の御要望に対応すべく,多方面にわたる施策の展開をスタートしたところでございます。  人口減少に対応した持続可能なまちづくりとは,市民の皆様が安心して暮らせるまちづくりの実現であると考えております。私の公約で示させていただきましたとおり,健康・福祉の充実につきましては,子どもはぐくみ医療費助成事業の拡充や,小松島市母子健康包括支援センターおひさまの開設等を実施しているところでございます。さらに,医療と介護の連携や介護予防の普及,高齢者の生活を地域で支える生活支援体制の整備に努め,地域包括ケアシステムをより深化させ,高齢になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていくことができるよう,地域共生社会の実現に向け取り組んでいるところでございます。  また,防災・減災対策では,令和3年3月の津波避難計画改定時点での特定避難困難者1,953人の解消に向け,昨年度には,関係機関の御協力の下,新たな避難施設の指定等ができ大幅な減少を実現いたしましたが,さらなる解消に向け,現在,和田島北部地区におきまして避難施設の整備を推進しており,令和7年度末には,残る特定避難困難者の解消を図るべく,着実に事業を実施してまいります。  さらに,懸案でありました自主防災組織の結成も,昨年度より新たに3組織が結成され,市内の組織率は78.6%へと向上しております。今後におきましても,自主防災会等と行政の連携をさらに深め,災害に強いまちづくりの実現に向け,一層取組を強化してまいりたいと思っております。  このように,人口の定着に向け,医療,福祉,教育,防災等あらゆる領域において,市民の皆様の安全・安心の実現に向けた施策を実行しているところではありますが,一方で,私は,未来志向で元気で活力ある小松島のイメージを同時に定着させていくことも大変重要であると考えております。  そこで,にぎわいの創出策といたしまして,本港地区にて新たなスタイルで実施する小松島阿波踊りや小松島逆風ハーフマラソン等の新しい取組を進めておりますが,参加者からも大変好評をいただいております。また,開催を延期しておりました絵本ワールドinこまつしまを,今月24日,25日の2日間,小松島市サウンドハウスホールで開催いたします。著名な絵本作家によるトークショーや読み聞かせ,ワークショップなど,楽しいイベントが盛りだくさんとなっております。会場には1万冊の絵本が並びますので,お子様と御一緒にお気に入りの1冊を見つけていただければと思います。  こうした,今まで本市ではなかったような様々なイベントを開催し,市内におけるにぎわいの創出,人の交流を通して,市民の皆様がいつもわくわくできる,笑顔があふれる魅力あるまち小松島となるよう取り組んでいるところでございます。  さらに,現在国が掲げるデジタル田園都市国家構想は,地方が抱える人口減少,高齢化,産業空洞化,観光,医療・福祉といったあらゆる課題を,デジタルの力を活用し地域の活性化を目指すものであり,これは,地方にとって大きなチャンスであると考えております。防災や教育をはじめ,健康,医療,産業振興等,小松島市が抱えるあらゆる領域におきましてアイデアを尽くし,誰もが快適で暮らしやすいまちづくりを推進し,特色あるまちづくりをより一層進め,あらゆる世代から選ばれる小松島市を目指し尽力してまいりたいと思っておりますので,ぜひとも議員各位の御協力をいただきますよう,お願い申し上げます。               [15番 井村保裕議員 登壇] ◎ 15番(井村保裕議員)中山市長の本市に対する熱い思いをお聞きいたしました。  自主防災会も3団体増えたということで,本当によかったなと思います。市長とこうやって市の活性化や少子化対策について議論するのは最後になるかもしれません。しかしながら,今回,このテーマで一般質問ができたのが本当によかったと思っています。  少し時間がありますので,市政について少し振り返ってみたいと思います。  私は平成19年の初当選であります。平成18年,当時の稲田市長さんから小松島市財政非常事態宣言が出されました。約7年で建て直し,その後,濱田市長時代には,積み残されていた小学校の耐震化,坂野・立江両中学校の再編,雨水対策のポンプ場建設,防災・減災対策,公民館の耐震化等,しなければならない事業が進められてきました。その後,中山市長が引き継がれましたが,コロナ禍の中で御苦労されているのは重々承知をしております。  しかしながら,この間も本市の人口は減少が続いています。私が一番危機感を感じたときは,地元の小学校が1学年1クラスになると聞いたときでした。20年前になりますが,当時,長女が通う地元の小学校は1学年2クラス,生徒は360人でした。10年前に初めて新1年生が1クラスになると聞いて,本当に驚きました。現在は158人であり,この20年で半分以下になっています。思いもよらない事実でした。  それと同時に,1年に本市で生まれる赤ちゃんが200人前後になっているとも聞いております。ここ最近,220人ぐらいだったんですけれども,昨年かな,今年かな,コロナ禍で,もっと減って170人台になっているのかな,178人とかいう数字を聞きましたけれども,それは新型コロナウイルス感染症の影響があるのかなと思うんですけれども,この頃から,私の一般質問は,これからのまちづくりと少子高齢化対策ではないかと思い,やってきたように思います。  先月,学生議会がここ本会議場で開催されました。様々な視点から提言,要望がされました。中でも印象的だったのは,徳島市や阿南市は発展しているのに,小松島市はなぜ発展しないのかということでした。厳しいですけれど,的を射た,まさに今,市民が感じていることではないでしょうか。この学生たちは,平成18年の小松島市財政非常事態宣言を知らない世代です。時の流れを感じるとともに,そんなことを思いながら学生議会を見守っていました。  毎回,一般質問のたびに担当職員さんと市の活性化や今後のまちづくりで話をし始めると,あっという間に時間がたちます。それだけ危機感を持った職員がいることに大変心強く思います。急に子どもの数は増えません。20代,30代の若い世代をまず増やさなければならない。定住してもらうには1個が特化していてもあかん。トータルでのまちづくりが必要であること。定住が安定しないのにほかからの移住はない。定住の条件として,交通の利便性,周辺施設の利便性,子育てや教育環境,高齢者サービス,治安のよさや行政サービスの充実がなければ,土地の購入候補地に選ばれないということになります。精いっぱいやっても,効果が出るのにしばらくかかるとは思います。  しかしながら,小松島市に高速道路が開通すれば2つのインターチェンジができます。人と物の流れが変わります。用途地域の見直しも含めた,今の時代に合ったまちづくり,災害に強いまちづくり,生まれ育った地域で住み続けられるまちづくりを実施するには,ここにいる中山市長をはじめ,市職員,我々議員だけでなく,民間企業,市民一丸となってやっていかなければならないと思っています。自分たちができること,地域でやるべきこと,行政がやるべきこと,民間でやるべきこと,たくさんあると思います。  しかしながら,これから,今の時代に合ったまちづくりについては,行政がしっかり旗を振らなければいけないと思います。このことをしっかりお願いを申し上げまして,今回の私の一般質問を終わります。御清聴ありがとうございました。(拍 手) ◎ 議長(米崎賢治議員)以上で,通告による質疑及び市政に対する一般質問は終了いたしました。  これをもって,議案第83号から議案第103号までに対する質疑及び市政に対する一般質問を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第83号から議案第103号までについては,会議規則第37条第1項の規定により,お手元に配付いたしました常任委員会付託区分表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 ─────────────────────────────────────────── ◎ 議長(米崎賢治議員)各常任委員会におかれましては,12月9日,12日,13日,14日の4日間に委員会を開会され,付託案件等について審査されますよう,お願いいたします。 ─────────────────────────────────────────── ◎ 議長(米崎賢治議員)以上で,本日の日程は終了いたしました。  次会の日程を報告いたします。  次会は,12月16日午前10時再開,委員長報告に引き続き,討論,採決であります。 ◎ 議長(米崎賢治議員)本日は,これをもって散会いたします。                午後 2時36分  散 会 Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....