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  1. 世田谷区議会 2022-06-22
    令和 4年  6月 定例会−06月22日-04号


    取得元: 世田谷区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-03
    令和 4年  6月 定例会−06月22日-04号令和 4年  6月 定例会 令和四年第二回定例会 世田谷議会会議録第十一号 六月二十二日(水曜日)  出席議員(四十八名) 一番   神尾りさ 二番   佐藤美樹 三番   そのべせいや 四番   青空こうじ 五番   ひうち優子 六番   上川あや 七番   くりはら博之 八番   つるみけんご 九番   小泉たま子 十番   あべ力也 十一番  高岡じゅん子 十二番  金井えり子 十三番  田中みち子 十四番  下山芳男 十五番  石川ナオミ
    十六番  河野俊弘 十七番  宍戸三郎 十九番  津上仁志 二十番  河村みどり 二十一番 いそだ久美子 二十二番 中山みずほ 二十三番 中里光夫 二十四番 江口じゅん子 二十五番 たかじょう訓子 二十六番 真鍋よしゆき 二十七番 上島よしもり 二十八番 菅沼つとむ 二十九番 高橋昭彦 三十番  岡本のぶ子 三十一番 平塚けいじ 三十二番 中塚さちよ 三十三番 藤井まな 三十五番 大庭正明 三十六番 ひえしま 進 三十七番 加藤たいき 三十八番 畠山晋一 三十九番 和田ひでとし 四十番  いたいひとし 四十一番 佐藤ひろと 四十二番 福田たえ美 四十三番 羽田圭二 四十四番 中村公太朗 四十五番 桜井純子 四十六番 桃野芳文 四十七番 田中優子 四十八番 おぎのけんじ 四十九番 阿久津 皇 五十番  山口ひろひさ  欠  員(二名)      十八番 三十四番  出席事務局職員 局長     林 勝久 次長     水谷 敦 庶務係長   星野 功 議事担当係長 長谷川桂一 議事担当係長 岡本俊彦 議事担当係長 末吉謙介 調査係長   佐々木 崇  出席説明員 区長     保坂展人 副区長    中村哲也 副区長    岩本 康 副区長    松村克彦 政策経営部長 加賀谷 実 総務部長   池田 豊 生活文化政策部長        片桐 誠 保健福祉政策部長        田中耕太 技監     松村浩之 都市整備政策部長        畝目晴彦 教育長    渡部理枝 教育監    粟井明彦 教育総務部長 知久孝之 総務課長   中潟信彦     ──────────────────── 議事日程(令和四年六月二十二日(水)午後一時開議)  第 一 議案第三十八号 令和四年度世田谷一般会計補正予算(第二次)  第 二 議案第三十九号 令和四年度世田谷学校給食費会計補正予算(第一次)  第 三 議案第 四十 号 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例  第 四 議案第四十一号 世田谷区特別区税条例等の一部を改正する条例  第 五 議案第四十二号 旧世田谷区立老人休養ホームふじみ荘解体工事請負契約  第 六 議案第四十三号 世田谷区立瀬田小学校一部校舎解体工事請負契約  第 七 議案第四十四号 建物収去土地明渡等請求事件に係る訴えの提起  第 八 議案第四十五号 世田谷地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例  第 九 議案第四十六号 世田谷区立身近な広場条例の一部を改正する条例  第 十 議案第四十七号 特別区道路線の認定  第十一 議案第四十八号 特別区道路線の認定  第十二 議案第四十九号 特別区道路線の認定  第十三 同意第 二 号 世田谷名誉区民選定の同意  第十四 同意第 三 号 世田谷名誉区民選定の同意  第十五 同意第 四 号 世田谷名誉区民選定の同意  第十六 同意第 五 号 世田谷名誉区民選定の同意  第十七 請願の付託  第十八 閉会中の審査付託     ──────────────────── 本日の会議に付した事件  一、日程第一から第七 企画総務委員長報告、表決  二、日程第八から第十二 都市整備委員長報告、表決  三、日程第十三から第十六 委員会付託省略、表決  四、日程第十七 請願の委員会付託  五、日程第十八 閉会中の審査付託、表決     ────────────────────     午後一時開議 ○下山芳男 議長 ただいまから本日の会議を開きます。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 直ちに日程に入ります。  日程第一から第七に至る七件を一括上程いたします。    〔水谷次長朗読〕  日程第一 議案第三十八号 令和四年度世田谷一般会計補正予算(第二次)外議案六件 ○下山芳男 議長 本七件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。    〔三十八番畠山晋一議員登壇〕(拍手) ◎企画総務委員長畠山晋一 議員) ただいま上程になりました議案第三十八号から議案第四十四号に至る七件につきまして、企画総務委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。  初めに、議案第三十八号及び議案第三十九号の補正予算二件について、一括して申し上げます。
     まず、議案第三十八号の一般会計は、新型コロナワクチン住民接種の四回目接種をはじめとした新型コロナウイルス感染症防止対策生活困窮者等支援原油価格物価高騰に伴う小中学校給食食材費の上昇などに速やかに対応するため、また、議案第三十九号の学校給食費会計は、小中学校給食食材費の上昇に速やかに対応するため、それぞれ補正計上し、既定予算総額を増額するものとして提案されたものであります。  委員会では、保健所体制強化に向け計上した約十一億五千万円の内訳が問われたのに対し、理事者より、コールセンター疫学調査等委託業務に係る固定経費として約九億円を計上している。また、入院医療費公費負担患者搬送業務に係る経費として約二億六千万円を計上しているが、こちらは感染状況によって執行額が増減するものであるとの答弁がありました。  その後、意見に入りましたところ、無所属・世田谷行革一一〇番・維新より「感染状況にかかわらず必要となる約九億円についても十分精査をし、できる限り無駄をなくすよう求め、賛成する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第三十八号及び議案第三十九号の二件は、いずれも全員異議なくそれぞれ原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第四十号「幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、幼稚園教育職員教員特殊業務手当の額を改定するため、提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第四十一号「世田谷区特別区税条例等の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、地方税法等の改正に伴い、上場株式等配当所得等に係る課税方式見直し寄附金税額控除に係る公益法人制度改革による公益法人の移行に伴う経過措置の削除、扶養親族申告書への申告事項の追加、住宅借入金等特別税額控除見直し及び適用期間延長等を行うため、提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十一号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第四十二号「旧世田谷区立老人休養ホームふじみ荘解体工事請負契約」について申し上げます。  本件は、令和二年度末をもって閉館した旧老人休養ホームふじみ荘解体工事を行うため、提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十二号は全員異議なく可決と決定いたしました。  次に、議案第四十三号「世田谷区立瀬田小学校一部校舎解体工事請負契約」について申し上げます。  本件は、瀬田小学校改築整備方針に基づく学校施設改築工事に先立ち、既存施設解体工事を行うため、提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十三号は全員異議なく可決と決定いたしました。  次に、議案第四十四号「建物収去土地明渡等請求事件に係る訴えの提起」について申し上げます。  本件は、地方自治法第九十六条第一項第十二号の規定に基づき提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十四号は全員異議なく可決と決定いたしました。  以上で企画総務委員会の報告を終わります。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で企画総務委員長の報告は終わりました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 これより意見に入ります。  発言通告に基づき発言を許します。  なお、意見についての発言時間は、議事の都合により八分以内といたします。  二十三番中里光夫議員。    〔二十三番中里光夫議員登壇〕(拍手) ◆二十三番(中里光夫 議員) 日本共産党世田谷区議団を代表して、議案第三十八号「令和四年度世田谷一般会計補正予算(第二次)」及び議案第三十九号、「学校給食費会計補正予算(第一次)」について、賛成の立場から意見を申し上げます。  今回の補正予算では、四回目のワクチン接種、今後の感染拡大に備えた保健所体制の確保、社会的検査体制の確保など、新型コロナ感染症対策が組まれています。こうした取組を評価します。しかし、区内の新規感染者数は連日百人を大きく超え、前の週を上回る日もあり、予断を許さない状況です。施設、地域の感染、クラスター抑止につながる大規模検査を緩めず、さらなる拡充を求めます。社会的検査検査対象を拡大することを求めます。無症状を対象とした無料PCR検査は、都外から区内の職場や学校に通っている人も対象に加えることを東京都に求めるとともに、区としての実施検討を求めます。  コロナによる経済的な影響に加え、物価高騰区民生活を襲っています。物価高騰から区民生活を守ることは、区政の最重要課題です。  第一に、保育園介護施設障害者施設など、区民の暮らしを支える福祉施設への支援を行うこと。  第二に、これまでの支援金は、低所得等子育て世帯住民税非課税世帯などに対象が限られてきました。これまでの支給対象から外れてきた低所得課税世帯など経済的弱者へ区独自の給付金など緊急対策を行うこと。  第三に、事業復活支援金持続化給付金並みに拡充することを国に求めること、さらに区独自の上乗せ支援などを検討すること。  これらについて、引き続き、次の補正予算を組み、区民の暮らしと営業を守る手だてを取ることを求めます。  学校給食食材費上昇への対応については、家計の負担を増やさず、全額公費で賄うとしたことを評価します。本来、憲法二十六条に義務教育無償が明記されており、学校給食完全無償にすべきです。先日、区長会高校生等医療費助成の実施についての発表がありましたが、自主財源の負担が十三億円とも示されています。この問題と併せ、給食費無償化を進めるには財源確保が大きな課題となります。給食費無償化は国の責任で進めるべき問題であり、財源について国へ働きかけ、積極的に進めることを求めます。  今後、何を優先し、どのように進めるか、区としての説明責任を果たし、区民の参加と協働で進めていくことを求めます。また、不登校児童生徒給食費は、食べた分だけ支払えば済むよう対応を求めます。  次に、議案第四十二号「旧世田谷区立老人休養ホームふじみ荘解体工事請負契約」について、賛成ではありますが、意見を申し上げます。  本件は、区立老人休養ホームふじみ荘を解体する契約です。ふじみ荘は、高齢者の憩いの場として、かけがえのない場所であり、その存続を求め、多くの区民が声を上げました。本来なら、跡地の利用を考えるに当たって、ふじみ荘代替機能高齢者の憩いの場を確保することを第一に考える必要があります。交流スペースはできるだけ広くする努力を求めます。ふじみ荘廃止で失われた公衆浴場機能の確保を地域住民は求めています。地域での確保を検討することを求めます。廃止に係る経緯を踏まえ、区民の声をよく聞いて、丁寧に進めることを求めます。  以上で意見とします。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で中里光夫議員の意見は終わりました。  これで意見を終わります。  これより採決に入ります。本七件を一括して決したいと思います。  お諮りいたします。  本七件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって議案第三十八号から第四十四号に至る七件は委員長報告どおり可決いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、日程第八から第十二に至る五件を一括上程いたします。    〔水谷次長朗読〕  日程第八 議案第四十五号 世田谷地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例外議案四件 ○下山芳男 議長 本五件に関し、都市整備委員長の報告を求めます。    〔十五番石川ナオミ議員登壇〕(拍手) ◎都市整備委員長石川ナオミ 議員) ただいま上程になりました議案第四十五号から議案第四十九号に至る五件につきまして、都市整備委員会における審査の経過とその結果について御報告いたします。  初めに、議案第四十五号「世田谷地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、条例の適用区域及び建築物制限内容を変更するため、提案されたものであります。  委員会ではまず、敷地面積に関する新たな制限内容が問われたのに対し、理事者より、世田谷西部地域大蔵・岡本・鎌田・瀬田地区地区計画のうち、補助二一六号線沿道地区内において、最低敷地面積を百平方メートルに設定したとの答弁がありました。  また、最低敷地面積に満たない土地における建て替えの可否が問われたのに対し、理事者より、最低敷地面積に満たない場合は既存不適格となるが、建築基準法に準拠していることから、建て替えは問題なく行うことができる。なお、都市計画において最低敷地面積を設ける際には、町の状況や地域の意向を十分考慮し、判断しているが、影響等については地域住民へ丁寧に説明し、理解を深めていくとの答弁がありました。  さらに、既存不適格に該当することによる資産価値への影響が問われたのに対し、理事者より、たとえ既存不適格であっても、他の敷地と同様の建築が可能であることは、不動産・建築業界でも当然理解されているものと認識しているが、資産価値への影響については把握していないとの答弁がありました。  その後、意見に入りましたところ、日本共産党より「我が党は、北烏山二・三丁目地区等地区計画には賛成の立場ではあるが、放射二三号線の整備を前提とした当該沿道地区地区計画には反対であるため、本条例改正に反対する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第四十五号は賛成多数で原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第四十六号「世田谷区立身近な広場条例の一部を改正する条例」について申し上げます。  本件は、区立シモキタ雨庭広場を設置するため提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十六号は全員異議なく原案どおり可決と決定いたしました。  次に、議案第四十七号「特別区道路線の認定」について申し上げます。  本件は、特別区道路線を認定するため、道路法の規定に基づき提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明を了とし、直ちに採決に入りましたところ、議案第四十七号は全員異議なく可決と決定いたしました。  次に、議案第四十八号「特別区道路線の認定」について申し上げます。  本件は、特別区道路線を認定するため、道路法の規定に基づき提案されたものであります。  委員会では、理事者の説明の後、意見に入りましたところ、日本共産党より「本路線は岩崎学生寮周辺樹林地を東西に横断する道路である。地域住民からは、西側の烏山通りからの車両流入による東側四メートルの道路の交通量増加を心配する声を伺っていることから、安心安全な道路整備を要望し、賛成する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第四十八号は全員異議なく可決と決定をいたしました。  次に、議案第四十九号「特別区道路線の認定」について申し上げます。  本件は、特別区道路線を認定するため、道路法の規定に基づき提案されたものであります。  委員会ではまず、現在検討中の祖師谷二丁目地区地区計画の策定に先行して路線を認定する理由が問われたのに対し、理事者より、本件は、千歳台、祖師谷地区防災性向上に資する道路として、砧地域地先道路整備方針に基づき整備するものであるが、事業区間北側地権者用地取得契約早期締結を希望していることから、生活再建等の諸事情も踏まえ、今回提案することとしたと答弁がありました。  また、今後の整備スケジュールが問われたのに対し、理事者より、事業区間北側は、今後、用地取得契約締結に向けて取り組んでいく。一方、南側については祖師谷住宅の敷地内となり、現在、検討中の地区計画における地区施設として位置づけ、地区計画策定後、建て替え工事の中で整備されることとなるとの答弁がありました。  さらに、地域住民への周知状況が問われたのに対し、理事者より、区では、住宅供給公社の協力も得て、祖師谷住宅内の掲示板を活用するとともに、祖師谷まちづくりセンターに専用の情報コーナーを設置するなど、分かりやすい情報提供に努めてきた。しかしながら、情報量が少なく不安を感じているとの意見も伺っているため、今後は、公社に対しても祖師谷まちづくりセンターでの周知や区の広報板の活用など、さらなる情報提供の充実を働きかけていくとの答弁がありました。  また、祖師谷住宅建て替えに伴う工事車両の通行に本路線が利用される可能性が問われたのに対し、理事者より、車両の通行ルートについて、現時点では公社から何ら情報提供を受けていない。一般的には、工事着手時点での周辺道路のネットワークや幅員等を踏まえ、建て替えに関する説明会において周知されるものと認識している。今後、公社に対し丁寧な説明に努めるよう求めるとともに、地域の声を十分配慮し、適切な安全対策を講じるよう道路管理部門と連携しながら要請していくとの答弁がありました。  その後、意見に入りましたところ、日本共産党より「今回は、地権者の都合により地区計画策定に先行して提案に至ったようであるが、いまだ住民への周知が不十分である。千歳通りや環状八号線に抜けるアクセス道路となり、周辺環境交通事情に大きな影響を及ぼす本路線の整備については、拙速に進めるのではなく、地権者の理解を得た上で地域住民への丁寧な説明と合意形成に基づき推進すべきであることから反対する」との表明がありました。  引き続き採決に入りましたところ、議案第四十九号は賛成多数で可決と決定をいたしました。  以上で都市整備委員会の報告を終わります。(拍手) ○下山芳男 議長 以上で都市整備委員長の報告は終わりました。  これより採決に入ります。本五件を二回に分けて決したいと思います。  まず、議案第四十五号及び第四十九号の二件についてお諮りいたします。  本二件を委員長報告どおり可決することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立多数と認めます。よって議案第四十五号及び第四十九号の二件は委員長報告どおり可決いたしました。  次に、議案第四十六号から第四十八号に至る三件についてお諮りいたします。  本三件を委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって議案第四十六号から第四十八号に至る三件は委員長報告どおり可決いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、日程第十三から第十六に至る四件を一括上程いたします。    〔水谷次長朗読〕  日程第十三 同意第二号 世田谷名誉区民選定同意外同意三件 ○下山芳男 議長 本四件に関し、提案理由の説明を求めます。保坂区長。    〔保坂区長登壇〕 ◎保坂 区長 ただいま上程になりました同意第二号、第三号、第四号及び第五号「世田谷名誉区民選定の同意」につきまして御説明を申し上げます。  本件は、このたび本区が区制施行九十周年という記念すべき年を迎えるに当たり、区民の生活、文化に貢献され、また区民から敬愛される方を世田谷名誉区民として顕彰いたしたく、御提案申し上げた次第でございます。  まず、同意第二号について御説明申し上げます。  石川絹代氏は、石川さゆりのお名前で活躍されていらっしゃいます。昭和四十八年に歌手としてデビューし、「津軽海峡・冬景色」や「天城越え」などの数々の名曲を発表した日本を代表する歌手でございます。世田谷東日本大震災復興支援事業の募金の呼びかけ、啓発ポスターに御協力いただくなど、区政に多大なる貢献をされています。また、令和元年には紫綬褒章を受賞されています。  次に、同意第三号について御説明申し上げます。
     永井多惠子氏は、日本放送協会、NHKのアナウンサーとして長年御活躍され、幅広い世代の支持を得るとともに、NHK初の女性副会長となるなど、社会での女性の活躍の場を広げることに貢献されました。平成二十五年から公益財団法人せたがや文化財団理事長に就任し、令和三年までの在任中、美術、文学、舞台芸術生活デザイン、音楽、国際交流の各分野にわたり、あらゆる世代の区民が芸術や文化の魅力に触れ、親しむ機会を創出し、文化の振興と心豊かな地域社会の形成に貢献されました。  次に、同意第四号について御説明申し上げます。  中川李枝子氏は、戦後の混乱期から高度経済成長期にかけて当時駒沢にあったみどり保育園で保育士として勤務されました。昭和三十七年に児童文学作家としてデビューし、「いやいやえん」「ぐりとぐら」「くじらぐも」などの作品を発表されました。日本を代表する児童文学作家作詞家であり、その作品は世代を超えて読み継がれ、世田谷区の児童文学の発展及び子どもの健全な育成に大きく寄与されました。  最後に、同意第五号について御説明申し上げます。  丸山明宏氏は、三輪明宏のお名前で活躍されていらっしゃいます。歌手、俳優、演出家、声優、タレントなどの様々な活動により広く区民に認知されております。代表的なものとして、「ヨイトマケの唄」、舞台「黒蜥蜴」などがございます。ジェンダーを超えた自らの生き方を発信し続け、ファッション、文化の進展に寄与されました。また、平成三十年には東京都名誉都民として顕彰されています。  これら四名の方々につきましては、世田谷名誉区民選定委員会に諮問したところ、全会一致をもって世田谷名誉区民としてふさわしい方であるとの御意見をいただきました。区民が郷土の誇りとして敬愛するにふさわしい方であると存じますので、世田谷名誉区民の称号を贈り、その功績をたたえたく存じます。  以上、同意第二号、第三号、第四号及び第五号の四件につきまして、御同意賜りますようお願い申し上げます。 ○下山芳男 議長 以上で提案理由の説明は終わりました。  ここで、委員会付託の省略についてお諮りいたします。  本四件は、会議規則第三十八条第三項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって本四件は委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより採決に入ります。本四件を四回に分けて決したいと思います。  まず、同意第二号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。  本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第二号は同意と決定いたしました。  次に、同意第三号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。  本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第三号は同意と決定いたしました。  次に、同意第四号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。  本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第四号は同意と決定いたしました。  次に、同意第五号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。  本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第五号は同意と決定いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、日程第十七を上程いたします。    〔水谷次長朗読〕  日程第十七 請願の付託 ○下山芳男 議長 受理いたしました請願は、請願文書表に掲げましたとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 次に、日程第十八を上程いたします。    〔水谷次長朗読〕  日程第十八 閉会中の審査付託下山芳男 議長 お手元の請願継続審査件名表及び特定事件審査(調査)事項表に掲げました各件を閉会中の審査付託とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって本件は閉会中の審査付託とすることに決定いたしました。     ──────────────────── ○下山芳男 議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、令和四年第二回世田谷区議会定例会を閉会いたします。     午後一時二十八分閉会...