永井多惠子氏は、
日本放送協会、NHKのアナウンサーとして長年御活躍され、幅広い世代の支持を得るとともに、
NHK初の女性副会長となるなど、社会での女性の活躍の場を広げることに貢献されました。平成二十五年から公益財団法人せたがや
文化財団理事長に就任し、令和三年までの在任中、美術、文学、
舞台芸術、
生活デザイン、音楽、
国際交流の各分野にわたり、あらゆる世代の区民が芸術や文化の魅力に触れ、親しむ機会を創出し、文化の振興と心豊かな
地域社会の形成に貢献されました。
次に、同意第四号について御説明申し上げます。
中川李枝子氏は、戦後の
混乱期から
高度経済成長期にかけて当時駒沢にあった
みどり保育園で保育士として勤務されました。昭和三十七年に
児童文学作家としてデビューし、「いやいやえん」「ぐりとぐら」「
くじらぐも」などの作品を発表されました。日本を代表する
児童文学作家、
作詞家であり、その作品は世代を超えて読み継がれ、
世田谷区の
児童文学の発展及び子どもの健全な育成に大きく寄与されました。
最後に、同意第五号について御説明申し上げます。
丸山明宏氏は、
三輪明宏のお名前で活躍されていらっしゃいます。歌手、俳優、
演出家、声優、タレントなどの様々な活動により広く区民に認知されております。代表的なものとして、「ヨイトマケの唄」、舞台「黒蜥蜴」などがございます。ジェンダーを超えた自らの生き方を発信し続け、ファッション、文化の進展に寄与されました。また、平成三十年には東京都
名誉都民として顕彰されています。
これら四名の方々につきましては、
世田谷区
名誉区民選定委員会に諮問したところ、
全会一致をもって
世田谷区
名誉区民としてふさわしい方であるとの御意見をいただきました。区民が郷土の誇りとして敬愛するにふさわしい方であると存じますので、
世田谷区
名誉区民の称号を贈り、その功績をたたえたく存じます。
以上、同意第二号、第三号、第四号及び第五号の四件につきまして、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○
下山芳男 議長 以上で
提案理由の説明は終わりました。
ここで、
委員会付託の省略についてお諮りいたします。
本四件は、
会議規則第三十八条第三項の規定により、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって本四件は
委員会付託を省略することに決定いたしました。
これより採決に入ります。本四件を四回に分けて決したいと思います。
まず、同意第二号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。
本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第二号は同意と決定いたしました。
次に、同意第三号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。
本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第三号は同意と決定いたしました。
次に、同意第四号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。
本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第四号は同意と決定いたしました。
次に、同意第五号についてお諮りいたします。採決は起立によって行います。
本件を同意と決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
下山芳男 議長 起立全員と認めます。よって同意第五号は同意と決定いたしました。
────────────────────
○
下山芳男 議長 次に、日程第十七を上程いたします。
〔
水谷次長朗読〕
日程第十七 請願の付託
○
下山芳男 議長 受理いたしました請願は、請願文書表に掲げましたとおり、それぞれ所管の常任
委員会に付託いたします。
────────────────────
○
下山芳男 議長 次に、日程第十八を上程いたします。
〔
水谷次長朗読〕
日程第十八 閉会中の
審査付託
○
下山芳男 議長 お手元の請願継続審査件名表及び特定事件審査(調査)事項表に掲げました各件を閉会中の
審査付託とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
下山芳男 議長 御異議なしと認めます。よって本件は閉会中の
審査付託とすることに決定いたしました。
────────────────────
○
下山芳男 議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。
これをもちまして、令和四年第二回
世田谷区議会
定例会を閉会いたします。
午後一時二十八分閉会...