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令和5年第1回(3月)定例会(第14日目) 名簿
令和5年第1回(3月)定例会(第14日目) 本文

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  1. 二宮町議会 2023-03-14
    令和5年第1回(3月)定例会(第14日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和5年第1回(3月)定例会(第14日目) 本文 2023-03-13 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 358 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 2 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 3 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 4 : ◯13番【野地洋正君】 選択 5 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 6 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 7 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 8 : ◯13番【野地洋正君】 選択 9 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 10 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 11 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 12 : ◯13番【野地洋正君】 選択 13 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 14 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 15 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 16 : ◯13番【野地洋正君】 選択 17 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 18 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 19 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 20 : ◯13番【野地洋正君】 選択 21 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 22 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 23 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 24 : ◯13番【野地洋正君】 選択 25 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 26 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 27 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 28 : ◯13番【野地洋正君】 選択 29 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 30 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 31 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 32 : ◯13番【野地洋正君】 選択 33 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 34 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 35 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 36 : ◯13番【野地洋正君】 選択 37 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 38 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 39 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 40 : ◯13番【野地洋正君】 選択 41 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 42 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 43 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 44 : ◯13番【野地洋正君】 選択 45 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 46 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 47 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 48 : ◯13番【野地洋正君】 選択 49 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 50 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 51 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 52 : ◯13番【野地洋正君】 選択 53 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 54 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 55 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 56 : ◯13番【野地洋正君】 選択 57 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 58 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 59 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 60 : ◯13番【野地洋正君】 選択 61 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 62 : ◯消防長【小椋淳喜君】 選択 63 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 64 : ◯13番【野地洋正君】 選択 65 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 66 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 67 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 68 : ◯13番【野地洋正君】 選択 69 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 70 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 71 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 72 : ◯13番【野地洋正君】 選択 73 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 74 : ◯町長【村田邦子君】 選択 75 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 76 : ◯13番【野地洋正君】 選択 77 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 78 : ◯町長【村田邦子君】 選択 79 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 80 : ◯13番【野地洋正君】 選択 81 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 82 : ◯町長【村田邦子君】 選択 83 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 84 : ◯13番【野地洋正君】 選択 85 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 86 : ◯町長【村田邦子君】 選択 87 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 88 : ◯13番【野地洋正君】 選択 89 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 90 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 91 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 92 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 93 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 94 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 95 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 96 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 97 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 98 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 99 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 100 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 101 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 102 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 103 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 104 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 105 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 106 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 107 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 108 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 109 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 110 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 111 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 112 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 113 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 114 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 115 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 116 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 117 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 118 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 119 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 120 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 121 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 122 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 123 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 124 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 125 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 126 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 127 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 128 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 129 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 130 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 131 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 132 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 133 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 134 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 135 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 136 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 137 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 138 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 139 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 140 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 141 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 142 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 143 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 144 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 145 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 146 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 147 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 148 : ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 選択 149 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 150 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 151 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 152 : ◯町長【村田邦子君】 選択 153 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 154 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 155 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 156 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 157 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 158 : ◯3番【岡田幸次郎君】 選択 159 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 160 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 161 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 162 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 163 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 164 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 165 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 166 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 167 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 168 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 169 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 170 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 171 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 172 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 173 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 174 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 175 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 176 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 177 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 178 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 179 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 180 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 181 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 182 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 183 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 184 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 185 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 186 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 187 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 188 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 189 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 190 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 191 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 192 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 193 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 194 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 195 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 196 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 197 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 198 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 199 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 200 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 201 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 202 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 203 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 204 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 205 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 206 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 207 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 208 : ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 選択 209 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 210 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 211 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 212 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 213 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 214 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 215 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 216 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 217 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 218 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 219 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 220 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 221 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 222 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 223 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 224 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 225 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 226 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 227 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 228 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 229 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 230 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 231 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 232 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 233 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 234 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 235 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 236 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 237 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 238 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 239 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 240 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 241 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 242 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 243 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 244 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 245 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 246 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 247 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 248 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 249 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 250 : ◯町長【村田邦子君】 選択 251 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 252 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 253 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 254 : ◯町長【村田邦子君】 選択 255 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 256 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 257 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 258 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 259 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 260 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 261 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 262 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 263 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 264 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 265 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 266 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 267 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 268 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 269 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 270 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 271 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 272 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 273 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 274 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 275 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 276 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 277 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 278 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 279 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 280 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 281 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 282 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 283 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 284 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 285 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 286 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 287 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 288 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 289 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 290 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 291 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 292 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 293 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 294 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 295 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 296 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 297 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 298 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 299 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 300 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 301 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 302 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 303 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 304 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 305 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 306 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 307 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 308 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 309 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 310 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 311 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 312 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 313 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 314 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 315 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 316 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 317 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 318 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 319 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 320 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 321 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 322 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 323 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 324 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 325 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 326 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 327 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 328 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 329 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 330 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 331 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 332 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 333 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 334 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 335 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 336 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 337 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 338 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 339 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 340 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 341 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 342 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 343 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 344 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 345 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 346 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 347 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 348 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 349 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 350 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 351 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 352 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 353 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 354 : ◯町長【村田邦子君】 選択 355 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 356 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 357 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 358 : ◯議長【根岸ゆき子君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                             午前9時30分 開議 ◯議長【根岸ゆき子君】 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  また、本日、手話通訳を導入いたしますので、手話通訳者が議場内におりますことをご了承ください。手話通訳者が通訳できますよう、質問及び答弁は、ゆっくり、そして、はっきりお話しくださいますようお願いいたします。  質疑、応答時間が長時間となる場合には、途中で休憩を入れさせていただくことをご了承ください。  ────────────────────────────────────────────  日程第1 一般質問 2: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、日程第1「一般質問」を行います。  通告順に従い、これより一般質問を許可いたします。 3: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。                 〔13番(野地洋正君)登壇〕 4: ◯13番【野地洋正君】 皆さん、おはようございます。私は、野地洋正です。どうぞよろしくお願いいたします。  議長の許可を得ましたので、災害への対策・対応・充実、今、大地震が起きたらと題し、いつ起こるか分からない自然災害に対し、自助、共助、公助と訴える中、今回は、公助に当たる町行政の体制について伺います。  今、スライドに映しているのは、二宮町周辺の活断層の図となっております。  近年、異常気象と言われているように、世界のいたるところで風水害が発生しており、我が国でも、2022年、静岡県熱海市での土砂災害、2019年、千葉県での台風15号による家屋の倒壊や大規模停電は、記憶に新しいところです。また、マグニチュード7以上の大きな地震は今年に入り既に5回発生しており、先月2月6日、トルコ南部ではマグニチュード7.8とマグニチュード7.5と続けて2回起き、震度は7、犠牲者の数は5万人を超え、そして、およそ230万人の方が避難生活を余儀なくされています。そして、そのエネルギーは、阪神・淡路大震災のおよそ30倍と推定されており、今後、日本でも起こる可能性があるとの報道です。  当町においても、平成19年の台風9号では袖が浦海岸における護岸倒壊、砂浜喪失、西湘バイパスの崩落や令和3年の吾妻山で発生した土砂崩れ、12年前の東日本大震災など、大きな不安と不便を経験しております。そして、神奈川県内で、今、起こるかもしれないとされている震度6以上の大地震は6つも想定されており、スライドに映しているように近隣には秦野断層、渋沢断層、小向断層、生沢断層、神縄・国府津-松田断層もあります。多くの生命、財産が失われてしまう悲しい現実、経済活動のみならず日々の生活をもままならぬ状況に陥る可能性は日々増しています。私たちも行政も、過去の経験を生かし、不安を取り除き、対策を強化してきているのですが、災害は後を絶たないのが現実です。  行政の役割の一丁目一番地、町民の生命と財産を守ることだと認識していますが、町も地域防災計画やBCP、業務継続計画(地震編)等の各種計画を作成し、防災、減災に取り組んでいます。いつ起こるか分からない、今起こるかもしれない自然災害、特に大地震に対し、万全の体制が取られているか、十分であるのか、不安材料は何か、以下の要旨に沿って質問してまいります。  1、災害への準備、警戒は、どのようになっているでしょうか。地震、風水害、噴火等、想定している災害とは何であり、また、警戒、広報活動など、その準備は、どのような状況であるのか。  2、災害発生時、特に大地震に対しての対応は十分か。災害対策本部の設置、運営、また、復旧に向けた行動等、どのようになっているでしょうか。
     3、体制、設備、機能等、さらなる充実のためには何が必要であると考えられているでしょうか。以上、よろしくお願いいたします。 5: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 6: ◯総務部長【田嶋康宏君】 それでは、野地議員の一般質問について要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨の1、災害への準備、警戒はについて、二宮町で想定されている災害や、その対応、警戒、広報活動などについてです。  二宮町は、海、山、川ありと自然環境にも恵まれている反面、自然災害のリスクも懸念はされます。  二宮町での地震災害の懸念としましては、神奈川県の地震被害調査の結果から、南海トラフ地震など5つの切迫性のある地震や、大正型関東地震など3つの切迫性が低いが調査対象となっている地震など、8つの地震が想定されています。  次に、風水害の想定になりますが、地球温暖化の影響などで台風の進路や雨の降り方の変化により、二宮町でも近年、影響を及ぼしている災害となります。令和元年には、台風15号である房総半島台風や台風19号である東日本台風など記録的な台風が相次いで発生し、東日本台風では、二宮町でも180名弱の住民の方が避難所に避難をする事態となりました。最近では、令和3年7月に熱海市の土砂災害が発生した同日に梅雨末期の集中豪雨により吾妻山や一色地区の一部で土砂流出が発生し、町民生活にも影響を及ぼしました。  その他の災害の想定として、令和3年にハザードマップの見直しが行われた富士山の火山災害があります。二宮町では、噴火に伴う溶岩流の影響は低いですが、降灰など、気象庁の情報を基に、避難対策の必要が出てくると考えています。  このような災害に対する準備、警戒ですが、災害対応の公助を担う町といたしましては、地震災害、風水害の双方の想定で、職員を対象に災害対策本部図上訓練を行っております。  避難所担当職員対象には、地域の方々と共に避難所ごとの避難所運営会議や、避難所運営研修会HUGを実施しております。さらに、被災経験のある自治体職員を招き職員防災研修会を開催するとともに、内閣府の防災担当部署に定期的に職員を派遣し、OJT研修を経験したりしながら災害対応力向上に努めております。  大災害になればなるほど町だけでの対応が難しくなることから、神奈川県や自衛隊、警察、ライフライン関係機関などに図上訓練にも参加いただき日頃から連携を図るとともに、物資等の供給協定など民間企業との連携も公助としての町の大きな事前の備えとして行っております。  さらに、災害時には地域住民による自助、共助は重要であることから、防災訓練や地域独自での自主防災訓練、出前講座の実施、地区の防災リーダーとなる防災指導員研修などを行い、防災の意識啓発を図っております。  また、自助の啓発として、ハザードマップの全戸配布や、避難所情報や防災無線情報が文字や音声でも聞けるハザードンの運用、登録推進を行っています。特に、頻繁に発生する風水害の避難行動を自身や家族で考えていただく避難行動計画マイタイムラインもハザードマップと併せて配布し、自助、共助のアップを図っております。  女性防災隊などとも連携し子供たちに防災の大切さについて伝える事業など、幅広い世代に防災の重要性を伝えることにも力を入れております。  続いて、要旨の2、災害発生時、大地震の対応について、災害対策本部の設置、運営等、復旧に向けてです。  地震災害の際の災害対策本部の動きとしては、震度5強以上の地震が発生した場合、休日や夜間でも職員全員参集となる体制となっております。また、震度5弱以下でも関係職員は情報収集に努めることとなっております。  避難所についても、震度5強以上の場合に自動参集する職員と、各避難所に設置している防災行政無線等を活用し、避難所の被災状況等を災害対策本部と確認しながら開設の有無について調整を図ることとなります。  その後、町全体のライフラインの状況や個別の被害状況をシステムなども使い把握したり、神奈川県との防災行政通信網を活用し、関係機関との応援体制などを構築していきます。  避難所が開設されれば、まずは備蓄食や備蓄資機材等を活用し避難者に対する応急対応を行っていき、行き届かない状況にあれば、救援物資や協定先との調整を行っていきます。  また、住民が被害に巻き込まれている状況では、救助、救出に全力を注ぐ体制づくりや、応急救護所の開設などの検討も行っていきます。  最後に、要旨の3の体制、設備、機能等、さらなる充実のためにです。  まず、さらなる充実のソフト面については、事前の防災対策として、住民や町職員を含め、防災意識の向上にあると思います。災害は忘れた頃にやってくると言われておりましたが、風水害などについては、毎年のように日本各地で大きな被害が発生しています。地震についても、関東大震災から今年で100年も大きな地震が発生していない状況であり、災害の発生の可能性が逼迫した状況となっています。  一方で、高齢社会となっている現代では、ますます避難支援など災害対応が難しくなってきている状況もあり新たな課題も出てきていますので、若い世代も含め、幅広い世代で防災の担い手や防災意識の啓発などが重要だと考えています。  コロナ禍で事業の縮小や人の集まりなどが抑制されていましたが、実際に行う防災訓練などの重要性も言われております。各地域における防災の取組も動き出していますが、全町的にも徐々に防災意識啓発の事業展開なども進めていきたいと考えています。  一方、ハード面の充実についてですが、要旨の2でご説明いたしました災害対策本部の運営としては、通信インフラや耐震性の整った災害対策本部では被害状況の把握も早期に行え、職員の災害対応もよりスムーズに行えるものだと考えており、災害に強い耐震性の備わった中での災害対策本部運営を行う必要があると考えています。過去の大災害での被災事例を見ても、耐震性の弱い庁舎や外でテントを張っての災害対策本部運営では、被害状況の把握や避難所運営などが早期に行えず、職員だけでなく住民への混乱が生じているのが現状です。  町でも、役場庁舎が災害対策本部として使えない状況に備えて、業務継続計画、BCPの中で、耐震性の備わっている消防庁舎に本部機能を移して行うこととなっています。ハード面のさらなる充実を図る上では、災害対策本部を設置する庁舎は、迅速に効果的な災害対応を行えるよう、前提条件として災害に強い機能が備わっていることが必要であると考えています。以上です。 7: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 8: ◯13番【野地洋正君】 では、質問します。  要旨1からになりますが、いろいろと計画を立てて準備をしていますと、行政においてもBCPですか、準備をしておりますということでした。  まず、最初に、この地域防災計画と業務継続計画(地震編)というもの、この違いをちょっと1回おさらいしておきたいと思います。 9: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 10: ◯防災安全課長【西山哲也君】 大きな違いの特徴としては、防災計画につきましては、まず、行政の被災というのは特に想定はしていなくて、復旧ですとか復興的な総花的に書いたものが防災計画というような形になるんですけれども、業務継続計画は、実際に被災を想定して、人ですとか物、通信とかが使えない状況を想定した中でつくるものが業務継続計画というような形になっています。以上です。 11: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 12: ◯13番【野地洋正君】 地域防災計画は、私なんかもたくさん大きな資料を頂きながら、いろいろ細かく記載をしているのは拝見しております。特に、自助、共助も含めた中での町民全体に伝わるような計画ではないかと思っております。  一方、BCP、業務継続計画、これ、ホームページにも入っておりますが、これはどちらかというと行政、町役場が自分たちの職務として誰が何をするんだというのが事細かく書いてある計画だというふうに承知をしております。  こちらの業務継続計画(地震編)とございます。先ほどの答弁の中で、風水害の対策なんかも十分に行っていますよと、対応できますよというお話でしたが、ちょっと見当たりません。業務継続計画の地震編しかないのか、逆に、地震編しかつくっていない訳は何なのかというところをお伺いします。 13: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 14: ◯防災安全課長【西山哲也君】 まず、地震と風水害というのは、同じ災害なんですけれども、全然特徴が違うというような形になります。  まず、業務継続計画の目的が、先ほど申しましたように庁舎等が使えない状態を想定した場合の計画というような形になります。風水害の場合は、過去に台風も経験しているんですけれども、二宮町のこの庁舎が実際に令和元年の台風も使えておりますし、特に、停電等の想定は非常に大事かなというふうに思うんですけれども、この庁舎が使える状態であれば特に計画をつくる必要はないのかなというふうに感じておるところです。  ただ、やはり停電ですとか、今、大きな問題がありますので、それにつきましては、今後、風水害についても検討する必要はあるのかなというふうには感じております。以上です。 15: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 16: ◯13番【野地洋正君】 地震、これ、いつ起こるか分からない、今、起こるか分からないこの地震編を準備しておけば、先ほどからあった風水害や、噴火というのもあるかもしれませんが、に対応できるという認識の下、地震編をしっかり計画をしていこうねという理解でよろしいですか。 17: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 18: ◯防災安全課長【西山哲也君】 地震の場合は、特に大地震の場合には、こういった庁舎とか人の集まりだとかというのは非常に制限を受ける可能性が高いということで、多くの市町村が地震については業務継続計画をつくっている状況にあるというふうに思っております。  風水害につきましては、全部の全ての市町村がつくっている状況でありませんし、必要に応じてつくっているというような状況がありますので、先ほど申しましたように、二宮町のほうも状況に応じて検討していく必要があるのかなというふうに思っています。以上です。 19: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 20: ◯13番【野地洋正君】 このBCP地震編を見ていきますと、神奈川県西部地震を想定に計画がされております。前のスライドに映しておりますように、神奈川県西部地震は、4番、マグニチュード6.7の6強、過去400年間の間に5回発生していますねと、神奈川県では880人の死者になるのではないかというのが神奈川県の地域防災計画に記載をされております。先ほど南海トラフというお言葉も出てきましたが、1つの想定を神奈川県西部地震に当てているという理由は、何かございましたらお聞かせください。 21: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 22: ◯防災安全課長【西山哲也君】 神奈川県の幾つか地震の想定をしておるんですけれども、この二宮町、神奈川県西部に位置しているというような状況の中で、一番確率が高いものについては、神奈川県西部地震が過去400年間で同クラスの地震が5回発生しているというようなことがありますので、70年から80年に一度起きる可能性があるということで、関東大震災も小田原が震源だったというようなことがありますので、神奈川県西部に近い地震につきましては一番切迫性が高い地震だということで、神奈川県西部地震を想定させていただいているところであります。 23: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 24: ◯13番【野地洋正君】 ということで、神奈川県西部地震を想定した業務継続計画ですということです。  せんだって、3月4日、5日でしょうかね、二夜にわたってNHKで特集されました南海トラフ巨大地震、想定被害があったんですが、非常に、この南海トラフ臨時情報とか巨大地震警戒発出にも触れておりました。かなりの広域で、かなり長期にわたって、先ほどおっしゃったけど、自衛隊、警察署も、もう助けは入らない、救援に来ないということにも触れられていたんですね。  神奈川県西部地震なんですが、その計画で南海トラフ巨大地震が起きた場合でも、ある程度、職員の対応はできると認識をされておりますか。 25: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 26: ◯防災安全課長【西山哲也君】 それぞれの地震ごとに細かく設定しているわけじゃないんで、あくまでも地震というような形でBCPのは作っている状況ではあるんですけれども、先ほどおっしゃいました南海トラフ巨大地震につきましては、九州から四国、東海と大きな影響が出るという中で、神奈川県につきましては、被害は当然出るんですけれども、そういった地域よりはそれほど被害の確率が低いということで、先ほど申しました神奈川県西部地震の中でも建物の全壊件数というのは10件程度出ているんですけれども、南海トラフについてはほとんど出ないというような状況で、津波ですとか揺れにつきましても神奈川県西部地震よりは少ないというようなことで、当然、いろんな生活には大きな影響が出てくるかとは思うんですけれども、二宮町については神奈川県西部地震を想定した計画とさせていただいているところであります。 27: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 28: ◯13番【野地洋正君】 ある程度心強いなと町民としては思う答弁を聞いているところです。  地域防災計画もしかりなんですが、BCPもしかりなんですが、これで計画が全て終わっていますということではなく、常に見直しをするということだとは思います。  神奈川県においては、地震戦略を見直しますよと、この間、報道がありました。2025年に新たにスタートするという新聞記事があったんですが、今、2023年、二宮町においては、このBCP、もしくは、地域防災計画、見直しへの予定というのはどうなっていますでしょうか。 29: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 30: ◯防災安全課長【西山哲也君】 先ほどの神奈川県の見直しというお話がありましたけれども、これは、せんだって東京のほうでも見直しを行いまして、今、建築のほうが新しい耐震基準でできている建物が増えてきているという中で建物の被害想定が大分減ってきているというようなことがあります。これを含めて神奈川県のほうもそういった想定を見直ししながら行っていくというような話を聞いていますので、そういったものを受けて町のほうの被害想定等も見直しが、県のほうから示された段階では、防災計画等の見直し、また、業務継続計画等の見直しを進めていく必要があるのかなというふうに考えております。以上です。 31: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 32: ◯13番【野地洋正君】 災害に対する準備は怠らないで常に見直しますということでいいと思います。  ちょっと質問を2つだけ、あと、ここの要旨1でしますね。  まず、ハザードンです。議会だよりにおきましても、184号の裏面を使いまして、ハザードン、皆さん町民の方は入ってくださいね、アプリを取ってくださいねというお知らせ版をしていますが、ハザードンの普及というのは、町内において、今、どのような状況になっておりますでしょうか。 33: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 34: ◯防災安全課長【西山哲也君】 ハザードン、5月に始めさせていただきまして、音声合成とか防災無線の内容が音声でも聞こえるということで町のほうも進めておるところなんですけれども、現在、アプリの登録していただいている方は、約1,000件ぐらいおられます。  ただ、今、あまり雨が降る時期じゃないんですけれども、台風の時期ですとか梅雨の時期なんかですとちょっとアプリの登録が増えたりとかというような形になっていますので、我々のほうも、大きな台風が近づいてくるというようなことがあれば、ホームページのトップページ掲載や、今、ホームページ改修してもらっているんですけれども、最初のページにして、必要なときに必要な方が登録していただくような形では進めていきたいなというふうに思っています。  ただ、入れておいていただければ、毎回いざというときに使えますので、そういった普及活動を日々やっていきたいなというふうに考えております。以上です。 35: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 36: ◯13番【野地洋正君】 1,000件程度ですか。日々、広報にのみやでも、いろんなイベントの機会でチラシを配っていただいているのはよく承知しておりますので、自身も、もちろんアプリを使っております。普及活動に、さらにまた邁進していただきたいと思います。  もう一つの質問は、昭和56年の新耐震基準ができておりまして、これが1つの、この役場庁舎もそうですけれども、耐震ということをここで基準づけていますが、二宮町内の住宅において、普及率というんですかね、新耐震基準に達している家屋って言えばいいんですかね、どのくらい進んでいるもんなんでしょうかというのは把握できていますか。担当が違いましたか。分かる範囲で。 37: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 38: ◯都市部長【宮嶋智也君】 分かる範囲でということですので。今、我々が把握しているのは町内にある建築物、一般の人が居住する建物が約1万棟あります。そのうちのおよそ3,000棟が未耐震、昭和56年以前ということで、これは、うちのほうの耐震改修促進計画に書いてある数字ですけれども、今、それが最新の数字であると考えております。 39: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 40: ◯13番【野地洋正君】 7割は新基準ですよということです。となると、3割の方は、ちょっと不安を感じているのかな。これは都市部のほうになるらしいんですが、引き続き啓発のほうをお願いしたいと思います。  という状態の中で、要旨2に入ります。  要旨2は、どちらかというと起きたときのことをお伺いするわけなんですが、まず、最初に、これ、反省として聞いておくかな。2015年に小笠原沖で震源とするマグニチュード8.5、当町が震度5強を示しました。いろいろとお話はあります。5強になったということですが、そのときに行政としての対応はどうだったかという1つ反省があるのではないかということをお伺いします。特に、マスコミが押し寄せたときの対応が非常に悪かったというふうに耳にしておりますが、その辺を含めた体制の見直しというのは、何か一、二点あれば、お聞かせ願いたいと思います。 41: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 42: ◯防災安全課長【西山哲也君】 ちょっと当時そちらは担当はしていなかったんですけれども、震度5強が計測されたということで、夜だったんですけれども、自動参集をする職員は、役場に参集しました。ただ、想定している人数よりは少なかったのかなというふうには感じております。  マスコミへの対応というようなことがあったかと思うんですけれども、その後、毎年のように図上訓練というのを行っておるんですけれども、その中でマスコミへの対応訓練というのを実際行っておりまして、昨年ですか、一昨年ですかね、町長のほうにも実際に県の方が記者役になってどんな質問がされるかというようなことを対応するような訓練も行っておりますので、マスコミの方は厳しいこともおっしゃるんですけれども、やっぱりうまく一緒にやっていただいて住民の方への情報提供という部分も必要だというふうに感じておりますので、そういったことも、今、訓練を行っているというような状況であります。以上です。 43: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 44: ◯13番【野地洋正君】 今、いろいろと想定されているということです。今、災害対策本部の訓練をいつもしていますよということで、私も拝見したことがございます。実際、どのように進んでいるのかなということで、この役場においては、2階の第1会議室に皆さんが集まります。ビブスというんですかね、着て、それぞれ当たります。壁にラシャ紙を貼って、マジックで被害状況を書きながら、警察の方お見えになったり、自衛隊の方、もちろん県の職員もという訓練をしている姿を議員何人かと見させていただきました。  そこで不安に思っていたのは、これ、今、起きると、町内各所において被害が今も発生しています。3月11日、議会中に東日本、起きています。今回も起きるかもしれませんが、町内の被害状況って、リアルタイムに分かるもんなんでしょうか。現在は、どのように把握をしようとしているんでしょうか、教えてください。 45: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 46: ◯防災安全課長【西山哲也君】 当然、被害が出ると被害確認の職員が現場に行きまして、過去においては無線を使ってその被害の状況を言葉で、こうこうこういう形でなっているというようなことを伝えておったんですけれども、先ほどハザードンというのを導入したんですけれども、あれのもう一つのシステムがタイムラインといいまして、行政で役場内で使えるシステムがございまして、そこは現場で写真を撮ったり動画を撮ったりして災害対策本部にその映像を送り出すというようなことが、今、できるようになっておりまして、瞬時にそこで町長、本部長としていろんな判断を早め早めに行って住民の対応をしていくというようなことが今の状況ではできているというような形になっております。以上です。 47: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 48: ◯13番【野地洋正君】 1つの例としましょうか、じゃ、例えばですけど、どこかで崖崩れが起きたとします。すると、そこに職員が現場に行くと、行って職員の方が写真を撮って、それを本部へ送るということらしいんですけど、本部の中では皆さんが、それを共有できるんでしょうか。さっき紙に書いていますと僕は言ったんですけど、対策本部内ではどのようにその情報を皆さんが共有されるのかなというところは、どのような形になりますか。 49: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 50: ◯防災安全課長【西山哲也君】 野地議員に見に来ていただいたときは、まだアナログ、紙ベースでの状況だったんですけれども、ここ昨年ぐらいから映像を使って見られるような形になっておりますので、その映像を見ながらいろいろ判断をしていくというような形です。どうしても、現場には職員が行って、まず現場の状況と写真、映像等を確認しなきゃいけませんので、現場には職員が行って確認をして、その映像を送るということが共有できているというような形になっております。以上です。 51: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 52: ◯13番【野地洋正君】 デジタル化も含めて、かなり変わっているようです。しっかりとした計画が立てていられそうなので町民としては非常に安心感を持って話を伺いましたので、ここで一般質問を終えたいとは思うんですが、次の質問に入りますけどね。  そういう状況の中で災害対策本部、しっかり機能しますというようなお言葉でした。計画も立てておりますので大丈夫ですという中で、じゃ、災害対策本部、2階の第1会議室に設置をするという中で業務継続計画を皆さん読んでくださいよ。  抜粋して読みますけど、被害想定、現役場庁舎での被害想定、これ、4ページ、5ページに書いてあって、建物の継続使用は、様々な設備の損壊が見込まれて困難ですと書いてありますね。電気、二宮町の町内は停電しますが、発電装置によって8時間は使えますね。だけど、利用できるコンセントは限られているから、十分ではないです。通信、災害時優先電話、これ、役場が5本、消防は3本の計8本利用できます、連絡は取れますよとされています。だけど、町民に対する防災登録メール等は使用できなくなる可能性がありますとも書いてありますし、もちろん上下水道、断水、停電になります。役場、どうなるかというと、屋上の水槽が空になれば水は出ません。トイレも使用不可となる場合がありますと書いてあります。これを読んでしまうと、先ほどの答弁から聞いていると、何をって、とても心もとないじゃないかなと。いざですよ、今、発生して災害対策本部を設置しますと。設置はできるでしょう。運営ができないですね、これだと。計画があるけど実行ができないというのが現状じゃないですかと思いますが、この辺についての質問に対しての反論をお願いします。 53: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 54: ◯防災安全課長【西山哲也君】 現継続計画については、今の現状を把握した中で今後の体制を考えていくという、いろんなものの制限、人の制限がある中でということでありますので、今、電気の関係等もお話あったんですけれども、その対応策として発電機を整備したりですとかやっておりまして、その発電機も、ガソリンだけじゃなくてガスで発電できるような発電機を装備したり、また、蓄電器、その電気をためる蓄電器も購入をさせていただいたりしておりまして、それが満充電4時間で30時間ぐらいつく発電機なんかも2台ほど町の災害対策本部用として用意させていただいたりしております。  また、水のほうにつきましては、当然、なくなれば管工事業協同組合さん等の水の供給とかその辺もお願いしながら運営できるような形では先ほどの図上訓練なんかを通じて協定なども結んでおりますので、そういった対応策も講じながら災害対策本部が運営できるようにしていきたいというふうに考えております。以上です。 55: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 56: ◯13番【野地洋正君】 運営できるようにしていきますという言葉です。しかしながら、この役場では、災害対策本部、厳しいねというのも現状であります。だから、ここが駄目なら消防署に行くって言っているじゃないですかって皆さんはおっしゃっています。1分1秒でも早く災害対策本部を立てて、町内で何が起こっていて、どう対応しなきゃいけないと、決断しなければいけないときに、ごめんなさい、ちょっと消防署へ引っ越ししますから皆さん待っていくださいということをおっしゃっている。  では、先ほど言ったデジタル化が進んだ画像配信、何でもいいですね、今、言われたガスの云々でもいいですね、では、消防署に災害対策本部を設置しますといったときに、それを持っていかなきゃいけない、移動しなきゃいけない、移設しなければいけないと必ずなります。それには、どのくらいの時間を要するものと考えているんでしょうか。
    57: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 58: ◯防災安全課長【西山哲也君】 具体的な時間につきましては、災害の規模にもよって変わってこようかなと思いますので具体的に何分何時間という言葉は難しいかとは思うんですけれども、消防のほうにはそれなりに通信系、もしくは、県の防災行政無線の操作卓というのが町の役場と同じものが消防署にも置いてありますので、防災無線を流すですとか先ほどのメール配信等も消防のほうからできるというようなこともございますので、消防のほうが災害対策本部の候補というような形になっております。以上です。 59: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 60: ◯13番【野地洋正君】 先ほども言いましたけど、消防署にある震度計は震度5強を示したという実例がある中で、そこを拠点にするから大丈夫ですよというお言葉です。  今回、消防署庁舎は大規模改修をする予定です。設計に、今、入っている段階ですけど、じゃ、例えばですよ、災害対策本部をそちらに移した場合、今までちょっと不備があったところもあるかもしれないけど、それに対する改修の中での目的として、その1つは入っているんでしょうかね。災害対策本部が消防署に行ったときに対応できる状況にもうするという計画目的はありますか。 61: ◯議長【根岸ゆき子君】 消防長。 62: ◯消防長【小椋淳喜君】 災害対策本部を消防に設置する場合、今回の改修において機器室を2階に上げる計画があります。機器室を上に上げることによって、災対本部、今の状況だと、1階に機器室があって2階で災対本部をつくると、その間の1階と2階の間で情報が意外と途絶えてしまう可能性があるので、そういうこともないように、機器室を2階に上げることにより災対本部との連携も密に取れるような形で、今、提案をしている最中です。以上です。 63: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 64: ◯13番【野地洋正君】 念には念を入れてということで、消防庁舎も改修の中ではそうやっていきますということですが、ここでやらなければいけないですね。まずは、災害が起こった場合、ここを拠点に、皆さんがいるここを拠点に、すぐに立ち上げるというのが、もう大前提の中での話になります。  しかし、先ほども言ったように、ここは倒壊または崩落する危険性があると言われている役場庁舎です。データがうそでなければ、そう私どもは聞かされております。幸いとして崩れないとしても、先ほど、BCPにも書いてあるんですが、ガラスは割れますね、物が散乱します、設備の損壊等で立入禁止となる可能性は十分ある施設なんですね。その中で皆さんは、いや、一生懸命やっていきますと、皆さん、町民のために動きますと、計画を立てていますと言うんですが、非常にちょっと、それで消防署へ行くとか、あと、一般業務をラディアンでやるというのは細かく計画はされていますが、ちょっと不安を感じてしまっているのも事実です。  今回の質問を通して、一生懸命考えてはくださっているんですけど、大本が崩れるので、そもそも計画が進まない状況にあるかと私は思った。議員の皆さんがどう思っているかは分かりませんが、これは私の誤解でしょうか。そんな不安は私は要らないんでしょうか。いかがでしょうか。 65: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 66: ◯総務部長【田嶋康宏君】 今、野地議員さんご心配のことでございますけれども、当然、災害時には、我々としては、与えられた条件の中で町民の皆様に最大限の安全を確保するというのが防災の任務でございます。その中でも、災害対策本部というのは、災害時には、先ほど来お話し申し上げているとおり司令塔ということになってくるわけです。そういう役割がありますので、先ほど来の業務継続計画等によって様々な想定の対応を計画しているところではございますが、災害対策本部の拠点となる庁舎は、前提条件ということ、大前提として、やはり災害に強い庁舎であるということが必要不可欠なのではないかというふうに防災のサイドからも考えているところでございます。以上です。 67: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 68: ◯13番【野地洋正君】 という状況の中で要旨3に入っていきますが、要旨3は、体制、設備、機能等、さらなる充実のためには何が必要であると考えますかという質問になっています。  今まで、現状は、何となくよく分かってきました。今の部長の答弁では、与えられた条件の中でしっかり計画を立てていくというのが私たちの仕事ですということを力強くおっしゃっていただいたのかなというふうに思っております。その辺は理解できるんですけれども、しかしながら、先ほど言ったように、建物継続使用は無理ですねって、様々な設備の損壊が見込まれて困難ですねってうたっちゃっているのも事実です。そんな中で災害対策本部を設置しようとする何か矛盾を感じております。不安を感じているからこの一般質問を私はしているんですが、もう一度、部長に聞こうかな。与えられた条件で一生懸命やってくださっている、これはありがたいと感謝しております。がですよ、部長が一町民となった場合、いざとなったときに、町民の生命、財産をきちっと守れるか、自信を持って、今、言えますか。 69: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 70: ◯総務部長【田嶋康宏君】 先ほども申し上げたとおり、任務としては、本当に与えられた条件の中で安全を確保するというのは任務ということではございますが、やはり想定として絶対に大丈夫ということは言い切れない。災害ですから何が起こるか分からないという状況もあります。そのためには、できる限りの備えというのはしておきたいというのが、やはり防災の立場でもあると思います。その1つとして、やはり耐震性も含めた災害に強い対策本部の拠点となるべき庁舎というのは必要であるというふうに考えております。それが確保できれば、なお一層、自信を持ってしっかりとした安全確保に努めてまいりますということがさらに言えるのかなというふうに感じております。以上です。 71: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 72: ◯13番【野地洋正君】 では、そういう職員の答弁を、今、いろいろとお伺いしました。それを聞いていて今度は町長への質問になるんですが、非常に職員が苦慮されて苦労されているというのも現状です。どのように聞いていましたか、感想を聞かせてください。 73: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 74: ◯町長【村田邦子君】 感想と言いますけれども、感想というよりも、部長以下の答弁と変わることはもちろんないわけです。今、与えられた条件というのは、この今の庁舎の状況も含めての中でということのベストの計画と、ベストの対策を取っていくということを、部長、もちろんお話しして、そのための計画もつくり、いざここが使えなくなったとき、庁舎でBCP、業務継続をしていく、すぐにでも災害対策本部を開いていくということをお話しさせていただいたんですけど、基本的には一刻も早く新庁舎、町民のいざというとき、町民の安心・安全の要となる災害対策本部含めての、その後の復興に向けても動き出せる庁舎というのは待ったなしだと、もちろん考えております。  ただ、そうは言っても、今日の明日に完成するわけではない中では、業務継続計画と、また、消防庁舎に移転しての多分様々な不便、不備、いろんな状況が想定されるとは思いますが、そうは言っても、今の状況の中でのBCPも考えていかなくてはならないということになっていくと思います。  その中でやはり進めるべきは、一刻も早く新庁舎、町民のいざというときの災害対策本部含めての要と防災、その後の復旧の要となる新庁舎の建設というのは、待ったなしだというふうに考えております。 75: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 76: ◯13番【野地洋正君】 町長からは、新庁舎という言葉が何回か出てきております。確かに、選挙終わった所信表明では、災害に備える安心・安全な町において、特に発生が危惧される大地震に対する備えを強化する必要がある、被災時における災害対策本部として機能する役場新庁舎の設備が必要、災害時でも業務継続が可能な庁舎を早期に目指す、今回の施政方針においても、できるだけ早く災害時の安全・安心の確保につなげるよう取り組むということにされていまして、やはり災害に対して非常に心配をされているという言葉だというのは認識しています。これ、裏返すと、大規模地震により被災した場合、現在の役場庁舎では資源が不十分であり、災害対策本部がきっちりと機能しない、業務継続が不安がある、町民の生命、財産、安全・安心を守ることができないと言っているようにも聞こえるんですが、飛躍し過ぎていますか。質問です。 77: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 78: ◯町長【村田邦子君】 不十分ということですと、やはり、ある意味、裏返せば完璧でないということですから、不安は、もちろん町民の皆さんが持つというのは否めないと思っております。  しかし、今、この庁舎の中でやれる限り、そして、また、消防庁舎に移ってのその後の災害対策であったりその後の復旧対策であったりということも想定しながらの部分もつくっておりますので、その中で、しっかり町民の安心・安全は守っていくということを、しっかりその部分もお伝えしたいと思います。  ただ、やはり、よく皆さんも言われると思う、まず、3分、3時間、3日ってよく言いますけど、まずは自分のそれぞれの命を守るということで、多分ここで本当に大きい地震が起きた場合、皆さんと、職員も含めて、まずは自分の命を守るという行動を、いつもシェイクアウトの訓練はしていますけど、それから始まると思いますし、それから次の対策本部の立ち上げ、ここでやるのか消防庁舎に移るのか、そういったことを含めてやっていく。これは、また今後も訓練を通じて速やかに的確にできますよう、しっかりと対応はしていきたいと思います。  ただ、新庁舎の整備の先ほどの話で、建物が堅固になるということも、もちろん1つ町民の皆様に大きい安心だと思うんですが、もう一つは、様々なデジタル機器なども、やはり、今、進んでおりますので、さっきご指摘いただいた、ちょっと数年前までは壁に模造紙を貼ってのいろいろな状況把握というのも訓練で実際やっておりました。そんなのも、今は、もう画面上でできる状況が普通にほかの自治体ではどんどん始まっていますので、そういったことも、必要な設備は、やはりいざというときに備えてのそういったデジタル化というのも進めていかなくてはならないと思いますので、その辺も今後しっかり研究をしながら、いざというときに町民の安心・安全をしっかり守るための役場庁舎と機能、そのための訓練というのをしっかり続けていきたいと考えています。 79: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 80: ◯13番【野地洋正君】 という役場新庁舎建設への理由というのが、また、今、総括的におっしゃっていただきました。来年度予算にもその辺が入ってきていますが、予算が通るかどうかは分かりません。過去見ていても、足踏みしている状況ではあります。今現在の計画が進んだとしても、令和9年からの役場新庁舎での業務ということになります。であれば、令和9年まではこのままだというのもイコール。であれば、町長、そこまで言うんであれば、災害対策本部が設置できる場所だけを、平屋でもいいよ、どこでもいいから、すぐに造らないと皆さんのものは守れません、どうですかって聞いたら、どうお答えになりますか。 81: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 82: ◯町長【村田邦子君】 そういう議論は、今までもご提案はありました。近くに仮庁舎じゃないですけど、堅固な仮庁舎を建てたらどうかというご意見もありましたけど、やはり、一方では財政的な負担というのもしっかり計算しなくてはなりませんので、二重投資とならないような中でのこの庁舎での安全面と、あとはやはりもういざ本当にここは使えないとなれば、消防庁舎のほうにしっかり移転しながら、時間は多少立ち上げまでかかるかもしれませんし、その後もいろいろご不便をかけるかもしれませんけれども、その部分で、庁舎の中での業務継続計画に沿った災害対策というのをしっかり継続して続けていきたいと考えています。 83: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 84: ◯13番【野地洋正君】 国も県もなんですが、国土強靱化を進めましょうということで、体制をいろいろ組んでおります。要旨から少し外れてしまうかもしれませんが、ご紹介しておきたくて時間をいただきますが、全国の知事会、市長会、町村会は、防災・減災対策及び重要なインフラ機能を確保するための国土強靱化対策の延長、拡充を求めて、令和2年9月9日に緊急要望を国に出しておりますね。  さらに、全国市長会しかちょっと見られなかった、町村会は分かりませんが、昨年です、9月13日付で国土強靱化等の観点から、市町村役場の整備促進を図るとして、令和2年度に終了した市町村役場機能緊急保全債と同等の支援を求めているというのが出てきていまして、全国まだまだ市町村役場の耐震性が確保されていないんだよということを訴えています。庁舎の建て替えを終えていない市町村も相当数存在している。ついては、終了となった保全事業と同等の起債制度を創設しろと、特設の措置を講じられたいと市長会は国へ申し上げております。  質問としては最後です。このように、ほかの自治体も強く求めている国土強靱化、防災・減災対策への国の支援を含めたこの要望とか提言を、今、申し上げましたが、今回の一般質問を通してですけど、最後に、いま一度、町長から、災害・減災についてのお考え、5年度予算に向けた考えでもいいです、何かありましたらお聞かせください。 85: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 86: ◯町長【村田邦子君】 もちろん、今、お話しいただいた全国市長会でしたっけ、それは聞いております。国土強靱化における防災・減災対策、役場庁舎防災対策の緊急保全債の復活といいますか、そういうことだと思います。それも、実は、二宮町も、ここずっと廃止になってから毎年のように県を通じて国のほうにもいろいろお願いに上がっておりました。やはり、なかなか一自治体でのそういった要望、要請というのは、なかなか通らないもんだなと思っていましたけど、確かに議員のおっしゃるとおり、全国的に見れば、まだまだ未耐震の庁舎で仕事をしている自治体というのが本当に多くて、その中では、今、昨今、11日は、本当にまた東日本の12年目ということでやっていましたけれども、それだけでなく、日本各所でも地震が起こっていますし、世界を見てもトルコのような大きな地震が起きているという中では、やはり、今日議員が示していただいたいろいろな過去の大規模地震であったりこれから予測される地震を考えれば、もう待ったなしの状況だと本当に思いますので、国、県に働きかけるということも継続しつつ、財政面が少しでもそれで補えるのであれば、大変大きなものでありますからやりつつ、一刻も早く本当に皆様にご理解をいただいて、役場新庁舎、しっかりと移転、建設していく。そして、かつ、それまでの間、起こった場合に対する安心・安全もしっかり両面で高めていく、これにしっかり努めていきたいと考えております。 87: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 88: ◯13番【野地洋正君】 要望します。幾ら知識や計画をアップデートしても、すぐに行動に移せなければ意味がなく、町民を助けることはできません。今、この議会中にも起こるかもしれないとされている大災害。ハード、ソフト面の両面において、まだまだ不十分であると感じています。1人の犠牲者も出さないとの覚悟の下、町民が日々安心して暮らせるよう、その体制を一層強化させること。特に、災害対策本部は、1分1秒でも早く機能が発揮できるよう、しっかりとした拠点づくり、整備を早期に行うよう要望し一般質問を終わります。 89: ◯議長【根岸ゆき子君】 これにて野地議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前10時50分から始めます。                                  午前10時30分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前10時50分 再開 90: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 91: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。                 〔3番(岡田幸次郎君)登壇〕 92: ◯3番【岡田幸次郎君】 おはようございます。岡田幸次郎です。よろしくお願いをいたします。  ただいま議長の許可を得ましたので、これより一般質問を行いたいと思います。  青少年健全育成事業の進捗及び今後の課題と取組について質問をさせていただきます。  私は、近々のほぼ10年間、子ども会育成会青少年指導員として、小学生、中学生、高校生、おおむね20歳までの子供たちの人材育成の推進役として携わってまいりました。今回は、この経験から見えてきた下記の問題等にスポットを当てて質問をいたします。  青少年指導員制度は、55年の歴史があり、青少年の健全育成、実践的活動を推進し、町の青少年育成事業は、神奈川県並びに湘南地区から、また、参加した子供たちからも大変よい評価をいただいております。私も、仕組みも含めて、大変よい事業だと思っております。  子供たちの顔が見える町、この子供たちが、チャレンジブルに行動して輝いている町、そして、大人も元気をもらって、安心・安全に子供を育んでいける町に、そのような町にしていかなければなりません。その中で、懸念、問題は、大きく2つあると考えております。1つは、活動において、特に、子ども会活動は、少子化による保護者の役員業務が負担となり、入会率が低い水準にあります。さらには、コロナ等による事業の縮小化により、歴史のある恵友会やシニアリーダースクラブの会員の減少により活動に参加する少年が激減し、存続も問われる状況にあります。特に、培ってきた将来の二宮を担うリーダーを育てる重要な事業への継続性や仕組みへの影響が懸念されます。2つ目として、青少年は、基本的に地区ごとに推薦で1名、設置されております。現状は、協議会事業活動が中心です。そのため、地区に根づいた活動、また、地区子ども会、PTAと連携し、地区から子供たちを育てる取組が不十分だと考えております。それには、地区の青少年指導員と地区の子ども会やPTAの連携事業が地区からも推進できる仕組み、横串を刺す機能を町としても検討していく必要があると思います。これらの状況を踏まえて、以下の4つについてお伺いをいたします。  1つ、過去5年間の子ども会加入率、恵友会、シニアリーダースクラブの会員数と推移及び加入促進対策と状況について。  2つ目、今後の町を担うリーダー育成の方向性について、どうしていきたいのか、何が課題なのか。  3つ目、青少年指導員の地区活動での位置づけと役割について、町の考えは。  4つ目、将来に向けた生涯学習振興の課題と取組について、町の考えとビジョンは。以上、ご答弁をよろしくお願いいたします。 93: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 94: ◯教育部長【椎野文彦君】 それでは、岡田議員の一般質問について要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1、過去5年間の子ども会加入率、恵友会、シニアリーダースクラブの会員数と推移及び加入促進対策と状況についてです。  子ども会は、仲間と活動を共有することによって子供自身の成長につなげるコミュニティ活動です。二宮町では、主に小学生が加入し、活動しています。  子ども会の加入率につきましては、塾やスポーツ、習い事など、子供自身の休日の多様化の進行、また、保護者においては、共働き世帯が増え役員の成り手がいないなどの要因によって減少傾向にあります。二宮町において、10年前の平成25年度は72.4%だった子ども会の加入率が、5年前の平成30年度においては67.5%、令和4年度においては61.2%となっています。  次に、中学生を対象とした恵友会、高校生以上を対象としたシニアリーダースクラブは、将来の指導者、リーダーとなることを目標として、青少年指導員の指導、助言の下、体験活動やボランティア活動に取り組んでいる団体です。5年前の平成30年度においては、恵友会4人、シニアリーダースクラブ6人、令和4年度においては、それぞれ4人、2人となっています。  子ども会の加入促進の取組については、各地区の単位子ども会から地域に住む対象の家庭への声かけなどにより実施しています。  また、恵友会については、生涯学習課から毎年4月下旬に中学校を通じて全学年の中学生にチラシをお渡しするとともに、高校生以上が対象となるシニアリーダースクラブについては、恵友会会員に声かけを行っているところです。  続いて、要旨2の今後の町を担うリーダー育成の方向性についてと、要旨3、青少年指導員の地区活動での位置づけについては、関連する内容となりますので併せてお答えします。  二宮町では、令和5年度から第6次二宮町総合計画において、「豊かな自然と心を育み、人から人へつなぐ笑顔の未来」を10年後の将来像に掲げ、その実現に向けた取組を進めています。さらに、総合計画と併せて改定した二宮町教育大綱の基本理念として、町民の多様性を尊重し、一人一人の経験や知識を生かした、共に学び共に育つ教育を推進しますと定めたところです。  子ども会活動をはじめとする青少年事業は、地域行事への参加や様々な体験活動、異年齢交流などを通じて多くの人と関わることにより、社会で求められているコミュニケーション能力や自立力、主体性、協調性、責任感など、様々な能力を育む機会となります。また、学びや活動を通じて関わり合い、互いに認め合うことは、子供たち、青少年の居場所づくりにもつながります。その活動の中心を担っている青少年指導員は、昭和43年に青少年指導員という名称で制度化され、町においては、地区から推薦された皆様に委員を委嘱しています。  活動としては、夏休み期間と安心・安全まちづくり見守り旬間の夜間に町内の公園などを見回る愛のパトロールの実施を行っています。また、先月26日に開催した町内で活動する青少年のバンドやダンスグループが日頃の成果を発表するイベント、Vamos Liveの開催など、青少年健全育成の取組を続けていただいているところです。  そのような中、事業の対象者が子供たちで同様となっている子ども会育成会連絡協議会、青少年指導員、さらには、スポーツ推進員を巻き込んで事業推進ができないかという話が持ち上がり、令和5年度に3団体が連携した子ども野外研修を開催する運びになりました。今回、この事業をデイキャンプ、日帰りとして開催することで、子供たちが気軽に参加しやすくするとともに、キャンプ場スタッフの指導や協力により野外活動や炊事を実施することで、役員の負担軽減にもつなげるものです。  また、各地区において青少年指導員の位置づけの違いがあるようで、地区内の子ども会、スポーツ推進員などとの連携が確立されているところとそうではないところがあると伺っています。今後、青少年指導員が地区事業に参画し、成果につながっている事例などを地区長に紹介していきます。  次に、要旨4、将来に向けた生涯学習振興の課題と取組について、町の考えとビジョンについてです。  現在、二宮町では、二宮町生涯学習推進計画の策定について令和4年度から策定作業を始め、令和5年度中の策定に向け、社会教育委員会議で委員の皆様にご意見をいただきながら取り組んでいるところです。この計画では、現在の生涯学習関連施策を体系化するとともに、課題の分析や今後の施策について、基本的な視点や方向性を示します。  青少年期の生涯学習活動は、人生100年時代を生き抜く力の基盤、生涯にわたる学びのきっかけとなります。計画に青少年の健全育成を位置づけて、学びや活動の機会づくりや情報の提供、成果を発表する場の充実に取り組み、子供たち、青少年が、地域で活躍できる環境整備を進めます。また、活動を通じて、人と人が関わり認め合うことが居場所づくりにもつながることも計画に示していきたいと考えております。  生涯学習は、青少年を含め、子供から高齢者まで全ての人が生き生きと自分らしく暮らしていくために欠かせないことから、町においても継続した取組を進めてまいります。以上です。 95: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 96: ◯3番【岡田幸次郎君】 それでは、要旨に沿って再質問をさせていただきます。  まず、最初、要旨1についてお伺いします。まず、これ、加入率の向上、対応についてということになります。  1つ目として、二宮町の子ども会加入率が10年で大体10%ぐらい低下して、約61%ということでした。さらに、この10年後を考えると、50%台に突入してしまうのかなという危惧をしていますが、こんな加入率を一応予測しています。このことについてどう捉えられているのか、また、どんな有効な歯止め等を検討していかなければならないかなというところで、お考えがあればお聞かせを願いたいと思います。 97: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 98: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 加入率の変化の捉えと対策というところでお答えをさせていただきます。  まず、現状といたしまして、子供たちの休日の過ごし方というのは本当に多様化が進んでいると感じております。従来からありました学習塾のような勉強だけではなく、例えば、プログラミングといったような今の時代の習い事のようなものが始まっていたり、一方で、体を動かす例えばサッカーや野球のようなチーム活動のようなものに参加、所属されているお子さんもいらっしゃるかと存じます。一方で、ピアノやギターといった音楽関係、さらにはダンスといったような団体のチームのものに参加されているようなお子さんもいるということを伺っておるところでございます。こうした傾向は、やはり今後も一定程度は進むのではないかと感じているところです。  ただ、一方で、昨年11月に子育連さんが主催で実施されました地引き網、こちらは親子で110人程度の参加というところで伺っております。やはり、一定程度、こういう集団行事といいますか集まってする事業へのニーズというのはあるのではないかとも一方では感じておるところでございます。  子ども会等、ご質問に挙がりました団体というのは、まずは、いずれも任意の団体であるという前提の下で、やはりそれぞれの活動、その魅力がしっかりと伝わっていくことが、今後の加入促進、または、参加につながるものではないかと感じているところです。やはり各団体におかれましては、この時代の子供たちや、または、保護者さんのニーズを把握していただきながら、ぜひお取組をお願いしたいと考えているところでございます。以上です。 99: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 100: ◯3番【岡田幸次郎君】 いろいろ、環境の変化で多様化しているというお話でした。確かにそうだと思います。やっぱり促進していくのは、魅力あるといいますか、子供たちが何を求めているかというニーズをしっかり捉えて進めていくべきだろうというふうに思います。  続いて、子ども会、恵友会、それから、シニアリーダースクラブ、加入率の向上に向けて、今まで、中学校だったかな、加入促進ツールとしてチラシを配布、先ほども4月に配布しますということでしたけれども、そういったことやお声がけということでやってきて、なかなか加入率が伸び悩んでいるというか促進が図れないという実情があると思います。そもそも、こういう方法、促進方法についても少し限界が来ているのかなということを思っていまして、この辺の会員が増えない理由とか要因、どんな要因として捉えていらっしゃるか、また、新たなアプローチの方法として、お考えがあればお聞きしたいと思います。 101: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 102: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 加入率向上に向けたアプローチ、周知といったところでございます。  私たちといたしましても、本当に正直なところ、具体的な対策と申しますか答えがなかなか見いだせていないというのが、まずは正直なところでございます。湘南地域をはじめ、県内などの周辺自治体の状況の情報収集などもしておるところですが、どちらも、やはり手探りと申しますか、なかなか難しい状況ということを聞いておるところでございます。  こういった状況でございますが、より例えばさらに広範囲、県外にも事例収集や情報収集を進めて研究をさらに進めていきたいと考えておるところでございます。以上です。 103: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 104: ◯3番【岡田幸次郎君】 やはり、この販促というか促進のツールとしてチラシ等々を配って、もう10年、20年ぐらいになるのかな、歴史はかなり古いと思いますけど、昔はそれでも加入者が増えていったということだったんだろうと思いますけど。やはり少し新たなアプローチとして、やっぱり隣町とか湘南地域の子ども会とか協議会と連携を取って、少しどうやっていけばいいかなというような議論をしていってもらいたいなというふうに思います。  もう一つの質問は、これまでの加入率の低迷状況や子供たちの育成のことを考えると、やっぱり活動軸っていいますかね、地域とか地区に移していくというか、主導型に移していくというか、地域の子供は地域が育てるという方向へシフトしていく必要があるのかなと思います。この辺についてどうお考えでしょうか。お考えがあるようでしたら、お聞かせください。 105: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。
    106: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 岡田議員おっしゃるとおり、やはり地域での、または、地域による子育てといった取組は、非常に大切なものだという認識でございます。地域で子供を育てていくという考え方は、平成30年度に一色小学校で先行導入して、その翌年、ほかの小中学校でも導入したコミュニティ・スクールの取組、そして、それと一緒に動いている地域学校協働活動の推進の取組にも通ずるものでございます。やはり地域と、そして、家庭、さらには学校が連携、協力のそうした取組を続けていただくことを町としてもしっかりと支援をしてまいりたいと考えているところでございます。以上です。 107: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 108: ◯3番【岡田幸次郎君】 やはり地域に主導で少しずつシフトしていって、地域から子供の育成、取組とか活動を活性化させていくということでコミュニティ・スクールが挙げられました。これについては、子ども会の子育連とかいう方たちと、どういうふうなキャッチボールか何かされて、何かこういうことは一緒にやりたいねというような連携の場というのがありますでしょうか。 109: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 110: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 現状は、子ども会さんよりも、まずはPTAさんという部分で連携、まずは、学校運営協議会ということもございますので進んでおるところで、昨年のやはり11月に山西小学校では秋のキャンプファイアーというものが行われました。これは、学校さんとPTAさん、さらには、そこに青少年指導員の方も協力として入られて、非常に盛大だったと伺っております。新しくできた枠組みとこれまでの様々な取組が、いろいろな形でつながっていくということが必要ではないかと考えております。以上です。 111: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 112: ◯3番【岡田幸次郎君】 私も、一応、コミュニティ・スクールの活動は注視していますけれども、いろいろ子ども会が、子育連から少し抜けて、もう少し小規模で、できる範囲で地区の活動をしたいというので、こういう方向に行きつつというか、顔がしっかり見える距離で、そういうコミュニケーションを図っていこうと、そういう取組をされているというのはよく聞いています。いいことだと思います。  それで、続いて、じゃ、要旨2と3についてお伺いをします。要旨2と3については、主に、環境変化に応じた青少年指導員の役割みたいなところがメインになると思います。  それで、1つ目として、コロナの影響で青少年指導員の活動ができず、なかなか事業とか行事、この辺ができていないものですから、なかなかノウハウの伝承というのがスキルも含めてできていないという課題があると思いますけれども、この辺の解決策といいますか、そんなところで何か考えている方向性がありましたらお聞かせください。 113: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 114: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 ノウハウの継承と申しますか、そういった部分です。  まずは、やはり活動の休止、中止が続いた中で、なかなか様々な経験のようなものが共有できていないという状況、また、そういう方がいらっしゃいます。そうした中で、まずは現状として、青少年指導員さん独自の動きということで、いわゆるコロナ前から取り組まれていらっしゃったスウェーデン発祥の、薪というか木の棒を投げるゲーム、クッブの体験会を昨年の10月のスポーツフェスティバルで青少年指導員の皆様で体験会をやられたんですが、それの前に独自で研修会、講習会を自分たちでやられて、やはりルール等、または、その楽しさなどを共有化を図られたということを伺っております。  やはり、一朝一夕で済むものではないので、やはり活動を続ける中で指導員さん同士の連携を深め、それとともに、例えばうちの地区ではこういうことやっているんだよといったような各地区での取組の情報交換などもしていただきながら、ノウハウといったものの継承であったりとか、あとは、新しいアイデアなんかもどんどん取り込むことで進めていただければななんて思っております。以上です。 115: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 116: ◯3番【岡田幸次郎君】 一応、ノウハウとかスキルの伝承というか研修で、我々の時代のときはリーダー研修みたいなやつ、指導員とか子ども会の子供たちとか指導員のそういう指導をされる方たちを集めてリーダー研修というのを年に1回やっていたと思うんですけど、今年の事業計画の中で案としてもしそういうのが予定されていればちょっとお聞きしたいんですが、いかがでしょうか。 117: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 118: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 令和5年度におきましては、やはり休止、中止が続いていたというところもあって、先ほど部長からも少しお話しさせていただきましたが、デイキャンプ、日帰りのキャンプを、これまでは1泊2日などでやっておりましたが、デイキャンプで開催して、そこで様々な経験、体験を積んでいただきたいというそういう事業を考えてございます。以上です。 119: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 120: ◯3番【岡田幸次郎君】 どうもありがとうございます。何か講師を呼んで、例えば、青少年指導員とか、子育連の役員とか、子ども会のリーダーとかを集めて、いろんな遊びのスキルとか子供に対しての教え方みたいなところで、そんな研修って、予定はありますか。 121: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 122: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 子ども会の子育連の役員さんでございましたり青少年指導員の皆さんから、そういった研修の機会と申しますか、やはりご自身たちも学びたいという思いというのはいただいております。そうしたところから、先ほど申し上げましたデイキャンプというのは、予定では県内のキャンプ施設に伺うことで、その現地のキャンプスタッフの皆さんから、もちろん子供たちが体験をしつつ、青少年指導員や子育連の役員さんのような大人たちも学ぶ機会という形で実施させていただきたいと考えておるところでございます。以上です。 123: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 124: ◯3番【岡田幸次郎君】 じゃ、特に県の指導員協議会とかから講師を呼んで、そういうスキルとかを学ぶ研修をする場は、今年度は予定していないということでよろしいですか。 125: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 126: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 失礼いたしました。少し言葉が足りませんでした。  やはりデイキャンプを迎える前に、そのような形、議員おっしゃるような青少年指導員さん自身の学びの場というのは、もちろんちょっと青指の皆さんともよく協議が必要ですが、一定程度は必要になってくるかと存じます。必要に応じて県立の青少年センターのほうから職員の方をお招きするなどして、講習、研修、学びの場というのを設けていきたいと考えてございます。以上です。 127: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 128: ◯3番【岡田幸次郎君】 そういうリーダー研修って、我々も経験してきましたけれども、子ども会、青少年指導員、それから、スポーツ推進員とかも交えてそういう研修が開かれる中で、結構コミュニケーションも取れたり顔なじみになったということで連携も取りやすくなりますので、ぜひ案として検討していただければと思います。  それから、次へ行きます。いいですか。 129: ◯議長【根岸ゆき子君】 続きでどうぞ。 130: ◯3番【岡田幸次郎君】 令和5年度に3団体を巻き込んで野外研修ということでデイキャンプを開催する運びになっているという、案としてありますということですが、なかなかこの3団体、青少年指導員、子育連、それから、スポーツ支援員のこの3団体の、こういうのをやろうかという議論の場があったと思いますけれども、私はこのデイキャンプというのは、非常に子供たちにとって大変貴重な体験にもなるし、コミュニケーションを図る場としても有意義な場と、有効的だというふうに考えます。この3団体の、じゃ、やろうねというところで連携を取られたと思うんですが、そういうコンセンサスをどんな形で、方法とか取られたのか、それで、内容はどうだったのかというのが、もし分かればお聞きしたいです。 131: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 132: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 このデイキャンプに至る道のりとでも申しましょうか、先ほどの答弁と若干かぶりますが、ご容赦ください。  私ども生涯学習課のほうでは、子育連さん、青指さん、そして、スポーツ推進員さんと、3団体の役員さんとの打合せを開催しているところでございます。特に、今年度は、そういった集まりをさせていただいて皆さんでお話しをさせていただく中で、やはり3団体とも事業ができていない、その結果として、その団体のメンバーのみならず、例えばその地域、地区ごとになったとしても、なかなか顔がつながらないという部分が現状生じてしまっているというところのお話があったりとか、先ほどの答弁と繰り返しになりますが、やはり事業を行うための、ノウハウと先ほども申し上げましたが、そういった講習というか勉強も足りていないよねと、改めてこれは学ばないといけないよねなんていうそんなお話も出まして、そんな状況から、やはり今回は、この県内のキャンプ場で、そして、そのキャンプのインストラクターさんがいるような環境で、子供たちと一緒に楽しみ学ぶことでというところで3団体の連携をこれからより一層図っていきませんかという形で今回の取組をつくらせていただいたというところでございます。以上です。 133: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 134: ◯3番【岡田幸次郎君】 これからいろいろ3団体の打合せをやられるということなんで、ぜひ出資とか活動のこのイベントの目的とか含めて、どういう役割をしてほしいというところも含めて、ぜひ3団体のコンセンサスを、意思疎通をきちっと取っていただいて、ぜひ成功させてもらいたいと思います。  それから、次へ行きます。各地区の青少年指導員の位置づけですが、各地区イベントに参加して、例えば、地区内の3団体が連携して子供たちの育成活動に関わりを持って取り組んでいくということを私も一応非常にいいことだなというふうに思っています。ただし、この活動をしやすくする、地区で、この3団体が、子ども会、それから青少年指導員、それからスポーツ推進員が連携を取って活動しやすくするために地区長をきちっと巻き込んだ活動にしていかなきゃいけないんだろうなとは思いますけど、そこでやっぱり横串を刺す推進組織というんですか、地区での推進母体っていいますか、この3団体のどこかの団体が、じゃ、俺がリーダーシップを執ってやるよというふうになって地区で子供たちの育成活動が推進されていくというような仕組みが必要かなと思いますが、この辺、どうお考えかお聞きしたいと思います。いかがでしょうか。 135: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 136: ◯教育部長【椎野文彦君】 青少年指導員さんとか、地区でスポーツ推進員さんとか、活動を担っていただいているんですが、その地区によっては、青少年指導員さんがどんな活動をしているのかというのがなかなか見えてこないとかそういうお話を聞くところもあれば、議員の所属されている一色地区とかでは、活発にその活動を地区で行っていただいた上で、地区の中での情報共有というか顔が見える関係が構築されているようなところと様々ありますので、やはりその地区で青少年指導員さんはこんな活動をしているんだとか、あるいは、スポーツ推進委員さんがこんな活動をしているんだ、なので連携協力しようというようなことが生まれるような関係性というか、見えるような形のものを進めていきたいというふうに思っております。  また、その3団体の連携ですけれども、これはコロナで事業ができなかったから始まったというわけではなくて、その前から、なかなか青少年健全推進については、うまくいっているところと、ちょっと時代的に難しくなってきているというのがあって、どうしたら活性化というかできるのかなというのを定期的にやってきたわけですけど、コロナを経てなかなか事業が進まないので、どうにか打開するためには共通の認識を持たなきゃいけないというところで、今、打合せをやってきたところですね。  あと、ちょっと危惧されるのは、青少年指導員さん、昔は、各地区1名推薦をいただいているところなんですが、ここって、少し前から地区からの推薦が上がってこないような状況というのも見受けられるので、そのことについて何らかの対策というか、今後、考えていかなきゃいけないというのは、今、ちょっと危惧されているようなことがございます。以上です。 137: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 138: ◯3番【岡田幸次郎君】 やはり、青少年指導員とか子ども会、PTAも含みますけど、やはり地区から、やはり地区にきちっと軸足を、例えば半分片足をきちっと置いて地区の中で活動をしていく、この姿を、私、この二、三年ずっと描き続けているんですけど、今、教育部長がおっしゃったように、なかなか実態はうまくいかないので、ぜひこれから行事もコロナも緩和されてしやすくなると思いますので、地区会議、地区長連とかもあるでしょうから、その辺も含めて、地区からそういう活動を推進していきたいんだというような方針をぜひ出していただいて、意向を伝えるとか共有していただくというようなことで、今年度以降、少し考えていってほしいなと思いますけど、いかがでしょうか。 139: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 140: ◯教育部長【椎野文彦君】 地区長からも、青少年指導員とかスポーツ推進員の役割について、共有、説明を求められているところもありまして、今後どういうふうにしたらうまく進めていくことができるのかというような投げかけられていますので、検討、相談とかを行いながら、できることを進めていきたいと思っております。 141: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 142: ◯3番【岡田幸次郎君】 もう一つ、答弁でありました地区に1人ずつ推薦がなかなか出てこないということで地区長さんも非常に苦労されているという実情、私も経験ありますけど、そういう環境に、今、ちょうどなってきていますね。やはり、ここは、地区推薦だけじゃなくて、極端な話、公募にするとか、あと、類似の協議会と兼務するみたいな欠員の対策みたいなところを将来的に検討していく必要があるかなというふうに考えますが、いかがでしょうか。 143: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 144: ◯教育部長【椎野文彦君】 議員おっしゃるとおり、何らかの対策を講じていかなければいけない必要性は感じておりますし、今、いただいたご意見は非常に参考になると思いますので、例えば、まだ団体に意向とかを確認はしていないんですけれども、兼務というような選択肢も考えていかなければいけないのかなというところとか、あるいは、公募をやるとしても、どういうような形で公募したらいいのかなというようなことも研究する必要がありますので、進めていければというふうに思っております。 145: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 146: ◯3番【岡田幸次郎君】 ぜひ研究されるときに、やっぱり、それぞれの業務上を改善するとか効率化していかないと、兼務とか手を挙げて、じゃ、俺、やるよという人がなかなか出てこないので、ぜひ併せて研究していただければと思います。  それでは、要旨4についてお伺いをします。ここでは、青少年育成の中期的な取組についてということで質問させていただきます。  生涯学習推進計画の策定の中で、社会教育事業の在り方も含め、青少年の町全体の活動の町全体でやっていくんだという部分と、ぜひそこの枠組みから、地域小ブロック化っていいますかね、地域地区に3つの町内というかな、地区が例えば1つになるとか、少しブロックを分けて活動できるようなことにシフトしていく時期に来ているのかな。全体でやるぞって言っても、なかなか集まらないとか人が少ないとかいうのがありますので、そういう時期に来ていると思いますので、ぜひ、これからは、大人と子供たちの顔が見える距離で活動を取り組んでいくのがいいのかなと、肝要かなと思います。ぜひこれを課題の1つとして推進計画に組み込んでいただいて、方策策定をして活動を推進してほしいなと思いますが、お考えがありましたらお伺いします。 147: ◯議長【根岸ゆき子君】 生涯学習課長代理。 148: ◯生涯学習課長代理【竹本直昭君】 生涯学習推進計画への盛り込みと、あと、そういったところでございます。  まずは、各地域の現在の状況、実情もありますので、なかなか一斉にというのは難しいのかなという思いがあります。ただ、一方で、議員おっしゃいますとおり、その地域の顔が見える関係性と申しますか、個性といいますか、地域の特色といったものが、ある程度、規模感が変わることで見えてくるというのも、また、一方だと思っております。  現在、取組を進めております計画の中では、地域における生涯学習活動の支援の必要性というものをやはり掲げておるところでございます。また、家庭や地域の教育力の向上に向けた取組も今後の施策展開ではより充実が必要というところでは考えております。  議員のおっしゃるようなところも含めて、計画の中で大切な取組の1つとして盛り込むように検討してまいりたいと思っております。以上です。 149: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 150: ◯3番【岡田幸次郎君】 すみません、町長に質問します。  今の地域の小ブロック化にシフトしていくようなそういう答弁、いろいろありましたけれども、もし我々のやり取りの中で、何か将来に向けてこんなことをポイントとして感じたかなというのがあればお聞きしたいなと思います。 151: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 152: ◯町長【村田邦子君】 時代が、やはり、岡田議員も、リーダーとして、会長として、代表ですか、やっていただいていた時代と、またその一昔前、議員の皆さんにはそういう経験者の方も多くいらっしゃると思います。やはり子供の数もそうですけれども、時代背景が大分変わってきていると思いますので、その部分と、あと、成り手の方たちも、青少年指導員に限ったことではなくて、本当に様々な、今まで、社会のため、地域のためにということでボランティアとしていろいろやってきていただいた皆様方のご負担が大変増えているというのは様々な役割の中で聞いております。そういったところで、今後は、やはり必要な部分、町と共同していろいろと進めていただきたい部分もございますので、そういったところを現実的に見ながら、無理のない範囲でどうしたらできるのかというのを、青少年指導員だけに限らず、本当にもう見直していく時期にも来ていると思いますので、各団体の皆さんであったり各地域の役員の皆様なんかとも意見交換しながら、現実的な中で、よりよく町をしていく活動にご協力いただけますよう、改善をもう始めていきたいと思っております。 153: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 154: ◯3番【岡田幸次郎君】 やはり、時代の変化に沿うような感じで、段階的にいろんなことを、団体も含めて、全体を考えながら進めていきたいというご答弁でした。ありがとうございました。  それから、最後です。提案だけの質問になります。  テーマは、青少年指導員の任期見直しの検討についてということで、私がずっと懸案として思っていた1件の件であります。  二宮町の青少年指導員設置規則第6条では、任期は2年とする、ただし、再任はすることができますとあります。これまでの協議会の任期の構成を見ると、短い方は、もちろん1期2年で終わられる方、それから、長い方は6期12年、7期14年とか結構再任されて、任期のばらつきが非常に大きいということでという現状があります。これの懸念しているのは、任期が長いとマンネリ化してくる。行事をこんなのをやろうかといったときに意見とかいろいろ出しますけど、マンネリ化した、何か今までやっていたことをやればいいやみたいなところとか、新しい風がちゃんとなかなか入りづらい。時代の流れに沿った新たな発想での企てがなかなかできなくて、取組のやっぱり活性化みたいなところが図れない、この辺の問題の懸念としてあります。やはり課題としては、やっぱりこの任期の適正化というところが必要かと経験者として思っております。やはり人の交流を循環して協議会を活性化するためにも、この任期に一定の区切りを設ける、節目を設けるということでぜひ検討していただきたいなと思います。例えば任期の区切りとしては、県の表彰が4期8年で表彰対象になります。だから、一応そこら辺を1つの区切りにするのもいいのかなというふうなことも思ったりしていますけれども、この辺、いかがでしょうか。方向性みたいなところでもしお考えがあるようだったら、お願いしたいと思います。 155: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 156: ◯教育部長【椎野文彦君】 これから、青少年指導員のことについて、いろいろ改革ではないですけれども見直しを図っていくということも進めていきたいと思っておりますので、その中の課題の1つとして任期の見直しも議員からご提案いただきましたので、検討事項の1つとして組み入れて進めていければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 157: ◯議長【根岸ゆき子君】 岡田議員。 158: ◯3番【岡田幸次郎君】 ご検討していただけると、今後の中でということで、ぜひそうしてほしいなというふうに思います。以上で、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。 159: ◯議長【根岸ゆき子君】 これにて岡田議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩といたします。休憩後の会議は午後1時ちょうどから始めます。                                  午前11時48分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後1時00分 再開 160: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いします。 161: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。                 〔1番(羽根かほる君)登壇〕 162: ◯1番【羽根かほる君】 羽根薫です。議長の許可をいただきましたので、1件目の一般質問をさせていただきます。  保育士の雇用促進と課題への取組について。  子育て支援策が打ち出される中、保育士不足は全国的な課題です。直近の令和4年10月の保育士の有効求人倍率は2.49倍、対前年同月比で0.17ポイント下落となっているが、全職種平均の1.35倍、対前年同月比で0.19ポイント上昇と比べると、依然高い水準で推移しています。  ほかの市町村から移住を考える方々にとっても、保育施設の環境については関心が高い。安心をして子育てができる環境を提供し続けるためにも、事業者と行政が共通の認識の下、様々な課題に取り組む必要があると考えています。保育士の円滑な雇用や保育園の課題について、町の対応を以下の点から質問いたします。  1、保育士の雇用状況について。  2、待遇改善策を含めた国の施策の実施状況は。  3、保育園と町の課題共有と連携について。  4、保育士の雇用促進に向けた町の取組。  5、町が考える保育園の今後の在り方は。以上、よろしくお願いいたします。 163: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 164: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 それでは、羽根議員の一般質問について要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1、保育士の雇用状況についてです。  昨今、様々な報道がなされているように、保育士不足は全国的に大きな問題となっています。二宮町では、次年度の入所申請受け付けの際や毎月行っている年度途中の入所調整の機会を捉えて、各保育所の保育士配置状況を確認、把握しています。現在のところ、各保育所とも、年齢ごとの受入れ人数に対する保育士配置基準を満たしており、ここ数年は、年度当初の待機児童は出ておりません。しかしながら、個別対応などの配慮を必要とするお子さんが増えていることから、各保育所では、該当するクラスに基準を超える保育士を配置しており、人材確保に苦慮しているところです。  次に、要旨2、待遇改善を含めた国の施策の実施状況についてです。  国では、教育・保育の提供に従事する人材の確保及び資質向上のため様々な施策を実施しており、町でも、該当するものは、各保育所と連携し取り入れています。  まず、賃金体系の改善を通じて長く働くことができる職場環境を構築し、質の高い保育の安定的な提供へとつなげるための処遇改善等加算です。こちらは、保育に係る給付費として町から支払う委託費に加算される経費で、4つの民間保育所、全てが対象となっています。  次に、3歳児について、基準よりも手厚く保育士を配置する場合に加算される3歳児配置改善加算は、今年度1か所の該当があります。また、施設内の清掃や消毒、寝具の用意といった保育の周辺業務を行って保育士の負担軽減を図るための保育体制強化事業補助金は、今年度、2か所の保育所が活用しています。  町を通じて実施しているこれらの施策のほかにも、保育に特化した公共の無料職業紹介所である、かながわ保育士・保育所支援センターによる就職支援セミナーや、県の社会福祉協議会が行う保育士就職準備金貸付事業など保育士の就労を幅広く支援する事業が展開されており、町からも、これらの情報を各保育所に提供するとともに、パンフレット等を窓口に配架して周知を行っています。  次に、要旨3、保育園と町の課題共有と連携についてです。
     近年、保育所において課題となっているのは、発達の遅れなどが気になるお子さん、あるいは、周りからの関わり方が難しいお子さんなどへの対応や個別対応の実施による保育士不足です。これらのお子さんの成長を支えるために保育所や幼稚園への巡回相談を実施しており、心理士や保健師等の専門職が直接各施設へ伺ってお子さんの様子などを拝見し、保育士や幼稚園の先生の対応の仕方などを含めた助言等を行っています。令和5年度からは巡回相談の回数を年間22回から44回に倍増し、支援をさらに充実させてまいります。  また、現在、町独自の補助として、障がいのあるお子さんが在籍する保育所に障害児保育事業補助金を交付していますが、これまでの特別児童扶養手当受給者という要件を拡大し、保育所と並行して発達支援事業所等を利用しているお子さんにも対象を広げてまいります。  次に、要旨4、保育士の雇用促進に向けた町の取組についてです。  各保育所では、保育士を養成する大学や短大への働きかけ、ハローワークへの求人登録、求人広告の掲載など様々な取組を行って人材確保に努めていますが、二宮町は、大きな需要を抱える大都市圏から比較的近いため人材が取られてしまうことや、少子化に伴い保育士を養成する短大や大学の新卒者が減少しているなど、厳しい状況があります。そのような状況を少しでも打開できるよう、令和5年度は、保育士就労支援給付金を予算計上しました。この給付金は、新規に常勤保育士として就職し勤務を継続した方を対象に採用から1年目に年額12万円、2年目に年額6万円の給付を行うもので、新たな保育士の確保と就労継続につなげていきたいと考えています。  また、町内保育所合同の保育士就職相談会を開催し、各保育所の特色を広くアピールしてまいります。  次に、要旨5、町が考える保育園の今後の在り方についてです。  二宮町には民間保育所が4か所、公立保育所が1か所ありますが、令和2年度から6年度までを計画期間とする町の第2期子ども・子育て支援事業計画では、この間の保育の必要量は高い水準が続くと見込んでおり、次期事業計画では、令和7年度から5年間の見込みを立ててまいります。  今後の保育所の在り方については、少子化が進む一方で就労する保護者は増加するなど長期にわたる予測が難しい状況ではありますが、今後の動向を見極めながら検討していきたいと思います。以上です。 165: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 166: ◯1番【羽根かほる君】 それでは、総括質疑においてご答弁をいただいた部分もありますので、私のほうでは、町と保育園との連携についてを中心に質問をさせていただきたいと思います。  まず、要旨の1の保育士の雇用状況についてですけれども、タイミングを見ながら、ある時期ごとに雇用状況は確認されているんだと思うんですけれども、その雇用状況の確認の方法というんですかね、どういう形で確認を町はされているんでしょうか。 167: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 168: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 保育士の配置の状況なんですが、様々な委託費ですとかそういった書類関係のやり取りがございますので、そういったところでの確認が1つ。  それから、ただ今お話がありました入所の判定のとき、各クラスごとの人数で新しく入園を希望される方を判定するんですが、その際に、保育士さんの配置状況というのを各園のほうに確認しながら、そういった調整を行っているというふうな状況になっております。以上です。 169: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 170: ◯1番【羽根かほる君】 書類とかクラス判定のときに確認されているということなんですけれども、何か直接園に出向いていって雇用の状況を確認するとか、そのときの課題を確認するとか、そういった動きというのは、町のほうであるんでしょうか。 171: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 172: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 配置状況に関してなんですが、特に、今、保育士不足ということで、各園のほうからそういったお声をいただいておりましたので、来年度予算、令和5年度予算を策定するときに、直接、各園のほうに出向きまして状況のほうをお伺いしてきました。その中で、課題になっているところに解決する方法ということで、予算取りのほうをさせていただいているという状況になっております。以上です。 173: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 174: ◯1番【羽根かほる君】 直接、出向いてお伺いしたということなんですけれども、そのときに各園のほうから雇用状況について、先ほどちょっとお子さんの状況が変わっていることでということで保育士が不足しているという話もありましたけれども、それと、それ以外のところで、どういう雇用に関しての課題があるという認識を持たれていたんでしょうか。 175: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 176: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 直接伺ったところですと、なかなか成り手が少ないというところのお話がございました。ある園からお伺いしたんですが、保育士さんの採用をしたいということで、保育士さんを養成する学校、短大ですとか大学のほうに訪問しまして、直接お話をお聞きになっていらっしゃるケースもあったんですが、今現在、ちょっと定員割れをしているというふうな状況もあって、やはり成り手不足が1つあるということが、こちらのほうでお伝えいただいた内容になります。  それから、なかなか仕事が大変で定着が難しいというそういったちょっと悩みもあるというふうにお伺いしております。以上です。 177: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 178: ◯1番【羽根かほる君】 ありがとうございます。定員割れ、学校のほうの定員割れとか、入所しても定着しないということも課題というふうに考えていらっしゃるということなんですね。  ちょっと2番のほうに移っていくんですけれども、国のほうで、いろいろ待遇改善策を含めた国の施策があると思うんですけれども、その中には、今、幾つか処遇改善、3つの保育園とか3歳児の加算が1か所とか、実際にそういうことが行われているということでお聞きしたんですけれども、そのほかにも国のほうはいろいろな支援策が出ていると思うんですね。例えば、ICTの活用による書類作成業務の省力化支援とか、例えば、あとは、そんなところもあるのかなというところなんですけど、この国の施策の各園の実施状況、どんなふうにそれが生かされているのかとか、それがどうやっていらっしゃるのかとか、その辺りの条件の把握というのは、町のほうではどのようにされていますでしょうか。 179: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 180: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 国のほうからは様々な施策のほうが打ち出されてきます。そういった情報を各保育所のほうに情報提供をするようにというふうな指示で来ますので、そういったものが来たときには、早めにメール等も使って各園にこういった新しい施策がありますよというふうなことで、まず、情報提供のほうはさせていただいております。  それから、実施状況についてなんですが、そういった施策の中で、こういった施策をちょっとやってみたいんだけどというふうなご相談を受けることありますので、その施策の要件を満たせているかどうか、そういったことも話し合いながら各施策のほうを採用していくかということで検討のほうをさせていただいております。  実際に、施策、採用したものに関しましては、必ず実施の計画であったりとか、それから、実績報告というようなのもありますので、そういった書類と、それから、現地こちらのほうから訪問したときに、実際にどういうふうに活用されていますかというふうなことでお伺いしたり、そういった確認の方法をしております。以上です。 181: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 182: ◯1番【羽根かほる君】 園へ訪問する機会というのは、決まった時期じゃないんだと思うんですけれども、どういうタームで行かれているんですか。 183: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 184: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 なかなか定期的にというのが、必ずこの時期にというのは難しいところもあるんですが、様々な書類、頂きに上がったりというようなこともございます。それから、外に出たときとかに何かお伝えしたい内容とかがあれば、園のほうに寄っていってお話しをさせていただいたり、あるいは、そのときに、いろいろな、今、園の状況で何かお困りのこととかがあれば聞き取りをしたりというようなことでやっております。以上です。 185: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 186: ◯1番【羽根かほる君】 本当に、この国の施策、支援策、保育園に対する、保育士の方に対するというのは様々あると思うんですけれども、これが十分に、今、生かされている状況なのか、各園に。もし生かされていない部分があるとしたら、何かそこに問題点があるのか、その辺はどんなふうに考えていらっしゃいますか。 187: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 188: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 国の施策に関して、町としては、いろいろなお話を伺ったり書類で確認したりということなので、活用に関しては十分にできているというふうに認識しております。以上です。 189: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 190: ◯1番【羽根かほる君】 では、ちょっと次の3番目のほうに行くんですけれども、保育園と町の課題共有と連携についてということで、今まで、少し課題のところ、保育士さんの成り手不足、定着がなかなか難しいようなこともお聞きしてきたんですけれども、そのほかに何か町が感じている保育園の中での課題というのは、何か把握しているところというのはあるんでしょうか。 191: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 192: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 そのほかの町と保育園での課題ということなんですが、先ほど部長答弁の中にもあったのが、やはり発達の遅れなどや、あとは、周りからの関わり方が難しいお子さんが増えてきているということが、やはり課題となって上がってきております。以上です。 193: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 194: ◯1番【羽根かほる君】 それが保育士さんの不足につながっているというのは、これが認識ということでよろしいですか。 195: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 196: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 入所しているお子さんに対しての充足はしているんですが、やはり、それだけではなかなか質の高い保育まではちょっと難しい面もございます。やっぱり個別対応がどうしても必要な配慮の必要なお子さんいらっしゃいますので、そこに保育士さん配置すると、やはり全体的に園としては保育士さんが不足しているというふうなことが一番ということで伺っております。以上です。 197: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 198: ◯1番【羽根かほる君】 それは、各どの園も同じ共通の課題というふうに認識されているんでしょうか。 199: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 200: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 各園、ヒアリングというか、いろいろお話をお伺いしたんですが、全ての園から同じお話は伺っております。以上です。 201: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 202: ◯1番【羽根かほる君】 それ、大体どのぐらいの時期から……。そこ、変わってきたなというふうに感じる時期というのは、どの辺りからなんですかね。それか、お子さんが増えたなというのは。どうでしょうか。 203: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 204: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 そういう課題になるお子さんが増えてきたなと私自身感じたのが、やはり四、五年前、平成27年前後ぐらいから増えてきたなというのを感じております。以上です。 205: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 206: ◯1番【羽根かほる君】 この課題というんですか、何かちょっとクローズアップされてきたというのが、私たち議会の中で言うと昨年ぐらいからなのかなという認識があるんですけれども、平成27年ぐらいからそういう課題を認識しつつも、なかなかそこに対しては具体的な施策という形は、今まではちょっと取れなかったということでしょうか。 207: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て・健康課長。 208: ◯子育て・健康課長【倉重成歩君】 具体的な施策という、保育士さんを直接増やすとかそういう話ではないんですけど、町としては、当然、巡回相談事業というのをやっておりまして、臨床心理士さんですね、心理士さんとか専門職である保健師さんを各保育園、幼稚園に派遣させていただきまして、当然、そういう関わり方が難しいお子さんの対応や個別に対応が必要なお子さんへの関わり方を、今、園とか保護者とか町がちょっと連携しまして、いろいろ情報共有しながら連携し、支援のほうにつなげてきているような形となっております。以上です。 209: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 210: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 今の関係なんですけれども、巡回相談事業って始めたのが、ちょっと記憶であれなんですけど、確か平成24年とかその辺りだったと思うんですね。それまでは、やっぱり園の中に多少いましたけれども、そんなに何とかなっていたというかな、それが、その頃その前後ぐらいから増えだして、もうちょっと専門家を入れなきゃいけないということで町が巡回相談を始めて臨床心理士を入れるようになりました。  それで、ただ、その後も、各保育園の保育士、今ほどの保育士不足ではなくて、保育士がそれなりにいて対応ができていた。ただ、それが、現在は、お子さんも増えているし保育士も雇用しにくくなってきている、そういうのが重なって今の現状になっているというような状況です。 211: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 212: ◯1番【羽根かほる君】 それで、4番にも関わってくるんですけれども、令和5年度の予算のほうでは、巡回をちょっと増やしていくということと、集団面接会の実施というんですかね、それを予算化されているということだと思うんですけれども、いよいよこういう手を打たれないとちょっと厳しいかなという状況になったということなんでしょうか。どう考えていらっしゃいますか。 213: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 214: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 いよいよというか、確かに大変な状況にはなっているんですが、やはり数年前から少しずつそういったお話を伺っている中で、何をやったらいいんだろうというふうなことでこちらのほうとしても考えまして、園長先生にお話を伺った中で、令和5年度ですね、目に見える形での施策ということで打ち出しをさせていただいているという状況です。以上です。 215: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 216: ◯1番【羽根かほる君】 ありがとうございます。本当に、私、この質問を考えたときには、まだちょっと令和5年度の予算を見れていないときだったので、予算化されていて本当によかったなというふうに思っているんですけれども、今回のこの令和5年度の取組、新というか増やしていくとかね、そういうことに予算をつけたということなんですけれども、例えばこの集団面接会とか就職相談会のところに、これは職員の方もその場に行くとかそういう種類のものなのかどうかを、ちょっと予算審査にならない程度でよろしくお願いします。 217: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 218: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 面接会ということなんですが、まず、各園の紹介をしていただいた中で、その後、各園ごとに面接を希望される方との個別のお話をしていただけるようなのを考えております。  また、町のほうとしても、こちらの会場のほうまで赴きまして、いろいろサポートのほうをさせていただきたいと考えております。以上です。 219: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 220: ◯1番【羽根かほる君】 これは、すみません、ちょっと調べてこなかったんですけれども、他の自治体でもやっている施策なんでしょうか。 221: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 222: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 こういった取組、やっている市町村、結構ありますので、そういったところと、それから、ハローワークでもこういった保育士さんとか福祉の関係のお仕事のミニ相談会というようなのをやっております。ついこの間、町のほうでもハローワークのほうと共同でミニ相談会ということで、1か所、ご参加いただいたんですが、そういった相談会のほうをさせていただいております。そういった中で、少しでも二宮の保育に興味を持っていただけたらというふうに考えております。以上です。 223: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 224: ◯1番【羽根かほる君】 ちょっと先ほど出た障がい児の保育事業費の補助金の件なんですけれども、これは、今年度、令和5年度、新たな形なのかなということでよろしいのかな。  それで、これをやることになった背景というんですかね、その辺りをちょっと教えていただけますか。 225: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 226: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 制度自体は、今までも実際あったわけなんですが、それを拡充するということになります。令和5年度なんですが、今までは特別児童扶養手当の対象になっているお子さんが通っている場合にお出ししておりましたが、これを通所支援等の受給者証をお持ちのお子さんに対象を広げていくということになります。金額としては半分の額ということに、単価にはなるんですが、こういったところを活用いただくことで、支援に回れる保育士の方の確保にぜひ活用していただきたいというふうに考えております。以上です。 227: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 228: ◯1番【羽根かほる君】 今回、この質問をなぜさせていただきたいかと思ったかって言いますと、前回も少し触れたかもしれないんですが、保育園等のいろいろな課題に対して町がどう関わっているのかなというところが、ちょっといまいち見えなかったんですよね、今までの。具体的な施策、新たなこともないし、今までどおりだったような気がするんですけれども、ちょっとお聞きしていると、先ほども園に出向いてお話を伺ったりすることもされているということなんで、何かこの最近のところで、そういった町として保育園に対しての課題解決のために動きが変わったとかそういうのは、今までもそういうのはやっていたけどということなんでしょうか。 229: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 230: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 今までに関しても、そういった聞き取りですとか動きはもちろん行ってきたところなんですが、形としてなったのはここの令和5年度からと、特に見える形でというのは令和5年度からということになるかと思います。以上です。 231: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 232: ◯1番【羽根かほる君】 よかったです。本当に、いろいろな課題がやはりあると思いますし、引き続きここはやっていかなきゃいけないところなのか。町がやっぱり一緒に保育園の事業を支えていくと、あと、子育てのところを支えていくのは、もう町がやっていくことなのかなというふうに私は考えています。  それで、5番に行きますけれども、町が考える保育園の今後の在り方なんですけれども、先ほど、令和2年から令和6年度の計画では、この保育園の需要というんですかね、保育園を利用する方の需要は高いのではないかということで、令和7年度以降は、すみません、どのように、まだちょっと先ですけれども、どんなふうに見られていらっしゃるんでしたっけ。 233: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 234: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 予測自体は、すごく難しいかなというふうには思うんですが、次の次期子ども・子育て支援事業計画を策定するときに、令和5年度に前段階としてのアンケート調査などを実施します。その段階で今後の保育の必要量というのを予測していきますので、ここで、短期間のものに関しては、かなり把握できていくのではないかというふうに考えております。以上です。 235: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 236: ◯1番【羽根かほる君】 短期間というと、どのぐらいの期間でしょうか。 237: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 238: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 短期間というと、すみません、ちょっと分かりづらかったかと思うんですが、計画期間が5年間ということになりますので、この期間に関しての予測を立てていくというふうなそういった流れになります。以上です。 239: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 240: ◯1番【羽根かほる君】 今は保育のお預けになる方も増え、そして、保育士の方が、なかなか人材不足というのは今の現状だと思うんですけれども、これから、一方で、少子化が進んでいくのがもう少し先なんでしょうかね。そうすると、今度、保育園自体が縮小化になっていくというか、そういうことも考えられなくはないとは思うんですが、その辺りはいかがでしょうか。どんなふうに見ていらっしゃいますか。 241: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 242: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 少子化の波というのは、なかなか国が今、子育て予算の倍増とか言っていますけれども、そこで持ち直すのかどうかという点があるにしても、ただ、今、少子化の波というのは続いているような状況。  一方で、労働者不足から働く保護者というのは、すごい、今、増えています。それが、どこかでそのラインが交差するというんですかね。少子化がさらに進めば、働く保護者がこれ以上増えたとしても、やっぱり園児は減っていくことになると思います。ただ、それがいつかというのは、今、判断としては非常に難しいというふうに思っています。  当面の間は、今、保育園の入所を希望する児童というのは高い、今までの中でずっと高い数字を示していますので、これはもうしばらく続くんだろうなと思っています。なので、どうやってその先の時代を見極めるのかというのは非常に難しい、これからいろんな情報を集めながらやっぱり研究をしていかなきゃいけないのかなというふうに思っています。 243: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 244: ◯1番【羽根かほる君】 令和7年度からの計画のところでは、ちょっとまだアンケートをしないとというところもあるかもしれませんけれども、その辺は、まだ少子化というところは出てこないかなという、今のところ、どんなふうにお考えなんでしょうか。
    245: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 246: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 次の令和7年からの5年間の計画の中では、そう、がくっと少子化で保育園の児童が減っていくというまでは行かないだろうなというふうに、ちょっと感覚的にはそういうふうに、今、想定しています。 247: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 248: ◯1番【羽根かほる君】 では、もう最後の質問になります。  町長に少しお伺いしたいんですけれども、もう報道等によりますと、先ほどの少子化の件で公立の保育園を閉じていくという方向性をもう出している自治体も報道によると増えているというふうに出ているんですけれども、町としては、そこの考えは、どんなふうにお考えなんでしょうか。 249: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 250: ◯町長【村田邦子君】 今後の保育園の行方と、あと、二宮の場合は、百合が丘保育園、公立保育園を持っていますから、その今後ということだと思いますけれども、今、質疑の中でお話ししてきたように、当分、本当にそれ当分って何年間だというのかもしれませんけど、もう共働き世帯、やっぱり増加していますし、子育て世帯の流入というのも、しばらく今のところ本当に好調に続いておりますので、今のところではという状況だと思います。  ただ、そして、一方で、お話にあったように発達の遅れとか、やはりちょっといろいろ関わり方、保育の部分で難しいお子さんなども増えている中で、ちょっと前までは、よく百合が丘保育園が、そのとりでになっているというか、しっかりそこの部分を支えていたというようなお話もしていたことが一昔前あったんですが、今は、さっきのお話のように民間保育園においても本当に積極的に様々なそういった部分のお子さんも受け入れていただいて、そういうこともあって、今回、補助金も出しながら保育士の部分の手厚いそういった部分もしっかり進めていこうということですので、民間保育園でも遜色なく本当に、逆に様々な保育の質が高まり、利用者としてはいろいろ選択できる、そういった部分が二宮の場合、本当に多様にあるというふうに考えています。  そういった中で、今後、本当5年後、もっと先かもしれません、10年後、その辺はしっかりと見据えながら、民業を圧迫しないような形で、町としても保育園、保育の在り方、内容を含めてしっかり考えていきたいと思っています。 251: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 252: ◯1番【羽根かほる君】 そうすると、やはり、公立と民間と協力し合ってというか両方が存在して、そして、町がそこを、民間についてはサポートしていくという、支援をしていくというようなそういう形でまずはやっていっている、そんな状況というふうにちょっと捉えたんですけど、よろしいでしょうか、町長。 253: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 254: ◯町長【村田邦子君】 何しろ、現在進行形ではそういう形で進んでおりますので、利用者の保護者の皆さんは、いろいろな条件があると思いますけれども、そのご家庭に合った保育所をまた選択していただいてお願いしたいと思いますし、今後は、いろいろと社会の状況が変われば保育の内容も変わってくるかもしれません。そういったところ、お子さんたち、保護者の方たちに不安を与えないような、一歩先を見据えたような対応をしっかりとしていきたいと思います。以上です。 255: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 256: ◯1番【羽根かほる君】 では、質問は以上にしますので、要望をお願いさせていただきます。  総括質疑、一般質問と、複数の議員が保育に関する質問を予定していたわけです。それだけの課題をやはり感じているのではないかというふうに私は思っています。  子育ての環境は、これから移住を考える方々にとっても非常に大きな判断のポイントです。また、保育園へ預けるお子さんの安全性、ここを確実に守って、保育士の雇用状況や園の課題については、町が適切に共有して、支えて、解決していくこと、これは園の運営にとっても必要なことだと思っています。令和5年度のこの予算に幾つかの対策が盛り込まれており、少し安心をしました。引き続き、各保育園との連携を強化、継続していくことを要望して、1つ目の一般質問を終わらせていただきます。 257: ◯議長【根岸ゆき子君】 ここで暫時休憩をいたします。休憩後の会議は午後1時45分から始めます。                                   午後1時38分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後1時45分 再開 258: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の質問をお願いいたします。 259: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。                 〔1番(羽根かほる君)登壇〕 260: ◯1番【羽根かほる君】 2問目の質問をさせていただきます。新庁舎整備の今後の進め方について。  様々な議論が進められてきた新庁舎整備、次の段階は、基本設計の実施と想定されます。大変大きな事業であり、多くのご意見をいただいた新庁舎整備は、今後、議会の議決事項が、その段階ごとに提出されることが予測されます。また、行政の執務スペースであるとともに、町民が各種手続に訪れる重要な場所でもあります。整備が進む前に、今後の進め方と各段階ごとにどのような決定が行われていくのか、どのような内容が示されていくのかを以下の内容に沿って質問します。  1、基本設計で示される内容について。  2、基本設計後のスケジュールと各段階で決定する内容について。  3、建設場所に計画されている果樹公園の取得について。以上、よろしくお願いいたします。 261: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 262: ◯政策部長【志賀道郎君】 それでは、羽根議員の一般質問について要旨に沿ってお答えします。  初めに、要旨の1、基本設計で示される内容についてです。  今回の基本設計は、ラディアン周辺行政機能等集約基本設計として、新庁舎建設とラディアンのリニューアル、にのみやホテル跡地活用の3つの基本設計を同時に行うものです。これらのコンセプトは、令和3年度に策定した新庁舎・駅周辺公共施設再編計画に基づいており、計画の42ページ、あるいは、61ページにイメージをお示ししております。単なる庁舎の更新や集約にとどまらず、ラディアン周辺を町民にとって居心地のよいエリア、新たな憩いの空間とすることを目指しているものです。  基本設計でお示しすることを予定している内容は、次のとおりです。  建物の配置や駐車場や車寄せ等の外構や動線、各課や会議室等の大きさや配置、トイレやエレベーター、空調機器、上下水道や電気等使用設備の配置と仕様、外観や内装、各階フロアの高さや柱の設定、採光、光の取り入れや吹抜け、屋上や断熱の仕様などになります。このほかにも、町民機能のスペースをどのようにするのか、基本計画のコンセプトを踏まえ、これまでの町民アンケートやワークショップの結果を振り返り検討いたします。また、議場についても、開かれた議会をコンセプトにした様々な先例がありますので、議会からのご意見を伺いながら検討したいと考えております。  続いて、要旨の2、基本設計後のスケジュールと各段階で決定する内容についてです。  今回の基本設計予算は、令和5年度から6年度にかけて2年間の継続費として計上をさせていただきました。本定例会で当初予算が可決されれば、基本設計を行う事業者をプロポーザルで選定したいと考えております。  プロポーザルでは、新庁舎・駅周辺公共施設再編計画のコンセプトを踏まえた設計方針の概要の提案を受けたいと考えております。したがいまして、プロポーザルを行うことを公表してから、参加を希望する事業者が資料を読み込み準備するといった期間を確保することが必要になります。ほかの自治体の事例では、こちら側の準備期間を含めて3か月から6か月程度を要していますので、事業者が決定し設計がスタートするのは、早くても7月以降になると考えております。  その後、規模や機能、間取りやデザイン、主要な設備、環境性能に応じたZEBの補助金と費用対効果、ランニングコストやメンテナンスコストを踏まえたライフサイクルコストまで、幾つかの案を提示していただく計画です。その過程においても様々な比較や打合せをしながら十分に検討したいと考えておりますので、その作業に最低でも約1年間の期間を見込み、継続費とさせていただきました。  また、その後の実施設計や建築の事業手法につきまして、従来方式のほか、デザインビルドやPFI等の方式が考えられますので、最適な手法についても検討していきたいと考えております。  続いて、要旨の3、建設場所に計画されている果樹公園の取得についてお答えします。  果樹公園につきましては、これまで、毎年、神奈川県から町で取得することを検討してほしいということを言われ続けてきております。新庁舎・駅周辺公共施設再編計画を策定後には県に対してこの計画をご説明させていただいており、将来的には取得の意向があるというご説明もさせていただいております。その後、町長も、黒岩県知事にお会いしたときに直接取得の意向をお伝えして、県知事からも、町が取得するのなら何よりであるといったお言葉をいただいております。  果樹公園の取得費ですが、県が市町村へ用地を払い下げる場合の決まりがありますので、それは、県が不動産鑑定評価により算出した評価額、こちらが基本になります。そして、市町村が庁舎建設など公共用に用いる場合には、算定した不動産鑑定評価額に対して一定の配慮をしていただけるということを確認済みです。当然、不動産鑑定評価による価格よりも低額となりますので、町で不動産鑑定評価を行った後に、双方の評価結果を突き合わせるといった手法を取るということはないということも確認済みです。  取得の時期についてですが、こちらは取得費用をどのように予算化するのかということがポイントになります。費用は、数億円という規模になろうかと思いますので起債など資金の手当てが必要になりますが、用地を取得する場合の起債をするためには、建設をするということが確定的であることが条件になっております。したがって、現時点では基本設計が終了し実施設計に入る段階で、土地取得に関する予算を議会に対しご提案したいと考えております。そして、土地の取得費用に加え、今回の基本設計で算出された建設費用、地盤の調査費、埋蔵文化財の調査費、施工管理費、什器備品類の購入費用など、概算事業費の総額としてお示しをしたいと考えております。  また、あわせて、基金や起債の活用予定等を含めた将来にわたる財政の見通しを明らかにし無理のない計画であることをご理解いただく必要があると考えており、その時期について、現時点では令和6年度途中から令和7年度当初を想定しております。以上です。 263: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 264: ◯1番【羽根かほる君】 ありがとうございます。  要旨それぞれにちょっと関係性がありますので、質問がちょっと要旨の順番と前後するかもしれませんが、また、ちょっと総括質疑での答弁も踏まえて質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず、基本設計で示される内容についてです。ラディアン、庁舎、それから、旧ホテル跡地等を含めた基本設計が示されていくということなんですけれども、この基本設計、できましたよって……。私は全然専門家ではなので、ちょっと分かりやすく町民の皆様にもお知らせできるようには教えていただきたいんですけれども、これ、どういう形で示された……。例えば、立体的なこういう図が出てくるとか何かどういう形で……。金額が出てくるのは分かるんですけれども、どういう……。先ほど例えばトイレとか水道設備、内装も入れて出てくるということなんですが、どういうふうに……。平面図で示されていくのか立体的なものが示されていくのか、建物の仕様とかそういうのも含めて出てくるのか、どういうものが現れてくるのか、ちょっと教えていただけますか、もうちょっと詳しく。 265: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 266: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 先ほどの答弁にもありましたけど、基本設計の中で表現するものということになるかと思います。分かりやすく、例えば一般の住宅を建てられたことがあったり建てようとされている方、よく住宅展示場なんかに行かれるかと思うんですけれども、そういったイメージでお伝えすると分かりやすいかなというふうに思うんですけれども。  今のこの基本設計という段階は、今、どこに建てたいかというところを、大体、例えば二宮町で駅の周りで、できるだけ県道に近いところって場所を大体イメージできているのが今の状態なんですね。そこから、じゃ、具体的にどんな建物を建てようか、どんな敷地に建てようかというところが、この基本設計の中で具体的に決めていきたいところかと思います。住宅で言いますと、様々な住宅メーカーさん、何社さんか思い浮かべる方があるかと思いますけれども、住宅メーカーを選んで、そのときに間取りのプランでしたりデザインやなんかは、住宅メーカーさんは結構無料でサービスでやっていただけるかと思います、結構具体的なプランが。住宅は、もうたくさん経験がありますので、そういったものを、具体的に言いますとパース図であったり、平面の間取り図であったり、仕様というんですかね、エアコンだったり、今だったらソーラーパネルだったり、具体的な仕様の機器の一覧が出てくるものがあります、そういったものをイメージしていただけるとよろしいかと思います。  ただ、やはり庁舎ということで特殊な建物ですので、それらが一般の住宅と違って無料ではなくて、やはり専門的な見地でかなり深く設計がか関わらないとそれが出てこないというようなイメージで考えていただければよろしいかなと思います。以上です。 267: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 268: ◯1番【羽根かほる君】 その基本設計を頼む事業者さんには、この計画を基に読み込んでいただいてつくっていただくんでしょうけれども、町側からどの程度の指示というんですかね、これはこれを使ってくださいとかそこの辺りは、かなり詳細に最初にお願いしてつくっていっていただくのか、その辺りって、どういうふうに進められるんでしょうか。 269: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 270: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 今回、基本設計の事業者を選ぶプロポーザルということになります。これは、ちょっとよくコンペというんですかね、コンペティションってありますが、建物をいろんなデザインがあって、どれを選びますかみたいなものとちょっと誤解されやすいんですけれども、あくまでも設計者を選ぶというものですので、プランをどれがいいかって選ぶものではないというところが、ちょっとポイントになってくるんですね。逆に、あまりこうしなさい、ああしなさいということを指定してしまうと、ちょっと設計の範囲を狭める、その設計者の民間力を活用するというのがちょっと趣旨な部分もございますので、それを損なわない程度にというと、今回、駅周辺再計画の中に基本計画ということで入れさせていただいておりますけど、それぐらいのちょっとふわっとした外観のイメージだったり、おおむねの大きさだったり、おおむねの予算規模だったりというぐらいの提示内容であって、あとは、先ほどありましたけれども、ライフサイクルコストを意識してほしいとか、町民機能を意識してほしいということをもう少し詳しく加えた上で検討してもらうということになります。以上です。 271: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 272: ◯1番【羽根かほる君】 そうすると、計画にあること、プラスアルファ、少しお伝えして、その後は、そのプロポーザルに参加される事業者さんがどういう提案を出してくるか、それによってまずは業者選定をしていく、そういう流れと理解してよろしいですか。 273: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 274: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 おっしゃるとおりです。そういった意味でいうと、ちょっと面接のような雰囲気のほうが強いかなと思います。我々の考え、プレゼンテーションをしていただきますので、その中でのやり取りや何かを踏まえて、我々の意思を、ちゃんと伝えたイメージを具体的に応えてくれるような方であったり、いろんな事例を挙げて応えてくれるような方であったり、そういった視点で事業者としての能力を見極めていくというような選び方になろうかと思います。 275: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 276: ◯1番【羽根かほる君】 そうすると、よく企業なんかですと、計画とか何かお願いしたいときにプレゼンテーションを受けますけれども、いろんなプレゼンを受けた中で、どのプレゼンが一番よかったか、そういう段階を経て、そして、事業者が決定して基本設計がスタートする、この流れで合っていますか。 277: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 278: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 そのとおりでございます。 279: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 280: ◯1番【羽根かほる君】 それで、総括質疑でも少し出たんですが、これ、ZEBのところ、ゼロエネルギーのところですけれども、これは、もう、基本的にする、して、これを取り入れていくということを前提とするのか、その辺りは、どんなふうに事業者さんのプレゼンに対してお願いしていくんでしょうか。 281: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 282: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 ZEBについてなんですけれども、当初、令和元年頃にも検討していた計画の内容でも触れてはおりましたけれども、今、国土交通省の国の脱炭素社会の実現に向けてということで、基準が変わりました。官庁施設の環境保全性基準の改定がありまして、公共施設、庁舎のZEB化が求められることになりました。近隣でも、ご承知かと思いますけれども、開成町役場もZEBに適合した施設となっております。これからのZEBは、今、最もトレンドといいますか中心になっておりますので、様々な技術が新しく生まれておりますので、そういったことを、どれがやはり先ほどの費用対効果が高いかというものを見極めながら、ZEBに適合していくということになろうかと考えております。以上です。 283: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 284: ◯1番【羽根かほる君】 ちょっとZEBの件は分かったんですけれども、そうすると、プロポーザル提案を受けた段階で、もうこのときに金額の提示もあるということなんでしょうか。それは、まだなの……。 285: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 286: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 プロポーザルの段階では、この基本計画の中で、おおむねの町の考えているイメージの金額、価格帯を乗せておりますので、それを想定した上で挙げていただくということになります。以上です。 287: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 288: ◯1番【羽根かほる君】 あらかじめ、この程度の金額でやってみてくださいと、プレゼンを受けるという形なんですね。それで、その事業者さんのスキルというんですか、ノウハウがどういうものがあるかというのを見極めて事業者を選定して、そして、基本設計が始まっていくという流れと理解をしました。  私、今回、令和5年度の予算で、金額が基本設計の出ているんですけれども、2年もかかるのかなってちょっと思ってしまったんですが、これは、当初、この計画の見込みとかそういうところからスタートする、さっきちょっと説明ありましたけれども、このぐらいは通常かかるようなものなのかということを教えてください。 289: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 290: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 ほかの自治体の事例でも、大体、1年から1年半かなというふうに考えております。どれまで、どれほど掘り下げるかということにもよるかと思うんですけれども、やはりプロポーザルも、先ほど申し上げましたけど、しっかり事業者を選ぶのが正直一番肝となってくるかと思いますので、そこをしっかりと期間を取ろうと思うと正味の設計に1年かかりますので、プロポーザルの期間プラス1年ということで、1年半程度は、やはりどうしてもかかるのかなという見込みでございます。以上です。 291: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 292: ◯1番【羽根かほる君】 期間を要するというのが何となく分かってきました。  それで、ちょっとまた戻りますけれども、この依頼するときにデジタル化の推進も考えられると思うんですが、この総括質疑でもこの辺りは出たんですが、必要とされる面積が、やはりデジタル化の推進によって少し変化をするのではないかというのはいろんな方から出ている質問なんだと思うんですが、この辺りは、いま一度、どういうふうに考えていらっしゃいますでしょうか。 293: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 294: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 分散と集中の話ですね。デジタル化を進めることで変化がという話が、令和2年頃当時から、いろんなご意見だったりご提案をいただいたところでございます。  国の省庁を様々な地域に分散配置して地域経済の活性化を図ろうとする取組等もございますが、町の規模と考えますと、200人程度という職員数ですので、そこまで分散する必要があるのかどうかというところは、考えなければならないことかと思います。我々、基礎自治体の業務は、直接、住民の方々と関わるものが多くございますので、DXの発展によって、ご家庭から、逆に町民の方から、リモートでの手続が可能となる未来の姿はあろうかと思いますが、現時点では、まだまだその相談業務も相対で直接実施する場面が多く残っておりますので、まだまだ急激に面積を削減できるちょっとレベルまでは行かない、当面はないのかなというふうに考えております。  したがって、現時点では、総務省の示している標準的な算出方法から求めた面積ということで、計画の中でも4,400平方メートル程度を必要面積と想定しておりますけれども、コロナ禍でも事務室の面積としては1,360平方メートルというふうにお示しさせていただいております。これまでにご説明してまいりましたけれども、DXの進展を見据えた将来的な転用を可能とする、職員の数が減ったらそういった部分は詰めて、ほかの機能に転用するというちょっとフレキシブルな設計をしていこうということで今回の計画に盛り込んでおりますけれども、廊下や会議室などでも大体3,000平方メートル、現在の必要面積でいうとありますので、今、全体の面積では4,400平方メートルという広さとして上げていますけれども、それが、類似自治体を見ても過大な面積ではないかなというふうに考えております。以上です。 295: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 296: ◯1番【羽根かほる君】 あと、少し総括質疑で喫煙関係のことがちょっと出たと、喫煙、健康のあれですね。その辺りは、庁舎にはどんなふうに生かされていくんでしょうか。 297: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 298: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 総括の内容も私も聞いておりました。喫煙所に関しては、やはり様々な議論があります。もちろん健康面を考えれば、ないほうがいいというお話もあろうかと思いますけれども、かといって、一方で、たばこを吸う方々のお気持ちだったり権利であったりということもあろうかと思います。無理にやはり全面禁煙にすることで路上喫煙が増えたりですとか、ポイ捨てなどの弊害も懸念されるところでございます。  全国の庁舎でも、様々な対応がある事例が散見しております。それぞれ苦慮しているようですけれども、吸う方の喫煙環境とともに、吸わない方に対する受動喫煙に十分配慮する必要があると考えております。  今回の計画では、主に屋上、外部に面する場所で、周囲と十分離隔を取れる場所での喫煙所の配置について検討したいと考えております。以上です。 299: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 300: ◯1番【羽根かほる君】 私の中では大体基本設計の流れとか、どんなものが出てくるのかというのは、ちょっと理解が深まったかなというふうに思います。  それで、次の設計後のスケジュールのところで、各段階で決定する内容についてなんですけれども、そうすると、事業手法、どういうふうな手法で建設していくのかというところは、実施設計に入る前に、基本設計は終わる頃になっていくんでしょう……、ちょっとすみません、その辺り、教えてください。 301: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 302: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 先ほどの部長の答弁でも一部ありましたけれども、事業手法についても、今回の基本設計の中で具体的に検討したいと思います。  今の時点で、基本計画の60ページにも幾つかの事例が、先ほど従来方式ということで、一個ずつ基本設計、実施設計、工事と入札していく従来方式と、デザインビルドであったりPFIということで、事例としてお示ししておりますけれども、これらを、今回の、具体的に補助金等の兼ね合いもございますので、現実的に考えたときに、どの事業手法が最適かということは、やはり基本設計で具体が見えてきた中で詳細を検討する必要がございますので、それも併せてお示しすることになろうかと思います。以上です。 303: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 304: ◯1番【羽根かほる君】 すみません、詳しくないので教えていただきたいんですけど、この基本設計の事業者と実施設計の事業者は、異なるか一緒なのかも、まだ分からないという感じでしょうか。
    305: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 306: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 いわゆる従来方式で言いますと、一段階ずつ入札をすることが基本ですので、大体異なることが多いです。ただ、それがメリットであったりデメリットであったりという部分も明らかになっておりまして、他市町の事例では、基本設計と実施設計を一緒に行うパターンと、我々の今のこの段階で考えますと基本設計だけで一回区切りますので、実施設計と施工、工事を一緒にやるのが、今回、デザインビルドというような形になります。先ほどの住宅メーカーを事例でお話ししましたけれども、住宅メーカーで考えたら、当然ですけれども、設計も施工も同じ住宅メーカーさんがやるんですね。同じ、ぱっと思い浮かべるS社さんだったりD社さんだったり、何か展示場へ行きますと、もうプランも考えてくれますし、じゃ、そこで契約しますと、具体的な金額が出る、もう契約直前の詳細なところが出て施工も一括でやられるのが普通の住宅だと思いますけれども、どっちかというと、デザインビルドは、そういうイメージですね。そのほうが設計の段階で建築する資材のこととかを具体的に把握していますので、全体としては安くなったり早くなったりというメリットがあろうかと思いますけれども、従来方式では、それを一段階ずつやっていくというのが、行政、公共事業としては主だったんですけれども、近年は、そういったデザインビルドが増えてきておりますので、そういった手法は特に注目しているところでございます。 307: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 308: ◯1番【羽根かほる君】 この計画の中で、先ほどちょっとご答弁にもありましたけれども、町民が憩える庁舎でありというところとか、議会の議場のスペースについて、議会の意見を反映してというようなことがあったと思うんですが、これが反映できるタイミングというのは、どういうタイミングで現れてくるんでしょうか。 309: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 310: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 それらも、基本設計の中で具体的にお示ししていくことになりますので、ちょっとまだ意見の聞き方というんですかね、どういったふうにちょっと進めていくかというのは、ちょっと悩んでいると言ったらあれですけれども、プロポーザルで決まった設計事業者さんと一緒に検討していくことになろうかと思います。  ただ、基本的にはパブコメという町民意見募集や何かは必須だとは考えておりますし、特に議会の議場の機能については、途中の段階で具体的なご相談をしなければならないことだと思いますので、ちょっとその辺りは、事業者を交えて検討したいと考えております。以上です。 311: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 312: ◯1番【羽根かほる君】 冒頭でも申し上げましたけど、執務のスペースがメインではありますけれども、町民、また、議会が利用するところでもありますので、この後、意見を反映する、どこまでというのはあると思いますけれども、その機会は、どこかでタイミングとしては現れてくるという考えでよいでしょうか。 313: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 314: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 そのとおりでございます。 315: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 316: ◯1番【羽根かほる君】 忘れちゃうといけないので、先にちょっとこれを聞いておきますけど、公共施設を建築する際の財源に対する基本的な考え方、これはどんなふうに……。さっき、起債等、お話がありましたけれども、どんなふうな考え方を持っていらっしゃいますでしょうか。 317: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 318: ◯財務課長【須田泰弘君】 公共施設全般のお話だと思います。公共施設を建設する際は、実施年度に歳出予算がどうしても大きく膨らんでしまいますので、当該年度の通常の予算の部分にしわが寄ってしまう部分がありますので、当該年度に一般財源を補完していく財源を準備する必要がございます。  建設される公共施設は、将来世代の住民の便益にもつながることから、世代間負担の公平を図るための地方債、現在我々の世代と将来世代の負担の均衡を図りつつ、将来世代に過度の負担とならないようにするため、特定の目的のために積み立てている基金などを活用して、当該年度の一般財源を補完することが一般的です。  そのほか、メニューがあればですけど、国庫補助金ですとか県の補助金なども活用しながら進めていきます。  このことから、新庁舎の財源についても、地方債を活用するとともに、将来世代に過度の負担を残さないよう、現在、計画的に基金を積み立てているところでございます。以上です。 319: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 320: ◯1番【羽根かほる君】 時間もあります。ちょっと次に進んでいきます。では、3番の建設場所に計画されている果樹公園の取得についてです。  ここまで取得の交渉がある程度あったのかなと思うんですが、ここまでどんなふうに取得交渉というのは進んできたんでしょうか。 321: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 322: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 先ほど部長の答弁にもありましたけれども、再編計画を令和3年度策定する段階で、神奈川県には、確認といいますか、させていただいておりました。  ただ、今、果樹公園として町が県から無償でお借りして、毎年契約を更新しながら公園として活用している中で、その更新の際には町の取得を考えてほしいということは常に言われておりましたので、町としては、いつか取得する可能性があるという認識は持った中でおりました。それを庁舎の検討の中で、果樹公園を候補としたいということをお示しさせていただいて計画を策定したところ、先ほどありましたけれども、町長のほうから県知事に確認していただいたり、副町長のほうからも武井副知事にご確認をいただいたというところで、うちのほうから、県の事務方と、ある程度具体的なイメージをちょっと擦り合わせをしてきたというところが、令和4年度の後半の部分でございます。  その中で、部長の答弁が全てといえば全てなんですけれども、町が取得するのであれば、ある程度、特段の配慮を検討してくれると。ただ、ちょっと具体的な数字はまだ言えないよというところもありまして、事務レベルでの係る事務的な手続のスパンであったりタイミングだったりとかその手法なりは、具体的に確認させていただいたところでございます。 323: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 324: ◯1番【羽根かほる君】 これ、取得できないということはあるんですか。 325: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 326: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 取得できると考えております。 327: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 328: ◯1番【羽根かほる君】 それで、この取得費なんですけれども、県のほうから不動産のほうの評価額があって、これに配慮がありますよと。評価額よりはちょっと考えていただく、低額になるであろうということで先ほどご答弁いただいたんですけれども、町のほうの評価と比較するということはしないということだったんですけど、ということは、県のほうから提示された金額で取得していくという、そういう理解でよろしいですか。 329: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 330: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 そのとおりですね。先ほどありましたとおり、そこから割引きが幾つかあるというふうに伺っております。 331: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 332: ◯1番【羽根かほる君】 この基本設計と前後している、これ、いろいろお考えがあるんだと思うんですけれども、土地を先に買って後から建てるという、土地が確実に手に入ってから建てるという考え方もあるとは思うんですけど、先ほどのいろいろなご答弁の中で何となくは分かったんですが、前後する理由をもう一度ご説明いただいても……。前後って言っちゃいけないのかな、そこを教えてください。 333: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 334: ◯政策部長【志賀道郎君】 公共建築における土地の取得の手法って、幾つかパターンがあると思っています。例えばですけど、この町の例で行くと、子どもの館、小児病院跡地が分かりやすいのかなと思うんですが、あちらは、いわゆる先行取得ということをしています。土地開発公社というところで、まず、当時、厚労省ですか、から土地を取得しまして、その公社から分割をして町が購入しているんですね。その手法というのは、公社が金融機関からお金を借ります。その借りたお金、当然、利子がつきますので、その利息に対する債務負担を町がするという町の後ろ盾で公社がお金を借りて取得をしたと。町は、当然それを一般会計で買い戻さないといけませんので、分割で何年間かに分けて取得をしていく。当然、建築が当時決まっていませんでしたから、土地の取得に対する起債ができなかった。よって、まとまった資金が用意できなかったということで先行取得ということをやっています。  こちらの先行取得という方法については、全国あまた事例はございますが、やはりちょっと時代遅れの手法という、ちょっと言い方は悪いですけれども、やはりそういった手法を取って先行取得をしたけれども、結局事業化に結びつかずに塩漬けになっている土地、これはもう全国にいっぱいあります。ということで、あまり最近では用いられることがない手法になっています。  今回は、私、最初の答弁でも申し上げたんですが、やはり土地を取得するのに、一気に一般会計で買うということができない。数億円規模になりますので、ほかの予算を食ってしまいますので、単年度予算では無理だなということはあります。そういった中で起債という手法で土地代について起債をして購入をしたいと現時点では考えておりまして、その起債ができるタイミングというのが、分かりやすく言うと、実施設計と同時であれば起債で資金を手当てすることができるということが確認できておりますので、実施設計と同時に、実施設計予算を計上させていただくのと同時に土地取得予算を計上させていただいて、歳入の当てとして、起債が歳入のほうにあるという姿を現時点では想定しています。  一方で、神奈川県とのお話合いの中で分割という手法もあるというふうには確認ができたので、ちょっとその辺りは今後の研究になりますけれども、そちらも研究していきたいなと思います。  ただ、いずれにしましても、やはり未利用地、現時点でも未利用地を幾つか抱えている二宮町の現状として、やはり建設するということが確実視された時点での土地取得ということを考えていきたいと思っております。以上です。 335: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 336: ◯1番【羽根かほる君】 ちょっと私の中で整理をしますと、実施設計、建てるのが確実にならないと、なかなか起債もできないし土地取得は難しいという整理でよろしいですか。ちょっと違った。 337: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 338: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 ちょっとごめんなさい、度々住宅メーカーの事例で申し訳ないですけれども、私なんかも建てたことがあるのでイメージできるんですけど、先ほどの住宅メーカーさんに見積りをいただいて、不動産屋さんの土地を決めて、土地の値段と建物の見積りができますね。それを持って金融機関に住宅ローンの相談に行けるかどうかというところかと思うんですね。具体的なその概算が……。概算って言っても、参考見積りじゃなくて、ある程度もう具体的な金額のほぼ大枠が決まった総額を持って住宅ローンが通るかどうかというところかと思うんですね。それが通るようであればハウスメーカーさんと契約して、じゃ、実施設計、施工に結んでいこうかというようなイメージであれば、すごくヒットするのかなというふうに考えます。以上です。 339: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 340: ◯1番【羽根かほる君】 先ほどから、ハウスメーカーを例に挙げていろいろお話しいただいていますけれども、建てるにしても、建てる金額は大体幾らぐらいになるのかが分かって、そして、じゃ、建てられそうだから……。建てられそうではないですね、建てるのは決まっているんでしょうけど、それ、金額が分かって、そして、それは議会にも承認がありますからそういうのを進めていって、確実に建てられるって分かった時点で土地の取得に入っていく、そういう流れということでよろしいですか。 341: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 342: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 そのとおりでございます。 343: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 344: ◯1番【羽根かほる君】 ありがとうございます。少しずつこの土地の取得のことについてはちょっと明確になって、私の中では、なってきました。  それで、先ほど、ちょっと総事業費のお話なんですけれども、先ほどは、令和6年の途中から令和7年に土地の取得費も含めて計画も全部出てくるし、概算になるんですかね、事業費が出てくるという理解でよろしいでしょうか。 345: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 346: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 ちょっと概算という言葉が難しいですけれども、今まで計画段階で言っていた概算ではなくて、やはり、一段、先ほど来申し上げていますけれども、具体的に建てる前提のもう現実的な金額の概算という姿が、総額で、全体、先ほど申し上げましたけれども、果樹公園の取得費用から、建物の総額、もちろん外構も含めて全ての事業費が見えてくることになります。以上です。 347: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 348: ◯1番【羽根かほる君】 ちょっと戻ってしまうんですけど、そうすると、ラディアンとかホテル跡地のことも含めて出てくるということでしょうか。 349: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 350: ◯政策部長【志賀道郎君】 今回、3つの基本設計という言い方をさせていただいておりますが、町として行政機能をラディアン周辺に集約したいということは申し上げていますけれども、じゃ、ホテル跡地に何を持ってくるのとか、ラディアンの中には何か入れるのとかというそういう具体を、まだちょっとお示しできていない状況なんですね。ですので、それらをまとめて設計の結果としてお示しをして、費用についても、総額で、土地の取得費を含めて、ラディアンの改修とホテルの跡地への建設、そして、新庁舎と、全ての総事業費を概算、何十億か分からないですけど、ちょっとそれをお示した上で、やはりそこに将来にわたって無理のない返済計画というのもお示ししなきゃいけないと思いますので、頭金については、先ほど財務課長からあったように基金、これまでにも説明しておりますけれども、財政調整基金と新庁舎の整備基金、合わせて、今現在、これまでご説明している部分では、財政調整基金が4億円、新庁舎整備基金が4億円プラス3億6,000万円、7億6,000万円、合わせて11億6,000万円は基金で手配しますよということをこれまでもご説明していて、ただ、その当時、この説明を始めてからちょっと時間がたっていますので、実際、じゃ、それで残りは幾らなんですか、じゃ、それ、毎年幾らずつ返すんですかというところまでお示しできておりませんので、やはりそういった将来負担もきちんとお示しした上でご判断をお願いするようなそういうことになろうかと考えています。以上です。 351: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 352: ◯1番【羽根かほる君】 ありがとうございます。大体、この設計の流れ、そして、土地の取得の流れ、そして、財政がどんなふうに返済計画になっていくのかというタイミングも大体分かりましたので、ありがとうございます。  それで、町長にちょっと視点を変えてなんですけれども、また元に戻るんですが、庁舎は、やっぱり町民とのつながりを考えていきたいというようなところも計画に入っていたと思いますので、ちょっと町長にお伺いしたいんですけれども、コンセプトというんですかね、町民に対してどんなふうに考えているのかというところですけれども、少し、これ、近隣の市役所の例なんですけれども、少しここは建って少したっているところなんですが、庁舎内のラウンジをテレワーク、そして、自己学習、交流ができる仕様に全面最近リニューアルするという報道があった市があるんですね、市役所。この中の考え方の基本になっているのが、市民に親しまれる庁舎ということの一環だということなんです。  この計画には、庁舎の町民とのつながりということをうたっているわけですけれども、このことについて、これから令和5年、具体的に進んでいく可能性があるわけですから、町長はどのように考えていらっしゃるのか教えていただけますでしょうか。 353: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 354: ◯町長【村田邦子君】 新庁舎のイメージ、その機能ということと、あと、もう今回の場合、やはりラディアンの大規模改修、リニューアルというのも一緒ですし、あと、すぐ横にありますにのみやホテル跡地の活用、その3本柱じゃないですけれども、そういったところを一体的にやはり考えていく必要があると思っています。  その中で、庁舎自体の中にどういう機能、今、市民に親しまれるような町民の憩いの場となるようなという機能がどの程度入るのかというのは、これからの、ある意味、プロの提案も受けてだと思うんですけれども、あまり庁舎というのは、安全・安心なさっきの要と、あと、やっぱり機能的に、これからの10年、20年、もっと先を見据えた機能を、どうしっかりとつくっていくのか、あと、シンプルで将来を見据えれば逆に柔軟性を持っていくということが基本的な考え方かなと私自身はちょっと思っています。プラス、ラディアンの中に何の機能を入れるかということと、やはり、前も総括でもお話ししましたけど、ラディアンも二十数年、下手するともう30年ぐらいたっていますので、やっぱり文化の本当に二宮の宝である拠点ですから、やっぱり今後に向けての、それこそ人々が集い憩える場所としての機能というのをしっかり高めていきたいと思いますし、それはやはりホテル跡地の中にどういう機能をつけて、そこがまた町民にとっても使いやすいものになるかというところだと思います。保健センター機能も持っていきますから、それがどこまで庁舎の中に入るのかとか、あと、町民が使う部分もありますから、そういった区分けだと思います。  1つは、私も見に行ったのは、親子で子育て支援などに使える場というのは、磐田市のにこっとという図書館と保健センターが合体したようなのも見てきましたし、あと、若者、青少年に対しては武蔵野プレイス、それも現場で見せていただきました。もうそういった機能も、もう図書館なりラディアン自体に求められていると思いますし、もしかしたら一部が庁舎の中に何かそういうのが入れば、また、面白い形になると思います。  あと、大人、これから全世代においては、大和市のシリウス、やはりあそこも滞在型の本当に居心地のいい中心の場所になって、皆さんも、多分、1回ぐらいそばを通られたり中に入られたことあると思うんですけれども、やはり今までと違った概念で、そういった意味で、公共施設が、町民の方々の便利だとか利便性だけでなくて、生活の一部として本当に常日頃から使われて一緒に育っていけるようなそういったものを、今後、未来に向けてつくっていきたいと思います。ぜひ、議員の皆様からも様々なご提案をお願いしたいと思います。 355: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 356: ◯1番【羽根かほる君】 では、要望をさせていただきます。  本当に、大きな事業となる新庁舎整備です。ここまで本当に様々な議論が交わされてきました。執行者にとっては執務スペースではありますが、町民にとっては各種手続、それから、相談に訪れる大切な場所でもあります。町民としての目線を決して忘れることなく、町民にとって利用しやすく、また、我が町も、町民に親しまれる庁舎、周辺も含めて、を目指していただくことを要望して質問を終わらせていただきます。 357: ◯議長【根岸ゆき子君】 これにて羽根議員の一般質問を終結いたします。  ──────────────────────────────────────────── 358: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもちまして本日の日程は全てを終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。  次回の本会議は、明日3月14日午前9時30分より開催をいたします。                                   午後2時37分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...