令和 4年 12月
会議--------------------------------------- 令和4年
白山市議会12月
会議会議録第1
号--------------------------------------- 令和4年12月5日(月曜日
)---------------------------------------出席議員(21人) 1番 山本佳裕 2番 上田良治 3番 谷 健一 4番 原 卓二 5番 木谷和栄 6番 池元 勝 7番 中野 進 8番 大屋潤一 9番 田代敬子 10番 山口俊哉 11番 吉本史宏 12番 澤田昌幸 13番 石地宜一 14番 小川義昭 15番 北嶋章光 16番 村本一則 17番 宮岸美苗 18番 岡本克行 19番 寺越和洋 20番 藤田政樹 21番
西川寿夫---------------------------------------説明のため議場に出席した者の
職氏名市長山田憲昭副
市長井田正一副
市長安達志郎総務部長兼
選挙管理委員会事務局長横川祐志企画振興部長東 俊昭市参事兼
デジタル課長中
池俊平健康福祉部長兼
福祉事務所長岡田和典市民生活部長寺師まゆみ産業部長米林 歩観光文化スポーツ部長山下浩雅建設部長喜多悟史上下水道部長高橋由知市参事兼水道課長亥上
明玉総務部次長兼総務課長兼
選挙管理委員会事務局次長小鍛治長士総務部次長兼
財政課長松田 宏健康福祉部次長兼
長寿介護課長中川 真
美川支所長中
恵二郎鶴来支所長尾田浩昭監査委員事務局長卯野恵子教育長田村敏和教育部長山内満弘 ---------------------------------------職務のため議場に出席した
事務局職員の職氏名 事務局長 佐々木 満
事務局次長兼
議事調査課長 鍬田紀子
議事調査課課長補佐 専門員 山岸朗子 釜谷和寿
手話通訳士 堀口佳子
手話通訳士 長谷川智美--------------------------------------- 議事日程(第1号) 令和4年12月5日(月曜日) 午前10時 開議 日程第1 諸般の報告 日程第2
会議録署名議員の指名 日程第3 議案第104号ないし議案第122号 (説明) 日程第4
行政視察報告--------------------------------------- 本日の会議に付した事件 議事日程(第1号)のとおり
--------------------------------------- 午前10時0分開議
◎
佐々木満議会事務局長 御起立願います。礼。着席願います。
○
北嶋章光議長 これより令和4年
白山市議会12月会議を開きます。 今12月会議の審議期間は、本日から12月22日までの18日間といたします。 直ちに本日の会議を開きます。
---------------------------------------
△日程第1 諸般の報告
○
北嶋章光議長 日程第1諸般の報告を行います。 令和4年11月1日及び11月28日の各日付にて、監査委員から
例月現金出納検査報告書の提出がありました。
地方自治法第121条第1項の規定に基づき、11月28日付にて、市長及び
教育委員会教育長に対し出席を要求しておきました。 11月28日付にて、市長から説明員の委任及び嘱託について通知がありました。 12月5日付にて、市長から議案の提出がありました。 今12月会議において本日までに受理した陳情は、お手元に配付の文書表のとおりであります。 以上をもって諸般の報告を終わります。
---------------------------------------
△日程第2
会議録署名議員の指名
○
北嶋章光議長 日程第2
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、石地宜一議員、
小川義昭議員を指名いたします。
---------------------------------------
△日程第3 議案第104号ないし議案第122号(説明)
○
北嶋章光議長 日程第3議案第104号ないし議案第122号を一括して議題といたします。
---------------------------------------
△提案理由の説明
○
北嶋章光議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山田市長。 〔山田憲昭 市長 登壇〕
◎
山田憲昭市長 おはようございます。 本日、ここに令和4年市議会12月会議が開会されるに当たり、3期目の市長就任の御挨拶を申し上げますとともに、提案いたしました補正予算をはじめとする諸議案につきまして、その大要を御説明申し上げます。 初めに、さきの市長選挙におきまして、市議会をはじめ多くの市民の皆様から御支援をいただき、当選の栄に浴することができました。2期目に引き続き、無投票当選をさせていただき、これまでの取組をお認めいただいたものと考えております。 これまでの2期8年間、対話と参加を基本に、市民目線に立った市政運営を行い、一定の評価をいただいたものと感じておりますが、新たな任期におきましても、引き続き対話と参加を信条に、市民本位の視点で市政の運営に努め、市民の皆様が住んでよかったと実感できる白山市づくりに全身全霊を傾け、職務に邁進する決意であります。引き続き、議員各位並びに市民の皆様には御理解と御協力を賜りますよう、お願いを申し上げます。 さて、3期目を迎え、白山市の将来を見据えた新たな施策にも果敢に取り組む必要があると考えております。 1つは、市役所を含む
周辺公共施設の再整備であり、
市役所本庁舎は平成10年に建設をいたし、早いものではや24年がたち、施設・設備の老朽化が散見されるようになりました。このような中、今年8月には、豪雨により手取川が
氾濫危険水位に達し、初めて
緊急安全確保を発令するなど、これまでにない状況となりました。かねてより本庁舎の地下にあります
受変電設備等が水害により浸水被害を受けた場合には使用できなくなるという指摘をいただいており、設備の更新時期でもあることから、今後起こり得る浸水被害時にその機能を維持するため、
受変電設備等を地上で新設することとし、併せて大
規模災害発生時に対応可能な機能を併設することとし、本庁舎北側に隣接する形で、
災害対策本部を迅速に設置できる会議室を備えた建物の増築に取り組んでまいりたいと考えております。 また、多くの皆様に御利用いただいております
松任総合運動公園グラウンドでありますが、人工芝設置から14年が経過し、芝の損傷や劣化が進み、競技の際に支障を来すようになってまいりましたので、人工芝の全面張り替えに着手をいたします。 さらに、
公立松任石川中央病院についてでありますが、地域の中核病院として、住民の皆様に安心で信頼された医療を提供してまいっただけでなく、近年の
新型コロナウイルス感染症におきましても、大きな役割を担ってまいりました。人生100年時代の超
高齢化社会に向け、持続可能な医療を提供していくためにも、施設の整備は必要であります。現在の施設は平成元年に建設をし、6次にわたり増築を行ってまいりましたが、新たな
ウイルス感染症への対応、医療情報の
デジタル化、災害拠点としての設備拡充などの面で、現在の建物では効率的な対応が難しいことから、既存の現地建物も一部活用しつつ、現在の建物の北側、市役所側におきまして、新たな整備に着手をいたしてまいります。経営母体である企業団を構成する白山市、野々市市、川北町が連携し、広域行政の推進の中で、しっかりと進めてまいりたいと考えております。 もう一つは、白山ろくの旧庁舎についてであります。合併前には村役場として使用されていた旧庁舎は、合併直後には支所として使用いたしておりましたが、その後の組織の改編や施設の統廃合などにより、また、耐震に対応していないことから、現在は庁舎としては使用せず、その機能は新たな場所で
市民サービスセンターが担っております。そのため、耐震化されている旧吉野谷支所を除き、跡地利用を具体的に決定した上で、既存の建物を取り壊すことといたしております。その跡地利用につきましては、それぞれの地域の皆様とともに考え、地域の活性化につながる利用策を決定したいと思っております。その財源には、過疎債などを充てたいというふうに考えており、時間的な制約もありますので、スピード感を持って取り組んでまいります。 こうしたことに加え、市民生活に密接に関係する施策につきましては、これまでも市民目線に立ち、きめ細かい
行政サービスの推進に取り組んでまいりました。それらをもっと発展させ、白山市がもっと住みやすく、もっと活力と魅力あふれるまちにしていく必要があります。そこで、対話と参加を基本に、5つの視点から「もっと」を進めてまいります。 1つ目の「もっと」は、もっと安全な地域であります。 私は市長就任時より、災害に強い
まちづくりのためには、
自主防災組織が地域において果たす役割が大変重要であると考えております。全ての地域で
自主防災組織が組織されるよう、丁寧に説明をいたし、
地域コミュニティ組織への補助制度も設け、取り組んでまいりました。こうした中、今年8月、これまでに経験したことのない豪雨災害に見舞われ、白山ろくを中心に、甚大な被害が発生いたしました。災害が発生する前から関係機関と連携を取り合い、豪雨等の気象状況の動向を注視しながら、早い段階から避難所を開設し、状況に応じ避難を呼びかけました。住民の皆様には、避難の呼びかけに速やかに応じていただいたところであり、結果として人的被害はありませんでした。今回の災害において、
自主防災組織の重要性を改めて認識いたしたところであり、市内28地区全てにおきまして組織していただきたく、防災訓練や協働の
まちづくりを通して、お願いをいたしてまいります。また、地域を牽引していただくことになる防災士の活躍も大変重要でありますので、防災士の育成も支援しながら、地域で拠点となる大型の防災倉庫や地区公民館への防災倉庫の計画的な設置にも取り組み、大規模な災害に備えてまいります。 2つ目の「もっと」は、もっと活力あるまちであります。 産業観光の中心と位置づけております(仮称)
白山総合車両所ビジターセンターにつきましては、8月に着工し、令和6年春の
北陸新幹線敦賀延伸に合わせて竣工できるよう、整備を進めております。その正式名称についてでありますが、これまで様々な場面で用いておりました(仮称)
白山総合車両所ビジターセンターの名称が、広く皆様の印象に残っており、その認知度が高いことから、
ビジターセンターの名を残すこととし、
白山市立鉄道ビジターセンターにいたしたいと考えております。現在、その根拠となる条例の整備作業を進めておりますので、施設の
運営方法等が定まり次第、条例案を御提案いたしたいと考えております。また、その愛称につきましては、その後ロゴマークと併せて広く全国を対象に募集を行うこととしており、市民の皆様をはじめ多くの皆様に末永く親しんでいただける施設となるよう、開業までの一層の機運醸成に努めてまいります。 3つ目は、もっと快適な暮らしであります。
新型コロナウイルスにつきましては、11月に入って再び感染者数が伸び始め、現在第8波の中におります。これまでも
オミクロン株に対応した
ワクチン接種や5回目の接種、生後6か月からの乳幼児の
ワクチン接種を開始するなど、感染拡大を防ぐため、
ワクチン接種を促進させる対策を実施いたしております。これら
ワクチン接種の期限は、来年3月末までとなっておりますので、市民の皆様には、それぞれに応じた早めの接種をお願いするものであります。 また、食料品やエネルギーをはじめとする生活関連の物価高の影響についてでありますが、保育所や小・中学校の給食費に係る保護者への支援や、肥料、飼料の購入費用に係る農業者への支援を実施してまいりました。さらに、家計への影響を大きく受ける低所得者向けの支援策のほか、全市民を対象に、先月下旬から順次お届けいたしております、1人当たり4,000円の
地域応援券など、対策を広く講じてきたところであります。
地域応援券は、これから年末年始を迎えるにあたり、家計の出費がかさむ時期でありますので、御家庭の状況に応じて使っていただくよう、お願いをいたします。 4つ目は、もっと安心の子育てであります。 子育て環境につきましては、いち早く18歳までの医療費の無料化に取り組んだほか、多子世帯の保育料の2人目半額、3人目以降無償化、
金沢広域急病センターでの
夜間急病体制整備などにも取り組み、保護者の方が安心して子育てできる環境の整備に努めてまいりました。一方で、保育施設の充実にも努めてまいりましたが、保護者の方が希望する施設にお子さんが入所できないなど、保育需要に十分に応え切れていないことも事実であります。そこで、松任の中心部において、来年4月より
市立松任幼稚園を発展的にこども園化するとともに、
法人こども園には、定員増の協力をお願いいたしております。また、鶴来地域で、法人運営による鶴来第二幼稚園がこども園に移行するための準備をいたしておりますので、支援をしていくほか、2つの
土地区画整理事業が進展することから、その地域での需要にも対応していきたいと考えております。 5つ目は、もっと輝く個性であります。 ジオパークにつきましては、ユネスコによる
世界ジオパーク認定の現地審査を10月に終え、あさって7日から開かれるユネスコの
カウンシル会議で、専門家による審議が行われることになっております。認定の可否につきましては、この会議の結果等を踏まえ、来年5月に開催予定の
ユネスコ執行委員会において決定されることとなっております。まずは、
カウンシル会議で、良い結果が出ることを願うものであります。 また、健康長寿のためには、認知機能を維持していくことが大切で、現在取り組んでおります認知症予防のあたまとからだの
健康増進事業の取組につきましては、取り組む対象者をさらに拡大させたいと考えております。
高齢者福祉につきましては、鶴来地域の高齢者の
コミュニティ活動の拠点として、昨年4月に蓬莱荘を整備し、現在は美川地域において緑寿荘の建設を進めております。来年春以降のオープンを予定いたしており、
高齢化社会に対応した
生きがいづくりの場となることが期待されているところであります。 以上の5つの視点から、主要事業を継続してまいりますが、将来に向け、人口の社会増にも積極的に取り組む必要があり、
定住促進対策の充実と中心部の空き家活用が進むよう、効果が一層高まる制度設計をしてまいります。また、良好な住宅地を供給していくことも効果的であり、現在鶴来地域で組合施行による
土地区画整理事業が進められておりますので、これを支援することでにぎわいを創出し、地域の活性化に努めてまいります。加えまして、企業を誘致することで雇用が生まれ、その周辺での居住が進み、人口の増加につながっていきます。現在段階的に整備を進めております
旭工業団地北部地域では、第1期分の分譲につきまして、希望の企業と契約に向け、鋭意調整を進めているところであります。 以上、私の3期目の市政運営にあたり、所信の一端を述べさせていただきました。 それでは、提案をいたしました諸議案につきまして、御説明申し上げます。提出案件は
補正予算案6件、条例案6件、
事件処分案7件の計19件であります。 初めに、議案第104号から議案第109号までの令和4年度
補正予算案についてであります。 まず、一般会計につきましては、
補正予算総額19億1,608万円余で、これを現計予算に加えますと611億2,453万円余となり、前年度同期比で、5.4%の増となります。その主なものといたしましては、総務費では
電気料金高騰の影響を受けた光熱水費などに不足が生じるため追加補正し、マイナンバーカードの交付を推進するほか、民生費では
心身障害者医療給付費、
障害者自立支援給付費及び
法人保育園運営費補助金に不足が生じるため追加補正を、また、
放課後児童クラブの松任トマト・
ポテトクラブの改築計画の変更により工事費等を減額し、また、衛生費では
新型コロナ対策として、
ワクチン接種を推進するための経費を、労働費では移住支援金を、また、
農林水産業費では国の割当内示に伴う
土地改良事業に対する補助金や美川漁港のしゅんせつの
追加工事費を、土木費では道路の区画線の
復旧工事費や河川の
しゅんせつ工事費を、また、教育費では小・中学校と公民館の燃料費や電気料金のほか、中学生の全国大会等への出場に伴う
中学校体育連盟・文化連盟への補助金を、
災害復旧費では豪雨災害により被災した道路や河川等の
復旧工事費などを、それぞれ計上いたすものであります。 なお、人件費の補正につきましては、石川県
人事委員会の勧告に準拠し、給与改定を行うものであります。 次に、特別会計及び事業会計につきましては、一般会計同様、給与改定に伴う人件費について補正を行うとともに、
国民健康保険特別会計につきましては、
保険給付費等の返還金などを計上するほか、
水道事業会計につきましては、
上水道整備拡張事業費や
白山ろく簡易水道統合整備事業費などを、また、
下水道事業会計につきましては、柴木第二及び部入道町の
土地区画整理事業区域内の管渠整備費を計上するものであります。 次に、議案第110号から議案第115号までの条例案につきましては、その主なものを御説明申し上げます。 白山市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例につきましては、
地方公務員法の改正に伴い、本市職員の定年の引上げ等に関し、関係条例を整備するものであり、白山市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、職員の給与を石川県
人事委員会勧告に準拠し、改定をするため、また、白山市
情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例につきましては、
市民サービスの向上のため、各種手続を書面で行っていたものをオンラインで手続を行えるようにする条例を制定するものであり、白山市
犯罪被害者等支援条例につきましては、
犯罪被害者等への総合的な支援を推進するための条例を制定するものであり、
白山市立認定こども園条例につきましては、保育需要の高まりに対応するため、現在の松任幼稚園をこども園化することとし、新たに市立のこども園を設置するための条例を制定するため、関係規定を改正するものであります。 最後に、議案第116号から議案第122号までの
事件処分案につきまして御説明を申し上げます。
指定管理者の指定につきましては、
地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであり、
松任総合運動公園陸上競技場改修工事請負契約についての議決の一部変更につきましては、追加工事が発生したことに伴い契約金額に変更が生じたため、議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、今会議に提出をいたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。
○
北嶋章光議長 提案理由の説明は終わりました。
---------------------------------------
△日程第4
行政視察報告
○
北嶋章光議長 日程第4
行政視察報告を行います。 中野広報広
聴委員会委員長。 〔中野 進 広報広
聴委員会委員長 登壇〕
◆中野進広報広
聴委員会委員長 広報広聴委員会の
行政視察報告を申し上げます。 当委員会は、去る10月31日から11月1日までの2日間、滋賀県甲賀市、大阪府八尾市を視察研修してまいりました。 まず初めに、甲賀市の議会だより、広聴活動について報告いたします。 甲賀市議会では、広報広聴機能の充実のため、令和3年11月より
広報特別委員会を廃止し、議長と
常任委員会委員長を除く全議員が所属する広報広聴委員会を設置しました。広報広聴委員会は、10名の広報部会と8名の広聴部会に分かれ、委員はいずれかの部会に所属します。広報部会は議会だよりの
紙面づくりに関する意見交換の場として、女性や高校生、若者を対象とした
モニター会議を行うなど、多様な層の読者確保に向けた取組を行っており、また、編集方針としては文字数を減らし、表紙もインパクトのあるものにすることや、中学生など誰もが読んで理解できるよう、分かりにくい箇所には解説を入れるなど、手に取ってもらいやすい議会だよりを目指しているとのことです。編集、校正には
タブレット端末の
共同編集機能を活用し、編集内容を共有することで、委員が自由な時間に自宅でも校正作業を行うことが可能となり、委員会の時間短縮につながっていると話されていました。 一方、課題としては、議会だよりだけでなく、SNS等を活用したリアルタイムの発信について検討が必要とのことでした。若者や女性の視点を
紙面づくりに取り入れていく姿勢や、タブレットを活用した
紙面づくりは、本市においても大変参考になりました。 次に、八尾市のSNSの活用、議会だよりについて報告します。 八尾市議会では、市議会×
高校生プロジェクトと題し、議会だよりの表紙に学生の美術作品や写真を掲載するなど、地元高校生との協同企画を実施しており、令和元年の第14回
中核市議会報コンクールでは、優秀賞を受賞しています。また、若い世代の議会への興味、関心を高めるため、SNSを活用した情報発信を積極的に行っています。
八尾市議会公式SNSは、令和3年9月より運用を行っており、ツイッターと
フェイスブックで議会情報を投稿しています。ツイッターと
フェイスブックを使用している理由として、若い世代をターゲットとしていること、情報の拡散を目的としていることを挙げており、投稿を見つけてもらう導線づくりのため、各議員個人に、リツイートやシェアをしてもらい、ほかのユーザーと投稿を共有してもらうなどの工夫も行っていました。近年、SNSによる発信は、様々な場面で求められており、議会の活動を積極的に伝えていく取組の重要性を再認識いたしました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料については事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、広報広聴委員会の
行政視察報告を終わります。
○
北嶋章光議長 広報広聴委員会の
行政視察報告は終わりました。 次に、吉本DX(
デジタルトランスフォーメーション)に関する
特別委員会委員長。 〔吉本史宏 DX(
デジタルトランスフォーメーション)に関する
特別委員会委員長 登壇〕
◆
吉本史宏DX[
デジタルトランスフォーメーション]に関する
特別委員会委員長 DX(
デジタルトランスフォーメーション)に関する
特別委員会の
行政視察報告を申し上げます。なお、以降は、
デジタルトランスフォーメーションを略してDXと称させていただきます。 当委員会は、去る10月17日に金沢市、21日に能美市を視察研修してまいりました。 初めに、金沢市について御報告申し上げます。 金沢市では、
デジタル行政推進リーダー育成研修制度と
電子決裁システムを中心に、各種取組について調査してまいりました。 まず、
デジタル行政推進リーダー育成研修制度については、今年度より5年計画で100人の職員を
デジタル行政推進リーダーとして育成するもので、デジタル技術の習得よりも市民目線での課題発見を主目的に実施しているとのことです。課題としては、特に半年間で200時間もの研修を受けなければならないため、リーダーとなる職員の負担が大きいこと、業務時間中にはDXによる課題解決に取り組みづらいことなどが挙げられており、今後の展望として、管理職対象の研修の実施やデジタルリーダーがDX業務に取り組みやすい仕組みづくりが挙げられていました。 また、電子決裁制度については、以前から電子決裁ができるシステムは導入していたものの、その電子決裁機能は使用せず、紙決裁としていましたが、今年度より市長までの電子決裁が可能となり、本格的に電子決裁の運用を開始したとのことです。主な効果としては、出張中でも決裁が可能であること、出先機関から本庁への決裁書類の持参が不要になったことなどが挙げられていました。課題としては、紙と比べて書類がチェックしづらく精度が低下することを挙げられており、今後、決裁のチェックをしやすくするためのルールづくりを検討しているとのことでした。そのほかの取組として、中核市としては初めて職員の席を固定しないフリーアドレス制を採用し、導入の際には膨大な紙資料の処分によりペーパーレス化に貢献できたことや、全庁的にテレワークを推進していることなどが挙げられていました。 なお、今後の方針として、DXによる事務効率化を推進するにあたって人員削減は考えていないとのことでした。これらの金沢市の取組は、本市の行政のDX推進における人材育成や業務効率化について、大変参考になりました。 次に、能美市について御報告申し上げます。 能美市では、住民スマート申請制度とデジタル田園都市国家構想交付金制度を中心に、DX推進の各種取組について調査してまいりました。 まず、住民スマート申請制度は、マイナンバーカードを利用してスマートフォン等で転出届や住民票の交付申請ができ、申請者が市役所に来る手間を軽減することができるもので、窓口の混雑緩和や
新型コロナウイルス感染拡大防止、またマイナンバーカードの普及率向上のため導入したとのことです。このスマートフォン等による転出届は令和3年3月より、住民票の交付申請は令和3年10月から導入しており、実績を見ながら今後も効果を検証していきたいとのことでした。 また、デジタル田園都市国家構想推進交付金事業については、誰も孤立せずに安心して暮らし続けることができる
まちづくりをテーマとしています。事業内容としては、行政がデータを横断的に連携し、活用する新サービスを構築することにより、複数の目標を達成するというもので、言わばデジタル技術を活用した地域包括ケア事業とのことです。具体的な目標としては、在宅療養者や障害者といった孤立しがちな方に対する在宅サービスの提供、高齢者等のデジタル弱者でもデジタルによる新サービスの恩恵が受けられるようにすること、また買物や介護事業などの各種サービスの効率化や統合により、地域コミュニティや人のつながりを促進することが挙げられています。今後の課題としては、地元のキーマンの発掘や各課の連携、デジタル人材の育成など、全庁的な体制整備が挙げられていました。 なお、能美市では、将来的な大幅な人口減少対策としてDX化に取り組んでいるが、効率化だけが目的ではなく、市民の幸せな暮らし、「well-being(ウエルビーイング)」につながるかという視点を重視し、
市民サービスにおいてはデジタルとアナログの両方で対応していく予定とのことでした。 これらの能美市の取組も、本市の行政のDX推進の方向性を考えていく上で、
市民サービス、市民福祉の向上を図るという点で、大変参考になりました。 以上、大まかに行政視察の報告を申し上げましたが、詳細な資料については事務局に保管してありますので、御一読いただきますようお願い申し上げ、DX(
デジタルトランスフォーメーション)に関する
特別委員会の
行政視察報告を終わります。
○
北嶋章光議長 DX(
デジタルトランスフォーメーション)に関する
特別委員会の
行政視察報告は終わりました。
---------------------------------------
○
北嶋章光議長 本日の議事はこれをもって終了いたしました。 次に、休会の件についてお諮りいたします。議事の都合により、明日6日から13日までの8日間は、本会議を休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
北嶋章光議長 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会とすることに決しました。 次の本会議は、14日午前10時から開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時53分散会
---------------------------------------(参照) 令和4年
白山市議会12月会議予定表(審議期間18日間)日次月日曜区分開議時刻議事第1日12月5日月 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 諸般の報告
会議録署名議員の指名
議案上程
説明
行政視察報告本会議終了後全員協議会第2日12月6日火休会 第3日12月7日水休会 (一般質問締め切り 午前10時まで)午前11時広報広聴委員会第4日12月8日木休会 第5日12月9日金休会午前10時DXに関する
特別委員会第6日12月10日土休会 第7日12月11日日休会 第8日12月12日月休会 第9日12月13日火休会 第10日12月14日水 午前9時議会運営委員会本会議午前10時 質疑
一般質問第11日12月15日木本会議午前10時 一般質問
委員会付託本会議終了後議員協議会第12日12月16日金休会 (一般質問予備日)第13日12月17日土休会 第14日12月18日日休会 第15日12月19日月休会午前9時総務企画常任委員会午前9時文教福祉常任委員会午前9時産業建設常任委員会第16日12月20日火休会 (常任委員会予備日)第17日12月21日水休会午前10時予算常任委員会第18日12月22日木 午前11時議会運営委員会 午後1時全員協議会本会議午後3時 諸般の報告
委員長報告、質疑、討論、表決令和4年
白山市議会定例会 会期 2月25日(金)~令和5年2月27日(月)368日間
--------------------------------------- 令和4年
白山市議会12月会議提出事件一覧表事件の番号 件名議案第104号 令和4年度白山市一般会計補正予算(第8号)議案第105号 令和4年度白山市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)議案第106号 令和4年度白山市介護保険特別会計補正予算(第2号)議案第107号 令和4年度白山市
水道事業会計補正予算(第4号)議案第108号 令和4年度白山市工業用
水道事業会計補正予算(第1号)議案第109号 令和4年度白山市
下水道事業会計補正予算(第4号)議案第110号 白山市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例について議案第111号 白山市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について議案第112号 白山市
情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例について議案第113号 白山市
犯罪被害者等支援条例について議案第114号
白山市立認定こども園条例について議案第115号
白山市立認定こども園条例の制定に伴う関係条例の整理に関する条例について議案第116号 松任海浜公園室内プール及び白山市クレインスポーツ施設の
指定管理者の指定について議案第117号 白山市あいのき児童センターの
指定管理者の指定について議案第118号 道の駅めぐみ白山の
指定管理者の指定について議案第119号 美川コミュニティプラザの
指定管理者の指定について議案第120号 白山セミナーハウス望岳苑の
指定管理者の指定について議案第121号 市営住宅等の
指定管理者の指定について議案第122号 「松任総合運動公園 陸上競技場改修工事請負契約について」の議決の一部変更について陳情第4号 農業委員の女性選任に関する要望書陳情第5号 令和4年8月豪雨災害の早期復旧に関する要望書陳情第6号 体育施設整備に関する要望書陳情第7号 民主主義・立憲主義の基盤である思想・良心の自由、請願権等を守る為の陳情書
--------------------------------------- 令和4年
白山市議会12月会議陳情書一覧表陳情番号受理月日件名及び要旨提出者送付委員会49月21日農業委員の女性選任に関する要望書
農業委員会法では、農業委員の選任にあたって「年齢、性別に著しい偏りがない」ように努める規定が盛り込まれています。この趣旨を踏まえ、次期改選にあたっては農業・農村の振興に熱意を持って取り組む行動力のある女性の登用について、御支援と御協力をお願いします。一般社団法人石川県農業会議
会長
山田修路
外2人産業建設
常任委員会510月7日令和4年8月豪雨災害の早期復旧に関する要望書
下記事項について要望します。
記
1 赤谷林道の早期全面復旧
2 赤谷地区生活者及び利用者への支援赤谷生産森林組合
組合長
西山博之産業建設
常任委員会610月24日体育施設整備に関する要望書
白山市の体育施設は建設から30年以上経過している施設が多く、競技に支障を来しているものもあります。そのような施設については、早急に整備していただきますよう要望します。白山市スポーツ協会
会長代行
澤瀬諭産業建設
常任委員会711月28日民主主義・立憲主義の基盤である思想・良心の自由、請願権等を守る為の陳情書
下記事項について要望します。
記
1 白山市及び
白山市議会において特定の宗教法人及びその関連団体(ただし、反社会的団体との法的根拠がある団体は除く)との関係を遮断する内容の宣言・決議をしないこと。
2 白山市及び
白山市議会において市議会議員を含む公人及び私人に対し、特定の宗教に対する信仰の有無を問うたり、その団体との関係を調査・質問したりしないこと。白山市茶屋1-23-4
加志畑保
外2人総務企画
常任委員会...