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令和3年第1回臨時会(第1号) 名簿 2021-01-27
令和3年第1回臨時会(第1号) 本文 2021-01-27

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  1. 音更町議会 2021-01-27
    令和3年第1回臨時会(第1号) 本文 2021-01-27


    取得元: 音更町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                  会議の経過 開会(午前10時00分) ◯議長(高瀬博文君)  報告します。  上野美幸議員から、所用のため欠席の届出があります。  鴨川清助議員から、所用のため遅参の届出があります。  ただいまの出席議員は17名で、定足数に達しております。  令和3年第1回音更町議会臨時会を開会します。 諸般の報告 2 ◯議長(高瀬博文君)  開議に先立ち、町長から諸般の報告がありますので発言を許します。  小野信次町長、登壇願います。 3 ◯町長(小野信次君)〔登壇〕  おはようございます。お許しを賜りましたので、諸般の報告をさせていただきます。  はじめに、町内における新型コロナウイルス感染症によるクラスターの発生状況、及び町の対応について申し上げます。先月中旬以降、町内の医療機関や老人福祉施設におきまして3件のクラスターが発生し、現在も終息には至っておりません。これらの施設では、十勝総合振興局が設置する現地支援対策本部や保健所の指示の下、外来診療やデイケア事業等を休止するなど、早期の終息に向けての感染拡大防止対策に取り組むとともに、入院患者や入所者の対応に当たっている中で、職員の人員体制の維持についても、系列法人等から職員の派遣を受けるなど、体制の確保に努めております。  この間、町といたしましても、現地支援対策本部と連携し、介護職員の派遣体制について協力するとともに、休止したデイケア事業などの代替サービスの調整に努めたほか、同居されている御家族への感染の不安から帰宅困難となった職員に対して、集団研修施設を緊急的に提供したところであります。  町では、今後、これらのクラスターの終息に向けて、最前線で強い使命感を持って業務に従事されている職員の皆さんや同居家族の不安軽減を図るため、町内の社会福祉法人が所有する施設を借り受け、従事者専用無料宿泊所を1月29日に設置することとしたほか、業務に従事されている職員の皆さんに、心からの感謝の気持ちを込めて、1人当たり3万円の慰労金を給付したいと考えております。  次に、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種について申し上げます。国は、新型コロナウイルス感染症の発症や重症化を予防するとともに、まん延防止を図るため、迅速かつ適切に接種を開始することができるよう、ワクチン接種案を公表いたしました。現時点でのスケジュールにつきましては、はじめに2月下旬から医療従事者などへの接種を開始し、3月下旬からは町が主体となって、国が定めた優先順位に従い、町民への接種を予定しております。接種の方法につきましては、コミュニティセンターなどを利用した集団接種や町内の医療機関での個別接種について、現在、医療関係者と調整を行っているところであり、町民の皆さんが速やかに滞りなく接種できるよう、国のスケジュールに合わせた体制を構築したいと考えております。  最後に、新型コロナウイルス感染症に係る経済対策について申し上げます。商工業関連では、これまでも各種施策の実施により、町内の中小企業者等を支援してきたところでありますが、事業者を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。特に、飲食業につきましては、本来であれば、多くの事業者にとって年末年始は繁忙期となるところでありましたが、忘年会や新年会などの需要が著しく落ち込んだことで大きな影響を受けております。音更町商工会が実施した飲食店等36事業者への聴き取り調査の結果によりますと、約半数の事業者が、12月の売上げが前年と比較して5割以上減少しており、中には9割減となった事業者もいるとのことであり、このような状況から、先日、音更町商工会から飲食業に関する緊急要望書が提出され、町といたしましても、年末年始の売上げが前年同期と比較して大きく減少した飲食店等に対する更なる支援を実施することといたしました。
     観光業につきましても、依然として厳しい状況が続いており、先日、十勝川温泉旅館組合などから、更なる支援を求める要望書の提出がありました。これまで町が実施してきた支援策であります音更町宿泊助成事業おとふけ割」につきましては、昨年7月1日から11月30日までの5か月間にわたり事業を実施した結果、最終的に3万4,771人が利用し、助成額は1億2,753万4千円となりました。また、札幌市と旭川市から本町宿泊施設までの無料送迎バスおとふけモール温泉号」につきましては、昨年10月13日から、札幌便は11月26日まで、旭川便は12月17日まで運行した結果、延べ宿泊数にして2,804泊の利用があったところであります。  これらの町の施策に加え、国や道の需要喚起施策もあって、一時的に宿泊数が回復傾向となりましたが、全国各地で感染が拡大していく中、全国一斉に国のGoToトラベル事業が停止されるという状況になり、一番の書き入れ時である年末年始に宿泊予約のキャンセルが大量に発生することとなったほか、おとふけモール温泉号の運行も休止せざるを得なくなったこともあり、これらによるキャンセル十勝川温泉大手4事業者の合計で約1万2千泊に及んだところであります。  このような深刻な事態を受け、町といたしましては、感染症の状況や国及び道の対応方針を見極めて「おとふけ割」実施への状況が整い次第、速やかに再開できるよう、予算措置をしておきたいと考えております。  以上を申し上げ、諸般の報告といたしますが、これらに要する費用について、本日の臨時会に補正予算案を提出しておりますので、よろしくお願いをいたします。 4 ◯議長(高瀬博文君)  次に、議会運営委員長から議会運営に関する報告があります。  堀江美夫議会運営委員長。 5 ◯議会運営委員長(堀江美夫君)〔登壇〕  おはようございます。  先ほど議会運営委員会を開催し、本臨時会の運営について協議を行いましたので、その内容を御報告いたします。  本日の案件につきましては、専決処分に係る報告案件1件のほか、令和2年度一般会計補正予算に関する議案1件を取り扱うことといたします。  会期につきましては、本日1日間の予定であります。  以上、協議内容について御報告いたします。 6 ◯議長(高瀬博文君)  これから質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 7 ◯議長(高瀬博文君)  なければこれで質疑を終わります。 開議(午前10時09分) 8 ◯議長(高瀬博文君)  これから、本日の会議を開きます。 日程第1 9 ◯議長(高瀬博文君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、小澤直輝議員阿部秀一議員を指名します。 日程第2 10 ◯議長(高瀬博文君)  日程第2 会期の決定を議題とします。  本臨時会の会期は本日1日間にしたいと思います。  御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 11 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  会期は本日1日間に決定しました。 日程第3 12 ◯議長(高瀬博文君)  日程第3 報告第1号専決処分の報告についての件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  鈴木総務部長。 13 ◯総務部長(鈴木康之君)〔登壇〕  おはようございます。  議案書の2ページをお開きください。報告第1号専決処分の報告について御説明いたします。  専決処分の報告について、地方自治法第180条第1項の規定により、次のとおり専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告いたします。  この専決処分につきましては、令和2年第2回定例会議案第13号で議会の議決を経て契約し、第5回臨時会報告第2号及び第3号で専決処分の報告をいたしました橋梁長寿命化修繕工事に係ります工事請負契約において、既存の橋梁のアスファルト舗装やコンクリートの解体など、建設副産物の数量確定に伴う3回目の設計金額の変更により、契約の金額を変更するものであります。  令和2年12月17日に、工事請負契約の変更について次のとおり専決処分を行い、同日付で変更契約を締結しましたので報告いたします。  工事請負契約の変更について、令和2年第2回音更町議会定例会議案第13号で議決を経た橋梁長寿命化修繕工事に係る工事請負契約について、次のとおり変更する。  契約の金額1億6万7千円を1億28万7千円に変更する。  この工事の契約の相手方につきましては、音更町木野大通東13丁目3番地26、株式会社高橋組代表取締役高橋勇雄氏であります。  なお、工事の工期につきましては変更はありません。  以上、報告とさせていただきます。 14 ◯議長(高瀬博文君)  これから、質疑を行います。  質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 15 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。  報告第1号は、報告済みとします。 日程第4 16 ◯議長(高瀬博文君)  日程第4 議案第1号令和2年度音更町一般会計補正予算(第11号)の件を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  渡辺企画財政部長。 17 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)〔登壇〕  それでは、補正予算に係る議案書の1ページをお開きいただきたいと存じます。  議案第1号令和2年度音更町一般会計補正予算(第11号)について御説明をいたします。  既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4億145万6千円を追加し、歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ297億1,010万3千円にしようとするものであります。  第2条繰越明許費補正につきましては、後ほど第2表にて御説明をいたします。  それでは、6ページをお開きいただきたいと存じます。  歳出から御説明をいたします。  4款保健福祉費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費の10節需用費から18節負担金、補助及び交付金の説明欄1行目、電気料金負担金等まで、合わせて282万8千円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症濃厚接触者等への支援に従事されている医療及び福祉施設の職員、またはその御家族の不安やストレスを軽減するため、従事者専用無料宿泊所を設置しようとするものであります。施設については、社会福祉法人音更晩成園が所有する、緑陽台北区1番地15の旧緑陽荘を借用することとし、施設の一部を改修して使用いたします。対象者は、感染症の濃厚接触者と確認された方との接触を伴う支援業務に従事する職員とし、設置期間については今月の29日から9月末までの予定としております。  予算についてでありますが、10節の需用費については、宿泊所用の消耗品費をはじめ燃料費や水道等の施設修繕料、11節の役務費は無線インターネットの通信料、また14節の工事請負費は給湯や暖房に係る設備工事費、18節の負担金、補助及び交付金については、本年3月までの電気料金及び上下水道料金相当額を負担金として支出しようとするものであります。  18節負担金、補助及び交付金の説明欄2行目、新型コロナウイルス感染症対応従事者等慰労金に1,170万円の追加につきましては、町内で集団感染、いわゆるクラスターが発生した施設において、その対応に当たる職員等に対し慰労金を給付することにより、これらの方々の苦痛を慰労し感謝の意を表そうとするものであります。対象者は、クラスターが確認された医療または福祉施設において、確認日から終息日まで勤務した職員等で、1人当たり3万円を給付しようとするものであり、予算については390人分を計上しております。  4項保健衛生費、3目成人保健事業費の10節需用費に127万9千円の追加につきましては、感染発生時における施設等の消毒作業に用いる消耗品を補充するとともに、クラスターなどの緊急時にも対応しようとするものであります。  4目新型コロナウイルスワクチン接種事業費の1節報酬から、7ページに移りまして17節備品購入費まで、合わせて2億944万9千円の追加につきましては、新型コロナウイルス感染症まん延防止を図るためのワクチン接種の実施に当たり、接種体制の整備及び接種に係る費用を計上しようとするものであります。  6ページ、1節の報酬から8節の旅費までは、予防接種健康被害調査委員会委員4名及び会計年度任用職員2名に係る関係経費であります。  10節の需用費については、集団接種用の消耗品費及び全戸に配布するチラシの印刷費や医薬品の購入経費であります。  7ページ、11節の役務費については、接種券の発送に係る郵便料をはじめ、相談に係る専用電話の設置及び電話料金、先ほど申し上げましたチラシの新聞折込料、また、医療廃棄物の処理や国保連合会事務に係る手数料等の経費であります。  12節の委託料については、システム改修をはじめワクチン接種、また接種券の通知に係る経費であります。  13節の使用料及び賃借料は、事務用パソコンのリース料及び交通手段を持たない町民の方にコミュニティバス及び農村部乗合タクシーを無料で利用してもらうための使用料であります。  17節備品購入費につきましては、ワクチン接種用の冷凍庫等の購入経費であります。  なお、この事業は本年度と来年度の2か年で実施をいたしますが、事業費については全額が国から措置されるものであり、来年度分については予算を繰り越すこととしております。  次に、6款産業振興費、4項商工観光費、1目商工振興費の18節負担金、補助及び交付金に3千万円の追加につきましては、感染症の拡大により、年末年始の各種会合などが中止されたことに伴い影響を受けている飲食店等に対し、事業継続のための緊急支援金を給付しようとするものであります。対象については、昨年の12月または本年1月の売上高が、対前年同月と比較して50%以上減少している飲食店等を営む事業者とし、給付金額は1店舗当たり20万円で、150店舗分を見込んでおります。  3目観光費の18節負担金、補助及び交付金に4,100万円の追加につきましては、感染症の拡大に伴い宿泊者が減少し、大きな被害を受けている町内宿泊施設の利用促進のため、昨年の11月末をもって終了した音更町宿泊助成事業を再度実施しようとするものであります。事業主体は音更町十勝川温泉観光協会で、各宿泊施設1回の利用につき、1人当たり4千円を助成することといたします。開始時期につきましては、感染症の状況や国及び道の対応を見極め、状況が整い次第、速やかに着手したいと考えております。  次に、7款建設費、2項土木費、1目道路橋梁管理費の12節委託料に1億円の追加につきましては、除雪費に係る委託料を増額しようとするものであります。除雪費につきましては、当初予算において1億5千万円を計上しておりますが、これまで全車除雪を2回、幹線町道及び歩道のみの除雪を1回、また吹きだまり除雪を5回、加えて13路線の排雪作業をそれぞれ実施しており、執行済額が約1億3千万円となりましたことから、今後の降雪等に備えるために増額をしようとするものであります。  次に、8款教育費、1項教育総務費、2目総務管理費の12節委託料に520万円の追加につきましても、これまでの降雪により小中学校の除雪をこれまで2回実施したことに伴い予算が不足する見込みであることから、今後の降雪等に備えるため増額をしようとするものであります。  以上、既定の歳出予算に4億145万6千円を追加し、歳出予算の総額を297億1,010万3千円にしようとするものであります。  次に、歳入について御説明をいたします。5ページにお戻りいただきたいと存じます。  15款国庫支出金、1項国庫負担金、1目保健福祉費国庫負担金の6節新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金に1億8,216万円、また下段の2項国庫補助金、3目保健福祉費国庫補助金の16節新型コロナウイルスワクチン体制確保事業補助金に2,728万9千円、それぞれの追加につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種事業に係る国からの負担金及び補助金であります。  5目産業振興費国庫補助金の3節新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に4,500万円の追加につきましては、音更町飲食店等緊急支援基金及び音更町宿泊助成事業補助金に係る国からの交付金であります。  次に、20款1項1目1節繰越金に1億4,700万7千円の追加につきましては、前年度からの繰越金であります。  以上、既定の歳入予算に4億145万6千円を追加し、歳入予算の総額を297億1,010万3千円にしようとするものであります。  それでは、3ページにお戻りいただきたいと存じます。  第2表繰越明許費補正につきましては、2件の追加であります。予算科目は4款保健福祉費、1項社会福祉費、事業名、新型コロナウイルス感染症対応従事者等慰労金につきましては、クラスターが終息した後に慰労金を給付する制度となっていることから、給付時期が来年度になる可能性があるため、繰越明許を設定しようとするものであり、金額については記載のとおりであります。  次に、4項保健衛生費、事業名、新型コロナウイルスワクチン接種事業については、来年度分の事業費を繰り越そうとするものであり、金額については記載のとおりであります。
     以上を申し上げまして、議案第1号の説明とさせていただきます。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 18 ◯議長(高瀬博文君)  これから質疑を行います。  質疑ありませんか。  小澤直輝議員。 19 ◯8番(小澤直輝君)  3点ほど御質問します。  まず1点目の慰労金なんですけれども、昨日、民生常任委員会がありまして、その資料の中に、対象者が390名ということでなっておりますが、先ほど町長の諸般の報告の中に、系列法人等から職員の派遣を受けているというところであるんですけれども、こういった、例えば管外から、町内、町外から来ている職員も、そこにまず対象になるのかどうかを御質問します。  あと、2点目がワクチンについてなんですけれども、備品購入費というのがあると思うんですが、17項目の中でワクチン接種用備品購入、これは具体的に何かをちょっと教えていただきたいと思います。  まず、お願いします。 20 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 21 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  2点、御質問がございました。まず、1点目の慰労金の対象者の件でございますけれども、こちらにつきましては、私どもで考えておりますのは、クラスターが確認された後、終息日までに1日以上勤務された方ということで考えておりまして、正職員、それからパート職員、清掃等の委託を請けた事業者の職員などということでございまして、また、その町民に限らず、そういったことで携わった方たちに対して支給したいというふうに考えているところでございます。  それから、備品でございますけれども、備品につきましては、ディープフリーザーというマイナス75度で保つことができる冷凍庫と、それとマイナス20度程度で保てる冷凍庫というものを購入する予定でございます。  以上でございます。 22 ◯議長(高瀬博文君)  小澤議員。 23 ◯8番(小澤直輝君)  冷凍庫のやつは、台数的には、マイナス75度とマイナス20度、多分、違うと思うので後でお答えいただきたいんですけれども、昨日の民生委員の中で、相談専用電話機も、多分、保健センターに設置するということでお話を聞いているんですけれども、相談専用の電話を保健センターに設置して対応するということなんですけれども、恐らく町民の関心がこのワクチン接種は非常に高いのかなというふうに私も考えておりまして、たくさん電話を町民の方から受けるということになると、例えばこういった事業だとつながらない、電話がなかなかつながらないというような形になるかなと思うので、その対応で、1回線だけのか、回線を増やして、人員を増やしてそういう対応するのか、そのところの、もし仮にたくさん電話が来たときになかなかつながらないといったときの対応というのはどのように、今、考えているのかということと、あと、先ほど私、質問、2点で終わって、もう1点、システム改修のところなんですけれども、マイナンバーと連携するということで、昨日、お話しいただいたんですけれども、この告知というのはどういうような形で、今、考えているのか、分かる範囲で教えてだけと思います。 24 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 25 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  ただいまの御質問についてお答えさせていただきたいと思います。  まず、ディープフリーザー等冷凍庫の台数でございますけれども、今、考えておりますのは2台、それから7台ということでございますけれども、そのほかに、国のほうから配給されるという話もございます。今、お聞きしているのは、国からディープフリーザーについては1台、それから冷凍庫については3台というような形で、今のところ、そういった形で聞いているところでございます。  それから、相談専用回線でございますけれども、2回線ということで、今、考えておりますけれども、おっしゃいますとおり混雑が予想されるということでございまして、ほかにちょっと今、何か共通したコールセンター等を設けられないかどうかというのは内部で検討している段階でございます。  それから、マイナンバーの件でございますけれども、マイナンバーにつきましては、まず接種時にそういったマイナンバー等は必要はないというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 26 ◯議長(高瀬博文君)  小澤議員。 27 ◯8番(小澤直輝君)  すみません。システム改修のところなんですけれども、実際には連携して、接種したということを記録されるという認識でよろしいですか。 28 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 29 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  マイナンバーとの連携について御説明させていただきます。今現在、私どもの保健課のほうで健康管理システムというものを保有しております。その中に予防接種台帳というのがまずございます。それには、今まで受けた予防接種ごとの記録が記載されているものでございます。それに、まずシステム改修として新型コロナウイルスワクチンの接種状況を追加する改修を行います。まず、それが台帳の改修でございます。  それで、健康管理システムにつきましては、マイナンバー制度に基づく自治体中間サーバーというのがまず1つございます。それは全国の各自治体が1つ持っているサーバーでございます。そのサーバーと、保健課が持っている健康管理システムについては連携しています。ひもづけされています。ですので、そこでまず新型コロナウイルス台帳を載せることによって、マイナンバー制度の中間サーバーと連携できる、そこの中間サーバーの中に副本というものをつくるということでございます。これ、もうありますので、その中に追加されていくと。  それをどのように活用するのかということでございますけれども、まず転居先の市町村に情報は速やかに得られるということで、これはもう既に、税金ですとか、そういった情報と同じような形でございます。それにコロナが加わるということと、あと個人については、マイナポータブルを活用することによって、自分の接種履歴等を、情報を得ることができるということでございます。  以上でございます。 30 ◯議長(高瀬博文君)  ほかに質疑ありませんか。  山本忠淑議員。 31 ◯19番(山本忠淑君)  ワクチン接種の事業の提案がございました。国が方向をきちっと打ち出せない状況の中で地方が対応していくというのは大変困難なところも感じられるところでありますけれども、今、提案されましたワクチン接種の進め方について若干質問させていただきます。  1点目は、当面、接種の対象として考えておられる65歳以上ということであるとか、あるいは施設入所者、医療従事者等も考えられるわけでありますけれども、その点については、順位については、順番についてはどのように考えておいでになるのかということがまず1点。  それから、本町の場合は4万3千、4千の町でありますから、私は、医療機関も非常に多い町村でありますので、条件的にはいいなというふうな受け止め方をしておりますけれども、実際、ワクチン接種を進めるに当たって、医師や看護師等の対応していただける人員というのは既に協議をされて、不安のない、心配のない体制が取られるのか、このことについてお考えといいますか、考えておられる内容についてお聞かせいただきたいと思います。  まず、その2点についてお願いいたします。 32 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 33 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  まずはじめに接種の順番でございますけれども、まず私ども、国のほうから指示を受けておりますのは、医療従事者向け先行接種ということでございまして、全国で約1万人の方に対して2月下旬から接種を行うというのと、次に医療従事者向けの優先接種ということで、全国約300万人を対象に3月中旬以降行うということで聞いておりまして、医療従事者向けの接種につきましては、北海道のほうが事業主体となって行うということでございます。それから、その後、高齢者向け優先接種ということでございまして、65歳以上の方に対しまして3月下旬から接種していくということでございます。その後、基礎疾患を有する方、それから高齢者施設等の従事者、それから60歳から64歳の方、その後、一般の方というような順番で考えているところで、指示を受けているところでございます。  それから、医療従事者の関係でございますけれども、今、医療機関回らさせていただいております。その中で、今、私ども、回っている中では、皆さん、御協力したいという旨を聞いているところでございまして、今、どういった体制ができるのかというのは協議しているところでございまして、ただ、ファイザー製のワクチンを先行的に使う予定でございますけれども、ワクチンについては3つございまして、まずはファイザー製が先に先行して導入されるということでございまして、このファイザー製ワクチンと申しますのは、一度に使う量が多いと、ロットが多いということでございますので、私どもとしては集団接種等をメインに考えていかざるを得ないのかな、その中で医療体制をどのように組めるのかというのは、今、策定中でございます。  以上でございます。 34 ◯議長(高瀬博文君)  山本議員。 35 ◯19番(山本忠淑君)  今の接種の順位についての説明ありましたが、先ほど町長の報告にもございましたように、本町が大変多くのクラスターの発生を見ておりまして、これからも一番心配するところは各高齢者の施設が一番心配になるところでありますが、今、部長の説明でありますと、65歳以上の方々を優先的に、その次に各高齢者施設ということの説明がありましたけれども、私は逆に早く、いち早く、大変面倒なといいますか、容易でない各種施設を優先的に接種を実施するということのほうが先なのかなという印象を持っておりますが、その点についてはどうお考えでしょうか。  それから、委託費1億8千万の、今、数字を見ておりますけれども、それぞれ医療機関と御相談されているということでありますから、本町の場合はそれぞれの医療機関の医師の協力を得られれば、本町の予定するワクチン接種の人数は消化できるという考えでおられるのかということをお聞きしたいと思います。  その点についてお願いします。 36 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 37 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  ただいまの御質問にお答えさせていただきます。  高齢者施設の従事者については後ほどというような、先ほど御説明をさせていただきましたけれども、今時点での国の指示はそういった指示でございますけれども、今、ちょっと国のほうでも検討されているのは、先行してできないかということは検討されているようでございます。ただ、今時点では先ほど申し上げました日程で指示を受けているところでございます。  それから、全ての町民に対する接種体制が組めるのかどうなのかということでございますけれども、私どもといたしましては、希望される方については円滑に接種したいということで、今、保健課が、職員が一生懸命頑張りまして、そういった日程を組めるように努めているところでございます。  以上でございます。 38 ◯議長(高瀬博文君)  山本議員。 39 ◯19番(山本忠淑君)  高齢者施設の従事者ということではなくて、利用者の方々についてはどう考えですかということ、そこが優先でないかなという気がしておりますが、その点についてはどういうことでありましょうか。  それから、具体的にいろいろ検討される中で、本町の場合は、例えばコミセンとか、そういう場所を確保しなくても、それぞれの医療機関で接種できるという考えでおいでになるのかどうか、その点、あるいは何か所か、一気に接種できるような体制づくりをするということなのか、その点だけお伺いしたいと思います。 40 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 41 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  高齢者施設の入居者等のことにつきましては、こちらにつきましては、私ども考えておりますのは、3月下旬から同時に進めていくということで考えておりまして、方法といたしましては、インフルエンザワクチンの接種方法と同じような形で、お医者さん、看護師さん等が回っていただいて集団的に接種するというようなことでございまして、ちょっと具体的な工程はまだこれから積み上げるところでございますけれども、基礎疾患等をお持ちの方たちでございますので、当然、感染後の重症化のリスクは高い方たちでございますので、迅速に速やかに接種はしていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、医療機関での個別接種のお話がございました。私どもも、当初、接種する人数が大変大規模になるものですから、医療機関での個別接種、それから各コミセン等での集団接種ということで、両方で考えていたんですけれども、先ほど申し上げましたファイザー製のワクチン、これが先行して導入されることになるようでございますけれども、こちらにつきましては、1バイアルというのがございまして、瓶なんですけれども、1瓶6回分というのが195本入ってきておりまして、それをトータルすると1,170回なんですけれども、それを5日間で使用していきたいというふうに考えておりまして、そういったことがございまして、今、考えているのは、ワクチンのそういった難しさがございますので、集団で大量の人数の方を、ワクチンを無駄なく使うような形の日程を組みたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 休憩(午前10時43分) 42 ◯議長(高瀬博文君)  休憩をいたします。10分程度。 再開(午前10時53分) 43 ◯議長(高瀬博文君)  休憩前に引き続き、会議を開きます。  ほかに質疑ありませんか。  山川秀正議員。 44 ◯21番(山川秀正君)  コロナの問題が出ていますので、コロナの問題についてまとめてということで質問をしたいと思います。  今、コロナのワクチンの関係の情報というのはなかなか私ども正確な情報がつかむことができない、把握することができないというのが率直な状況だというふうに思うんですけれども、そういった状況の中で、ここにチラシ制作等々ということも予算計上されておりますけれども、そのチラシの内容、やはり町民の皆さんにどういう周知をするかということが重要になってくるんじゃないかなというふうに率直に思っているんですね。  それで、ちょっと調べてみますと、情報もなかなか、いや、1回打ったら心配ないよと、非常に発生率が極めて少ないというか低いという情報もあれば、アレルギーの問題について触れているところもあればということで、そういった点では、今、アンケート調査等々をすると、積極的に接種をという方がやはり少ない、4分の1程度というような、そういう調査結果が出ている状況の中で、どういうチラシの内容にするかというのが、やはり一つ情報を町民に正確に知らせるという点で重要になってくるんでないかなというふうに思いますので、その点でぜひ工夫をしていただきたいしというふうに率直に思っていますので、そういった部分での構想など、等々がありましたら、このチラシについては、それこそ国あたりが作ったやつが一律ずっと配布されるのか、町村独自で一定の加筆とか、独自で作るとかという、そういうことが視野の中に入っているのかどうかについても伺いたいと思います。  それで、もう一つは、ワクチン接種というのは、根本は選択制だと思うんです。本人が希望するかどうかというところが、やはり今、ちょっとなかなか表に出てこないなというのと、それから、報道等を見ていますと、16歳以下なのか18歳以下なのか、そこは対象でないという、今、押さえがあるといいますか、対象にしてないというのが今の状況だと思うんですけれども、その点がどうなっているのかという、そこ辺りもぜひお聞きをしたいと思います。  それともう一つは、非常にワクチン接種という絶好の機会、それこそ町民の皆さんと接する絶好の機会いうふうに考えたときに、日本がPCR検査がなかなか進んでいないと。国連に加盟している地域や国、220あるけれども149番目というふうに、今、言われていると。そういう状況の中で、例えばワクチン接種に来た人が、ぜひPCR検査も希望したいんですよねというような、そういう町民の方も当然いらっしゃるのかなって気がするんですけれども、そういった点では、そういうことを、希望者がいればそういう対応を、そこで検体を取るというような、そういう対応まで視野に入れてはどうかなというふうに率直に思っているんですけれども、その点についてもお願いをしたいなと、お答えをお願いしたいと思います。  以上です。 45 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 46 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  ただいまの御質問につきまして、お答えさせていただきます。  まず、チラシにつきましては、本町独自で、いろいろな情報を基に作っていきたいというふうに考えておりまして、その中には予約ですとかの方法ですとか、あと、議員さんが心配されております、ワクチンを受ける際には御本人の同意が必要ですというようなことについての内容は掲載したいというふうに、今、考えているところでございます。  それから、2点目のワクチン接種の下限年齢のことでございますけれども、報道等はされているところでございますけれども、正式に国から私どものほうには通知は今のところ来てないところでございます。
     それから、PCR検査のことでございますけれども、今、そこまでは、私ども、今時点では考えていないところでございますけれども、今、私ども考えているのは、まずは希望する方に、先ほども申し上げましたとおり円滑にワクチン接種を行っていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 47 ◯議長(高瀬博文君)  山川議員。 48 ◯21番(山川秀正君)  答弁、大体、了解いたしますけれども、ちょっと調べてみますと、例えば、今、無症状の方、それから軽症な方、大勢いらっしゃると。そういう状況、例えば感染、自分では気づかないけれども、感染している方がワクチン接種した場合どうなるのかってあたりも非常に関心のあるというか、そんな気がしているもんですから、そういった点ではそういう情報もぜひお知らせ願いたいなという部分と、それで、ちょっと今朝、調べてみたら、WHOのそれぞれ専門家がワクチン接種前にといいますか、コロナ感染症陽性になって治癒した方、この方についてもワクチン接種はやはり積極的にやるべきだという、抗体ができているんでないかって一方に考えるんですけれども、そういった方についても積極的にやったほうがいいというのが今の公式見解みたいですので、そういった点ではそういう、実際、治癒したという部分では情報はあるんですけれども、現在、感染している、本人が気づかずに感染しているなんていう方がワクチン接種したらどうなるんだろうかという、そういう一抹の不安があるということも申し述べておきたいと思います。  それから、もう1点は、ワクチン接種1回目を打った後、16日から28日ぐらいまでの間に2回目という、そういうふうにこれもまた報道されておりますけれども、1回目打った後、ワクチンの確保が十分できるかどうかというところの不安ですね。国会でのやり取り聞いていても、目指すというふうに、菅総理大臣はそういうふうに答弁しました。確保できている、確保できるんじゃなくて、そういう方向を目指しているんだというのが今の到達点だということを明言されておりましたけれども、そういった点では、1回目接種したけれども、希望者がいっぱいいて、2回目、滞りなく接種することができるのかどうかという辺りの不安についての現状だけお伺いをしておきたいと思います。 49 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 50 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  ただいまの御質問でございますけれども、まず1点目でございますけれども、私どももワクチンの接種会場で感染するということにつきましてはあってはならないというふうに考えているところでございますので、感染防止策については、当然、最大限、措置していきたいというふうに考えているところでございます。  それから、ワクチンの関係でございますけれども、今現在、国から示されておりますのはファイザー社のワクチン、それからアストラゼネカ社のワクチン、それから武田、モデルナ社のワクチンということで3種類示されておりまして、先行してファイザー社が来るということでございます。1回目、2回目の間隔でございますけれども、ファイザー社については21日間、それから残りの2つの会社製につきましては28日間というところで、今、示されているところでございます。  そういった中で、1回目打ったけれども2回目打てないというようなことが生じるのかどうなのかということでございますけれども、ワクチンの確保につきましては国のほうの役割というふうに存じておりますので、そこはもう滞りなく各自治体に届けていただきたいというふうに考えているところでございます。 51 ◯議長(高瀬博文君)  ほかに質疑ありませんか。  神長基子議員。 52 ◯2番(神長基子さん)  経済対策の部分でお伺いいたします。  先ほど町長の諸般の報告の中にもありましたけれども、飲食店、それから宿泊施設等、非常に厳しい状況が続いているということが見てとれるんですけれども、財源の部分で、今回、合わせますと7,100万円の追加補正ということですが、このうち、国のほうは4,500万円、町の一般財源、この自主財源で2,600万ということです。この2,600万については、今後、国の、今、補正については審議もされているところかと思うのですが、見通しについて、そこに今後は交付金ということで充てられていくのか、その点の財源の見通しについて、一点、お示しいただきたいと思います。  それから、長期化している中にあっては、事業が継続できるようにするということと併せて、雇用が維持されていくということも極めて重要な課題になってくるかと思います。この点について状況がどのようになっているのか、把握されている点がありましたら実態をお聞きしたいと思います。  もう1点なんですけれども、宿泊助成の部分で、これ、いわゆるおとふけ割を再開するということで、要請に応じて行われるということは大変評価したいところなんですけれども、様々な、これまでも、コロナに関わらずいろいろな風評被害というものに宿泊施設は打ち勝ってきた、そういった経過があったとは思うんですけれども、何といってもこの長期化している中では、持ちこたえられるのかどうかというのが非常に懸念されるところです。当初は、宿泊定員に応じた直接支援、こういったこともございました。併せて今回、この点については検討されたのかどうか、この点についてもお伺いしたいと思います。 53 ◯議長(高瀬博文君)  渡辺企画財政部長。 54 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  感染対策財源について、国の3次補正の関係でありますけれども、3次補正は、今、国のほうで審議中ということでありまして、これについて、地方に対する交付金等の情報はまだ一切ございません。ですので、今はそれは不透明な状況にあります。ですから、今は、1次、2次の交付金で、今、留保している分を一部充てているという状況にございまして、今、議員のおっしゃるとおり、3次補正の交付金を地方に配分、それから制度が固まり次第、そのように、これまで同様、既に行った事業にも充てられるものであれば、それは充てていきたいという考えを持っております。  以上でございます。 55 ◯議長(高瀬博文君)  傳法経済部長。 56 ◯経済部長(傳法伸也君)  事業継続、雇用の維持ということでございますけれども、本町といたしましては、春から様々な対策をしまして、宿泊施設、それから町内の中小事業者に対しまして対策を打ってきたところでございます。今現在につきましては、宿泊施設については休館しているというところもございますので、その休館している施設につきましては雇用調整助成金の申請をしているというようなお話も聞いているところでございます。  あと、雇用の状況でございますけれども、今現在、また商工会のほうに調査をちょっとお願いしてございまして、その辺でどのような状況が出てくるかは、今後、ちょっと調査結果で、その辺で分かるかなというふうに思ってございます。  それから、宿泊施設に対する直接支援ということでございます。これにつきましては、今回、年末から年始にかけて宿泊施設のほうにもかなりのキャンセルが入っているということで、いろいろと協議をさせていただいた中で、まずもっては宿泊助成、おとふけ割を再度、復活していただきたいということが一番多かったものでございますので、今回の補助については、まずそこのほうに補正をさせていただいたということでございますので、これにつきましても、今後、状況を見ながら、各事業者さんとも協議になると思いますけれども、その状況下においても今後も考えてまいりたいというふうには思っています。  以上でございます。 57 ◯議長(高瀬博文君)  神長議員。 58 ◯2番(神長基子さん)  財源については、今の説明で分かりました。  おとふけ割についてなんですけれども、直接支援についても検討自体はされてきたのかなというふうに伺いました。雇用の関係、ここについては雇用調整の補助金ですか、この部分については、申請の期限が延期になってというようなことで、何とか継続して行えるようにというのがたくさん声があった中でそれが延期してきたという経過があったとは思うんですけれども、ただ、来月でこれも打ち切られるという、そういう中では非常に不安を抱えた中で、今の状況を、もう手の打ちようがないというか、そういった中で大変な精神状態を持っているのかなというふうに思っております。  通常ですと、宣伝、プロモーション、そこに強化していくことによってお客様というのは来てくださる、それが一般的な考え方なんですけれども、今はそうしたところで人の流れが止められているということでは、もう自分たちの力だけではどうにもならない、そういったところに来てしまっているのかなというふうに思っております。  宿泊助成ということで、今回、出されておりますけれども、観光入込客数の中でもやはり宿泊の占める、この効果というのは、私は一定の大きなものがあるのではないかなというふうには感じているんですけれども、この部分について、実際に、1施設当たりで考えましても多くの町内の業者さん、町内に限らないですけれども、管内の業者さんとつながり合っている、そういった中では大変な効果があるとは思いますが、その点の分析についてどのようにされているのか、その点についてもお伺いしたいと思います。 59 ◯議長(高瀬博文君)  傳法経済部長。 60 ◯経済部長(傳法伸也君)  実は今回、十勝川温泉の協同組合さんに対しまして、今、議員がおっしゃりました町内の経済効果、実際、どれぐらいあるんだろうということでお尋ねをしてございます。その中で測定をしていただきましたけれども、今回、7月1日からスタートいたしました宿泊事業、それとモール温泉号によりまして、先ほど諸般の報告でいたしましたとおり3万7,575泊、宿泊総額については約4億8千万の利用があったというところでございます。  この事業期間中の町内の取引事業者からの仕入れ総額、約3億5,500万、食品、飲料、クリーニング、清掃ごみ処理、施設修繕、新聞、お土産などでございます。それと、音更町民の雇用継続のための人件費、それが約1億4,400万、これ300人程度というような測定をされているという報告をいただいてございます。宿泊も含めますと、全部で9億7,900万程度の経済効果があるのかなというふうに押さえてございますので、それを、先ほど言った泊数で割りますと、1泊当たり約2万6千円の消費がされているというような押さえでございます。  以上です。 61 ◯議長(高瀬博文君)  ほかに質疑ありませんか。  坂本夏樹議員。 62 ◯7番(坂本夏樹君)  3つの項目について、伺いたいと思います。  はじめに、新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金についてでありますけれども、給付の方法を拝見しますと、対象者にその施設が委任状をもらって、その施設が代理受領して、給付金を申請者に配るというような内容かというふうに思いますけれども、これがお一人当たり3万円という予算かと思いますけれども、この従事者の方に確実に3万円が渡るもんなんでしょうか。といいますのも、こういった類いの給付金で、本当に介護職員ですとか看護師さん、私の手元に満額が届くのかなというような不安の声を伺ったことがあるんです。そういった意味で、この給付方法で、最後に対象者に全額が渡ったという確認をどうされるのか、加えて、3万円ということですけれども、その給付がされたときは税引き後でお手元に届くのかどうか、そういったことを伺いたいと思います。  次に、飲食店への給付金でありますけれども、緊急支援金、これが、この補正が可決されればどういったスケジュールをもって支援金が支給されるのか、伺いたいと思います。といいますのも、やはり今日の議論の中でも、本町の飲食店、非常に切迫しているということでの支援かと思いますので、できる限り早く支給していただきたいという要望も含んでおります。  さらに、財源のことの答弁がありましたけれども、今回の4,500万円の国、道からの支出金につきましては、地方創生臨時交付金1次、2次の留保分ということでありました。さらに繰越金も見ますと5億を超えているという繰越金になっておりますけれども、私の要望から申しますと、飲食クーポン、本町の住民対象に支給されましたけれども、それを再交付していただきたいという要望がございます。この留保財源がまだ残っているのか。私の感覚としては、もう全てこの臨時交付金については使い切ったというような印象を受けておりましたけれども、何とか4,500万円の留保金を捻出していただけたということであります。いよいよになると基金の取崩し、こういったものもお考えになるというこれまでの答弁がありましたので、そういったことがこの年度内に考えられているのかどうか、飲食クーポンの再交付という要望も含めて、これらの点について伺いたいと思います。  3つ目ですけれども、宿泊のおとふけ割の助成です。これについては、実施への状況が整い次第、行っていきたいということであろうかと思います。具体的に、実施への状況が整い次第はそうなんでしょうけれども、整ったという判断をどういったことでされるのか、今の考えを伺いたいと思います。 63 ◯議長(高瀬博文君)  重松保健福祉部長。 64 ◯保健福祉部長(重松紀行君)  2点ほど、私の所管の御質問についてお答えさせていただきたいと思います。  まず、慰労金につきましては、昨年、国のほうで、各福祉施設ですとか介護職員に対しまして5万円を支給しております。クラスターが発生した事業所については1人20万円ということを支給しているわけでございますけれども、今回の私どもの慰労金につきましては、その5万円に上乗せして、クラスター発生して御苦労されているという職員に対して支給したいというものでございまして、議員がおっしゃられましたとおり、申請方法等についてはそのとおりでございます。施設のほうには、当然、支給者台帳というようなものを持っていただいて、それに基づいて管理していただくと。それを私どもが確認させていただくというような流れになるのかなというふうに考えているところでございます。  それから、税金の関係でございますけれども、課税対象とならない給付金というのがございまして、こちらにつきましては、心身ですとか資産等に加えられた損害について支給を受ける見舞金等については非課税ということになっておりますので、私どもが今回行う慰労金につきましてはこのような給付金に該当するのかなということでございますので、非課税というふうに考えているところでございます。  それから、2点目の宿泊所の開設の関係でございますけれども、その条件と申しますのは、先ほど御説明させていただきましたとおり工事が発生してきます。今、真冬でございますので、暖房工事等が終わって宿泊することが可能な時点で開設ということでございまして、諸般の報告でもさせていただきましたとおり、1月29日に開設する方向で、今、準備を進めているところでございます。  以上でございます。 65 ◯議長(高瀬博文君)  傳法経済部長。 66 ◯経済部長(傳法伸也君)  まず、飲食店クーポン券の関係でございます。前回というか今回、クーポン券の利用状況から申し上げますと、交付対象者が4万4,593人中90.6%が引換えをされて、引き換えられたクーポン券の96.3%が使用されたということで、大多数が使用されたかなというふうに思ってございます。  実は、クーポンの使用されたお店が、我々もその辺の整理をしてございますけれども、上位10店舗が大体もう5割程度を占めてしまうというような形でございまして、偏りといったらおかしいんですけれども、そういうような状況が見えています。ですので、クーポン券をやることによって確かに経済の活性化は図れるのかなと思うんですけれども、それが飲食店全般のほうに行き渡るかというと、ちょっとそれがなかなか見えてこなかったというのも事実でございますので、ちょっとクーポン券の再交付については、その辺も含めて、効果があったかどうか、ちょっとその辺も含めてちゃんと検討させていただきたいと思いますけれども、今のところは再交付ということは考えてはいないということで御理解いただければなと思います。  それと、宿泊助成の再スタート時期でございます。今、いろいろな状況がございます。感染される方が少なくなりつつはありますけれども、全国的に見ても、それから道内見ても高止まり傾向にあるのかなと思いますので、それが減少に転じて、都内、東京都ほか3県、それから大阪、近畿圏の緊急事態宣言が解除され、また北海道のステージが下がった状況を見極めて、その辺はちょっと何とも言えないんですけれども、そういうところを見極めながらスタート時期を検討させていただきたいというふうに思っていますので、今のところ、明確な時期ということについてはちょっと申し上げられないということで御理解いただければと思います。 67 ◯議長(高瀬博文君)  渡辺企画財政部長。 68 ◯企画財政部長(渡辺 仁君)  私からは、財源、主に交付金について御説明をいたします。  交付金については、1次、2次合わせて7億6,270万4千円の限度額が示されておりまして、これまでの各定例会、臨時会において支消してきたといったところであります。議員おっしゃるとおり、実際にはもうこれを上回る、交付金を受け取る前から一般財源を用いて手を打ってきましたので、既にこれはもうオーバーしています。ですので、そのときにも、後々、財源区分補正をしていくという話をしておりましたけれども、3月の定例会で全て整理するという考えでおりますので、ですので、一部、まだ交付金としては枠は残っておりますけれども、現実的にはそれを上回る一般財源を出しているということで御理解をいただきたいと存じます。  それから、基金についてですけれども、まだ補正予算の財源として、今回、提案している事業を除いて1億円程度持っておりますので、繰越金も含めて、ですから、補正の財源がこれ以上減ってきたとき、これ以上なくなったときには、これまで申し上げておりますとおり基金の繰入れを考えるというものでございます。 69 ◯議長(高瀬博文君)  傳法経済部長。 70 ◯経済部長(傳法伸也君)  申し訳ございません。飲食店等緊急支援金の関係でちょっと答弁漏れがありました。これにつきましては、大体、飲食店については、今までの支援策の事業の中で飲食店のほうの数を押さえてございます。今回、補正を了承していただければ、すぐその飲食店に対しまして申請書のほうを送付させていただきたいなと思ってございます。押さえてない飲食店もございますので、それについてはホームページ等でお知らせをして、申請書を送付して、その申請上がってき次第、すぐに給付できるような体制には整えているような状況でございますので、御理解いただければと思います。 71 ◯議長(高瀬博文君)  坂本議員。 72 ◯7番(坂本夏樹君)  はじめに慰労金についてでありますけれども、見舞金として非課税だということで答弁いただきました。先ほども申しましたけれども、従事者の方で、本当に私の手元に届くんだろうかというような不安がありましたけれども、そういった方につきましては、私のほうからも力強く、全額はその施設から個人に渡りますよと、しかも見舞金で非課税のはずですということで説明したいというふうに思います。  加えて申しますと、音更町は僕の町よりも支援が厚いねというようなお言葉も頂戴しております。今回のこういった支援金については本当に御英断いただいたなというふうに感じますけれども、まだ財源があるということであれば、さらに関係機関、関係各位と情報、意見交換をして、また手厚い支援をしていただきたいというふうに考えます。  それから、飲食のほうのスケジュールについても確認させていただきました。速やかな支援金の給付を改めてお願いしたいと思います。  それから、クーポンについてですけれども、今、答弁いただきまして、分析の結果、偏りがあるというようなことでありました。クーポン券の再交付を要望したわけでありますけれども、そういった現状であれば、1店舗当たりの規模に応じて使える上限を定めるですとか、そういった工夫があれば、そういった偏りというのも少しは緩和されるのかなというふうに思いますけれども、さらに分析を進めていただいて、どういったルールづくりができるのかというのも踏まえて検討していただければというふうに考えます。  最後に、おとふけ割がいつ始められるのかといったところについては、私もこの時期については悩ましいところだなというふうに感じております。この実施への状況が整い次第というのはまさにそのとおりなんだと思います。ただ、隣の市では割引をたしか継続しているんじゃないかなというふうに思っております。近隣市町村からも様々なそういった経済対策打たれておりますし、宿泊への割引という政策も新聞報道で目にします。今回の4千円については、北海道に、道民に広げるのではなく十勝管内の在住者というような話も伺っておりますので、そういった意味では、一定程度、十勝管内のクラスターの収束であったりですとか、感染者の抑制が、エビデンスというんでしょうか、具体的な数値の証拠があれば踏み切れるタイミングが来るじゃないかなというふうに思っておりまして、それは、政府のほうではレベル2の感染にとどまったときがGoToトラベル割の再開時期じゃないかというような報道もありましたけれども、それを待つことなく、北海道、十勝、音更町としてはできるんじゃないかなというような思いもありますので、そこにつきましても、感染状況を鑑みながら、ベターなタイミングで御判断いただければというふうに思います。  以上です。 73 ◯議長(高瀬博文君)  宮原副町長。 74 ◯副町長(宮原達史君)  今、最後におっしゃられたおとふけ割の実施時期、再開時期の件なんですけれども、これは今回の補正予算をつくっていくに当たりましても、温泉関係者と、ここは本当に悩ましい、おっしゃるとおり、どうだと、受け止め方は人によって千差万別なんじゃないかというようなお話もありまして、確かに本当に難しいと思います。ただ、今回、考えているのは、おっしゃるとおり十勝管内限定の対象ということで考えていますので、十勝管内の感染者の数字だけを見るというわけではないんですけれども、国のGoToトラベル再開を待つことなくという力強い言葉に、それを私どもも応援と捉えて、なるべく温泉の関係者の皆様と協議を重ねて、合意できる時点で、状況を見ながらやっていきたいと思っています。ただ、コロナの感染状況については、本当に週が変わればドンとまた変わることもありますので、その辺はどれがベストというわけではなくて、やはり今、おっしゃったとおり、ベターな時期を探しながら、なるべく早く実施したいと思っています。  ただ、本当に今の議論でもありましたように、いつからということは、今はとにかく言えないということは御理解いただきたいと思いますし、そういうことを考えながら実施時期を探りたいと思っています。  以上でございます。 75 ◯議長(高瀬博文君)  ほかに質疑ありませんか。    〔「なし」の声多数〕 76 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで質疑を終わります。  これから、討論を行います。
     討論はありませんか。    〔「なし」の声多数〕 77 ◯議長(高瀬博文君)  なければ、これで討論を終わります。  議案第1号について採決します。  本件は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」の声多数〕 78 ◯議長(高瀬博文君)  異議なしと認めます。  本件は、原案のとおり可決されました。 閉会(午前11時34分) 79 ◯議長(高瀬博文君)  以上で、本会議に付された案件は全て終了しました。  令和3年第1回音更町議会臨時会を閉会します。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。     議     長     署 名 議 員     署 名 議 員 Copyright © Otofuke Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...