太田市議会 2009-02-27
平成21年 3月定例会−02月27日-03号
平成21年 3月
定例会−02月27日-03
号平成21年 3月
定例会
平成21年3月
太田市議会定例会会議録(第3日)
平成21年2月27日(金曜日)
〇
出席議員 38名
1番 水 野 正 己 2番 高 田 勝 浩
3番 岩 崎 喜久雄 4番 山 崎 正 紀
5番 石 倉 稔 6番 久保田 俊
7番 大 島 正 芳 8番 鹿 山 正
9番 大 川 陽 一 10番 小 林 人 志
11番 福 井 宣 勝 12番 星 野 一 広
13番 五十嵐 文 子 14番 木 村 康 夫
15番 越 塚 順 一 16番 深 澤 直 久
17番 小 暮 広 司 18番 斉 藤 幸 拓
19番 伊 藤 薫 20番 町 田 正 行
21番 栗 原 宏 吉 22番 市 川 隆 康
23番 山 口 淳 一 24番 尾 内 謙 一
25番 太 田 けい子 26番 川 鍋 栄
27番 齋 藤 光 男 28番 白 石 さと子
日程に入ります。
◎ 議 案 上 程
議案第28号
太田市
地域活動支援センターたんぽぽを
伊勢崎市の住民の利用に供させることに関する
協議について
議案第29号
太田市
地域活動支援センターたんぽぽを大泉町の住民の利用に供させることに関する協
議について
議案第30号
消防救急無線共同整備に係る
事務を高崎市
等広域市町村圏振興整備組合に委託すること
に関する
協議について
議案第32号 群馬県
市町村総合事務組合の
規約変更に関する
協議について
議案第33号 群馬県
市町村総合事務組合の
規約変更に関する
協議について
議案第34号
太田市
事務分掌条例の一部
改正について
議案第35号
太田市
ふるさと振興基金条例の廃止について
議案第36号
太田市
まちづくり基本条例の一部
改正について
議案第37号
太田市
青少年問題協議会条例等の一部
改正について
議案第38号
太田市
職員定数条例の一部
改正について
議案第39号
太田市
職員の勤務時間、
休暇等に関する
条例及び
太田市
一般職の
職員の給与に関する条
例の一部
改正について
議案第40号
太田市
藪塚本町庁舎・
保健センター建設基金条例の廃止について
議案第41号
太田市
地域活動支援センター条例の一部
改正について
議案第42号
太田市
福祉作業所条例の一部
改正について
議案第43号
太田市
介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定について
議案第44号
太田市
介護保険条例の一部
改正について
議案第45号
太田市
在宅介護支援センター条例の廃止について
議案第46号 尾島町
国民健康保険税条例の一部
改正について
議案第47号 新田町
国民健康保険税条例の一部
改正について
議案第48号
藪塚本町国民健康保険税条例の一部
改正について
議案第49号
太田市立学校給食センター設置条例の一部
改正について
議案第50号
太田市
公民館条例の一部
改正について
議案第51号 おおた家庭の日
条例の制定について
議案第52号
太田市立記念館及び
資料館条例の全部
改正について
議案第53号
太田市
地域交流センター条例の制定について
議案第54号
太田市
銃砲刀剣類所持等取締法関係手数料条例の制定について
議案第55号
BUSターミナルおおた
条例の一部
改正について
議案第56号
太田市
手数料条例の一部
改正について
議案第57号
指定管理者の
指定について(
太田市宝泉小
放課後児童クラブ)
議案第58号
指定管理者の
指定について(
太田市
宝泉東小放課後児童クラブ)
議案第59号
指定管理者の
指定について(
太田市
総合健康センター)
議案第60号
指定管理者の
指定について(
太田市
新田文化会館ほか)
議案第62号
指定管理者の
指定について(
テクノプラザおおた・
テクノプラザおおた
駐車場)
議案第63号
指定管理者の
指定について(
太田市まちなか交流館くらっせ)
議案第64号
太田市営土地改良事業(
沖之郷地区)の施行について
議案第65号
平成20
年度太田市
農業共済事業の
農作物・
畑作物・
園芸施設の無事戻しについて
議案第66号
平成21
年度太田市
農業共済事業事務費の賦課について
議案第67号 権利の放棄について
議案第68号 権利の放棄について
議案第72号
市道路線の廃止及び認定について
○議長(
半田栄) 日程第1、
議案第28号から第30号まで、
議案第32号から第60号まで、
議案第62号から第68号まで、及び
議案第72号の40
議案を
一括議題といたします。
◎ 質 疑
○議長(
半田栄) これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
1番
水野正己議員。
◆1番(
水野正己) それでは、
議案第46号、第47号、そして第48号について、
健康医療部長及び
市長に伺います。
質問に入る前に、ことしの3月末をもって
定年退職を迎える
職員の
皆さん、あるいは勇退される
職員の
皆さんの長年にわたる
市民生活の向上と
健康福祉の増進に対するご尽力に感謝を申し上げ、敬意を表したいと思います。退職後も健康に留意され、本市の発展にご協力いただけますようお願いを申し上げます。
それでは伺いますが、最初に
健康医療部長に伺います。
議案第46号から第48号は、旧3町の
国保税を
値上げするものですが、旧3町の
国保税は2006年度から毎年連続して
値上げされ、今回で4年連続の
値上げとなります。
そこで、まず1点目に、今回の
値上げの総額を伺います。そして2点目に、旧3町の
国保の
加入世帯数と
加入者数を伺います。3点目に、今回の
値上げの影響を受ける
世帯数と
対象者数を伺います。4点目に、今回の
値上げを行わずに、旧
太田市の
国保税を旧3町に合わせて引き下げるために必要となる予算、
財源額を伺います。5点目に、今までの計画では、今後は新年度、2009年度に続いて、2010年度も旧3町の
国保税を
値上げする計画がありますが、しかし、昨年、一昨年と
市長は、来年こそ旧3町の
値上げをやめて、旧
太田市を引き下げたいと議会で答弁されています。こういうもとで、新年度以降、本市の
国保税をどういう水準にしようと考えているのかを伺います。
以上で1回目の質問を終わります。
○議長(
半田栄)
神藤健康医療部長。
◎
健康医療部長(
神藤幸生) ご質問に順次お答えいたします。
初めに、旧3町の
介護分の
税率引き上げによる
影響額につきましては、
課税額で約1,300万円になります。
次に、旧3町の
国保加入世帯数と被
保険者数につきましては、
平成20年度
国保税当初課税時で、
加入世帯は9,911世帯、被
保険者数は2万219人であります。
続きまして、
介護分の
税率改正で影響を受ける旧3町の
世帯数と被
保険者数については、
課税対象者は40歳から64歳の方となりますので、
平成20年度当初課税時の
世帯数で5,770世帯、被
保険者数で8,087人となっておりますので、
平成21年度でもおおむねこれに近い数字になると思われます。
次に、旧
太田市分の税率を旧3町分の税率まで引き下げた場合の
不足額につきましては、
平成20年度
課税額で試算しますと、旧
太田市分の
医療分の
所得割額で4,800万円、
均等割額で1億8,200万円、合わせまして2億3,000万円が不足することになります。
最後に、
国保税の
均一化については、
平成22年度において、旧
太田市の税率で
均一化を図ることを基本としておりますが、
医療費を賄うために最低限必要な税率とすることが求められることから、
医療費の動向を勘案しながら、
国民健康保険運営協議会でのご意見をいただいて決定してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
半田栄)
水野正己議員。
◆1番(
水野正己) わかりました。それでは、2回目の質問は
市長に伺います。
今、部長から5点にわたってご答弁いただきましたが、やはり新年度以降、2009年度、2010年度と旧
太田市の税率で
均一化を図ることを基本としているということが答弁の中で示されましたが、しかし、
市長の昨年、一昨年の
議会答弁は、旧3町の
国保税の
値上げをやめて、旧
太田の引き下げをしていきたいという答弁は、議会での、公式の場での答弁ですから、いわば市民に対する公約とも言えるものです。
それで、今回の
値上げの総額は1,300万円とさほどでもないという見方もありますが、2006年度から既に2008年度までに旧3町でおおむね3億円からの
値上げがされてきているわけです。こういうことを考えると、今回の
値上げをやめて、
市長のこの間の議会で示した市民に対する公約を守ることが大切と私は考えています。その点について、お考えを伺いたいと思います。
それから、2点目に、今回、4年連続で旧3町の
値上げを行うということも考えれば、なおさら必要になると私は考えますが、
国保税というのは、そもそも
所得の10%以上、15%、どうかすると
所得の2割近い税額、
保険料としての
負担が賦課される、そういう
負担の重いものですが、一方で、今の
社会経済情勢から考えても、収入が激減してしまう
人たち、
自営業者は、
市長ももちろん
自営業者の、
中小業者の実態は十分ご承知と思われます。これまで雇用されていた
労働者であった人も、今の状況を考えれば、次々と雇いどめ、解雇、あるいは給料が大幅にカットされるというもとで
社会保険から
国保に加入してくる人もふえるわけです。こういうことを考えると、収入の減少に伴う、一般によく言われる
不況減免、あるいは低
所得者の人への
生保所得を基準とした
減免の制度を今後つくっていくことがどうしても必要になると私は思います。
以上、2点について、
市長のお考えを伺います。
○議長(
半田栄)
清水市長。
◎
市長(
清水聖義)
太田市の
国保税の額を旧3町に合わせたいというようなことは申し上げてきましたけれども、これは実は前提があるわけでありまして、
滞納率を解消できれば非常に簡単にそのようなことはできるし、
国保税そのものの値下げもできると。ただ、やはり滞納が40億円からあるというような現実を見たときに、我々も
滞納解消のために頑張ってはおりますけれども、これがなかなか解消できない。簡単に、2億3,000万円というのは全体額の5%に当たるのです。ですから、滞納されている方が5%お金を払ってくれれば、
太田市を新田町やその他の町、旧藪塚とか旧尾島の
国保税に合わせることができるのです。ただ、払ってくれないものですから、どこでこのお金を賄っていくかというのが実は大事になってくるわけで、できれば私は落としたい。落としたいと言ったのは、それは当然前提があるわけで、本当に5%払ってもらえれば、合わせることができるという話をしたというふうに記憶しております。私たちも何とか5%払っていただけるように全力を尽くしてやっていきたいと思っております。
それと、もう1つこれの原因は、国がお金を払うのを渋るようになったから起こり始めた現象でもあるのです。
国保税は、本来、昔の状況ですと、全体額の2分の1に対して国が面倒見てくれた。ところが、
自己負担額が上がった、
医療費の
負担額が上がった、残りの部分の半分になってしまって、国の
負担額が減ったわけです。それがある意味で地方に押しつけられてきた、あるいはまた、
医療にかかる患者さんに賦課をされてしまっているというのが現状でありまして、国のほうがもとに戻してくれるということがやはり一番大事な点だと思うのです。全体の
国保の
医療費の2分の1、これを国に持ってもらう。昔の原則に戻るということが、これの解消のためには絶対に必要なことだと。もう1つ言えば、先ほど言った
滞納額の整理、この2点だというふうに思うのですけれども、これができさえすれば、今の
国保税は大幅に下げることができるということであります。上げるのが目的ではありませんので、ただ、
医療が崩壊してしまうということも非常に問題でありますので、これは十分に
審議会等々も検討しながらやっていきたいと思っています。
それから、
不況減免ですけれども、現実に
不況減免をやっても、どこも救ってくれるわけではありません。と同時に、ほかの市でもやっているところはあるようですけれども、これを適用させているところはどこにもないということが実態でありますので、私どもとしても、まだ
検討課題であるというふうに思います。
○議長(
半田栄)
水野正己議員。
◆1番(
水野正己) 実は昨夜、夜の9時半ごろでしたが、自宅の電話が鳴りまして、市内に住んでいるあるNPOの理事という方からの電話だったのですが、
太田市でなぜあんなにたくさんの子どもから
保険証を取り上げているのかということで私のところに問い合わせがあったのですが、
国保証の返納、取り上げをすることになった原因は一体何だということで、今
市長が言われた国が
国庫負担を減らしてきたことによって、
市町村の
国保の財政が逼迫してきたことも1つの大きな原因ですということは私も申し上げたのですが、しかし、それでも、やはりその人も、ではどうすればいいのかということを言われていたのですが、議会は一体何をやっているのかということも1つ言われました。
と同時に、確かに国が
国庫負担を減らした責任は大きいわけですが、
国庫負担を減らしたことによって、その
負担が
市町村と
加入者に回ってきたというのは紛れもない事実ですが、国がその責任を果たすことももちろん大切なのですが、現状で
国保は
市町村の
事務として
市町村に預けられているわけです。そういうもとで、国がひどいのであればなおさら市がその責任を果たさなければならない厳しい現実があるわけです。今年度、2008年度で考えても、
市長は法的には義務はないものの、おおむね1億円、当初予算ですけれども、9,800万円、
一般会計から
国保会計に
繰り入れをして、それでもあれだけの
値上げがされたわけですけれども、でも、
法的義務のない
繰り入れは、
市長はやられているわけです。今回の
値上げは1,300万円ほどですから、単純に考えて今回の
値上げをとめるのは、やはりその1,300万円の
値上げ相当の
賦課額に見合う
一般会計からの
繰り入れを行えば回避できたわけです。なぜ、そのような
予算措置をとろうとしなかったのか、もう1度、その点について
市長に伺いたいと思います。
それから、いわゆる
国保税の
条例減免、
不況減免、低
所得者への
減免ですが、
市長はやってもどこも救ってくれないと言われたのは、恐らく
減免をした、その
減免額の手だてはどこも、国がその
減免額を充当してくれるわけではないということを言われたのだと考えますが、例えば何億円も
減免できればもちろんいいですが、例えば
介護保険でいっても、
年間保険料や
利用料で
減免されている人は100人から百数十人程度なわけです。
減免額でいっても、
介護保険で1,000万円にも及ぶわけではない、100万円、200万円、せいぜいその程度までの
減免ですが、この
減免でもかなりの人が救われているわけです。
ですから、私が求めている
国保税の
減免というのは、
賦課額の一律5割も
減免すべきだということではなくて、
一定額、例えば
生保基準で100万円にも満たない、90万円とか80万円とか、そのくらいの
所得の
人たちにも
国保税がかかるのはいかがなものかと。
一定額、
生保所得程度、100万円に満たない人でも数万円、10万円近い
国保税がかかるわけですから、例えばこれを数%あるいは10%ほど
減免することも必要ではないかと。150万円程度の
所得の人でも、3%、4%、5%の
減免が必要ではないかと。その程度の
減免をしても、市の
負担が数千万円も数億円にも及ぶわけではありませんから、
介護保険と同様、
国保税も、とりわけ低
所得の
人たちに対する
市長の温かい心遣いとしての
減免制度をつくっていくことが必要と私は考えます。もう1度伺います。
○議長(
半田栄)
清水市長。
◎
市長(
清水聖義) 子どもから
保険証を取り上げるということですけれども、そのようなことはないわけで、例えば過日、私のほうで
保険証のない
人たち、いわゆる子どもたち、242世帯、373名に対して、私の名前でこういう文面で手紙を書きました。中学生以下のお子様につきましては、けがや病気による緊急的な受診が考えられ、特に
保険証の必要性が高いと思われます。そのため、いつでも安心して受診できるよう、一刻も早い
保険証の交付が必要と思われます。そこで、
太田市では、中学生以下のお子様の
保険証を窓口にて交付いたしますので、お早目にお手続いただきますようお知らせいたします。
保険証交付について、ただこれだけの手紙で手続場所と日時、あるいは持ってきていただくもの、これだけでぜひ
保険証を取りにきてほしいと。だから、取り上げるという言い方は、水野議員流の言い方ですけれども、私どもは交付したいからぜひ来てくれという手紙を発送しているわけでありまして、そういったら、ぜひその方にもう1度、うちはそういうことはありませんよと答えていただければ大変ありがたいと思います。あるいはまた、私のところに電話をいただければ、そういうふうにお答えをいたします。その方も、どうして議員のところに電話するのですかね。私のところに電話すれば一番わかりやすいと思うのですけれども。
それから、1,300万円をどうして上げたかということですけれども、要は公平性の原則というのは当然ありますね。わずかな額だから
一般会計から投入すればいいではないかというような話、これは積み重なっていきますと、わずかな額でなくても、足らないなら
一般会計から入れていけばいいではないかという話につながっていくわけです。ですから、私どもは
審議会でも審議をしていただいて、今年度は
介護分だけはお願いをしたいというようなことで結論を得ましたので、我々も
審議会の決定に従って、ああ、それは最も妥当だということで、実は議会にお願いをしているわけであります。ですから、1,300万円が多いか少ないかということではなくて、
審議会で出てきたことに対して、私たちは納得の上で議会の
皆さん方にお願いをしているというようなことでありまして、ぜひご理解をいただきたいと思うのです。
何はともあれ、この問題は、地方自治体に、我々がそういう環境で
国保をやらなければいけないわけですけれども、もう1つ、例えば水野議員の相談があったときに、やはり幾らかでも5%を払っていこうよということを相談があった人にぜひ呼びかけてもらいたいのですよ。5%入ってきさえすれば、全く
値上げはしないで済むということなのですよ。
滞納額40億円の5%、ぜひ100円滞納しているなら5円払ってよと、これを毎年やってくれれば、そうすれば、水野議員の大変な功績だと思うのですよ。多分みんな相談に行くのでしょうから。その人に5%払ってよ、100円あったら5円払ってよ、ぜひそういう話で、いや、それは100円払わせるほうが悪いという議論をしないで、ぜひ5%を払ってくださいよ。毎年5%払っていってくださいよという言い方にぜひ変えてもらいたい。そのことによって、
値上げはしないで
太田市の水準を新田町あるいは藪塚、そこの水準に引き下げることができるのです。そういう協力をぜひお願いしたいと思っています。
それから、
減免ですけれども、これは先ほど言いましたように一応研究をしてみますけれども、他市事例も、現実問題として適用させているのがゼロ、具体的にはないということでありますし、また、
減免の前提は、やはり健全な
国保運営だと思うのです。だから、ぜひそういった形で、私たちは健全な
国保運営をするためにこれからも努力していきたいと。先ほど言った滞納についても、担当が一生懸命今お願いをしている段階でありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
◎ 質 疑 終 局
○議長(
半田栄) 以上で通告による質疑は終わりました。
他にご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 他にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委 員 会 付 託
○議長(
半田栄)
議案第34号から第40号までの7
議案につきましては、所管の総務企画委員会に付託いたします。
議案第28号、
議案第29号、
議案第41号から第54号まで、
議案第57号から第59号まで、及び
議案第67号の20
議案につきましては、所管の教育福祉委員会に付託いたします。
議案第30号、
議案第32号、
議案第33号、
議案第55号、
議案第56号、
議案第60号、
議案第62号、
議案第64号から第66号まで及び
議案第68号の11
議案につきましては、所管の市民経済委員会に付託いたします。
議案第63号及び第72号の2
議案につきましては、所管の都市建設委員会に付託いたします。
◎ 議 案 上 程
議案第31号 群馬県
後期高齢者医療広域連合の
規約変更に関する
協議について
○議長(
半田栄) 次に、日程第2、
議案第31号を議題といたします。
◎ 議 長 交 代
○議長(
半田栄) 本案の審議に当たりましては、私が除斥の対象となりますので副議長と交代いたします。
(議長退席、副議長議長席に着席)
○副議長(川鍋栄) 議長と交代いたしました。
しばらくの間、議長の職を務めます。
◎ 除 斥
○副議長(川鍋栄) 地方自治法第117条の規定により、32番
半田栄議長の退席を求めます。
(
半田栄議長退席)
◎ 質 疑(終局)
○副議長(川鍋栄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○副議長(川鍋栄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委 員 会 付 託
○副議長(川鍋栄) 本案につきましては、所管の教育福祉委員会に付託いたします。
◎ 除 斥 の 解 除
○副議長(川鍋栄) 32番
半田栄議長の入場を求めます。
(
半田栄議長入場)
◎ 議 長 交 代
○副議長(川鍋栄) 以上をもちまして、議長の職務を終了し、議長と交代いたします。
(副議長退席、議長議長席に着席)
◎ 議 案 上 程
議案第61号
指定管理者の
指定について(
太田市
尾島RCスカイポート)
○議長(
半田栄) 次に、日程第3、
議案第61号を議題といたします。
◎ 除 斥
○議長(
半田栄) 地方自治法第117条の規定により、3番岩崎喜久雄議員の退席を求めます。
(岩崎喜久雄議員退席)
◎ 質 疑(終局)
○議長(
半田栄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委 員 会 付 託
○議長(
半田栄) 本案につきましては、所管の市民経済委員会に付託いたします。
◎ 除 斥 の 解 除
○議長(
半田栄) 3番岩崎喜久雄議員の入場を求めます。
(岩崎喜久雄議員入場)
◎ 議 案 上 程
議案第69号 財産の取得について
議案第70号 財産の取得について
議案第71号 財産の取得について
○議長(
半田栄) 次に、日程第4、
議案第69号から第71号までの3
議案を
一括議題といたします。
◎ 議 長 交 代
○議長(
半田栄) 本案の審議に当たりましては、私も除斥の対象となりますので副議長と交代いたします。
(議長退席、副議長議長席に着席)
○副議長(川鍋栄) 議長と交代いたしました。
しばらくの間、議長の職を務めます。
◎ 除 斥
○副議長(川鍋栄) 地方自治法第117条の規定により、32番
半田栄議長、15番越塚順一議員、20番町田正行議員、23番山口淳一議員、33番高橋美博議員及び37番上村信行議員の退席を求めます。
(
半田栄議長、越塚順一議員、町田正行議員、山口淳一議員、高橋美博議員及び上村信行議員退席)
◎ 質 疑(終局)
○副議長(川鍋栄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○副議長(川鍋栄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委 員 会 付 託
○副議長(川鍋栄)
議案第69号につきましては、所管の総務企画委員会に付託いたします。
議案第70号につきましては、所管の教育福祉委員会に付託いたします。
議案第71号につきましては、所管の都市建設委員会に付託いたします。
◎ 除 斥 の 解 除
○副議長(川鍋栄) 32番
半田栄議長、15番越塚順一議員、20番町田正行議員、23番山口淳一議員、33番高橋美博議員及び37番上村信行議員の入場を求めます。
(
半田栄議長、越塚順一議員、町田正行議員、山口淳一議員、高橋美博議員及び上村信行議員入場)
◎ 議 長 交 代
○副議長(川鍋栄) 以上をもちまして、議長の職務を終了し、議長と交代いたします。
(副議長退席、議長議長席に着席)
◎ 議 案 上 程
議案第73号 (仮称)
強戸行政センター建設工事請負契約の変更について
○議長(
半田栄) 次に、日程第5、
議案第73号を議題といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
半田栄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(
半田栄) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
半田栄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
半田栄) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
半田栄) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第74号
太田市立中央小学校エコ改修建築主体工事請負契約締結について
○議長(
半田栄) 次に、日程第6、
議案第74号を議題といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
半田栄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(
半田栄) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
半田栄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
半田栄) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
半田栄) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第75号
太田市立韮川小学校屋内運動場増改築建築工事請負契約締結について
○議長(
半田栄) 次に、日程第7、
議案第75号を議題といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
半田栄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(
半田栄) お諮りいたします。
本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
半田栄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
半田栄) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
半田栄) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第 8号
平成20
年度太田市
一般会計補正予算(第5号)について
議案第 9号
平成20
年度太田市
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について
議案第10号
平成20
年度太田市
住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)について
議案第11号
平成20
年度太田市
老人保健特別会計補正予算(第3号)について
議案第12号
平成20
年度太田市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について
議案第13号
平成20
年度太田市八王子山
墓園特別会計補正予算(第3号)について
議案第14号
平成20
年度太田市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について
議案第15号
平成20
年度太田市
水道事業会計補正予算(第1号)について
議案第16号
平成20
年度太田市
下水道事業等会計補正予算(第3号)について
○議長(
半田栄) 次に、日程第8、
議案第8号から第16号までの9
議案を
一括議題といたします。
◎ 質 疑
○議長(
半田栄) これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
2番高田勝浩議員。
◆2番(高田勝浩) それでは、
議案第8号
平成20
年度太田市
一般会計補正予算(第5号)につきまして、
企画部長及び
総務部長にお伺いをいたします。
補正予算書61ページ、給与費明細書下段の
一般職総括についてであります。補正予算書を見ますと、比較増減ということで、3名の
職員数を減員しながら、給与費が1億4,227万円、
職員手当、退職金等も含めてですが、6億1,903万5,000円、トータルで7億6,103万5,000円、そして共済費として3,032万2,000円、トータルで7億9,162万7,000円の増額補正をされております。
この件でありますが、私も総務企画委員として委員会に所属をしておりますが、この人件費の補正に関しては、去る1月15日の総務企画委員会
協議会にて報告が一文ということでありました。ただ、この委員会の資料に関しては、同僚議員から附帯資料の不備というのでしょうか、指摘がありまして、実質的な審議というものはされませんでした。そこで、その資料の訂正ということで、2月10日総務企画委員会
協議会にて再度の報告があったわけですが、そのときには3月補正に対する言及の文章はなかったというふうに認識をしております。
ちょっと補正予算とは離れますけれども、
平成20年度当初予算、そして
平成20年度、これから審議する、
平成21年度、次年度予算の当初予算の人件費の比較ということですけれども、
平成21年度の予算書を見ますと、やはり同様の給与費明細書ですけれども、
職員数は31人を次年度は減少する予定となっていると。しかしながら、
平成20年度の予算が、
平成21年度予算に対して31人減少しているにもかかわらず、6億103万5,000円の増加があると。つまり、何を意味するかといえば、人数を減らしながら人件費の逆転現象が起きているということです。
そこで、実質的な
平成20年度の人件費の補正というものを見て追いかけていったのですが、
平成20年度の9月
定例会において、やはり人件費の補正増というものがありました。これは、昨今、非常に多い勇退勧奨退職の増加によって、9月補正では1億599万3,000円、これは共済費も入れてですけれども、そして今回の補正予算7億9,162万7,000円、これを入れますと
平成20年度の人件費に関しては、トータルで150億4,034万4,000円というふうになると思います。つまり、この時点で補正増をかけた上で
平成21年度予算書をかんがみますと、人件費の逆転現象は解消されるというような形となります。
ただ、勧奨退職がふえているという状況は私もよくわかっております。そして、それに伴って退職金の増額補正があると。これは私は何にも否定をしておりません。これは仕方がないことですし、当初予算の査定では、これは絶対にわからないこと、つまり、年度年度で来ている退職者以上に退職者がふえるということですから、これに関しては私は何ら異存はありません。ただ、今回の補正を見ますと、給与費が1億4,200万円、それに伴う共益費等を含めますと、全体補正の7億9,162万7,000円から退職金が5億1,519万円というふうに補正予算ではなっておりますけれども、経常経費の
一般職員の給与を年度末に2億7,600万円以上も補正計上する、増額補正をするというのは私は非常に不思議でなりません。
通常、補正予算に関しては、例えば3月補正、今までの補正予算を見ますと、減額をしていく補正予算ですね。つまり、何をするか。当初予算の見積もりをしっかりした上で、勧奨退職等を含めて、途中の補正はあるけれども、全体の
一般職の毎月の給与に関しては、必ず補正減があった上で、きちんと経常経費を見積もってきたというような状況があることを考えれば、当然これらの年間の人件費の補正予算に関しては、勧奨退職の確定という意味合い、プラスアルファ政策的な人件費の増減というものがあった上で、総体的な人件費を減額補正した中で決定していくというのが、これは当然の予算編成のあり方であると私は考えております。なぜか、これは経常経費でありますね。人件費というのは経常経費であって、絶対に払っていかなければならない、給与のおくれがあってはならない、必ず支出しなければならないというような予算の意味合いから、私はこのように考えております。
そこで、まず
企画部長に3点ほど質問をさせていただきます。この大幅な人件費増額補正の要因というものは何だったのでしょうか。これは、当初予算の担当課、所管の人件費の見積もりが、やはり正確性ということで考えると、経常経費の見積もりが、積算が甘かったのではないかというふうに私は思いますけれども、所見をお伺いいたします。
また、先ほど来ずっと言っておりますけれども、
平成20年度の予算の中で、9月補正で
職員数を6名増員されましたね。その中で、9月の補正の中では、勧奨退職の方のみの人件費プラス共済費の増額補正をやっているのですが、給与費の増額は行っておりません。なぜここでその6名の増員がなかったのかという部分であります。これは、私は9月の補正がなくても、9月決算が終了した時点で、次年度予算の編成に入りますね。入る中で対前年度比、また一定の勧奨退職者等の数値、そして経常経費としての人件費の数値というのは常に追いかけている状況ですから、これは9月補正で間に合わなかったのはわかりますが、12月の補正でもできたのではないでしょうか。ですから、今回のように
平成21年度予算書に正確な人件費の推移が全く反映されていない。極めて遺憾なことだというふうに私は思いますけれども、なぜ最終月、3月に補正をかけたのか、この点をお伺いいたします。
3点目ですけれども、補正をかける部分に関しては、当然財政当局とのすり合わせというものが必要になりますね。そして、固定経費ですから、経常経費ですから、これは当然早急な補正を行って、人事担当と財政担当のすり合わせが必要になるのではないかと思うのです。その議論自体が不足したのではないかと。
事務的に不足していたのではないか。このようなことはあってはならないと思うのですけれども、その部分についてお伺いをいたします。
続いて、
総務部長にお伺いをいたします。当然、補正ですから、これは担当課が財政課のほうに言わなければわからないことであります。当然、当初予算の査定というものはありますが、必要な補正であれば補正をかけなければならない、それは私は十分承をしております。一方で、先ほど
企画部長に3点目の質問をしましたけれども、やはりすり合わせが足りなかったのではないかというふうに考えております。経常経費補正に対する今回の担当部長としての所見を伺いまして、1度目の質問とさせていただきます。
○議長(
半田栄) 金子
企画部長。
◎
企画部長(金子一男) 大きく3つございましたけれども、1つは、担当所管の人件費見積もりの正確性が甘かったというふうなご指摘がございました。
ご指摘のとおり、補正の主な要因でございますが、まず当初の想定を超える退職金の増額がありまして、今回の補正額の約3分の2が退職手当でございます。そのほか
社会保険に当たります事業主
負担金の改定、さらには人事異動に伴う昇任、昇給、それと管理職手当等の変動要因がございまして、財政担当との調整不足というふうなご指摘がありましたけれども、全くそのとおりでありました。そのようなことも踏まえまして、私たちも反省をしながら、今後は密に連絡をとってまいりたいと考えてございます。
2つ目の9月補正と12月補正、なぜ3月補正なのかというご指摘でございますが、通常、人件費につきましては、9月補正について、人事異動に伴う調整を行います。12月につきましては、人事院勧告の関係がございますので、それに伴う改定要求を財政当局にしておりました。しかしながら、今回の人事院勧告では、給与改定が見送られた関係から、最終的にはこういうふうな結果になって大変遺憾だと我々も反省をしております。人件費総額が確定いたしますのは3月期でございますので、3月補正の要求とさせていただきましたので、よろしくご理解を賜りたいと思います。
それから、3つ目、財政との調整不足、議論が不足していたのではないかというふうなご指摘でございますが、結果といたしまして、ご指摘のとおりとなっている状況でございます。このたびの反省を踏まえまして、今後、さらに綿密に財政担当と調整をとりながら、最終確定を出していきたいと思いますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
半田栄) 小暮
総務部長。
◎
総務部長(小暮和好)
平成20年度の
一般会計における人件費に関しましては、ただいま
企画部長から答弁がありましたが、人事担当と財政担当との調整が不十分であったためで、結果的には大幅な補正予算を計上してご審議いただく結果となりました。
事務担当部長、そして財政担当部長として深く反省をいたしております。つきましては、その反省を踏まえながら、今後、議会には今議会でも別途上程させていただいております
平成21年度の当初予算がございますけれども、それらの案を含めまして、引き続き総計予算主義の原点に立ちながら、人件費を初め経常経費、特に義務的経費にあっては、このような多額な過不足等が生じないように、人事担当とも
協議しながら、的確な予算編成に努めていきたいと思っておりますので、反省点を踏まえながら、ご答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
半田栄) 高田勝浩議員。
◆2番(高田勝浩)
太田市は、財政が比較的堅調というか、強い財政を持っています。市税よりも人件費のほうが多い自治体というのは多分全国に数多くあるのだと思うのですが、
太田市は法人や市民が頑張っていただいて納めた税金が非常に堅調であればこそ、こういった補正予算というのは可能となります。なければどうするのでしょうか、私は非常に不安に思いました。ただ、今の両部長のご答弁、非常に真摯な答弁をいただきました。
査定に関しては、実務者同士のミスというか、不備があったと、不調があったということでありますが、私は何度も言うように、退職金の補正に関して、今回も3分の2の補正ということでありましたけれども、私は、これに関しては、先ほど来言っているように、何ら不自然さを感じておりません。ただ、9月の補正、そして3月の補正を考えると、6名増員して、今回3名減員させていますね。その人数で人件費としての給与が2億7,000万円を超える金額が出ていると、これは明らかに不自然ですよ。おかしいです。この状況を早急に補正することがそちらのお仕事であって、
職員に対しての信任でもあるわけです。しかし、それをこの3月まで延ばしてしまったと、非常に反省していただきたいなというふうに私は強く感じております。
これは先ほども申し上げましたけれども、
平成21年度の予算書にこういった形で予算が反映されていると、次年度の対比があると、私は本当に甚だ遺憾であります。では、予算の正確性というのは何でしょうか。本来、義務的な経費を計上した上で、初めて投資的な経費をのっけるわけですね。そして、地財計画等はありますけれども、その中で足りない予算の部分を市債等、また
太田市は発行していませんけれども、退職手当債等を発行している自治体もありますけれども、こういったもので膨らませて、経常経費はこれだけかかるけれども、
太田市が元気になるための予算として、世代間調整機能を使って、市債を発行して、そして予算を編成していくわけです。その中で、公債費をどうしていこうとかという議論が初めてあるわけです。
ですから、固定経費をそもそも約10億円、退職金が3分の2ということですけれども、これは全体予算の中で、今回の2億7,000万円の人件費が多いか少ないかといったら、パーセンテージとすれば決して大きくはないかもしれません。しかし、大切な大切な税金です。そして、必ず
職員に支払っていかなければならないお給料です。ですから、こういった形で
平成21年度も含めてこれから審議をされますけれども、予算の当初の編成における概念というのが、私は全くもってその姿勢というのは、真摯なご反省が今ありましたけれども、非常に遺憾であります。これは、やはり早急な自立的な回復を願いますけれども、所見をお伺いいたします。
また、大切なのは今後の改善策です。
事務的な折衝の中での不調ということですから、当然これは綿密にするということが大原則になると思います。ただ、私は
平成15年に当選させていただいて予算書を見ていますけれども、こういった補正というものは少なくとも今までありませんでした。これは、やはり今回何かイレギュラーな部分があったのではないかと、うがった見方をすればできます。しかし、これは必要な予算ですから、補正計上する意義はわかりますけれども、そういった部分ではもっとこれから改善をしていただいて、市民に正確にご理解いただけるような予算編成を行っていく姿勢が強く求められるというふうに私は思います。
企画部長には、自立的な回復を担うという意味での所見、そして早急な
事務的な改善策についてお伺いをいたしまして、私の質問を終わります。
○議長(
半田栄) 金子
企画部長。
◎
企画部長(金子一男) ちょっとお答えが逆になると思いますが、1つは改善策の具体的な方法でございますが、今後につきましては、退職及び人事異動の見込みにつきまして、より慎重な積算を行いたいというふうに考えています。また、財政担当と綿密な連絡調整を行い、正確な予算要求に努めていくということでございます。状況の変化が生じた場合についても、関係部局と連絡をとりながら、早目な対応をしていきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
それから、自立的な回復とのことでございますが、ご指摘のとおり、経常経費、中でも人件費につきましては、市民サービスを提供する上で根幹をなすものでありますので、
事務の効率化を図りながら、必要経費の算定と確保に今後とも努めていきたいというふうに思いますので、ご理解を賜りたいと思います。ありがとうございました。
◎ 質 疑 終 局
○議長(
半田栄) 以上で通告による質疑は終わりました。
他にご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 他にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎ 委員会付託の省略
○議長(
半田栄) お諮りいたします。
9
議案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
半田栄) ご異議なしと認めます。
よって、9
議案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
半田栄) 議事の都合により、
議案第8号から第16号までの9
議案についての討論は一括とし、採決は
議案ごとといたします。
これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
半田栄) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
半田栄) これより採決いたします。
最初に、
議案第8号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第9号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第10号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第11号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第12号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第13号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第14号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第15号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
次に、
議案第16号を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
半田栄) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 散 会
○議長(
半田栄) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。
お諮りいたします。
議事の都合により、2月28日から3月2日までの3日間は休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
半田栄) ご異議なしと認めます。
よって、2月28日から3月2日までの3日間は休会することに決定いたしました。
次の会議は、3月3日午前9時30分から開きますのでご出席願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前10時27分散会...