湯梨浜町議会 2021-09-10
令和 3年第 8回定例会(第 1日 9月10日)
日程第36 報告第16号 令和2年度湯梨浜町資金不足比率の報告について
日程第37 報告第17号 令和2年度
湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について
日程第38 諮問第1号 湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに
ついて
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出席議員(12名)
1番 松 岡 昭 博 2番 米 田 強 美
3番 光 井 哲 治 4番 寺 地 章 行
5番 河 田 洋 一 6番 磯 江 公 博
7番 小 川 遊 8番 中 森 圭二郎
9番 入 江 誠 10番 増 井 久 美
11番 信 原 和 裕 12番 浜 中 武 仁
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
副主幹 ────── 足 立 祐 子 一般事務補助員 ── 岩 本 佐登美
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ─────── 宮 脇 正 道 副町長(福祉事務所長)亀 井 雅 議
教育長 ────── 山 田 直 樹 総務課長 ───── 岩 﨑 正一郎
企画課長 ───── 上 井 明 彦 みらい創造室長 ── 西 原 秀 昭
町民課長 ───── 尾 坂 英 二 子育て支援課長 ── 杉 原 美 鈴
健康推進課長 ─── 林 紀 明 総合福祉課長 ─── 竹 本 里 香
長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)
─── 西 田 貴 頼 産業振興課長 ─── 遠 藤 秀 光
会計管理者(兼)出納室長
建設水道課長 ─── 石 本 義 之 ─ 森 輝 信
水明荘支配人 ─── 小 椋 誠 総務課参事 ──── 出 西 剛
生涯学習・人権推進課長
教育総務課長 ─── 山 田 志 伸 ─── 山 﨑 有紀子
農業委員会事務局長─ 藤 井 貞 宣 代表監査委員 ─── 金 涌 孝 則
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午前10時24分開会
○議長(浜中 武仁君) おはようございます。
ただいまの出席議員数は12人です。定足数に達しておりますので、ただいまから令和3年第8回湯梨浜町議会定例会を開会します。
これから本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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◎日程第1 会議録署名議員の指名
○議長(浜中 武仁君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、7番、小川遊議員、8番、中森圭二郎議員を指名します。
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◎日程第2 会期の決定
○議長(浜中 武仁君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。
本定例会の会期については、去る9月3日に議会運営委員会を開催し協議しましたので、議会運営委員長から報告を求めます。
河田委員長。
○議会運営委員会委員長(河田 洋一君) おはようございます。
ただいま議長の報告のとおり、9月3日、議会運営委員会を開催し協議した結果を御報告申し上げます。
本定例会における初日の町長提出議案は、現在決算認定が17件、補正予算8件、条例関係3件、その他1件、工事請負契約の変更1件、報告3件、諮問1件の合計34件でございます。一般質問は7名です。陳情は新たなもの3件です。
会期は、本日10日から27日の予備日を含めまして18日間といたしたいと思います。なお、最終日には議員発議による意見書の提出等などを行う予定でございます。
本日の日程はお手元に配付しておりますが、この後、陳情の委員会付託をして決算認定、補正予算、条例制定などの町長提出議案の説明と報告を受け、工事請負契約1件と諮問1件を審議、採決し本日は散会といたします。
明日11日から12日は休会とし、13日に一般質問を行い、14日はその予備日といたします。15日から23日は委員会審査及び議事の都合により休会し、24日に提出議案及び陳情審査報告などの審議、採決を行い、27日を予備日とする会期日程でございます。
どうぞスムーズな議会運営に御協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。以上、報告いたします。
○議長(浜中 武仁君) お諮りします。ただいまの河田委員長の報告のとおり、本定例会の会期は本日10日から27日までの18日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、会期は、本日10日から27日までの18日間と決定しました。
ここで暫時休憩いたします。
午前10時28分休憩
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午前10時28分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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○議長(浜中 武仁君) ここで、9月議会定例会の開会に当たり、町長より御挨拶をお願いいたします。
○町長(宮脇 正道君) 皆さん、おはようございます。
本日は、9月定例町議会にお集まりいただきありがとうございます。
6月定例会閉会後の動き等について報告させていただく前に、まず
新型コロナウイルス感染症の第五波の襲来による感染者数の爆発的な増加等について話させていただければと思います。
6月30日にそれまで発出されていた東京都等10都道府県の第三次緊急事態宣言が沖縄を除き解除されたものの、その後じわじわと感染者数が増加し、7月12日には東京都に第四次になるその緊急事態宣言が発令され、その日の国内感染者数は1,491人、8月2日には6都道府県に拡大され、その日の感染者数は8,324人です。そして8月20日には13都道府県に拡大、その日の感染者数は2万5,852人に達し、これは今でも国内の1日当たりの最多の数でございます。そして8月27日には21都道府県に拡大され、その日の感染者数は2万4,183人と9月1日頃まで高止まりが続き、9月6日になって8,223人と、これはお休みの後だったと思いますが、ようやくその減少傾向が見えたところでございます。大阪府、神奈川県、愛知県あたりでは依然高い水準で推移しているところでございます。
ちなみに、2020年1月に国内で初めての感染者数が出てから、7月11日での第四次の緊急事態宣言が出るまでの感染者数は81万7,416人ですが、今回の緊急事態宣言が出てからの感染者数は76万9,552人となっており、デルタ株の感染力のすごさが分かります。
鳥取県の状況は、来週月曜日の一般質問の中で御質問が出ておりますのでその中でお話ししたいと思いますが国と同様の傾向であり、そして相次ぐクラスターの発生、県境を越えた移動による感染者増、若年者の感染増、家庭内感染による子どもの感染増などが特徴として上げられるというふうに思っております。
私たちには、これまで頑張ってマスク、手洗いの励行、三密の回避、適正距離の確保等の感染予防策に加え、感染防止対策が行われていない店あるいは多人数で長時間の飲食をしないこと、県境を越えた流行地域の移動を避けること、40歳以下の方々のワクチン接種の促進が求められています。とりわけワクチンの接種は、感染の予防はもとより感染した場合の軽症化にも効果があります。家庭内感染、子どもたちへの感染を防ぐため一日も早くかつての日常を取り戻せるよう、何とぞよろしくお願いいたします。
昨日9月9日現在の町民の皆さんの接種状況を報告いたしますと、12歳以上の対象者1万5,190人のうち1回目の接種を終えられた方は1万640人、これは対象者のようやく70%を超えました。2回目の接種を終えられた方は8,886人で、58.1%の方がワクチン接種を終えられたということになります。これを年代別で見ますとやはり30代未満の方、とりわけ15歳未満の子どもさんの接種率が低くなっており、町が行う集団接種、医療機関が行う個別接種に加え各事業所等が実施される職域接種にも定数枠に余裕があるようです。接種を希望される方は、いずれかの方法で早めの接種をお願いしたいというふうに思っております。
なお、役場が行います集団接種は9月30日を1回目、2回目を10月24日とする接種が最終となります。それ以降は町の集団接種はなしで、3回目があれば別ですが、それぞれ医療機関なりで受けていただくことになるというふうに御留意いただきたいと思います。
6月議会以降の町政の動きですが、この期は新型コロナ感染症拡大、大雨、台風への対応、知事やあるいは複数の副大臣の相次ぐ視察やその要望会、イベント等の実施可否の議論など何か慌ただしい時期でございました。
大きな事案としてはもちろん大雨、台風による被害ということになりますが、まず7月7日、8日、いわゆる七夕豪雨では床下浸水65件、床上浸水7件があり、公共土木施設災害として町道8路線9か所、準用河川1か所で約2億6,000万円以上の被害があり、2億6,000万円と申しましたのは実はこれもっとかかりそうだということがございまして、このような以上ということをあえて申し上げております。被害があり、農業災害でも農地が55件、農業施設が144件の合計199件、約2億7,400万円余の被害を受けました。
また、8月9日に通過いたしました台風9号でも暴風等により町の各種建物の被害が出たほか、町管理道への倒木、農業用ハウス破損のほか出荷間近の梨の落下2,600万円余の損害がございました。
さらに、8月13日から18日までの前線の停滞による公共土木施設災害として町道2件の1,500万円、農業災害として農業用施設14件、1,600万円余の被害がありました。
これらの災害のうち、町の査定の必要がないものについては応急仮復旧や復旧工事を進め早期復旧を図っていますが、公共土木施設災害につきましては9月27日から11月12日の間に四次にわたる災害査定を受けてから、農業災害については10月11日から11月29日の週まで五次にわたる災害査定を受けてからの本格的な災害復旧工事着工ということになります。知事と一緒に何とか査定を早くということでお願いしていたんですが、やっぱりこのくらいの期間はかかってしまうということでございます。
個別のことについて申し上げますと、6月、東郷地区で不燃ごみ、小型家電を対象に環境パトロールを行いました。大方はよかったのですが、相変わらず使い捨てライター、スプレー缶の混入、数はそう多くありませんでしたけどもやっぱりございました。それと1つこれから気をつけなければならないなと思いましたのは、
リチウムイオン電池付製品が不燃ごみと一緒にそのまま入れられているというようなこともございまして、これはぜひ改善していただきたい点だと思っておりまして、町報等にも掲載したいというふうに思っております。
同26日には東郷運動公園で湯梨浜カップU10、10歳以下の子どもさんの大会ですがこれが開催されまして、県内から16チーム、215人の小学4年生以下の子どもとその保護者200人程度がサッカーを楽しみ応援される姿は、とてもこの時期生き生きして健康的に感じたところでございます。
7月11日には、多くの行事が中止される中、今滝の滝祭りが開催されました。
8月22日には東郷二十世紀梨の初出荷
式がありました。来賓の数等を抑える形での式典でしたが、大玉の甘い梨ができ、市場でもよい価格で取引されているということで喜んでおります。ただ量が少なく、今月10日、今日終了
式が行われるというふうに伺っております。
7月27日には農地パトロールがございまして、議会の総務産業常任委員会の皆さんには一緒につぶさに現地を見てもらわれたということで、心から敬意を表したいと思います。ありがとうございました。
9月後半から10月にかけて、羽合、東郷、泊の3地区で開催予定だった町主催の敬老会は10月2日にお招きする方々を米寿の人、100歳以上の方、ダイヤモンド婚の御夫婦に限定して行うことにしました。本来は対象者である皆さんにはできるだけ多く参加していただきたいという思いでございますが、三密を避け感染予防を図るためのものですので御理解を賜りたく存じます。
また、今年の1月3日から9月19日に開催を延期しました
成人式を再度12月19日に延期いたしました。
9月4日に予定した全国ベテラン卓球ゆりはま東郷大会や10月22、23日に時期をずらして開催予定でしたグラウンド・ゴルフ発祥地大会も既に中止と決めましたし、今月12日に開催予定だったONSEN・ガストロノミーウォーキング、時期をずらして25日に開催予定とした
ハワイアンフェスティバルハワイinゆりはまも中止することとなりました。
なお、この時期に町が
レークサイド・ヴィレッジゆりはまに建設予定の町営住宅等のステップが1段階進んだというふうに思っております。
レークサイド・ヴィレッジゆりはまの現在の状況は、まず住居系につきましては分譲宅地が67区画中58区画が販売済みで、そのうち7区画が入居済み、7区画が家屋を建設中ということでございます。また、福祉施設ではグループホームですとか障がい児・者生活支援センター等が既に稼働し、近く多機能共生型施設も稼働予定です。
そんな中、本町がPFI事業で進めております
レークサイド・ヴィレッジゆりはま及び松崎地区町営住宅の整備、建て替え等につきましては、4月27日に調達公告を行い、8月16日に民間事業者選定委員会を開催、事業者の提案内容についての各委員の評価等を行い、8月27日には同委員会による事業者からのヒアリング、最終審査、落札者の決定等を経て、昨日落札者の公表、審査講評、客観的評価の公表を行い、今月中に仮契約を締結し10月には臨時議会を開催、承認の御議決をいただき、同月内の調査、設計に着手、年度内の着工ができればというふうに考えております。
また、現在町が公募しております地域密着型特別養護老人ホームにつきましても、9月24日を公募期限として事業所を募集、10月中旬開催予定の事業者選定会議を経て実施事業者を決定する予定です。
このような状況ですが、コロナ禍によって地方創生施策が十分な身動きが取れず、非常に苦しい状態が続いております。
まず、グラウンド・ゴルフの国際化では、相互の大会への参加による交流ですとかあるいは国際連盟組織強化のための議論等ができず、交流している国の紹介を受け、新たに取り組まれる国への用具の提供ですとかまちづくり会社による用具の販売、日本協会からの情報提供等、限られた活動しかできておりません。そのため、先日台湾や上海など海外のグラウンド・ゴルフ協会等にコロナ明けの活動促進のための書簡を送ったところでございます。
なお、来年5月開催のワールドマスターズゲームズ2021関西も、このコロナの状況もございまして参加登録が実は2月末までということになっておりまして、5月が開催ですので無理じゃないかというようなことも何か今度の会では議論されるというふうに漏れ承っております。世界におけるコロナ流行状況によって不安も抱えているところでございます。
また、移住定住の関係では、8月20日に県が発表しました令和2年度鳥取県への移住者数によれば、本町は135人ということで昨年に次いで、昨年は145人でしたが、県下の町村の中では一番多い数でございました。今年度に入ってからの移住促進活動につきましては感染拡大防止のため進めにくい状況でありますが、都市部の田園回帰の動きがある中で自然豊かな本町の魅力を知っていただきたいと、形を工夫しながら積極的に情報発信しております。
例を挙げますと、7、8月にはオンラインを活用して「ゆりはまカレッジ」と題し梨生産者の方や自然活動に取り組まれる住民の皆さんに参加いただくなどオンラインイベントを計5回開催し、合わせて164人の参加を受けました。また、8月に予定しておりました泊地区でのサマースクールは開催を断念しましたが、時期を改めましてオンラインツアーとして全国の方に参加いただける形に変更し開催する計画としております。
なお、SIBを活用した町民の健康づくりにつきましても苦戦をいたしております。担当課の職員がワクチン接種に多くの時間を取られながらも、広報紙を活用して会員の確保に努め、令和2年度末413名であった会員数を現在491名まで増やすなど頑張ってくれていますが、新規会員あるいは継続会員のためのセミナーの開催、健康アンバサダーの養成等が思うように進んでいない現状があります。また、8月以降の県内感染者数の増加により、様々な運動教室も中止せざるを得ない状況に置かれており、健康二次被害防止のためにも流行状況を勘案しながら必要な手を打つよう、その方策を検討しております。
本議会では、令和2年度17会計の決算認定、令和3年度8会計の補正予算、1件の条例制定と2件の一部改正、1件の計画策定、1件の工事変更契約の御承認などをお願いいたすことといたしております。どうぞよろしくお願いいたします。長くなりまして失礼しました。
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◎日程第3 諸般の報告
○議長(浜中 武仁君) 日程第3、諸般の報告をします。
議員派遣の報告について、お手元の議員派遣報告書のとおり報告します。
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◎日程第4 陳情の付託
○議長(浜中 武仁君) 日程第4、陳情の付託を行います。
本定例会において受理した陳情は、お手元の陳情文書表のとおり所管常任委員会に付託いたします。
本日は、日程第5、議案第86号から日程第33、議案第114号までの29議案については提案理由の説明を受け、決算については総括質疑を行い、他は提案理由の説明のみといたします。
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◎日程第5 議案第86号 から 日程第21 議案第102号
○議長(浜中 武仁君) 日程第5、議案第86号、令和2年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第21、議案第102号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまでの17議案を一括議題といたします。
町長の令和2年度決算に対する評価と提案理由の説明を受け、引き続き監査委員の決算審査意見の報告を求めます。
初めに、町長の令和2年度決算に対する評価と令和2年度決算認定及び剰余金の処分について提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) ちょっとこれ評価の部分は長くなりますんで御容赦ください。申し訳ないです。
令和2年度の決算につきまして、主な事柄に対する私の感想を申し上げ評価とさせていただきたいと思います。
令和2年度は、大方がコロナウイルスに支配された年だと思っていましたが、振り返ってみますと着実に進んだこと、これはハード系のものがそうですし、その一方でコロナ禍により停滞を余儀なくされたこと、これはソフト事業です。そして中止になったもの、これは主にイベント系というふうに区分できます。
それでは、分野別に個別の内容を申し上げますが、コロナ対策及びそれに伴う支援策、給付金等は、ここに立って申し上げるにはとても時間がかかりますので省略させていただきますが、もし中身を知っておきたいという議員さんがいらっしゃいましたら一覧表みたいなものをこれまでの分を作っておりますので、御指示くださればお持ちさせていただきます。
まず、防災対策では、災害時避難所での感染症等への感染防止のため、避難所用屋内テント300基のほか、避難所用間仕切り整備により感染防止のみならずプライベート空間の確保ですとか、あるいは長期化する避難所生活の環境向上が図れることになりました。また、ハワイアロハホール敷地内への防災倉庫設置も避難施設としての機能向上につながります。
さらに、東郷池浸水対策としての松崎地区内水対策事業のうち、龍島ポンプ場の詳細設計、流入渠工事及び新町川基本設計を実施いたしました。
さらに、平成17年度に整備のデジタル防災行政無線の更新工事が3年間の最終年度ということで完了いたしました。気象情報や災害情報を伝達する重要な施設であり、今後もより効果的な活用を図ってまいります。
まちづくり面では、湯梨浜町第4次総合計画の策定作業が上げられます。重要な基幹統計でありますし、全住民を対象とするこの調査をこのコロナ禍の中、感染防止等に配慮しつつ御協力をいただいた統計指導員、調査員の皆様、そして町民の皆様にもお礼を申し上げたいと思います。今後、外部評価制度の導入により計画の実効性を高めるようなことも図ってまいります。
また、東郷湖周の景観保全を目的とした景観条例も制定いたしました。
さらに、光ファイバーネットワークによる情報基盤の更新が平成30年度から3年間かけて完了いたしました。機器の更新に加え、超高速インターネットへの機能向上を図りました。
町土地開発公社が所有する磯泙団地の6区画販売による簿価と販売価格との差額補填をいたしましたが、販売が令和2年度はとても加速した年でございました。それが今年度、令和3年度に入ってからも1区画を売却、今3区画を商談中ということで、これらがうまくいきますと残り区画は4区画ということになって、大分まちらしい姿になってきております。
なお、平成31年3月に閉校いたしました旧北溟中学校及び旧東郷中学校の跡地利用につきましては、跡地の持分に係る土地購入価格の決定、旧東郷中跡地の給食センターの扱い等により時間を要し、令和2年度中に利用募集に至ることができませんでした。
収入面のふるさと納税は、寄附件数、金額とも大きく落ち込みました。寄附サイトの増設により回復に努めようと、そのように実施しているところでございます。
移住定住の促進につきましては、
新型コロナウイルス感染症流行によりオンラインによる移住相談会、イベント出展を行いまして5組の相談を受けました。また、移住コーディネーターによる個別のオンライン相談により、5組の当町への移住がございました。様々な形で情報発信等に努めています。
生涯活躍のまちに係る松崎駅前多世代交流センターゆるりん館は3年目となり、年間来館者数は前年より僅かながら増えました。内訳といたしましては、多世代交流施設としての利用はイベントの中止等により減りましたがスーパーの利用が大幅に伸び、地域の拠点として定着してきたんではないかなというふうに思っております。
総合相談センターどれみは、感染症拡大の影響により対前年比2,064人の大幅減となっております。感染予防対策をしながら健康相談や空き家相談などを定期的に設定、地域の暮らしサポート拠点として利用促進を図りました。
課題といたしましては、ゆりはま暮らしお試し住宅まつざき屋及びもりた屋は利用が思わしくありません。今年度はコロナ終息後の利用促進に向け、オンラインでのイベント会場あるいはテレワークやワーケーション施設としての活用も促してみたいというふうに考えております。
空き家の利活用は空き家情報バンクへの登録が依然少なく、相談、周知活動を進める必要があります。また、情報発信、イベント開催、関係人口の取組を9月からフェイスブックによるゆりはまフェローズ募集を始め年度末には462人の会員ができましたが、定期的なイベント開催ができずオンラインなど開催可能な方法で進めております。
生涯活躍のまちの一つである
レークサイド・ヴィレッジゆりはまの状況は、挨拶の中でも申し上げましたので省略いたしますが、
新型コロナウイルス感染症の流行拡大によりオンラインによる4回の移住相談会やイベント出展、これは先ほど申しましたね、そういうことに努力して僅かですが成果も出ているということでございます。
また、東京を窓口とする生涯活躍ポータル「カラフル」への出展、都市部でのPR、オンラインによるセミナー2回、東京開催1回を実施し、そのうち1人の方が移住相談を継続中となっております。
泊地域小さな拠点検討協議会では、従来の店舗設置では採算性が見通せないこと、そして泊地域に新規の移動販売が開始される予定であることから、移動販売の支援や地域コミュニティー活動の推進をするためのNPO法人の設置に向け現在準備を進めておられます。
次に、グラウンド・ゴルフの国際化は海外でのトップセールス、相互の大会を通じた交流ができず、地方創生臨時交付金を活用して湯梨浜まちづくり会社による30%オフの海外向け用具販売セールにより例年の5倍程度の320万円の売上げがあり、これが海外普及に多少効果があるのではないかというふうに考えています。
環境関係では、東郷池を守り育てるアダプトプログラムの参加団体が年々少しずつ増加し、令和2年度は感染予防のため春の東郷池一斉清掃を自粛した影響もあり、実施回数、参加人数とも多少減少しましたが、延べ84回の活動、そして延べ728人の参加実績がございました。東郷池周辺の環境美化活動として多大の御貢献をいただいております。
子育て支援関係では、4月1日には民間事業者によるゼロ歳児から2歳児までの認可保育園ニチイキッズ湯梨浜ながえ保育園が定員30人で開所し、町内のこども園で不足しているゼロ歳児から2歳児までの受入れの拡充を図ることができました。また9月には羽合第2放課後児童クラブがオープンし、子どもたちにより良質な環境を提供することができました。10月からは「母子モ」というんですか、電子母子手帳を活用したオンライン相談を開始、コロナ禍でも非接触の対面相談を受けることができるようにしました。残念ながら相談実績は4件と少なかったようですが、今後相談の効率的な手段としてPRに努めてまいりたいと思います。
また、年度末にはたじりこども園の基本設計が完成しました。今後は旧北溟中学校跡地の利用計画を急ぎ、実施設計につなげたいというふうに考えております。
なお、不妊治療の関係でございますけれども、令和2年度は24人に38回の助成を行い、経済的負担の軽減を図りました。年々妊娠出産実績及び助成実施者数とも増加しております。課題としては、子育てについては保育士の確保それからお互いに預ける側と預けられる側で助け合う、子育てを楽にするといいますか、そういった取組の預け側と預かる側のどうもマッチングがうまくいってないと思っておりまして、その辺の改善ということ、それから放課後児童クラブの利用者数が増大ということがございまして、このこと。さらにはそれに伴いまして支援員の確保が困難になっているという状況もありまして、このことについては今後人員が確保できないというようなことであれば民営化といいますか、委託という形ででも視野に入れて考えてみる必要があるというふうに思っております。
健康づくりでは、世界的なオルレコースを有する済州オルレとの友情の道協定を締結し、記念コースにコーススタート案内看板や友情の道紹介看板を設置するなどウオーキング環境の整備に努めたほか、11月に開催したゆりはま健康ウオークでコースのお披露目をいたしました。相乗効果によるお互いの集客を増やそうというものでございます。
また、食と健康のまちづくりの運動分野を継承し、県外の複数自治体等と連携して歩く運動を展開しますSIBを活用した自治体連携事業、これを進めており、令和2年度の目標会員数350名に対し413名の会員を獲得しました。最終的な目標会員は令和6年度の1,290人ですが、課題はフレイルや介護リスクの高い高齢者の方、とりわけ80歳以上の方の参加が少ないということ、それから会員になられた方の1日当たりの歩数が少ないことあたりが課題となっております。
また、
新型コロナウイルス感染症の流行により、外出自粛や運動不足によるメタボリックシンドロームや筋力低下によるフレイルなど健康二次被害が懸念されることから、屋外でもできる運動を紹介した啓発チラシの全戸配布、「足から健康ウオーキングのすすめ」と題したTCC番組の毎月1回の放送などを行ったほか、11月のゆりはま健康ウオーク、「コロナに負けない健康づくりの秘訣教えます」と題して筑波大学大学院教授、久野譜也さんの健康づくり講演会を開催し、さらに12月には腸活健康体操、椅子を使ったフレイル予防運動、代謝アップボクササイズ教室を内容とする町民まるごと運動教室などを開催いたしました。
課題としては、ゆりはま健康ポイントラリー事業の活性化、それからこの事業のメリットの周知といいますか、よく理解していただくことが必要だということを思っております。
なお、例年各種健診受診券の配布のほか、がん検診申込書の配布、回収を保健推進委員さんにそれぞれ依頼して行っておりますが、コロナ禍もあり令和2年度は郵送で実施したところ、実はその回答率が前年度より30%も落ちて八十何%あったものが50%程度になったということで、やっぱり何か人のつながりというものの重要性といいますか、ありがたさというのを改めて認識したところでございます。
特定健診につきましては平成30年度から業者へ委託し、未受診者の受診状況を分析した上で受診勧奨を実施していますが、未受診者の状況を分析したところ健診未受診者で何らかの病気で通院しておられる方が健診受診に結びつきまして942人と23人、率にして1%ですが増加いたしました。
福祉面では、まず町社会福祉協議会に委託して暮らしサポートセンターゆりはまを相談支援窓口とする生活困窮自立相談支援事業を実施し、新規の相談件数は87件、支援終了した件数は21件あり、
新型コロナウイルス感染症の影響により新規相談件数が増大し、生活福祉資金特例貸付けの利用へとつないだケースが多くあったようでございます。
10月から複雑化、複合化する福祉課題に対応するため、町社協に委託し相談の内容に応じて包括的かつ継続的に伴走型支援を行う地域共生包括的支援体制構築事業を開始し、17名の対象者に相談対応いたしましたが、単一期間での支援では解決が困難な福祉課題を扱っているにもかかわらず令和2年度は多機関連携の取組が不十分であり、今後はケースごとに支援会議を開催し、関係機関が集まって支援の方法を検討するということにいたしております。
高齢者の福祉につきましては、12月に平成27年度から養成したゆりりんメイト100名の方に引き続き介護予防教室等におけるリーダーあるいはサブリーダーとして御活躍していただけるよう、スキルアップと交流を目的としたゆりりんメイト交流会を開催いたしました。サロン運営に参考となることが多く、有意義な会だったというふうにも伺っており、毎年1回ぐらいはこういうことも必要だろうというふうに考えております。
また、物忘れ相談プログラムタッチパネル、フレイル判定・評価システム、オーダーメード運動処方プログラムを導入し町主催行事で多くの方に参加いただき認知機能や運動機能の低下、フレイル傾向にある高齢者等を早期発見し、それぞれに適切な事業を勧奨するための活用、高齢者の状態に応じた指導の体系化といったことが整ったように聞いております。
そのほか、9月から軽度認知障がい者の方を対象にした認知症予防教室を実施、専門職員の指導の下で運動、知的活動、座学を効果的に組み合わせた脳活トレーニングを実施いたしました。
また、筋力向上トレーニング事業は介護予防、日常生活支援総合事業を開始してから丸5年が経過しサービス利用等の流れが定着しておりましたが、令和2年度は
新型コロナウイルス感染症の影響を受け利用者が参加を自粛するなど、前年を下回る結果となりました。このように高齢者の健康活動は大きく停滞しているというふうに感じております。
次に、介護保険の第2号被保険者を含む介護認定者数の増減内訳を見ますと、要支援は3人減少したものの要介護は70人の増加となっています。認定者数が増えた原因につきましては、コロナの影響によって外出が少なくなったり人との交流が減ったことにより足腰が弱まったり、あるいは認知症の症状が進んだことということがある半面、外出しないということで感染症などの病気にかかることが少なく、亡くなられた方も少なかったということがあると推測いたしております。
給付費については、おおむね順調に推移しています。
次に、産業振興ではまず農業に関して松崎駅南生産団地完成があります。令和元年度に完成し、現在新規就農者2人を含む8人で新甘泉、王秋など1.65ヘクタールを栽培中です。年度末に棚などの資産を東郷果実部に譲渡し、未収益期間ですが順調に栽培が行われています。
また、羽合ぶどう部会、東郷果実部からのヒアリングを行い、ブドウ農家へのハウス谷巻上機、それの設置ですとか、あるいは梨農家のかん水施設、資材購入、ハウス補強、ハウス資材導入支援を行いました。令和3年度からはスイカやメロン、イチゴ、ホウレンソウなどの他の特産農産物についても支援を広げることといたしております。
さらに、農作物被害を及ぼす有害鳥獣対策の侵入防止柵設置や駆除事業を支援いたしました。捕獲頭数はイノシシ562頭、鹿が42頭と対前年比で大幅に増加しました。これは免許取得費用や更新費用の助成制度の広報による人材確保が図れたことで、新規に12人の捕獲登録者を増やせたのが要因の一つでございます。
次に、観光関係では潮風の丘の3年間で進めてきた芝生の改植の完了に加えトイレの改修、さらに来年5月開催のワールドマスターズゲームズ2021関西の開催に向けた競技会場の整備を行いました。
また、教育旅行で児童生徒が体験するドラゴンカヌーに乗り込むための桟橋を整備。近年、教育旅行として体験学習が注目されており、令和2年度は15校、895人を町内に受け入れました。
町の情報発信のため実施しているいわゆるゆうゆう、ゆりはま事業では10種の取材を行い、魅力発信のためのポスターや冊子、そして美しい自然や歴史、文化、特産品を織り込んだ町PR動画を制作いたしました。また、東京大手町で町内で活躍している女性や団体を取材した写真展及び物産展を開催し、町の文化や人、特産品を結びつけた町の魅力をPRいたしました。
さらに、首都圏企業のオンラインによる特産品販売サポートを実施し、非対面による販路拡大にもつなげることができました。今後も観光振興も含めた経済活性化に取り組みたいと思っております。
課題として、コロナ禍により農作業体験ツアーの企画が組めず実施に至らなかったんですが、庁内のオンライン設備導入が進んだため3年度はオンライン参加による募集を試みるということにいたしております。
過去2回高い評価を受けましたONSEN・ガストロノミーウォーキングは、感染拡大のため中止といたしました。
生活環境の整備では、道路整備では町道長和田小池線歩道新設工事、石脇浜田線道路改良工事が完了したほか、町内13橋の点検と3橋の補修工事を実施しました。なお、県による県道倉吉青谷線(駅前工区)の全ての物件移転補償が完了し、国道179号はわいバイパスの都市計画決定告示、藤津地区の急傾斜地崩壊対策工事、これらが国によって進められております。また、国道9号湯梨浜地区事故対策工事も完了し供用開始されました。
その他、台風24号により道路への土砂崩落等早期に復旧工事を完了することができました。
空き家対策も積極的に推進しています。
教育関係では、GIGAスクール構想の実現に向け小・中学校に校務用パソコンの更新や大型提示装置等の導入、1人1台端末等の整備を行いました。今後は整備したタブレット端末等の積極的な活用を進めます。また、多数のICT機器の適正管理を行うとともに、計画的な更新を行っていく必要があります。
また、新規事業として町立学校の児童生徒系無線ネットワーク用のLAN配線整備、通信機器整備、タブレット保管庫の整備を行いました。今後はICT機器の積極的な活用により、整備したネットワーク環境を十分に生かした取組を推進します。
なお、これに伴いICT支援員及びICT機器のサポート員を配置したことで専門者による迅速かつ適切な対応が可能となり、児童生徒の授業におけるICT機器を活用した教育の推進を図ることができ、また情報主任等の負担軽減にもつながったというふうに聞いております。
新たに高校生の通学定期券助成も県の声かけもあり実現いたしました。子育て家庭における経済的支援が軽減が図られたところでございます。
それと、もう一つは町内の義務教育段階にある不登校児童生徒がフリースクールに通う場合の通所経費、これは授業料に対するものなんですがそれの支援も行い、保護者の経済的負担を軽減し、不登校児童生徒の適切な教育機会の確保が図られたところでございます。
そのほか、泊小学校体育館周辺に多目的トイレ棟、備蓄倉庫及びマンホールトイレの新設並びにその周辺のバリアフリー化を行い、避難所である泊小学校の防災機能の強化、旧北溟中学校校舎等を解体するための修正設計、解体工事着手、老朽化した桜コミュニティー施設体育館の解体を行いました。
コロナ禍により国際大会の開催ができない中、海外から鳥取県に来られている留学生や労働者を対象にグラウンド・ゴルフ国際交流大会を開催し、
新型コロナウイルス感染症の影響で身動きができない方たちにグラウンド・ゴルフを楽しんでいただき、参加者相互の交流の機会を提供いたしました。令和4年度に延期、開催予定のワールドマスターズゲームズ2021関西の機運醸成や、グラウンド・ゴルフの国際化に貢献いただけるものというふうに考えております。
東郷運動公園の複合遊具の経年劣化に伴いまして、鳥取県内で初めてインクルーシブ遊具を設置いたしました。広場に様々な人が遊べる高さ7メートルのタワー遊具のほか、ブランコなどを設置いたしております。みんなが垣根なく一緒に遊べる空間で楽しんでいただくことを願っております。
文化財関係では、羽衣石城址の国史跡指定に向けた学術調査委員会を組織し指定までのスケジュールを示しますとともに、現在調査等を行っております。
また、国の重要文化財であります尾﨑家住宅の10年計画の保存修理につきましては計画どおりに工事の進捗が図られ、母屋の建築年代を示すこれ墨書(ぼくしょ)と言うんですか墨書(すみがき)と言うんでしょうか、そういうものも発見されました。元文4年というんですか、今から280年以上前の建物のようでございます。
中央公民館泊分館建設につきましては、解体工事やさくら歯科の曳家工事、地質調査そして実施設計に着手し、おおむね予定どおり実施することができました。
新型コロナウイルス感染症拡大のためのグラウンド・ゴルフ国際大会、グラウンド・ゴルフ発祥地大会、全国ベテラン卓球大会、東伯郡民スポーツ・レクリエーション祭、ドラゴンカヌー大会等、生涯学習・人権推進課が行っておりますイベント等も中止になりました。
成人式の延期ということもございます。
このたびの新型コロナウイルスの感染症発生後、地方経済を支える重要な産業であります観光産業は大変深刻な影響を受けており、水明荘も例外ではありません。令和2年度は1年間のうち時短営業49日、休業101日をせざるを得ず、過去にない厳しい運営、営業を強いられました。一時国の施策であるGoToトラベル事業により少しずつ回復傾向にあったものの、度重なる緊急事態措置、また緊急事態宣言の発令により宿泊、休憩ツアー、合宿のキャンセルが相次ぐと同時に、休憩集客の柱であります仏事、宴会等の自粛による予約減少が大きく響いております。これらによって、営業収益の大幅な減収となっております。
今後は長期借入金の返済、起債償還が始まります。より一層資金管理に注視しながら各種費用の見直しを図り、計画的なメンテナンス、修繕計画を立て、健全経営に努めてまいります。
最後に、財政面では今なお猛威を振るい続ける新型コロナウイルスに対し、感染症対策として全国民に1人10万円を給付した定額給付金事業をはじめ町独自の様々な感染症対策を実施してきました。また、平成30年度から取り組んできました情報通信端末兼音声告知機や防災無線の更新事業に多額の支出がありました。
新型コロナウイルス感染症対策事業については、国からの補助金や
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用いたしまして、防災無線などの更新事業につきましては防災対策事業債などの発行を行って財源を手当てしているところでございます。
その結果、普通交付税など前年度から増額となったこともあり、一般会計の実質収支は2億6,935万1,000円の黒字となり、令和3年度に1億3,500万円、剰余金の2分の1以上ですが、これを繰上償還の財源として組み入れることができました。
令和2年度末の一般会計の基金残高について、財政調整基金は令和2年度中の繰入れは行わず23億9,168万5,000円、減債基金は今後の起債償還に備え約4,000万円の積立てを行い10億9,646万6,000円。その結果、財政調整基金や減債基金、特定目的基金を含めました基金総額は278万3,000円減の57億619万5,000円となっております。
また、実質公債費比率は対前年比2.4%減の9.0%となり、将来負担比率についても対前年比11%減の16.9%となっております。実質公債費比率の減については3か年計画で算出するため、単年度の実質公債費比率において平成29年度の13.17%から令和2年度が6.05%に減じたことによるものでございます。
将来負担比率の減については、将来負担額が減額となり充当可能財源が増額となったことによるものでございます。
その辺りまた後ほど監査報告がございますが、財政面では堅調に推移しているというふうに認識しております。
大変長くなって申し訳ありませんでした。
○議長(浜中 武仁君) 町長、続いて提案理由の説明を。
○町長(宮脇 正道君) 決算認定について御説明を申し上げます。
一括上程をいたしました議案第86号、令和2年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第102号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてまで全17会計、一般会計及び特別会計並びに2つの公営企業会計の決算認定につきまして提案理由を申し上げます。
令和2年度の各会計の決算につきましては既に監査委員の御審査をいただき、地方自治法第233条第3項の規定及び地方公営企業法第30条第4項並びに同法第32条2項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に決算の認定をお願いするものでございます。
最初に、議案第86号、令和2年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。金額については、千円単位で申し上げます。
歳入総額が125億6,610万8,000円、歳出総額が122億8,279万5,000円で、歳入歳出差引き額は2億8,331万3,000円の剰余となっております。このうち、翌年度へ繰り越すべき財源の継続費逓次繰越し総額は9万7,000円、繰越明許費繰越額は1,386万5,000円でございましたので、実質収支額は2億6,935万1,000円の黒字決算でございました。
歳入では23億7,157万3,000円の増となっており、対前年比23.3%の増ということでございます。
普通交付税の算定経費の増などにより、地方交付税が1億8,023万円の増、国庫支出金が
新型コロナウイルス感染症対策に係る補助金や交付金の増により20億1,021万2,000円の増。地方債では、情報通信基盤整備事業や防災無線更新事業の事業費増に伴い6億4,494万4,000円の増額となる一方で、県支出金が産地パワーアップ事業、農業費県補助金等の減により1億8,159万2,000円減少しているほか、財政調整基金繰入金の減などにより繰入金が1億8,375万6,000円の減少。ふるさと湯梨浜応援基金が寄附金の減などにより寄附金が9,793万8,000円減少していることなどが主な変動要因でございます。
歳出では23億5,737万1,000円の増となっており、対前年比23.8%の増ということでございます。
増要因といたしましては、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策定額給付金事業や情報通信基盤整備事業費の増などにより、総務費が対前年19億5,714万7,000円の増、認知症対応型共同生活介護施設(認知症グループホーム)の整備事業者に対する補助金の増などにより民生費が対前年6,154万2,000円の増、
新型コロナウイルス感染症対策に係る事業者支援事業の増などにより商工費が対前年2億2,989万1,000円の増、町営住宅建設事業の増などにより土木費が対前年6,612万2,000円の増、集落の消防施設整備への補助金の増などにより消防費が対前年257万3,000円の増、中央公民館泊分館建設事業及び小・中学校コンピューター機材等整備事業の増などにより教育費が対前年4億4,379万1,000円の増となったものの、減要因といたしましては水道ネットワーク事業の減などにより衛生費が対前年1,185万1,000円の減、農業費で産地パワーアップの事業の減などにより農林水産業費が対前年1億2,796万5,000円の減、長期債償還元金の減などにより公債費が対前年7,456万8,000円の減、平成30年度に発生した災害の復旧事業が繰越しで令和元年度において完了したことにより災害復旧費が対前年1億8,712万6,000円の減となったことなどが主な変動の要因でございます。
続きまして、議案第87号、令和2年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては償還と収納事務のみの会計であり、歳入歳出の合計は240万4,000円となっております。この結果、実質収支はゼロ円の決算でございました。
続きまして、議案第88号、令和2年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業
特別会計歳入歳出決算認定につきましては、高齢者及び障がい者住宅整備資金の新たな貸付けはなく、歳出の内容は既貸付金の償還に係る経費などでございます。歳入歳出合計は4万5,000円で、実質収支額はゼロ円の決算ということでございます。
続きまして、議案第89号、令和2年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は国民健康保険税、繰入金のほか県の国保特別会計から交付される保険給付費等交付金などで、歳入合計は18億4,003万8,000円でございます。歳出は大半を占めます保険給付費のほか国民健康保険事業納付金、保健事業費などで、歳出合計は18億3,745万円でございます。この結果、実質収支額は258万8,000円の黒字決算でございました。
続きまして、議案第90号、令和2年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は後期高齢者医療保険料、繰入金などで、歳入合計は1億8,996万6,000円でございます。歳出は大半を占めます後期高齢者医療広域連合納付金のほか保健事業費などで、歳出の合計は1億8,990万円でございます。この結果、実質収支額は6万6,000円の黒字決算でございます。
続きまして、議案第91号、令和2年度
湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入は第1号被保険者介護保険料、国庫支出金、支払い基金交付金、県支出金、繰入金などで歳入合計は19億5,257万8,000円でございます。歳出は保険給付費、地域支援事業費などで歳出合計は19億2,465万1,000円でございます。この結果、実質収支額は2,792万7,000円の黒字決算でございました。
続きまして、議案第92号、令和2年度
湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は温泉使用料、温泉スタンド使用料、前年度からの繰越金、繰入金などで歳入合計は1,327万9,000円でございます。歳出は温泉事業や温泉スタンドの管理経費、施設整備費などで歳出合計は1,129万6,000円でございます。この結果、実質収支額は198万3,000円の黒字決算でございました。
続きまして、議案第93号、令和2年度
湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入は使用料及び手数料、国庫支出金、繰入金、町債などで歳入合計は10億1,025万8,000円でございます。歳出は松崎地区内水対策事業、龍島ポンプ場整備事業などの公共下水道整備事業費や公債費などで、歳出合計は10億119万2,000円でございます。以上の結果、歳入歳出差引き額は906万6,000円で、このうち翌年度に繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額は906万6,000円でございましたので、実質収支額はゼロ円の決算でございました。
続きまして、議案第94号、令和2年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。
歳入は使用料及び手数料、繰入金、町債などで歳入合計は2億2,112万3,000円でございます。歳出は地方公営企業法適用移行経費を含む維持管理費、公債費などで歳出合計は2億2,086万円でございます。以上の結果、歳入歳出差引き額は26万3,000円で、このうち翌年度に繰り越すべき財源の繰越明許費繰越額は26万3,000円でございましたので、実質収支額はゼロ円の決算でございます。
続きまして、議案第95号から議案第100号までの令和2年度湯梨浜町長瀬財産区特別会計から湯梨浜町花見財産区特別会計までの歳入歳出決算認定について申し上げます。
いずれの財産区におきましても、歳入は財産運用収入、基金繰入金などで、歳出の主なものは財産区の管理経費でございます。実質収支額は、全ての財産区が黒字決算でございました。
続きまして、議案第101号、令和2年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定について申し上げます。
収益的収支は、事業収益が9,031万円、事業費用は1億8,302万1,000円で、9,271万1,000円の損失。営業外収益と営業外費用、特別損失を含めました経常利益は9,492万2,000円の赤字決算でございました。また、資本的収支の収入におきましては、
新型コロナウイルス感染症の影響においての運営に係る公営企業特別減収対策企業債が7,290万円、一般会計繰入金が2,376万円で合計9,666万円。支出におきましては、
新型コロナウイルス感染症対策としてシャワー室設置など当該施設整備に係る建設改良費が2,376万円でございました。また、当年度未処理欠損金9,492万2,000円の処分につきましては、承認後にその額を欠損金として処理することといたしております。
最後に議案第102号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について申し上げます。
水道事業の経営状況でございますが、収益的収支は給水収益などの営業収益と営業費用によります営業利益は421万5,000円となりました。それに営業外収益と営業外費用を含めた経常利益は1,683万5,000円となり、損益勘定における当年度純利益は1,649万3,000円の黒字決算となっております。資本勘定におきましては、資本的収入は収入合計ゼロ円でございます。資本的支出では、建設改良費は原水施設工事費で1,072万5,000円、配水施設工事費で5,880万4,000円、企業債償還金は2,823万3,000円で、支出合計9,776万2,000円でございます。資本的収入額が資本的支出額に不足する額につきましては、過年度分の損益勘定留保資金と当年度分消費税資本的収支調整額で補填をいたしました。また、剰余金の処分につきましては、当年度未処分利益剰余金は1億1,556万1,000円でございます。利益剰余金処分額につきましては、減債積立金200万円、建設改良積立金619万4,000円の積立てと一般会計への納付金830万円を予定いたしております。
以上、提案いたしました湯梨浜町一般会計及び特別会計並びに公営企業会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御審議の上、御認定を賜りますようよろしくお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) ここでお諮りいたします。次に決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明ですが、内容はお手元の決算書のとおりでありますので補足説明は省略したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、決算認定及び剰余金の処分に係る担当課長の補足説明は省略することに決定いたしました。
以上で決算認定及び剰余金の処分に係る提案理由の説明を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
午前11時41分休憩
───────────────────────────────
午前11時41分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
続いて、監査委員の令和2年度決算審査意見の報告を求めます。
金涌代表監査委員。
○代表監査委員(金涌 孝則君) 代表監査委員の金涌です。どうぞよろしくお願いいたします。
令和2年度の町歳入歳出の決算に係る聞き取り、審査を光井委員と行いましたので、その結果について御報告いたします。
お手元のこの緑の表紙のものを御覧いただきたいと思います。これに基づいて説明していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まず、お開きください。令和2年度湯梨浜町歳入歳出決算審査意見書ということで、地方自治法及び地方公営企業法に基づき決算書及び関係諸帳簿類を審査したので、次のとおり意見を付す。審査対象は、一般会計ほか14特別会計及び2公営企業会計でございます。
はぐっていただきまして、審査の期間は令和3年7月1日から令和3年8月4日までの間に行いました。
審査の手続につきましては、記載のとおりでございます。
審査の結果です。審査に付された各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に係る調書は関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿その他証書類と照合した結果妥当なものと認められました。また、予算の執行及び関連する事務の処理はおおむね適正に行われているものと認められました。
次のページをお願いします。先ほど町長が概要の説明をされましたが、一応監査委員として令和2年度決算の概要を取りまとめております。
決算の総括でございます。一般会計及び特別会計、これにつきましては公営企業会計を除き財産区会計を含むということでございます。
まず、合計A欄を御覧ください。歳入決算額約178億、歳出決算額約175億ということで、差引き残高、形式収支約3億となっております。
合計欄A欄の下の次の欄でA引くB、前年度比較を行っております。前年度に比べて歳入約25億、歳出約26億の増加となっております。
下のほうに説明欄を書いておりますが、一般会計では歳入歳出ともやはり
新型コロナウイルス感染症対策として個人、事業者等に対して給付金の支給等を行ったため、大幅増となっております。形式収支は約3億3,000万の黒字となっております。
特別会計についてはまた御説明しますが、国民健康保険事業特別会計、介護保険特別会計につきましては、今後被保険者の高齢化に伴う保険給付の増加が危惧されているところでございます。
決算の収支でございます。形式収支、実質収支とも前年度に比べて減となっております。
基金につきましては、新たに
新型コロナウイルス感染症関連融資利子補給基金なり、それから鉄道駅舎施設基金の積立てを行っております。当年度末残高は62億5,800万円となっており、前年比6,500万円の増となっております。
起債については18億4,200万円の償還を行い、新たに17億5,700万の新規発行を行っております。年度末残高は170億6,100万円となっております。
予算の執行状況でございます。収入率、執行率ともほぼ前年と同様でございます。予算総額に対する歳出不用額につきましては、前年度と比べて5,800万円余の減となっております。
収入未済額につきましては、前年度と比較して1,082万4,000円増加しております。これは法令等に基づく不納欠損処分による減少と、令和2年度特例として町民税、固定資産税等に新型コロナウイルス徴収猶予の制度が設けられまして、2,996万円余の未収金が計上されたことによります。引き続き債権の回収に努めていただきたいと考えております。
次に、8ページをお願いします。普通会計に対する財政の構造です。普通会計というのはそこで説明を入れておりますので、これの財政上の構造となっております。
アの歳入歳出の構成でございます。歳入につきましては、表を見ていただくと依存財源が大幅に伸びております。それから、歳出につきましては補助費が大幅に伸びております。
下のほうに説明欄を設けております。歳入面では、自主財源について町税、繰入金、寄附金等の減。依存財源については地方交付税、国庫支出金、町債の増等があったために依存財源比率が大幅に伸びております。
歳出面では、前年度と比較して補助費の大幅な増により経常的経費の増加がありました。それから投資的経費については、泊分館建設事業等により前年度に比べて増加しております。
財政分析でございます。財政力指数は0.27で前年度と同様で変化はありませんでした。経常収支比率は4.0ポイント減少して87.9ポイントとなり、向上しております。
基礎的財政収支、プライマリーバランスについては、下のほうに説明をしておりますけど当該年度の歳入で歳出を賄えたかどうかというところでございまして、令和2年度はやはり歳入と歳出の差が2億2,700万余の赤字となっております。次ページに過年度からの推移をつけております。
11ページを御覧いただきたいと思います。起債の状況、それから債務負担行為の状況を記載しております。起債については減少しておりますし、債務負担行為限度額については増加しております。あとは表を御覧いただきたいと思います。
12ページを御覧ください。12ページにまとめをしております。まとめとして、1点、令和2年度は
新型コロナウイルス感染症対策として個人、事業者に対して給付金の支給、小・中学校、こども園等に対する感染症対策に必要な物品購入などを行っておられます。また、中央公民館泊分館の建設に着手するなど、歳入歳出とも前年度決算額より大幅な増額となっております。
歳入面では、定額給付金支給事業補助金、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などの受入れで大幅な増額になっておりますし、歳出面では各種
新型コロナウイルス感染症に対する支出、泊分館建設事業による大幅な増額となっておりますが、堅実な財政運営が確保されていると認められました。
湯梨浜中学校建設に伴う起債償還のピークを令和4年度に控えている中、起債の繰上償還、経費の節減等財政運営上の健全化に向けて努力されているところでございます。
町営住宅の建て替えなど、老朽化した施設の再編、施設整備、水道施設、下水道施設など老朽化施設の更新等多大な財政負担を伴う事業がございます。決算審査を行う上でも、旧両中学校の跡地利用、下水道事業の公営企業会計適用化、国民宿舎水明荘への財政支援、たじりこども園の移転など各種課題が山積みになっていることが分かりました。
湯梨浜町第4次総合計画も策定されたことであり、各種事業に取り組まれることと考えております。財政上重い負担を伴う事業、早期に方向性を出すことが求められている課題について、行財政の安定化を図りながら適時適切に町民、関係機関の意見を聞きながら前広に議会への説明を行い、課題に取り組んでいただきたいと考えております。
続きまして、13ページは一般会計の歳入、それから15ページが一般会計の歳出です。これにつきましては、決算書より作成しております。
16ページを御覧いただきたいと思います。一般会計の歳入歳出の主な増減について分析した結果を記載しております。内容は御覧いただきまして、歳入につきましては、収入状況につきましては予算額対比95.4%とおおむね適切な執行であったと認められます。また、歳出につきましても、歳出の執行状況、予算額対比93.2%でありますが、これに翌年度繰越額を加えた実質的な執行率は97.5%となり、おおむね適正な執行だったと認められます。
続きまして、17ページでございますが、これは特別会計につきまして決算書からまとめておるものです。
18ページを御覧いただきたいと思います。18ページ、まず1番ですけど住宅新築資金等貸付事業特別会計でございます。これにつきまして、年度末現在の貸付残高は次のとおりでございます。
続きまして、高齢者及び障がい
者住宅整備資金貸付事業特別会計でございます。これにつきましても、年度末現在の貸付残高は以上のとおりでございます。
国民健康保険事業特別会計でございます。これにつきましては、対前年度1億1,272万7,000円の増となっております。被保険者数は減少が続いております。それから医療給付、やっぱり高額医療等が増加しております。基金については、1,700万の取崩しを行っているところでございます。
後期高齢者医療特別会計でございます。これは後期高齢者医療広域連合に徴収した保険料を納付して納める会計でございます。
5番の介護保険特別会計でございます。これにつきましても、歳出ベースで対前年度1億1,124万ほど増となっております。認定者数も増加しておりますし、認定率も増加しております。やはりこの会計につきましても、団塊世代の高齢化とともにこの特別会計はまだ拡大していくものと思われます。基金につきましては、4,000万ほどの積立てを行っておるところでございます。
下水道事業特別会計でございます。歳出ベースで約10億でございます。ただ、下水道事業特別会計につきましては令和4年度の地方公営企業法による公営企業会計適用化移行、管路等の老朽化等があり今後も将来的に多大な投資的経費が見込まれるため、事業の経営健全化に向けた検討が必要と思われます。
続きまして、7番、農業集落排水処理事業特別会計でございます。歳出ベースで2億2,000万となっております。ただ、歳出の約半数を一般会計からの繰入れで賄っております。先ほど下水道事業のところで申しましたが、令和4年度の地方公営企業法による公営企業会計適用化移行に向けて準備中でございます。
温泉事業特別会計でございます。これにつきましては、東郷地区の1源泉の配湯と温泉スタンドの管理を行う特別会計でございます。令和2年度は温泉水をくみ上げるポンプの購入を行っておられます。
21ページを御覧いただきたいと思います。これは各財産区の特別会計の歳入歳出の決算の状況でございます。これにつきましても、決算書から記載しております。
22ページを御覧いただきたいと思います。ここからは公営企業会計について記載しております。
まず、国民宿舎事業特別会計でございます。説明は後にしますけど、表で予算会計、これにつきましては予算との対比の状況でございます。収益的収支約9,271万の減、それから資本的収支7,290万の増となっております。
次の表は貸借対照表でございます。特徴的なのは、負債及び資本のところで固定負債7,290万の増、それから剰余金が9,492万2,000円減となっております。
損益計算書でございます。収益から費用を引いたところ、下のほうに書いておりますけど当期利益、△の9,492万2,000円の赤字となっております。前年度が156万4,000円の赤字でしたから、大幅に赤字が増加しております。
予算の執行状況につきまして、収益的収入は先ほど申しました差引き9,271万1,000円の赤字でありました。この説明欄は見ていただきたいと思います。
それから、資本的収入につきましては減収対策企業債の借入れと町一般会計からの繰入金でございます。資本的支出につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策としてシャワー室等設置を行っております。
はぐっていただきまして、24ページをお願いします。企業経営状況につきまして、最終的に当期純利益9,492万2,000円の赤字となっております。令和2年度は元年度以上に
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で時短営業、休業せざるを得なくなり、宿泊客、休憩、会議利用が大幅に減少しております。表をつけております。平成30年度、コロナが起こる前と令和2年度の実績で約3万人減となっております。経営維持のため収入面では減収対策企業債の借入れ、雇用調整助成金の受入れ、町ワクチン接種事業への職員派遣等、積極的に収入確保に努められ、また支出面でも支出削減に努められております。令和3年度においても
新型コロナウイルス感染症の拡大が続いており、GoToトラベルの停止、近県旅行の移動中止要請等、旅館業である水明荘に逆風が吹いている状況であります。町営施設として水明荘の経営維持のため、資本注入等の抜本的な方策を検討されることが必要と考えております。
続きまして、25ページをお願いします。水道事業会計でございます。
予算会計。予算との対比でございます。収益的収支のところで2,300万の黒字、資本的収支で9,776万2,000円の赤字となっております。
次の表は貸借対照表でございます。
一番下の損益計算書でございますけど、収益から費用を引いたところ1,649万4,000円の黒字となっております。
はぐっていただきまして、26ページをお願いいたします。予算執行状況でございます。差引き2,319万5,000円の黒字でございました。資本的支出は配水管更新等建設改良工事、また企業債の償還を行っております。
企業経営状況でございます。年間総有収水量と有収率を上げております。最終的な当期純利益は1,649万4,000円の黒字となっております。給水人口の減少等により給水収益の減少が見込まれる中で、一方、水道施設の老朽化、施設更新、耐震化など費用の増大が見込まれ、経営健全化に配慮した管路等の更新の計画的な推進が求められております。安定的な財源確保につきましては、令和3年5月請求分から料金改定が実施されたところでございます。引き続き健全経営に努めていただきたいと考えております。
はぐっていただいて、28ページをお願いします。これは財産の状況でございます。公有財産、物品、債権、基金の状況でございます。
はぐっていただきまして、30ページでございます。4件の審査意見を付しております。
まず、1点です。水明荘の経営維持のための支援についてということでございまして、先ほど水明荘の経営状況のところで記載しておりますが、やはり令和2年度歳入確保のためにあらゆる取組をされましたが、歳入の大部分を占める宿泊人数等の大幅減少によって赤字決算となっております。令和3年度においても、
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言対象地域、まん延防止等重点措置適用地域の拡大が続いている状況であり、令和2年度以上に利用客が減少し、歳入の確保が難しい状況となることが想定されます。町営施設として水明荘の経営維持のため、資本注入等の抜本的な方策を検討されることが必要と考えております。
2番目でございます。旧北溟中学校跡地の利用についてでございます。跡地の処分につきましては、北栄町と経費負担について協定を締結され、現在解体工事に着手されている状況でございます。旧北溟中学校、旧東郷中学校の跡地について、民間提案制度により民間による活用の提案を求めていく方針で旧北溟中を優先的に募集を開始し、公共施設検討委員会の意見を聞きながら審査されると聞いております。跡地利用は今後の町政の発展、飛躍のための重要な課題と考えておりますが、決算審査の中で担当者は雇用、移住定住につながる活用等を考えておると説明されました。町として具体的にどのように活用していくのか、基本的姿勢が見えなかったです。また、民間提案を委員会の審査へとまるで丸投げの状況にあると感じました。審査会で出された結果について、町としてどのように判断されるのか分かりませんでした。ただ、たじりこども園の新築基本設計が終了しており、設置場所の決定を待って実施設計を行う予定であると聞いております。拙速な判断を求めるものではございませんが、現状を考えるとどの時点でどのような活用提案を町として妥当として判断されるのか。住民、議会説明等についてロードマップを示される必要があると考えております。
3番目でございます。下水道事業の公営企業法法適化に向けた課題についてでございます。現在、令和4年度に下水道事業、農業集落排水処理事業に公営企業会計を適用するよう準備中でございます。しかし、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計の決算の状況を見ますと、両会計とも一般会計からの繰入金が歳入の約半分を占めている状況でございました。会計統合後も一般会計の繰出金も必要と考えられ、また統合当初の資金確保、債権債務の整理等各種課題があると考えられます。財政部局と十分協議を行い、事前に下水道事業継続に向けた準備を進めていただきたいと考えております。
4番目でございます。ふるさと納税寄附額につきましてでございます。ふるさと納税寄附額について、令和2年度寄附件数9,126件、寄附金額1億3,866万1,000円の実績となっております。しかし、令和元年度に比較して寄附件数△の7,614件、寄附額△の9,853万8,000円と大幅に減少してきております。原因として、総務省のふるさと納税募集基準に合致するよう返礼率を下げたこと、天候不順による二十世紀梨の品不足による受付打切り、コロナ禍による温泉宿泊券への寄附の減少等、町として原因を分析されております。寄附金額の減少は、業務委託を行っている湯梨浜まちづくり株式会社の運営にも大きな影響を及ぼすことが想定されます。返礼率引下げにより寄附金額が減少した町村がある一方、寄附額が増加している市町もあったと聞いております。原因の分析結果、また他市町村の優良な取組等を参考に、引き続き寄附件数、寄附金額の増加に向けて努力をしていただきたいと考えております。
最後に、今回の決算審査期間中は集中豪雨による災害発生、それから避難所設営等大変な事業の中で町執行部の皆さんに真摯に対応していただきましたし、またこの意見書をまとめてくれた監査委員事務局職員に感謝を申し上げます。
以上で令和2年度決算審査を行った結果の報告を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 以上で監査委員の令和2年度決算審査意見の報告を終わります。
ここで暫時休憩いたします。再開を1時10分としたいと思います。
午後0時10分休憩
───────────────────────────────
午後1時09分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ここで、監査委員の決算審査意見に対して町長より処理方針についての発言を求められておりますので許可します。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 先ほど、代表監査委員から令和2年度の決算審査について御報告をいただきました。代表監査委員並びに監査委員には、平素から町行政に様々な分野で貴重な御意見、御指導を賜り、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
このたび審査における意見としていただいた水明荘の経営維持のための支援、旧北溟中学校跡地の利用、下水道事業の公営企業法法適化に向けた課題、ふるさと納税寄附額のいずれにいたしましても、町行政運営において直面している重要な課題であると思っております。第4次総合計画の基本理念に基づいた住みやすく魅力と活気あふれる愛のまちを実現するためにも、いただきました御意見をしっかりと認識して取り組んでまいる所存でございます。
それでは、それぞれの御意見について対応方針を申し上げさせていただきます。
まず、水明荘の経営維持のための支援についてです。依然として収束が見えない
新型コロナウイルス感染症拡大により、宿泊、休憩利用者が大幅に減少したことに伴い営業収益が減少となり、過去にない厳しい経営状況となっております。このような状況下において、お客様の安心安全を守ることを第一に感染対策によりお客様が求める新しい旅のスタイルに対応すべく、様々な施設環境整備を
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金も活用しながら実施し、ポストコロナの到来を見据えて事業継続、展開を図っているところでございます。
令和3年度におきましても、新型コロナウイルス感染拡大による度重なる緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の地域拡大やその期間延長が続いており、さらに厳しい経営状況になっています。そのような状況下での資本注入として、令和2年度には事業運転資金に充てるため公営企業における特別減収対策企業債7,290万円の借入れを行い、令和3年度におきましても同様の起債6,000万円、これは9月補正に計上でございますが、借り入れる予定としているところでございます。水明荘といたしましては、資金管理に注視しながら各種費用の見直しを図り健全経営に努めるとともに、より強く反転攻勢の営業展開を図らねばならないというふうに考えております。このコロナ禍以前の経営状態に回復すれば、起債の償還も計画的に行えるなど資金繰りに苦慮することも少なくなると思っておりますので、それまでの間は町として長期貸付けを行うなど、運転資金で苦慮することがないよう支援をしたいというふうに考えております。
続きまして、旧北溟中学校跡地の利用についてでございます。旧北溟中学校、旧東郷中学校の跡地の活用につきましては、民間事業者等から提案を募集するいわゆる民間提案制度という手法を用いて選定したいというふうに考えています。民間提案募集要項では、募集を行う提案内容の要件として現在のところ地域の活性化が図られたり地域経済への貢献や産業振興に寄与する活用方法であることという大きな視点での記述としております。これは民間事業者等が現在の社会経済情勢や本町の現状を踏まえつつ、ある意味自由な発想で事業を計画されるよう言わば提案意欲を高めるために、そしてより多くの事業者に応募していただけるよう間口を広くしたということもあるところでございます。提案がございました事業につきましては、本町のゆりはま創生総合戦略会議の会長をやっていただいている方も含め、社会教育団体、女性団体から推薦をいただいた方々、各方面の有識者など9名で構成する公共用地有効利用審査委員会で審査をしていただきます。審査に当たりましては、各審査委員の見識はもちろん平成30年度の湯梨浜町学校跡地施設利用検討委員会の提言や昨年度の本町議会・中学校等跡地利用検討特別委員会の御報告等を踏まえながら、提案があった事業内容について御判断をいただこうというふうに考えております。
この議会あるいは住民の皆さんとの関係については、どのような方法がいいのか今考えているところでございまして、と申しますのは、提案方式で提案をいただいてそれをもう可否を議会や住民の皆さんに説明したりして決めていこうとするときに、多分企業側としてはそんなんは当たり前で外に出せる話じゃない部分もあろうかというふうにも思っておりまして、そうするとタイミング的には、これはまだ勉強はよくしてないですけども、例えばその検討委員会のほうの御意見をいただいてこういう形がいいんじゃないかと。複数なら複数が選ばれたりして、それを踏まえて私ども執行部のほうがその会社の内容とかある一定のどこまで出すかは相手方とも協議しながら、簡単な地図でも表でもいいですからそういうものを出して、どういう内容の方たちだというようなことを御説明するやり方がいいんじゃないかなというふうに思っております。
本来ならそれぞれの段階で御相談するのがいいかもしれませんけども、そこが相手があることなのでどのようにやるのが適切なのかということをこれから少し勉強していってみたいと思っております。ただ、やっぱり当然のことながら議会でも住民の皆さんでもお話しするのは、御意見を伺うのは決定前にすべきだというふうに思っております。また議会のほうの御意見もお聞かせいただいたらというふうに思っております。
それから、その辺りの扱い方の事柄についても、この検討委員会の中には金融機関の方とか中小企業のことなんかについて詳しい方とかそういう方も入っておられますので、こういうものをやるときにはどういう扱いが適切であるかの御意見もこういう形で募集しますということを今度の委員会ではお示しするわけですから、その際にその中身をどうしようかということの一環としてお尋ねしてみたいというふうにも思っております。なるべく早くまたどういう方法でということは代表監査委員さん、監査委員さんを含めて皆さんになるべく早く御相談申し上げようという気持ちでおります。
続きまして、下水道事業の公営企業法法適化に向けた課題についてでございます。資産を含む経営状況を比較可能な形で的確に把握した上で、中長期的な視点に基づく経営戦略の策定等を通じ経営基盤の強化と財政マネジメントの向上等に取り組んでいく必要があるということから、国から令和5年度中の地方公営企業法公営企業会計への適用移行が求められております。現在、全ての事業について資産調査等を行っておりますが、御意見をいただいているとおり一般会計からの繰出金が財源の約5割を占めるといったような状況でございます。令和3年4月から下水道使用料金の改定を行うとともに、人口減少といいますかそもそもの水道の消費量、大本の使用される量あたりが減ってくることによる減少というものも収入の減少ということもあるわけでございますので、その辺りを考えると前回上げることを決定していただいたときに多分もうこれからは今回の分を上げたときにはちょうど十二、三年たったときだと思いますけども、次からは定期的に3年になるか5年になるか分かりませんけども、料金改定をしなければならない状況だということも申し上げさせていただいたつもりでおります。
一般会計からの繰出金については、検査資料等を基に中長期的な視点に基づいて経営戦略を十分に検討し、基準を明確化して下水道事業継続に向けた準備を進めております。そのために金融機関で働いていた者とか、こういう会計のほうにも関心がある職員というのを実際に建設水道課のほうには配置したつもりでおりまして、その辺りきちんと勉強しながらやってまいりたいというふうに思っております。
最後に、ふるさと納税寄附額についてです。近年では、平成28年度の1億445万2,000円から寄附者数、寄附金額も伸びまして、平成30年度には1億4,068万9,000円、令和元年度は2億3,719万9,000円と増えてきたところでございますが、総務省のふるさと納税募集基準に合致するよう、きちんと返礼率を確実にクリアできるような形で引き下げたことに加え、天候不順やコロナ禍によりまして寄附金額が対前年58.5%と大きく減っております。この本町にとりましてもふるさと納税は貴重な財源でありますとともに、特産品である返礼品を町内業者から調達し寄附を頂いた方に送ることで町内産業の育成と本町を知っていただく絶好の機会でもあると認識しております。
しかしながら、現状としては梨を返礼品としたふるさと納税については品不足による返礼品調達価格の上昇、あるいは市場価格の上昇等による寄附金額が上がったことや、今回の場合は宿泊利用券について長引くコロナ禍の中、宿泊して何かやろうというお客さん自体が減っているというようなことから減少しているものだと思っております。そのため、ふるさと納税事務を委託している湯梨浜まちづくり会社と連携して新型コロナウイルス蔓延の影響で供給過多となり返礼品調達価格が下がった米について、寄附者に事業者支援の呼びかけを行ったり、販路開拓を希望する新規返礼品事業者の募集、サイトの増設や返礼品カタログの充実等のPR強化、寄附者への継続的な働きかけによる関係人口と継続支援者の増加に向けた取組等を行って、町の貴重な財源確保に努めようというふうに考えておるところでございます。
御提案いただきましたように、今後ともまちづくり会社と協議しながら各事業者の返礼品送付事務手続を軽減する仕組みを検討し、さらなる新規事業の参画をしてまいりたいと思っております。そのためには、他の市町村の優良な取組を勉強したりすることも必要だろうと考えております。寄附件数、金額の増加に向けた取組を積極的に展開してまいりたいと思っております。
湯梨浜の果物あたりでも非常に人気は高くて、今年でも二十世紀梨は初出荷の日にはもう売り切れ状態になっております。羽合ブドウのほうのシャインマスカットあたりでもなかなか、かなり頑張って入れていただいていますけれども、いいけども量がないというのが湯梨浜のつらいところでございまして、それに代わるような何かをまた探すことも必要だろうなということも思っております。町内で事業をやっておられる方ともよく相談して、より魅力的な商品づくりというものもやっぱり考えてまいらねばならないというふうに思っております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、議案第86号から議案第102号までの各議案に対する総括質疑を会計ごとに行います。個別質疑はしないようにお願いします。
初めに、議案第86号、令和2年度
湯梨浜町一般会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第87号、令和2年度
湯梨浜町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第88号、令和2年度湯梨浜町高齢者及び障がい者住宅整備資金貸付事業
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第89号、令和2年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第90号、令和2年度
湯梨浜町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第91号、令和2年度
湯梨浜町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第92号、令和2年度
湯梨浜町温泉事業特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第93号、令和2年度
湯梨浜町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第94号、令和2年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第95号、令和2年度湯梨浜町長瀬財産区
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第96号、令和2年度湯梨浜町橋津財産区
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第97号、令和2年度湯梨浜町宇野財産区
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第98号、令和2年度湯梨浜町舎人財産区
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第99号、令和2年度湯梨浜町東郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第100号、令和2年度湯梨浜町花見財産区
特別会計歳入歳出決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第101号、令和2年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計剰余金の処分及び決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
次に、議案第102号、令和2年度
湯梨浜町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について総括質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、総括質疑を終結します。
お諮りします。議案第86号から議案第102号までの17議案については、議長及び議会選出監査委員を除く議員全員で構成する令和2年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第86号から議案第102号までの17議案については、令和2年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決定しました。
この特別委員会の委員長及び副委員長について、委員会条例第8条第2項の規定により、特別委員会において互選をお願いします。
ここで暫時休憩します。
午後1時33分休憩
───────────────────────────────
午後1時34分再開
○議長(浜中 武仁君) では、休憩前に引き続き会議を開きます。
令和2年度決算審査特別委員会の委員長及び副委員長の互選結果を報告いたします。
委員長に河田洋一議員、副委員長に中森圭二郎議員が選任されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第103号 から 日程第29 議案第110号
○議長(浜中 武仁君) 日程第22、議案第103号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)から日程第29、議案第110号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第4号)までの8議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第103号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)から議案第110号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第4号)までの8会計の補正予算について、一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第103号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億9,627万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ110億126万円とするものでございます。
主な補正の内容といたしましては、
新型コロナウイルス感染症予防対策として複数人でマイクを共有する必要がないようこの議場の席ごとにマイクを設置し飛沫感染を防止するとともに、新型コロナウイルスの感染拡大時におきましてもタブレット端末を利用して自宅などから会議、委員会に参加できる環境を整備するための経費3,229万5,000円、令和2年度実績による生活保護費等の精算に伴う国庫支出金及び県支出金の返還金4,767万3,000円、交通安全対策として老朽化により緊急的な修繕を必要とするカーブミラーの修繕費用及び新設費用229万8,000円、障がい児通所施設給付事業において放課後等デイサービスなど障害福祉サービスの利用が増える見込みであることから、それに伴う扶助費の増額1,963万8,000円、羽合小学校において医療的なケアが必要な児童の受入れ体制を整えるための施設整備費314万6,000円、後年度の公債費を負担軽減するため長期債繰上償還を行うための経費1億7,425万1,000円、令和3年7月の豪雨により被災した町道泊中央線をはじめとする公共土木施設の本復旧に必要な工事請負費2億2,880万円、同じく令和3年7月の豪雨により被災した羽衣石城登山道の復旧に必要な設計費及び工事請負費1,524万6,000円などを計上いたしております。
続きまして、議案第104号、令和3年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ269万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ18億6,251万4,000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳入では繰入金並びに収入実績による繰越金の増額でございます。歳出では、総務費でコンビニ収納手数料の増額及び諸支出金で国民健康保険税還付金を増額するほか、収入実績による繰越金の増額補正に対応する金額を予備費として計上するものでございます。
続きまして、議案第105号、令和3年度
湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ625万4,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億6,413万5,000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳入では令和2年度の介護給付実績に基づく国庫負担金の追加交付及び決算確定に伴う繰越金の減額。歳出では、介護給付及び地域支援事業実績に基づく国、県支出金等の精算による返還金の補正などでございます。
続きまして、議案第106号、令和3年度
湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ185万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億9,663万5,000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳入では下水道使用料について長期債償還元金から公共下水道維持管理費への財源振替を行うとともに一般会計繰入金として185万円増額し、歳出では泊マンホールポンプ場の機械設備の定期点検において異常が見られた設備の取替えに要する費用を計上するものでございます。
続きまして、議案第107号、令和3年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ320万を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億9,690万4,000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、歳入では一般会計繰入金を320万円増額し、歳出では石脇処理場の故障した機械設備の取替えに要する費用を計上するものでございます。
続きまして、議案第108号、令和3年度湯梨浜町橋津財産区特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万4,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ159万3,000円とするものでございます。
補正の内容は、財産区有地内の樹木の剪定費用の追加及びそれに伴う財政調整基金積立金の減額でございます。
続きまして、議案第109号、令和3年度湯梨浜町東郷財産区特別会計補正予算(第2号)につきましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ457万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ650万4,000円とするものでございます。
補正の内容といたしましては、財産区有地内の危険木伐採費用の追加及び本年7月7日未明からの大雨による財産区所有の山林の土砂崩れに伴う災害復旧に係る負担金の増額でございます。
最後に、議案第110号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、依然として感染拡大の収まりが見えない
新型コロナウイルス感染症により本年度の経営業務に多大な影響が出ていることに伴い、業務の予定量及び収益的収入・支出の予定額の減額分、それに係る公営企業特別減収対策企業債、また営業外収益として国からの特例措置の拡充に伴う雇用調整助成金を計上するものでございます。
業務の予定量といたしましては、年間宿泊予定人員を当初の9,700人から1,710人を減とし7,990人に、年間休憩予定人員を当初の2万710人から1万750人を減とし9,960人といたし、収益的収入及び支出の予定額、事業収益を5,213万5,000円減額し1億7,023万1,000円に、事業費用を2,673万3,000円減額し2億2,899万1,000円に、それぞれ補正後の予定量、総額をするものでございます。
なお、収益的収入が収益的支出に対して不足する額5,876万円につきましては、特別減収対策企業債6,000万円で補填をいたすことといたしております。
一時借入金の補正につきましては、
新型コロナウイルス感染症により今後の営業、運営に支障が起き得る際に備え一時借入金の借入限度額に2,000万円を追加し、一時借入金の借入最高額を6,000万円とするものでございます。
以上、議案第103号から第110号まで、いずれも地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましてはそれぞれ担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。
総務課長。
○総務課長(岩﨑正一郎君) それでは、議案第103号、令和3年度
湯梨浜町一般会計補正予算(第5号)の補足説明をさせていただきます。町長の提案理由と重複する面があると思いますが、御了承いただきたいと思います。
それでは、予算書で説明をさせていただきます。
最初に、5ページを御覧いただければと思います。第2表の継続費の補正でございます。これは旧東郷中学校の解体事業につきまして継続費の変更で、令和3年度から4年度の2か年の事業でございましたけども、現在解体の最終的な方向が定まっていないと。それとか残置物の処理による修正設計などによりまして、まず9款教育費、4項社会教育費の旧東郷中学校管理運営臨時経費、こちらを令和5年度までの3か年の継続費といたしまして総額を31万9,000円減額いたしまして2億2,534万円に、そして5項の保健体育費の体育施設管理臨時経費の東郷体育館改修事業の総額を115万2,000円増額をいたしまして2,001万円とするものでございます。
はぐっていただきまして、6ページです。第3表の債務負担行為の補正です。令和3年度農業近代化資金利子補給です。これは認定農業者の方が農業用機械を更新するに当たりまして農業近代化資金を活用するもので、それに伴い町が負担する利子補給額を債務負担行為として設定するものです。期間は令和4年度から令和7年度まで、限度額を7,000円とするものです。
その下、7ページでございます。第4表の地方債の追加と変更の補正でございます。
1、追加です。起債の目的は一般補助施設整備等事業債です。限度額が1,680万円、起債の方法、利率、償還の方法につきましては御覧のとおりです。
次に、2の変更です。公共事業等債、限度額を2,010万円減額いたしまして6,730万円に、災害復旧事業債は8,820万円増額いたしまして1億6,880万円に、地域活性化事業債は330万円増額いたしまして4,630万円に、はぐっていただきまして合併特例事業債は7,170万円減額いたしまして4億6,560万円に、緊急防災・減災事業債は160万円減額いたしまして150万円に、過疎対策事業債は140万円減額いたしまして4億4,180万円に、臨時財政対策債、これは発行可能額がこのたび確定をいたしましたので、それによりまして4,727万3,000円減額いたしまして2億3,950万3,000円でございます。
なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更はございません。
はぐっていただきまして、予算書の11ページです。ここからが歳入になります。
まず、10款地方交付税、1項地方交付税、1目地方交付税、1節地方交付税の説明欄の普通交付税、こちらを2億3,102万8,000円増額いたしまして、交付税総額といたしまして43億2,102万8,000円といたします。これも今回額が確定したことによるものです。
それから、14款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金、2節児童福祉費負担金の説明欄の障がい児通所給付費等負担金です。令和3年度から新規の事業所が3件開設されるなど、放課後デイサービスの障害福祉サービスを利用される方が増加したと。そういったことで、981万9,000円を増額いたします。
はぐっていただいて、12ページです。2項国庫補助金、1目総務費国庫補助金、1節総務費国庫補助金の説明欄の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金3,626万4,000円は、議場マイクシステム等の更新とかタブレット費用などの事業、そういった事業に充当するものです。
6目災害復旧事業費国庫補助金、2節公共土木施設災害復旧事業費国庫補助金の説明欄の道路橋りょう災害復旧事業費補助金1億5,100万8,000円は、今年7月の豪雨により町道が被災し復旧事業を行うための国庫補助金です。
それから、下の13ページです。15款県支出金、2項県補助金、8目教育費県補助金、3節社会教育費県補助金の説明欄の鳥取県立自然公園施設整備事業補助金466万4,000円。こちらも7月の豪雨によりまして羽衣石城登山道が被害を受けたために修復工事を行うための補助金です。
それから、18款繰入金、2項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金は1億4,200万円の減額をいたしております。これは普通交付税の増額や令和2年度の繰越金が確定したことによるものです。
それから、19款繰越金でございますが、こちらの説明欄の純繰越金は額が確定したために2億2,935万1,000円を増額をいたします。
はぐっていただきまして、14ページです。21款町債、1項町債、7目の教育債、3節社会教育債、合併特例事業債の東郷中学校の解体事業の7,170万円の減額につきましては、継続費で説明いたしましたとおり令和3年度の年割額を変更したものでございます。
それから、8目の臨時財政対策債4,727万3,000円の減額でございますけれども、こちらも額の確定によるものです。
それから、9目の災害復旧債の説明欄の道路橋りょう災害復旧債7,770万円等につきましても、7月の豪雨災害の復旧に関わる起債でございます。
それから、次は15ページです。こちらからが歳出でございます。
個別の説明の前に、全体といたしまして人件費を約900万円の増額補正をしております。主なものといたしましては、新型コロナウイルスワクチン予防接種におきます職員の時間外手当、こちらを過年度の繰越予算、それから現年の令和3年度予算に振り替えてコロナの臨時交付金を充当できるようにしたこと、それから職員の異動に伴う給料及び各種の手数料の増が主な要因となっておりまして、それぞれ個別の人件費の補正につきましては省略をさせていただきます。
まず、1款の議会費、1項議会費、1目議会費の説明欄の議会臨時管理費3,229万5,000円。こちらにつきましては、
新型コロナウイルス感染症防止対策といたしまして通信を利用した議会運営のためタブレットを使用したペーパーレス会議システムの導入や、議場のマイクシステムをデジタルに変更して専用マイクで飛沫感染を防止するためのものです。
はぐっていただきまして、16ページです。こちらの2款総務費、1項総務管理費、15目の諸費の説明欄の国庫支出金の返還金の健康推進課から次のページ、ずっとありまして生涯学習・人権推進課までの合計が4,739万5,000円となります。こちらの返還金につきましては、令和2年度の実績に基づき生活保護費などの国庫負担金及び県支出金の負担金の返還金を計上させていただきました。
それから、はぐっていただきましてちょっと飛びまして19ページです。3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費の説明欄の障がい児通所施設給付事業1,963万8,000円です。歳入のほうで説明をいたしましたとおり、放課後デイサービスなどの障害福祉サービスを利用される方が増加したことによりまして扶助費を増額するものです。
それから、ちょっとはぐっていただきまして22ページを御覧いただきたいと思います。22ページです。5款の農林水産業費、1項農業費、3目農業振興費の説明欄の特産果物生産振興事業です。こちらは町の特産物であるブドウとかそういった施設園芸品目とか梨、そういった生産拡大を目指しまして生産者の負担軽減のためにハウスの施設整備費等を支援するための補助金としまして194万9,000円を計上いたしました。それから、23ページのほうになりますけどもスマート農業促進事業、こちらにつきましてはロボット草刈り機とか温度計測管理をするシステム、こういったものを導入することに対しましての支援といたしまして142万6,000円を計上いたしました。
それから、少し飛びまして26ページを御覧いただければと思います。9款教育費、4項社会教育費、1目社会教育総務費の説明欄の旧東郷中学校管理運営臨時経費の6,483万8,000円の減額と、それから次のページになりますけども5項保健体育費、2目体育施設費の説明欄の体育施設管理臨時経費の519万6,000円の減額です。継続費のところで説明をさせていただきましたとおり、旧の東郷中学校の校舎それから体育館、これの解体事業につきまして2か年の継続費を予定をしておりましたが一部3か年の継続費といたしまして次年度以降に予算を移行すること、それに伴いましてそれぞれ減額をするものでございます。
それから、10款公債費、1項公債費、1目元金の説明欄の長期債繰上償還元金は後年度の公債費負担を軽減するために、償還ちょうど10年目に当たりまして利率見直しが行われます臨時財政対策債というものがありまして、これの繰上償還金といたしまして1億7,425万1,000円を計上いたしております。
それから、11款です。災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋りょう災害復旧費の説明欄の道路橋りょう等災害復旧事業といたしまして2億2,880万円を計上させていただいております。これは今年の7月の豪雨によりまして町道8路線の9か所と準用河川が被災をいたしました。7月のこの議会臨時会で4号補正をさせていただきましたが、今回は本復旧工事をするに当たりまして補正をさせていただきたいというものでありまして、町道泊中央線をはじめ8か所の復旧工事を行うための予算でございます。
なお、今回の計上につきましては現段階で職員のほうが工事積算をしたものでありまして、最終的には工法の変更を含めて9月から11月にかけて災害査定というものが行われます。それを受けまして初めて決定となるということで、金額等の変更がございましたら再度議会のほうへ提案をさせていただきたいと思っております。
なお、29ページ以降の給与費明細等の説明は省略をさせていただければと思います。
以上で一般会計のほうは終了でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて健康推進課長。
○健康推進課長(林 紀明君) それでは、議案第104号、令和3年度
湯梨浜町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきまして補足説明をさせていただきます。
まず、補正予算書の6ページをお開きください。歳入でございます。
4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金、3節職員給与等繰入金につきましては、これ歳出で言いますところの総務費、賦課徴収費の増額に伴い職員給与等繰入金を当該費目と同額の11万3,000円増額するものでございます。
続きまして、5款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節その他繰越金につきましては令和2年度の決算により繰越額が確定いたしましたので、当初予算額との差額258万6,000円を増額計上するものでございます。
続きまして、7ページを御覧ください。歳出でございます。
まず、1款総務費、2項徴税費、1目賦課徴収費につきましては、国民健康保険税の賦課徴収に係るスマホ、コンビニ収納手数料として11万3,000円を増額するものでございます。
続いて、7款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金につきましては、修正申告による所得更正などにより歳出還付金が当初見込みを上回るということが想定されるために19万円を増額するものでございます。
8款予備費につきましては、繰越金の増額補正分に対応する金額を調整いたしまして239万6,000円を増額するものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて長寿福祉課長。
○長寿福祉課長(
地域包括支援センター所長)(西田 貴頼君) それでは、議案第105号、令和3年度
湯梨浜町介護保険特別会計補正予算(第2号)について補足説明させていただきます。主なところを説明いたします。
補正予算書の6ページをお開きください。歳入でございます。
3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目介護給付費負担金、2節過年度分介護給付費負担金につきましては、令和2年度の介護給付費実績により国からの負担金が578万9,000円追加交付となりましたので、新規に計上するものでございます。
続いて、8款繰越金、1項繰越金、1目繰越金、1節介護給付費繰越金につきましては、令和2年度の決算により繰越額が2,792万6,000円余りとなりましたので、予算現額との差額1,207万4,000円を減額するものでございます。
続きまして、9款諸収入、2項雑入、3目第三者納付金、1節第三者納付金につきましては、給付事由が第三者の行為により生じたため、その介護に要した費用を損害賠償金として充てた額19万円を増額計上するものでございます。
続いて歳出でございます。7ページをお開きください。
6款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、2目償還金のうち国庫支出金等返還金につきましては、令和2年度の事業実績に基づく国、県支出金及び支払い基金交付金の返還金として204万1,000円を新規に計上するものでございます。内訳は、介護給付費の実績に係る県支払い基金返還金が144万5,000円、地域支援事業の実績に係る返還金、国、県支払い基金が59万6,000円でございます。
なお、補正予算給与明細書につきましては説明を省略させていただきます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて建設水道課長。
○建設水道課長(石本 義之君) 失礼します。議案第106号、令和3年度
湯梨浜町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をいたします。
補正予算書6ページをお願いします。歳入でございます。
4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、185万円増額計上するものです。歳出科目3款公債費、1項公債費、1目元金で長期償還元金へ充当するものとなります。
7ページをお願いします。歳出でございます。
2款事業費、2項公共下水道整備事業費、1目維持管理費、14節工事請負費を185万円増額するものです。これは泊地区内、ナンバー9泊マンホールポンプ場のマンホールポンプと下水道本管をつなぐキャッチ弁と言いますが、逆流防止弁というものです。2台あるうちの1台を業者定期点検時に破損しているということを確認いたしました。原因として経年劣化によるものであり、2台とも同じときに整備しているものであり、この2台とも更新を行うための予算計上となります。
3款公債費、1項公債費、1目元金につきましては財源振替のみでございます。一般会計繰入金185万円を充て、下水道使用料について2款事業費へ財源振替を行うものです。
続きまして、議案第107号、令和3年度
湯梨浜町農業集落排水処理事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をいたします。
補正予算書6ページをお願いします。歳入でございます。
3款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金ですが、320万円増額計上しております。
7ページをお願いします。歳出でございます。
2款事業費、1項処理施設費、1目維持管理費、14節工事請負費ですが、これは泊地区内石脇処理場内の設備であるナンバー1上積み排水装置が故障していることを役場庁舎にある警報により職員が確認、業者による点検を行ったところでございます。原因としてやはり下水道と同じく経年劣化による故障ということで、これを更新するための320万円の予算計上であります。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第108号、令和3年度湯梨浜町橋津財産区特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。6ページ、7ページを御覧いただきたいと思います。
6ページ、歳入でございますが、3款繰越金、1項繰越金、1目繰越金の2万4,000円の増額につきましては、前年度繰越金の額の確定に伴うものでございます。
続いて7ページ、歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、2目財政調整基金積立金27万3,000円の減額につきましては、歳出と歳入の調整のために減額するものでございます。
2款財産費、1項財産管理費、1目財産管理費29万7,000円の増額につきましては、財産区有地内の樹木の剪定費用を追加するものでございます。
続きまして、議案第109号、令和3年度湯梨浜町東郷財産区特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。6ページ、7ページを御覧いただきたいと思います。
6ページ、歳入でございますが、2款繰入金、1項基金繰入金、1目財政調整基金繰入金の39万6,000円の増額でございます。これにつきましては、歳入と歳出の調整のため増額するものでございます。
2目公有林野整備基金繰入金418万円の増額につきましては、歳出側に計上しております財産区有地の山林の土砂崩れに伴います災害復旧の負担金の財源とするものでございます。
続いて7ページ、歳出でございます。
2款財産費、1項財産管理費、1目財産管理費457万6,000円の増額につきましては、右側の説明欄がその内訳となっておりますけども、財産管理経常経費39万6,000円につきましては東郷財産区有地内の危険木伐採費用でございます。またその下、財産管理臨時経費418万円につきましては、財産区所有の山林の土砂崩れに伴います災害復旧のための負担金でございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて水明荘支配人。
○水明荘支配人(小椋 誠君) それでは、議案第110号、令和3年度
湯梨浜町国民宿舎事業特別会計補正予算(第4号)について補足説明を申し上げます。
先ほどの町長よりの提案理由説明にもございましたように、このたびの補正につきましては依然として感染拡大の収まりが見えない新型コロナウイルスの感染症により本年度の経営業務に多大な影響、支障が出ていることから、本年度の業務の予定量及び収益的収入・支出の予定額の減数、減額を計上いたし、それらの減額分に関わる公営企業特別減収対策企業債、また営業外収益として国からの特例措置の確定に伴う雇用調整助成金を計上をお願いするものであります。
補正予算書の1ページを御覧願います。予算第2条に定めた業務の予定量、第2条、(1)宿泊者数、1日平均、当初の27人から5人を減とし22人に、年間宿泊予定人員、当初の9,700人から1,710人を減とし7,990人に、(2)休憩者数、1日平均、当初の57人から30人を減とし27人に、年間休憩予定人員、当初の2万710人から1万750人を減とし9,960人に、各それぞれ予定に定めた業務の予定量を補正いたすものでございます。
次に、予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額、第3条、収入。第1款、第1項営業収益を5,861万9,000円減額し1億5,488万1,000円に、第2項営業外収益を648万4,000円増額し1,535万円といたし、事業収益の総額を1億7,023万1,000円に。
支出、第1款、第1項営業費用を2,402万1,000円減額し2億2,027万6,000円に、第2項営業外費用を271万2,000円減額し821万5,000円といたし、事業費用の総額を2億2,899万1,000円としようとするものでございます。
なお、収益的収入が収益的支出に対して不足する額5,876万円は特別減収対策企業債6,000万円で補填することといたしております。
めくっていただきまして、2ページをお願いをいたします。第4条、一時借入金の補正につきましては、今後の営業、運営に支障が起きる際に備え、一時借入金の借入最高額に2,000万円を追加いたし、一時借入金の借入最高額を6,000万円とするものでございます。
企業債、第5条につきましては、先ほど申し上げましたが
新型コロナウイルス感染症により経営、運営に多大な影響が出ており、また今後も影響が継続するおそれがあることから、コロナ禍以前の収益またそれ以上の収益が早々には見込めない状況が想定されることにより運営に支障が出るため、特別減収対策企業債を借り入れることといたしたものでございます。
また、これらの企業債につきましての起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還方法につきましてもお示しをしております。
予算書3ページには補正予算書実施計画書、4ページのほうにはキャッシュフロー計算書、5ページ、6ページには予定貸借対照表、そして7ページ、8ページには収益費用明細書を上げておりますので御覧をいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第103号から議案第110号までの提案理由の説明を終わります。
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◎日程第30 議案第111号
○議長(浜中 武仁君) 日程第30、議案第111号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第111号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。
このたびの条例制定は、過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、令和3年法律第19号が令和3年4月1日に施行され、同法第8条第1項に規定する町が定める過疎地域持続的発展市町村計画、以下、持続的発展計画とします、に記載された産業振興促進区域内において、持続的発展計画で振興すべき業種として定められた製造業、情報サービス業等、農林水産物等販売業または旅館業の用に供する設備の取得等をした者について、その事業に係る機械や装置その事業に係る建物などに対する固定資産税の課税免除について必要な事項を定め、もって産業基盤の強化を図り、人口の減少を防止することを目的として条例の制定を行うものでございます。
以上、地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。
町民課長。
○町民課長(尾坂 英二君) それでは、議案第111号、湯梨浜町過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の制定についての補足説明をさせていただきます。
それでは、議案の条例を御覧ください。
第1条として目的が記載してあります。過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法(令和3年法律第19号)が令和3年4月1日に施行された関係で、同法第8条第1項に規定する計画であって、町の持続的発展市町村計画、新過疎計画ですけども、こちらのほうに規定された過疎地域である泊地域の産業基盤の強化を図り、人口の減少を防止することを目的として規定しております。
第2条は課税免除について規定しております。令和3年4月1日から令和6年3月31日の間に持続的発展計画に記載された産業振興促進区域内において振興すべき業種、製造業、情報サービス業等、農林水産物等販売業または旅館業が取得したその事業に係る機械及び装置もしくはその事業に係る建物またはその敷地にある土地に対する固定資産税について、令和4年度課税分から3年間その課税を免除するとしております。
なお、取得価格要件としては原則500万円としておりますけども、業種によっては資本金の規模によって取得価格要件が異なり、製造業または旅館業については資本金が5,000万円を超え1億円以下の法人は1,000万円とし、資本金が1億を超える法人にあっては2,000万円とするとしております。
第3条では課税免除の届出等について規定しており、届出書の記載内容等を規定しております。
第4条では虚偽の届出書に対する措置について、第5条では委任について規定しております。
なお、附則としてこの条例は公布の日から施行するとしております。
以上で説明を終わります。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第111号の提案理由の説明を終わります。
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◎日程第31 議案第112号 及び 日程第32 議案第113号
○議長(浜中 武仁君) 日程第31、議案第112号、
湯梨浜町個人情報保護条例等の一部を改正する条例について及び日程第32、議案第113号、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例についての2議案を一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第112号、
湯梨浜町個人情報保護条例等の一部を改正する条例について及び議案第113号、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例についての2議案を一括して提案理由を申し上げます。
初めに、議案第112号、
湯梨浜町個人情報保護条例等の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
このたびの提案は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律、令和3年法律第37号、以下、デジタル社会形成整備法といいます、が令和3年5月19日に公布され、同法第50条及び同法附則第2条の規定により、政令で定める日に行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律及び独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律が廃止され個人情報の保護に関する法律に一本化されるのに伴い、本町個人情報保護条例において所要の改正を行うとともに、デジタル社会形成整備法第55条の規定が同年9月1日に施行されたことにより、行政手続における特定個人を識別するための番号の利用等に関する法律第19条の規定が改正され、本町の個人情報保護条例と個人番号の利用等に関する条例において所要の改正を行うものでございます。
続きまして、議案第113号、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
このたびの改正は、令和3年9月1日の行政手続による特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、平成25年法律第27号の一部改正により、マイナンバーカードの発行は地方公共団体情報システム機構、J-LIS(ジェイリス)と言うんですか、J-LISですけども、が発行するものと明文化され、カードの再交付手数料の徴収事務を同機構が市区町村長に委託することを可能とする改正が行われたことに伴い、本町の手数料条例の一部を改正しようとするものでございます。
いずれも地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第112号、
湯梨浜町個人情報保護条例等の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。
議案書を1枚めくっていただきまして、1ページ目でございます。第1条としまして、湯梨浜町個人情報保護条例の一部改正でございます。表中の左側の欄に改正後、右側の欄に改正前の条文を表記しておりまして、下線を引いた部分を改正するものでございます。
改正前の欄の下線を引いた部分「行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第58条。以下「行政機関個人情報保護法」という。)第2条第3項」を改正後の欄の下線を引いた部分「個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号。以下「個人情報保護法」という。)第2条第2項」に改正する。この理由につきましては、本年5月19日に公布されたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律、以下、デジタル社会形成整備法といいます。このデジタル社会形成整備法第50条及び同法附則第2条の規定によりまして、行政機関個人情報保護法と独立行政法人等個人情報保護法が廃止され個人情報法保護法に一本化されることになったことから、行政機関個人情報保護法を根拠としている条文を個人情報保護法を根拠とする条文に改正するものでございます。
なお、行政機関個人情報保護法第2条第3項と個人情報保護第2条第2項は同じ条文でございます。
続きまして、議案書を1枚めくっていただきまして2ページでございます。
まず、5行目の右側の改正前の欄の下線を引いた部分「行政機関個人情報保護法第2条第4項」を左側の改正後の欄の下線を引いた部分「個人情報保護法第2条第3項」に改正する理由につきましては先ほどと同様でございますが、行政機関個人情報保護法が廃止されて個人情報保護法に一本化され、またそれぞれの条文が同じ条文ということによるものでございます。
続いてその下、改正前の欄の下線を引いた部分「総務大臣」を改正後の欄の下線を引いた部分「内閣総理大臣」に改正する理由につきましては、本年5月19日に公布され同年9月1日に施行されたデジタル庁設置法附則第41条の規定により、番号法第31条第1項の規定が改正されたことによるものでございます。
続いて、その次の改正前の欄の下線を引いた部分「第19条第7号」とその次の「同条第8号」を改正後の欄の下線を引いた部分「第19条第8号」「同条第9号」にそれぞれ改正する理由につきましては、デジタル社会形成整備法第55条の規定が本年9月1日に施行され、番号法第19条に新たな第4号が追加され、それ以降の号数が繰り下がったことによるものでございます。
続きまして、第2条、湯梨浜町個人番号の利用等に関する条例の一部改正でございます。
3ページを御覧ください。右側の改正前の欄の第1条及び第5条の下線を引いた部分、それぞれ「第19条第10号」を左側の改正後の欄のそれぞれ下線を引いた部分「第19条第11号」に改正する理由につきましては、先ほどと同様、番号法第19条に新たな4号が追加され、それ以降の号数が繰り下がったことによるものでございます。
なお、附則としましてこの条例は公布の日から施行する。ただし、第1条中、湯梨浜町個人情報保護条例第2条の改正規定は、デジタル社会形成整備法第50条の規定の施行の日から施行するというふうにしております。このただし書につきましては、デジタル社会形成整備法第50条の規定の施行日が同法の公布日、これつまり本年5月19日ですけども、そこから起算して1年を超えない範囲において政令で定める日というふうに規定されていることによるものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて町民課長。
○町民課長(尾坂 英二君) それでは、議案第113号、湯梨浜町手数料条例の一部を改正する条例についての補足説明をさせていただきます。
議案の条例を御覧ください。先ほど町長が申されたとおり、令和3年9月1日に行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、平成25年法律第27号の一部改正により、マイナンバーカードは地方公共団体情報システム機構、通称J-LISと言っておりますけども、こちらのほうが発行するものと明文化がされ施行されることとなりました。これはあくまでカード作成、カード発行のみの業務のことについてでございます。これに伴って、マイナンバーカードの再発行に係る手数料の徴収事務にあっては同機構から市町村長に委託することが可能となりました。これにより、従来町の裁量として処理していた再交付手数料を歳計外現金として徴収し、年度内に委託先であるJ-LISに納入するという処理方法になりました。このため、今回の条例改正は湯梨浜町手数料条例第2条関係にある別表第1(その1)中の太線の部分ですけども、手数料を徴収する事項及び金額部分の個人番号カードの再交付に係る部分の記載及び金額「1枚につき800円」の記載を削除するものでございます。
なお、新規のマイナンバーカードの発行については無料ですので、このような手数料の授受は発生しておりません。よって、手数料条例に新規発行に係る記載はありません。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、令和3年9月1日から適用するとしております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第112号及び議案第113号の提案理由の説明を終わります。
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◎日程第33 議案第114号
○議長(浜中 武仁君) 日程第33、議案第114号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の策定についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第114号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の策定について提案理由を申し上げます。
本計画は、令和3年3月31日で期限を迎えた過疎地域自立促進特別法に代わって新たに過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、令和3年法律第19号が同年3月31日に公布され4月1日から施行になったことに伴い、新法においても引き続き過疎地域の指定を受けることとなった泊地域において、減少している地域人口、少子高齢化の進行に対して正面から向き合い、地域の様々な資源や特性を生かしながら地域の持続的発展を図るため令和3年度から令和7年度までの施策を定めましたので、同法第8条第1項の規定により本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、議案第114号、湯梨浜町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域持続的発展計画の策定について補足説明をさせていただきます。
このたびの
過疎地域持続的発展計画につきましては、12本の柱で構成しております。
1本目の柱は基本的な事項でございます。地域の持続的発展の基本方針など以前の計画でも定めていた事項に加え、このたび新たに数値化した基本目標であるとか計画の達成状況の評価に関する事項を定めるものでございます。
2本目の柱は、移住・定住・地域間交流の促進、人材育成でございます。移住定住関連施策の充実を図るとともに、地域を支える新たな担い手の確保・育成を推進してまいりたいと思っております。
3本目の柱は産業の振興でございます。農業、林業、水産業、商工観光等の連携による総合的な振興を図るとともに新たに産業振興促進事項を定め、過疎地域における固定資産税の課税免除を行い、産業基盤の強化等を図るとしております。
4本目の柱は地域における情報化でございます。情報通信関連システムの適切な維持、整備などを行うとともに、情報格差の是正を図るとしております。
5本目の柱は、交通施設の整備、交通手段の確保でございます。町道等交通施設の維持、整備を図るとともに、路線バスの維持、確保など交通手段の確保に取り組むとしております。
6本目の柱は生活環境の整備でございます。快適で安全な生活環境の整備を図ることとし、上下水道環境の整備、ごみの減量化等の環境対策、防災対策の整備等に取り組むとしております。
7本目の柱は、子育て環境の確保、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進でございます。子育て環境の整備や支援の充実、また高齢者や障がい者の在宅福祉と生きがい対策の充実を基本とした施策の推進を図るとしております。
8本目の柱は医療の確保でございます。住民の健康づくり、健康管理、健康増進を図るため各種検診事業や保健予防活動を行うとともに健康寿命の延伸等を図るため、健康ポイント事業等の各種事業に取り組むとしております。
9本目の柱は教育の振興でございます。学校教育環境の充実に努めるとともに、ふるさと教育の推進等を図ってまいります。また、各種社会教育施設の整備を図るとともに、生涯学習活動の推進を図るとしております。
10本目の柱は集落の整備でございます。集落の活性化を図り住みやすい地域づくりを推進するため、自主的な集落づくり活動の支援を行うとともに、空き家対策の推進を図るとしております。
11本目の柱は地域文化の振興等でございます。文化財等の環境整備や地域の伝統文化の保護を行うとともに、文化芸術活動への支援を行うとしております。
最後、12本目の柱は再生可能エネルギーの利用の促進でございます。太陽光発電による自然エネルギーの有効活用を図るなど、再生可能エネルギーの普及促進を行うとしております。
以上、12本の柱を基本としまして計画を進めてまいりたいというものでございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で議案第114号の提案理由の説明を終わります。
なお、議案第86号から議案第114号までの審議は24日に行います。
ここで暫時休憩します。
午後2時40分休憩
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午後2時57分再開
○議長(浜中 武仁君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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◎日程第34 議案第115号
○議長(浜中 武仁君) 日程第34、議案第115号、工事請負契約の変更について(
湯梨浜町役場泊支所耐震補強等建築工事)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 議案第115号、工事請負契約の変更について提案理由を申し上げます。
今回提案いたします工事請負契約の変更は、令和3年2月19日の2月議会臨時会で御議決を賜りました
湯梨浜町役場泊支所耐震補強等建築工事について、玄関のスロープ部分の施工内容を変更したことなどに伴う増額変更でございます。
令和3年8月18日に既定の工事請負業者と仮変更契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び湯梨浜町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、本議会の議決を求めるものでございます。
詳細につきましては担当課長が御説明いたしますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願いいたします。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
町民課長。
○町民課長(尾坂 英二君) それでは、議案第115号、工事請負契約の変更について(
湯梨浜町役場泊支所耐震補強等建築工事)の補足説明をさせていただきます。
議案を御覧ください。議案の中には記載はしておりませんけども、工事の変更内容等を説明させていただきます。
新設スロープと既存スロープの接続、その接続部分等に手すりを新設、2階多目的トイレの衛生器具の配置変更等による増額分として77万円。1階執務室の天井の撤去、復旧に替えて天井点検口の新設したことによる減額約16万円。2階既存スラブ筋切断面の補強による増額約11万円。交通規制を極力抑えた工夫による交通誘導員の減員、当初100名を予定しておりましたけども、半数以下の46名という形でこれによる減額約72万円などでございます。
契約の目的につきましては、
湯梨浜町役場泊支所耐震補強等建築工事でございます。
契約の金額は変更前が8,635万円、変更後が8,644万6,800円で、9万6,800円の増額をするものでございます。
契約の相手方は既定の工事請負業者であります鳥取県倉吉市上井265番地5、有限会社向井組代表取締役、向井康英でございます。
なお、参考資料といたしまして次のページに契約の変更に係る仮契約書の写しを添付しております。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、議案第115号は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第35 報告第15号 及び 日程第36 報告第16号
○議長(浜中 武仁君) 日程第35、報告第15号、令和2年度
湯梨浜町健全化判断比率の報告について及び日程第36、報告第16号、令和2年度湯梨浜町資金不足比率の報告についての2件を一括議題といたします。
報告を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 報告第15号、令和2年度
湯梨浜町健全化判断比率の報告について及び報告第16号、令和2年度湯梨浜町資金不足比率の報告について一括して御報告申し上げます。
これは地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、監査委員の意見を付して本議会に報告するものでございます。
令和2年度
湯梨浜町健全化判断比率につきまして、実質赤字比率は実質収支額が黒字でしたので比率算定対象外でございました。連結実質赤字比率も、連結実質収支額が黒字でしたので比率算定対象外です。実質公債費比率は9.0%、将来負担比率は16.9%で、財政の健全度を判断する4つの指標についていずれも早期健全化基準以下でございました。
次に、令和2年度湯梨浜町資金不足比率につきまして、水道事業会計から温泉事業特別会計までの算定対象5会計全てにおきまして資金不足が生じていないため、比率算定対象外でございました。5会計全て経営健全化基準以下でございます。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 続いて、報告第15号及び報告第16号に対する監査委員の意見を求めます。
金涌代表監査委員。
○代表監査委員(金涌 孝則君) この黄色い表紙を御準備いただきたいと思います。
先ほど町長が報告されました報告事項15、16につきまして、財政健全化の審査を光井委員と行いました。その結果を御報告いたします。
はぐっていただきまして審査意見の根拠でございますけど、先ほど町長が説明されたとおり関係書類を審査したので、その結果について次のとおり意見を付するということになっております。
2ページを御覧いただきたいと思います。審査は令和3年8月18日に行いまして、総合意見としまして審査に付された下記健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められると。
記としまして、そこに2年度の健全化判断比率を記載しております。その右側のほうの早期健全化基準、この基準を超えると早期健全化団体、いわゆるイエローカードとなりますし、さらに財政が悪化すると財政再生団体となっていわゆるレッドカードになるということでございまして、4項目とも早期健全化基準をクリアしております。
個別意見でございます。実質赤字比率につきましては、実質収支が黒字となっておりますので比率算定外で良好でございます。
連結実質赤字比率、これは普通会計だけでなくて国民健康保険特会とか介護保険特会を含めたところでございますけど、合計実質収支は黒字となっており比率算定外で良好でございます。
実質公債費比率につきましては、前年度より2.4ポイント下がって9.0%となっております。これについても早期健全化基準の25.0%を下回っております。主な減少要因としましては、算定の分母となる標準財政規模が普通交付税の増加があり、一方、分子となる実質的な公債費の額が繰上償還等により減となったことによります。また、3か年平均で算出されるんですが、比率の高かった平成29年度13.2%に代わって比率の低い令和2年度6.0%が算定対象に入ったことによるものでございます。
将来負担比率につきまして、令和2年度の将来負担比率は16.9%で前年度より11ポイント下がっております。主な減少要因は、地方債残高は増額となりましたが公営企業債等繰入れ見込額が減額となったこと等により将来負担額の減、並びに基準財政需要額算入見込額の増により充当可能財源の増加によるものでございます。
3として、特に指摘すべき事項はございませんでした。
次ページをお願いいたします。次ページにつきましては公営企業の財政健全化の指標でございまして、資金不足がどうかというところを主眼に書類等を見させていただきました。対象は水道事業会計ほか記載の4特別会計でございます。
審査の期日でございます。令和3年8月18日でございます。
総合意見としまして、審査に付された下記資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められます。
表の中で令和2年度資金不足比率で横棒が書いてありますけど、各会計とも資金不足がゼロないし剰余、黒字だったために比率計算算定外であります。
特に指摘すべき事項はございませんでした。以上です。
○議長(浜中 武仁君) これより報告第15号、令和2年度
湯梨浜町健全化判断比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
続いて、報告第16号、令和2年度湯梨浜町資金不足比率の報告についての質疑を行います。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
以上で報告第15号及び報告第16号を終わります。
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◎日程第37 報告第17号
○議長(浜中 武仁君) 日程第37、報告第17号、令和2年度
湯梨浜町一般会計継続費精算報告書についてを議題といたします。
報告を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 報告第17号、令和2年度
湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について、地方自治法施行令第145条第2項の規定により精算報告書を調製いたしましたので、これを報告いたします。
事業名は情報通信基盤整備事業で、平成30年度から令和2年度までの3年間で整備を行ったものでございます。
詳細につきましては、担当課長が御説明を申し上げます。
○議長(浜中 武仁君) 担当課長の補足説明を求めます。
企画課長。
○企画課長(上井 明彦君) それでは、報告第17号、令和2年度
湯梨浜町一般会計継続費精算報告書について補足説明をさせていただきます。
1枚めくっていただきまして精算報告書でございますが、表の真ん中の実績欄で説明をさせていただきます。
最終年度の令和2年度と3年間トータル事業の説明をさせていただきます。
最終年度、令和2年度につきましては、支出済額が4億2,834万3,011円でございます。財源の内訳としましては、特定財源として地方債4億680万円、一般財源が2,154万3,011円でございました。3年間のトータル実績としましては、総事業費支出済額が7億1,402万4,611円でございます。財源内訳としましては、特定財源として地方債が合併特例事業債、過疎対策事業債を合わせまして6億8,400万円、一般財源は3,002万4,611円でございました。以上でございます。
○議長(浜中 武仁君) 以上で報告第17号を終わります。
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◎日程第38 諮問第1号
○議長(浜中 武仁君) 日程第38、諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(宮脇 正道君) 諮問第1号、湯梨浜町人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて提案理由を申し上げます。
現在、本町では7名の人権擁護委員が法務大臣より委嘱され基本的人権の擁護活動に携わっていただいておりますが、そのうち2名の方の任期が令和3年12月末日をもって満了となりますことから、その後任として次の方を推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により本議会の意見を求めるものでございます。
推薦候補者の敬称は略させていただきます。住所、湯梨浜町大字別所、千熊一郎、再任です。同じく住所、湯梨浜町大字門田、氏名、前田昭夫、再任でございます。以上です。
○議長(浜中 武仁君) 説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結します。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 討論がないようですから、討論を終結します。
これより採決します。
本案は、適任であるとの意見を付したいと思いますが、これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、諮問第1号は、適任であるとの意見を付すことに決定いたしました。
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○議長(浜中 武仁君) お諮りいたします。11日及び12日は会議規則第10条第1項の規定により、休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(浜中 武仁君) 異議なしと認めます。よって、11日及び12日は休会とすることに決定しました。
以上で本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
なお、13日の本会議は午前9時から会議を開きますので、定刻までに出席してください。お疲れさまでした。
午後3時16分散会
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