徳島市議会 2020-03-11 令和 2年第 1回定例会−03月11日-04号
徳島市では、大規模災害時においても水道施設の被害を最小限にとどめ、管路による給水機能の確保、効果的な応急給水及び早期復旧が可能な管路網を構築するため、吉野川をまたいでループ状に管路を整備する耐震管ループ、主要な配水場を耐水・耐震管で相互に連携を行う配水場バックアップ管路及び重要給水施設への配水管の耐震化を進めるとともに、老朽化した管路の耐震化に取り組んでおります。
徳島市では、大規模災害時においても水道施設の被害を最小限にとどめ、管路による給水機能の確保、効果的な応急給水及び早期復旧が可能な管路網を構築するため、吉野川をまたいでループ状に管路を整備する耐震管ループ、主要な配水場を耐水・耐震管で相互に連携を行う配水場バックアップ管路及び重要給水施設への配水管の耐震化を進めるとともに、老朽化した管路の耐震化に取り組んでおります。
本市では、平成20年度に水道ビジョン、平成21年度には徳島市水道施設耐震化計画を策定し、市内中心部を環状に結ぶ耐震管ループ、また応急給水の拠点となる配水場を相互に結ぶ配水場バックアップ管路、またこれらの幹線管路と災害時に優先度の高い医療機関や避難場所等を耐震管で結ぶ重要給水施設配水管等の耐震化工事を優先的に進めており、この3施策における平成27年度末の進捗率は82%となっております。
具体的な施策といたしましては、吉野川を挟み、市内中心部につながる延長約16キロメートルの幹線配水管である耐震管ループの整備を行い、災害時に第十浄水場から耐震化された送水管路を通じて市内中心部の西の丸配水場へ送水を可能とします。また、耐震管ループと佐古配水場、法花谷配水場など応急給水拠点となる本市の主要な配水場を結ぶ管路約30キロメートルを、配水場バックアップ管路として耐震化整備を進めております。
また、全線耐震管で布設を進めております応神系送水管を活用し、応神地区、川内地区さらには旧市内へ結ぶ耐震管ループを構築することで、震災時の応急給水の水量確保と迅速な復旧に結びつけることが可能となります。