鳴門市議会 2020-11-18 11月25日-01号
次に、委員からは、福永家住宅の利用状況について質疑があり、理事者からは、令和元年度は一般公開で110人、それ以外の見学で250人の利用があり、合計で360人となっており、令和2年度はコロナ禍により一般公開は中止となったが、それ以外の見学で20人程度が利用したとの説明がありました。
次に、委員からは、福永家住宅の利用状況について質疑があり、理事者からは、令和元年度は一般公開で110人、それ以外の見学で250人の利用があり、合計で360人となっており、令和2年度はコロナ禍により一般公開は中止となったが、それ以外の見学で20人程度が利用したとの説明がありました。
次に、委員からは、福永家住宅の板塀修繕の内容について質疑があり、理事者からは、敷地内の母屋の庭と作業スペースを区切るためのもので、老朽化による破損があり、危険な状態となっているため、修繕するものであるとの説明がありました。 委員会では、採決の結果、議案第56号から議案第58号までの議案3件については、いずれも全会一致で原案のとおり可決すべきと決しました。 以上が、当委員会の審査概要であります。
現在、教育委員会では、本市が所有者または管理団体となっております福永家住宅、鳴門板野古墳群の計画策定を進めているところであり、昨年国史跡に指定された板東俘虜収容所跡についても本年度より計画策定に着手することとしております。
本年6月10日の福永家住宅一般公開では、模擬塩田での浜作業体験コーナーを初めて設けるなど、鳴門の経済を支えた塩づくりの現場を体感できる取り組みなどを実施いたしました。
さきに述べた2つの大きな観光資源のブランド化のための推進協議会があるように、ウチノ海周辺には鳴門スカイラインを初め、島田島の中にもまたウチノ海総合公園や国指定の重要文化財福永家住宅などもあり、ウチノ海を活用した体験観光コースの設定もたくさん考えられますが、それら観光資源を整備する協議会のようなものを市が中心となって立ち上げられないものか提案するものであります。
こうした歴史の貴重な資料が三木文庫には収蔵されており、本市にも、国指定重要文化財の福永家住宅がございます。福永家住宅は、江戸時代に建築された製塩家の民家で、入浜式塩田と製塩作業場・住居が一体となって残る製塩施設としては全国唯一の施設であり、当時の伝統的な製塩業の姿を今に伝える本市が誇るべき貴重な文化財でございます。
〔教育長 安田 修君登壇〕 ◎教育長(安田修君) 福永家住宅の塩づくりの再生についての御質問をいただいております。 国指定重要文化財福永家住宅は、江戸時代に建築された製塩と居住に関する建造物群や宅地及び塩田が一体となったものとして国内で唯一残る施設であり、かつて我が国で広く行われていた伝統的な製塩業の姿を今に伝える本市の貴重な文化遺産でございます。
また、文化財保護に関する普及啓発活動についてですが、福永家住宅や大代古墳においては、これまでも既に地域住民の皆さんの御協力によりイベントなどが開催され、たくさんの方が訪れるなど、熱心な啓発活動が行われているようですが、一方で宝幢寺古墳、天河別神社古墳群などでは、十分な啓発活動が行われているとは言えません。
次に、生涯学習人権課、体育振興室及び図書館に関する予算については、文化財保護関係費の福永家住宅保存活用検討委員会について質疑がありました。理事者からは、検討委員会の委員から入浜式塩田の復元についての意見があり、今後も復元に向けて検討委員会で協議していきたいとの説明を受けました。
〔教育長 安田 修君登壇〕 ◎教育長(安田修君) 福永家住宅の今後の活用についての御質問でございますが、福永家住宅は江戸時代に建築された製塩と居住に関する建造物群や宅地及び塩田が一体となったものとしては国内で唯一を誇る施設であり、かつて我が国で広く行われていた伝統的な製塩業の姿を今に伝える貴重な文化遺産として国の重要文化財の指定を受けております。
次に、鳴門の渦潮の日本遺産の申請について答弁をいただき、福永家住宅の取り扱いについても答弁をいただきました。 そこで、改めて福永家住宅の保存・活用について今後の方針をお伺いいたします。 福永家の保存・活用については、これまでも検討委員会を設置して議論されてきたようでありますが、今回の鳴門の渦潮の日本遺産登録申請によって、国の重要文化財として再認識されることになり、大変喜ばしいことであります。
〔教育長 安田 修君登壇〕 ◎教育長(安田修君) 福永家住宅について幾つかの御質問をいただいております。 まず、福永家住宅にどれだけの方々が訪れているのかとの御質問でございますが、平成20年に所有者から生産施設の建物を御寄附いただきましたことから、その後施設整備などの準備を行い、平成22年度より一般公開を実施しております。
具体的に申し上げますと、まず歴史文化施設周辺の環境美化についてでございますが、ドイツ村公園や福永家住宅などの施設では、地元ボランティア団体に市担当課より委託し、除草や清掃作業を行っていただくことにより美化が保たれているところでございます。
本市として考えられるところとしては、世界遺産を目指すものについて、日本遺産と位置づける段階として、大鳴門海峡の渦潮、小鳴門海峡の激流、江戸時代の製塩施設を今にとどめる福永家住宅、周辺施設としての大塚国際美術館、波乗りのメッカとなりつつある大毛海岸など、またドイツ館を含めたドイツ村公園、賀川豊彦記念館、ベートーヴェンの第九交響曲アジア初演の地として30年以上にわたる公演、さらに周辺施設として歴史的建造物
また、「福永家住宅」等環境整備事業に関連し、年間の来場者数について質疑がありました。理事者からは、見学の依頼には生涯学習人権課の担当職員や観光ボランティアガイドの方が対応しており、受け入れ人数はさまざまだが、学校単位であれば1回につき30人程度、今年度は7月6日に一般公開を実施し、約450人が訪れたとの説明を受けました。
福永家住宅のように複数の建築物から構成されている文化財は、周辺環境も含めた全体的な保全が必要であり、隣接する塩業資料館用地もその保全区域に含まれる。今後は福永家住宅保存活用計画を策定し、その中で塩田の復元整備や用地の活用も検討したいと考えているとの説明を受けました。 委員からは、福永家住宅の保存整備計画を立てる中で、できるだけ早く用地の位置づけも考えるよう要望がありました。
次に、生涯学習人権課、体育振興室及び図書館に関する予算については、福永家住宅について、担当である生涯学習人権課、公園緑地課及び観光振興課の3課がもっと連携を強化すべきではとの意見がありました。 理事者からは、市の文化的財産としての管理だけでなく、にぎわい創出のための観光資源としての活用を考える上で、関連部署ごとに相互に連携をとりながら取り組みを進めていくとの説明を受けました。
明後日の7月15日日曜日には、国指定の重要文化財である福永家住宅が一般公開されます。当日は鳴門観光ボランティアガイド会の皆様による案内のほか、塩の重さをはかる体験、鳴ちゅるうどんのお接待などが行われます。多くの皆様に御参加いただき、楽しみながら鳴門の歴史文化に触れていただきたいと考えております。
また、JRを利用される観光客への対応といたしましては、なると観光ボランティアガイドにより、鳴門駅と板東駅を起点として撫養街道や福永家住宅、ドイツ館など主要な観光施設を回る3つのコースが設定され、多くの方に御利用をいただいております。
最後に、教育行政について、福永家住宅の保存・活用についてをお伺いいたします。 これも新聞記事で、先般の4月29日付の新聞でこのように大きく報じられております。鳴門市は近く鳴門町高島にある国指定重要文化財の製塩屋敷福永家住宅の母屋など居住部分の建物4棟を米国在住の所有者から譲り受ける旨の記事が出ておりました。