石井町議会 > 2017-09-06 >
09月06日-01号
09月06日-01号

  • "実質赤字比率"(/)
ツイート シェア
  1. 石井町議会 2017-09-06
    09月06日-01号


    取得元: 石井町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-21
    平成29年 9月定例会       平成29年9月石井町議会定例会会議録(第1号) 1. 招集年月日  平成29年9月6日(水曜日) 2. 招集場所   石井町役場議場 3. 開会     9月6日午前10時00分宣告 4. 応招議員      1  番     谷    雅 史      2  番     平 野  忠 義      3  番     青 木  雅 文      4  番     大 西  隆 夫      5  番     永 岡  栄 治      6  番     仁 木    孝      7  番     谷 脇  孝 子      8  番     井 上  裕 久      9  番     後 藤  忠 雄     10  番     有 持  益 生     11  番     山 根  由美子     12  番     川 端  義 明     13  番     梶 野  利 男     14  番     久 米    毅 5. 不応招議員   な    し 6. 出席議員   出席議員応招議員と同じである。 7. 欠席議員   な    し 8. 地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   町長             小  林  智  仁   参事             阿  部  龍  裕   総務課長           木  下  貴  雄   財政課長           伊  延  徹  哉   税務課長           田  中  憲  博   住民課長           三  河  和  彦   福祉生活課長         木  村  勇  人   長寿社会課長         太  田  勝  久   総合政策課長         田  中  達  也   建設課長           東  内     徹   産業経済課長         鎌  田  克  己   防災対策課長         多  田     寛   農業委員会事務局長      岡  田  匡  範   子育て支援課長        桃  井     淳   環境保全課長         内  藤  泰  典   水道課長           中  村     淳   教育長            武  知  光  子   教育次長           以  西  誠  司   社会教育課長         片  岡  秀  文   監査委員           福  本     慶 9. 職務のため会議に出席した者の職氏名   議会事務局長         黒  川     浩   主事             有  井  千  紘10. 会議録署名議員     10  番     有 持  益 生     11  番     山 根  由美子11. 議事日程   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定について   日程第3 諸般の報告   日程第4 議案第53号 平成28年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について        議案第54号 平成28年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第55号 平成28年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第56号 平成28年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第57号 平成28年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第58号 平成28年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について        議案第59号 平成28年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について        議案第60号 石井町子どもはぐくみ医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について        議案第61号 石井町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について        議案第62号 石井町小集落地区改良住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について        議案第63号 平成29年度石井町一般会計補正予算(第2号)        議案第64号 平成29年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議案第65号 平成29年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)        議案説明            午前10時00分 開会 ○議長(川端義明君) ただいまの出席議員は14名であります。定足数に達していますので、平成29年第3回石井町議会定例会を開会いたします。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(川端義明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により10番有持益生君、11番山根由美子君、以上の両君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定について ○議長(川端義明君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は、本日が議案説明、9月7日から10日を休会、9月11日を一般質問、9月12日から13日を休会、9月14日を一般質問、9月15日を議案審議とし、会期は本日から9月15日までの10日間と決定することにご異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川端義明君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月15日までの10日間と決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 諸般の報告 ○議長(川端義明君) 日程第3、諸般の報告を行います。 会議規則第127条の規定により、議員派遣を決定したもの及びその結果報告については写しをお手元に配付いたしてありますのでご覧願います。 次に、町長より報告第2号平成28年度決算に基づく健全化判断比率の報告について及び報告第3号平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告についてが報告されておりますのでご覧願います。 次に、石井町教育委員会の点検評価の結果報告書が提出されております。お手元に配付してありますのでご覧願います。 次に、監査委員より例月出納検査の報告が参っております。写しをお手元に配付してありますのでご覧願います。 これで諸般の報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議案第53号 平成28年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第54号 平成28年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第55号 平成28年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第56号 平成28年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第57号 平成28年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第58号 平成28年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第59号 平成28年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定について      議案第60号 石井町子どもはぐくみ医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例について      議案第61号 石井町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について      議案第62号 石井町小集落地区改良住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について      議案第63号 平成29年度石井町一般会計補正予算(第2号)      議案第64号 平成29年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)      議案第65号 平成29年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(川端義明君) 日程第4、議案第53号平成28年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてより議案第65号平成29年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてに至る13件を一括議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。小林町長。 ◎町長(小林智仁君) 皆さんおはようございます。 本日、平成29年第3回定例町議会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましてはご参集いただき、まことにありがとうございます。 本定例会に提案いたしました議案は、議案第53号平成28年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてより議案第65号平成29年度石井町介護保険特別会計補正予算までの13議案であります。議案の説明を申し上げる前に町政の概要についてご報告申し上げ、議員各位をはじめ、町民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。 まずはじめに、石井町まち・ひと・しごと創生推進会議についてでございます。去る7月26日に、第6回目となる石井町まち・ひと・しごと創生推進会議を開催いたしました。会議では、石井町の地方創生を実現するための具体的な方針、数値目標及び実践する事業等を定めた石井町総合戦略の評価、検証及び見直しについて、委員の皆様から多くのご意見、ご提言を頂戴することができ、事業の追加やKPIの変更等に反映し、見直しを加えたところでございます。また、平成28年度に地方創生加速化交付金により実施いたしました、お・いしい玉手箱シティプロモーション事業地方創生推進交付金により実施しました「住みたいまち石井創生プロジェクト事業評価も同時に行っていただいたところでございます。今後の予定としましては、9月中に石井町公式ホームページに第3回見直し後の総合戦略及び地方創生交付金事業評価を公表する予定でございます。 なお、次回の推進会議の開催は平成30年2月ごろを予定しておりますので、あわせてご報告しておきます。 それでは、前回の6月議会以降に進展のあったこと並びに進めようと思っている事業等について、今申し上げました創生会議でいただいたご意見等を踏まえて、本町の総合戦略で定めた基本目標1から3に従い、体系的にご報告させていただきます。 まずは、基本目標1の子供を産み育てやすい環境と移住・定住の促進についてでございます。 石井町で妊娠、出産、子育てをされる方々がそれぞれの立場や場面に必要となるさまざまな子育て支援施策を記載した子育てハンドブックを今年度事業として作成し、子育てしやすいまちづくりの一環として配布したいと考えております。作成に当たりましては、母子保健や保育、幼児教育などの制度やサービスに関する情報をできるだけ見やすく、わかりやすい内容とすることでご覧いただく方々の子育てサポートができるような冊子となることを目指しております。この冊子をお配りすることにより、今まで分散されていた子育て支援サービス情報を一元化し、制度がより利用しやすい環境を整えることで子育て負担の軽減やお子様が健やかに成長されるサポートになればと考えているところでございますので、できる限り早期に作成できるよう努めてまいります。 続きまして、次に母子保健事業でございますが、本町ではお子様の成長発達について専門の先生に気軽に相談できる相談日を設けております。子育てをしている中で、言葉が出るのが遅い、あるいは理解力が気になるといったことやみんなと一緒に遊べない、視線が合いにくい、かんしゃくが多い、注意、集中が難しく落ちつきがないなど、気になる症状がある場合には1人で悩まず、お気軽にご相談いただければと思います。標準的な成長段階に達していないなどでお悩みの保護者の方も最近多いというふうにお聞きをしておりますが、お子様の成長には個人差がございます。専門の先生に相談し、話を聞いてもらうだけでも有意義だと思いますので、どうぞ健康増進課保健センターまでお気軽にお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。 続きまして、次は教育、保育施設整備状況についてご報告申し上げます。 現在、高川原小学校南側用地で行われております、さくら認定こども園新築移転工事でございますが、工事は順調に進行しており、間もなく新しい施設が完成する見込みとなっております。また、待機児童対策として、保育定数を80名から90名に拡大していただけることになっております。付近住民の皆様や学校、幼稚園関係者の方々には工事期間中ご迷惑をおかけしておりますが、工事完了までもうしばらくでございますので、引き続きご協力賜りますようお願い申し上げます。 続いて、社会福祉法人有誠福祉会によります、新しい私立保育園整備計画進捗状況についてご報告申し上げます。 さきの6月議会におきまして、保育園整備に必要な国庫補助金の交付が決まり次第、工事着手となる旨のご説明をさせていただいておりましたが、6月議会以降に国庫補助金の交付が決まりましたので、旧町立老人ホーム気延荘跡地におきまして、先日施設の建築工事が着手され、平成30年4月の開園を目指しております。 なお、このことに関連する町立石井保育所の今後のあり方につきましても、これまでにご説明させていただいたとおりでございます。石井保育所は昭和46年の建築で老朽化が非常に進行しておりますが、他の地区でも老朽化が著しい幼保施設の整備が急がれる中、それら全てを早期に町単独で行うことは財政的に非常に困難な状況でございます。したがいまして、有誠福祉会による新たな私立保育園が整備され、そこに石井保育所児童も入園できる体制が整った場合には、石井保育所を閉所したいと考えております。また、工事の進捗状況などの時期を見て、適時石井保育所関係者の皆様には説明会を開催し、ご理解を求めたいと思っておりますので、ご協力賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、旧高原保育所解体工事についてご説明申し上げます。 老朽化により幼保連携施設として新築移転しました高原保育所の旧施設でございますが、昨日解体工事に係る入札を執行いたしました。これから準備が整い次第、解体工事に着手いたします。工事期間中は近隣の方々にご迷惑をおかけいたしますが、安全対策を徹底いたしますので、ご協力くださいますようお願い申し上げます。 なお、遊び場としてお借りしている土地につきましては原形復旧の後、所有者の方へお返しし、残る町有地につきましては売却することも含め、今後の活用方法を検討しているところでございます。議員の皆様方からもご提言があれば、どうぞよろしくお願い申し上げます。 続いて、学童保育の状況についてご説明申し上げます。 はじめに、石井地区についてでありますが、石井地区学童保育クラブは利用希望の児童数が多い上に施設規模の都合もありまして、他の地区とは異なり、今まで夏休み期間中のみ限定した学童保育の利用ができない状況にございます。そこで、この対策といたしまして、今年の夏休み期間中におきましては石井小学校の特段のご配慮によりまして校舎内の児童会室、これを学童保育のためにお借りすることができましたので希望者を募り、試験的ではありますが、この部屋で夏休み期間限定学童保育を実施することができました。このことを踏まえまして、この後、効果等を検証し、来年度以降につきましては学童保育を1年間継続して利用するか、もしくは夏休み期間中に限定して利用するかを年度当初から利用者の方々に選択していただける体制を整えていけるよう努めてまいりたいと考えております。 続いて、高原地区学童保育についてでございますが、皆様方既にご承知のとおり、高原地区学童保育につきましては、これまで高原小学校の図工室、これをお借りしておりましたが、利用児童数の増加によりスペースが非常に狭くなりまして、また加えて高原小学校は各学年1クラスであったものが、ここ2年連続で1年生が2クラスとなったことによりまして小学校の教室数に余裕がない状況となっておりました。この対策といたしまして、名西郡農協に現状を説明し、ご協力を求めたところ、今年5月に閉鎖されました名西郡農協高原支所の事務所をお借りすることができましたので、去る7月1日よりこの施設において従前より広いスペースのもと、学童保育を実施することができております。ご配慮いただきました名西郡農協の方々をはじめ、関係者の皆様にはこの場をおかりいたしまして心より御礼を申し上げます。ありがとうございました。しかしながら、この施設を具体的にいつまで学童保育にお借りできるのかというのは、現在のところ未定となっております。これは名西郡農協のご都合が将来的にどうなっていくのかということによるためでございますが、このことを踏まえますと早目に次の対策も検討しておく必要があると考えております。そこで、次の対策と申しますのは、国、県の補助金をいただくことができるのであればという条件のもとに、高原学童保育専用施設を整備するということでございます。このことはさきの6月議会においてもご提言いただいた事案であり、また高原学童クラブ保護者会並びに高原小学校PTAからも先般書面にて専用施設整備のご要望をいただいたところでございます。これらのご要望をお聞きするとともに、児童の居場所を確保するため、現在小学校に隣接する旧高原幼稚園跡地の東側部分、ここに専用施設を建てることができないか検討するとともに、平成29年度分の国及び県補助金の交付申請に係る事前協議を同時並行をしているところでございます。 なお、仮に平成29年度分の国、県の補助金が認められた場合には、補助要件といたしまして今年度内に整備工事の請負契約を締結しておく必要がありますので、この専用施設整備工事に必要な予算案を今議会に上程させていただいております。小学校の教室数に余裕がなく、かつ専用施設も有していない高原学童保育の現状をご理解いただき、予算案をお認めいただきますようお願い申し上げます。 続きまして、次は石井幼稚園改築事業についてでございます。 石井幼稚園建設予定地井ノ元遺跡の発掘につきましては、調査対象区域1,600平米のうち西半分の調査が完了し、現在は東半分の調査に着手しております。遺跡は2面もしくは3面の生活面が存在すると予想しておりましたが、調査の結果、4面の生活面が存在することが確認されました。遺跡からは弥生時代後期から古墳時代のものと推測される土器など、多くの遺物が出土しており、当初に想定したよりも業務量が増大しておりますが、12月末の完了を目指して発掘調査を続けております。近隣住民の皆様方をはじめ、関係者の方々にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、次は英語教育についてご報告申し上げます。 平成30年度より始まります小学校3、4年生からの外国語活動、5、6年生の教科化に向けた取り組みといたしまして包括連携協定を結んでおります四国大学国際文化学科フェネリー・マーク准教授をお招きし、去る8月22日に石井小学校におきまして小学校英語教育部会研修会を実施し、今後の授業でどのようなことを配慮していけばよいのか、具体的な指導、活動方法を講義していただいたところでございます。今後におきましても、研修等を通じ教員の指導力向上にあわせ、子供たちが苦手意識を持つことなく英語に親しみ、活用できるような環境づくり関係機関等のお力もおかりしながら整えてまいりたいと考えております。 なお、今年度より福島ブリティッシュヒルズ研修にかわり、中学1年生全員を対象として行う予定となっておりました大阪イングリッシュビレッジ研修でございますが、予定しておりました8月7日に台風5号が襲来し延期となっております。現在、新たな日程について調整し、調整でき次第行いたいと考えております。 続きまして、次は子ども議会でございます。 去る8月23日に、この議場におきまして小・中学生8名が議員となり、公共施設の整備や住環境についてなど、生活に身近な問題や空き家を活用した小さな図書館などのアイデアを多数出していただき、同時に議会の役割や仕組みを学び、体験していただきました。また、子供議員さんの質問に答える答弁者も例年どおり若手職員が担当し、両者とも緊張しながらも議会の重要性についての理解を深めたところでございます。子供議員の皆様方には夏休み終盤にもかかわらず、ご出席いただき、まことにありがとうございました。いただいたご意見等を参考にさせていただき、今後のまちづくりに生かしていきたいと思っております。 なお、当日は議長をはじめ、議員の皆様方にも多数ご参加していただき、ありがとうございました。今後におきましても、こうした取り組みを通じながら次世代を担う子供たち主権者教育等に生かしていきたいと考えておりますので、引き続きご理解賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。 次に、スポーツ関係についてご報告申し上げます。 交通安全子供自転車徳島県大会で見事3連覇を果たしました高原小学校児童4名が、8月9日、東京ビッグサイトで開かれた全国大会に今年も県代表として出場いたしました。非常に難しい自転車競技でございますが、昨年よりも順位を少し上げ奮闘してきてくれました。また、全国中学校総合体育大会に柔道個人の部で高田莉杜夢さんが出場するとともに石井中学校男女バスケットボール部がアベック出場し、男子バスケット部見事全国ベスト8の成績を残すことができました。出場された選手の皆さんをはじめ、指導者や保護者の方々、関係者の皆さん、本当にお疲れさまです。部活動や勝負によって得られたさまざまな経験をもとに、今後の人生で大きく飛躍していただければと思っております。 次に、社会体育に関しましては、中学生を中心とした徳島駅伝名西郡代表候補の強化合宿を8月19日から21日にかけまして、広島県道後山クロカンパークで行ってまいりました。本年は天候に恵まれ、強豪高校や大学、有力実業団が利用する2キロメートルと3キロメートルのクロスカントリーコースと400メートルのトラックを併設したすばらしい施設で快適に練習を行うことができました。名西郡チームは平成28年6位、平成29年は7位と好成績をおさめております。来年の徳島駅伝は石井町が団長の番でございます。よい流れを継続し、入賞を目指して選手の強化を進めてまいりたいと考えておりますので、議員各位をはじめ、町民の皆様方の応援もどうぞよろしくお願い申し上げます。 このように石井町では勉学に加え、スポーツも活発でございますが、まだ芸術の分野がございます。西日本で唯一の独立した芸術科を有する名西高校は、生徒が身につけた技能を生かして交流することで地域に学校をPRするとともに、生徒にも学びへの意欲を高めてもらおうという趣旨のもと、さまざまな活動を行ってくれております。今年は去る7月26日に、高川原小学校5、6年生17名が名西高校の書道教室に招かれ、高校生のお手本のもと、夏休みの宿題など練習したい文字を児童に指導してくれました。また、好きな言葉を書き込んで彩色したうちわも一緒につくっていただき、和やかな雰囲気のもと、芸術への関心を高めるお手伝いをしていただいたところでございます。今後におきましても、地元高校である名西高校とさまざまな分野で連携し、豊かな感性を育むことができればと考えております。 続きまして、次は移住・定住対策についてご報告申し上げます。 まず、空き家対策についてでございますが、前回の町政概要報告で皆様にご報告いたしましたとおり、本町における空き家等の適正管理及び利活用の推進に向けた具体的な対策を講じるに当たりまして、本町で家屋等を所有されている方々に対し、現在の利用状況や家屋の管理並びに利活用に関するご意向をお聞きするためのアンケートを6月末から7月にかけて実施いたしました。今回実施したアンケートは467名の家屋等所有者の方々にご協力をお願いし、現在262名、回答率にいたしまして56.1%の方々から回答を頂戴しております。所有されている家屋の経年状況等によりましてご回答内容に多少の差はございますが、全体ではご所有の家屋等を今後どうしていきたいかという質問に対しては売却したい、自己管理していきたいという回答が最も多く、所有に当たっての悩みがあるかという質問に対しては、維持管理に要する経済的負担が大きい、今後も維持管理が続けられるか心配といったご回答を多くいただいたところでございます。また、行政に対しての要望につきましては、経費が高額となる除却への補助や売却、賃貸に関する情報の提供などが多く寄せられておる状況でございます。こうしたアンケートの結果を見ておりますと、多くの方々が現在の家屋等の維持管理に経済的負担を感じ、また将来にわたって維持管理を続けられるのかという不安を抱える中、売却、賃貸といった資産としての活用と自己管理をしていきたいというご意向、どちらも強いということから、現状における本町の空き家対策は利活用と自己管理、それぞれのご意向に対してお手伝いができる取り組みをひとしく講じていく必要があるのではないかと考えておるところでございます。また、所有の家屋を今後どうしていけばいいのかわからない、利活用や自己管理をしていく方法がわからないといった回答も多くいただいております。これらの方々に対しましては、家屋の利活用や維持管理等に関するさまざまな情報等を広く皆様にお伝えすることで対策方法を知っていただき、考えていただけるような手段や場所を設けていきたいと考えております。このたびのアンケート結果は、今後石井町空家等対策協議会にて報告し、これからの対策とその実施に向けた協議に生かしていきたいと考えております。アンケートにご協力いただいた所有者の方々には、この場をおかりしまして御礼を申し上げますとともに、今後とも本町の空き家対策に対しましてご理解とご協力を賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。 続きまして、平成27年度より実施しております住まいのリフォーム応援事業及び空き家リフォーム助成事業でございますが、6月に1次募集を終えましたが、現在2次募集を行っております。住まいのリフォームについては若干のあきがあり、空き家リフォームについても継続募集しておりますので、対象となる方につきましてはお早目にご応募していただきますようお願いいたします。 以上で基本目標1、子供を産み育てやすい環境と移住・定住の促進についてのご報告を終わります。 引き続き、次は基本目標2、暮らしやすい生活環境の形成につきましてご報告申し上げます。 暮らしやすい生活環境の形成には、やはり防災・減災対策を外すことはできません。そこで、まずは防災・減災対策についてご報告申し上げます。 国民保護に関連する防災行政無線の利用についてでありますが、これはもうテレビ等で報道されておりますように、北朝鮮が島根県、広島県、高知県の上空を通過する弾道ミサイルを発射の検討を表明しております。それに伴い、去る8月18日に中国、四国9県全ての市町村で全国瞬時警報システム、いわゆるJ-ALERTの情報伝達訓練が行われたところでございます。石井町におきましても、午前11時よりJ-ALERTと連動した情報伝達訓練を実施し、防災行政無線の防災スピーカー及び本庁の館内放送で政府から送られた緊急放送の動作確認を行い、防災行政無線は不具合なく情報伝達訓練を終えることができたところでございます。北朝鮮から弾道ミサイルが発射された場合、極めて短時間で日本に飛来することが予想されております。政府は国民保護の観点から日本の上空に弾道ミサイルが飛来すると想定された場合、関係市町村の防災行政無線を自動的に起動し、防災スピーカーからサイレン警報が流れるほか、携帯電話のエリアメール、緊急速報メールが配信されるようになっております。石井町では中国、四国、近畿地方にミサイルが飛来すると想定された場合に防災スピーカーからサイレン警報が鳴りますので、緊急時には窓側からできるだけ離れていただいたり、外にいる場合には近くの建物に避難するなど、住民の皆様方には危険を回避する行動をおとりいただきますようお願い申し上げます。 続きまして、次は中央構造線による活断層の地震被害想定についてでございます。 去る7月に、県より徳島県中央構造線活断層地震被害想定が公表されました。石井町の震度想定は6強であると予想されており、土地地盤の液状化も高い確率で起こるとされております。今回、震度6強と想定された地震想定は南海トラフ巨大地震の地震想定と同じ程度の規模となっており、石井町地域防災計画において想定している地震強度と同等であると思われます。しかしながら、被災者や被災家屋の被害想定につきましては、活断層地震が震源地に近いこともあり、2割程度被害が大きくなると想定されております。現在、石井町地域防災計画の見直しを実施しておりますので、今年度末までには中央構造線活断層地震も想定した新しい地域防災計画を策定し、住民の皆さんの生命、財産を守るため、より効果的な防災・減災対策に取り組んでまいりたいと考えております。 また、地震対策事業である家具転倒防止器具設置事業についてでありますが、大規模地震発生時、家具は瞬時に転倒いたします。ご家族が亡くなられたり、大きなけがをする事例も多く、家具の転倒から身を守る必要性は大変高いものと考えております。本町では、身近な地震対策として昨年度より他の自治体に先駆け、家具転倒防止器具設置事業を実施し、高齢者がお住まいのご家庭の多くにこの制度をご利用いただいておりますが、この8月からは新たな支援策として12歳以下の児童がいるご家庭にも利用対象を拡大し、小さなお子さんがお住まいの世帯にも家具転倒防止器具を無償で設置していただけるよう制度を拡充しているところでございます。申し上げるまでもなく、災害対策は自助の観点が最重要でございますが、実際に家具転倒防止器具を取りつけていただくことで、早期にその重要性を認識していただき、災害への備えを積極的にみずから行っていただくことが目的でございます。 そうしたことを踏まえ、防災に対する啓発を行い、それを家庭内で家族と改めて話し合いを持っていただけるよう、この夏休み期間中に町内の全小学校で防災教育を実施いたしました。自然災害時に、家庭の中ではどのような状況になるのかというのを児童に想定してもらい、被害を少なくするためには家具の転倒防止をすることなどが発表された後に、防災対策課から家具転倒防止のための金具等を紹介し、児童の皆さんには家具転倒防止器具設置補助についての案内文書と申込書をご家庭に持ち帰っていただいております。申込書は各小学校にご提出していただくようになっておりますが、防災対策課におきましても受け付けしておりますので、ぜひこの補助制度をご利用していただき、身の安全に努めていただきたいと思います。小さなとうとい命を守っていただく最も身近な安全対策として家具転倒防止器具を設置していただき、必ず起こると想定されている大規模地震に備えることで住民の皆様方とともに、災害時石井町内死者ゼロを目指していきたいと考えております。 また、木造耐震化促進支援事業につきましても、平成12年6月以前に建てられた木造住宅が補助対象となりますので、備えることのできる地震対策として引き続き木造住宅の耐震化についてご検討いただきますようお願い申し上げます。 なお、本町においては地震だけが災害ではございません。これからは台風シーズンも控えております。記憶に新しい九州北部の集中豪雨など、全国至るところで豪雨災害等も発生しております。本町といたしましても、気象庁や徳島県など関係機関と連携を密にし、早目早目に情報発信をしてまいりますので、住民の皆様方におかれましても避難等について適切にご判断いただきますようお願い申し上げます。 また、内水被害と関連いたしまして、平成26年1月に地元への説明会が開かれた後、進展のない飯尾川麻名用水堰撤去についてでございますが、これまでも河川管理者である徳島県に対しまして要望を行ってきたところではございますけれども、去る7月に開催されました飯尾川改修促進期成同盟会総会の場におきまして、同会に出席されておりました徳島県県土整備局長に有効な代替施設案を示すとともに堰撤去を早期に実現していただくよう再度強く要望をしてきたところでございます。今後におきましても、石井町として協力できるところについては積極的に行っていきつつ、飯尾川をはじめとする内水被害の解消へ向け、県に対し強く要望していきたいと考えておりますので、議員各位のご協力も賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、次は高齢者福祉についてでございます。 本町では107歳のご長寿の方を筆頭に88歳の米寿到達の方が152名、昨年は149名ですので3名の増加、90歳到達の方が140名、昨年124名ですので16名の増加。そして、夫婦そろって80歳を迎えられた方が昨年59組に対し、今年は74組と15組の増加に加え、夫婦そろって90歳を迎えられた方も昨年7組だったのに対し、今年は10組と3組の増加になるなど、非常に元気な方が多い町でございます。また、金婚を迎えられた方も昨年の29組から今年は33組と、4組の増加となっております。ダイヤモンド婚につきましては、昨年の17組から2組減りまして15組となっておりますが、ただいま申し上げました皆様方を合わせ、今年は2,673名のご長寿の該当者を対象に、今月、9月13日水曜日に敬老会、金婚者激励会を中央公民館いしい藤ホールで開催する予定となっております。各地区に送迎する専用バスをご用意しておりますので、多数の方のご出席のもと、盛大にお祝いをしたいと考えております。また、アトラクションでは浦庄幼稚園児によるふじっこちゃんダンス、各地区老人クラブやチャリティー芸能徳島の演芸、そして石井町出身のソプラノ歌手小川典子さんのコンサートも準備しております。小川さんは平成13年から7年間イタリア留学しておりまして、この間イタリアで数々の音楽賞を受賞しております。当日は日本の童謡、唱歌からカンツォーネ、オペラのアリアまでさまざまな音楽を爽やかな歌声でお届けしていただけるようになっておりますので、すばらしいひとときをお過ごしいただけるものと確信しております。 なお、敬老会、金婚者激励会は一般公開しております。今、私たちが住んでおりますこの豊かな日本、そして石井町がこのように発展することができてきましたのも、全て戦前戦後のまさに昭和の激動の時代を駆け抜けてこられました先輩方の並々ならぬご努力と血のにじむようなご苦労のおかげでございますので、多くの町民の皆様方で先輩方を敬愛し、お祝いをしていただきますよう、皆様方のご参加をお待ちしております。 続きまして、次はがん検診についてでございます。 現在、健康増進事業のがん検診につきまして、平成29年度も40歳以上の方、子宮がん検診のみ20歳以上の方でございますが、それらの方を対象に全てのがん検診を無料で実施しております。11月、12月に実施する秋のがん検診では、結核、肺がん検診、胃がん検診の集団検診で、日曜日を含め4回予定しております。また、今年度より町内歯科委託医療機関におきまして、歯周疾患検診を7月1日から12月28日の間で30歳から10歳刻み、30歳、40歳、50歳、60歳、70歳の方を対象に無料で実施しております。歯周病は放置しておくと全身の病気、例えば糖尿病、心臓病、脳血管疾患等に悪影響を及ぼすと言われております。検診を受けていただくことで、歯や口の状態を知っていただき、歯周病予防、生活習慣の改善を行い、全身の病気の発症予防、重症化予防に役立てていただきたいと思いますので、対象年齢の方はぜひ受診していただきますよう、お願い申し上げます。 なお、今年度も石井町国民健康保険に加入されております30歳から39歳の若い世代の方を対象にヤング健診を実施いたします。今年は集団健診を中央公民館で11月、12月に4日間、個別健診は町内の指定医療機関におきまして7月1日から12月28日の6カ月間実施いたしますので、どちらか都合のいいほうで受診していただければと思います。がんや病気は早期発見、早期治療で劇的によくなる可能性があります。ぜひ、少しでも多くの方に健診を受けていただき、ご自身の健康維持に努めていただきますよう、お願い申し上げます。 また、平成29年度いきいき健康フェスティバルにつきましては、平成29年10月29日日曜日に中央公民館において開催予定となっております。当日は2人の講師、先生の講演を予定しており、まず1人目が糖尿病の合併症として問題視されております腎臓の重要性についてのご講演と、2人目が糖尿病のほか、全身の健康状態に大きく影響する歯周病についての講演を予定し、糖尿病予防の周知啓発に努めたいと考えております。同時に、健康づくりコーナーでは名西郡医師会の先生方のご協力のもと、血圧測定や健康相談、簡易血糖値検査、いわゆるヘモグロビンA1c検査を行っていただくとともに、石井町歯科医師の先生方のご協力もいただき、歯科相談などを行う予定となっております。健康増進へ関心を持つ機会になればと考えておりますので、多数の皆様方のご参加をお待ちしております。 また、予防事業につきましては、今年度も学校など長期間にわたり集団で生活する場では急速な蔓延を引き起こすおそれがあることから、高校受験を控えた中学3年生に対しまして、10月2日から平成30年1月31日接種分までのインフルエンザ予防接種費用の一部を助成する予定でございますので、ご利用いただき万全の態勢で試験に臨んでいただければ幸いでございます。 続いて、次は介護予防対策でございます。 高齢者の方ができる限り要介護状態に陥ることなく、健康で自分らしく生き生きとした生活を送れるよう支援するため、地域リハビリテーション活動支援事業を実施したいと考えております。この事業は理学療法士の派遣を行い、いきいき百歳体操の効果説明、実技指導を行い、地域住民の方が継続して運動ができる通いの場となるよう支援するものでございます。そして、このいきいき百歳体操につきましては、去る7月11日、中央公民館いしい藤ホールにおきまして鶯春夫先生をお招きし、体操教室を実施しましたところ、大変好評をいただいたところでございます。当日の模様が来月のいしいケーブルテレビにて放映される予定となっておりますが、非常に楽しく気軽にできる運動となっておりますので、多くの方にご参加をいただき、健康寿命の延伸に加え、運動の楽しさも実感していただければと考えております。これにつきましても、皆様方の多数のご参加を心待ちにしております。 続きまして、介護保険関連に移らせていただきます。 平成29年度は平成30年度から平成32年度までの3カ年を計画期間とする第7期介護保険事業計画、高齢者福祉計画策定の年度となっております。その策定に向けまして、第1回目の石井町介護保険事業計画策定委員会を去る8月17日に開催したところでございます。また、6月にこの計画の基礎資料の収集を目的としたアンケート調査を実施しましたところ、3,063件中1,947件、率にしまして約64%もの方に回答をいただき、まことにありがとうございます。いただいた調査結果から現状を把握し、石井町としての課題を整理した上で、第7期の計画で取り組むべき施策について検討し、計画策定を行っていきたいと考えております。 なお、アンケート調査結果につきましては、現在、石井町公式ホームページに掲載しておりますので、議員各位におかれましてもご覧いただき、ご意見を頂戴できればと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 続きまして、次は第3期石井町障がい者計画、第5期石井町障がい福祉計画についてでございますが、これにつきましても、去る7月1日に策定委員設置要綱を制定し、同月19日に第1回の策定委員会を開催したところでございます。委員会では、計画の趣旨、概要及び計画スケジュールについて説明を行っているところでございますが、今後町民の皆様方からいただいたアンケート等を集約し、パブリックコメントを実施しながら今年度中に計画策定を行い、報告する予定で進めておりますので、あわせてご報告しておきます。 次に、施設関係の整備についてご報告申し上げます。 まず、前山公園の墓地についてでございます。 上り坂が急で滑りやすく、高齢者の方々にとりましてお墓参りをすることが難しいとのご意見が多数ございました。また、上段部分に蛇口がないことから、下のほうからペットボトルなどに水を入れて長い距離を運んでいるというご意見もあわせて多くいただいたところでございます。現地を確認しましたところ、確かに水を運ぶ距離も長く、足腰の負担が大きいと感じましたので、少しでも楽にお墓参りができるよう、前山公園墓地の頂上付近に蛇口を設置したところでございます。 なお、蛇口は今回設置したところを含めて数カ所ございますので、お近くの蛇口を利用してくださるようお願い申し上げます。また、墓地の上り坂につきましても、お年寄りの方が滑らないよう工夫し、今年度中には整備する予定でございますので、もうしばらくご辛抱賜りますようお願い申し上げます。 続いて、前山公園テニスコート3面のうち、傷みが著しく改修の残っておりましたBコートのオムニコートへの改修工事でございますが、先月、8月に竣工いたしました。工事期間中、利用者の皆様にはご不便をおかけいたしましたけれども、これで3面ともきれいに整備することができましたので、健康増進の一つの手段としてさらなるご利用をしていただきますようお願いいたします。 また、去る6月議会でもご提案をいただいておりましたOKいしいパークのトイレ新設工事につきましても、本議会に予算計上をさせていただいております。常設のトイレを設置することによりまして、当公園のより一層の利便性向上はもちろんのこと、夏祭りなどのイベント時にも仮設トイレの費用を抑える効果も見込められますので、慎重審議の上、お認めいただけますようお願い申し上げます。 続きまして、次はイベント関連についてご報告申し上げます。 まず、夏祭りの実施報告でございます。 これも台風5号の進路が気になるところでございましたが、当日は影響なく、天候に恵まれた8月5日土曜日にOKいしいパークで盛大に開催することができました。今年度より飯尾川夏祭りから石井町納涼夏祭りに改名し、第36回で途切れていた歴史を第43回へとつなぎ、青年団主催のもと、四国大学生との連携によるポスターの製作、イベントの出演、ボランティア等、総勢84名の学生さんにご協力をいただきました。加えて、行政、各種団体との連携も図り、産学官による夏祭りが行われたことは新たな夏祭りの第一歩を踏み出せたのではないかと感じているところでございます。内容に関しましても、第1、第2ステージとも充実しており、来場されたご家族の方々からは楽しかったというお声も多数頂戴したところでございます。また、近隣住民の方々のご理解のもと、1,000発の花火でフィナーレを迎え、盛況に終えることもできました。熱中症や事故等もなく、無事に夏祭りを閉じることができましたことに対し、関係各位には重ねて御礼を申し上げますとともに、今後におきましても青年団の活動に期待し、四国大学との連携を進めてまいりたいと考えております。 また、中央公民館では今月、9月23日にNHK徳島放送局と共催してラジオ深夜便の公開収録を開催いたします。第1部はパラリンピック柔道で金メダル3回、銀メダル1回を獲得し、加えて昨年開催されましたリオデジャネイロ大会でも銅メダルを獲得されました徳島県が生んだ伝説的な柔道家であります藤本聡さんの講演会を予定しております。第2部は「きょうの料理」の司会でおなじみの後藤繁榮さんと「生活ほっとモーニング」でレポーターを務められました高橋淳之さんによるアンカーを囲む集いという内容になっております。既に応募は締め切られておりますが、石井町内外から多くの方のご来場をお待ちしております。 なお、この放送はNHKラジオ第1放送で10月20日午後11時15分から翌日午前5時まで、それからNHKFM放送で10月21日午前1時から午前5時まで放送される予定となっておりますので、お聞きいただければ幸いでございます。 続きまして、次は平和教育についてご報告申し上げます。 去る8月に原爆写真パネル展「ヒロシマ・ナガサキ原爆と人間」の展示を行いました。また、8月1日から20日にかけましては中央公民館1階ホールで展示を行い、夏休み子ども教室講座などに参加された児童や保護者の方々をはじめ、図書室を訪れた学生の方など、例月以上に多くの方が来館され原爆写真パネルをご覧いただき、平和のとうとさを実感していただいたところでございます。加えて、今年は8月22日から31日に石井町役場1階ホールでも展示を行い、来庁された多くの町民の方にご覧いただきました。また、新たな取り組みといたしまして、これは山根議員さんのご厚意により原爆ドキュメンタリーDVD、これをお借りすることができましたので、中央公民館で放映し、来館者の方にご視聴いただいたところでございます。私自身も先月、広島原爆ドームに家族で行っておりましたけれども、やはり私たちの幸せというのは平和があってこそ成り立つものであると改めて感じたことでございます。これからも平和のとうとさを次世代につなぎ、しっかりと共有していきたいと考えております。 続きまして、次はインフラ整備事業についてご報告申し上げます。 まず、ごみ処理施設の広域整備でございますが、さきの6月議会におきまして上程しておりました議案、一般廃棄物の処理に関する事務の委託についてを議会にてご承認いただきました。その後、徳島市議会でも同様の議案が承認されたのを受けまして、一般廃棄物の処理に係る事務委託について、6月26日に徳島市と協議書を取り交わすと同時に、石井町の条例としての効力を有する徳島市条例等を公表いたしております。また、7月3日付で一般廃棄物の処理に関する事務委託に関する規約の制定について、徳島市長との連名により県に届け出を行いました。この一連の手続をもちまして、石井町が徳島市にごみ処理施設の整備及び整備後のごみ処理について委託するという事務手続が完了いたしましたのでご報告しておきます。今後は、徳島市が整備する施設に関し、具体的な施設規模や処理能力等について検討を重ねていく中で、徳島市に対しまして石井町の意向を少しでも反映していただけるよう要望していきたいと考えておりますので、議員各位のご協力もどうぞよろしくお願いいたします。 次に、国土交通省所管補助事業、社会資本整備総合交付金による道路事業についてご報告申し上げます。 町道石井50号線改良事業につきましては、農大跡地区間の延長250メートルの改良工事を6つの工区に分割し、9月末完成を目標に現在施工中であります。また、改良工事竣工後の舗装工事につきましても、今年度の国庫補助の充当が不十分な状況ではありますけれども、石井123号線とあわせて着手できるよう発注の準備を行っております。 また、八坂橋のかけかえを計画しております。町道高川原33号線改良事業でありますが、橋脚工、護岸工について非出水期に着手し完了できるよう、発注の準備をしているところでございます。加えて、橋梁長寿命化対策事業としましては、長寿命化修繕計画により御所地橋及び一丁地東橋の橋梁補修工事について、非出水期の着工に向け、現在発注の準備をしている状況でございます。 なお、定期点検事業につきましては、石井町が管理する橋長2メートル以上の橋梁357橋について、5年に一度の頻度で点検を行うものでありますが、これまでに183橋の点検を終え、7月に121橋の点検について発注をしたところでございます。点検及び補修工事により橋梁の安全性、信頼性を確保していきたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 続きまして、次は広報広聴事業でございます。 暮らしやすい生活環境の形成につきましては、情報の発信も欠かせません。本町では住民の皆様へ情勢に関する情報をお伝えするため、さまざまな媒体を用いた広報活動を実施しておりますが、中でも広報いしいにつきましては現在年間6回、毎回9,300部の発行を行っており、歴史も長く、皆様の生活に密着した広報媒体としてご愛読いただいているところでございます。このたび、平成30年1月発行予定の広報いしいが200号を迎えることとなり、今後一層町広報紙への関心を高めていただくとともに、新たな読者の拡大、浸透を図ることを目的とし、200号発行にあわせた記念企画を実施したいと考えております。例えば、200号の表紙として使わせていただける作品を募集するフォトコンテストの開催や、紙面企画として毎回ご好評いただいております広報クイズプレゼントの充実等を計画しているところでございます。また、さきの6月議会でご提言いただきました石井町のホームページのレイアウトをもっと見やすく改善できないかという点につきまして、その後ホームページ製作業者等と検討を行い、一新とまでは行きませんでしたが、少しだけ見やすく改善を図っております。今後も親しみやすい、伝わりやすいをモットーに時代に合わせ、改善を加えながら広報事業に取り組んでまいりたいと考えております。 続きまして、次はまちいち集会についてご報告申し上げます。 石井町のまちづくり、未来づくりについて町民の皆様から直接ご意見やご提言を頂戴し、今度の政策に生かすことを目的として開催しております、まちいち集会でございますが、今年度も10月初旬から町内5カ所の公民館で開催したいと考えております。開催日時及び会場の詳細につきましては、石井町公式ホームページ、広報いしい9月号及び石井ケーブルテレビ文字放送等でご案内いたします。町民の皆様には積極的なご参加をお願い申し上げますとともに、本町のまちづくり、未来づくりにつながるご意見、ご提言が頂戴できますよう、お願い申し上げるところでございます。 以上で基本目標2、暮らしやすい生活環境の形成についてのご報告を終わります。 引き続き基本目標3、産業の振興と雇用の場の創出についてご報告申し上げます。 まず、農業関係でございますが、農山漁村未来創造事業県補助金を活用した本町におけるホウレンソウの産地再生事業を提案し、6月16日に県庁にてプレゼンを実施した結果、事業採択を受けることができました。今後、雨よけハウスを活用し、路地では困難な5月、10月のホウレンソウ出荷を可能とするため、JA名西郡と連携し、本町ホウレンソウ再生に努めてまいりたいと考えております。 また、藤野菜のPR、販路拡大の進捗状況でございますが、野菜の定植が今月より始まります。今後、秋に向け、11月には東京交通会館にて県が主催する県産品PRイベントに出展し、石井町及び藤野菜のPR等、トモニ市場、徳島県アンテナショップへの販路獲得のため、バイヤーとの商談を予定しております。加えて、とくしまブランド推進機構、地域商社阿波ふうどとの連携による株式会社プラネットテーブルとの契約に向けJA名西郡が現在交渉しており、藤野菜や町産野菜の東京での販路獲得に向けての事業も同時並行で進めておるところでございます。 なお、11月に農林中金、いわゆるJAバンク主催の商談会が大阪市において開催され、阿波ふうどからJA系統をメインとした商談会の紹介があり、JA名西郡とともに紫カリフラワーをメインに商品PR、商談を実施する予定としておりますので、あわせてご報告しておきます。今後も紫野菜の認知度を高めるため、農業者の方々に作付のご協力をお願いするとともに県内販売店での確保に努め、消費者の方々にも知っていただけるよう、PR活動を町内外、県内外にて行ってまいりたいと考えておりますので、議員各位をはじめ、皆様方のご協力も賜りますよう、お願い申し上げます。 続きまして、次は地元商工業応援事業についてでございます。 石井町内でお買い物を普及し、顧客満足度を高めるとともに、町民ファーストといった事業者の意識づけ、消費拡大と地域の活性化を図ることを目的といたしまして、平成23年度より3年間実施しておりました石井町ふじっこちゃん宝くじを再度復活したいと思っております。期間は11月1日水曜日から11月30日木曜日までの1カ月間となっております。また、抽せん会につきましては12月2日土曜日午後1時より、フジグランさんにてイベントを絡めた抽せん会を行う予定としております。特賞10万円の商品券から始まり、今回は新たに選べるギフトを組み込み、各事業所さんにお考えいただいたギフトカタログから選んでいただける賞も考え、ふるさと納税返礼品にもつながる何かを発想していただくよう工夫していただき、今後につながるふじっこちゃん宝くじ2017を商工会と連携のもと、本町活性化のために進めてまいりたいと考えております。 次に、ふるさと納税についてでございますが、6月議会においてご提案をいただきました移動図書館車購入に向けてという目的を持って寄附を集めてはどうかということで、議会終了後、早速パンフレットを作成し、県内及び県外の観光地並びに道の駅等にパンフレットなどを置き、募集を行っているところでございます。8月末現在の実績といたしましては、ふるさと納税寄附総件数661件、総金額772万9,000円で、そのうち移動図書館車購入に向けてのご寄附は件数51件、金額101万7,000円となっております。また、広報いしい増刊号、よくわかる石井町においても購入支援協力のお願いをしましたところ、町内の事業所さんのほうから去る8月23日に移動図書館車購入に向けてということで500万円ものご寄附をいただいたところでございます。この500万円をもとに移動図書館車購入基金を設立し、寄附の受け皿として目標金額1,000万円程度をめどに今後も寄附を募りたいと考えておりますので、議員各位をはじめ、住民の皆様方におかれましてもお声かけなどのご協力をいただければ、大変うれしく思うところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 以上で基本目標3、産業の振興と雇用の場の創出についてのご報告を終わりますが、こうして各種事業を展開していくことができるのも、やはり納税という形で皆様方にご協力いただかなければなりません。そこで、今年度も納税の公平と財政の健全化を確保するため、私と管理職、税務課職員等が9月1日より未納者宅への夜間訪問を行っております。この夜間訪問は今年で10回目となっておりますが、納期内納付についての意識向上に確実に成果が上がってきておるところでございます。町税は皆さんが健康で安全、快適な暮らしができるよう、さまざまな住民サービスや事業を進めていく上で欠かすことのできない貴重な財源でございます。大多数の方が納期内納付をしていただいておりますけれども、一部の方ではありますが、ご協力をいただけない方がいらっしゃいます。公平性確保のために納め忘れがある方はお早目に納めていただきますようお願い申し上げます。 なお、特別な事情ですぐに納めることができない場合につきましては、そのまま放置せず、納税相談にお越しいただきますよう、重ねてお願いを申し上げておきます。 そして、この税に関連いたしまして、今議会に提出しております、平成28年度決算についてでありますが、町税の現年度分の徴収率は98.4%、滞納繰越分につきましては30.8%となっております。また、国民健康保険税の現年度分の徴収率は93.5%、滞納繰越分については19.8%となっております。町税と国民健康保険税を合わせた収入未済額は2億6,367万4,908円となり、平成27年度決算より1,486万9,123円の減となっております。 なお、平成24年度当初の収入未済額3億7,221万9,753円と比較いたしましたら5年間で1億854万4,845円の縮減となっておりますので、あわせてご報告しておきます。今後におきましても、税の公平性の確保と納税意識の高揚に努めてまいりますので、引き続き納期内納付にご協力をいただきますよう、お願い申し上げます。 最後に、石井町土地開発公社についてご報告申し上げます。 石井町土地開発公社は、公有地の拡大の推進に関する法律第10条の規定に基づき、公共用地、公用地の取得、管理、処分等を行うこと等により、地域の秩序ある整備と住民福祉の増進に寄与することを目的といたしまして、石井町の出資により昭和58年3月に設立され現在に至っております。公社は石井町の依頼により公共事業に必要な土地を先行取得し、石井町は予算に応じてこれを再取得することで計画的な事業執行を行うことができたため、公社の事業は本町の公共事業の推進に大きく貢献してまいりました。しかしながら、近年公社を取り巻く環境は大きく変化し、低価格化した地価は現在も下落方向にあり、土地取引も活発ではない現状におきまして、公社に先行取得させるメリットは薄いという感は否めません。事実、本町におきましても、石井駅・山路線街路新設事業で平成18年度に公社からの再取得を行って以降、約10年間にわたり公社における土地売買等の実績はない状況で、ここ近年は公社維持に必要な経費として毎年約7万円の法人税を損失として計上している状態となっております。こうした現状からも本町の公社はその最大の目的でありメリットでもあった地価上昇前の事前取得という面で、今後もその役目を果たしていけるのかという点につきましては一定の役目を終えたのではないかと考えているところでございます。石井町土地開発公社の出資団体である石井町といたしましては、今後公社を解散する方向でその意向を伝えるとともに、必要な事務手続等を進めていきたいと考えております。公社理事会の議決による同意が得られれば、次の12月定例議会に公社の解散議案を上程させていただき、お諮りしたいと考えておりますので議員各位のご理解を賜りますようお願い申し上げまして、以上で町政の概要についてのご報告を終わります。 引き続き提案いたしました議案についてご説明いたします。 議案第53号の平成28年度石井町一般会計歳入歳出決算の認定についてから議案第58号平成28年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの6議案は、地方自治法第233条第3項の規定により各会計の決算について議会の認定に付し、承認を得ようとするものでございます。また、監査委員の審査を受け、その審査意見書とともに地方自治法第233条第5項の規定による主要な施策の成果に関する説明書及び関係書類をあわせて提出しておりますので、ご参照の上、ご承認をいただきますようお願い申し上げます。 続く議案第59号平成28年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定については、水道事業会計利益の処分及び決算について、地方公営企業法第32条第2項及び同法第30条第4項の規定により議会の議決及び承認を求めるものでございます。 議案第60号の石井町子どもはぐくみ医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例については、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の規定に基づく公費負担医療制度の名称を同法の規定による名称とするため、また続く議案第61号の石井町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例について及び議案第62号の石井町小集落地区改良住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例については、公営住宅法の改正に関し、公営住宅法施行令及び公営住宅法施行規則が改正されたことに伴い、本条例改正案を提出しております。 議案第63号から議案第65号は、平成29年度石井町一般会計補正予算(第2号)をはじめ、各特別会計の平成29年度補正予算案でございます。また、報告第2号及び報告第3号は、平成28年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、監査委員の審査意見書をつけて報告しております。 以上で提案理由の説明を終わりますが、議案の詳細につきましては参事及び担当課長より説明させますので、慎重審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(川端義明君) 小休します。            午前11時10分 休憩            午前11時25分 再開 ○議長(川端義明君) 再開いたします。 次に、参事から詳細についての説明を求めます。阿部参事。 ◎参事(阿部龍裕君) それでは、議案の詳細をご説明いたします。 恐れ入ります。お手元議案説明書をご用意ください。 私からは、石井町子どもはぐくみ医療費の助成に関する条例の一部改正、石井町営住宅設置及び管理条例の一部改正及び石井町小集落地区改良住宅設置及び管理条例の一部改正についての議案をご説明させていただき、財政関係の議案等につきましては担当課長からご説明をいたします。 それでは、議案説明書13ページをお開きください。 議案第60号石井町子どもはぐくみ医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきましては、本条例で規定されております公費負担医療制度のうち、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律の規定に基づく制度につきまして、その名称を同法の規定による名称にしようとするものでございます。なお、この改正によりまして名称の表示の変更はございますが、実質的に対象となる方が変わるものではございません。 次に、14ページをお開きください。 議案第61号石井町営住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例につきましては、公営住宅法の改正に伴いまして公営住宅法施行令及び公営住宅法施行規則が改正されたことによりまして引用条文に条のずれが発生しておりますので、これを正すために改正しようとするものでございます。 続きまして、15ページをお開きください。 議案第62号石井町小集落地区改良住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例につきましては、さきの条例案と同じく、公営住宅法の改正に伴いまして公営住宅法施行規則が改正されたことによりまして引用条文に条のずれが発生しておりますので、これを正すために改正しようとするものでございます。 財政関係を除く議案等に関する説明は以上でございます。ご審議の上、お認めいただきますようお願いいたします。 ○議長(川端義明君) 次に、財政課長から詳細についての説明を求めます。伊延財政課長。 ◎財政課長(伊延徹哉君) まず、決算の認定に関する議案につきまして説明をさせていただきます。 地方自治法第233条第1項で、会計管理者は毎会計年度、政令の定めるところにより決算を調製し、出納の閉鎖後、3カ月以内に証書類その他政令で定める書類とあわせて普通地方公共団体の長に提出しなければならない旨規定されております。この会計管理者がつくった決算の提出を受け、今議会に提案をさせていただいております。決算書でございますが、この様式につきましては総務省令で基準となる様式が定められております。 では、決算書を1枚おめくりください。目次になってございます。さらにもう一枚おめくりいただきますと、平成28年度石井町一般会計歳入歳出決算書があり、歳入は3ページからとなっております。表頭の区分で款、項、予算現額、調定額、収入済額、不納欠損額、収入未済額、そして最後に予算現額と収入済額との比較がございます。歳入が3ページから6ページまで続きまして、款1の町税から款20の町債までの歳入合計が6ページにございます。この6ページの歳入合計欄の予算現額99億9,682万3,000円に対し、調定額が102億6,122万4,571円、収入済額が98億1,132万5,151円、不納欠損額が1,140万6,826円、収入未済額が4億3,849万2,594円となっております。 次に、歳出ですが、7ページからで、歳入と同様に款と項の予算区分により支出済額等の金額を掲載いたしております。 9ページに歳出合計がございます。9ページの歳出合計欄の予算現額99億9,682万3,000円に対し、支出済額が93億928万7,068円、翌年度繰越額が3億3,392万円、不用額が3億5,361万5,932円、枠外にありますように歳入歳出差引残額が5億203万8,083円となっております。 10ページからが一般会計の事項別明細書となっています。事項別明細では、款、項だけでなく目及び節の区分ごとの決算額を記載いたしておりますので、ご参考にしていただければと存じます。 それでは、98ページをお開きください。 こちらのページが一般会計の実質収支に関する調書で、1,000円単位となっております。1の歳入総額と2の歳出総額との差額が3の歳入歳出差引額で5億203万8,000円となっております。この額は、いわゆる形式収支の額で、4の翌年度へ繰り越すべき財源として、2、繰越明許費繰越額が8,650万円ありますので、この額を控除した額が5の実質収支額として4億1,553万8,000円となり、平成29年度現年度予算への繰越金となります。 次に、議案第54号平成28年度石井町国民健康保険特別会計歳入歳出決算書ですが、101ページからが款、項の区分によります歳入歳出決算書の歳入で、款1の国民健康保険税から102ページの款11諸収入までの歳入合計決算額は、中央の収入済額38億6,444万9,450円となっております。なお、不納欠損額は957万9,681円で、収入未済額は1億4,256万6,976円となっております。不納欠損額及び収入未済額は、ともに款1の国民健康保険税でございます。 一方、103ページの款1総務費から104ページまでの歳出決算額は、支出済額の35億9,260万7,585円でございます。翌年度繰越額はありませんので、予算現額から支出済額を控除した額が不用額及び予算現額と支出済額との比較と同額となっております。歳入歳出差引残額は2億7,184万1,865円でございます。以下、105ページから126ページまでが事項別明細書となっております。 127ページをお願いいたします。 こちらが実質収支に関する調書でございます。一般会計同様、1,000円単位となっております。 4の翌年度へ繰り越すべき財源はありませんので、3の歳入歳出差引額2億7,184万1,000円が5、実質収支額と同額になり、29年度への繰越金となります。 次に、議案第55号平成28年度石井町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算書ですが、131ページの歳入、款1貸付金元利収入から款6諸収入までの歳入合計の決算額は、収入済額の541万1,808円です。収入未済額がありますが、これは全額款1貸付金元利収入でございます。 次に、132ページの歳出、款1貸付事業費と款2公債費の歳出合計の決算額は、支出済額の539万5,544円で、歳入歳出差引残額は1万6,264円でございます。事項別明細書が133ページから137ページとなっております。138ページが実質収支に関する調書で、3、歳入歳出差引額の1万6,000円が5、実質収支額と同額となり、29年度への繰越額となるものでございます。 次に、議案第56号平成28年度石井町給与集中管理特別会計歳入歳出決算書は141ページになります。 歳入、款1給与振替収入の収入済額11億5,784万1,594円と142ページの歳出、款1給与費の歳出決算額支出済額が同額でございますので、歳入歳出差引残額は0となっております。143ページからが事項別明細書で、145ページが実質収支に関する調書となっており、歳入歳出決算同額であるため、実質収支も0でございます。 次に、議案第57号平成28年度石井町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算書ですが、149ページの歳入歳出決算の歳入、款1後期高齢者医療保険料から款5諸収入までの歳入合計決算額は、収入済額の3億2,868万6,050円となっております。 150ページの款1総務費からの歳出合計決算額は、支出済額の3億2,686万9,750円で、歳入歳出差引残額は181万6,300円でございます。事項別明細書は151ページから157ページまでとなっております。実質収支に関する調書は158ページでございます。3の歳入歳出差引額181万6,000円が5の実質収支額となり、29年度への繰越額となるものでございます。 次に、議案第58号平成28年度石井町介護保険特別会計歳入歳出決算書でございますが、161ページ、歳入歳出決算の歳入、款1介護保険料から162ページの款10諸収入までの歳入合計決算額は、収入済額の26億8,948万6,117円となっております。 歳出につきましては、163ページからで、款1総務費からの歳出合計決算額は、164ページの支出済額26億268万6,591円となっております。なお、歳入歳出差引残額は8,679万9,526円でございます。事項別明細書が165ページから182ページまでで、実質収支に関する調書は183ページとなっており、3、歳入歳出差引額8,679万9,000円が実質収支額となり29年度への繰越額となります。 以上が6会計の決算でございますが、政令で定められておりますもう一つの調書が185ページの附属書類、平成28年度石井町財産に関する調書でございます。 187ページをお開きください。 総括の表で、公有財産の増減の大きなものについて説明をさせていただきます。 公共用財産の学校及びその他の施設での1,400平方メートル余りの土地の増減につきましては、浦庄町民体育館跡地を高浦中学校体育館用地としたことによるものです。公共用財産のその他の施設での非木造、延べ面積の増加につきましては、主に高原保育所及び高原幼稚園の建設によるものです。 次に、190ページからの2、有価証券については平成28年度中の増減はありませんでした。3、出資による権利につきましても平成28年度中の増減はありませんでした。右側の2、物品につきましては調書中、普通自動車が4台減となっています。 次に、191ページからの3、基金の状況でございますが、増減の最も大きなものについて説明をさせていただきます。 2、減債基金が年度中に2億4,200万円減少し、年度末残高が11億3,000万円となっております。なお、ここには記載されておりませんが、普通会計全体の積立基金の合計額で申し上げますと、平成27年度末の51億4,792万2,000円から1億9,424万8,000円減少し、28年度末には49億5,367万4,000円となっております。これについては、過去3番目に多い基金額となっております。 あと主要な施策の成果に関する説明書について少し説明をさせていただきます。 5ページから12ページまでが平成28年度石井町の普通会計決算の状況となっております。6ページから7ページが収入の状況でございます。8ページから9ページが歳出の人件費や物件費などの性質区分と議会費や総務費などの目的別区分によります決算額でございます。10ページが目的別区分ごとの財源内訳となっております。11ページから12ページが性質別経費の状況でございます。経常収支比率も記載した表となっています。経常収支比率は、平成27年度決算では84.3%、平成26年度決算では88.6%だったものが平成28年度決算では89.2%と平成24年度と同じ数値となっています。これは補助費の増が主な要因です。 以上、各会計の平成28年度収支決算概要を報告させていただきましたが、平成27年度の決算と同様に、いずれの会計も実質収支の額が赤字のものはございません。6議案の決算につきまして、地方自治法第233条第3項の規定により議会の認定に付し、承認を得ようとするものであります。なお、監査委員の審査意見書とともに主要な施策の成果に関する説明書及び関係書類もあわせて提出しておりますので、ご参照の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。 続いて、報告第2号平成28年度決算に基づく健全化判断比率の報告について説明をさせていただきます。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告をするものでございます。 お手元の議案説明書16ページをご覧ください。 各指標でございますが、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の4つでございます。 それでは、まず実質赤字比率でございますが、これは普通会計の28年度決算の実質収支の額が赤字になった場合に標準財政規模で除して指標があらわれるものでありますが、本町の決算では一般会計等の実質収支額が4億1,514万9,000円の黒字でございましたので問題ございません。したがいまして、指標としてはあらわれません。 次に、2番目の連結実質赤字比率でございますが、全会計の実質赤字等の標準財政規模に対する比率を算出するものです。それぞれ加算いたします会計、全て黒字の決算でありましたので、指標としては数値は表示されないものでございます。 次に、3つ目の実質公債費比率ですが、5.5%でございます。今回、平成28年度のこの比率は前年度よりさらに0.9%減少し、5.5%となっています。この数値が18%以上になりますと、新たに地方債を起こす際には総務大臣等の許可を得なければならないことになります。 最後に4番目の将来負担比率でございますが、この算定は普通会計の平成28年度末、地方債の現在高56億1,689万8,000円に退職手当負担見込み額等を加えますと、将来負担額総額が68億8,416万7,000円余りになりますが、これに充当可能な財源として基金積立金の額や普通交付税の基準財政需要額に算入される見込み額等、控除できるものを差し引きいたしますと、将来負担額の総額をこれに充当可能な財源等が上回るということで将来負担比率は生じません。なお、この報告に関する監査委員の審査意見につきましても配付をさせていただいておりますので、ご参照のほどお願い申し上げます。 あと議案第59号の平成28年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についての議案と報告第3号水道事業の平成28年度決算に基づく資金不足比率の報告についてにつきましては担当の水道課長から説明をいたしますので、私からは議案第63号平成29年度石井町一般会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。 お手元の議案第63号の冊子をご参照ください。 1ページをお開きください。 平成29年度石井町の一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。歳入歳出予算の補正第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億9,305万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ91億5,077万6,000円とする。第2項歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表歳入歳出予算補正による。債務負担行為の補正第2条、債務負担行為の追加は第2表債務負担行為補正による。地方債の補正第3条、地方債の追加及び変更は第3表地方債補正によるということでございます。第1表歳入歳出予算補正は款、項の区分ごとの補正の状況で、2ページが歳入区分によるもので、3ページから4ページまでが歳出の区分によるものでございます。 5ページをお願いいたします。 第2表債務負担行為補正で、石井幼稚園改築工事が新たな債務負担行為として設定されています。 次に、6ページに第3表地方債補正がございます。このたびの補正で石井幼稚園改築事業の追加と臨時財政対策債の本年度発行可能額が3億3,725万1,000円となりましたので、変更するものでございます。 7ページからが予算に関する説明書になっております。 9ページから10ページが、歳入歳出補正予算事項別明細書の総括で、款別の補正額の状況となっております。明細につきましては増減の大きなものを中心に説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 では、17ページからが歳出になっております。 まず、歳出から説明をさせていただきます。 20ページをご参照ください。 款2総務費、項1総務管理費、目9財政調整基金費で、説明欄にありますように財政調整基金積立金1億9,700万円を計上いたしております。今回、補正の歳入で繰越金の追加3億9,553万8,000円を計上いたしております。繰越金、いわゆる剰余金ということになりますが、この剰余金につきましては地方財政法第7条により2分の1を下らない金額を積み立てなければならない等の規定がございますので、今回計上をいたしております。 次に、21ページをお願いいたします。 款3民生費、項2児童福祉費、目4児童福祉施設費、高原学童保育所整備事業4,717万3,000円ですが、これは旧高原幼稚園敷地跡を活用し、高原学童保育所を整備するものです。国3分の2、県6分の1の補助金充当を予定しています。 次には24ページの款8土木費、項2道路橋りょう費、目3道路新設改良費の町道新設改良事業の2,000万円ですが、これは工事請負費の追加でございます。前年度決算額及び工事の執行状況等から増額をするものです。 次に、26ページをお願いします。 款10教育費、項4幼稚園費、目1幼稚園費の石井幼稚園改築事業1億3,575万5,000円ですが、これは工事請負費9,246万5,000円等を計上するもので、将来の支出を伴うものとして債務負担行為を追加補正しています。 以上が事項別明細書の3、歳出の主な内容でございます。 そして、事項別明細書の2、歳入ですが、こちらも主な増減について説明をさせていただきます。 15ページの款17繰入金、項2基金繰入金、目2及び節1とも減債基金繰入金で、減債基金繰入金を1億円減額をいたしております。これは次に説明いたします前年度繰越金の追加により収支の差額に余裕を生じることになりましたので、減額をするものでございます。 一方、増額は同じく15ページで、款18繰越金、項1、目1とも繰越金、節1前年度繰越金で、当初予算において前年度繰越金は2,000万円を計上いたしておりましたが、平成28年度の収支決算額の確定により3億9,553万8,000円を追加するものでございます。今回の補正予算、歳入の主たる財源になっております。 以上で議案第63号平成29年度石井町一般会計補正予算(第2号)の説明を終わります。 引き続き特別会計補正予算について説明をいたします。 議案第64号平成29年度石井町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出既決予算額38億8,855万2,000円に歳入歳出それぞれ2億7,417万9,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額を41億6,273万1,000円にしようとするものであります。主な歳出は、石井町国民健康保険財政調整基金積立金2億4,175万7,000円であります。一方、主な歳入は前年度繰越金2億487万4,000円であります。 議案第65号平成29年度石井町介護保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出既決予算額27億2,078万6,000円に歳入歳出それぞれ8,461万4,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額を28億540万円にしようとするものであります。主な歳出は、介護給付費準備基金積立金4,815万3,000円を補正いたしております。一方、主な歳入は前年度繰越金8,179万9,000円を補正いたしております。 以上、議案等の詳細につきまして説明をさせていただきました。慎重審議の上、ご賛同賜りますよう、どうかよろしくお願いいたします。この後、水道課長より水道事業の決算認定等についてご説明申し上げます。 ○議長(川端義明君) 次に、水道課長から詳細についての説明を求めます。中村水道課長。 ◎水道課長(中村淳君) それでは、ご説明をいたします。 まず、議案第59号平成28年度石井町水道事業会計利益の処分及び決算の認定につきましては、石井町水道事業会計決算書の5ページをお開きください。 右から3列目、未処分利益剰余金の中段、繰越利益剰余金447万3,108円に当年度変動額2億7,289万1,123円を加えた額、一番下の欄、2億7,736万4,231円が当年度未処分利益剰余金となっております。 次に、6ページの剰余金処分計算書案をご覧ください。 一番右の列、未処分利益剰余金の当年度末残高2億7,736万4,231円のうち、減債積立金に1億5,000万円を積み立て、また資本金へ1億2,012万6,368円を組み入れた後、処分後残高723万7,863円を繰越利益剰余金とするものであります。 以上、平成28年度石井町水道事業会計利益の処分につきましては、地方公営企業法第32条第2項の規定により議会の議決を得ようとするものであります。 次に、1ページをお開きください。 収益的収支の決算額につきましては、消費税込みで収入が5億9,898万7,732円で、これに対する支出は4億4,433万8,861円でございます。これら収入、支出を消費税抜きで差し引きした損益計算書における当年度純利益は、4ページをご覧ください。下から4段目にありますように1億5,276万4,755円となっております。 次に、2ページをお開きください。 資本的収支の決算額につきましては、消費税込みで収入が3,558万2,760円に対しまして、支出は2億2,474万141円でありまして、差し引き1億8,915万7,381円の不足となりました。なお、この資本的収入額が資本的支出額に対し不足いたします額は、2ページの一番下にありますように当年度分損益勘定留保資金6,903万1,013円、減債積立金1億2,012万6,368円で補填をいたしております。 以上、平成28年度石井町水道事業会計の決算につきましては、地方公営企業法第30条第4項の規定により議会の認定に付し、承認を得ようとするものであります。 なお、この決算につきましては監査委員の審査を受け、その審査意見書が提出されておりますのでご参照の上、ご承認くださいますようお願いいたします。 続きまして、報告第3号平成28年度資金不足比率の報告につきましては、議案説明書の最後のページ、17ページに掲載しておりますとおり資金不足比率の数値は表示されておりません。 平成28年度水道事業会計決算書の8ページをご覧ください。 中段の流動資産合計2億5,475万7,101円が一番下の欄、流動負債合計2億941万9,327円を上回っており、資金が不足していないため、資金不足比率の数値は表示されておりません。 以上、資金不足比率報告書につきましては、地方公共団体の財政への健全化に関する法律第22条第1項の規定により監査委員の審査を受け、その審査意見書をつけて議会に報告するものであります。以上でございます。 ○議長(川端義明君) これで提案理由の説明を終わります。 小休します。            午前11時57分 休憩            午後 1時28分 再開
    ○議長(川端義明君) 再開いたします。 以上で本日の日程は全て終了しました。 本日はこれにて散会いたします。            午後1時28分 散会...