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令和2年予算決算常任委員会 本文 2020-07-02

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  1. 小松島市議会 2020-07-02
    令和2年予算決算常任委員会 本文 2020-07-02


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2020年07月02日:令和2年予算決算常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案第45号,議案第46号についての説明まで省略- ◎ 前川委員長  以上で議案説明は終わりました。 ◎ 前川委員長  ここで,小休を15分ほど取りたいと思います。11時15分まで小休いたします。                        [休憩 午前10時59分]                        [再開 午前11時15分] ◎ 前川委員長  小休前に引き続き,委員会を開きます。  それでは,これより,先ほどの議案第37号から議案第39号までに対する質疑に入ります。質疑はございませんか。 ◎ 吉見委員  4点お聞きします。37ページの貸倒れ2億円の借入れというのですか,あれは,貸倒れということはないのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  この制度につきましては,国の外郭団体になりますふるさと財団を通して回収を委託するような形になりますので,貸倒れはありません。 ◎ 吉見委員  法律か何かでそのように決まっているのでしょうか。 ◯ 田中商工観光課長  すみません,法律かどうかまで今お答えすることができないのですけれども,ふるさと財団という財団がありまして,地方創生に資するものについての事業については無利子での貸付制度ということで制度設計に乗っかった貸付けになっております。これは,市役所がそのまま貸すのではなくて財団を経由して貸付けを行うということになっておりますので,その分につきまして地方自治体にリスクが生じないように,地方創生を進めるためにということでこの制度がありますので,基本的には貸倒れはないという制度設計になっております。 ◎ 吉見委員
     よく知らないのですけど,財団でも何でも,消滅とか,それとか,幾ら公共のやつでもその団体がなくなるということがあれば貸倒れもできるのではないかと思うのですけど,法律があるか,条例というのですか,そんなのがあるかを調べてまた御返事いただけますか。 ◯ 田中商工観光課長  申し訳ございません。財団の方が保証するのではなくて,貸付け団体に保証をつけますので,保証の方からの補填もありますので,想定しておりません。 ◎ 吉見委員  はい,分かりました。  次に,35ページの50万円の図書費なのですけど,これは,3月の質問でもしたのですけど,去年250万円が200万円になったと,それで50万円はどうなると言ったら請求したと言ったのですけど,これは,国の方から50万円やれと,図書費にしなさいと言っているのでしょうか,それとも,市の方で,去年は250万円だから50万円今年は削ったから50万円やったというのでしょうか。できたら,もっと上げてほしいのですけど。 ◯ 南財政課長  この50万円の部分につきましては,委員がおっしゃられていますように,3月定例会議でも取り上げられたというお話はお伺いをしております。このたび,補正の節のところにも書かれていますように,ステイホームの関係で在宅時間を充実して過ごすような対策として新型コロナウイルス交付金が活用できるというような内容になってございましたので,少なくとも例年並みに戻すというようなことで50万円を手当てさせていただいたところでございます。この金額の部分につきましては,ほかのコロナ対策予算とのバランスなどを見ながら50万円というようなことを財政課として査定させていただいたというようなところでございまして,今後,またコロナウイルス交付金の国の2号補正分が来るような予定もございますので,その中で,また,ほかの新型コロナウイルス対策費なんかとのバランスを見ながら考えさせていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  その答えは僕とはちょっと違うのですけど,今まで250万円だって今年も250万円だったら,在宅が多くなったから30万円とか50万円増やすと言うなら分かるのですけど,去年250万円のやつを今年200万円に削っているのだと,それを50万円増やすだけだったら,コロナがなくってもそうでしょう。おかしいと思いませんか。 ◯ 南財政課長  当初予算の200万円の部分につきましては,当初予算の限られた財源の中で全体の事業費バランスを見た上での予算措置であったものというふうに理解をいたしておりまして,今回,財源の手当ができるというような形の中で,その部分につきまして例年並みに取りあえず戻させていただくような形で50万円を増額補正させていただいたというふうなものでございます。ですから,逆に言いますと,財源がついていなければ当初予算の200万円のままだったという可能性もあるというようなことで,財源の手当もございますし,また,コロナウイルス在宅時間の充実対策というようなこともございますことから,このたびの補正において50万円を補正させていただいたということで御理解をお願いしたいと思います。 ◎ 吉見委員  納得できませんけど,2号補正に期待します。  3番目に,何か5,000ポイント,500ポイント,住民票の何とかを作ったらくれるというのですけど,マイナンバーカード,これは,もうちょっと詳しくゆっくりと教えていただけませんか。 ◯ 芳賀総務部参事  ただいまの委員さんからの御質問でございますが,マイナンバーカードを保有している方が,キャッシュレスですね,クレジットカード現金を最近チャージをして,固有名詞ですが,Suicaとかそういう交通系とか言われるカード現金をチャージする,あるいはクレジットで買物をする,その買物のことをキャッシュレスでお買物をするというような表現をします。そういうキャッシュレス買物をするときに,私はここのクレジットカードを使いますということを,マイキーIDというのですけれども,そこのサイトに登録をするのです。その登録をするときにマイナンバーカードクレジットカードですとか,例えば,現金キャッシュでそこのカードに落とす,例えば,最近ですと現金をチャージするカードというのがありますので,それをした場合に最大2万円までのお買物をすると5,000円分のポイントがクレジットカードに還元されるということで,国の方では,マイナンバーカードをこういう制度があるから作ってくださいというような趣旨の下,本年9月から来年3月までに還元が始まります。それにつきましては7月1日から受付,申込みが開始をされているということでございます。 ◎ 池渕委員  今の関連で,そもそも,本市のマイナンバーカードの普及をしとる今の現況の率と,これをもってどこまでの到達点でどれぐらいの目標のパーセンテージにやりたいというような,そういう計画というのは今あるのですか。 ◯ 芳賀総務部参事  ただいまの池渕委員の御質問でございますが,現在マイナンバーカードを保有している方というのは,市内の方で,この登録自体マイナンバーカード事務自体というのは戸籍住民課で行っておりますが,確認いたしましたところ,大体6月末時点で5,446人,パーセンテージにいたしますと14.3%ということで,国の方でも,今後,マイナンバーカードで,例えば保険証運転免許証など,どんどん移行していこうという計画があるようでございますが,最終目的地点のパーセントというのは50%を超えた形でできたらとは思いますが,なかなか現在の14.3%を考えますと現実的には30%台に乗せればなということは考えております。 ◎ 池渕委員  分かりました。個々,国として進めていく方向性はよく分かって,スマホも活用してという話の流れの中で,本市であるからこそ独自に,例えば,その中に組み込める付加価値というのができるものがあるならばまた御検討いただきたいなと思います。これについては終わります。 ◎ 吉見委員  これ,例えば,県だったら1万人に対して宿泊費がただとかいうように,何人まででなしに申請した人は全部行けるのですか,今から申請しても行けるのですか。 ◯ 芳賀総務部参事  マイナンバーカード申請でなくてマイナポイントの。マイナンバーカードの方は戸籍住民課になるのです,申請の方が。マイナンバーカードを持っている方でないとマイナポイントは取得できないということです。 ◎ 吉見委員  今からマイナンバーカードを作っても間に合いますかと言うん。 ◯ 内藤市民環境部長  マイナンバーカードについてなんですけども,現在,先ほど秘書政策課長の方からお話があったのですけども,マイナポイントを取得したいということでマイナンバーカード取得者が増えております。それで,4月からマイナポイント申請というひも付けの方が始まったところなのですけれども,およそ申請していただいてから1か月でマイナンバーカードが個人の元に届くというふうに考えております。だから,今,申請していただいたら,たしか,額は明確に覚えていないのですけども,マイナポイント上限額というのがあったかと思うのですけれども,それは間に合うというふうに考えております。 ◎ 吉見委員  上限があると聞いたのですけど,上限は何人までですか。 ◯ 芳賀総務部参事  国全体で4,000万人までということでございます。 ◎ 吉見委員  そしたら,1億2,000万人おったら,4,000万人やったらほんちょっとやね。それではあかんのと違うかなと思うけど,これは,国のことやからしゃあないから,次に行きます。よく分かりました。ありがとうございました。  学生に2キログラムの米を3つ送るとか言うて136万円とか209万円とまでしかメモしていないのですけど,詳しく教えていただけませんでしょうか。 ◯ 芳賀総務部参事  頑張る学生応援事業ということで,主に県外市外で1人で生活を送られている本市出身若者の方にコロナ対策在宅充実支援事業ということで実施を予定しておりますが,お米ですと日持ちもいたしますし,一人暮らしの学生さんが大きな冷蔵庫があるわけでもないと思いまして,そういったことで何を支援物資として採用するかというところにつきましては課内で協議等を行いましたが,日持ちのすると言いますか,お米を支援物資として送るということです。 ◎ 吉見委員  何人の学生と言うのですか,市外というか,徳島市でおっても行けるのやね。何人の学生に送るのですか。 ◯ 芳賀総務部参事  これは,主に学生生活ということで考えております。それで,各年代の方,進学率等を掛けまして求めますと大体600人ぐらい,市外県外学生生活を送られているであろうという概数としては600人ぐらい。それプラス,例えば,大学院に行ったとか専門学校に行った辺りの方を約100人ほど見込んでおります。それで合計700名ぐらいの方が全員申請に来られたらそれぐらいの人数になるかなということで積算しております。 ◎ 吉見委員  人数は大体しか把握していない,それで,名前も分からないと。だから,広報で言って,それで申請してくださいよと言ったら保護者とかそういう人が申請に来ると。そしたら送るのですか。 ◯ 芳賀総務部参事  はい,そのとおりでございます。それから,県外などでお暮らしの若い方になりますので,当然,SNSなどたくさんの種類に,ユーチューブとか民間のそういうSNSを最大限に活用しまして広報等も行ってまいりたいと考えております。 ◎ 吉見委員  大変いいことと思うのですけど,2点だけ不満があります。学生とか大学院とか専門学校ですか,その人に送るけど,18歳から働いている22歳までの人はなしですか。税金を納めてちゃんとやっているのにその人はなしで,学生でやっている人だけ送るというのは不思議に思うのですけど。 ◯ 芳賀総務部参事  このたびの一連のコロナ禍状況の中で,学生さんなどにつきましては定職という職業を持っていないわけなのですけれども,アルバイトなので苦しい生活を想定いたしまして,このたびは学生さんということで考えております。 ◎ 吉見委員  答弁の中でアルバイトをしていると言ったけど,例えば,演劇のためにやっていると,演劇をするためにはすぐに出れんと,そしたらアルバイトで食いつないでいると,漫才師もそうやし,みんなアルバイトで食いつないでいるは幾らでも若者でおりますよ。希望を持ってやっているのですよ。その人には何もなしですか。 ◯ 芳賀総務部参事  この事業は,法律,国がこのようなルールでしなさいと言った事業ではないのです。市独自が実施いたしますので,その辺は随時御相談いただきまして,なるべく間口を広げて事業を行いたいと思っておりますので,また個別に御相談いただければと思います。 ◎ 吉見委員  意味がちょっと分からないのですけど。 ◯ 芳賀総務部参事  この事業は,市がそういったコロナ禍本市出身学生さんを対象にとは考えております。ただ,委員さんが今おっしゃったような中間の層になるような方たちもおいでますので,その都度考えたいということでございます。 ◎ 吉見委員  若者みんなを救済するというふうに考えていただきたいと思います。  それと,この救済は,国が考える前に,燕市だったかな,それがコロナで帰れないから,学生若者と,それと県外におる人は全部データがあるから,その人に強制的に,強制的と言うのかな,そのままぱっぱっと送るというふうなことをやっていたと思うのですけど,今後のことを考えればそういうふうな登録をして,データを持っていると言ったら一々申請しに来ないでもこっちからプッシュ式でいけるというので,名簿を作る意思はございませんか。 ◯ 芳賀総務部参事  このたびも,体だけ県外でおいでるような方もおいでるかもしれないのです,これ,募集を今からかけていきますけれども。ですので,事前にそういった個人情報の作成というのは少し困難かなと思います。 ◎ 吉見委員  市長にお尋ねします。そういうふうな,小松島市から市外へ出ている人のデータを市が管理しておって,それで,また2次,3次もありますので,市外に行くときはちゃんと登録してくださいよと言って登録して持っておって,それで,こういうときには申請に来ないでもぱっと送れるというふうなことを考えることはございませんか。 ◯ 中山市長  今,個人情報保護法というのがありまして大変難しいとは思いますが,今,芳賀参事の方から申しましたように,できることはやっていかなくてはいけないと思っております。そのためにも,マイナンバーカードの普及も必要かなと思っておりますので,市民皆さんにおかれましては,そういうふうな,ちゃんと登録もしていただいて,分かる情報があれば積極的に市の方に教えていただければ対応を考えていきたいなと思っております。 ◎ 吉見委員  意味が分からないのですけど。質問を終わります。 ◎ 前川委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 四宮委員  危機管理の方にお聞きします。先ほど,補正予算災害対策事業に対してということで,コロナ関連消耗品マスクとか消毒剤備蓄というのですか,それに宛てがうと言うて説明があったと思うのですけど,現状を教えていただけますか。 ◯ 橋本危機管理課長  まず,消耗品としてマスク消毒液という説明をさせていただきました。この補正予算の中で,まず,マスクを5,000枚,消毒液500ミリリットルを100本,次に,間仕切りのパーティションですね,これを270張りで,組立式ダンボールベッドを70台購入してまいりたいと考えております。それで,現在のマスクが約5,300枚ということで,5,000枚を足して約1万枚になるというところで,消毒液も現在約290リットルで補正のをプラスして約340リットルになると。パーティションは現在26張りということで,これを足して約300張り,ダンボールベッドも現在26台なので,これを足して約100台という形で避難所に対して充足してまいりたいと考えております。 ◎ 四宮委員  今,マスクパーティション等の今の備蓄状況をお聞きしたのですけど,このたびのコロナ対策で,実際に備蓄品の中から出た分ですね,消費というか,使われた分としては実際どんなものなのですか。 ◯ 橋本危機管理課長  マスクについては,配布の合計が約6,800枚ぐらい,配布をしていっております。消毒液についても約100リットルぐらいを各課等に配布している状況でございます。 ◎ 四宮委員  ありがとうございました。補填する分で今回コロナ事業費を宛てがって備蓄に備えるということでよろしいのですね。  せんだって,徳島新聞に,通称アベノマスクと言われる,国からの1世帯に2枚マスクが来たこのマスクを,不要な分を回収するボックスということで小松島市役所の受付の横に設置されたということを新聞で見ました。私の方にも,ほぼ1か月ほど前に,ある一般の市民の方から,今アベノマスクが届いたのやけど,そのときは,マスクは品切れ品切れ言いよった時期を通り過ぎて,ある程度潤沢にどこでもマスクが手に入るような状況になったと。今,家にもたくさんあるので,このマスクをどないぞ活用してもらえないかということで,市の方でもこういう回収ボックスなんかを置いたらどうでしょうかという小さな声をいただきました。当時,総務の方にお伝えしたら,回収は結構なんですけど,その後の使い道としてどういうことがあるかまた検討した上でお答えしますということの返事でした。今回,置かれるについてお聞きしたところ,何か,市長の強い思いで設置されたということなんですけど,何でしたら,市長,どういう思いで設置をされたか,お聞きしたいと思います。 ◯ 中山市長  四宮委員と同じ思いでございまして,財政が厳しい中,市民の力を借りたいなと思いまして,おっしゃるように,マスクがあっても埋もれてしまって忘れてしまうマスクもあるだろうと,そうしたときに,そうなる前にそういうふうな箱を設置しておけば,市民皆さんも,小松島市政は本当に財政が厳しいのだなということも分かってもらえるし,そして,力になれたわという,より,今後,小松島市を何とかしていこうという,市民の皆様と一緒にしていこうという気持ちが生まれるのではないかなと思って設置させていただきました。集まった状況につきましては,毎日ホームページにおきまして,今日は何枚いただきまして累計何枚,また,消毒液何リットル集まりましたということを周知させていただいております。学校とか,今後,生徒の皆さんに使っていただけるようにしていきたいと思っております。 ◎ 四宮委員  ありがとうございました。今議会で,私,一般質問SDGsについて御質問しましたけど,せっかく設置箱というか回収箱を置いていただきよるのでしたら,SDGsの中の12番の作る責任,使う責任ということで,無駄をなくして再利用するというか,利活用するということで担当課の方に申し上げたところ,早速,大きなフリップで回収箱の方の上に置いていただきました。本当にありがとうございました。 ◎ 前川委員長  ほかに。 ◎ 近藤委員  危機管理課にお尋ねします。自立型パーティション,これに関しまして26張り準備をされているということで,早いうちからの構想ということで全国的にも注目を浴びました。この26張りに関しては,着替えでありましたり,皆さんが共有をして用いるものでありましたけれども,非常に早い段階で,このたびダンボールベッド,それから,今も四宮委員さんの方から270台というのを聞いてくださいましたけれども,それから,組立式パーティション,この数も非常に多ございます。このように早急に準備をしていただいているという小松島市の体制は素晴らしいなというように感じておりますが,組立式パーティション,これを,できるだけ密を避けるように,複合型災害にこれから突入します中で皆さんの安心につながるようにお願いをしたいところでありますけれども,分配の方法とかもあると思いますが,今後この数が増えていくということはあるのでしょうか。 ◯ 橋本危機管理課長  現在,指定避難所というのが65か所,市内の方であります。このパーティション,今回の補正で購入して約300張り足して合計になるのですけども,それで,4から5張り,1避難所に対してということで,まだまだ現状は足りていない状況と考えております。配慮者等の,先ほどの委員さんがおっしゃったような,プライバシーも兼ねての飛沫防止ということで,1か所については10張りは最低,まずは,ということで650張りということで,今後もこういう交付金等を活用しながら充足に向けては進めていきたいと考えております。 ◎ 近藤委員  ありがとうございます。1か所に10張りと,非常に心強い,市民も喜ばれていると思います。それで,自立型パーティションと,それと,先ほど課長さんの方で説明されました組立式パーティションというのは,本来,似たような形のものであるのでしょうか。それとも,本当に仕切られただけのものであるのでしょうか。 ◯ 橋本危機管理課長  現在備蓄している26張りというのは,当然,四方に囲まれた自立型のパーティションなのですけど,このたびの補正で上げさせていただいているパーティションも,同等の,四方に囲まれた自立的なパーティションでございます。 ◎ 近藤委員  四方を囲まれているということで,今までは共有して皆さんで使っていたもの,それを,非常に,避難をしてきた方,その方々がプライベート空間を保ちながら使えるということで,市の早い対応であったと思っております。今後,また1か所10張りに向けまして,どうか整えていただけますようによろしくお願いいたします。
    ◎ 出口議長  まず,委員外発言を委員長に許可をしていただきたいと思いますが,いかがでしょうか。 ◎ 前川委員長  許可いたします。 ◎ 出口議長  ありがとうございます。  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について大きくお聞きをしたいのですけども,今回,補正予算でいろんな盛りだくさんの対応がこの交付金を使ってなされようとしておるのですけども,地方創生臨時交付金について,これ,期限とか金額に制限はあるのでしょうか,お聞きしたいのですけど。 ◯ 南財政課長  このたび財源として活用させていただきました新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金につきましては,小松島市におきましては約1億5,000万円ほどの交付がなされております。これにつきましては国の1号補正に計上された金額でございまして,市といたしましては,新型コロナウイルス状況に応じまして,まず第一義的には感染予防に使うと。その中で,次の段階といたしましては,感染防止に伴いまして在宅の時間が増えるというようなことから,在宅時間を有意義に過ごしていただくために使う。具体的にはテレワークの推進ですとか,もしくは,在宅時間の充実を図るために,映像ですとかそういった部分についての情報関係の通信関係の充実支援について使うと。さらに,終息してきました後に疲弊している経済体制を立て直すという部分で,アフターコロナと申しまして,地域の経済活動に資するような事業に使えるというような使途が国の方からは指示を受けております。それらに対して国の1号補正として1億5,000万円ほどが計上されているところでございまして,これを使用する時期につきましては,基本的には年度内というような形でございますけれども,事業によりましては,例えば,私どもも計上いたしております衛生面の施設改善,トイレの洋式化なんかにおきましては事業が繰り越すことも想定されますので,その辺りについては事業を繰り越すことについても認められるというふうに理解をいたしております。  なお,つい先日,国の方で第2号の補正予算についても可決・成立をいたしておりますが,そちらの方で小松島市に対しまして約3億7,000万円ほど追加の新型コロナウイルス交付金の金額が内示として示されているところでございます。 ◎ 出口議長  取りあえず1次補正として1億5,000万円ということですけれども,この6月補正予算で1億5,000万円のうちどのくらい使うのですか。 ◯ 南財政課長  コロナウイルス交付金につきましては,本会議の答弁でも御説明をさせていただいておりますが,今回の3号補正,また,さきの,そもそも2号補正分新型コロナウイルス交付金を利用させていただいておりまして,2号補正で計上させていただきました市内の中小企業に対する事業の応援給付金ですね,国のセーフティー貸付けを利用された方等を中心に10万円を給付するという事業の応援給付金の部分で5,000万円余りを既に計上させていただいております。このたびの一般会計補正の第3号におきまして1億円弱,残りの9,900万円余りをこちらの方で財源として使用させていただいておりまして,国の1号補正に伴うコロナ交付金部分につきましては2号補正及び3号補正で全額を財源として充当したということでございます。 ◎ 出口議長  先日も徳島から6人目の感染者が出たということで,徳島保健所管内ということで小松島市も近いということだろうと思うんですけども,それから,国においても,第2波,第3波の襲来と言いますか,感染が非常に危惧されとるときなのですけども,1次補正,2次補正交付金の1億5,000万円はほぼ事業化されとるということで,アフターコロナコロナ以後の経済の立て直しとかいろんなことについては3号として3億7,000万円,小松島市が配分されとるということですけども,アフターコロナと言うよりも,まだ小松島市では,ウイズコロナと言いますか,コロナ感染対応をもっとやらないかん余地があるように私は思うのですけども。  そんな中で,小松島市議会は通年会期制を取っておりますので,6月はこれでいいだろうと思うのですけども,早急に感染予防の必要があるような事業が出た場合に,9月まで待つということはなくて,いつでも臨時会議を開きますので,その辺り,臨機応変の処置をぜひ行政にも取ってもらいたいのですけども,その辺り,市長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ◯ 中山市長  議長がおっしゃられたように,今後,第2波,第3波の心配をしていかなくてはいけないと思っております。当然,これから3億7,000万円余りの予算配分をしてしっかりとコロナ対策に充てる計画をしていくつもりでございまして,その都度,当然,議会の皆様の承認も必要なので,臨時議会を開催していただくようにお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。 ◎ 出口議長  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。 ◎ 池渕委員  さっき危機管理の方でもマスク消毒液という話があったのですけど,各課それぞれ現課において同様,同品の予算立てをコロナ対策でされとると思うのですが,総務部長にお伺いしたいのですけど,それを予算の後に,通常,物品購入委員会でやられると思うのですけど,同品,同趣旨のものを一括してやるのか,あるいは,現課ごとに出した部分で現課ごとで物品購入委員会でやっていくのかという,まず,その考え方は今どういうふうにまとまっていますか。 ◯ 西照総務部長  今現在,委員も御承知のとおり,予算は各所管で消毒液等の予算づけをやっております。いざ購入の部分については,今現在のところは一括購入というのはちょっと考えていないというところでございます。  ただ,先ほど危機管理課長の方からもお話をいたしておりますが,今回の新型コロナの分については,急に消毒液とかマスクが必要になったということで,まずは危機管理課の備蓄品の方から早急に必要なというようなところで消毒液マスクというのは各課にも配布をいたしておりますが,特に消毒液については,危機管理課が調達する場合については県から調達するといったところもございますので,大量に購入するという部分については,当然,入札云々というのは出てくるかと思いますが,各所管分の施設の分については,予算の金額を見ていただいたらお分かりのとおり,非常に少額ということで,今のところは現課サイドの1品ごとの対応ということを考えてございます。 ◎ 池渕委員  できるだけ地元事業者の人で少額,大量仕入れになると,なかなか大きなところでないと難しいので,そこらは,逆にそういう柔軟性を持っていただいて地元事業者の人にできるだけ発注の機会を設けていただきたいということと,併せて,これ,市長に考え方をお伺いしたいのですが,今の話と,もう一点,トイレの改修に関しても,これ,各箇所が多く出てきて,県の方だったら市長も御存じのように,同趣旨の工事が多くなると割と業者さんに満遍なく当てれるように例えば取りのきをするとか,できる限り,各ランクそれぞれにビジネスチャンスが与えられるようなやり方とか,できる限り多くの方々が事業に参加していただけるような,地元事業者を育成するという考え方の下で物品なり工事の入札執行なりをしていただきたいと思うのですけども,市長,いかがでしょうか。 ◯ 中山市長  池渕委員のおっしゃるとおり,やはり地元で頑張る企業とか業者,また,個人商店というのは大事にしていかなければいけないと思っておりますので,当然,地元優先で発注を考えていきたいと思っております。また,入札に関しても一抜け方式という方式を取っていると認識しておりまして,これからも続けていきたいと思っております。 ◎ 池渕委員  今の一抜け方式という部分も,まだ本市ではなかなかできていない部分もあるかと思いますので,ぜひとも,複数同趣旨の部分があるものについては,今の市長のお考え方で進めていただければなと思います。 ◎ 前川委員長  ほかに質疑はございませんか。 ◎ 井内委員  教育委員会に少しお尋ねしたいと思うのですが,先ほど説明のありました,夏休み期間中の児童生徒の学校給食に対する無償化の予算計上が1,400万円余り計上されておりますが,その内容については,中学校で20日間,あるいは小学校で17日間ですか,授業の回復を努めたいということでありますが,学校給食を実施する場合については,通常の献立による学校給食ですか,あるいは,簡易給食を一部取り入れるというふうなことになるのですか,教えてください。 ◯ 花岡教育政策課長  このたびの夏期休業中の授業を確保するための給食につきましては,牛乳だけとかいうのではなくて通常の給食を提供する予定としております。 ◎ 井内委員  はい,よく分かりました。ただ,先ほども出口議長の方からも話がありましたように,新型コロナウイルス感染症の関係につきましては,油断すると第2波,第3波の恐れがありますので,私も一般質問させていただきましたが,そういうことの対応ができるように,例えば,簡易給食も,あるいは食材の関係もすぐ対応できるように考えていただきたいというふうに教育委員会にお願いしたいと思うのですが,いかがですか。 ◯ 花岡教育政策課長  委員御指摘を含めまして今後よく考えていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 前川委員長  ほかに質疑ございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 前川委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 前川委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより採決いたします。  議案第37号 令和2年度小松島市一般会計補正予算(第3号),議案第38号 令和2年度小松島市国民健康保険特別会計補正予算(第1号),及び議案第39号 令和2年度小松島市介護保険特別会計補正予算(第1号),以上3件についてを一括採決いたします。  お諮りいたします。  議案第37号から議案第39号までについて,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 前川委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第37号から議案第39号までについては,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託をされました事件は全て議了いたしました。  次に,当局より報告第6号,及び報告第13号から報告第17号までについて,お昼をまたぎますけど,御説明願います。  大分かかりますか。  ということなので,午後1時まで小休いたします。                        [休憩 午後 0時03分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 前川委員長  休憩前に引き続き,委員会を開きます。  それでは,次に,当局より報告第6号,及び報告第13号から報告第17号までについて説明願います。 -報告第6号,及び報告第13号から報告第17号についての説明省略- ◎ 前川委員長  以上で,報告第6号,及び報告第13号から報告第17号までに関する説明は終わりましたが,ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 前川委員長  ないようでございますので,委員の皆様から所管事項で何かございませんか。 ◎ 吉見委員  衛生センターに可燃ごみの持込みの件で質問します。  タブレットナンバー88の平成30年度主要施策の成果などに関する説明書の105ページに,可燃ごみの直接が171トン,直搬が24トンとありますけど,これの料金を取っていると思うのですけど,料金は幾ら収入があったのでしょうか。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  主要施策の数字というのがよく分からないのですけども,可燃性の粗大ごみ及び不燃性の粗大ごみというのが,結局,先ほどの数字には,直接市民が入れている粗大ごみと,それと,個別のごみが含まれておりますので,現在の平成31年度の可燃ごみ,不燃ごみの粗大ごみの合計のトン数というのが197トンになっております。それで,粗大ごみの持込みに関する処理の手数料ということで216万5,000円ほどの金額が収入として入ってきております。 ◎ 吉見委員  粗大ごみのやつが216万円,可燃ごみと不燃ごみを合わせて粗大ごみというふうに言うのでしょうか。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  はい,そのとおりです。 ◎ 吉見委員  そしたら,僕のような個人が持っていくやつと,営業車というのですか,そういうのが持っていくやつとは料金は別にはなっていないのでしょうか。それで,可燃ごみ,不燃ごみの方も別には統計は取っていないのでしょうか。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  今さっき申し上げました粗大ごみの持込みの処理手数料というのが,市民が持ち込んだ金額の手数料になります。 ◎ 吉見委員  市民が持ち込んだ手数料が216万円ですか。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  そのとおりです。 ◎ 吉見委員  そして,持込みの時間ですけど,3時から4時半までというふうになっていますけど,4時半に着いていないといけないのですか,それとも,遅れたらいけないのは分かるのですけど,どのような受付をしているかということを教えてください。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  本市の施設から説明させていただきますと,可燃ごみと粗大ごみの搬入場所というのが,今,プラットフォームの方が1つ,同じ場所になっております。それで,持込みの場所については,午前から午後にかけて直営や許可業者等の搬入がありまして,安全の配慮上,時間を分けて午後3時以降に粗大ごみを持ち込んでいただくということになっております。また,受付の終了時間を午後4時半としているのは,その後に分別,清掃及び明日の搬入準備に30分程度かかるためであります。今後,作業に支障のない範囲で,締切は4時半という話にはなっておりますが,4時半以降の作業に支障のない範囲で,電話で問合せがあった場合は柔軟に対応できるように検討したいと考えております。 ◎ 吉見委員  ここの市役所でも5時15分が終わりだから5時14分59秒に来れば,そのときに10人が一発にぼーんと来てもやってしまいますわね。そしたら,衛生センターの場合は,持込みの場合に,5時15分までやって,そういうふうに後片付けが要るからできないというのは,市民の利便性を上げるためにはそれでは駄目ではないのでしょうか。
    ◯ 舩越環境衛生センター所長  終了の時間というのが,清掃とかそういう後の時間を考えて4時半というふうに設定はしておりますが,最後の作業,清掃とか後片付けの作業に支障のない形でこっちも考えさせていただきたいかなと思っております。 ◎ 吉見委員  少しは延びるというのでちょっとはいいかなとは思うのですけど,市民の利便性を考えれば5時15分まで,市役所が5時15分だったら仕事をして60センチに切らんといけませんわね。そしたら,60センチに切りよったら,あ,しもた,4時半だったということもあるのですよ。それは,5時15分だったら市役所全体が5時15分だから行けるのと違いますか。それで,後片付けというのは,そんなに毎日毎日後片付けをやるというわけはないでしょう。朝だったら搬入がないのだから朝の30分でやれるのと違いますの。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  片付け,清掃の方は毎日やっております。それと,次の日の朝に片付けという話なのですけども,これ,一般廃棄物の収集業者の方は朝の8時半から来ております。ですので,清掃作業をそのときにするというのは大変危険な状態になるかと思います。 ◎ 吉見委員  これ,3時から4時15分というのはいつから決めたのでしょうか。あ,すみません,4時半まではいつ頃から決めたのですか。僕が知っている限りは20年ぐらい前からずっとそういうふうなので,徳島新聞の読者の欄を読んでも,1回,早いでないかと言われたときがあったと思うのですけど。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  これ,はっきりとは把握していないのですけども,広報等の記録を見る限りでは,時間の記載が,たしか,平成20年ぐらいからだったと思いますので,恐らく,平成19年ぐらいだと思われます。 ◎ 吉見委員  ちょっとだけ延びるというので,それでちょっとは前進かなとは思うんですけど,話をしていったら,市民の方から,「おい,土曜日とか日曜日とか,月に1回でもええから,できたら月に2回,第1と第3というふうに受け取ってくれないか,サラリーマンだったらそうでないと持っていけんぞ」というふうな声があるのですけど,どうでしょうか。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  日曜日とか祭日に収集の方をという話だと思うのですけども,現在も平日の祝祭日というのは一般廃棄物の収集を行っております。ですので,それプラス,併せて日曜日に収集ということになったら,また職員の労働の環境も変わってくるということで,また検討させていただきたいと思います。 ◎ 吉見委員  すみません,今のことをもう一回言ってください。祭日も収集はやっているということはある,僕やが持っていってもいいということですか。 ◯ 舩越環境衛生センター所長  これ,平日の祭日に収集をしているというのは,うちの直営の職員,収集員が一般廃棄物の収集をしている,家庭ごみを収集しているということでございます。 ◎ 吉見委員  それでは,市長にお尋ねします。市長は選挙のときに改革を一番に上げてやったと思うのですけど,日曜日,第1とか第3とか第4とか,日曜日に1日ぐらい,月に1回,粗大ごみというのですか,持込みを行けるように改革はできないのでしょうか。 ◯ 中山市長  ただいま御説明をしたように,まず,当然,吉見委員のおっしゃる市民サービスの向上というのはまず一番に考えていかなければいけないと思います。ただ,限られた人員の中で一生懸命,日中作業をされておる衛生組合の職員さん,まず第一に事故の防止も考えなくちゃいけないし,あと,どれだけ需要があるということもこれから調査していかなければいけないと思います。やみくもに残業代を払ったらまた財政を圧迫する可能性もありますので,しっかりとその辺のところは関係部局と協議して決めていきたいと思っております。 ◎ 吉見委員  57歳の誕生日おめでとうございます。そのときのために,ちゃんと,日曜日でも行けるように考えて変革してください。お願いします。 ◎ 前川委員長  ほかに所管事項で御意見。 ◎ 南部委員  すいません,財政課に聞かせてください。本来なら一般質問でさせていただこうと思ったのですが,私自身が監査委員に辞令をいただきまして差し控えさせていただいた内容ですが,簡潔に聞かせていただくので,ぜひお答えいただければと思います。  本年度予算についてなのですが,本年度予算は,緊縮財政の中でかなり厳しい,160億円の予算だったと思います。その中で,継続事業というのでずっとやってきた事業があると思うのですが,その中で予算付けなかった事業がたくさんあると思います。その事業について,どれぐらいあるのか,どんな事業だったのかを少し教えていただけないでしょうか。お願いいたします。 ◯ 南財政課長  予算編成においてということでございます。どういうふうに予算づけをしたかという査定についての御質問だと御理解をいたします。予算編成におきましては,計上されている予算の性質におきまして,委員からは継続的な事業というようなお話がございましたが,予算編成上では,経常的な予算か臨時的な予算かという2つに大きく分類をして査定をするような形になります。経常的な予算というものにつきましては,例えば,人件費,扶助費,公債費といいました,俗に義務的経費と呼ばれる予算に代表されますように,継続的な行政需要に対応して計上される性質のものでございまして,これにつきましては,当然,例年,現課の方から予算要求がございまして,財政課といたしましても,金額について要求が妥当かどうかという査定は行いますけれども,予算付けないゼロ査定といったことは行っておりません。これは,令和2年度の当初予算におきましても同様でございます。  もう一方の臨時的な予算というようなものにつきましては,これは,代表されますのは,普通建設事業のように投資的な経費ですとか,単年度または複数年であっても一時的,もしくは偶発的な行政需要に対応して計上される性質のものでございまして,これにつきましては,事業によって予算付けないといった判断もいたします。令和2年度の当初予算について申し上げますと,前年度予算計上がなされておりまして本年度も予算要求があったにもかかわらず予算付けなかった,いわゆるゼロ査定を行ったものにつきましては,前年度予算ベースで約7,163万円,要求では1億473万円ほどございました。また,前年度予算計上がなされておらず本年度初めて予算要求がなされました,いわゆる新規事業につきましてゼロ査定を行ったものにつきましては,要求ベースで4億6,019万円ほどございまして,これらいずれの場合におきましても,臨時的経費で,例えば,具体的に申し上げますと,既存施設の解体撤去費用でございますとか既存施設の更新事業,もしくは清掃車の購入事業といった投資的な内容のものとなってございます。 ◎ 南部委員  ちなみに,その中で予算付けなかった事業の査定基準というのを教えていただけないですか。 ◯ 南財政課長  予算の査定におきましては,義務的経費につきましては,先ほども申し上げましたけれども,現課からの要求金額が適切かどうかを判断して予算づけを行うというようなことを行っております。もう一方で,臨時的な経費につきましては,限られた財源の中で当初予算を編成するということになりますと,自然とそういった臨時的な予算につきましては,事業の必要性ですとか,もしくは事業の実施時期について精査を行い,その選択を行うこととなります。また,臨時的な経費につきましても,例えば,普通建設事業の場合につきましては財源に地方債を充当することが多いことから,地方債につきましては将来的に公債費という形で義務的経費に跳ね返ってまいりますので,公債費を平準化するという意味からも,事業の取捨選択を行って,その結果,今年度の予算が編成されているというようなことでございますので,御理解のほどをお願いしたいと思います。 ◎ 南部委員  事業の選択を行ったということなのですが,具体的なところで少し聞かせていただきたいと思うのですが,例えば,今回,公民館を2つ新規で建て替えるというような事業が継続事業としてあったと思うのですが,名前を出すと小松島公民館とか南公民館とか2つあったと思うのですが,片一方の方は新規事業として動くことになったと,しかし,片一方の方は停止を,止まったという状況だったと思うのですが,その経緯と言いますか,教えていただければと思いまして,お願いいたします。 ◯ 南財政課長  委員の例示にございました公民館の建設事業につきましては,そもそも,先ほども申し上げましたように,投資的な経費の部分につきましては地方債を財源として充当することが非常に多いというような中で,本年度のそもそもの普通建設事業予算を幾らにするか,また,それによりまして借入れをする地方債が幾らになるかというようなことを検討した中で,そもそもの普通建設事業としての予算の規模というのが決定をしてまいります。近年,小松島市におきましては,例えば,高速道路の関係ですとか,もしくは,和田島の自衛隊基地周辺の排水事業関係ですとか,もしくは,旧の市営グラウンドの整備事業など,普通建設事業がかなり大きな金額で行われておりまして,そういった事業と同じ土俵の上で公民館の建設事業についても協議をさせていただいて,そもそも,そういった普通建設事業全体の予算規模をどれぐらいにするかというような部分の中で,どうしても普通建設事業の金額を抑えなければ将来公債費が増えるというようなことから事業の選択を行ったような次第でございます。その中におきまして,公民館につきましては,2つを一緒に行うということにつきましては,将来の公債費負担というのが非常に大きくなるということで,どちらか1つを選択せざるを得ないというような状況となった次第でございます。  その中で,具体的な名前の上がりました小松島公民館と南小松島公民館でございますけれども,小松島公民館につきましては,建て替え計画の中で,現在建っている所とは別の土地に建て替えを行うというような方法を取るということで,基本的には,公民館活動を行って,建て替わった後で新しい施設ですぐ,極端な話,翌日からでも,建ち上がったすぐに公民館の利用ができるというような状況がございます。片や,もう一方の南小松島公民館につきましては,土地が,今,現状建っている所以外には考えられないということで,南小松島公民館を取り壊して,なおかつ,公民館活動ができない時期というのが一定あって,その上で南小松島の跡地に建てるというような連続した事業を行わなければならないということで,非常に財政負担的に南小松島公民館を建て替えるのには,取り壊してから建て替えるまでの一連の事業を一気に行わなければならないということで事業費も大きくなると。今後,委員御承知のように,基金なんかが減ってくる中で,なかなか,事業費の大きなものが予算づけしづらい状況も出てくるだろうという判断の中で,先に南小松島公民館の方を予算づけさせていただいて,小松島公民館の方については,全体的な普通建設事業費予算ですとか,もしくは,先ほど申しました,南小松島公民館との選択の中において,今年については見送りをさせていただいたというような経緯でございます。 ◎ 南部委員  理由があり,2つが経緯的に分かれたというようなことだと思うのですが,2つとも継続事業として私は残っているものだと,1つの方,動いていない方もそうだと思っております。ぜひ,最終的に誰か聞くわけではないのですが,御検討いただきまして,継続事業で必要なものに関しては続けていただければと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 前川委員長  ほかにどなたか,所管事項で何かございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 前川委員長  ないようでございますので,これより以降は委員により協議を行いますので,ただいまから市長の御挨拶を受けまして,その後に行政当局には御退席をしていただきます。御了承ください。 ◯ 中山市長  まず,議案説明の中で,発言の許可を得ずに御説明したことに対して深くおわびを申し上げます。今後は,このようなことがないように議会運営のルールにのっとり,しっかりとルールを遵守して徹底をしてまいりたいと思っております。  また,本日は,委員各位におかれましては,本委員会に付託された議案につきまして,原案どおりお認めいただき,ありがとうございました。  各委員からは,貴重な御意見,御提言などをいただいておりますところでありますが,しっかりと検討して市政運営に反映してまいりたいと思っております。大変お世話になりまして,ありがとうございました。 ◎ 前川委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 1時40分]                        [再開 午後 1時49分] ◎ 前川委員長  休憩前に引き続き,委員会を開きます。                           (委員間協議) ◎ 前川委員長  以上をもちまして予算決算常任委員会を閉会いたします。                        [閉会 午後 1時54分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....