小松島市議会 2020-07-02
令和2年予算決算常任委員会 本文 2020-07-02
よく知らないのですけど,
財団でも何でも,消滅とか,それとか,
幾ら公共のやつでもその団体がなくなるということがあれば
貸倒れもできるのではないかと思うのですけど,
法律があるか,条例というのですか,そんなのがあるかを調べてまた御返事いただけますか。
◯ 田中商工観光課長
申し訳ございません。
財団の方が保証するのではなくて,貸
付け団体に保証をつけますので,保証の方からの補填もありますので,想定しておりません。
◎
吉見委員
はい,分かりました。
次に,35ページの50万円の
図書費なのですけど,これは,3月の
質問でもしたのですけど,去年250万円が200万円になったと,それで50万円はどうなると言ったら請求したと言ったのですけど,これは,国の方から50万円やれと,
図書費にしなさいと言っているのでしょうか,それとも,市の方で,去年は250万円だから50万円今年は削ったから50万円やったというのでしょうか。できたら,もっと上げてほしいのですけど。
◯ 南財政課長
この50万円の
部分につきましては,
委員がおっしゃられていますように,3月
定例会議でも取り上げられたというお話はお伺いをしております。このたび,
補正の節のところにも書かれていますように,ステイホームの関係で
在宅時間を充実して過ごすような
対策として
新型コロナウイルスの
交付金が活用できるというような内容になってございましたので,少なくとも
例年並みに戻すというようなことで50万円を手当てさせていただいたところでございます。この金額の
部分につきましては,ほかの
コロナ対策の
予算との
バランスなどを見ながら50万円というようなことを
財政課として査定させていただいたというようなところでございまして,今後,また
コロナウイルスの
交付金の国の2
号補正分が来るような予定もございますので,その中で,また,ほかの
新型コロナウイルスの
対策費なんかとの
バランスを見ながら考えさせていただきたいと
思います。
◎
吉見委員
その答えは僕とはちょっと違うのですけど,今まで250万円だって今年も250万円だったら,
在宅が多くなったから30万円とか50万円増やすと言うなら分かるのですけど,去年250万円のやつを今年200万円に削っているのだと,それを50万円増やすだけだったら,
コロナがなくってもそうでしょう。おかしいと
思いませんか。
◯ 南財政課長
当初
予算の200万円の
部分につきましては,当初
予算の限られた
財源の中で全体の
事業費の
バランスを見た上での
予算措置であったものというふうに理解をいたしておりまして,今回,
財源の手当ができるというような形の中で,その
部分につきまして
例年並みに取りあえず戻させていただくような形で50万円を増額
補正させていただいたというふうなものでございます。ですから,逆に言いますと,
財源がついていなければ当初
予算の200万円のままだったという
可能性もあるというようなことで,
財源の手当もございますし,また,
コロナウイルスの
在宅時間の
充実対策というようなこともございますことから,このたびの
補正において50万円を
補正させていただいたということで御理解をお願いしたいと
思います。
◎
吉見委員
納得できませんけど,2
号補正に期待します。
3番目に,何か5,000ポイント,500ポイント,
住民票の何とかを作ったらくれるというのですけど,
マイナンバーカード,これは,もうちょっと詳しくゆっくりと教えていただけませんか。
◯ 芳賀総務部参事
ただいまの
委員さんからの御
質問でございますが,
マイナンバーカードを保有している方が,
キャッシュレスですね,
クレジットカードや
現金を最近チャージをして,固有名詞ですが,Suicaとかそういう
交通系とか言われる
カードで
現金をチャージする,あるいはクレジットで
買物をする,その
買物のことを
キャッシュレスでお
買物をするというような表現をします。そういう
キャッシュレスで
買物をするときに,私はここの
クレジットカードを使いますということを,
マイキーIDというのですけれども,そこのサイトに
登録をするのです。その
登録をするときに
マイナンバーカードと
クレジットカードですとか,例えば,
現金,
キャッシュでそこの
カードに落とす,例えば,最近ですと
現金をチャージする
カードというのがありますので,それをした場合に最大2万円までのお
買物をすると5,000円分のポイントが
クレジットカードに還元されるということで,国の方では,
マイナンバーカードをこういう
制度があるから作ってくださいというような趣旨の下,本年9月から来年3月までに還元が始まります。それにつきましては7月1日から受付,
申込みが開始をされているということでございます。
◎
池渕委員
今の関連で,そもそも,本市の
マイナンバーカードの普及をしとる今の現況の率と,これをもってどこまでの
到達点でどれぐらいの目標の
パーセンテージにやりたいというような,そういう計画というのは今あるのですか。
◯ 芳賀総務部参事
ただいまの
池渕委員の御
質問でございますが,現在
マイナンバーカードを保有している方というのは,市内の方で,この
登録自体,
マイナンバーカードの
事務自体というのは
戸籍住民課で行っておりますが,確認いたしましたところ,大体6月末時点で5,446人,
パーセンテージにいたしますと14.3%ということで,国の方でも,今後,
マイナンバーカードで,例えば
保険証,
運転免許証など,どんどん移行していこうという計画があるようでございますが,
最終目的地点のパーセントというのは50%を超えた形でできたらとは
思いますが,なかなか現在の14.3%を考えますと現実的には30%台に乗せればなということは考えております。
◎
池渕委員
分かりました。個々,国として進めていく
方向性はよく分かって,
スマホも活用してという話の流れの中で,本市であるからこそ独自に,例えば,その中に組み込める
付加価値というのができるものがあるならばまた御検討いただきたいなと
思います。これについては終わります。
◎
吉見委員
これ,例えば,県だったら1万人に対して
宿泊費がただとかいうように,何人まででなしに
申請した人は全部行けるのですか,今から
申請しても行けるのですか。
◯ 芳賀総務部参事
マイナンバーカードの
申請でなくて
マイナポイントの。
マイナンバーカードの方は
戸籍住民課になるのです,
申請の方が。
マイナンバーカードを持っている方でないと
マイナポイントは取得できないということです。
◎
吉見委員
今から
マイナンバーカードを作っても間に合いますかと言うん。
◯ 内藤市民環境部長
マイナンバーカードについてなんですけども,現在,先ほど
秘書政策課長の方からお話があったのですけども,
マイナポイントを取得したいということで
マイナンバーカードの
取得者が増えております。それで,4月から
マイナポイントの
申請という
ひも付けの方が始まったところなのですけれども,およそ
申請していただいてから1か月で
マイナンバーカードが個人の元に届くというふうに考えております。だから,今,
申請していただいたら,たしか,額は明確に覚えていないのですけども,
マイナポイントの
上限額というのがあったかと思うのですけれども,それは間に合うというふうに考えております。
◎
吉見委員
上限があると聞いたのですけど,
上限は何人までですか。
◯ 芳賀総務部参事
国全体で4,000万人までということでございます。
◎
吉見委員
そしたら,1億2,000万人おったら,4,000万人やったらほんちょっとやね。それではあかんのと違うかなと思うけど,これは,国のことやからしゃあないから,次に行きます。よく分かりました。ありがとうございました。
学生に2キログラムの米を3つ送るとか言うて136万円とか209万円とまでしかメモしていないのですけど,詳しく教えていただけませんでしょうか。
◯ 芳賀総務部参事
頑張る
学生応援事業ということで,主に
県外,
市外で1人で
生活を送られている
本市出身の
若者の方に
コロナ対策で
在宅充実支援事業ということで実施を予定しておりますが,お米ですと
日持ちもいたしますし,一人暮らしの
学生さんが大きな冷蔵庫があるわけでもないと
思いまして,そういったことで何を
支援物資として採用するかというところにつきましては課内で
協議等を行いましたが,
日持ちのすると言いますか,お米を
支援物資として送るということです。
◎
吉見委員
何人の
学生と言うのですか,
市外というか,徳島市でおっても行けるのやね。何人の
学生に送るのですか。
◯ 芳賀総務部参事
これは,主に
学生生活ということで考えております。それで,各年代の方,
進学率等を掛けまして求めますと大体600人ぐらい,
市外,
県外で
学生生活を送られているであろうという概数としては600人ぐらい。それプラス,例えば,
大学院に行ったとか
専門学校に行った辺りの方を約100人ほど見込んでおります。それで合計700名ぐらいの方が
全員申請に来られたらそれぐらいの人数になるかなということで積算しております。
◎
吉見委員
人数は大体しか把握していない,それで,名前も分からないと。だから,広報で言って,それで
申請してくださいよと言ったら
保護者とかそういう人が
申請に来ると。そしたら送るのですか。
◯ 芳賀総務部参事
はい,そのとおりでございます。それから,
県外などでお暮らしの若い方になりますので,当然,
SNSなどたくさんの種類に,ユーチューブとか民間のそういう
SNSを最大限に活用しまして
広報等も行ってまいりたいと考えております。
◎
吉見委員
大変いいことと思うのですけど,2点だけ不満があります。
学生とか
大学院とか
専門学校ですか,その人に送るけど,18歳から働いている22歳までの人はなしですか。税金を納めてちゃんとやっているのにその人はなしで,
学生でやっている人だけ送るというのは不思議に思うのですけど。
◯ 芳賀総務部参事
このたびの一連の
コロナ禍の
状況の中で,
学生さんなどにつきましては定職という職業を持っていないわけなのですけれども,
アルバイトなので苦しい
生活を想定いたしまして,このたびは
学生さんということで考えております。
◎
吉見委員
答弁の中で
アルバイトをしていると言ったけど,例えば,演劇のためにやっていると,演劇をするためにはすぐに出れんと,そしたら
アルバイトで食いつないでいると,
漫才師もそうやし,みんな
アルバイトで食いつないでいるは幾らでも
若者でおりますよ。希望を持ってやっているのですよ。その人には何もなしですか。
◯ 芳賀総務部参事
この
事業は,
法律,国がこのようなルールでしなさいと言った
事業ではないのです。市独自が実施いたしますので,その辺は随時御相談いただきまして,なるべく間口を広げて
事業を行いたいと思っておりますので,また個別に御相談いただければと
思います。
◎
吉見委員
意味がちょっと分からないのですけど。
◯ 芳賀総務部参事
この
事業は,市がそういった
コロナ禍で
本市出身の
学生さんを対象にとは考えております。ただ,
委員さんが今おっしゃったような中間の層になるような方たちもおいでますので,その都度考えたいということでございます。
◎
吉見委員
若者みんなを救済するというふうに考えていただきたいと
思います。
それと,この救済は,国が考える前に,燕市だったかな,それが
コロナで帰れないから,
学生と
若者と,それと
県外におる人は全部
データがあるから,その人に強制的に,強制的と言うのかな,そのままぱっぱっと送るというふうなことをやっていたと思うのですけど,今後のことを考えればそういうふうな
登録をして,
データを持っていると言ったら一々
申請しに来ないでもこっちから
プッシュ式でいけるというので,名簿を作る意思はございませんか。
◯ 芳賀総務部参事
このたびも,体だけ
県外でおいでるような方もおいでるかもしれないのです,これ,募集を今からかけていきますけれども。ですので,事前にそういった
個人情報の作成というのは少し困難かなと
思います。
◎
吉見委員
市長にお尋ねします。そういうふうな,
小松島市から
市外へ出ている人の
データを市が管理しておって,それで,また2次,3次もありますので,
市外に行くときはちゃんと
登録してくださいよと言って
登録して持っておって,それで,こういうときには
申請に来ないでもぱっと送れるというふうなことを考えることはございませんか。
◯ 中山市長
今,
個人情報保護法というのがありまして大変難しいとは
思いますが,今,
芳賀参事の方から申しましたように,できることはやっていかなくてはいけないと思っております。そのためにも,
マイナンバーカードの普及も必要かなと思っておりますので,
市民の
皆さんにおかれましては,そういうふうな,ちゃんと
登録もしていただいて,分かる
情報があれば積極的に市の方に教えていただければ対応を考えていきたいなと思っております。
◎
吉見委員
意味が分からないのですけど。
質問を終わります。
◎
前川委員長
ほかに
質疑はございませんか。
◎
四宮委員
危機管理の方にお聞きします。先ほど,
補正予算の
災害対策の
事業に対してということで,
コロナ関連で
消耗品,
マスクとか
消毒剤の
備蓄というのですか,それに宛てがうと言うて
説明があったと思うのですけど,現状を教えていただけますか。
◯ 橋本危機管理課長
まず,
消耗品として
マスク,
消毒液という
説明をさせていただきました。この
補正予算の中で,まず,
マスクを5,000枚,
消毒液500ミリリットルを100本,次に,間仕切りの
パーティションですね,これを270張りで,
組立式の
ダンボールベッドを70台購入してまいりたいと考えております。それで,現在の
マスクが約5,300枚ということで,5,000枚を足して約1万枚になるというところで,
消毒液も現在約290リットルで
補正のをプラスして約340リットルになると。
パーティションは現在26張りということで,これを足して約300張り,
ダンボールベッドも現在26台なので,これを足して約100台という形で
避難所に対して充足してまいりたいと考えております。
◎
四宮委員
今,
マスクと
パーティション等の今の
備蓄状況をお聞きしたのですけど,このたびの
コロナ対策で,実際に
備蓄品の中から出た分ですね,消費というか,使われた分としては実際どんなものなのですか。
◯ 橋本危機管理課長
マスクについては,配布の合計が約6,800枚ぐらい,配布をしていっております。
消毒液についても約100リットルぐらいを
各課等に配布している
状況でございます。
◎
四宮委員
ありがとうございました。補填する分で今回
コロナの
事業費を宛てがって
備蓄に備えるということでよろしいのですね。
せんだって,
徳島新聞に,
通称アベノマスクと言われる,国からの1世帯に2枚
マスクが来たこの
マスクを,不要な分を
回収する
ボックスということで
小松島市役所の受付の横に設置されたということを新聞で見ました。私の方にも,ほぼ1か月ほど前に,ある一般の
市民の方から,今
アベノマスクが届いたのやけど,そのときは,
マスクは品切れ品切れ言いよった時期を通り過ぎて,ある程度潤沢にどこでも
マスクが手に入るような
状況になったと。今,家にもたくさんあるので,この
マスクをどないぞ活用してもらえないかということで,市の方でもこういう
回収ボックスなんかを置いたらどうでしょうかという小さな声をいただきました。当時,
総務の方にお伝えしたら,
回収は結構なんですけど,その後の使い道としてどういうことがあるかまた検討した上でお答えしますということの返事でした。今回,置かれるについてお聞きしたところ,何か,
市長の強い
思いで設置されたということなんですけど,何でしたら,
市長,どういう
思いで設置をされたか,お聞きしたいと
思います。
◯ 中山市長
四宮委員と同じ
思いでございまして,
財政が厳しい中,
市民の力を借りたいなと
思いまして,おっしゃるように,
マスクがあっても埋もれてしまって忘れてしまう
マスクもあるだろうと,そうしたときに,そうなる前にそういうふうな箱を設置しておけば,
市民の
皆さんも,
小松島市政は本当に
財政が厳しいのだなということも分かってもらえるし,そして,力になれたわという,より,今後,
小松島市を何とかしていこうという,
市民の皆様と一緒にしていこうという気持ちが生まれるのではないかなと思って設置させていただきました。集まった
状況につきましては,
毎日ホームページにおきまして,今日は何枚いただきまして累計何枚,また,
消毒液何リットル集まりましたということを周知させていただいております。学校とか,今後,生徒の
皆さんに使っていただけるようにしていきたいと思っております。
◎
四宮委員
ありがとうございました。今議会で,私,
一般質問で
SDGsについて御
質問しましたけど,せっかく
設置箱というか
回収箱を置いていただきよるのでしたら,
SDGsの中の12番の作る責任,使う責任ということで,無駄をなくして再利用するというか,利活用するということで
担当課の方に申し上げたところ,早速,大きなフリップで
回収箱の方の上に置いていただきました。本当にありがとうございました。
◎
前川委員長
ほかに。
◎ 近藤
委員
危機管理課にお尋ねします。自立型
パーティション,これに関しまして26張り準備をされているということで,早いうちからの構想ということで全国的にも注目を浴びました。この26張りに関しては,着替えでありましたり,
皆さんが共有をして用いるものでありましたけれども,非常に早い段階で,このたび
ダンボールベッド,それから,今も
四宮委員さんの方から270台というのを聞いてくださいましたけれども,それから,
組立式パーティション,この数も非常に多ございます。このように早急に準備をしていただいているという
小松島市の体制は素晴らしいなというように感じておりますが,
組立式パーティション,これを,できるだけ密を避けるように,複合型災害にこれから突入します中で
皆さんの安心につながるようにお願いをしたいところでありますけれども,分配の方法とかもあると
思いますが,今後この数が増えていくということはあるのでしょうか。
◯ 橋本危機管理課長
現在,指定
避難所というのが65か所,市内の方であります。この
パーティション,今回の
補正で購入して約300張り足して合計になるのですけども,それで,4から5張り,1
避難所に対してということで,まだまだ現状は足りていない
状況と考えております。配慮者等の,先ほどの
委員さんがおっしゃったような,プライバシーも兼ねての飛沫防止ということで,1か所については10張りは最低,まずは,ということで650張りということで,今後もこういう
交付金等を活用しながら充足に向けては進めていきたいと考えております。
◎ 近藤
委員
ありがとうございます。1か所に10張りと,非常に心強い,
市民も喜ばれていると
思います。それで,自立型
パーティションと,それと,先ほど課長さんの方で
説明されました
組立式パーティションというのは,本来,似たような形のものであるのでしょうか。それとも,本当に仕切られただけのものであるのでしょうか。
◯ 橋本危機管理課長
現在
備蓄している26張りというのは,当然,四方に囲まれた自立型の
パーティションなのですけど,このたびの
補正で上げさせていただいている
パーティションも,同等の,四方に囲まれた自立的な
パーティションでございます。
◎ 近藤
委員
四方を囲まれているということで,今までは共有して
皆さんで使っていたもの,それを,非常に,避難をしてきた方,その方々がプライベート空間を保ちながら使えるということで,市の早い対応であったと思っております。今後,また1か所10張りに向けまして,どうか整えていただけますようによろしくお願いいたします。
◎ 出口議長
まず,
委員外発言を
委員長に許可をしていただきたいと
思いますが,いかがでしょうか。
◎
前川委員長
許可いたします。
◎ 出口議長
ありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症対応
地方創生臨時
交付金について大きくお聞きをしたいのですけども,今回,
補正予算でいろんな盛りだくさんの対応がこの
交付金を使ってなされようとしておるのですけども,
地方創生臨時
交付金について,これ,期限とか金額に制限はあるのでしょうか,お聞きしたいのですけど。
◯ 南財政課長
このたび
財源として活用させていただきました
新型コロナウイルス感染症対応
地方創生交付金につきましては,
小松島市におきましては約1億5,000万円ほどの交付がなされております。これにつきましては国の1
号補正に計上された金額でございまして,市といたしましては,
新型コロナウイルスの
状況に応じまして,まず第一義的には感染予防に使うと。その中で,次の段階といたしましては,感染防止に伴いまして
在宅の時間が増えるというようなことから,
在宅時間を有意義に過ごしていただくために使う。具体的にはテレワークの推進ですとか,もしくは,
在宅時間の充実を図るために,映像ですとかそういった
部分についての
情報関係の通信関係の充実支援について使うと。さらに,終息してきました後に疲弊している経済体制を立て直すという
部分で,アフター
コロナと申しまして,地域の経済活動に資するような
事業に使えるというような使途が国の方からは指示を受けております。それらに対して国の1
号補正として1億5,000万円ほどが計上されているところでございまして,これを使用する時期につきましては,基本的には年度内というような形でございますけれども,
事業によりましては,例えば,私どもも計上いたしております衛生面の施設改善,トイレの洋式化なんかにおきましては
事業が繰り越すことも想定されますので,その辺りについては
事業を繰り越すことについても認められるというふうに理解をいたしております。
なお,つい先日,国の方で第2号の
補正予算についても可決・成立をいたしておりますが,そちらの方で
小松島市に対しまして約3億7,000万円ほど追加の
新型コロナウイルスの
交付金の金額が内示として示されているところでございます。
◎ 出口議長
取りあえず1次
補正として1億5,000万円ということですけれども,この6月
補正予算で1億5,000万円のうちどのくらい使うのですか。
◯ 南財政課長
コロナウイルスの
交付金につきましては,本会議の答弁でも御
説明をさせていただいておりますが,今回の3
号補正,また,さきの,そもそも2
号補正分で
新型コロナウイルスの
交付金を利用させていただいておりまして,2
号補正で計上させていただきました市内の中小企業に対する
事業の応援給付金ですね,国のセーフティー貸
付けを利用された方等を中心に10万円を給付するという
事業の応援給付金の
部分で5,000万円余りを既に計上させていただいております。このたびの一般会計
補正の第3号におきまして1億円弱,残りの9,900万円余りをこちらの方で
財源として使用させていただいておりまして,国の1
号補正に伴う
コロナ交付金の
部分につきましては2
号補正及び3
号補正で全額を
財源として充当したということでございます。
◎ 出口議長
先日も徳島から6人目の感染者が出たということで,徳島保健所管内ということで
小松島市も近いということだろうと思うんですけども,それから,国においても,第2波,第3波の襲来と言いますか,感染が非常に危惧されとるときなのですけども,1次
補正,2次
補正の
交付金の1億5,000万円はほぼ
事業化されとるということで,アフター
コロナ,
コロナ以後の経済の立て直しとかいろんなことについては3号として3億7,000万円,
小松島市が配分されとるということですけども,アフター
コロナと言うよりも,まだ
小松島市では,ウイズ
コロナと言いますか,
コロナ感染対応をもっとやらないかん余地があるように私は思うのですけども。
そんな中で,
小松島市議会は通年会期制を取っておりますので,6月はこれでいいだろうと思うのですけども,早急に感染予防の必要があるような
事業が出た場合に,9月まで待つということはなくて,いつでも臨時会議を開きますので,その辺り,臨機応変の処置をぜひ行政にも取ってもらいたいのですけども,その辺り,
市長のお考えをお聞かせいただきたいと
思います。
◯ 中山市長
議長がおっしゃられたように,今後,第2波,第3波の心配をしていかなくてはいけないと思っております。当然,これから3億7,000万円余りの
予算配分をしてしっかりと
コロナ対策に充てる計画をしていくつもりでございまして,その都度,当然,議会の皆様の承認も必要なので,臨時議会を開催していただくようにお願いしたいと思っております。よろしくお願いします。
◎ 出口議長
ありがとうございます。ぜひよろしくお願いしたいと
思います。
◎
池渕委員
さっき
危機管理の方でも
マスクと
消毒液という話があったのですけど,各課それぞれ現課において同様,同品の
予算立てを
コロナ対策でされとると思うのですが,
総務部長にお伺いしたいのですけど,それを
予算の後に,通常,物品購入
委員会でやられると思うのですけど,同品,同趣旨のものを一括してやるのか,あるいは,現課ごとに出した
部分で現課ごとで物品購入
委員会でやっていくのかという,まず,その考え方は今どういうふうにまとまっていますか。
◯ 西照
総務部長
今現在,
委員も御承知のとおり,
予算は各所管で
消毒液等の
予算づけをやっております。いざ購入の
部分については,今現在のところは一括購入というのはちょっと考えていないというところでございます。
ただ,先ほど
危機管理課長の方からもお話をいたしておりますが,今回の新型
コロナの分については,急に
消毒液とか
マスクが必要になったということで,まずは
危機管理課の
備蓄品の方から早急に必要なというようなところで
消毒液,
マスクというのは各課にも配布をいたしておりますが,特に
消毒液については,
危機管理課が調達する場合については県から調達するといったところもございますので,大量に購入するという
部分については,当然,入札云々というのは出てくるかと
思いますが,各所管分の施設の分については,
予算の金額を見ていただいたらお分かりのとおり,非常に少額ということで,今のところは現課サイドの1品ごとの対応ということを考えてございます。
◎
池渕委員
できるだけ地元
事業者の人で少額,大量仕入れになると,なかなか大きなところでないと難しいので,そこらは,逆にそういう柔軟性を持っていただいて地元
事業者の人にできるだけ発注の機会を設けていただきたいということと,併せて,これ,
市長に考え方をお伺いしたいのですが,今の話と,もう一点,トイレの改修に関しても,これ,各箇所が多く出てきて,県の方だったら
市長も御存じのように,同趣旨の工事が多くなると割と業者さんに満遍なく当てれるように例えば取りのきをするとか,できる限り,各ランクそれぞれにビジネスチャンスが与えられるようなやり方とか,できる限り多くの方々が
事業に参加していただけるような,地元
事業者を育成するという考え方の下で物品なり工事の入札執行なりをしていただきたいと思うのですけども,
市長,いかがでしょうか。
◯ 中山市長
池渕委員のおっしゃるとおり,やはり地元で頑張る企業とか業者,また,個人商店というのは大事にしていかなければいけないと思っておりますので,当然,地元優先で発注を考えていきたいと思っております。また,入札に関しても一抜け方式という方式を取っていると認識しておりまして,これからも続けていきたいと思っております。
◎
池渕委員
今の一抜け方式という
部分も,まだ本市ではなかなかできていない
部分もあるかと
思いますので,ぜひとも,複数同趣旨の
部分があるものについては,今の
市長のお考え方で進めていただければなと
思います。
◎
前川委員長
ほかに
質疑はございませんか。
◎ 井内
委員
教育
委員会に少しお尋ねしたいと思うのですが,先ほど
説明のありました,夏休み期間中の児童生徒の学校給食に対する無償化の
予算計上が1,400万円余り計上されておりますが,その内容については,中学校で20日間,あるいは小学校で17日間ですか,授業の回復を努めたいということでありますが,学校給食を実施する場合については,通常の献立による学校給食ですか,あるいは,簡易給食を一部取り入れるというふうなことになるのですか,教えてください。
◯ 花岡教育政策課長
このたびの夏期休業中の授業を確保するための給食につきましては,牛乳だけとかいうのではなくて通常の給食を提供する予定としております。
◎ 井内
委員
はい,よく分かりました。ただ,先ほども出口議長の方からも話がありましたように,
新型コロナウイルス感染症の関係につきましては,油断すると第2波,第3波の恐れがありますので,私も
一般質問させていただきましたが,そういうことの対応ができるように,例えば,簡易給食も,あるいは食材の関係もすぐ対応できるように考えていただきたいというふうに教育
委員会にお願いしたいと思うのですが,いかがですか。
◯ 花岡教育政策課長
委員御指摘を含めまして今後よく考えていきたいと
思いますので,よろしくお願いいたします。
◎
前川委員長
ほかに
質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
前川委員長
質疑なしと認めます。
よって,
質疑を終結いたします。
これより,討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
前川委員長
討論なしと認めます。
よって,討論を終結いたします。
これより採決いたします。
議案第37号 令和2年度
小松島市一般会計
補正予算(第3号),
議案第38号 令和2年度
小松島市国民健康保険特別会計
補正予算(第1号),及び
議案第39号 令和2年度
小松島市介護保険特別会計
補正予算(第1号),以上3件についてを一括採決いたします。
お諮りいたします。
議案第37号から
議案第39号までについて,原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
◎
前川委員長
御異議なしと認めます。
よって,
議案第37号から
議案第39号までについては,原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上で,本
委員会に付託をされました事件は全て議了いたしました。
次に,当局より報告第6号,及び報告第13号から報告第17号までについて,お昼をまたぎますけど,御
説明願います。
大分かかりますか。
ということなので,午後1時まで小休いたします。
[休憩 午後 0時03分]
[再開 午後 1時00分]
◎
前川委員長
休憩前に引き続き,
委員会を開きます。
それでは,次に,当局より報告第6号,及び報告第13号から報告第17号までについて
説明願います。
-報告第6号,及び報告第13号から報告第17号についての
説明を
省略-
◎
前川委員長
以上で,報告第6号,及び報告第13号から報告第17号までに関する
説明は終わりましたが,ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
前川委員長
ないようでございますので,
委員の皆様から所管事項で何かございませんか。
◎
吉見委員
衛生センターに可燃ごみの持込みの件で
質問します。
タブレットナンバー88の平成30年度主要施策の成果などに関する
説明書の105ページに,可燃ごみの直接が171トン,直搬が24トンとありますけど,これの料金を取っていると思うのですけど,料金は幾ら収入があったのでしょうか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
主要施策の数字というのがよく分からないのですけども,可燃性の粗大ごみ及び不燃性の粗大ごみというのが,結局,先ほどの数字には,直接
市民が入れている粗大ごみと,それと,個別のごみが含まれておりますので,現在の平成31年度の可燃ごみ,不燃ごみの粗大ごみの合計のトン数というのが197トンになっております。それで,粗大ごみの持込みに関する処理の手数料ということで216万5,000円ほどの金額が収入として入ってきております。
◎
吉見委員
粗大ごみのやつが216万円,可燃ごみと不燃ごみを合わせて粗大ごみというふうに言うのでしょうか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
はい,そのとおりです。
◎
吉見委員
そしたら,僕のような個人が持っていくやつと,営業車というのですか,そういうのが持っていくやつとは料金は別にはなっていないのでしょうか。それで,可燃ごみ,不燃ごみの方も別には統計は取っていないのでしょうか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
今さっき申し上げました粗大ごみの持込みの処理手数料というのが,
市民が持ち込んだ金額の手数料になります。
◎
吉見委員
市民が持ち込んだ手数料が216万円ですか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
そのとおりです。
◎
吉見委員
そして,持込みの時間ですけど,3時から4時半までというふうになっていますけど,4時半に着いていないといけないのですか,それとも,遅れたらいけないのは分かるのですけど,どのような受付をしているかということを教えてください。
◯ 舩越環境衛生センター所長
本市の施設から
説明させていただきますと,可燃ごみと粗大ごみの搬入場所というのが,今,プラットフォームの方が1つ,同じ場所になっております。それで,持込みの場所については,午前から午後にかけて直営や許可業者等の搬入がありまして,安全の配慮上,時間を分けて午後3時以降に粗大ごみを持ち込んでいただくということになっております。また,受付の終了時間を午後4時半としているのは,その後に分別,清掃及び明日の搬入準備に30分程度かかるためであります。今後,作業に支障のない範囲で,締切は4時半という話にはなっておりますが,4時半以降の作業に支障のない範囲で,電話で問合せがあった場合は柔軟に対応できるように検討したいと考えております。
◎
吉見委員
ここの
市役所でも5時15分が終わりだから5時14分59秒に来れば,そのときに10人が一発にぼーんと来てもやってしまいますわね。そしたら,衛生センターの場合は,持込みの場合に,5時15分までやって,そういうふうに後片
付けが要るからできないというのは,
市民の利便性を上げるためにはそれでは駄目ではないのでしょうか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
終了の時間というのが,清掃とかそういう後の時間を考えて4時半というふうに設定はしておりますが,最後の作業,清掃とか後片
付けの作業に支障のない形でこっちも考えさせていただきたいかなと思っております。
◎
吉見委員
少しは延びるというのでちょっとはいいかなとは思うのですけど,
市民の利便性を考えれば5時15分まで,
市役所が5時15分だったら仕事をして60センチに切らんといけませんわね。そしたら,60センチに切りよったら,あ,しもた,4時半だったということもあるのですよ。それは,5時15分だったら
市役所全体が5時15分だから行けるのと違いますか。それで,後片
付けというのは,そんなに毎日毎日後片
付けをやるというわけはないでしょう。朝だったら搬入がないのだから朝の30分でやれるのと違いますの。
◯ 舩越環境衛生センター所長
片
付け,清掃の方は毎日やっております。それと,次の日の朝に片
付けという話なのですけども,これ,一般廃棄物の収集業者の方は朝の8時半から来ております。ですので,清掃作業をそのときにするというのは大変危険な状態になるかと
思います。
◎
吉見委員
これ,3時から4時15分というのはいつから決めたのでしょうか。あ,すみません,4時半まではいつ頃から決めたのですか。僕が知っている限りは20年ぐらい前からずっとそういうふうなので,
徳島新聞の読者の欄を読んでも,1回,早いでないかと言われたときがあったと思うのですけど。
◯ 舩越環境衛生センター所長
これ,はっきりとは把握していないのですけども,
広報等の記録を見る限りでは,時間の記載が,たしか,平成20年ぐらいからだったと
思いますので,恐らく,平成19年ぐらいだと思われます。
◎
吉見委員
ちょっとだけ延びるというので,それでちょっとは前進かなとは思うんですけど,話をしていったら,
市民の方から,「おい,土曜日とか日曜日とか,月に1回でもええから,できたら月に2回,第1と第3というふうに受け取ってくれないか,サラリーマンだったらそうでないと持っていけんぞ」というふうな声があるのですけど,どうでしょうか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
日曜日とか祭日に収集の方をという話だと思うのですけども,現在も平日の祝祭日というのは一般廃棄物の収集を行っております。ですので,それプラス,併せて日曜日に収集ということになったら,また職員の労働の環境も変わってくるということで,また検討させていただきたいと
思います。
◎
吉見委員
すみません,今のことをもう一回言ってください。祭日も収集はやっているということはある,僕やが持っていってもいいということですか。
◯ 舩越環境衛生センター所長
これ,平日の祭日に収集をしているというのは,うちの直営の職員,収集員が一般廃棄物の収集をしている,家庭ごみを収集しているということでございます。
◎
吉見委員
それでは,
市長にお尋ねします。
市長は選挙のときに改革を一番に上げてやったと思うのですけど,日曜日,第1とか第3とか第4とか,日曜日に1日ぐらい,月に1回,粗大ごみというのですか,持込みを行けるように改革はできないのでしょうか。
◯ 中山市長
ただいま御
説明をしたように,まず,当然,
吉見委員のおっしゃる
市民サービスの向上というのはまず一番に考えていかなければいけないと
思います。ただ,限られた人員の中で一生懸命,日中作業をされておる衛生組合の職員さん,まず第一に事故の防止も考えなくちゃいけないし,あと,どれだけ需要があるということもこれから調査していかなければいけないと
思います。やみくもに残業代を払ったらまた
財政を圧迫する
可能性もありますので,しっかりとその辺のところは関係部局と協議して決めていきたいと思っております。
◎
吉見委員
57歳の誕生日おめでとうございます。そのときのために,ちゃんと,日曜日でも行けるように考えて変革してください。お願いします。
◎
前川委員長
ほかに所管事項で御意見。
◎ 南部
委員
すいません,
財政課に聞かせてください。本来なら
一般質問でさせていただこうと思ったのですが,私自身が監査
委員に辞令をいただきまして差し控えさせていただいた内容ですが,簡潔に聞かせていただくので,ぜひお答えいただければと
思います。
本年度
予算についてなのですが,本年度
予算は,緊縮
財政の中でかなり厳しい,160億円の
予算だったと
思います。その中で,継続
事業というのでずっとやってきた
事業があると思うのですが,その中で
予算を
付けなかった
事業がたくさんあると
思います。その
事業について,どれぐらいあるのか,どんな
事業だったのかを少し教えていただけないでしょうか。お願いいたします。
◯ 南財政課長
予算編成においてということでございます。どういうふうに
予算づけをしたかという査定についての御
質問だと御理解をいたします。
予算編成におきましては,計上されている
予算の性質におきまして,
委員からは継続的な
事業というようなお話がございましたが,
予算編成上では,経常的な
予算か臨時的な
予算かという2つに大きく分類をして査定をするような形になります。経常的な
予算というものにつきましては,例えば,人件費,扶助費,公債費といいました,俗に義務的経費と呼ばれる
予算に代表されますように,継続的な行政需要に対応して計上される性質のものでございまして,これにつきましては,当然,例年,現課の方から
予算要求がございまして,
財政課といたしましても,金額について要求が妥当かどうかという査定は行いますけれども,
予算を
付けないゼロ査定といったことは行っておりません。これは,令和2年度の当初
予算におきましても同様でございます。
もう一方の臨時的な
予算というようなものにつきましては,これは,代表されますのは,普通建設
事業のように投資的な経費ですとか,単年度または複数年であっても一時的,もしくは偶発的な行政需要に対応して計上される性質のものでございまして,これにつきましては,
事業によって
予算を
付けないといった判断もいたします。令和2年度の当初
予算について申し上げますと,前年度
予算計上がなされておりまして本年度も
予算要求があったにもかかわらず
予算を
付けなかった,いわゆるゼロ査定を行ったものにつきましては,前年度
予算ベースで約7,163万円,要求では1億473万円ほどございました。また,前年度
予算計上がなされておらず本年度初めて
予算要求がなされました,いわゆる新規
事業につきましてゼロ査定を行ったものにつきましては,要求ベースで4億6,019万円ほどございまして,これらいずれの場合におきましても,臨時的経費で,例えば,具体的に申し上げますと,既存施設の解体撤去費用でございますとか既存施設の更新
事業,もしくは清掃車の購入
事業といった投資的な内容のものとなってございます。
◎ 南部
委員
ちなみに,その中で
予算を
付けなかった
事業の査定基準というのを教えていただけないですか。
◯ 南財政課長
予算の査定におきましては,義務的経費につきましては,先ほども申し上げましたけれども,現課からの要求金額が適切かどうかを判断して
予算づけを行うというようなことを行っております。もう一方で,臨時的な経費につきましては,限られた
財源の中で当初
予算を編成するということになりますと,自然とそういった臨時的な
予算につきましては,
事業の必要性ですとか,もしくは
事業の実施時期について精査を行い,その選択を行うこととなります。また,臨時的な経費につきましても,例えば,普通建設
事業の場合につきましては
財源に地方債を充当することが多いことから,地方債につきましては将来的に公債費という形で義務的経費に跳ね返ってまいりますので,公債費を平準化するという意味からも,
事業の取捨選択を行って,その結果,今年度の
予算が編成されているというようなことでございますので,御理解のほどをお願いしたいと
思います。
◎ 南部
委員
事業の選択を行ったということなのですが,具体的なところで少し聞かせていただきたいと思うのですが,例えば,今回,公民館を2つ新規で建て替えるというような
事業が継続
事業としてあったと思うのですが,名前を出すと
小松島公民館とか南公民館とか2つあったと思うのですが,片一方の方は新規
事業として動くことになったと,しかし,片一方の方は停止を,止まったという
状況だったと思うのですが,その経緯と言いますか,教えていただければと
思いまして,お願いいたします。
◯ 南財政課長
委員の例示にございました公民館の建設
事業につきましては,そもそも,先ほども申し上げましたように,投資的な経費の
部分につきましては地方債を
財源として充当することが非常に多いというような中で,本年度のそもそもの普通建設
事業の
予算を幾らにするか,また,それによりまして借入れをする地方債が幾らになるかというようなことを検討した中で,そもそもの普通建設
事業としての
予算の規模というのが決定をしてまいります。近年,
小松島市におきましては,例えば,高速道路の関係ですとか,もしくは,和田島の自衛隊基地周辺の排水
事業関係ですとか,もしくは,旧の市営グラウンドの整備
事業など,普通建設
事業がかなり大きな金額で行われておりまして,そういった
事業と同じ土俵の上で公民館の建設
事業についても協議をさせていただいて,そもそも,そういった普通建設
事業全体の
予算規模をどれぐらいにするかというような
部分の中で,どうしても普通建設
事業の金額を抑えなければ将来公債費が増えるというようなことから
事業の選択を行ったような次第でございます。その中におきまして,公民館につきましては,2つを一緒に行うということにつきましては,将来の公債費負担というのが非常に大きくなるということで,どちらか1つを選択せざるを得ないというような
状況となった次第でございます。
その中で,具体的な名前の上がりました
小松島公民館と南
小松島公民館でございますけれども,
小松島公民館につきましては,建て替え計画の中で,現在建っている所とは別の土地に建て替えを行うというような方法を取るということで,基本的には,公民館活動を行って,建て替わった後で新しい施設ですぐ,極端な話,翌日からでも,建ち上がったすぐに公民館の利用ができるというような
状況がございます。片や,もう一方の南
小松島公民館につきましては,土地が,今,現状建っている所以外には考えられないということで,南
小松島公民館を取り壊して,なおかつ,公民館活動ができない時期というのが一定あって,その上で南
小松島の跡地に建てるというような連続した
事業を行わなければならないということで,非常に
財政負担的に南
小松島公民館を建て替えるのには,取り壊してから建て替えるまでの一連の
事業を一気に行わなければならないということで
事業費も大きくなると。今後,
委員御承知のように,基金なんかが減ってくる中で,なかなか,
事業費の大きなものが
予算づけしづらい
状況も出てくるだろうという判断の中で,先に南
小松島公民館の方を
予算づけさせていただいて,
小松島公民館の方については,全体的な普通建設
事業費の
予算ですとか,もしくは,先ほど申しました,南
小松島公民館との選択の中において,今年については見送りをさせていただいたというような経緯でございます。
◎ 南部
委員
理由があり,2つが経緯的に分かれたというようなことだと思うのですが,2つとも継続
事業として私は残っているものだと,1つの方,動いていない方もそうだと思っております。ぜひ,最終的に誰か聞くわけではないのですが,御検討いただきまして,継続
事業で必要なものに関しては続けていただければと
思いますので,よろしくお願いいたします。
◎
前川委員長
ほかにどなたか,所管事項で何かございませんか。
(「なし」と言う者あり)
◎
前川委員長
ないようでございますので,これより以降は
委員により協議を行いますので,ただいまから
市長の御挨拶を受けまして,その後に行政当局には御退席をしていただきます。御了承ください。
◯ 中山市長
まず,
議案説明の中で,発言の許可を得ずに御
説明したことに対して深くおわびを申し上げます。今後は,このようなことがないように議会運営のルールにのっとり,しっかりとルールを遵守して徹底をしてまいりたいと思っております。
また,本日は,
委員各位におかれましては,本
委員会に付託された
議案につきまして,原案どおりお認めいただき,ありがとうございました。
各
委員からは,貴重な御意見,御提言などをいただいておりますところでありますが,しっかりと検討して市政運営に反映してまいりたいと思っております。大変お世話になりまして,ありがとうございました。
◎
前川委員長
小休いたします。
[休憩 午後 1時40分]
[再開 午後 1時49分]
◎
前川委員長
休憩前に引き続き,
委員会を開きます。
(
委員間協議)
◎
前川委員長
以上をもちまして
予算決算常任委員会を閉会いたします。
[閉会 午後 1時54分]
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