鳴門市議会 > 2016-11-22 >
11月30日-01号

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  1. 鳴門市議会 2016-11-22
    11月30日-01号


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    最終取得日: 2021-09-09
    平成28年 11月定例会(第4回)          平成28年 鳴門市議会会議録 (第17号)鳴門市告示第100号 平成28年鳴門市議会第4回定例会を次のとおり招集する。 平成28年11月22日                           鳴門市長   泉   理 彦 1 期   日  平成28年11月30日 2 場   所  鳴門市議会議場    ──────────────────────────────────           平成28年11月30日(会期23日中第1日目)              議 事 日 程 第 1 号 諸般の報告第1 会議録署名議員の指名について第2 会期の決定について第3 議案第72号 平成27年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について   議案第73号 平成27年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第74号 平成27年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第75号 平成27年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第76号 平成27年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第77号 平成27年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第78号 平成27年度鳴門市産業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第79号 平成27年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第80号 平成27年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第81号 平成27年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第82号 平成27年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について   議案第83号 平成27年度鳴門市水道事業会計決算の認定について   議案第84号 平成27年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について   議案第85号 平成27年度鳴門市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について   委員長報告  質疑  討論  採決第4 議案第86号 平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第87号 平成28年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   議案第88号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について   議案第89号 鳴門市健康福祉交流センター条例の制定について   議案第90号 鳴門市農業委員会の委員及び鳴門市農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について   議案第91号 鳴門市附属機関設置条例の一部改正について   議案第92号 鳴門市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について   議案第93号 鳴門市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について   報告第11号 専決処分について(損害賠償の額の決定)   市長所信表明及び提案理由説明第5 議案第86号 平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)   議案第87号 平成28年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)   質疑  委員会付託    ──────────────────────────────────平成28年第4回定例会            地方自治法第121条に基づく説明員一覧表 通知者名     職名          氏名 市長       市長          泉     理  彦  君          副市長         谷     重  幸  君          企業局長        山  内  秀  治  君          政策監         三  木  義  文  君          事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長                      林     泰  右  君          市民環境部長      喜  馬  俊  文  君          健康福祉部長福祉事務所長                      荒  川  雅  範  君          経済建設部長      黒  川  靖  夫  君          消防長         榊     孝  典  君          企業局次長       花 補 佐  憲  二  君          企画総務部理事危機管理局長                      稲  江  敏  郎  君          市民環境部環境局長   満  壽  良  史  君          経済建設部経済局長   廣  瀬     高  君          企業局次長(ボートレース事業担当)                      三  島  将  志  君          企画総務部参事会計課長森     純  史  君          経済建設部参事土木課長林     克  美  君          企画総務部           総務課長       西  上  昭  二  君           人事課長       工     公  男  君           税務課長       三  好  利  典  君           秘書広報課長     並  木  章  人  君           戦略企画課長     三  居  康  伸  君           財政課長       竹  田  仁  伸  君           危機管理課長     大  和  聖  幸  君           総務課契約検査室長  岡     陽  一  君           秘書広報課情報化推進室長                      岡  田  佳 余 子  君          市民環境部           市民協働推進課長   小  川  潤  二  君           市民課長       秋  田  一  恵  君           文化交流推進課長   笠  井  明  子  君           環境政策課長     東  條  勝  彦  君           クリーンセンター管理課長                      向  井  直  之  君           クリーンセンター廃棄物対策課長                      津  川     茂  君           文化交流推進課主幹兼「第九」ブランド化推進室長                      川  邉  伊 都 子  君          健康福祉部           健康政策課長     笠  原  広  也  君           保険課長       田  浦     豊  君           長寿介護課長     池  田  賢  次  君           人権推進課長     友  枝  美 恵 子  君           社会福祉課長     大  和  俊  之  君           子どもいきいき課長  黒  濵  政  章  君           健康政策課健康づくり室長                      藤  川  貴  代  君          経済建設部           まちづくり課長    津  田  英  樹  君           下水道課長      氏  橋  通  泰  君           公園緑地課長     滝  川  勝  正  君           商工政策課長     尾  崎  康  弘  君           観光振興課長     小  椋     勝  君           農林水産課長     山  本  義  明  君           観光振興課ヴォルティス支援室長                      吉  田     大  君           農林水産課水産振興室長藤  田  卓  也  君          消防本部           消防総務課長     山  下  浩  史  君           予防課長       山  田  素  史  君           消防署長       細  川  喜  朝  君          企 業 局           水道企画課長     鈴  江  幸  次  君           水道事業課長     宮  田  耕  志  君           ボートレース企画課長 前  田  美  香  君           ボートレース事業課長 岩  下  彰  秀  君 教育委員会教育長 教育長         安  田     修  君          教育次長        大  林     清  君          教育委員会           教育総務課長     天  満  秀  樹  君           学校教育課長     竹  下  聡  一  君           生涯学習人権課長   三  栖  信  征  君           学校教育課教育支援室長如  休  節  子  君           生涯学習人権課体育振興室長                      小 野 木     恵  君           生涯学習人権課図書館長高  田  博  子  君 監査委員     監査委員事務局長    澤  口  敬  明  君 選挙管理委員会委員長          選挙管理委員会事務局長 平  岡  俊  司  君 農業委員会会長  農業委員会事務局長   山  本  義  明  君    ──────────────────────────────────               本日の会議に付した事件 諸般の報告日程第1 会議録署名議員の指名について日程第2 会期の決定について日程第3 議案第72号から議案第85号     委員長報告  質疑  討論  採決日程第4 議案第86号から議案第93号、報告第11号     市長所信表明及び提案理由説明日程第5 議案第86号、議案第87号     質疑  委員会付託    ──────────────────────────────────            出   席   議   員 (22名)  議長  東     正  昇  君  1番  佐  藤  絹  子  君    2番  浜     盛  幸  君  3番  秋  岡  芳  郎  君    4番  上  田  公  司  君  5番  圃  山  俊  作  君    6番  平  塚  保  二  君  7番  山  根     巌  君    8番  潮  崎  焜  及  君  9番  林     勝  義  君    10番  谷  崎     徹  君  11番  野  田  粋  之  君    12番  松  浦  富  子  君  13番  川  田  達  司  君    14番  叶  井  克  典  君  15番  宅  川  靖  次  君    16番  橋  本  国  勝  君  17番  東  谷  伸  治  君    18番  藤  田  茂  男  君  19番  三  津  良  裕  君    20番  宮  崎  光  明  君  21番  大  石  美 智 子  君    ──────────────────────────────────             説 明 の た め 出 席 し た 者  市長      泉   理 彦 君   副市長     谷   重 幸 君  企業局長    山 内 秀 治 君   政策監     三 木 義 文 君  事業推進監(地方創生担当)兼企画総務部長 市民環境部長  喜 馬 俊 文 君          林   泰 右 君  健康福祉部長福祉事務所長       経済建設部長  黒 川 靖 夫 君          荒 川 雅 範 君  消防長     榊   孝 典 君   企業局次長   花補佐 憲 二 君  企画総務部理事危機管理局長      市民環境部環境局長          稲 江 敏 郎 君           満 壽 良 史 君  経済建設部経済局長          廣 瀬   高 君  企画総務部   総務課長   西 上 昭 二 君    財政課長   竹 田 仁 伸 君  教育長     安 田   修 君   教育次長    大 林   清 君  監査委員事務局長澤 口 敬 明 君   選挙管理委員会事務局長                              平 岡 俊 司 君  農業委員会事務局長          山 本 義 明 君    ──────────────────────────────────             議 会 事 務 局 職 員 出 席 者  事務局長    近 藤 伸 幸     次長      米 澤 栄 作  主幹兼主査   杢 保 マユミ     係長      板 東 政 則    ──────────────────────────────────     午前10時3分 開会 ○議長(東正昇君) これより平成28年第4回定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 日程に入るに先立ち、諸般の報告を申し上げます。 まず、議長会関係会議の概要を申し上げます。 去る9月30日、第153回徳島県市議会議長会定期総会が阿南市において開催されました。会務報告の後、平成28年度徳島県市議会議長会会計中間報告を受けるとともに、四国市議会議長会理事会への提出議案及び各種会議等の開催予定について協議を行い、決定いたしました。 次に、10月13日、第165回瀬戸内海地区議会競艇連絡協議会臨時総会が廿日市市において開催されました。会務報告の後、平成27年度歳入歳出決算を認定するとともに、平成28年度補正予算及び平成29年度分担金について協議を行い、決定をいたしました。 次に、11月2日、全国広域連携市議会協議会第65回理事会が東京都において開催されました。事務報告の後、平成27年度歳入歳出決算を認定するとともに、広域連携施策に関する要望及び今後の運営について協議を行い、決定いたしました。 次に、11月10日、全国競艇主催地議会協議会第146回役員会並びに第128回臨時総会が東京都において開催されました。平成28年度事務事業及び競艇事業の現況についての報告の後、平成27年度歳入歳出決算を認定するとともに、平成28年度補正予算並びに平成29年度分担金について協議を行い、決定いたしました。 次に、11月16日、第157回産業経済委員会が東京都において開催されました。まず、経済産業省資源エネルギー庁から、今後の省エネルギー・新エネルギー政策についての説明を受け、次に農林水産省から、平成28年度第2次農林水産関係補正予算の概要及び平成29年度農林水産予算概算要求の概要についての説明を受けました。引き続き、事務報告の後、国への要望書、要望活動の方法、今後の運営について協議を行い、決定をいたしました。 以上が各種会議の概要であります。関係資料はいずれも事務局に保管いたしておりますので、必要に応じごらんいただきたいと思います。 次に、市長からお手元へ配付のとおり、議案の提出通知がありました。 次に、市長及び各委員長等から地方自治法第121条の規定に基づく説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付いたしております。 次に、監査委員から9月分、10月分及び11月分の例月出納検査の報告がありましたので、配付いたしております。 諸般の報告は以上のとおりであります。 これより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元へ配付の議事日程表のとおりであります。 朗読は省略いたします。    ────────────────────────────────── △日程第1 会議録署名議員の指名について ○議長(東正昇君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により          14番 叶井克典君          15番 宅川靖次君を指名いたします。    ────────────────────────────────── △日程第2 会期の決定について ○議長(東正昇君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会は、本日より12月22日までの23日間といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって会期は、本日より12月22日までの23日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────── △日程第3 議案第72号 平成27年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について      議案第73号 平成27年度鳴門市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第74号 平成27年度鳴門市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第75号 平成27年度鳴門市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第76号 平成27年度鳴門市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第77号 平成27年度鳴門市公設地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第78号 平成27年度鳴門市産業団地開発事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第79号 平成27年度鳴門市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第80号 平成27年度鳴門市光熱水費等支出特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第81号 平成27年度鳴門市給与費等管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第82号 平成27年度鳴門市公債費管理特別会計歳入歳出決算の認定について      議案第83号 平成27年度鳴門市水道事業会計決算の認定について      議案第84号 平成27年度鳴門市モーターボート競走事業会計決算の認定について      議案第85号 平成27年度鳴門市モーターボート競走事業会計処分利益剰余金の処分について ○議長(東正昇君) 日程第3、議案第72号から議案第85号までの14議案を一括議題といたします。 本案については、去る第3回定例会において予算決算委員会に付託し、閉会中の継続審査に付してありますので、この際、予算決算委員長の報告を求めます。     〔17番 東谷伸治君登壇〕 ◆17番(東谷伸治君) 予算決算委員長報告を申し上げます。 第3回定例会におきまして閉会中の継続審査として当委員会に付託されました議案は、議案第72号平成27年度鳴門市一般会計歳入歳出決算の認定について外13議案であります。 当委員会は、去る10月6日から10月25日までの7日間にわたり委員会及び分科会を開催し、慎重審査いたしました結果、議案13件については認定、議案1件については原案のとおり可決すべきと決しました。 以下、審査の概要について御報告申し上げます。 まず、議会事務局に関する決算については、共済費が前年度と比べて1,000万円ほど増加している要因について質疑がありました。事務局からは、共済費は議員の退職年金及び退職一時金を給付するために必要な金銭を市議会議員共済会への負担金として納付しており、負担金額は議員の数に一定の負担金率を掛けるなどして算出するが、統一地方選挙などで改選がある時期については負担金率が上昇することなどが増加の要因であるとの説明がありました。 次に、総務課に関する決算については、公共施設等総合管理計画策定支援業務委託契約の内容に関する質疑がありました。理事者からは、市が現在保有している公共施設の配置、利用状況老朽化等の現状の分析を行い、市の保有している施設の更新費用等算出業務などを委託しており、今後は長寿命化の試算などの作業を行っていきたいとの説明がありました。 また、委員からは、光熱水費について、新電力事業者との契約により安くなるとのことであったが、当該事業者が経営破綻したことによる影響について質疑がありました。理事者からは、平成26年7月から新電力の日本ロジテック株式会社と契約していたが、本年3月に売電から撤退したため、4月1日からは新たに新電力である株式会社エネットと契約している。新電力との契約による光熱水費削減効果については、総務課が所管する施設においては160万円から170万円となっているとの説明がありました。 次に、人事課に関する決算については、委託している簿記研修について資格取得状況の質疑があり、理事者からは、平成27年度の研修後では1級から3級の簿記資格取得者が75名となっているとの説明がありました。委員からは、職員数の削減が続いている状況で、おのおのの職員のスキルが重要となってくるため、リーダーシップのとれる人材を育成できるような研修を取り入れてほしいとの意見がありました。 次に、税務課に関する決算については、歳入における株式譲渡所得割交付金の当初予算との乖離が大きい理由について質疑がありました。理事者からは、株式譲渡所得割交付金は見込みを立てにくい交付金であるため、算定に当たっては当初予算のときに国から示される基準に基づいて算出しているとの説明がありました。 次に、秘書広報課及び情報化推進室の決算については、情報化推進費ハードウエアメンテナンスサービス料について、前年度より委託料がふえている要因について質疑がありました。理事者からは、平成25年度にウィンドウズXPのサポートが終了したことに伴い、新たに230台のパソコンを購入したため、購入から2年目以降に発生する保守料がかかることにより委託料が増加したとの説明がありました。 次に、戦略企画課の決算については、イメージアップ戦略推進事業の効果について質疑があり、理事者からは、小冊子やカレンダーポスターの作成、ドイツ館イルミネーションなどを行っており、小冊子については、ふるさと納税の寄附者や空港、高速バス停留所に置くなどして配布しており、好評を得ている。カレンダーポスターについても好評で、ドイツ館イルミネーションについては、ライトアップによって5,000人程度の集客があったとの説明がありました。委員からは、大事な事業であるので、一過的ではなく、ほかの部署と連携してアイデアを出し合いながら継続して実施してほしいとの意見がありました。 また、委員から、道の駅適地検討業務について、国の施策として補助事業を打ち切ろうという動きがあるようだが、現在の状況はどうなっているのかとの質疑がありました。理事者からは、道の駅は全国で1,000を超えており、新規建設については抑制に向かうと考えられるが、全くできないということではなく、本市としては国土交通省河川道路事務所との間で認められやすい方向性等について協議をして、市民の役に立つような施設ができるようにしたいと考えているとの説明がありました。委員からは、できるだけ早急に計画を策定できるようにしてほしいとの意見がありました。 次に、財政課の決算については、庁舎整備基金への積立金80万4,000円の金額の根拠について質疑がありました。理事者からは、庁舎整備基金を預託等で運用して、発生する利子部分について積み立てを行ったものであり、市が積極的な基金の増額を意図とする予算を通して庁舎整備に向けて積み立てたものではないとの説明がありました。委員からは、基金の積み立てを含めて市としての庁舎建てかえの計画はどういったものかとの質疑がありました。理事者からは、金額としては、庁舎の建設をするに当たり地方債を借り入れる運用を考慮しても、現在の積立金約7億4,000万円の倍程度は必要と考えている。庁舎については、今後公共施設等総合管理計画の中でも、鳴門市としてどのように進めていくのかを検討するものと考えているとの説明がありました。 次に、危機管理課の決算については、委託料のため池ハザードマップ作成業務について質疑がありました。理事者からは、平成27年度は8カ所のため池ハザードマップを作成し、本年11月に関係する地域に配付する予定である。また、現在は13カ所のため池について解析作業をしている段階であり、ハード面については今後県と相談する中で国等の財政措置等の活用を考慮しながら対応を検討していくものと考えているとの説明がありました。委員からは、それぞれのため池の管理者について、しっかりと危機感を持って把握してほしいとの意見がありました。 次に、市民協働推進課に関する決算については、We Loveなるとまちづくり活動応援補助金による事業実施内容について質疑がありました。理事者からは、6団体に補助金を支出しており、グラウンドゴルフ大会、染物教室等の開催を通じて高齢者の健康増進や生きがいづくり、子供たちが伝統文化に触れ合う機会の創出に資する事業等が実施されたとの説明を受けました。 次に、市民課に関する決算については、自動交付機システムリース料について、自動交付機がどの程度利用されたかについて質疑がありました。理事者からは、平成27年度の証明書の交付件数は1万2,044枚との説明を受けました。 また、委員からは、住民基本台帳システム番号法対応改修業務委託料について、平成27年度のみの支出で終わる委託料なのかとの質疑がありました。理事者からは、番号法に対応するために改修を要する委託料であり、平成27年度のみの支出であるとの説明を受けました。 また、委員からは、以前に個人番号カードの申請に関して、市民の方が申請しやすいように、カード用の写真撮影を希望する方がいれば担当課で対応してはと要望したが、その後写真の撮影を希望した方はいたのかについて質疑があり、理事者からは、いないとの説明を受けました。 次に、文化交流推進課及び「第九」ブランド化推進室に関する決算については、鳴門市姉妹都市親善使節団青少年派遣事業参加補助金について質疑がありました。理事者からは、平成27年度は1名につき12万円、12名に対して144万円の補助金を支出したとの説明を受けました。委員からは、来年3月に第九里帰り公演がドイツで開催されることからも、第九を歌うことを楽しみにしている中学生や高校生が第九里帰り公演に参加できるような方法も検討してほしいとの要望がありました。 また、委員からは、文化会館管理費について、文化会館のつり天井の修繕に関して質疑がありました。理事者からは、耐震改修には多額の費用を要することからも、公共施設等総合管理計画の中で全庁的な方向性を考えながら、文化会館の今後の改修のあり方を検討したいとの説明を受けました。委員からは、文化会館を利用する頻度が高まっており、市の目玉施設でもあることから、安全性が確保されるようお願いしたいとの要望がありました。 次に、環境政策課に関する決算については、さわやかトイレ管理費について、緊急を要する場合にトイレットペーパーが持ち去られて、なかった場合の対応について質疑がありました。理事者からは、委託業者との契約では、トイレを確認する回数に限度があることから、利用者の方から環境政策課に御連絡いただければ速やかに対応したいとの説明がありました。委員からは、公衆用トイレへのトイレットペーパーの自動販売機の設置やコンビニエンスストアと店舗のトイレ利用に当たっての業務委託契約の締結等も検討してみてはとの意見がありました。 また、委員からは、狂犬病予防費について、犬の登録原簿等のデータ入力等の業務内容について質疑がありました。理事者からは、犬の新規登録や死亡、狂犬病予防接種等のデータ入力を行い、犬の登録原簿台帳の管理を行うものであるとの説明を受けました。委員からは、入力管理業務に68万9,000円もの金額を費やしているので、得たデータは各種施策を行う上で有効に活用してほしいとの要望がありました。 また、委員からは、歳入のうち動物愛護管理適正化地域活性化推進補助金に関連し、市内で捕獲され処分された犬・猫の頭数を把握しているのかについて質疑がありました。理事者からは、平成27年度の処分頭数は、犬が68頭、猫が38頭の計106頭との説明を受けました。委員からは、市として犬・猫の里親を探すことなどにもっと積極的に取り組んだほうがいいのではとの意見がありました。 次に、クリーンセンターに関する決算については、火葬場使用料について、市民が市の火葬場を利用できず、やむを得ず市外の火葬場を利用した場合の差額を補助する制度の有無等について質疑がありました。理事者からは、現時点ではないとの説明を受けました。委員からは、市民が市外の火葬場を利用する場合の使用料が高く、負担することが難しい方もいるとの意見がありました。 また、委員からは、し尿処理場管理費について、浄化槽汚泥の流域下水道への直接投入の検討について質疑がありました。理事者からは、終末処理場が浄化槽汚泥を処理できる能力がないことから、たちまち実現する可能性は低いが、引き続き直接投入について関係団体と協議していきたいとの説明を受けました。委員からは、今後し尿処理施設の更新の時期が訪れることからも、継続して直接投入の協議をしていただくとともに、協議が整わず施設を更新することになる場合は、広域行政の視点を持って実施してほしいとの要望がありました。 また、委員からは、一般的な焼却施設の耐用年数について質疑がありました。理事者からは、全国の実態を調べてみると、30年を超えて稼働している施設も少なからずあり、修理や管理を適切に行えば30年を超えて利用することは可能であると考えているとの説明を受けました。 次に、健康政策課及び健康づくり室に関する決算については、災害時医療救護所資機材の購入について質疑がありました。理事者からは、聴診器、血圧計、体温計、手動式蘇生器等で構成される携帯型救急セットを4セット購入したものであり、7カ所ある災害時医療救護所のうち、3カ所分は平成27年度以前に購入しており、残り4カ所分であるとの説明を受けました。 次に、保険課に関する決算については、収納率向上特別対策事業費について、嘱託徴収員の徴収実績等について質疑がありました。理事者からは、この事業は収入未済を翌年に繰り越さないことを主な目的として、納付期限の過ぎた保険料の徴収を行う業務であり、平成27年度については、徴収員5人で約4,000万円の徴収実績があったとの説明を受けました。委員からは、滞納に至らないような環境づくりが大切であり、人選をしっかりと行い、徴収嘱託員制度の充実を図ってほしいとの要望がありました。 また、委員からは、出産一時金の財源の内訳について質疑がありました。理事者からは、3分の2が市の一般会計からの繰り入れであり、3分の1が国保会計の負担であるとの説明を受けました。 次に、長寿介護課に関する決算については、高齢者無料バス優待事業費について、利用実態等の調査に関して質疑がありました。理事者からは、来年度は介護保険事業計画の改定年度となっており、実施を予定しているアンケート調査や窓口対応を通じて利用実態等の情報収集をするとともに、分析することを検討していきたいとの説明を受けました。委員からは、自治振興会の関係者の方とお話しする機会があれば、より生の声が聞けるのではとの意見がありました。 次に、社会福祉課に関する決算については、生活保護扶助費において、前年度と比較して平成27年度は医療扶助が減り生活扶助がふえていることについて質疑がありました。理事者からは、生活扶助については増加傾向にあり、医療扶助については、長期入院者の減少に伴う扶助費総額が減額となったとの説明を受けました。 また、委員からは、生活保護を受ける基準について質疑がありました。理事者からは、厚生労働大臣が定める基準に基づく最低生活費から年金や就労収入等を差し引いた額を保護費として支給するものであるとの説明を受けました。 次に、子どもいきいき課に関する決算については、ファミリーサポートセンター事業について、活動件数がふえた理由に関して質疑がありました。理事者からは、保育所や幼稚園の登園前の預かりが304件、放課後児童クラブへの迎えが348件などと多く、また平成26年度は依頼会員が381名、提供会員が368名、両方会員が81名であり、平成27年度は依頼会員が409名、提供会員が405名、両方会員が87名と、会員数も増加したことによるものとの説明を受けました。 また、委員からは、例えば現在キョーエイ4階においてNPO法人子育て応援団レインボーが活動しているが、ファミリーサポートセンターが実施している子育て支援を集約し一体的に行えるのではないかとの質疑がありました。理事者からは、子育て施設を集約して一体的に子育て支援を行うことについて、いただいた意見を参考にしながら検討していきたいとの説明がありました。委員からは、子供のためになるように一体的な子育て支援を検討してほしいとの要望がありました。 次に、まちづくり課に関する決算については、空き家等実態調査業務について、契約方法などについての確認がありました。理事者からは、一般競争入札によって落札した業者と契約しており、入札の参加者は株式会社ゼンリン1者のみであるとのことでした。委員からは、応札業者が1者のみの場合、価格競争がないように思うが、その点についてどう思うかとの質疑がありました。理事者からは、広く申し込みいただけるよう住所要件を設けず競争入札を行ったが、結果として応札したのが株式会社ゼンリンの1者であり、広く公募していたので競争性は確保できていると考えているとのことでした。また、入札においては、期間的な限定もあるので、1者で成立する場合もあり、できるだけ競争力を高めて低価格でよいものをということで今後もやっていきたいとの説明がありました。 次に、委員からは、空き家等実態調査についての調査報告書を今後どのように活用していくのかとの質疑があり、理事者からは、得られた情報をもとに住宅地図上に空き家等の場所が展開された分布図、データベースを作成しており、得られた情報を一部活用し、商工政策課と連携し空き家の利活用についてデータを使っていけるよう取り組んでいるところであるとの説明がありました。 また、委員からは、調査報告書の使用方法として、プライバシーなどの関係もあると思うが、空き家を購入したい等の相談があった場合は応じてもらえるのかとの質疑があり、理事者からは、税情報とあわせて空き家等台帳システムとして運用しているので、税情報以外の部分について可能な範囲で示すことはできると考えており、個人情報に触れない範囲内での情報提供は可能かと思うので、個別に検討したいとの説明がありました。 次に、土木課に関する決算については、漂流物(廃船4隻)処分委託業務についての質疑があり、理事者からは、この漂流物、廃船については、沈んだ状態もしくは浮遊している状態で川の流れを阻害しているため撤去したものであり、別の場所で何カ月か仮保管し、持ち主があらわれなかった場合に処分するという形をとっているとの説明がありました。委員からは、鳴門市にはこのような船がたくさんあるが、処分についての法的根拠が曖昧だという感じがするので、県のように罰則も含め条例等を制定する必要があるのではないかとの意見がありました。また、鳴門市が管理する水路においては、看板等を立てるなどして市が管理していることを示すようにとの要望がありました。理事者からは、県がどのような指導をしているのかを参考にしながら今後取り組みを行っていきたいとの説明がありました。 次に、下水道課に関する決算については、工事請負費について、前金払いや中間前金払いなど、支払い方法についての説明を求めました。理事者からは、支払い方法については約款で決まっており、工事費にもよるが、保証契約を結んでいる場合は、前金払いで工事の着工時に請負額の4割以内を支払うことが可能であり、中間前金払いについては、工事が半分過ぎた時点で2割以内を支払えるものであり、規定に従い行っているとの説明を受けました。 次に、公園緑地課に関する決算については、委託業務が多数であるが、業務ができているかどうかのチェックはどのようにしているのかとの質疑がありました。理事者からは、委託業務の内容は、剪定、花の植え込み、除草が大部分を占めており、基本的には業者やシルバー人材センターに委託している分については、職員が実際に業務を完遂しているかどうかを確認しており、NPO法人や自治振興会、町内会に委託している業務については、基本的には町内会等で管理も含めて依頼しているので、公園緑地課との協力関係で善意のもとで管理しているとの説明がありました。また、確認書類としては、業者はもちろん、ボランティアに委託している分についても写真等で確認し、管理をしているとのことでありました。 次に、委員からは、公園はそれぞれ広さが違うが、委託料は同じくらいの金額であり、委託料の額の基準を決めたほうがよいのではないかとの意見がありました。 また、町内会などの組織がない公園の管理についても考えてほしいとの要望がありました。 次に、商工政策課に関する決算については、地場産品振興対策事業費について、各業者が補助金を受けた後、ホテルや飲食店などで大谷焼を使用する際に、それが大谷焼だということをPRできているかどうかの検証はあったのかとの質疑がありました。理事者からは、この補助金の条件として、飲食業者、宿泊業者は必ずパンフレットを置いたり口頭で紹介する等のPRをしていただくことが最低条件となっており、PRしている写真等も実績報告書に出てきているとの説明がありました。 次に、委員からは、鳴門市プレミアム付商品券事業について、これからの鳴門市の商店街の活性化ということに関連して、今後の商品券事業についてどのように考えているのかとの質疑がありました。理事者からは、過去に数年度続けてプレミアム付商品券事業を商工会議所と連携して行ったことがあったが、今後継続するかどうかという部分については、市全体としての判断になると思うが、財源がない場合は改めて鳴門市が大きく支出してプレミアム付商品券事業を積極的に行うということは、担当課としては現在は考えていないとの説明がありました。委員からは、ここ数十年で店の形態が変化し、市外に郊外型の駐車場完備の大型店舗がふえる中で、地元商店育成という面からは、一度のイベント的なものではなく、方法を考えていく必要があるのではないかとの意見がありました。 次に、観光振興課に関する決算については、鳴門海峡の渦潮・四国遍路世界遺産化ツアー事業についての質疑があり、理事者からは、バスツアーに対して助成金を出し、鳴門への誘客を図ろうとするものであり、鳴門の渦潮、鳴門公園周辺に立ち寄ることと、1番札所と2番札所に必ず立ち寄ること等を条件にしており、世界遺産化に向けた取り組み、啓発を図っているところであるとの説明がありました。委員からは、委託料の決算額が100万円という切りのいい金額なので、その明細についての確認があり、理事者からは、平成27年度の実績については、実際は109万円であったが、100万円を超えた分については、鳴門市うずしお観光協会が補填をするという形で共同事業として行っているとの説明がありました。 次に、委員からは、鳴門公園の千畳敷の松が枯れるなど、景色も変化しており、昔の鳴門公園のイメージが損なわれており、鳴門の渦潮の世界遺産化を目指しているのであれば、渦潮と兼ね合わせて何か対策を考えてほしいとの要望がありました。理事者からは、鳴門公園の周辺整備については、管理が県になり、また文化庁の名勝指定を受けているため、木を切るに当たってもその都度許可が必要であるとの説明がありました。 次に、農林水産課に関する決算については、鳥獣被害対策事業費についての質疑があり、イノシシが非常に多くなってきており、それに対して猟友会の人数がだんだんと減ってきているということで、費用面について市として何か対応を考える必要があるのではないかとの質疑がありました。理事者からは、有害鳥獣の被害はますます深刻な状況となっており、国からの報償金制度がないときにはもう少し市の予算を計上していたが、報償金制度ができてからは市の単独予算を若干減らしているとのことであり、国の報償金の制度もずっと続いていくということはないと思われるので、見直しがあったときには市のほうの予算の計上の仕方というのも考えていく必要があると考えているとの説明がありました。委員からは、平成26年度から27年度にかけて数がふえているのに、捕獲している数が減っているということであるので、捕獲総量をふやさなければどんどんと繁殖するので、対応策を考えていく必要があるとの意見がありました。 次に、林業費について、治山林道整備事業費や諸会会費、負担金等が計上されていることから、鳴門市で林業をされている世帯の数の確認がありました。理事者からは、過去には鳴門市にも森林組合があり、事業をされている方がいたが、現在は林業をしている方はおらず、森林組合も2年前に解散をしたという現状であるが、林道については、直接的に道路の通行もあるので、わずかな予算ではあるが管理については市の責務と考えているので、臨時的ではあるが補修を続けているという状況であるとの説明がありました。 次に、消防本部に関する決算については、徳島県消防防災ヘリコプター運航連絡協議会負担金について質疑がありました。理事者からは、この負担金は歳入歳出ともに同じ名称で計上されているが、内容は異なっており、歳入については平成27年度に本市から徳島県消防防災航空隊へ派遣している隊員1名に対する1年間の人件費であり、歳出については、県内の市町村から当該航空隊へ派遣している9名分の人件費に係る負担金であるとの説明がありました。 次に、水道企画課及び水道事業課に関する決算については、漏水調査に係る委託料が計上されているので、調査内容と定期的な調査かどうかの確認がありました。理事者からは、漏水調査については、3年間を一つのサイクルとして水系全てを調査しているとのことでした。 次に、委員からは、水道事業に係る数件の委託業務の委託先の本社、支社の住所の確認があり、委託先業者の本社が市外もしくは県外で鳴門市に支社を置いているところに委託していたことから、市内の業者に委託することはできなかったのかとの質疑がありました。理事者からは、発注する立場として地元業者を一番に考えているが、その業務に携わっていない業者があることから、その場合には県内業者、県外業者と範囲を広げて発注しているとの説明がありました。 次に、浄水場更新事業事前調査業務についての質疑があり、理事者からは、浄水場の更新に係る基本設計業務の基礎資料の作成や施設の位置、施設の規模、浄水処理方法などを検討するため、水道や地質の専門家で構成する委員会に諮るための支援等の業務であるとのことでありました。委員からは、地質調査をしている中で、特に液状化等危機管理の問題はなかったのかとの質疑がありましたが、理事者からは、北島の浄水場については液状化が心配されたところではあったが、地質の専門家に見てもらったところ、液状化対策をすれば十分対応できるであろうという判断をいただいたことから、北島町において更新したいと考えているとの説明がありました。 次に、ボートレース企画課及びボートレース事業課に関する決算については、過年度損益修正益に公有水面使用協力費返還請求権として2,077万6,061円が計上されていることについて、まず内訳についての質疑がありました。理事者からは、公有水面使用協力費に関する先行訴訟の平成23年度分の1,000万円と平成24年度分の900万円、企業局長に対する損害賠償請求に係る遅延利息177万6,061円の合計金額であるとの説明がありました。委員からは、平成28年4月の臨時会での特別委員会での説明のときには、収益的収入に過年度損益修正益として計上するという報告をすべきであったのではないかとの指摘がありました。また、これを特別利益とすることとしたのはいつの時点であったのかということについての説明を求めました。理事者からは、公有水面使用協力費についての上告審の決定が平成28年2月26日付のため、平成27年度に発生したとのことであり、特別利益は、決算整理をする中で、平成28年2月26日に最高裁判所で決定になった以上は、当然請求すべき義務が発生するため、会計処理上平成27年度決算において計上し、その後平成28年度の状況に応じて会計処理を進めなければならないと考えているとの説明がありました。また、会計処理作業は4月から5月にかけて行うが、特別利益に計上するしないという中身の検討作業もある関係上、4月の臨時会での権利の放棄についての議案提出時に特別利益に入るという説明をしていなかった件については、説明が足りなかったとのことであり、議会へ説明、報告しなければいけないということについては、今後とも随時説明、報告をしていきたいと考えているとのことでした。委員からは、このような重要案件については、金額の多少にかかわらず議会に報告してほしいとの要望がありました。 次に、委託料についての質疑があり、数種類の委託業務について、入札の方法と何者が応札したか、また落札業者の本社、鳴門支社の住所の確認がありました。その中で、ボートレース鳴門オフィシャルウエブサイト構築及び管理運営業務委託料について、委託料が1,686万9,600円であったことから、委託内容についての詳しい説明を求めました。理事者からは、委託内容については、レースのリプレー、また誰が第何レースで出走しているか等、予想サイトの誘導等であるとの説明がありました。委員からは、この委託先の住所が神戸市であったことから、地元企業に委託することはできなかったのかとの質疑がありましたが、理事者からは、ボートレースに関するホームページの作成については、特殊な部分があることから、業界の中で精通した特殊なスキルを持った事業者でなければ作成できないということで、指名型プロポーザル方式で選定したとのことでありました。委員からは、委託金額が高額ではないかとの意見がありましたが、理事者からは、事業の性質上、ある程度ノウハウを持った業者を指名しており、ある程度の予算を組んで備えたということでした。また、この金額については、全国の他場と比べると安価であるとのことでした。 次に、教育総務課及び大麻学校給食センターに関する決算については、校舎改築事業について、第一中学校の工事が完了するのはいつごろになるのかとの質疑がありました。理事者からは、平成27年度の決算に計上されているのは第1期工事であり、全体の4割程度の校舎が完成した。第2期工事は平成28年度当初から開始して現在建設中であり、平成29年度の夏ごろまでを予定している。その後、第3期工事、第4期工事、外構工事を経て全ての工事を終えるのは平成32年2月から3月ごろを予定しているとの説明がありました。委員からは、工事の完成時期等についてPTAや入学してくる生徒等にも周知してほしいとの意見がありました。 次に、学校教育課及び教育支援室に関する決算については、外国青年招致事業について、まずは国語の授業数をしっかり確保してから外国語教育を充実させるべきではないかとの質疑がありました。理事者からは、次期の学習指導要領案では、小学校においては外国語教育の授業数がふえることによって国語の授業数が減るということはなく、外国語も国語も言語活動であることから、両者を効率的に連携させることで国語の能力も発展していくものと考えているとの説明がありました。 次に、生涯学習人権課、体育振興室、図書館に関する決算については、板東俘虜収容所跡境界確認業務について質疑がありました。理事者からは、平成27年度と28年度に国指定史跡登録に必要である5万3,000平米ほどの土地の境界確認と土地所有者の確定を行うため、平成27年度は境界立ち会いに58名の方に依頼し、17名の方に境界確認をしていただいたとの説明がありました。委員からは、費用が2年間で1,000万円程度かかるため、費用対効果も含めて有効活用してほしいとの意見がありました。 委員会では、採決の結果、議案第72号から議案第76号まで及び議案第79号、議案第84号については、賛成多数にて認定、議案第77号、議案第78号及び議案第80号から議案第83号までについては、全会一致で認定、議案第85号については、賛成多数で原案を可決することに決しました。 以上が当委員会の審査概要であります。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(東正昇君) これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 ただいまのところ討論の通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結いたします。 これより議案第72号、議案第74号及び議案第75号の3議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第73号及び議案第76号の2議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第79号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、認定されました。 次に、議案第84号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、認定されました。 次に、議案第77号、議案第78号及び議案第80号から議案第83号までの6議案を一括採決いたします。 本案に対する委員長の報告はいずれも認定であります。 本案はいずれも委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって本案は、いずれも認定されました。 次に、議案第85号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 起立多数であります。 よって本案は、原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────── △日程第4 議案第86号 平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第87号 平成28年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)      議案第88号 廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について      議案第89号 鳴門市健康福祉交流センター条例の制定について      議案第90号 鳴門市農業委員会の委員及び鳴門市農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定について      議案第91号 鳴門市附属機関設置条例の一部改正について      議案第92号 鳴門市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について      議案第93号 鳴門市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定について      報告第11号 専決処分について(損害賠償の額の決定) ○議長(東正昇君) 日程第4、議案第86号から議案第93号までの8議案及び報告第11号を一括議題といたします。 市長の所信表明及び提案理由の説明を求めます。     〔市長 泉 理彦君登壇〕 ◎市長(泉理彦君) 本日、第4回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私何かと御多忙中にもかかわりませず御出席を賜り、まことにありがとうございます。 今期定例会におきましては、補正予算案を初め各種議案を提出いたしておりますが、これらの議案説明に先立ちまして、まずは諸般の報告と現在本市が当面している諸課題についての所信を申し上げ、議員の皆様を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、去る10月に来鳴されました第21回リューネブルク市親善使節団との交流についてでございます。 姉妹都市であるドイツ・リューネブルク市のメドケ市長を団長とする52名の使節団をお迎えし、市内各所において市民の皆様と友好交流を深めていただきました。 ドイツ村公園でのお出迎えとお接待に始まり、ボートレース鳴門やトリーデなるとの見学、鳴門市展やホームビジットでの交流など、多様なプログラムを通して新たなきずなも結ばれたところであります。 また、12名の青少年の皆様には、市内の中学校、高校における授業体験と各家庭でのホームステイのほか、新たに小学校での交流事業にも参加いただきました。平成25年から開始いたしました青少年の相互派遣は、次世代を担う子供たちの異文化理解を深め、国際的な感覚を養うことにつながっていると考えております。 このような本市とドイツとの交流は、板東俘虜収容所におけるドイツ兵捕虜と住民との心温まる交流を礎としたものであり、その史実とともに未来に引き継いでいくべき貴重な財産であります。 今後もリューネブルク市との姉妹都市交流を通して次世代につながる友好の輪を広げてまいりたいと考えております。 次に、中国湖南省張家界市との交流についてであります。 友好都市であります張家界市との交流につきましては、去る11月4日から7日にかけて私と東市議会議長、鳴門日中友好協会の会員の皆様と親善訪問を行いました。私自身は5年ぶりの訪問となりましたが、年間5,000万人以上が訪れる観光都市として目覚ましい発展を遂げられており、拡張された空港を初め、ホテルや観光施設の建設ラッシュに沸く町並みに驚愕いたしました。 関係者の方々と直接お会いして文化、観光、経済など幅広い分野でさまざまな意見交換を行ったところであり、これからもお互いの総合的な発展を目指して交流、連携を進めてまいりたいと考えております。 次に、ボートレース鳴門におけるイベント等についてであります。 来月12月3日、県内外からの誘客を目的といたしまして、鳴門ボートレース場でウオータースクリーンイリュージョンを開催いたします。競走水面に扇形の巨大スクリーンをつくり出し、噴水と光、音楽を組み合わせることで幻想的な世界観を演出するものであります。1回10分間のショーで、当日午後5時30分より5回の開催を予定しております。 また、当日は鳴門商工会議所青年部が主催する鳴門クリスマスマーケット2016も同時開催となります。 さらに、新春の第43回松竹杯競走の本場開催時には、本市出身のプロ野球選手、東北楽天ゴールデンイーグルスの藤田一也選手のトークショーも予定しているところであります。 ボートレース鳴門では、これからも数多くのイベントを展開してまいりますので、皆様の御来場をお待ちしております。 次に、民間資金等を活用したまちづくりエリアの整備についてであります。 まちづくりエリアの整備につきましては、ボートレース本場敷地の一部を活用し、幅広い年代の方々が利用でき、健康増進につながる温浴施設の誘致事業を進めてまいりました。現在、ノヴィル株式会社が建設準備を進めており、来年11月下旬の開業を予定しているところであります。 このたび、この建設に係る資金の一部について、瀬戸内地域7県の地方銀行等が出資した、せとうち観光活性化ファンドから拠出されることになりました。同観光ファンドの支援による民間への資金調達は、徳島県内では初の試みとなります。 この温浴施設は、飲食施設や釣り堀など複合レジャー施設として整備される予定でありますことから、ボートレース鳴門とともに幅広い年代の皆様の御利用を期待しております。 次に、なるとビジネスプランコンテスト2016についてであります。 地域経済活性化につながる新ビジネスのアイデアを競うコンテストとして、去る10月29日に最終選考会を開催いたしました。最終選考に残った7つのプランのうち、グランプリは冷凍ワカメの販売を提案されたうずしお食品が受賞されました。 コンテストでは、そのほか各分野におけるさまざまな視点からすばらしい提案が寄せられました。事業者の皆様の日々の努力や熱意に感服いたしますとともに、ますますの御活躍を期待しております。 次に、ふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディング事業についてであります。 この事業は、事業採択された団体の事業に係る資金をインターネット上で寄附金として調達する取り組みであります。今回初めて採択した事業は、松江豊寿銅像建立実行委員会の松江豊寿顕彰碑建立事業となりました。この事業は、2018年のアジア初演「なると第九」100周年に向けて、板東俘虜収容所の所長であった松江豊寿氏の功績をたたえる顕彰碑を設置するものでございます。 松江豊寿氏の残した功績は、今も続く日独交流の礎となっており、当時戦争下の敵対する関係であっても、互いの尊重と理解を通じた交流が可能であることを象徴するものであります。いまだ紛争の絶えない現代において、希望を与えるものとして後世に継承していくべきものと考えております。 また、来年は板東俘虜収容所開設から100年目に当たる年であり、そういった年に事業化し、全国発信できることは、大変大きな意義を持つことになります。 このように、公益性、共感性、社会貢献性の高い事業に対し、これからも積極的に支援してまいりたいと考えております。 次に、イメージアップ事業についてであります。 本市の魅力を効果的に発信し、イメージアップを図るため、さまざまな事業やイベントを予定しております。 まず、写真投稿アプリのインスタグラムを活用した写真動画コンテスト、ナルスタグラムをあす12月1日より開催いたします。応募作品は、市プロモーションサイト等で鳴門のPRに活用したいと考えておりますので、多くの市民の皆様に御応募いただきたいと思っております。 次に、来月12月9日から14日まで、キョーエイ鳴門駅前店4階ギャラリーで鳴門市PRカレンダー2017ナルトメイド写真展を開催いたします。本市の地場産品や地場産業の仕事に関する風景と人に焦点を当てたカレンダーの写真などをパネル展示いたします。 12月11日には、カレンダーの写真を撮影した鳴門うずしおPR応援鯛の写真家、高橋和幸さんを招いてトークショーも予定しております。詳細は広報なると12月号をごらんいただき、ぜひ御参加くださいますようお願いいたします。 さらに、故郷への愛着を育むため、若者に鳴門のよさを知ってもらうためのイメージアップ冊子である鳴門やけんの第3号を発行いたしました。今回のテーマはレンコンで、これまでの2冊を超え、最多人数となる113人が冊子に登場いたします。市内小学校の5・6年生に配付するほか、市内外の施設で配布いたしますので、ぜひ一度ごらんいただければと思います。 これからもイベント開催やさまざまな媒体を活用し、鳴門の誇りある仕事や地場産品の紹介など、本市の魅力を多様な角度からアピールしてまいりたいと考えております。 それでは、本市を取り巻く社会経済情勢とその対応についてであります。 最近の社会経済情勢について概観いたしますと、11月の月例経済報告の基調判断では、10月同様、景気はこのところ弱さも見られるが、緩やかな回復基調が続いているとのことであります。 内閣府が発表した2016年7月から9月期の国内総生産GDPの速報値は、実質GDPが前期比年率0.5%増、年率換算は2.2%増で3・四半期連続のプラス成長で輸出が堅調である一方で、個人消費や企業の設備投資は依然低調であるとの見方を示しております。 また、景気の先行きにつきましては、海外経済で弱さが見られており、中国を初めとするアジア新興国や資源国等の景気が下振れし、我が国の景気が下押しされるリスクがあります。 こうした中、去る11月9日には、アメリカ合衆国大統領選挙において共和党のドナルド・トランプ氏が次期大統領に決定いたしました。同盟国である我が国との協調関係や市場への影響などが注目されております。 一方、国内においては、TPP協定関連法案が衆議院本会議で可決されるなど、国際情勢の先行きが不透明である中、今後市民生活や地域経済にどのような影響を及ぼしていくのか注視していく必要があります。 本市といたしましては、こうした状況や時代の変化を踏まえ、未来のまちづくりを見据えた取り組みをしっかりと進めていく時期であると考えております。 現在、未来のまちづくりの方向性を示す計画として、第六次鳴門市総合計画後期基本計画と鳴門市公共施設等総合管理計画を策定中であります。第六次鳴門市総合計画後期基本計画は、未来のまちづくりのビジョンを示す最上位の計画であり、鳴門市公共施設等総合管理計画については、公共施設等の今後のあり方等を示す行動計画となります。今期定例会において議員の皆様に素案をお示しし、本年度中の計画策定を目指して取り組んでまいります。 次に、地震・津波対策についてであります。 去る11月22日、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4、震度5弱の地震が発生し、仙台市仙台港では、東日本大震災以降最大となる1.4メートルの津波が押し寄せました。 先般の熊本地震に加え、鳥取地震、また海外におきましても大地震による家屋被害等が発生しております。被災された皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。 本市におきましても、天災は忘れたころにやってくる、常日ごろの備えの重要性を改めて感じているところであります。 最近の本市の対応といたしましては、里浦町南部地区で整備を進めておりました津波避難複合施設・里浦南防災センターが完成し、去る11月20日に完成式をとり行ったところであります。 この施設の完成により、津波避難困難地域に指定されております里浦町里浦・粟津地域の避難場所として約500名が収容可能であるほか、集会所と消防分団詰所の機能をあわせ持つ複合施設として地域の防災拠点になるものと考えております。 なお、この里浦地区から徳長地区につきましては、現在国土交通省が旧吉野川の堤防の液状化対策工事を実施しているところであります。今後も地域住民の皆様の安全・安心のため、国等と連携し防災力の向上に努めてまいります。 さらに、ことし4月に発生した熊本地震の際には、避難者に円滑に物資が行き渡らなかったことを教訓として、ソフト面の対応といたしまして、災害協定を順次締結しております。去る11月9日には、食品スーパーのハローズと、被災者に命の綱である水や食料などを供給できるよう、災害時支援協定を締結いたしました。また、去る11月24日には、赤帽徳島県軽自動車運送協同組合と、災害時における物資等の輸送に関する協定を結んでおります。この2社との協定は、県内市町村では初の取り組みとなりました。 このように、あらゆる事態を想定した事前の準備を行うことにより、市民の皆様の安全・安心を確保してまいります。 次に、「なると第九」魅力発信事業についてであります。 来る2018年6月1日に第九アジア初演100周年記念を迎えるに当たり、なると第九が市の新たな観光資源として都市部並びに県内全ての皆様に広く認知されるよう、着地型・発地型旅行商品の企画、販売、プロモーションを実施するものであります。 また、あす12月1日、観光拠点になっているドイツ館及び道の駅第九の里の周辺にイルミネーションを設置することとしております。ことしも光の魅力による誘客を図ります。 なると第九及び板東俘虜収容所に関する史実を持つ大麻地区を中心とした企画を展開することにより、継続的な観光客の周遊促進及び地域経済の活性化につなげてまいりたいと考えております。 次に、子育て支援事業の拡充についてであります。 子育て支援につきましては、本市の重要施策の一つでありますことから、今後におきましても、子供たちが安全・安心な環境のもとで教育、保育が受けられるようさまざまな施策を推進してまいりたいと考えております。 まず、妊産婦健診事業の拡充についてであります。 本市では、妊娠全期間を通じて14回分の妊婦健康診査費用の助成に加えて、今年度から県下で唯一、産後2週間目健診に費用助成を行い、産後鬱病等の早期発見、早期対応に努めております。 また、今後、産後に係る費用負担の軽減について拡充を検討してまいります。 妊産婦の皆様が安心して妊娠、出産を迎えることができる体制を築いてまいりたいと考えております。 次に、子どもはぐくみ医療助成事業の拡充についてであります。 現在、小学校修了までの子供の医療費の保険診療分に係る自己負担額について助成しているところでありますが、来年度さらに中学校修了まで医療費を助成できるよう拡充を検討してまいります。 この事業を含め、財源が必要とされる子育て支援の事業については、先日、知事・市町村長地域懇話会東部2地区において徳島県へ要望したところであります。 幼児・児童・生徒の保護者である各子育て世帯の皆様方への経済的負担の軽減につながる支援事業としたいと考えております。 次に、子育て関連施設における環境整備についてであります。 まず、保育所等の防犯対策について、今期定例会補正予算案を計上し、国の補助金を活用した環境整備を図ります。 具体的には、各私立保育所及び認定こども園におきまして、フェンスを初めとした外構等の設置、修繕や非常通報装置、防犯カメラの設置等の防犯対策の強化が図られますよう支援を実施いたします。 次に、放課後児童クラブの環境整備につきましても、国の補助金を活用し、放課後児童支援員等の円滑な業務遂行を図るため、パソコン及びその周辺機器やソフトウエア等の整備を充実いたします。 また、来年度に向けた取り組みについても検討してまいりたいと考えております。現在、着手している桑島児童クラブに加え、新年度では、老朽化の著しい林崎児童クラブの施設整備に着手したいと考えております。 さらに、各児童クラブ利用料等につきましても、保護者負担を軽減するための支援措置を実施してまいりたいと考えております。 これからも保護者の皆様が施設に子供を安心して預けられるよう、さまざまな観点から環境整備を進めてまいります。 次に、小学校における空調機器設備整備事業であります。 今期定例会補正予算案を提出しておりますが、現在、中学校に整備しておりますエアコンを、来年の12月をめどに小学校の全ての普通教室等に整備してまいりたいと考えております。 中学校と同じく、導入後は試行的に夏季休業日の短縮を行うなど、授業時数を拡充することにより、小学校における外国語教育を初めとした教育活動の充実を図り、子供たちの学力向上につなげてまいりたいと考えております。 また、将来にわたって子供たちに望ましい教育環境を提供するため、本市の学校再編計画である第二期鳴門の学校づくり計画を現在策定中であります。 教育をめぐる環境の変化に適切に対応し、未来を担う子供たちにとってよりよい教育環境を整備し、質の高い教育を展開してまいりたいと考えております。 子育て支援事業の拡充については、より効果的に施策を展開するため、国等の補助金を有効活用できるよう、関係機関に要望するとともに、子育て支援施策を総合的に一体化したパッケージとして取り組んでまいります。 こうした取り組みを通して鳴門市子ども・子育て支援事業計画に定める自然とふれあい笑顔がうずまくまちの実現に向け、子育てを始めるまちとして市内外に認識されるよう、今後一層子育て支援施策の充実を推進してまいりたいと考えております。 次に、連絡所の見直しについてであります。 連絡所につきましては、鳴門市スーパー改革プラン2020に基づき、連絡所の廃止を含めた抜本的な見直しについての検討を進めてまいりました。 見直しに際しましては、連絡所のある地域の地区自治振興会の定例会などにお伺いし、連絡所業務の現状と連絡所業務を郵便局や公民館で実施することなどについて説明をさせていただき、御意見をお伺いいたしました。 このたび利用状況や地域の特性などを踏まえ、里浦、鳴門、瀬戸、北灘、堀江の5カ所の連絡所において現在実施しているほとんどの業務を各地区の郵便局や公民館で実施し、連絡所を廃止することといたしました。 今後も市民の皆様の御意見をいただきながら、行政サービスの見直しを進め、効果的なサービスの提供に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 次に、健康福祉交流センターについてであります。 現在、耐震改修工事中の老人福祉センターと勤労青少年ホームにつきましては、より柔軟な利用につながるよう、施設の位置づけや利用形態について検討を進めてまいりました。 両施設にある集会スペース等を、現在の利用者の皆様を初め、これまで以上に多くの市民の皆様に多目的に御利用いただけるよう、健康・福祉・交流をキーワードに健康福祉交流センターとして両施設にかわる施設を設置したいと考えており、今期定例会に関連議案を上程しております。 また、健康福祉交流センターとしての再オープンに伴い、各種がん検診や乳幼児健診及び健康教室を行うなど、関連が深い健康政策課、健康づくり室の業務を新センターで行いたいと考えております。 あわせて子育て世代包括支援センター、鳴門市版ネウボラと、現在旧撫養児童館を利用している鳴門ファミリーサポートセンターの移転も計画しており、新センターに保健機能と子育て支援機能の一部を集約することで、社会福祉協議会等との連携を深め、市民の皆様の利便性の向上を図ってまいりたいと考えております。 最後に、健康づくりの推進についてであります。 去る11月10日に、全国健康保険協会徳島支部との間に健康づくり推進のための包括的連携に関する協定書及びこれに付随する覚書を締結いたしました。同支部とはこれまでも市民の健康の保持増進に向けて協力して啓発活動等を実施してきたところでありますが、市民の健康寿命の延伸を目指し、特定健康診査やがん検診の受診率向上及び健康意識の醸成を図るため、さらなる連携協力を確認したところでございます。 協定締結により、全国健康保険協会が保有する医療費や健診結果のデータと本市の国保加入者のデータを合わせて、市民の約6割の疾病傾向や健康課題を把握することが可能となることから、これらを効果的に活用し、全国健康保険協会と連携して市民の皆様への啓発や受診勧奨を行うなど、疾病予防、生活習慣病対策に取り組んでまいりたいと考えております。 それでは、今回提出しております議案及び報告案件について御説明いたします。 まず、議案第86号平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)でありますが、9月に提出いたしました補正予算編成時以降に事情変更等が生じたものや国の補正予算に伴う所要の補正を行うものであります。 主なものといたしまして、ふるさと納税の寄附件数の増加に対応するための予算や、小学校空調設備整備事業の予算等を計上しております。 なお、一般会計補正予算の補正額は10億4,264万7,000円、補正後の予算額は273億4,886万5,000円となっております。 次に、議案第87号平成28年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号)でありますが、舟券売上金の増額による収益的収入及び支出の予定額の増加に伴う補正を行うとともに、債務負担行為の変更及び鳴門モーターボート競走場外向発売所改修事業ほか1件の債務負担行為の追加を設定するものであります。 続きまして、その他の議案及び報告案件について御説明申し上げます。 まず、議案第88号廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正についてでありますが、許可業者による安定的な収集・運搬体制が構築されていることに鑑み、し尿の収集・運搬及び処分に関する手数料の規定を削除するものであります。 次に、議案第89号鳴門市健康福祉交流センター条例の制定についてでありますが、先ほど申し上げましたとおり、平成29年度より新たに鳴門市健康福祉交流センターを開館することに伴い、当該センターの設置及び管理について必要な事項を定めるものであります。 次に、議案第90号鳴門市農業委員会の委員及び鳴門市農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定についてでありますが、農業委員会等に関する法律の改正に伴い、農業委員の選出方法が変更となったため、農業委員会の選挙による委員の定数等に関する条例を廃止し、新たに農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数について定めるものであります。 次に、議案第91号鳴門市附属機関設置条例の一部改正についてでありますが、農業委員会委員の候補者の選考について調査審議するため、新たに附属機関を設置するものであります。 次に、議案第92号鳴門市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、鳴門市農業委員会の委員及び鳴門市農地利用最適化推進委員の定数に関する条例の制定に伴い、新たに設置される農地利用最適化推進委員の報酬を規定するなど、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第93号鳴門市の特定の事務を取り扱わせる郵便局の指定についてでありますが、地方公共団体の特定の事務の郵便局における取り扱いに関する法律第3条第1項の規定により、本市の特定の事務を取り扱わせる郵便局を指定することについて、同条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。 最後に、報告第11号専決処分について(損害賠償の額の決定)についてでありますが、損害賠償の額の決定につきましては、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分いたしましたので、同条第2項の規定に基づき議会に報告するものであります。 以上、概略を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元の議案書等を御参照願うこととし、また御審議を通じまして御説明申し上げたいと存じます。十分御審議くださいまして原案どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げます。    ────────────────────────────────── △日程第5 議案第86号 平成28年度鳴門市一般会計補正予算(第3号)      議案第87号 平成28年度鳴門市モーターボート競走事業会計補正予算(第1号) ○議長(東正昇君) 日程第5、議案第86号及び議案第87号を一括議題といたします。 これより質疑に入ります。 ただいまのところ質疑の通告はありませんので、質疑なしと認めます。 これをもって質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております各議案は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元へ配付の議案付託表のとおり所管の予算決算委員会に付託いたします。 以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明12月1日から12月5日までの5日間は、議事の都合及び市の休日のため休会といたしたいと思います。 これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う者あり〕 御異議なしと認めます。 よって明12月1日から12月5日までの5日間は休会とすることに決しました。 次会は12月6日午前10時から再開いたします。 本日はこれをもって散会いたします。     午前11時20分 散会...