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令和 元年第 5回定例会−12月19日-22号

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  1. 徳島市議会 2019-12-19
    令和 元年第 5回定例会−12月19日-22号


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    令和 元年第 5回定例会−12月19日-22号令和 元年第 5回定例会 ┌─────────────────────────────────┐ │    令 和                          │ │    元 年   徳 島 市 議 会 会 議 録        │ │                                 │ │              第22号               │ └─────────────────────────────────┘  令和元年12月19日(木曜日)午後4時40分開議    ─────────────────────────────    議 事 日 程(第5号) 第1 会議録署名議員指名について 第2 議案第79号から議案第83号まで    (平成30年度各企業会計決算認定について) 第3 議案第89号から議案第98号まで    (平成30年度一般・各特別会計決算認定について) 第4 議案第102号から議案第132号まで    請願第1号から請願第3号まで 第5 議案第134号 徳島市一般職任期付職員採用等に関する条例一部を改正する条例を定めるについて    議案第135号 徳島市議会議員議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例一部を改正する条例を定めるについて
       議案第136号 常勤特別職職員給与及び旅費に関する条例一部を改正する条例を定めるについて    議案第137号 徳島市職員給与に関する条例一部を改正する条例を定めるについて    議案第138号 令和元年度徳島一般会計補正予算(第4号)    議案第139号 令和元年度徳島国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)    議案第140号 令和元年度徳島下水道事業特別会計補正予算(第2号)    議案第141号 令和元年度徳島介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    議案第142号 令和元年度徳島職員給与等支払特別会計補正予算(第1号) 第6 議案第143号 固定資産評価審査委員会委員選任について 第7 議員提出議案第3号 徳島市議会委員会条例一部を改正する条例を定めるについて 第8 選挙管理委員及び同補充員選挙について 第9 閉会中継続審査及び調査について    ─────────────────────────────    本日会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員指名について 日程第2 議案第79号から議案第83号まで 日程第3 議案第89号から議案第98号まで 日程第4 議案第102号から議案第132号まで      請願第1号から請願第3号まで 日程第5 議案第134号から議案第142号まで 日程第6 議案第143号 日程第7 議員提出議案第3号 日程追加 議員提出議案第4号 遠藤市長に対する問責決議案提出について 日程追加 議員提出議案第5号 新ホール早期整備に関する決議案提出について      議員提出議案第6号 徳島市新ホール早期整備を求める決議案提出について 日程第8 選挙管理委員及び同補充員選挙について 日程第9 閉会中継続審査及び調査について    ─────────────────────────────    出 席 議 員(30名)    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ─────────────────────────────    説明ため出席した者職氏名 市長     遠 藤 彰 良 君 │ 第一副市長兼 第二副市長  松 本 泰 典 君 │ 企画政策局長 総務部長             │ 事務取扱   平 山   元 君 兼理事    都 築 伸 也 君 │ 財政部長 市民環境部長 黒 川   義 君 │ 兼理事    成 谷 雅 弘 君 保健福祉部長 久 保 英 夫 君 │ 経済部長   林   博 信 君 都市整備部長           │ 土木部長   石 川 稔 彦 君 兼理事    旭   仁 史 君 │ 危機管理局長 宮 内 正 彦 君 消防局長   小 池 和 成 君 │ 水道局長   山 口 啓 三 君 交通局長   大 西 孝 佳 君 │ 病院事業 病院局長   久次米 浩 文 君 │ 管理者    曽 根 三 郎 君 教育委員会            │ 選挙管理委員 教育長    石 井   博 君 │ 会事務局長  北 野   治 君 監査委員   稲 井   博 君 │ 監査事務局長 平 岡 智恵子 君 農業委員会            │ 事務局長   角 元 和 彦 君 │    ─────────────────────────────   議会事務局職員出席者  事務局長    扶 川 康 文 │ 次長兼庶務課長 芝 田 正 志  議事調査課長  武 田 吉 史 │ 庶務課長補佐  佐 藤 一 秋  議事調査課長補         │ 議事係長    久次米 智 広  佐       宮 本 和 明 │ 調査係長    勝 占 高 弘    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)これより本日会議を開きます。  本日議事日程は、配付いたしてあるとおりであります。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)それでは、日程第1、会議録署名議員指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条規定により、議長において、4番明石和之君、10番中西裕一君お二人を指名いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)本日会議時間を延長いたします。  議事都合により、小休いたします。             午後4時40分 小休    ─────────────────────────────             午後5時49分 再開 ○議長(武知浩之君)小休前に引き続き、会議を開きます。  小休前議事を継続いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第2、議案第79号から議案第83号まで平成30年度徳島市各企業会計決算認定についてを議題といたします。  本案については、さき第4回定例会において、決算審査特別委員会に付託し、閉会中継続審査に付してある案件でありますので、この際、委員長報告を求めます。決算審査特別委員長11番井上 武君。           〔11番 井上 武君登壇〕 ◆11番(井上武君)決算審査特別委員会における審査経過及び結果について、御報告申し上げます。  さき9月定例会において、当委員会に付託され継続審査となっておりました、議案第79号から議案第83号まで平成30年度各企業会計決算認定については、去る10月3日、4日及び7日3日間にわたり委員会を開き、慎重に審査を行いました。  審査に当たっては、決算審査特別委員会前年度指摘事項に対する措置状況及び平成30年度決算概要について、それぞれ関係理事者から報告を受けるとともに、関係資料を参考に審査いたしました。  その結果、議案第79号から議案第83号まで平成30年度各企業会計決算認定については、一部委員から認定できないと態度表明がありましたが、採決結果、いずれも賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。  以下、審査過程において各委員からありました意見・要望等について申し上げます。  まず、中央卸売市場事業会計について、申し上げます。  当年度は、近海で漁獲量減少や台風影響などにより、前年度に比べて取扱数量は4,218トン、4.2%減少し、取扱金額についても21億4,241万2,000円、5.9%減少しております。  経営成績では、売上高使用料は減少したものの、他会計補助金等増加により、総収益は4億9,885万5,000円で、前年度に比べて123万6,000円、0.2%増加となりました。一方、総費用は5億3,697万8,000円で、保安警備業務契約満了に伴い新たに契約締結した際委託料や電力単価高騰に伴う光熱水費増加等により、前年度に比べて2,822万2,000円、5.5%増加した結果、3,812万3,000円純損失が生じ、2年連続赤字決算となっております。  このような中、人口減少による食糧消費量減少や市場外流通増加などにより、今後も取扱数量減少が見込まれることに加え、老朽化した施設移転による建てかえ方針が決定したことで、多額費用が必要となることから、現在取り組んでいる照明設備LED化をさらに進めるなど、引き続き、経費削減に取り組むとともに、さらなる経営合理化を図るよう意見がありました。  また、収益向上ために、市場関係者連携を密にしながら、徳島県産品幅広いPR活動などに積極的に取り組むほか、引き続き、一般消費者市場開放について検討するよう意見がありました。  次に、商業観光施設事業会計について、申し上げます。  索道事業における当年度延べ輸送人員は18万3,214人で、前年度に比べて1万3,858人、7.0%減少しているものの、当年度から新たな指定管理者になり、固定納付金が発生したことなどにより、営業収益は前年度に比べて、1,651万4,000円増加しております。一方、費用では、修繕費が増加したことで、営業費用は前年度に比べて1,006万3,000円増加しております。  駐車場事業においては、年間利用台数は57万12台で、前年度に比べて7,040台、1.2%減少しているものの、固定納付金増加や変動納付金発生により、営業収益は前年度に比べて412万6,000円増加しております。また、費用では、駐車場管理費が全て駐車場で減少したことにより、営業費用は前年度に比べて339万8,000円減少しております。  その結果、総収益は、前年度に比べて2,172万1,000円増2億1,889万2,000円、総費用は555万2,000円増1億7,382万4,000円となり、4,506万8,000円純利益が生じております。  しかし、当年度末不良債務は6億6,763万9,000円で、前年度末に比べて減少しているものの、依然として多額な状況となっていることから、引き続き、各指定管理者と協力しながら、近隣施設や駅前から眉山山頂にかけてイベントと連携を強め、利用者増加に向けて取り組むよう意見がありました。
     次に、水道事業会計について、申し上げます。  当年度は、総収益50億8,000万円に対し、総費用は43億8,524万9,000円となり、6億9,475万1,000円純利益が生じ、4年連続黒字決算となっております。  その一方で、水道事業根幹となる給水収益は、人口減少や節水意識定着などによる有収水量減少により、前年度に引き続き減収となっており、また、当年度末企業債残高は198億415万円で、前年度に比べて減少しているものの依然多額な状況となっております。  このような中、今後、配水管等耐震化や庁舎建てかえなど、多額費用が見込まれることから、計画的な支出に努めるとともに、さらに外部委託を推進し、効率的な事業運営に努めるよう意見がありました。  また、災害時における応急給水体制強化に向け、局内で訓練はもとより、地域で行われる防災訓練へ参加や応急給水・応急復旧訓練実施など、引き続き、職員災害対策能力向上を図るよう意見がありました。  次に、旅客自動車運送事業会計について、申し上げます。  当年度は、1路線を市長部局に移行したことに伴う運送収益減等により、総収益は前年度に比べて8,433万3,000円、11.7%減6億3,723万6,000円となっております。一方、総費用は、職員給与費減価償却費が減少したことから前年度に比べて、2,680万8,000円、3.9%減6億5,677万3,000円となっております。この結果、4年ぶり赤字決算となり、当年度末における累積欠損金は、前年度に比べて、1,953万7,000円増4億8,561万円となっております。  このような中、利用者利便性向上に向け、イオンモール徳島路線について、当年度に土・日・祝日敷地内へ乗り入れが実現したことは、評価するものであり、今後も引き続き利便性向上に積極的に取り組むよう意見がありました。  また、バス利用者拡大を図るため、現在、実施している運転免許証を自主返納された利用者に対する運賃割引制度について、より一層周知・広報に努めるとともに、利用者拡大や交通渋滞緩和ために実施している徳島大学病院県立中央病院で形成する総合メディカルゾーン構内バス乗り入れについても、継続したPRに努めるよう意見がありました。  次に、市民病院事業会計について、申し上げます。  当年度は、延べ患者数は前年度に比べて8,142人、4.1%増加し、20万7,210人となっており、総収益は106億8,350万2,000円で、前年度に比べて4億3,273万4,000円、4.2%増収となっております。一方、総費用では、給与費や減価償却費が増加したことから105億416万7,000円で、前年度に比べて1億7,641万3,000円、1.7%増加となっておりますが、1億7,933万5,000円純利益が生じております。  その結果、当年度末における累積欠損金は、前年度に比べて減少しているものの、97億1,514万8,000円となっており、依然多額な状況であり、今後も高度医療機器導入、更新等に、さらなる費用支出が見込まれていることから、引き続き、一層収益拡大と経費節減に努めるよう意見がありました。  また、未収金対策については、さらなる回収強化に努めるとともに、消滅時効期間を経過した未収金は、適切な処理方法を検討するよう意見がありました。  また、ジェネリック医薬品について、院内処方使用率は年々増加してきておりますが、院外処方についても、国・県や近隣薬局と連携し、使用率向上に向けた取り組みを推進するよう意見がありました。  また、急性期医療とともに政策医療を担う地域中核病院として、地域医療機関連携や機能分担を強化するとともに、高度専門医療を担う医師確保や人材養成に努めるよう意見がありました。  また、良質な医療を提供するために、医療スタッフ働きやすい職場づくりが不可決であり、引き続き、交代制勤務に対応した院内保育所充実に努めるとともに、看護師腰痛予防対策としてノーリフト運動など、看護労働を軽減する具体的な取り組みについて検討するよう意見がありました。  以上が、当委員会における審査概要でありますが、最後に、各企業管理者においては、なお一層経営健全化に取り組むとともに、ただいま申し上げました意見等について、十分検討し、今後経営に反映されることを要望して、決算審査特別委員長報告といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論通告がありますので、通告者発言を許します。9番齋藤智彦君。            〔9番 齋藤智彦君登壇〕 ◆9番(齋藤智彦君)平成30年度企業会計決算について、委員長報告に対する反対討論を行いたいと思います。  議案第79号から議案第83号まで企業会計決算に関して、全て認定することはできません。  まず、市民病院事業会計については、平成30年度実績における市民病院に対する一般会計から繰出金は約17億8,000万円であり、多額税金が市民病院に投入されている現状を重く認識すべきであります。また、医療機器購入にかかる決算額が、平成29年度と比較して2倍以上となっており、医療機器選択と集中と言いながら、金額だけ見れば疑問を呈さざるを得ません。  次に、商業観光施設事業会計については、多額不良債務を有しており、どのように解消していくか明確になっておらず、このような現状では決算について認めることはできません。  また、職員給与費増額に対しても反対であることから、全て企業会計決算について不認定といたします。  以上、各位御賛同をお願いし、討論といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第79号から議案第83号まで以上5件について、一括して採決いたします。    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案に対する委員長報告は、いずれも認定であります。  お諮りいたします。本案を委員長報告とおり認定することに賛成方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立多数であります。よって本案については、委員長報告とおり認定することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第3、議案第89号から議案第98号まで平成30年度徳島市一般及び各特別会計決算認定についてを議題といたします。  本案については、さき第4回定例会において、決算審査特別委員会に付託し、閉会中継続審査に付してある案件でありますので、この際、委員長報告を求めます。決算審査特別委員長19番宮内春雄君。           〔19番 宮内春雄君登壇〕 ◆19番(宮内春雄君)決算審査特別委員会における審査経過及び結果について、御報告申し上げます。  さき9月定例会において、当委員会に付託され継続審査となっておりました議案第89号から議案第98号まで平成30年度徳島一般会計決算認定及び各特別会計決算認定については、去る10月23日から25日まで及び28日4日間、委員会を開き慎重に審査をいたしました。  審査に当たっては、決算審査特別委員会前年度指摘事項に対する措置状況及び平成30年度決算概要について、それぞれ関係理事者から報告を受けるとともに、関係資料を参考に審査いたしました。  その結果、議案第89号「平成30年度徳島一般会計決算認定について」、議案第90号「平成30年度徳島市国民健康保険事業特別会計決算認定について」、議案第92号「平成30年度徳島市下水道事業特別会計決算認定について」、議案第96号「平成30年度徳島市介護保険事業特別会計決算認定について」、議案第97号「平成30年度徳島市後期高齢者医療事業特別会計決算認定について」及び議案第98号「平成30年度徳島市職員給与等支払特別会計決算認定について」は、一部委員から認定できないと態度表明がありましたが、採決結果、賛成多数をもって認定すべきものと決定いたしました。  その他、議案第91号及び議案第93号から議案第95号まで特別会計決算認定については、いずれも全会一致をもって認定すべきものと決定いたしました。  以下、審査過程において、各委員から意見・要望等があった点について申し上げます。  当年度は、2021年度までを計画期間とする、徳島市行財政改革推進プラン2018初年度に当たり、財政構造改善に主眼を置いた取り組みがスタートした年でありますが、当年度における一般会計実質収支は、財政調整基金等を取り崩すことなく4億811万6,000円黒字となり、実質単年度収支は、4年ぶりに2億4,177万3,000円黒字となっております。  一方で、財政構造弾力性を示す経常収支比率は96.1%で、前年度に比べて0.6%減少したものの、依然として硬直化した状況にあり、また、当年度末地方債残高は、990億2,898万7,000円で、前年度に比べて9億5,896万9,000円増加しており、財政規模や経済情勢等を見きわめながら、計画的な取り組みを進めることが必要となっております。  こうした中、市税収入未済額は15億5,586万4,000円と、前年度より5億5,944万7,000円減少し、市税収入率も95.9%と7年連続で改善されているものの、依然として多額な状況であり、税負担公平性を確保する観点から、なお一層、収入率向上に努めるとともに、新たなネーミングライツ制度導入やクラウドファンディング推進など、さらなる財源確保に取り組むよう意見がありました。  次に、総務費について、申し上げます。  まず、応神ふれあいバスについては、利用者数が減少傾向にあることから、運営主体ほか、コミュニティ協議会などとも連携し、運行計画見直しなど利用促進策について協議・検討するよう意見がありました。  また、ふるさと納税については、寄附者希望に沿った事業へ活用やその成果がわかる公表について検討するよう意見がありました。  また、マイナンバーカードについては、本市発行率が人口10%程度であるため、市民利便性向上はもとより、行政効率化を図る観点から、さらなる普及促進策を検討するよう意見がありました。  次に、民生費について、申し上げます。  まず、社会福祉センター分館については、東富田地区にのみ設置している状況であることから、利用状況や利用者ニーズ等を踏まえた上で、施設あり方について見直すよう意見がありました。  また、学童保育クラブについては、知識や経験を有する支援員確保が深刻な課題となっていることから、国キャリアアップ処遇改善事業を活用するなど、支援員処遇改善に取り組むよう意見がありました。  次に、衛生費について、申し上げます。  悪臭調査については、毎年、特定事業所に対する調査や監視パトロール等を実施しているにもかかわらず、市内広範囲に影響を及ぼす事案もあることから、きちんと実態把握を行い、適切に指導するよう意見がありました。  次に、労働費について、申し上げます。  若年非正規労働者支援については、若者活躍促進や中小企業人材確保等観点から、支援内容充実や周知・広報に取り組むよう意見がありました。  次に、商工費について、申し上げます。  まず、UIJターン促進事業については、予算額2分の1程度利用にとどまっていることから、さらなる利用促進に向け、事業内容や周知方法等見直しを検討するよう意見がありました。  また、観光客案内窓口として徳島駅前に設置している広域観光案内ステーション及び観光宿泊案内所については、観光客利便性や業務効率化を図る観点から、統合も含めて見直しを検討するよう意見がありました。  また、観光客等誘致推進対策については、徳島東部地域DMOが行う事業と重なる部分があることから、それぞれ役割を明確にするとともに、事業を集約し、効率的な取り組みを進めるよう意見がありました。  次に、土木費について、申し上げます。  まず、みち花事業については、市民が十分認知していないことから、さらなる周知・広報に努め、事業推進を図るよう意見がありました。  また、道路照明灯については、ナトリウム灯や水銀灯が大半を占めていることから、さらなる維持管理経費削減が見込めるLED灯設置促進に向けた検討を進めるよう意見がありました。  次に、消防費について、申し上げます。  まず、中学校における防災訓練については、防災大切さなどを学ぶ貴重な機会であることから、全中学校で実施に向け関係機関と協議・検討するとともに、防災訓練を通して明らかとなった課題等について、関係機関や学校間で情報共有を図り、防災力向上に生かすよう意見がありました。  また、市民総合防災訓練については、より多く住民が参加し、実効性ある訓練とするため、自主防災組織単位で継続的な訓練が実施できるよう、防災倉庫拡充等について検討するよう意見がありました。  また、全国各地で記録的な集中豪雨等による大規模災害が頻発している状況に鑑み、地域実情に合った避難支援マップを早期に全地区で作成できるよう、関係機関と協議・検討を進めるとともに、河川氾濫に対応したハザードマップについても、早期作成に向け検討するよう意見がありました。  次に、教育費について、申し上げます。  まず、教育現場におけるICT活用については、より効果的な活用を図る観点から、先進的な活用事例研究や教員研修強化に取り組むよう意見がありました。  また、発達障害ある児童・生徒に対する特別支援教育については、早い段階から特性に応じた教育支援が重要であり、教員知識向上を図るなど、個々症状等を適切に把握した支援体制充実に取り組むよう意見がありました。  また、就学援助対象となる小学1年生新入学学用品費については、保護者負担軽減を図る観点から、他都市状況等を踏まえて、入学前支給実施に向け検討するよう意見がありました。  以上が、一般会計決算に関する意見・要望等でありましたが、その他、各費目・各部局にまたがるものについて、申し上げます。  市街化区域内農地については、市街化調整区域内農地と比べて固定資産税が高額であることから、市街化区域内農業者実態把握に努めるとともに、先進都市で導入されている生産緑地制度導入等について関係部局と連携し、調査・検討するよう意見がありました。  次に、国民健康保険事業特別会計について、申し上げます。  当年度決算においては、実質収支で4億9,504万円、単年度収支で3億4,210万7,000円黒字となっております。  また、保険料収入未済額は11億1,199万3,000円で、前年度と比べて1億6,529万7,000円減少し、現年度分収納率は89.85%と改善しております。  一方で、医療機関を受診する際に全額自己負担となる資格証明書発行件数が増加傾向にあることから、資格証明書発行に至るまで間に、滞納者に対する継続的かつ丁寧な納付相談や滞納処分にしっかり取り組むよう意見がありました。  また、安定的な制度運営が維持されるよう、国や県に対し、高額となっている保険料抑制につながる支援措置を要望するよう意見がありました。  次に、食肉センター事業特別会計について、申し上げます。
     当年度決算では、歳入歳出とも1億2,463万8,000円となっておりますが、一般会計から繰り入れによって収支均衡が図られている状況であります。  このような中、当年度処理頭数は3万2,098頭で、前年度と比べて減少するとともに、施設整備には、今後とも多額費用が見込まれており、当施設を取り巻く環境は非常に厳しい状況であることから、施設利用促進を図る事業運営検討や老朽化した施設整備財源確保など、さまざまな観点から今後あり方などについて、県や関係事業者等と協議・検討を早急に進めるよう意見がありました。  以上、4日間審査概要を申し上げましたが、各委員から意見・要望等については、それぞれ関係部局において十分検討し、善処するよう要望いたしましたことを申し添え、決算審査特別委員長報告といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論通告がありますので、通告者発言を許します。18番岡南 均君。           〔18番 岡南 均君登壇〕 ◆18番(岡南均君)平成30年度一般・各特別会計決算について、委員長報告に対する討論を行います。  議案第89号一般会計及び議案第90号、議案第92号、議案第96号から議案第98号特別会計以上6件については認定できません。  まず、議案第89号一般会計については、決算特徴として、財政調整基金等を取り崩さずに黒字決算となったということを挙げられておりますが、一方で、金利が高く、交付税措置などもない市債を発行している状況が少なからず散見され、財政再建観点から言えば、黒字決算にできるであれば、なぜこのようなやり方をするか疑問に感じており、評価できません。  次に、新ホール整備事業、鉄道高架事業、一般廃棄物中間処理施設整備、中央卸売市場移転、食肉センター問題など、ここ10年くらい間に目鼻をつけなければならない大型事業が山積しておりますが、財政裏づけや、これら大型事業を含めた財政シミュレーションを示すことなく、対症療法的な対応を続けており、本市財政は、近い将来大変な状況になるではないでしょうか。これらことだけをとっても財政再建が進んでいるとは考えられず、到底認定できるものではありません。  次に、議案第90号、議案第92号、議案第96号から議案第98号特別会計については、職員給与増額改定に反対しておりますので、認定できません。  以上、議員各位御賛同をお願いし、反対討論といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  これより、順次、採決いたします。  まず、議案第89号、議案第90号、議案第92号及び議案第96号から議案第98号まで以上6件について、一括して採決いたします。    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案に対する委員長報告は、いずれも認定であります。  お諮りいたします。本案を委員長報告とおり認定することに賛成方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立多数であります。よって本案については、いずれも委員長報告とおり認定することに決定いたしました。  次に、議案第91号及び議案第93号から議案第95号まで以上4件について、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は、いずれも認定であります。  お諮りいたします。本案を委員長報告とおり認定することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも委員長報告とおり認定することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第4を議題といたします。  ただいま議題に供しました各議案は、それぞれ所管常任委員会に付託してありますので、この際、委員長報告を求めます。  総務委員長9番齋藤智彦君。            〔9番 齋藤智彦君登壇〕 ◆9番(齋藤智彦君)総務委員会における審査結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月12日に慎重に審査いたしました結果、議案第102号「令和元年度徳島一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分を初め、他当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。  以上で、総務委員長報告といたします。 ○議長(武知浩之君)次は、文教厚生委員長11番井上 武君。            〔11番 井上 武君登壇〕 ◆11番(井上武君)文教厚生委員会における審査結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月13日に慎重に審査いたしました結果、議案第102号「令和元年度徳島一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分を初め、他当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。  また、請願第1号「『マクロ経済スライドを廃止し、最低保障年金制度創設を求める』意見書採択に関する請願」、請願第2号「国民健康保険料を協会けんぽ並みに引き下げる改善を求める請願」及び請願第3号「生活保護基準引き下げ中止を求める請願」については、いずれも賛成少数で不採択とすべきものと決定いたしました。  以上で、文教厚生委員長報告といたします。 ○議長(武知浩之君)次は、産業交通委員長19番宮内春雄君。  〔19番 宮内春雄君登壇〕 ◆19番(宮内春雄君)産業交通委員会における審査結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月12日に慎重に審査いたしました結果、議案第102号「令和元年度徳島一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分及び議案第111号「徳島市産業支援交流センター条例を定めるについて」は、採決結果、賛成多数で原案を可決すべきものと決定し、他当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって、原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。  以上で、産業交通委員長報告といたします。 ○議長(武知浩之君)次は、建設委員長4番明石和之君。  〔4番 明石和之君登壇〕 ◆4番(明石和之君)建設委員会における審査結果について、御報告申し上げます。  今期定例会において、当委員会に付託されました案件については、去る12月13日に慎重に審査いたしました結果、議案第102号「令和元年度徳島一般会計補正予算(第3号)」中、当委員会関係部分を初め、他当委員会関係議案については、いずれも全会一致をもって原案を可決、同意すべきものと決定いたしました。  以上で、建設委員長報告といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で、各委員長報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論通告がありますので、通告者発言を許します。3番岡 孝治君。            〔3番 岡 孝治君登壇〕 ◆3番(岡孝治君)徳島活性会議を代表し、ただいま委員長報告に対する討論を行います。  まず、議案第102号令和元年度徳島一般会計補正予算(第3号)中、歳出(款)商工費、徳島市観光協会債務整理経費3億9,080万2,000円及びこれに係る歳入には反対です。  そもそも、徳島市観光協会もともと債権者であった四国銀行から、返済期日に至っていなかった債権を、何と1円代位弁済も行わずに譲渡させ、地方自治体が公益社団法人を債権者破産に追い込むこと自体、前代未聞、狂気沙汰であると言うほかありません。  そして、このことに起因し、約100にも及ぶ個人・団体債権者が、債権全額回収には至らず、まさに泣き寝入りせざるを得ない結果となっており、さらには、債権者間では、破産管財人に対し、損害賠償請求訴訟を提起する動きまで出てきています。  にもかかわらず、四国銀行だけが、元金、利息のみならず、違約金までを含めた全額を回収し、素知らぬ顔を決め込むことなど、到底了解できるものではありません。  ましてや四国銀行へ返済するために不足する財源を、さして思慮することもなく、市民貴重な血税や設置目的外阿波おどり振興基金で賄おうとする、こうした短絡的な考えは即刻改めるべきであり、本予算には断固反対いたします。  次に、議案第111号徳島市産業支援交流センター条例を定めるについて、以下、意見を述べます。  当事者である木竹工業者や地元住民に対し、丁寧な説明を行うこともなく、また、十分な理解を求めることもなく、いわば強引に進めてきた、このことが関係者不信や反発を招き、木工会館現地存続を求める運動うねりは静まる気配が見えないばかりか、日増しに大きく広がっている、こうした感さえあります。  そごう徳島店来年8月末で閉店が決まり、本市が掲げていた木工会館移転前提条件が完全に崩れた今、まずは一旦立ちどまり、よりよいものを創造するため本質議論をさらに深めていくことこそが重要であると考えています。  新施設工事日程が不透明になればアミコビル入居者ら不安が高まる、また、木工会館移転がおくれるとそごう撤退後テナント誘致に大きなダメージを与えるといった議論は、まさに主客転倒議論であり、木工会館移転は、アミコビル入居者不安を和らげるため道具でもなければ、テナント誘致ため道具でもありません。  加えて施行期日や施設概要さえも定められていない、このような不完全な条例案に賛同することはできません。  本件に関しては、さき付託委員会でも提案された継続審査に付すことが、現時点で最善選択であると考えます。  以上、議員各位御賛同をお願いし、討論といたします。 ○議長(武知浩之君)次は、24番船越智子君。  〔24番 船越智子君登壇〕 ◆24番(船越智子君)日本共産党船越智子です。日本共産党市議団を代表しまして、委員長報告について反対討論を行います。  日本共産党市議団は、本定例会において提出されている請願第1号、2号、3号について、以下理由を述べ、採択いただけるよう討論いたします。  請願第1号マクロ経済スライドを廃止し、最低保障年金制度創設を求める意見書採択に関する請願については、ことし6月金融庁審議会が発表した、公的年金だけでは老後資金が2,000万円足りないという報告書に、多く国民が衝撃を受けました。また、8月に発表された、厚生労働省公的年金制度財政検証では、厚生年金は、標準的なケースで、28年後に約2割減、国民年金では約3割も減る見通しが示されています。今でさえ国民年金では、満額でも1月約6万5,000円しかありません。長寿社会を支える減らない年金、安心年金こそ必要です。そのために、年金を削減する仕組みマクロ経済スライドを廃止することと、若い人も高齢者も安心できる最低保障年金制度創設など、抜本的な年金制度改革を国に求めるこの請願書は採択すべきです。  次に、請願第2号国民健康保険料を協会けんぽ並みに引き下げる改善を求める請願についてですが、国保は無職者、年金生活者、非正規雇用労働者など、低所得者が数多く加入しています。1人当たり支払う保険料は協会けんぽ1.3倍、組合けんぽ1.7倍にもなります。公費1兆円が投入されれば、1人当たり5万円以上安くできます。また、徳島市国保料には、家族人数に応じて負担がふえる均等割があり、子育て世帯などでは、協会けんぽと比べて格差が2倍に広がっています。公費1兆円投入は、全国知事会、市長会、町村長会などからも国に求めています。国保制度健全な運営と医療保険制度安定ためにも公費投入は不可欠です。均等割や平等割を廃止し、公費投入で協会けんぽ並みに国民健康保険料を引き下げるこの請願は採択すべきです。  最後に、請願第3号生活保護基準引き下げ中止を求める請願ですが、生活保護費は2013年に戦後最大規模引き下げが行われ、2015年まで連続で削減されました。その取り消しを求めて、全国で1,022人生活保護利用者が裁判中であるにもかかわらず、政府は、生活保護基準を2018年、2019年と引き下げ、さらに2020年も引き下げる予定です。この2018年から引き下げに対しては、約6,000人利用者が不服審査請求に立ち上がりました。生活保護費たび重なる引き下げで、生活を切り詰めるために、食事や入浴回数を減らし、友人や親戚とお付き合いを絶たざるを得ないなど、とても憲法が保障する、健康で文化的な生活とは言えない状況です。また、生活保護基準引き下げは、住民税非課税額や就学援助など、国47制度と連動し、国民生活に大きな影響を及ぼします。生活保護基準引き下げ中止を求める請願は採択すべきです。  以上、請願第1号、2号、3号について採択を求め、日本共産党市議団を代表して、委員長報告に対する反対討論といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって、討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。まず、議案第102号について、採決いたします。    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり
       1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。  お諮りいたします。本案について、委員長報告とおり決することに賛成方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立多数であります。よって本案については、委員長報告とおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第111号について、採決いたします。 〔14番本田泰広君、15番春田 洋君、16番梯 学君、17番森本聖子君、19番宮内春雄君、20番加村祐志君退場〕    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 18番  岡 南   均 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案に対する委員長報告は、原案可決であります。  お諮りいたします。本案について、委員長報告とおり決することに賛成方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立多数であります。よって本案については、委員長報告とおり可決することに決定いたしました。 〔14番本田泰広君、15番春田 洋君、16番梯 学君、17番森本聖子君、19番宮内春雄君、20番加村祐志君入場〕 ○議長(武知浩之君)次に、議案第103号から議案第110号まで及び議案第112号から議案第132号まで以上29件について、一括して採決いたします。  本案に対する委員長報告は、議案第120号及び議案第123号から議案第132号までについては同意、その他ものは、いずれも原案可決であります。  お諮りいたします。本案について、委員長報告とおり決することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、いずれも委員長報告とおり可決、同意することに決定いたしました。  次に、請願第1号から請願第3号まで以上3件について、一括して採決いたします。    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本請願に対する委員長報告は、いずれも不採択であります。  お諮りいたします。本請願を、委員長報告とおり決することに賛成方は御起立願います。               〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立多数であります。よって本請願については、いずれも委員長報告とおり不採択とすることに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第5、議案第134号から議案第142号までについてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案については、本日追加提出された案件でありますので、提出者説明を求めます。  〔市長 遠藤彰良君登壇〕 ◎市長(遠藤彰良君)ただいま上程されました議案について、御説明いたします。  御提出いたしました議案は、条例議案4件、予算議案5件計9件であります。  まず、条例議案についてでありますが、徳島市議会議員議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例一部改正など4件につきましては、ことし人事院及び徳島県人事委員会給与勧告を参考に、国や県改定状況も踏まえ、本市議員、特別職及び一般職給料及び手当について、所要改正を行うものでございます。  予算議案5件につきましては、これら給与改定等に伴い、所要補正を行うものでございます。  以上、よろしく御審議をいただき、御可決くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(武知浩之君)以上で提出者説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)討論なしと認め、討論を終結いたします。  これより、順次採決いたします。  まず、議案第135号について、採決いたします。    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君
      11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案について、原案とおり可とすることに賛成方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立少数であります。よって本案については、否決されました。  次に、議案第134号及び議案第136号から議案第142号まで以上8件について、一括して採決いたします。    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案について、いずれも原案とおり可とすることに賛成方は御起立願います。  〔賛成者起立〕 ○議長(武知浩之君)起立多数であります。よって本案については、いずれも原案とおり可決することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第6、議案第143号についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)本案は、本日追加提出された案件でありますので、提出者説明を求めます。  〔市長 遠藤彰良君登壇〕 ◎市長(遠藤彰良君)ただいま上程されました人事議案につきまして、御説明いたします。  本案件は、固定資産評価審査委員会委員1名選任について、御同意を求めるものでございます。  固定資産評価審査委員会委員選任につきましては、任期満了となります松尾泰三氏を引き続き、選任しようとするものでございます。  松尾氏は、現在、固定資産評価審査委員会委員として御尽力いただいており、今後ともその高い識見を生かしていただくため、引き続き、選任しようとするものでございます。  以上、よろしく御審議いただき、御同意くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(武知浩之君)以上で提出者説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております案件については、成規手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  お諮りいたします。本案について、原案に同意することに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案に同意することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第7、議員提出議案第3号徳島市議会委員会条例一部を改正する条例を定めるについてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)お諮りいたします。本案については、成規手続を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、成規手続を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。  お諮りいたします。本案について、原案とおり可とすることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、原案とおり可決することに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、本日、宮内春雄君ほか4名から、議員提出議案第4号遠藤市長に対する問責決議案提出についてが提出されておりますので、この際、日程順序を変更し、本案を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって、本案を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  それでは、議員提出議案第4号遠藤市長に対する問責決議案提出についてを議題といたします。    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)提出者説明を求めます。11番井上 武君。           〔11番 井上 武君登壇〕 ◆11番(井上武君)議員提出議案第4号遠藤市長に対する問責決議に関し、提出者を代表して、提案理由について、説明を申し上げます。  さき9月定例会で、新ホール整備事業を進めるに当たって、三つ事項について附帯決議が可決され、遠藤市長からは、閉会挨拶中で、適切に対応すると発言がありました。  しかし、遠藤市長は、9月定例会閉会後報道関係者取材において、10月下旬予定優先交渉権者選定を進めると発言しており、10月30日にはその発言どおり、県有地問題に対し、敷地境界確定及び交換地合意が得られるまで新ホール整備を進めるため業者選定作業には取りかからないこととする附帯決議事項を無視し、新ホール整備に向けた優先交渉権者を決定・公表いたしました。  また、優先交渉権者を決定・公表するに当たって、県にはその都度、説明がなされておりましたが、本市議会に対しては、9月定例会以降、十分な時間があったにもかかわらず、何説明もなく、県有地問題に対する進捗状況や状況変化については適宜議会に報告することとする附帯決議事項についても無視し、この問題が大きくクローズアップされた際報道関係者取材では、すぐに撤回したものの、守らなければ罪に問われるというものではないと発言があったとされております。  過去にも、2億円を超える予算を市長独断で専決処分しておきながら、自身対応を肯定する発言に終始するなど、遠藤市長議会を軽視した言動は、市長就任以降、再三再四にわたり繰り返されておりますが、このたびことは、二元代表制一翼を担い、市政監視機能を有する議会決定事項を無視したばかりか、市民に範を示すべき行政が、絶対に堅持しなければならない行政手続そのものを軽んじた結果であり、決して許されるものではありません。  県有地問題を解決に導くどころか新ホール整備事業に混乱を招いた原因は、遠藤市長こうした独善的で強引かつ無責任きわまりない政治姿勢にあり、既にさまざまな分野において、市民生活に影響が及んでおります。  この状況が今後も続けば市政はさらに混乱し、危機的な状況に陥ることは明らかであり、断じて見過ごすことはできません。  よって、本市議会は、遠藤市長に対し、二元代表制を根底から否定したこれまで姿勢に対する猛省を求め、市長として政治的、道義的責任を強く問うものであります。  議員各位におかれましては、本決議案趣旨を十分に御理解いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長(武知浩之君)以上で提出者説明は終わりました。  これより本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論通告がありますので、通告者発言を許します。23番見田 治君。           〔23番 見田 治君登壇〕 ◆23番(見田治君)日本共産党見田 治でございます。日本共産党市議団を代表し、提出された遠藤市長に対する問責決議に反対する立場から討論をいたします。  問責決議案最大理由は、県有地問題に対して、敷地境界確定及び交換地合意が得られるまで、業者選定作業に取りかからないことという附帯決議事項を無視し、新ホール整備に向けた優先交渉権者を市長が決定したこととされています。  しかし、この附帯決議事項、県と市土地交換合意を前提にすれば、議会答弁で、半年から1年、合意作業にかかることは、現に明らかになっています。事例として、県有地に市が整備した阿波おどり会館においても、建設後に行った県と市土地交換契約、すなわち合意は1年余り期間を有したことも、事務手続一般的事実として明らかとなっているではありませんか。  附帯決議は、このような合意にかかる実質的な手続実態を知った上で、市長に附帯決議履行を突きつけたかどうか、合意手続に半年、1年かかることを見越し、知った上で附帯決議履行を市長に求めたものであれば、それは事実上、新ホール早期建設に背を向ける行為であり、新ホール早期整備を口にするであれば絶対にしてはならない二律背反背信行為と言わなければなりません。  また、県と土地交換合意に至る機会について、これを楽観的に見て、県と間で早期合意が可能であると見て附帯決議とすれば、新ホール整備予算債務負担行為無効にまで、事が及びかねないことを見れば、余りにも交換契約合意手続実態を踏まえない無責任な決議であったことは明らかで、反省しなければならないではないでしょうか。そもそも附帯決議、選定作業に取りかからないこととしたこの事項は、徳島市長に飛べないハードルを課したものであり、このような理不尽な理由を理由として、市長政治姿勢を問うことは許されないことは言うまでもありません。  今、新ホール事業は、県知事発言から白紙撤回、停止状態となっています。県議会議論も、県土整備部長が、他人土地に物を建てるのに常識を疑うと発言し、事業者選定を行ったことを批判しています。しかし、民間取り引きでも、土地購入前に、購入を進めている段階で、購入予定者が事前に宅建業者選定をし、準備することは幾らでもあることです。県有地に関していうと、土地所有者に断りもなく建物を建てているわけではありません。交換協議をしている段階ではありませんか。そのような段階で、市が事前準備として事業者を選定し決定することを、なぜ土地所有者が問題にするか。俺土地を契約する前に業者なんか勝手に選ぶなと、土地売買契約前に商取引で土地所有者が言うものでしょうか。言うほうがよっぽど越権行為ではありませんか。知事発言にも驚きましたが、こんな常識を持ち出す県土整備部長発言にも驚きではありませんか。多く市民、県民が待ち望んでいる新ホール整備事業について、市長は、新ホール整備事業へ決意を語り、県庁所在地である徳島市に1,000席以上規模ホールがない状況を一日も早く解消し、文化団体を初めとする多く市民、県民皆さん熱い思いに応えるためにも、何としてでもやり遂げなければならない事業である、徳島市といたしましては、引き続き、市議会、県当局御理解もいただきながら、市民、県民から結果を求められている現状を鑑み、芸術文化創造拠点となる旧文化センター跡地で新ホール整備に精いっぱい取り組みたいと決意を述べています。  まさに市長が真摯に事態と向き合い、旧文化センター跡地で新ホール整備事業を進めようとしている中で、市議会においても、一致結束して事態打開を図らなければならないときではありませんか。  本問責決議は、市長政治姿勢について、二元代表制を根底から否定したなどといたずらに誇張して批判し、むしろ新ホール事業早期整備に水を差すもので、到底賛成できるものではありません。  よって、問責決議に強く反対する旨、申し上げ、議員各位にこの問責決議に反対いただくよう強く申し上げまして、反対討論といたします。以上です。
    ○議長(武知浩之君)次は、29番美馬秀夫君。  〔29番 美馬秀夫君登壇〕 ◆29番(美馬秀夫君)自由民主党徳島市議団美馬秀夫でございます。ただいま上程された問責決議案に対し、反対立場から討論を行います。  遠藤市長が平成28年市長選挙において、圧倒的多数市民支持により当選されたことは、記憶に新しいところでございます。  その後、市長就任以来3年8カ月間、常に市民目線で市政を運営し、小・中学校へエアコン整備、子ども医療費拡充など、教育・福祉を中心に、これまで市長がなし得なかった数々政策を実現してきたことは、市民誰も疑えない事実でございます。  問責理由にある新ホール整備についても、県庁所在地徳島市に1,000席以上規模ホールがない状況が続く中で、新ホールを整備することは、市民のみならず多く県民が待ち望んでおり、まさに市民、県民長年願いであり、与野党議員とともに異論ないところであります。そして、事務進め方のみをもって、新ホール整備スケジュールをおくらせようとする行為は、市民負託を受けた議員が決してしてはならないことと考えます。  今こそ、市議会が小異を捨て一丸となって、遠藤市政が進めようとする新ホール整備を支援しようではありませんか。  以上、問責決議案反対討論といたします。御賛同ほど、よろしくお願いします。 ○議長(武知浩之君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  これより、議員提出議案第4号遠藤市長に対する問責決議案提出についてを採決いたします。  この採決については、須見矩明君ほか4名から記名投票によられたいと要求がありますので、記名投票をもって行います。  議場出入り口を閉じます。               〔議場閉鎖〕    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)ただいま出席議員数は、議長を除き29名であります。  投票札を配付させます。               〔投票札配付〕 ○議長(武知浩之君)投票札配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。               〔投票箱点検〕 ○議長(武知浩之君)異状なしと認めます。  念ため申し上げます。本案を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。               〔点呼・投票〕 ○議長(武知浩之君)投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場出入り口を開きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(武知浩之君)開票を行います。  会議規則第31条第2項規定により、立会人に14番本田泰広君、28番森井嘉一君を指名いたします。よって両君立ち会いを願います。  投票箱を開き投票点検をさせます。                〔開 票〕 ○議長(武知浩之君)開票結果を報告いたします。  投票総数29票、これは先ほど出席議員数に符号いたしております。  そのうち   賛成 12票   反対 17票 であります。  以上とおり反対が多数であります。よって、本案は否決されました。    ─────────────────────────────   白票(賛成)を投票した議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  9番  齋 藤 智 彦 君   11番  井 上   武 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   青票(反対)を投票した議員氏名次とおり    4番  明 石 和 之 君 │  5番  土 井 昭 一 君    6番  黒 下 広 宣 君 │  7番  岸 本 和 代 君    8番  藤 田 真由美 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   12番  古 田 美知代 君 │ 13番  渡 邊 亜由美 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)議事都合により小休いたします。  午後7時23分 小休    ─────────────────────────────             午後7時28分 再開 ○議長(武知浩之君)小休前に引き続き、会議を開きます。  小休前議事を継続いたします。    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、本日、宮内春雄君ほか4名から、議員提出議案第5号新ホール早期整備に関する決議案提出について及び須見矩明君ほか4名から、議員提出議案第6号徳島市新ホール早期整備を求める決議案提出についてが提出されておりますので、この際、本案を日程に追加し、直ちに2件を一括して議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案を日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。  それでは、議員提出議案第5号新ホール早期整備に関する決議案提出について及び議員提出議案第6号徳島市新ホール早期整備を求める決議案提出について2件を一括して議題といたします。    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)提出者説明を求めます。9番齋藤智彦君。  〔9番 齋藤智彦君登壇〕 ◆9番(齋藤智彦君)議員提出議案第5号新ホール早期整備に関する決議について、提出者を代表し、提案理由について申し上げます。  旧文化センターが閉館となり、約5年にわたって、市内にはいまだ1,500席を超えるホールがないという状況が続いております。文化団体を初め、市民や県民からは、一日も早い新ホール整備を望む声が上がっており、本市議会としても、県都徳島市にふさわしい立派なホール整備を早期に進めることについて、その思いは同じであります。  しかし、理事者は市議会に対し、県から無償貸し付けを確信していると何度も説明しておきながら、県から土地交換打診があったにもかかわらず、報道関係者取材で明らかになるまで報告をしませんでした。  また、県有地問題について、県・市が合意に達した段階で新ホール整備を進めるべきだとする県議会で議論を知っていながら、10月30日には県有地問題解決に向けた手続そのものを軽んじ、県と協議を行っている最中に業者選定に向けた優先交渉権者を公表し、その際にも、市議会に対する説明は一切ありませんでした。  さらには、県土整備委員会から市に求められた、優先交渉権者を選定、公表した理由に対する回答におきましても、市は悪くないとする市主張に終始した回答を行い、県や県議会から批判がますますヒートアップする事態へとつながっております。  理事者こうした姿勢が、議会を軽視するとともに、県から信頼をなくし、県と県有地問題解決に向けた協議そのものを中断へと導いてしまった要因一つであると言わざるを得ません。
     よって、理事者に対し、市民が待ち望んでいる県都にふさわしい新ホールを一日も早く整備するため、市民、県民ことを第一に考え、これまで県に対する対応を改め、誠意を持って、県理解と信頼を回復することに尽力するとともに、県有地問題解決に向けて、県と協議が早急に再開できるよう全力で取り組むことを強く求めるものであります。  議員各位におかれましては、本決議案趣旨を十分に御理解いただき、御賛同賜りますようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長(武知浩之君)次は、26番玉野勝彦君。  〔26番 玉野勝彦君登壇〕 ◆26番(玉野勝彦君)ただいま上程されました議員提出議案第6号徳島市新ホール早期整備を求める決議を提案する理由について、説明いたします。  旧徳島市文化センターにかわる施設として、1,500席規模新ホールを早期に整備することは、市民、県民が切に求めているところであります。  新ホール整備は、長年、徳島市政最重要懸案事項でありました。前市長時代に計画していた新町西地区については、県が反対立場をとるに至ったことや世論賛同が得られなくなったことから頓挫し、その後、徳島駅西側駐車場で整備を検討したものの、そちらも整備には長期間を要し、また多額費用を要することが見込まれたことから、諦めざるを得なかったと承知しております。  そこで、新ホール早期整備を実現するためには、旧文化センター跡地にて建設することが唯一選択肢となり、理事者は市民、そして県民期待に応えるべく、昨年来、県有地使用許諾を初め、諸問題を解決し、早期に整備に着手し、開館にこぎつけるよう努力してきたものと理解をしております。  議会としても、市民、県民切実な要望や理事者努力に応えるべく、6月定例会では、施設整備に必要な債務負担行為を議決するなど、必要な審議及び議決をしてまいりました。  債務負担行為議決によれば、理事者は、議決あった94億5,000万円範囲内で本年度中に事業者と施設整備契約を締結しなければならないところ、理事者は7月から事業者募集を開始し、9月25日締め切りまでに5グループから公募を受け付け、10月下旬には優先交渉権者を選定し、12月定例会で事業者と契約締結議案議決を経て、速やかに事業に着手する予定であったと理解をしております。  ところが、新ホール敷地となる旧文化センター跡地一部は徳島県名義土地であり、旧文化センター跡地を事業対象地として事業者募集等、新ホール整備事業準備作業を進めるに当たって、あらかじめ直接知事から、県名義土地について、無償で使用許諾を得ていたと市長認識に対しては、知事は、そのような許諾は与えていないと、市長認識を否定する事態となり、さらに、本年9月市議会附帯決議に反したということなどを理由に、現在、知事が、市事業である新ホール整備事業について、市優先交渉権者選定白紙撤回を求め、白紙撤回しない限り県名義土地使用問題に対応しないなどとして、事業進捗が見通せない、極めて憂慮すべき状況にあります。  また、理事者は、県名義土地について、当初、県が寺島川を埋め立てた後、市に譲渡するという合意があったにもかかわらず、その後、市へ移転登記がなされなかった経緯が不明であるということも説明しており、さらに混迷を深めております。  今、県都徳島市においては、県庁所在地として、全国で唯一、1,000席を超える規模公共ホールがなく、市内外各種文化団体が催しを行うに当たって、適切な施設がないと声は、ちまたに充満しております。  また、有名アーティストによるコンサートなど、大きな集客を見込めるイベント開催もままならない状況が続いており、まさに県都徳島市にぎわいづくりに逆行する状況が継続しております。  加えて、先日新聞記事によれば、鳴門市文化会館が耐震改修ため、近々休館を予定しているなど、徳島県内全体を見渡しても1,000席を超える規模公共ホールが皆無になるという異常事態が発生しようとしています。  このような状況中、県都徳島市において、1,000席を超える規模新ホールを整備することが、徳島市政において、いや、徳島県全体としても重要かつ緊急課題であることは、万人共通理解と言っても過言ではありません。  そのような状況中、新ホール整備事業について、議会が行った債務負担行為は、仮に年度内に契約締結議決ができなければ失効してしまいます。もし優先交渉権者選定を白紙に戻せば、新年度、仮に議会が新たに債務負担行為議決を行ったとしても、新たに事業者募集を一からやり直さなければらない事態となり、市民、県民が望む新ホール早期実現は不可能になるだけではなく、新たな公募を行っても、徳島市が求める県都にふさわしい新ホール提案を行う事業者が得られない事態すら懸念されます。そのような事態に陥らないようにするためにも、理事者には、新ホール整備事業推進に万難を排していただき、県に対しても、新ホール整備は必要不可欠であり、かつ緊急課題であることをきちんと御理解いただき、今、何をすべきなか、県・市共通認識に立って、その課題を解決し、事業進捗を図らなければなりません。  確かに、現在、新ホール整備事業進捗が危惧されるところ、かかる状況に至った原因一つが、県・市間協調不十分にあったという批判を理事者は率直に受けとめるべきであります。  しかし、一方で、批判を今後十分生かした上で、なお強い意思で新ホール整備に邁進していただくことは、議会、そして市民、県民総意であると確信をしております。同時に文化芸術活動停滞を防ぎ、市民、県民切実な要望に応えるために、新ホール早期整備実現を図ることは、議会議員として責務であります。そのために、さきに述べましたように、議会は6月定例会で債務負担行為を承認し、9月定例会でも補正予算を承認いたしました。しかしながら、理事者は、12月定例会で事業者と契約議案を提出する予定を示していたものの、その議案提出は見送られています。  これは、市民、県民ために、新ホール整備を早期に図りたいという議会総意に反するものと言わざるを得ません。それどころか、県・市協調もとに、市民、県民切実な願いを無視して、新ホール早期実現をないがしろにすることをあたかも市議会、各市議会議員が容認しているかように、理事者が誤解しているではないか。ひいては、市民、県民にそのような誤解が生じる素地が形成されようとしているではないかと大いに危惧されるところであります。  そのような誤解を払拭し、議会及び各議会議員意思は、新ホール早期整備という市民、県民切実な願い実現にあることを、今、改めて宣言することがぜひとも必要であると考えます。  よって、新ホール整備事業を進めるべく、来る3月定例会には、事業者と施設整備契約締結提案をいただき、次事項に御留意上、しっかりと本事業に取り組んでいただきたいと思いを、市民、県民、理事者ともども共有したいと考えております。  御留意いただく事項は、一つ、市のみならず徳島県全体文化芸術活動停滞を避け、市民、県民要望に応えるべく、可能な限り早期新ホール整備に全力を尽くすこと、二つ、議会における説明責任を十分に果たすことに意を尽くし、事業進捗においては、その状況や状況変化を遅滞なく報告すること、三つ、県・市間協議が不十分であったことが、新ホール整備事業遅滞原因一つであることを踏まえ、新ホール早期整備が急務であると共通認識に立って、県理解を得るとともに、県名義土地使用許諾に関連する幾つか問題については、これを先決問題とすることによって、解決を先延ばしすることないよう問題解決順序を明確にするなどして、最大限、県と協調を図ること3点でございます。  以上とおり、決議を提案いたします。 ○議長(武知浩之君)以上で提出者説明は終わりました。  これより本案に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。            〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)質疑なしと認め、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第37条第3項規定により、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。  これより討論に入ります。討論通告がありますので、通告者発言を許します。27番山本武生君。           〔27番 山本武生君登壇〕 ◆27番(山本武生君)自由民主党市議団山本でございます。議員提出議案第5号に対して反対立場で申し上げます。  新ホール早期整備については、反対する理由は全くありません。しかしながら、本市において大変重要かつ早期整備が求められるにもかかわらず、整備場所として旧文化センター跡地で協議を進めるべきと記述がなく、整備場所変更が可能となる当決議案には、残念ながら反対せざるを得ません。  自由民主党市議団といたしましては、一日も早い新ホール整備が求められる中、県と協議を、ホールは必要という共通理解もと、進めていただきたいという思いを持ちながら、議員提出議案第6号を提出しております。  以上、議員提出議案第5号について反対討論といたします。議員各位御賛同をいただけますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(武知浩之君)次は、12番古田美知代君。  〔12番 古田美知代君登壇〕 ◆12番(古田美知代君)日本共産党古田美知代です。日本共産党市議団を代表し、討論をいたします。  徳島市新ホール早期整備を求める二つ決議案が提出されていますが、日本共産党市議団は、宮内議員らが提出した議員提出議案第5号決議案には反対し、須見議員らが提出した議員提出議案第6号決議案、徳島市新ホール早期整備を求める決議案に賛成します。  二つ決議案は、新ホール整備を求めるとしている点で、一見同様決議案に見えますが、似て非なる決議案となっています。  その第1は、新ホール整備場所について、宮内議員ら決議案は、旧文化センター跡地で整備計画とは明示されていません。一方、須見議員ら決議案は、早期完成を目指すとすれば、旧文化センター跡地で建設しか、事実上、選択肢がないとし、旧文化センター跡地を前提とし、また、債務負担行為に言及していることです。  また、宮内議員ら決議案には、無償貸与に関する主張批判、市県土整備委員会に対する対応へ批判はあっても、県知事や県議会市へ対応については全く問題視するどころか、県から信頼をなくしたなどと、専ら市側対応に問題があったかような一方的見地に立っていることです。  一方、須見議員ら決議案では、県側にも市側にも配慮し、7月段階で、無償貸与に関する知事と市長と説明違いについても、極めて重大な政治問題だと認識を示した上で、新ホール整備早期整備を市・県共通目的とするであれば、その実現に向けて、最大限努力をもって進めることが求められるとしています。県名義土地使用許諾に係る県と協議が進展しないことをもって、県・市協調が十分でないと批判は甘受すべきとして、一方的に市側に非があるではないと立場から、市柔軟な対応を求めていることです。  市長へ一方的批判を前提とし、新ホール建設予定地についても場所を明記しない決議案か、それとも旧文化センター跡地へ整備を前提とし、県と市協議においても、県議会、県知事協議無期限停止、白紙撤回を無批判に受け入れる決議案かでは、一見同様決議案に見えても、その内容は全く違うものです。旧文化センター跡地で整備を前提としない宮内議員ら決議案は、市民、県民、新ホール一刻も早い整備という願いに応えることができず、市民、県民願いに背くものであり、日本共産党は、須見議員ら提出議案第6号には賛成し、宮内議員ら提出議案第5号には反対します。  以上、意見を申し上げました。議員各位御賛同をお願いし、日本共産党市議団を代表して討論を終わります。 ○議長(武知浩之君)以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  これより、順次採決いたします。  まず、宮内春雄君ほか4名から提出議員提出議案第5号新ホール早期整備に関する決議案提出についてを採決いたします。  この採決については、宮内春雄君ほか4名から記名投票によられたいと要求がありますので、記名投票をもって行います。  議場出入り口を閉じます。               〔議場閉鎖〕    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)ただいま出席議員数は、議長を除き29名であります。  投票札を配付させます。               〔投票札配付〕 ○議長(武知浩之君)投票札配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。               〔投票箱点検〕 ○議長(武知浩之君)異状なしと認めます。  念ため申し上げます。本案を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。               〔点呼・投票〕 ○議長(武知浩之君)投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場出入り口を開きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(武知浩之君)開票を行います。  会議規則第31条第2項規定により、立会人に14番本田泰広君、28番森井嘉一君を指名いたします。よって両君立ち会いを願います。  投票箱を開き投票点検をさせます。                〔開 票〕 ○議長(武知浩之君)開票結果を報告いたします。  投票総数29票、これは先ほど出席議員数に符号いたしております。  そのうち   賛成 18票   反対 11票 であります。  以上とおり賛成が多数であります。よって、本案は原案とおり可決されました。
       ─────────────────────────────   白票(賛成)を投票した議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   青票(反対)を投票した議員氏名次とおり   12番  古 田 美知代 君 │ 13番  渡 邊 亜由美 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)議事都合により小休いたします。  午後8時1分 小休    ─────────────────────────────             午後8時4分 再開 ○議長(武知浩之君)小休前に引き続き、会議を開きます。  小休前議事を継続いたします。  次に、須見矩明君ほか4名から提出議員提出議案第6号徳島市新ホール早期整備を求める決議案提出についてを採決いたします。  この採決については、須見矩明君ほか4名から記名投票によられたいと要求がありますので、記名投票をもって行います。  議場出入り口を閉じます。               〔議場閉鎖〕    ─────────────────────────────   このとき出席議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 12番  古 田 美知代 君   13番  渡 邊 亜由美 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君   21番  武 知 浩 之 君 │ 22番  加 戸   悟 君   23番  見 田   治 君 │ 24番  船 越 智 子 君   25番  増 田 秀 司 君 │ 26番  玉 野 勝 彦 君   27番  山 本 武 生 君 │ 28番  森 井 嘉 一 君   29番  美 馬 秀 夫 君 │ 30番  須 見 矩 明 君    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)ただいま出席議員数は、議長を除き29名であります。  投票札を配付させます。               〔投票札配付〕 ○議長(武知浩之君)投票札配付漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。               〔投票箱点検〕 ○議長(武知浩之君)異状なしと認めます。  念ため申し上げます。本案を可とする方は白票を、否とする方は青票を、点呼に応じて順次投票を願います。  点呼を命じます。               〔点呼・投票〕 ○議長(武知浩之君)投票漏れはありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場出入り口を開きます。               〔議場開鎖〕 ○議長(武知浩之君)開票を行います。  会議規則第31条第2項規定により、立会人に14番本田泰広君、28番森井嘉一君を指名いたします。よって両君立ち会いを願います。  投票箱を開き投票点検をさせます。                〔開 票〕 ○議長(武知浩之君)開票結果を報告いたします。  投票総数29票、これは先ほど出席議員数に符号いたしております。  そのうち   賛成 11票   反対 18票 であります。  以上とおり反対が多数であります。よって、本案は否決されました。    ─────────────────────────────   白票(賛成)を投票した議員氏名次とおり   12番  古 田 美知代 君 │ 13番  渡 邊 亜由美 君   22番  加 戸   悟 君 │ 23番  見 田   治 君   24番  船 越 智 子 君 │ 25番  増 田 秀 司 君   26番  玉 野 勝 彦 君 │ 27番  山 本 武 生 君   28番  森 井 嘉 一 君 │ 29番  美 馬 秀 夫 君   30番  須 見 矩 明 君 │   青票(反対)を投票した議員氏名次とおり    1番  黒 田 達 哉 君 │  2番  佐々木 昌 也 君    3番  岡   孝 治 君 │  4番  明 石 和 之 君    5番  土 井 昭 一 君 │  6番  黒 下 広 宣 君    7番  岸 本 和 代 君 │  8番  藤 田 真由美 君    9番  齋 藤 智 彦 君 │ 10番  中 西 裕 一 君   11番  井 上   武 君 │ 14番  本 田 泰 広 君   15番  春 田   洋 君 │ 16番  梯     学 君   17番  森 本 聖 子 君 │ 18番  岡 南   均 君   19番  宮 内 春 雄 君 │ 20番  加 村 祐 志 君    ─────────────────────────────    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第8、選挙管理委員及び同補充員選挙を行います。  お諮りいたします。選挙方法については、地方自治法第118条第2項規定により、指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって、選挙方法は、指名推選によることに決定いたしました。
     お諮りいたします。指名方法については、議長において指名いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。それでは指名いたしますが、事務局長にその氏名を報告させます。  〔事務局長報告〕    ───────────────────────────── 徳島市選挙管理委員  徳島市南二軒屋町二丁目3番9号       坂  本  啓  三  徳島市住吉四丁目5番15号         河  野  晴  行  徳島市国府町府中552番地         藤  野  稔  寛  徳島市国府町中164番地          稲  江     哲 徳島市選挙管理委員補充員  徳島市安宅二丁目7番34号         白  井     清  徳島市東吉野町1丁目18番地        元  木  省  二  徳島市大谷町紅葉山56番地3       田  中     稔  徳島市国府町池尻190番地         武  田  征  和    ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)それでは、ただいま報告いたしました方々を指名いたします。  なお、補充員順位は、ただいま指名いたしました順位によることにいたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました方々を、徳島市選挙管理委員及び同補充員当選人と定めることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々が、徳島市選挙管理委員及び同補充員に当選されました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)次に、日程第9、閉会中継続審査及び調査についてを議題といたします。  ───────────────────────────── ○議長(武知浩之君)各常任委員長からお手元に配付とおり、閉会中継続審査及び調査申し出があります。  お諮りいたします。各委員長から申し出とおり、それぞれ閉会中継続審査及び調査とすることに御異議ありませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(武知浩之君)御異議なしと認めます。よって各委員長から申し出とおり、それぞれ閉会中継続審査及び調査とすることに決定いたしました。  〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(武知浩之君)以上で、今期定例会に付議された案件は、いずれも議了いたしました。  本定例会は、これをもって閉会いたしたいと思いますが、閉会前に市長から閉会挨拶があります。            〔市長 遠藤彰良君登壇〕 ◎市長(遠藤彰良君)閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  今定例会には、一般会計補正予算議案など、42件議案を御提出いたしまして、議員各位熱心な御審議を賜った次第でございます。このうち、徳島市議会議員議員報酬,費用弁償及び期末手当に関する条例一部を改正する条例を除く全議案につきまして、御可決、御同意をいただき、厚く御礼を申し上げます。  議案審議過程におきまして御指摘ありました点につきましては、十分に検討を加え、今後市政運営に反映させてまいりたいと考えております。  本年も残すところあとわずかとなりましたが、議員各位におかれましては、健康に十分御留意され、輝かしい新年を迎えられますよう御祈念いたしまして、閉会に当たって御挨拶といたします。 ○議長(武知浩之君)この際、私からも一言御挨拶申し上げます。  今期定例会は、15日間にわたる会期でございましたが、議員各位には連日熱心に御審議をいただき、本日閉会運びとなり、厚く感謝を申し上げます。  本年もあと残りわずかとなりましたが、どうか皆様方におかれましては、御健勝にて新年を迎えられますよう御祈念申し上げます。  それでは、これにて令和元年第5回徳島市議会定例会を閉会いたします。             午後8時20分 閉会    ───────────────────────────── 地方自治法第123条第2項規定による署名者 徳島市議会議長 会議録署名議員    同    同...