② 今後の見通しについて市長
(再質問あり)2 安心・安全なまちづくりについて
① 防犯カメラの増設について
② 今後の安心・安全対策について
③ 防犯窓設置に助成金を市長3
伊里共同調理場について
① 現在までの進捗状況について
② 今後の見通しについて
教育振興部長
(再質問あり)4 物価対策並びに経済対策について
① 物価対策・経済対策のための備前市
電子地域ポイント付与について市長
(再質問あり)5 少子化・
人口減少対策について
① 現在行っ
ている施策について
② お見合い課(係)の創設について市長
(再質問あり)6
ふるさと納税について
① 昨年1月末の実績と今年1月末現在の達成額について
② 今後の見通しについて
③ 兼務職員の成果について市長
総合政策部長
(再質問あり)914番
土器 豊1 市長の備前市に対する取組について市長2
備前中学校区における小中一貫校について市長3 公共交通について市長
(再質問あり)4 備前市
自治会連絡協議会について市長5 池・調整池の土砂の撤去を市長
(再質問あり)108番
山本 成1
デジタル地域通貨について市長
(再質問あり)2 自治体DXについて市長
(再質問あり)3 地域商社について市長
(再質問あり)4
国際バカロレア認定校とする取組について教育長
国際教育推進部長
(再質問あり)5
伊部南大窯周辺整備について市長6
伊部東休憩所整備事業について市長 午前9時30分 開議
○議長(守井秀龍君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は16名で
あります。定足数に達し
ておりますので、これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 日程1、昨日に引き続きまし
て一般質問を行います。 なお、重複する質問は努め
て排除し
ていただきますようお願いいたします。 それでは、通告に従い順次発言を許可いたします。 まず、草加議員の一般質問を願います。 1番草加議員。 〔1番 草加忠弘君 登壇〕
◆1番(草加忠弘君) 皆さん、おはようございます。 それでは、通告に従いまして質問をさせ
ていただきます。 先日、福岡県の久留米市に
個人版ふるさと納税について行政視察させ
ていただきました。久留米市は、福岡県南部の都市で
あり、人口約30万人、
個人版ふるさと納税では令和元年度約9億円で
あった寄附額
が、令和3年度実績で約27億円と急激に伸びたとのことでした。その要因を聞くと、担当者や委託業者
が誰も予測し
ていなかったマイクロバブルシャワーという
シャワーヘッドが、コロナの巣籠もり需要から爆発的に選ばれ
ていたのではないかとの説明
がありました。 しかし、最近では
コロナ禍収束による巣籠もり需要の低下から、
シャワーヘッドの寄附額もかなり減少し
ている。今後は、寄附者のニーズを踏まえた新たな返礼品の開発に取り組むほか、市の特色を生かし災害支援等今の返礼品にはない寄附者の共感を呼ぶようなメニューを検討中で
あると担当者からお聞きしました。 私は、そのお話から爆発的に寄附額を増加させるような返礼品を意図的に用意することは難しく、安定した寄附をいただくには市の特色を生かし、寄附者の共感を呼ぶメニューの開発
が重要で
あるという知見を得ること
ができました。 現在の当市の
個人版ふるさと納税の状況は、前年度実績によると約3億円で、返礼品の上位は水ギョーザ、白桃、
桃太郎ブドウ、カキ等の当市の特色を生かしたもの
が人気になっ
ているようです。寄附者の共感を呼ぶメニューとして、既に
野良猫不妊去勢手術費用助成等動物愛護のために
ふるさと納税が募られ
ています。 今回私
が提案したいのは、前者の市の特色を生かすメニューについてです。残念なことです
が、当市は若い世代の転出者
が多い傾向に
あります。大学進学を機に当市を離れ都市部で就職し、定住するという流れ
が多いと感じ
ています。この現象は、当市だけの問題では
ありません
が、青年期に転出された方
が20年、30年経過すると地元に残る親世代のことを心配し、不安を感じる方
が多いのではないでしょうか。そのような方のために、当市の
個人版ふるさと納税の返礼品の中に見守りサポートのようなサービスを入れ
てみ
てはいかがでしょうか。 栃木県小山市では、一定の金額を寄附すると地元の
ヤクルト販売員が乳酸菌飲料を配達する際に安否確認を行い、その様子をメールなどで知らせ
てくれ、異変に気づいた際には市や警察にも連絡するというサービスを提供し
ているようです。訪問の頻度は寄附額によって異なり、配達と見守りを2万7,000円の寄附で2週間に1回を半年、5万3,000円で週1回を半年、10万5,000円で週1回を1年間行うようです。そのほかの自治体でも、ガス屋さん、郵便局等も同様のサービスを提供し
ているようです。 私は、当市の特色で
あり課題でも
ある在宅高齢者の安否確認について、当市と地元の企業と
が連携することで高齢者
が孤立をせず、安心し
て暮らせる
地域づくりに結びつい
ていくこと
が期待できると考え
ております。本件につきまし
て、市長の御意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 続きまし
て、放課後児童クラブの機能向上について質問させ
ていただきます。 先日新聞を読んで
いると、
子ども教室と一体化推進という見出し
が目に入っ
てきました。何を一体化するのかというと、厚生労働省
が費用を補助し、共働き世帯で就学後の小学生を対象とする
放課後児童クラブの充実を目指し、親の就業状況と関係なく全児童対象で学習支援や交流活動を提供する
放課後子ども教室との一体化を進め
ていくという内容でした。 現在、女性の就業率上昇により放課後に子供の預け先に困っ
て女性
が離職を迫られる小1の壁
が社会問題となっ
ています。この問題を解消すべく国は新・
放課後子ども総合プランを策定し、待機児童の解消を進めるとともに
放課後子ども教室を
放課後児童クラブと一体化することで、
放課後児童クラブを充実させようというものです。 現在、
放課後児童クラブに関しては全国的に普及し、小学校ごとに開設され広く認知され
ています
が、放課後子ども教室についてはまだまだ普及され
ていない現状で
あると思います。 当市においても、各小学校で
放課後児童クラブは開設され利用され
ています
が、放課後子ども教室については開設され
ておらず、開設時期も未定だと担当課から聞い
ています。 子供
が幼いことを理由に短時間勤務や
パートタイム従業員として働かれ
ている方にとって、夏休み等の間は子供だけの時間を避けるため勤務日数を減らしたり、勤務時間をさらに短くしたりする必要
があり、職場に無理を言っ
ている、申し訳ないという思いを感じながら勤務され
ている方
が多く、職場との調整
がつかない場合には退職せざるを得ないというケースも聞い
ています。ですから、
放課後児童クラブの機能を向上させることは、家庭にとっても子育て世帯の社員を雇用する企業にとっても望まれ
ていることで、早急な対応
が求められ
ています。 私
が近隣市町村に調査を行ったところ、赤磐市は平成19年から順次7か所、瀬戸内市は平成29年から1か所
放課後子ども教室が開設され
ており、ボランティアの方を中心に放課後や土曜日に教室
が開かれ
ているようです。 瀬戸内の教室では、平日に
放課後児童クラブを利用し
ている子でも希望者
が放課後子ども教室を利用し、その後
放課後児童クラブに移動するという流れで行われ
ており、一体化に近い形で運用され
ているように感じました。 当市におきましても、まなび塾プラスという取組で土曜日や長期休暇の学習支援や交流
が行われ
ております
が、先日発表された令和5年度施政方針の中にも
中高生向け講座を実施するという支援
が表明され
ておりました。ぜひそれに加え
てまなび塾プラスの活動を
放課後子ども教室に進化させる形で
放課後子ども教室の開設
ができないでしょうか。 校区単位に1教室以上というの
が望ましいとは思います
が、まずは1件モデルケースをつくり、そこから発展、普及させ
てみ
てはいかがでしょうか。本件につきまし
て、市長の御意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 続きまし
て、投票率向上に向けた取組について質問させ
ていただきます。 近年、全国的に問題となっ
ている投票率の低下です
が、当市においても状況は深刻です。直近の令和4年7月に行われた
参議院議員選挙では、備前市内2万8,279人の有権者のうち50.06%の1万4,156人
が投票を行っ
ております。この数値は、過去に2番目に低い投票率で
あったそうです。 国政選挙もそうです
が、最も身近な選挙で
ある市議会議員選挙や首長の選挙におきましても、投票率の低下
が進んで
いることは皆さん周知のことと思います。特に、若い世代の政治への関心
が薄れ
ていることに伴う
投票率低下や、有権者
が高齢になり投票所まで行くことや記名をすること
が困難になったため、投票を断念するというケース
が多いようにお聞きします。 今回は、若者の
投票率成果について取り上げたいと思います。 平成28年に選挙権の年齢
が18歳まで引き下げられたとのことで、18歳に達した高校生の一部も有権者に含まれるようになりました。 先日、
ある新聞記事で高校のお昼休みの時間に期日前投票所を設置されたという記事を目にしました。この記事で私の目を引いたのは、高校にも投票所
が設置できるということと、投票権を持たない17歳の高校3年生も投票事務を担当し、投票する側ではできない貴重な体験で選挙への関心
が高まったと記載され
ていたところです。 この試みは、校内に投票所を設けることで18歳になった生徒への投票を促すだけでなく、もうすぐ有権者となる高校生
が選挙と関わる機会を持つことで、投票への具体的なイメージを持つこと
ができるようになり、投票行動へのハードル
が下がり、将来の投票につながりやすくなるのではないかと私は考えます。 この試みについて、近隣自治体へ私の調査によると瀬戸内では校内での期日前投票所の設置はないものの、高校から市役所
が近く、最寄り駅の動線上に
あるため、放課後に期日前投票を行う生徒もおられるとのことでした。 当市では、全日制の
備前緑陽高校があります
が、高校から最寄りの駅までの間に市役所
がないため、わざわざ投票するために遠回りしたり、帰宅電車を1本遅らせる等する必要
があるため、投票行動へのハードルは少し高くなるのではないでしょうか。 そこで、当市におきましても今後
備前緑陽高校のお昼時間に期日前投票所を設置し
てみ
てはいかがでしょうか。何事も最初の一歩は緊張するものです。その緊張を少しでも緩和することで若者の投票率の向上へつながるのではないかと私は考えます。 また、
夜間定時制高校の片上高校でも同様の対応
ができたらと考え
ております。 本件につきまし
て、市長の御意見を聞かせ
てください。よろしくお願いいたします。 最後に、給食費、学用品費、保育料の無償化と
マイナンバーカードの取得につきまし
ては、昨日同僚議員に対して御答弁
がありましたので、取り下げたいと思います。 以上になります。御答弁よろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) 皆さん、おはようございます。 1番、
ふるさと納税、返礼品に高齢者見守りサービスをについ
てで
あります
が、本市におきましても2018年11月より郵便局
が実施する郵便局の見守りサービスを
ふるさと納税返礼品として提供をし
ております。しかしながら、
新型コロナウイルス感染症の拡大により、各戸への戸別訪問
が困難となり、現在は返礼品としての提供を一時停止し
ている状況で
あります。 昨今では、
新型コロナウイルス感染症による行動規制も緩和され、徐々に元の日常を取り戻しつつ
ありますので、返礼品として再度御提供
ができるよう、
返礼品協力事業者で
ある郵便局との調整を進め
てまいります。 また、議員御提案のように市の特色を生かし寄附者の共感を呼ぶことや、他自治体と連携するなど返礼品の開発に引き続き取り組み、備前市の魅力の発信の強化に今後とも強力に進め
ていきたいと思います。議員の皆様には引き続き
ふるさと納税に関しまして御理解、御協力をお願いいたします。 2番、
放課後児童クラブの機能向上についてで
あります
が、放課後児童クラブと
放課後子ども教室を一体型で開設
ができないかとのことで
あります
が、放課後子ども教室は平日の放課後や学校休業日に全ての児童・生徒を対象とした学習やスポーツ、
文化芸術活動、地域住民との交流活動などの機会を地域の方々の参画を得
て提供する事業で
あります。議員御紹介の瀬戸内市、赤磐市の
放課後子ども教室では、学校の負担感や地理的な状況等様々の理由から現状一体型での実施までには至っ
ていません。 備前市の小学校においては、生徒の安全管理上全ての小学校で集団下校を行っ
ているため、平日の放課後に一体型で
子ども教室を開催した場合、下校する際の安全管理
が難しいことも課題として上げられます。 備前市では、土日や
長期休業期間中に公民館等を活用し、
放課後子ども教室と同じ目的で備前まなび塾プラスを実施し
ております。今後、開催回数や内容をさらに充実させ、地域交流や多様な体験の機会を充実させ
てまいりたいと考え
ております。 3番、
投票率向上に向けた取組につい
てで
あります
が、備前緑陽高校での期日前投票所の設置につきまし
ては、行われる選挙の時期により、すなわち18歳になるその後の投票行動と2月、3月、4月でしたらまだ18歳になっ
ていない子供もおるわけですから、そういう意味における選挙の時期により学校や関係機関と協議し
てまいりたいと思います。 また、改めて期日前投票制度についての周知や期日前投票所
が備前市の5か所で行われ
ており、投票日に都合
が悪く
てもこの制度により投票
ができることなどもさらにPRし
ていきたいと考え
ております。 私のほうからは以上で
あります。
○議長(守井秀龍君) 再質問は
ありますか。 再質問に入ります。 草加議員。
◆1番(草加忠弘君) 既に郵便局のほうと提携をされ
て高齢者の見守りサービスを行っ
ていたということで、今後コロナも終息し
てき
ておりますので、一刻も早くそういったサービスの再開をよろしくお願いいたします。 3点目の
投票率向上に向けた取組の件では、高齢者
がなかなか投票所まで行けないという方もいらっしゃいますので、そういった方に移動支援というような形でまたサービスを提供し
ていただければ、そちらも検討し
ていただけるかと思っ
ております。 以上になります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 〔「それでは、私のほうから質問を終わります」と1番草加議員発言する〕 以上で草加議員の質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 会議中途です
が、感染症対策のため、この際暫時休憩いたします。 午前9時49分 休憩 午前10時05分 再開
○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、丸山議員の一般質問を願います。 2番丸山議員。 〔2番 丸山昭則君 登壇〕
◆2番(丸山昭則君) 通告に従いまして一般質問をさせ
ていただきます。 このたび、大きく4つ
あります。 まず1つ目、こども園、保育園についてです。 保育事業について、
待機児童解消対策としての保育士確保への取組等について質問します。 備前市は、こども園、保育園に通う園児の保育料を無償化にしたことは子育て支援で
あるとともに、これから子供を持ちたいと考え
ている方々にも希望を与えるものと確信し
ております。 備前市では、保育、幼稚園事業の質の向上及び受皿の整備、また
待機児童解消については
認定こども園、
小規模保育事業などの整備を積極的に進め
てこられました。しかしながら、地域の方々からは保育事業に関する課題
が聞かれ、私も市民の方々から様々な御相談をいただく中で、今回の一般質問のテーマに挙げた次第です。 特に、本市では待機児童の厚労省基準ではゼロに近いものの、潜在的な待機児童としての
利用保留児童と言われる基準外の待機については本市としての大きな課題ではないでしょうか。全ての子育て世代の方々
が満足できる保育事業は難しいとは思います
が、保育の質の向上や受皿の整備について今後どのようにお考えか、お聞かせください。 あわせ
て、さきの定例会でもお聞きしました
が、12月の時点で待機児童、保留園児
が65名でした
が、その後入園手続の内容を変更した後、状況はどうなったでしょうか。 2つ目、公園についてお聞かせください。 全国的に少子・高齢化
が進み、またコロナ禍で
あったことも
あり、子供たちは
スマートフォンや
テレビゲームなどのIoT機器
が遊びの中心となり、野外での活動は少なくなりました。しかしながら、コロナも5月8日以降は5類にする予定と政府
が発表し、コロナ禍以前の生活を取り戻せる日も徐々に近づい
ています。以前のように多くの市民
が参加できる行事や交流活動に加え、子供たちの外遊びの機会
が増えることも期待されるところです。 そこでまず1つ、子供たちの野外活動を促進し、また障害の
ある子供たち
が利用しやすいインクルーシブ遊具をこのたび市政の一つとしてお伺いし
ています
が、その整備についてどのような予定か、お聞かせください。 2つ目、今後その規模はどのくらいなのか、広さはどうか、遊具はどういったものか、お聞かせください。 3つ目、環境問題についてです。 9種23分別についてお聞きします。 約3年前のデータでは
あります
が、本市の調査では4行政区2促進住宅を除き実施率97.3%となっ
ておりました
が、今現在どのような状態か把握され
ていますでしょうか。 次に、グリーンボックスの設置についてお聞きします。 市内の大半の地域では、可燃ごみ用のグリーンボックスなど
がごみ集積場
が整備され
ています。しかしながら、ごく一部の地域で
あります
が、グリーンボックス未整備で道路沿いにごみ袋
が出され
ている状態
が見受けられます。ごみ袋
がむき出しの状態は町の景観を損ねるとともに、カラスなど
が袋をつつい
てごみ
が散乱することも
あります。 また、ごみ収集の方の御苦労を考え
ても、ごみ袋
が点々と置かれ
ている状態よりある程度のごみ袋
が集積され
ているグリーンボックスのほう
がはるかに収集しやすいと考えます。 そこで、お聞きします。 グリーンボックス未整備の地域
がまだ
あることについて、どのようにお考えでしょうか。 2つ目、またそのような地域に対して指導はできないのでしょうか。 大きな4つ目、備前市内の教育に向け
て、いじめ問題等についてお聞きします。 この間の記事で文部科学省は7日、全国の教育委員会などに対し重大ないじめ、犯罪行為に相当するようないじめは速やかに警察と連携し
て対応するよう求める通知を出した。警察に相談、通報するべき悪質ないじめとして19事例を具体的に挙げ、その罪名に当たる可能性
があるかを明示したと。 通知では、犯罪行為として扱われるべきいじめは学校だけでは対応できない場合
があると指摘。児童・生徒の命や安全を守ることを最優先にし
て警察との連携強化を要請したと。 その19の事例をごく一部。ゲームや悪ふざけと称し
て同級生を繰り返し殴ったり蹴ったりするのは暴行罪、インターネットに実名を上げ
て悪口を書くことは名誉毀損罪や侮辱罪と。同級生の裸の写真、動画を友人に送信するのは児童買春、ポルノ禁止法違反罪などと
あります。 過去に警察
が介入した事案として、生徒のわいせつ画像
が学校内に拡散された際、警察
が速やかに捜査することでさらなる拡散を防いだことなど
が紹介されました。警察に相談、通報したことは適切な対応を行ったとして評価されると強調し、学校と警察の双方に窓口となる担当者を配置することや、休日など勤務時間外の連絡方法の確認をすることを促した。また、スクールカウンセラーと連携した被害者の心のケアなどを求めたほか、加害者に対してもいじめに至った背景を聞き取っ
て自らの行動を反省できる指導
ができたと。 そこで、お聞きします。 速やかに警察と連携し、対応するよう求める通知
が出されました
が、御存じでしょうか。 2つ目、こども園、保育園、小学校、中学校、高校などで今現在どれくらいのいじめ
が起き
ているのか、また先生や親も気づい
ていないいじめのSOSは外部機関へ届い
ているのか、教育委員会などでどのくらい把握され
ているのか、お聞かせください。 以上、明確な御答弁よろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) それでは、丸山議員の御質問にお答えをいたします。 2番、公園につい
てで
あります
が、インクルーシブ遊具設置工事については来年度より備前市身近な公園の整備・管理基本計画に基づき各小学校区に1か所程度設置することとし
ており、候補地を選定し、当初予算にて上程をし
ております。 畠田地区の公園整備については石原議員にお答えしたとおりで
あります。 次に、公園の規模については複合型のインクルーシブ遊具を設置する予定とし
ており、基本的に面積の大きな公園を予定し
ております。 また、設置する遊具につきまし
ては複合型のインクルーシブ遊具と防災機能を兼ね備えた公園として地震等の被災後も活用できるかまどベンチを設置する予定で
あります。 また、他の目的として有効利用できる平地
が十分残るように遊具の配置について検討し
てまいります。 私のほうからは以上で
あります。
○議長(守井秀龍君) 松畑教育長。 〔教育長 松畑煕一君 登壇〕
◎教育長(松畑煕一君) それでは、丸山議員の御質問に順次お答えをいたします。 1番、1点目、保育の質向上や受皿整備についてで
あります
が、幼児期は生涯にわたる人格形成の基礎を培う非常に重要な時期で
あるため、保育士等には県内外への研修に参加し、保育の振り返りを行う機会をつくるとともに、園児の発達の段階に応じ
て外部講師の専門性を生かした体験活動にも参加するなど、さらなる保育の質の向上につなげ
ています。 また、保育の受皿となる
認定こども園の整備や民間の小規模保育所への支援を実施し
てきました
が、今後とも各地区の状況等も踏まえ
て必要な環境整備を実施し
ていきたいと考え
ているところでございます。 2点目、保育園児、待機児童につい
てでございます
が、直近の2月時点で入園保留者
が68名、うち待機児童数
が5名となっ
ております。 なお、議員御指摘の入園の手引の見直しについては令和5年度からの取扱いとなるもので
あり、新年度の入園申込み状況としましては現在調整中で
あります
が、入園保留者
が28人で、昨年同時期と比較し
て5名減少となっ
ております
が、まだまだ対応
が不十分ですので、今後とも引き続き入園保留者減とあるいはゼロ、待機児童ゼロに努め
てまいりたいと思います。 続い
て4番、1点目、文部科学省の通知についてで
あります
が、御指摘のとおり2月7日付で文部科学省から「いじめ問題への的確な対応に向けた警察との連携等の徹底について」の通知
がございまし
て、既に学校に周知し、適切な指導、支援をお願いし
ているところでございます。 2点目、教育委員会におけるいじめの把握についてでございます
が、学校でいじめ
が発生した場合は適切な対応をし
ていただくとともに、速やかに教育委員会へ報告するようになっ
ておりますので、内容あるいは件数、具体的内容につきまし
ては確実に把握し
ているものと考え
ております。しかし、具体的な数値の公表につきまし
ては国からの指導によるということで、ここで申し上げることは控えなければなりませんので、御了承いただきたいと思います。 私からは以上でございます。
○議長(守井秀龍君) 濱山
市民生活部長。 〔
市民生活部長 濱山一泰君 登壇〕
◎
市民生活部長(濱山一泰君) 私からは3番、環境問題についてお答えいたします。 まず、9種23分別についてで
あります
が、令和5年2月末日現在での実施状況は98.2%で
あります。導入には資源回収ステーションで分別をし
ていただく地区住民の皆様の御協力や設置場所の確保
が必要なことから、引き続き設置場所等の課題について調整を行い、完全実施に向け努め
てまいります。 また、グリーンボックス未整備の地域
がいまだに
あることについては、市といたしまし
ても路上へのごみ出しによる景観等についての御意見
があることは承知し
ており、その解消に向け対策
が必要と考え
ております。 取組といたしまし
て、新たなごみステーションの設置に当たり実際に収集場所までごみ袋を運んでいただく地区住民の皆様の御了解をいただいた地区から設置を行い、ごみ収集場所の集約を行っ
ております。 また、指導等はできないかについては指定のごみステーションに出さないとか、マナー違反等
があれば指導
ができます
が、今後も引き続き粘り強く丁寧に説明を続け、地区の環境衛生、景観美化の推進、またごみ収集の効率性、安全性を高めるためにも当該地区と課題について協議を重ね
てまいります。 私からは以上でございます。
○議長(守井秀龍君) 再質問は
ありますか。 では、再質問に入ります。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) 明確な御答弁ありがとうございました。 では、質問を順次させ
ていただきます。 まず、こども園、保育園のところです
が、少し前の定例会でもお聞きしたのを自分の中で漏らし
ていたんです
が、保育士
が不足し
ていること
が分かったと思うんです
が、その保育士確保のために何か取組というか、されたでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原
教育振興部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) お答え申し上げます。 11月の定例会期中の厚生文教委員会でも申し上げ
ております内容になりますけれども、大学を訪問を行うなど行っ
ております。それから、現在人事担当部門とも処遇改善などに向け
て採用試験や採用形態の多様化を検討し
ているところでございます。実施につきまし
ては、新年度、令和5年度での実施を計画し
ているところでございます。その協議を進め
ているところでございます。 それから、その処遇の改善というものにつきましては、令和4年2月に、ちょうど1年前に御提案させ
ていただき、議会でもお認めいただきました
が、給料月額を3%程度改善する給料表の見直しを実施をさせ
ていただいたところでございます。それプラスアルファの処遇を考え
ていく協議に着手をし
ているという現状でございます。大きくは、主な点としたそういったところになります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。大学に出向い
ていかれたと聞いたんです
が、どこの大学とか具体的には言えますでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原
教育振興部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 県南に
あるそういう保育、保育士、保育教諭養成をし
ている大学でございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。
◆2番(丸山昭則君) しつこく大学のことを聞くんです
が、1校だけでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 県内では3校(「4校」と後刻訂正)、お隣赤穂市では1校でございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。 引き続き、大学、県内に3校という
てもまだまだ大学も
ありますので、保育士さん、たくさん備前のほうに来
ていただくように活動をよろしくお願いします。 すいません、先ほど処遇改善も出たんです
が、処遇改善をまだアップしないといけない、前回のときに県外の上郡のお話出たんです
が、その処遇改善をし
て保育士さんは増えたとか増え
ていないとかっていうことは教育長いか
がでしょう。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 松畑教育長。
◎教育長(松畑煕一君) 3%アップということで、この近隣の市町と比べれば少しよくなっ
てき
ているのですけれども、それ
がどの程度影響し
て保育士確保につながっ
ているかという点につきましては、まだはっきりと出
ていないのではないかというふうに私は把握し
ております。まだまだ岡山市、あるいはそれに比べ
て、などに比べ
て十分でないときも
ありますので、待遇改善をきちんとさらに努力しなきゃいけないという認識をし
ております。 それからまた、業務内容についても本当に教師もそうですけども、保育士、保育教諭の働きの状況というのは非常に厳しいもの
があると。大変子供の、一人の保育士
が20人も30人も受け持たなきゃいけないような状況の中で、本当に四苦八苦され
ている先生方の生の声を聞きますと、小学校、中学校の働き方改革は問題になっ
ているけど、なぜ保育園やこども園
がもう少し問題にならないのか不思議に思うくらいですということを率直に
ある園長
が申され
ているのを聞い
て私は本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになったこと
があります。働き方改革だけじゃなく
て働くことの魅力づけ業務改善、働きがい改革をしっかりし
ていっ
ていかなきゃいけないというふうに私は強く思っ
ておりますので、待遇改善とともにそういう内容的な、子供たち
が本当に進んで、喜んで保育園、こども園に通い、保育士、保育教諭
が本当に生き生きと楽しく保育
ができ
ていろいろな社会問題になっ
ているようなこと
が起きないように、その根をきっちり把握し
て改善するような努力を今後ともしたいと思っ
ています。 以上です。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。できるだけ今教育長言われたことを実践に、現場のほうにその旨伝え
ていただい
て、これだけ考え
ている、一生懸命あなた方
がやっ
ていることはもうひしひし感じ
て、それを考え
てより改善をし
て働き方改革でないですけど、保育士さん
が働きやすい職場にし
ていただけたらなと思いますので、よろしくお願いします。 そこで、保育士さん
が万が一増えたとなったときにその保育園、それからこども園なんかで弾力入所みたいなことは可能でしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原
教育振興部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 弾力的な入園
ができないかという趣旨かと受け止め
ております。結論から申しますと、備前市の保育園、
認定こども園ではそのような取扱いは行っ
てはおりません。定員超過の場合の取扱いという制度は
あるようですけれども、保育所では待機児童
が増加する中で、定員の弾力化、ただし最低基準を満たすことを前提に認可定員を超過し
て入所できるようにすることを行うことで対応し
ている市町村
があるというふうに情報は得
ております。 しかしながら、最低基準を満たすということは、保育士の数
が十分満たされ
ているということ
が当然大前提になると思いますので、一時的にそういう最低基準を満たすこと
が前提で認め
ているという自治体は
あるようですけれども、本市におきましてはそのような取組は行っ
ていないというの
が現状でございます。 それから、一つ答弁の訂正をさせ
ていただきたいと思います。 先ほど、県内の大学3校と申しました
が、4校の誤りでした。訂正させ
ていただきます。申し訳ございませんでした。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。そこらあたりも引き続き行っ
ていただきたいなあ。 そこで提案なんです
が、保育資格を持ちながら保育現場で働い
ていない潜在的な保育さんというのはおられると思う。そういった方を支援する保育士・保育所支援センターみたいなの
が他の自治体では
あったりします。そういったのを本市でいかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原
教育振興部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 現在の備前市の現状を申し上げます。 御提案の
ありました保育士・保育所支援センターでございます
が、現在岡山県にて運営をされ
ていらっしゃいます。そこに備前市としても登録を行っ
ており、保育士等の確保、それから相談支援などで情報共有を図りながら人材の確保に努め
ているところでございます。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。岡山県のほう
がそうやっ
てやっ
ているということは、ここで市長に問うんです
が、保育士さんを確保するために改善をし
てきた、それからあとできるだけ待機児童、保留園児
がいないようにも一生懸命働きかけ
ている中で、先ほど地方自治体では支援センターみたいなの
があるということです
が、ここでもう一つ地方自治体では単独では対処できない、処理できない問題
が多く
あると。その問題に対して高梁市、吉備中央町、美咲町
が少子化に対して連携し
て図書館を使えると、1市2町でどこででも本を借り
てどこでも返却できるという岡山県の連携中枢都市圏っていうの
があるかと思うんです
が、そのことを保育士さんのことを絡め
て何かいい案
があれば市長お伺いできないかと思うんです
が、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 図書館の活用については全然問題
がないと思いますし、備前市も県内だけではなしに東備西播の事業を通じまして赤穂市あるいは上郡町と連携をし
ておりますので、むしろそういう図書のことについては大変備前市も皆さん方のやっ
ていることは十分にできると思っ
ております。 問題は保育士の待遇なんですね。実は、昨日も決裁をしました
が、
ある備前市内の園の保育士の方
が2名退職願
が出
ておりました。どちらに行かれるんか分かりませんけども、特に私立の保育園、幼稚園、
認定こども園の待遇格差、こういうふうな市立、町立の学校とは大分違っ
てき
ております。 二、三年前からよく言われますのは、最低でも21万円というようなこと
が新聞に載っ
ておりました。備前は備前で一つの基準
があって公募をしますけども、教育長
が言われたように一人の先生で年長組30人をというのは、元気盛りの子供で
ありますので、本当にそれ
がいいのかどうか。こういうことも備前市では保育士、幼稚園の教諭等を別の次元で採用し
ていかなきゃならないと私は思っ
て総務課のほうにもこれは条件を変えなさいというようなことも既に指示はし
ております。 結果的に人件費
が上がることは間違いないでしょう。また、俗に言う正職員の報酬も一般職員と違った第2俸給制度を使う
ておりますので、これらも一般職員と同様の俸給制度に早く変えること
ができませんかというような指示をし
ております。 まず、備前で十二分な先生方の下、立派な先生方の下、少し余裕は
ある中で私ども大事な市民で
ある1歳から5歳までのお子さんを預かり、そして教育をさせ
てもらいながら小1ギャップというの
がないようにし
て小学校へ上がっ
ていく。小学校へ上がっ
ていくということは、もうその時点でタブレットをもらうわけですよね。そうしますと、タブレットのキーボードは英語と平仮名と片仮名と1からの数字、もうこれ
が1年にもらうんですから、それ
が分からないようでは小1ギャップ
がつい
てくるわけですね。そのためにも年長組、
認定こども園等における教育も大変大事になっ
てくるんじゃないかと思っ
ております。 少し話は……。
○議長(守井秀龍君) 市長、質問に対する答弁でお願いします。
◎市長(吉村武司君) 分かりました。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。先生のほうはそういった感じで分かったんです
が、先ほど保留園児
がまだ28名ということで、その子供たち
が園に通いたいというか、行かせたいけど、行かせれない親御さんだとか、仮にいろんな諸事情
があるかと思うんです
が、そういった子供たちに対して何かいい施策というか、市長ないでしょうかね。
○議長(守井秀龍君) 答弁願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 担当課長に4月1日からそのようなルール、備前ルールはなくしましょうということで指示をし
ておりますので、例えばお母さん
が妊娠したら上の子供を家庭で引き取らなきゃならないとか、そういうような俗に言う本当の待機児童でない、帰されるというルールは4月1日からなくなるように私は理解し
ておりますので、本当に待機児童
が僅かでございますので、本当の待機児童は。その先生もそれなりの待遇で募集をする、一般職の職員と変わり
がないように一年一年ごとの契約ではなしに、私はそういう改善をすることによって必要最小限の先生方
が備前で働い
てくれると、または俸給表も変え
ていく、同一労働同一賃金という今の国の政策に基づいた制度改革は、令和5年度やっ
ていかなければこの問題は残念ながら根本的に解決をし
ていくということ
が大事と思っ
ておりますので、そのようにさせ
ていただきたいと思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございました。 次なんです
が、公園の件で小学校区に1か所ずつ、大きさも先ほど言っ
ていただきましたので、本当にありがたいことだなっ
て思っ
ています
が、ここで御相談では
あります
が、その中核公園をつくる、つくることの施策は物すごくいいことだと思うんです
が、それに対して地区の方
が管理をするというのはなかなか、高齢化っていうことではなかなか一概に言えないかもしれないんです
が、管理すること
がなかなか難しい。そういったことでせっかくつくった公園なのにそのまんまというのはもったいないので、市で管理をし
ていただくということ
ができるんで
あればお願いしたいんです
が、市長いかがですか。
○議長(守井秀龍君) 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 今までと違いまし
て高齢化
が進んでおります。全て
がボランティアで、地区で管理というのも限界
が来
ておると思います。担当課のほうで極力市の職員
が責任を持っ
て管理をし、遊具の事故
が起こらないようにするのは当然だと思いますので、4月以降早急にその改善につきまし
ては担当部署のほうに指示をし
て極力備前市でやっ
ていく。ただ、いろんな情報を頂戴することは、また地域の方にお願いをしたり、利用者の方から御連絡をいただいたりという形で、市民挙げ
て子供の健やかな成長、運動、こういうものを見守っ
ていく必要
があろうかと思いますので、改善をし
てまいります。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。ぜひとも新しいから管理をするっていうわけではなく、もう小さいところからでも構わないので、そのあたり管理よろしくお願いします。 次の質問のほうに移ります。 3つ目の環境のことでです
が、今グリーンボックスを設置し
ているところ、様々
あるかと思うんです
が、その管理っていうのはどのようになっ
ていますでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 濱山
市民生活部長。
◎
市民生活部長(濱山一泰君) 管理につきまし
ては、それぞれの町内会の方にお任せし
ていると思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。その管理はいいんです
が、例えばどこか
が壊れた、腐食したり破損したっていうことの連絡
がないと市のほうは分からないっていうことでよろしいんですか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 濱山
市民生活部長。
◎
市民生活部長(濱山一泰君) そうした場合は連絡いただければと思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) そのようなシステムになっ
ているっていう捉え方でよろしいでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 濱山
市民生活部長。
◎
市民生活部長(濱山一泰君) もしごみ収集車の担当者
がそのときに気がつけば、担当部署のほうには連絡は入っ
ているとは思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。 先ほど、でき
ていないところ
があるのは御存じだったと思うんです
が、各地区へそれぞれのところに申し出
ているのもお聞きしたんです
が、景観ていう部分を考えるとどこにでもというか、98%からもうそれぞれの地区
が、実施でき
ているところ
ができ
ていないところっていうことを考えると、先ほども言いました景観ていうのを考えたときに市長、条例とかっていうことはこういったのでできないものなんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 濱山
市民生活部長。
◎
市民生活部長(濱山一泰君) 指導等するための条例ということでよろしいんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) いえ、指導ではなく
て設置を促すほうの条例を、他の自治体では
ある条例なんですね。備前市を見たんです
が、なかったもので、その条例をつくることはできないでしょうかと。
○議長(守井秀龍君) 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 他市にいい条例
があって、それ
が環境整備につながり、市民の負担
が少しでも減るようで
ありましたら、その他市の条例を参考に検討させ
ていただきます。よろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。よろしくお願いします。 最後の4つ目なんです
が、学校と警察
が速やかに連携を取れたときに、すごく対応
がしやすくなるっていうのはいろんな自治体や他の学校でも聞いたりし
ているんです
が、先ほど何か
あったら連絡
があるていうことをお聞きしたんです
が、何か
ある前にその情報もしくはなかなか子供
が正直に言えないと思うんですね。そういったのをいち早く分かるためにもどうだろうかということで少し考えたんです
が、教育長いか
がでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 松畑教育長。
◎教育長(松畑煕一君) ありがとうございます。いじめ問題などにつきまし
ては、大変実態としては多様なといいますか、非常に深い複雑な面もかなり含んでおりまし
て、あまり簡単に対応
ができないようなところ
があり、あるいは教師もいろいろの面から見
ているにしろ、それこそ一人の教員
が40人前後も同時に、あるいはいろいろな業務も
あったりし
てなかなか行き届かないようにところ
がありますので、そういうものはしっかり対応できるような体制をまだまだし
ていかなきゃいけないと思っ
ております。 だから、いろいろ問題
が起きたときに相談すべき、もう少し警察などとも連携を取りながら相談をし
て、もうどうしても学校内で何とか解決しようという内向き志向になり過ぎる傾向
が一般に学校の古い体質といいますか、いい意味でも悪い意味でもございますので、それを乗り越える努力をお互いにし
ていかないと、全ての問題に機敏に適正に対応することは難しいだろうというふうに思いますので、そういうものをいろいろな事例に応じ
てもう少し対応
が十分でき
ていくような体制を整うように努力したいと思っ
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございます。 少し提案的なことになっ
てしまうかもしれないんです
が、現在の警察の方、60歳で定年ていうことでは
あります
が、その方々をっていうとおかしいんです
が、60歳で定年され
ても65までは任用採用的な感じでそれに関わるところに働かれるかと思うんです
が、その後65からでまだまだ元気だし、いろんなことを、ノウハウも
あるしっていうことになればそういった方を採用というか、来
ていただくっていうような、これもシステムになるのか、それともそういう配慮というか、少し分からないんです
が、どういった考えか、そういったことも
ありかなっ
ていうので分かれば教え
ていただきたいんです
が。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 実は、岡山県警から60で退任された方を備前市は常に1名採用し
ておりまし
て、1階のところで業務をし
ていただい
ております。県警のほうも切れ目なく御紹介をいただい
ておりますので、専門的なことにつきましてはOBのその備前市の任用職員と地元の備前警察署と常に対応し、また学校教育現場と教育委員会とそのような形で仕組みとしては私出来上がっ
ていると思います。1名
が少ない、2名
がいいとかという問題は別にいたしまし
て、その辺は従前と比べまし
て改善、人的な改善は進めさせ
ていただい
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 丸山議員。
◆2番(丸山昭則君) ありがとうございました。 以上で終わります。ありがとうございました。
○議長(守井秀龍君) 以上で丸山議員の質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 会議中途です
が、感染症対策のため、この際暫時休憩いたします。 午前10時53分 休憩 午前11時10分 再開
○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、内田議員の一般質問を願います。 4番内田議員。 〔4番 内田敏憲君 登壇〕
◆4番(内田敏憲君) それでは、通告に従いまして質問をさせ
ていただきます。 大きな項目で6点質問をさせ
ていただきます。 まず、1番目です
が、
東備港明石公共埠頭の移転についてお尋ねします。
東備港明石公共埠頭は、備前市にとって地域産業及び物流の要となる港で
あります。同港は、建設後50年近く経過し、老朽化
が進んで
います。近年は、中国からの入港船舶
が大型化し、満潮時を利用し
ての入港、また入港時の座礁事故など港湾作業の支障を来し
ていると聞い
ております。市としまし
ても、県当局、国に対して力強く移転の要望をし
ていただきたくお願いする次第です。 移転先は、ブルーライン片上大橋の外側に希望するもので
あります。移転されれば公害問題の解決、また跡地は海に面し
ており、備前市
が活用することによって魅力
あるまちづくり
が可能だと考えます。そんなことを考えますとわくわくする気持ちで
あります。市長の人脈を最大限発揮され、ぜひとも実現されますことをお願いしたいと思います。 そこで、2点お尋ねします。 1点目、県当局及び国に対して最近の要望状況はいかがですか。 2点目、直近の要望に対して県、国の反応及び今後の見通しはいかがでしょうか。 次に、2番目として安心・安全なまちづくりについてお尋ねします。 昨今、全国各地で強盗団
が発生し、不安を生じ
ていること
が新聞などマスコミで大きく報道され
ています
が、
いつ備前市で起こるか分からないと思います。備え
あれば憂いなしで今以上の安全対策をすること
が望ましいと考えます
が、物価上昇など生活自体厳しい中、個々に安全対策のための出費をすることは困難で
あります。 そこで、3点お尋ねします。 1点目、現在の防犯カメラ設置状況と、今後増やし
ていく予定は
ありますか、教え
てください。 2点目、新たな安心・安全対策を考え
ておられますか。考え
ていたら教え
てください。 3点目、提案です
が、壊れにくい防犯窓を設置あるいは取替えすれば補助金を出す。ただし備前市の業者に発注すればとの条件付です
が、ぜひとも御検討願えたらと考えます。よろしくお願いします。 次に、大きな3番目として
伊里共同調理場についてお尋ねします。 昨年、7月26日の臨時議会で学校給食共同調理場整備実施設計委託料
が可決されました
が、その後敷地内に
ある第2体育館を使用され
ている剣道及び空手の団体から第2体育館を残し
ていただきたいとの要望
がありました
が、要望された方
が今どのような状況か、大変気にされ
ています。そこで、現状と今後の見通しについてお聞かせください。 大きな4番目として、物価対策並びに経済対策についてお尋ねします。 さきの報道では、少し値上げ時期
が繰下げになるかもしれません
が、今のところ4月以降中国電力では一般家庭において平均31.33%、金額にし
て月額2,399円値上げされます。 また、食料品など生活に欠かせないあらゆるもの
が昨年から大きく値上げし
ており、備前市内でも生活困窮者
が大勢いらっしゃること
が予測されます。そのような中で、一人でも多くの備前市民に安心し
て生活できるよう市として応援し
ていただきたいと考えます。 現在、
マイナンバーカード取得によりポイント
が付与されたことは生活に大変助かったのではないかと思います。また、よかったわあとの声もたくさん聞い
ております。 話は少しそれます
が、先般某保険会社のサラリーマン、サラっと川柳入選100句
が発表され
ていました
が、幾つか紹介したいと思います。 「また値上げ 節約生活 もう音上げ」『小遣いも 「家族割だ」と 値引きされ』、家計
が苦しくなっ
ていることを反映され
ています
が、一方皮肉にも「物価高 食べる量減り 健康に」も
あるようです
が、いずれにしまし
ても市民の方
が少しでも笑顔で過ごせるよう、応援の対策を講じ
ていただきたいと思います。 一つの提案として、好評を博し
ている備前市電子地域ポイントに新たな付与をお考えいただければ生活困窮者をはじめ年金生活者の方々に対する物価対策、また事業者に対して経済対策にもなると考えますので、御検討いただければと思います。何か新たな方策をお考えでしたら教え
てください。よろしくお願いします。 大きな5番目として、少子化並びに人口減対策についてお尋ねします。 子育て支援、少子化対策、人口減対策については、昨日数名の議員
が質問し
ていました
が、対策の手法
がやや違いますので、質問させ
ていただきますことを御容赦願いたいと思います。 保険料や給食費、医療費などの無償化、また地元高校へ進学すれば助成金など子育てに優しい備前市
が人気を博し
ています
が、しかし現状の施策に甘んじることなく、違った角度から方策を考える必要
があるのではないかと考えます。 市長の所信表明でも最も優先し
て取り組むべき課題
が人口減少対策で
あると述べられ
ておりました
が、備前市の昨年の出生127人、死亡582人、転入1,010人、転出1,160人、転入転出の割合は転入
が微減で
あります
が、出生
がもう少し増えればと感じます。全国的には既婚者は1.9人出産し
ているそうです
が、未婚者
が増え
ているから子供の数
が減少し
ているので
あります。これらを解消し
て好転させる方法はすぐ見つかるものでは
ありません
が、一つ一つ地道なことを積み重ね
ていかなければならないのではと考えます。 先ほどの数値から出生数を増やすためには当たり前のことです
が、未婚率を減少させる、そのためには結婚する人を増やさねばならないわけです
が、一つの方策として結婚し
てもらうことを考える課、あるいは係を設置し
てこのことに特化し
て地元の旅館などを活用し
てお見合いなどのイベントをするとか、結婚され
て備前市に住んでもらえば例えば5年間市民税免除とか、また転出した方にアンケート、これは恐縮です
が、市職員のみでもいいと思います。何かしらの答え
が見え
てくると思います。 また、近くに公園
がない、図書館
がない、お店
が少ない、遊ぶところ
がない、食べるところ
がない、これでは転出し
ても仕方
がないのではないでしょうか。これらを一つ一つ解決せねばならないのでないでしょうか。このことについて対応し
ていく必要
があると思います
が、新たな少子化対策、
人口減少対策をお考えでしたら教え
てください。 最後に、大きな6番目として
ふるさと納税についてお尋ねします。 8月の定例会でも11月の定例会でも質問をさせ
てきました
が、目標は達成せねばならないという考えから再々度質問をさせ
ていただきます。 10月の視察に引き続き、この
ふるさと納税で成果を上げ
ている市を参考にいたしたく、1月に同僚議員7名で福岡県久留米市を訪問し
て勉強をし
てまいりました。ブリヂストンの発祥の地で
あることから、ブリヂストン関連企業の電動自転車、ゴルフボールなどの返礼品
が人気を博し
て多額の
ふるさと納税を集めること
ができたそうです
が、その後総務省の返礼割合の引下げによって一時苦戦したとのことです。今は地元で生産し
ているシャワーヘッドやイチゴ等の返礼品を全面的に出すとともに、PRの窓口としてさとふるや楽天の
ふるさと納税を中心に、また令和4年からはau PAY、ふるさと本舗、
ふるさと納税百選を追加したそうです。 納付額は1万円、5件程度される方
が多いそうです
が、担当者の方
が最後に言われたの
が多く集め
ている町はトップも職員も事業所も動き
が違うとのことでした。そのようなことから、当市も参考にし
ていただき頑張っ
ていただきたいと思います。 取扱事業所、取扱返礼品も増やす必要も
あるのではと思います。このことも広報紙を活用し
て御案内し
てみ
てはいかがでしょうか。いずれにしまし
ても、目標を達成し
ていただきたいと考え
ています。 そこで、3点質問をさせ
ていただきます。 1点目、昨年1月末現在での実績と今年1月末現在の達成額を教え
てください。 2点目、今後の見通しを教え
てください。 3点目、兼務担当者の成果を教え
てください。 以上、答弁のほどよろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) それでは、内田議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、1点目、岡山県への要望についてで
あります
が、明石公共埠頭
がある東備港は岡山県の管理港湾で
あるため、今年度も岡山県に対し移転について第1の要望事項として行っ
ております。 また、昨年8月には国土交通大臣に直接お会いをし、移転についての要望も行っ
ており、今後も備前市の産業各般を考えますと大変重要な施策の一つでございますので、引き続き要望を行っ
てまいります。 2点目、今後の見通しについ
てで
あります
が、明石公共埠頭の移転に伴う事業は大規模になるため、関係機関との協議等に時間を要することになります
が、備前市の将来にとっては大変重要な課題で
ありますので、引き続き関係機関と連携し、移転について協議を継続し、地域住民の健康問題、環境問題をできる限り早く是正をし
ていく所存でございます。 2番、1点目、実は私ごとで
あるんです
が、昨日晩不明な電話
が十数件、夜10時過ぎから朝方まで
ありました。本当に家内共々今関東で発生し
ております変な電話かなあ、あるいはほかの件かなあ、一切不審メールでございますので、録画をすることはできませんでしたけども、そのようなこと
が昨日本当に突然起こりました。 そういうことを含め
て1点目、お答えをいたします。 防犯カメラの増設等についてで
あります
が、令和5年1月末時点、防犯カメラを106か所、125台設置し、管理し
ております。 主な設置場所といたしまし
ては、駅のロータリー、交差点付近、通学路、学校周辺など公共の場に設置し
ております。今年度は、岡山県子ども見守り防犯カメラ設置支援事業補助金を活用し、学校周辺や通学路にLED灯つき防犯カメラ21台の増設を進め
ているところで
あります。 今後、増やし
ていく予定につきまし
ては、必要な場所
がありましたら備前警察署などの意見を聞きながら素早く対応し
てまいりたいと考え
ております。 2点目、3点目についてで
あります
が、令和2年度より特殊詐欺等の被害防止を図るため、被害を未然に防止するために有効な機能を有する機器購入の一部補助2分の1までで5,000円で
ありますけども、令和5年度にはこの制度設計を1つ上げまし
て5分の4、2万円という基準を設け
てでき得る限り多くの皆さん方の家庭にこのような被害防止の電話機を一日も早く設置し
ていただきたいと思っ
て、重大な事故の未然防止につながればと思っ
ております。 東京での各種強盗殺人事件等につきまし
ては、決して都会だけの話ではないとこう思っ
ておりますので、市民の皆さん方にも再度御協力をお願いし、この補助金を使っ
て安全をまず守っ
ていただきたいと思っ
ております。引き続き岡山県、警察、各種防犯団体と連携し
て防犯パトロール活動や防犯啓発活動に取り組むとともに、新たな取組につきまし
ては住宅等の防犯設備などを設置する防犯対策に係る補助制度をより一層充実し、市民一人一人の防犯対策に取り組めるよう環境を整備し
てまいります。 4番、1点目、物価対策、経済対策のための備前電子ポイント付与についてで
あります
が、昨今の物価高騰等を踏まえ、生活困窮者や年金生活者等の方々に対し、財源を考慮しながら備前市電子地域ポイントを活用した支援の実施に向け
て備前市は多くの政策を令和5年に考え
ております。 一部を申し上げますと、転入、居住に対しまして4,340万円、結婚に対しまして912万2,000円、妊娠に対しまして914万1,000円、出産に対しまして1億4,561万7,000円、こども園対策につきまし
ても1億4,900万円、住宅新築リフォームにつきまし
ても6,500万円、小学校に対する補助金として1億6,167万2,000円、中学校に対しまして9,351万1,000円、高等学校、大学、就職に関しまして4,900万円、環境整備につきまし
て1,042万4,000円、その他2,230万円で7億5,610万7,000円を今年度予算を計上し
ております。 これらの対策を通じまして物価対策、あるいは経済対策、あるいはデジタル田園都市備前としてのIT化、あるいは市民の皆さん方に
マイナンバーカードを活用した本当に将来の備前市のビジョンというものの元年として市民の皆さん方にこれらの多くの補助事業を
マイナンバーカードを使っ
て活用し
ていただければ双方
がお互いによくなるんじゃないかと。そして、備前市のほうも合理化になっ
て市民の皆さん方のサービス
がより増えるんじゃないだろうかと思っ
て、思い切った財政支援を今年度し
ておるわけでございます。どうぞ御理解を願いたいと思います。 また、6月以降はその時期時期に合った高齢者の政策を重点に考え
ていきたいと思っ
ております。特に、国民年金だけで過ごし
ておられます高齢者の方、この時期大変なことだと思っ
ておりますので、3月末で令和4年度の事業
がまとまりましたら6月の議会にそのような高齢者対策としていろんな施策を行っ
ていきたいと考え
ておりますので、その節もよろしく御協力をお願いしたいと思います。 5番、1点目、現在行っ
ている施策についてで
あります
が、施政方針でも述べさせ
ていただきました
が、本市の最も優先し
て取り組むべき課題は人口減対策で
あると認識をし
ております。特に、本市においては転出者の多数
が20代から30代で
あり、この子育て世代の転出
が子供たちの転出と出生数の減少を誘引し
ていると考えられます。このことから、これら子育て世代
が転出することなく本市へ住んでいただけるよう、結婚、出産、子育てのライフステージに切れ目のない支援策を講じ
ていっ
ております。 先ほども申しました
が、例えば引っ越し費用などの新生活に係る費用の補助、出産時には新たに備前市で10万円の祝い金の支給、子育てではゼロ歳から18歳までの医療費無料等
が当然この中に入っ
ておるわけでございます。 これらに加え
て、令和5年度からは議員御承知のように小・中学校の児童・生徒に対しまして土日、祝日及び夏休み等の長期休暇中を含む365日分のお昼御飯代を支援する取組や、保育施設を利用せず在宅で育児し
ている保護者の支援月3万円でございますけども、に取り組むこととし
ております。 また、転出者へのアンケート調査によると、その原因
が就職、結婚、転勤に次いで利便性や住環境を転出理由とし
ている世帯
が存在することから、議員御提案のとおり公園や図書館などの整備と併せ
てデジタルの恩恵を市民に届ける取組により、子育て世代を含む全ての市民
が備前市に住んでよかったと実感し
てもらえるような
スマートフォンの配付等も今年度大きな事業の一つとして行う所存でございます。 2点目、お見合い課の創設についてで
あります
が、日本での社会的な実態として結婚
が出生の前提となっ
ていることを踏まえますと、結婚を希望する方
が持たれ
ている結婚への障壁を取り除くこと
が重要で
あると認識をし
ております。 この結婚への障壁については、県民意識調査では適当な相手に出会わないためとの回答
が男女共に6割を超え
ているとの報告も
あります。これらのことを踏まえ
て、本市では担当課
が他自治体共に連携し
て広域的な出会いの場を提供する婚活イベントに取り組んでおります。今年度は残念ながら3回の開催で18組のカップル
が成立し
ております
が、次年度においては市独自のイベントを計画するなど、開催する回数を毎月にでもできないかということをもう既に指示をし
ております。さらなる出会いの場を提供する取組に励んでまいります。 また、岡山県
が開設したおかやま縁むすびネットの登録料
が令和5年度は無料になると聞い
ておりますので、市内企業者に周知を図り、結婚を希望する若者を支援し
てまいります。 なお、議員御指摘のとおり成立後のカップル
が結婚し、備前に居住し
てもらうこと
が最も重要で
あり、カップルに備前市を選んでいただけるよう子育て支援や移住・定住の促進制度等の充実をさらに図りながら、魅力
あるまちづくりを引き続き進め
てまいりたいと考え
ております。 私のほうからは以上で
あります。
○議長(守井秀龍君) 梶藤
総合政策部長。 〔
総合政策部長 梶藤 勲君 登壇〕
◎
総合政策部長(梶藤勲君) それでは、私のほうからは6番、
ふるさと納税についてお答えいたします。 1点目、昨年1月末の実績と今年1月末現在の達成額についてで
あります
が、
個人版ふるさと納税の実績として令和4年1月末の時点で2億6,781万8,500円で
あったのに対し、令和5年1月末では2億9,805万3,900円となっ
ております。 また、企業版
ふるさと納税の実績として令和4年度1月末の時点で2,710万円で
あったのに対し、令和5年1月末は9,880万円となっ
ております。 個人版と企業版の
ふるさと納税を合わせると、令和4年1月末
が2億9,491万8,500円、令和5年1月末は3億9,685万3,900円となり、1月末時点での比較をすると令和5年は1億193万5,400円の増額となっ
ております。 2点目、今後の見通しについ
てで
あります
が、今年度も残すところ1か月となっ
ております
が、各
ふるさと納税サイトでの返礼品画像の見直しやダイレクトメールの送付、また関係企業様に対して御支援のお願いを行うなど、全庁を挙げ
て寄附金確保に向け最善を尽くし
ているところで
あります。 また、来年度に向け
ては魅力
ある新たな返礼品開拓や掘り起こし、ブランド化などを推進するとともに、プロモーション業務の強化や受付サイトの企画、制作など、
ふるさと納税に関する専門的な事業者への委託も検討し
ているところで
あり、さらなる寄附額の増収に向け
て挑戦し
てまいります。 3点目、兼務担当者の成果につい
てで
あります
が、新たな返礼品のアイデア出しや市外の親族等への声かけ、また各所属で関係の
ある企業様への声かけなどを行っ
ております。引き続き、全庁を挙げ
て寄附金の確保に努め
てまいりますので、議員の皆様にも市外の親族や御友人などへ寄附に関するお声かけをいただくなど、御協力をよろしくお願いいたします。 以上で私の答弁を終わります。
○議長(守井秀龍君) 石原
教育振興部長。 〔
教育振興部長 石原史章君 登壇〕
◎
教育振興部長(石原史章君) それでは、私から3番、
伊里共同調理場についてお答えいたします。 1点目、現在までの進捗状況につい
てで
あります
が、現在は様々な整備方法の中から最善かつ身の丈に合った方法を選択するため、プロポーザル方式による設計業務委託を検討し
ており、準備
が整い次第実施予定とし
ております。 なお、伊里小学校の第2体育館につきまし
ては、解体撤去をすることなく共同調理場の整備を行うこととし
ております。 次に2点目、今後の見通しについ
てで
あります
が、令和5年度において設計を完了の上、その結果により工事費を予算計上し、令和6年度中の工事完了を目指し
てまいります。 私からの答弁は以上でございます。
○議長(守井秀龍君) 再質問は
ありますか。 再質問に入ります。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) それでは、幾つか再質問をさせ
ていただきます。 まず、第1点目の
東備港明石公共埠頭移転の件で
あります
が、この件につきまし
ては岡山県には水島港も
あり、もう大変私も普通に考え
て厳しい条件では
あると思っ
ております
が、私は吉村市長ならできるんじゃないかなという気持ちも持っ
ておりますので、また1年後には1ミリでも2ミリでも前に進んだことをお聞きできるようにと思っ
ております
が、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 私
が前の期に市長就任し
て早速備前県民局、知事とのトップ会談にも第1の議題に上げ
てやっ
ております
が、当時は残念ながら水島港はこれは岡山県の一番大きな港の出入りの場所で
ありました。次は、新岡山港
がどのような形で整備されるかというところ
が大きな壁で
あろうかと思います。いずれにしまし
ても、これだけの耐火物材料を積んだ船
が毎日何隻も就航し
てき
ておるわけで
あります。しゅんせつだけで終わるのではなしに、環境問題も考えますと議員御案内のような備前大橋の東側に入港地
ができれば、それからすぐにブルーラインにトラック
が上がっ
ていくということで、大変東備については大事なこと、または事業者にとってもすぐにブルーラインに上がっ
てその搬送時間
が短くなるわけでございますので、これは備前市の市政としてこれからも第1に国、県に要望し
ていきたいと思っ
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) 本当にあそこへ移転すれば備前市は大きく変わると思いますので、引き続き粘り強く、力強くお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 次にお願いいたします。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) 2番の安心・安全なまちづくりについても非常にいい御答弁いただいたんです
が、もっともっとすることによって抑止力になると思いますので、引き続きさらに何か、あまり費用
がかからない範囲内でいろんな御検討をお願いできたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(守井秀龍君) 次もお願いします。
◆4番(内田敏憲君) それから、すいません。3番目の
伊里共同調理場につい
てで
あります
が、今石原部長から私
が思ったとおりの御答弁をいただいたんです
が、実は要望
が昨年の10月に出
ておると思いますんで、要望者に対しては今のようなことを話せる範囲で御答弁いただければ、より親切じゃないかなという気
がし
ておりますので、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 石原
教育振興部長。
◎
教育振興部長(石原史章君) 議員御指摘のとおり、御利用され
ている団体、2団体から要望書をいただい
ております。早速、本日にも御連絡を申し上げ
ていきたいというふうに思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) よろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) 続い
てお願いいたします。
◆4番(内田敏憲君) それから、4番目の物価対策並びに経済対策についてということで、今市長のほうからも6月頃を目途に年金者の方にも考え
ていきたいという御答弁いただいたんです
が、ぜひともこれは本当実行し
てもらいたいなと。 それで、私自身はもちろん個人年金の方は非常に少ないというのは分かっとんです
が、厚生年金も今は少ない方も結構いらっしゃいますので、金額は少し下がっ
ても一人でも多くの方にそういったところ
が届くようにお願いできればと考えます
が、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) そのためにも高齢者の皆さん方にもプッシュ型で
マイナンバーカードを取得し
ていただい
て、受取口座等を開設することによって実は一日も早くこの条例
が通りましたら私はいけるんじゃないかと。問題は、3月末における余剰金
が半分は財政調整基金のほうへ積み上げ
てまいりますので、その残りをどのように使う
ていけるんかと。その中で、高齢者の厚生年金も取得し
ている方はもちろんでございますけども、まず国民年金だけの方についてはこれだけの物価高、あるいはエネルギー高でございますので、一日も早く国の政策を待つまでもなく、備前市民の高齢者の生活を守るのは我々の仕事でございますので、一日も早くその数字
が出た時点で予算を組ませ
ていただき、6月議会には議員の皆さん方に御提案できるというふうに考え
ております。一日も早くやっ
ていかなきゃならないと思っ
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) 私は先ほど結婚する課とかというお話をさせ
てもらったと思います
が、昔はよくおせっかいおばちゃんというと言葉
が悪いか分かりませんけど、おばちゃん
がお見合い、仲人をする方
が結構昔は
いたかと思うんです
が、そういった方の発掘というんか、結婚する課、結婚する係を設置し
て、各地区にそういった方を委嘱できるような形でそういったおばちゃん独特のうまいところ
がありますんで、そこらの方をお願いしながら一人でも多くの方の結婚を成立させるようなことにし
ていければという考えを持っとんです
が、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 私ら
が若いときにはもうそら当たり前で、仲人さん
が両側に座っ
て、それから真ん中に新郎新婦、その仲人さんの外側に新郎新婦の御両親というの
が一つの形でございましたけども、今は人前、神前結婚式というんですか、仲人を入れないでカップルの方
が友人、知人を呼んで披露宴をされます。 世の中は本当に大きく変わっ
てき
ております
が、そのような男性でも女性でも一つ御紹介する仕組み
があればこれにこしたことはないと思います。まだまだ備前市
が官製でこういうことをやるの
が効果
が上がるかどうか、地域におられる方々にお願いをし
て、そして出会いをつくっ
ていただく、そのような形
が本当に一番いいことだと思います。 そういう出会いのできることを広域的にやっ
ていったほう
が、備前市という地域の中だけでやりますとこの人はこういう人を今求め
ているということ
が分かっ
て話
がまとまらなかったときに、またいろんなまた問題
がありますので、できる限り広域で、そして話
がまとまれば備前市で住んでいただくと。その辺のやり方というのを新しいスタイルで考え
ていけば新しく出会い
があり、そして結婚をする、備前に住んでもらう、お子さん
が生まれる、一元的な流れでいろんな助成、補助をし
ていけるんじゃないだろうかと。 備前市の補助、助成は多分岡山県下でも負けないぐらい実は
あるんです
が、なかなかそれをPRすること
がどうも市にとっては不得手のようなことでございます。他市に負けないように備前市のいいところはどんどんどんどんやっ
ていけばいいんじゃないかと思っ
ております。新しい体制
が4月1日からまた機構改革で生まれ
てまいります。新しい幹部の皆さん方にはその点もよくお願いをし
て、アフターコロナ、ウイズコロナの中でそのような新しい備前市の息吹
が大きくなるように、人口減対策というよりも人口増につながるような子育てから出産までも含め
て一生懸命やっ
ていきたいと思いますので、議員各位におかれまし
ても御支援をお願いしたいと思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) 最後もう一点、
ふるさと納税につきまし
ては私は特にこれはこだわりを持っ
ておりますので、何
が何でもまた目標を達成しないといけないという気持ちでおります。 そういう中で、私自身
が思うの
が市の職員は利他の精神を持っ
て世のため人のため働くこと
が働きがいを持った考えになるんじゃないかと思っ
ております。 そういう中で、日頃の業務は当然し
ていかなければなりませんけど、市職員全員
が少しでも
ふるさと納税については集め
てやろうという方向に向くように、向い
ているんでしょうけど、さらに向くように、これは市長のリーダーシップあるいは梶藤部長のリーダーシップになろうかと思います
が、さらに増やし
ていけれるようにみんなで頑張っ
ていきたいというふうに思っ
ております。 お金
があればいろんなこと
ができ
てくるわけで
ありますんで、幾ら理想を言っ
ても金
がなけりゃ何も物事
が前へ進みませんので、さらに頑張っ
ていただきたいというふうに思っ
ております
が、これお願いになりますけど、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) もう全く同感でございまし
て、備前市に入るお金は市税しか入らないんです。市税は全て法律で決まっ
ておるんです。ですから、それ以上は一応入らないんですね。ですから、今年度も当初予算に皆さん方出し
ているようにマイナスで人口減の中でコロナ禍で市税
が大きく飛躍することはないんですね。 その中で、どのような税収を考えるかといいますと、もうこの
ふるさと納税しかないんです。
ふるさと納税は、これはもう正直言う
て地域でそれぞれブランド化をし、そして個人版も
あるし、一昔前は企業版は6割、法人税の6割でした
が、今は9割まで法人税
がふるさと納税の企業版として国は認め
ておられるんですね。私もいろんな勉強会に参りますけども、総務省の人はこれをよく活用し
てもらいたい、都会の人は減るからあまり反対なんでしょうけども、地方はこれ
が一つの力比べなんですね。 この間も沖縄へ参りまし
て、
ある町の市長さん
が三十数億円から八十数億円で、今年度は80億円を十分超えるだろうと。50%
が益金
があるわけですから1年に40億円も入っ
てくるというのはすごいことだなあと思っ
ております。 これは私も一生懸命やります。副市長も一生懸命やります。市の職員も一生懸命やります
が、お願いするのは市長部局だけではなしに市民皆さん方
が友人、知人
が市外におられるわけでございますので、市外の方に何かのお電話
があったときに
ふるさと納税、備前市に頼みますと。もちろん担当課はいろんなメニューをつくっ
て、すぐに
あるものと予約制で夏、秋にお送りするものといろんなこと
がありますけども、そのブランド化をまず確立をし
ていっ
て、いいところはまねしする、これに尽きるんじゃないかと思っ
ております。 特に、今年度また基金の創設をお願いし
ておりますので、企業版につきまし
てもこの2月にも地元の大きな耐火れんが会社
が数百万円の
ふるさと納税を先週あるいは先々週し
ていただいたばかりでございまし
て、一つ一つみんなで、あるいは市長を先頭に立っ
て企業版についてはこれまで以上に努力し
てまいりますので、議員の皆さん方も多くの知人、友人を持っ
ておられますので、ぜひとも企業版も含め
て備前市の返礼品、もっともっとアイデアを出せということで
あれば、またアイデアも教え
てもらいながら担当の者
がアイデアを出しますので、どうぞ御支援のほどよろしくお願いをしたいと思います。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 内田議員。
◆4番(内田敏憲君) それでは、増やすこと、あるいは増えることを御期待申し上げまし
て、私の質問を終わります。
○議長(守井秀龍君) 以上で内田議員の質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 会議中途です
が、この際暫時休憩いたします。 午後0時00分 休憩 午後1時00分 再開
○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、土器議員の一般質問を願います。 14番土器議員。 〔14番 土器 豊君 登壇〕
◆14番(土器豊君) それでは、通告に従いまして一般質問をさせ
ていただきます。 市長の備前市に対する取組について。 吉村市長として行いたい新規施策は十分に議会に説明し
ていただきたい。議員の方から市長は思いつきでいろいろな施策をやっ
ているという形のことのお話
があります。 何点か例を挙げます。決して思いつきではないということで何点か例を挙げます。 前回の任期中に久々井の運動公園周辺に宿泊設備の建設を久々井の区長と一緒に要望に来ました。その折、要望したときにすぐ書類を1年半前から考えとるという形で書類を出されました。残念ながら議会で採択にならなかったですね。もし採択になっ
ていれば、プレーパークの関係で成功しとったのではなかろうかと思います。 また、平成27年1月の下旬に市長と区長、の三国の区長と、それから地域おこし協力隊員と意見交換会をしました。当時備前市の
ふるさと納税額
が300万円のときに市長のほうから話
があったんです
が、北海道の自治体で5億円納税し
ている自治体
があり、現在研究をし
ている最中で
あると話をされました。その後、9月頃から集まり、25億円を超える
ふるさと納税が集まりました。 経緯
があり、大きな施策を手がけ
ています。今後も経緯経過を含め
てその熱意を議会、議員に伝え
ていただきたいと思います。 2番目、
備前中学校区における小中一貫校について。 小中一貫校として伊部小学校の1年から6年生と西鶴山、香登、片上、東鶴山小学校の5、6年生を同様に備前中学校に移転できないか。5、6年生を集めることで、大人数でクラブ活動やクラス替えを経
て早い段階から備前中学校になじむこと
ができると思います。 平成28年頃伊部小学校なんです
が、生徒なんです
が、2号を渡る生徒は150人、そして北側へおる生徒100人でした。それから、久々井からマイクロバスで来
ていました。そして、令和4年、2号を渡る子供は181人、それから北側におられる方101人です。それから、久々井の生徒、大体今伊部小学校はたしか304人か5人じゃったと思います。参考に聞い
ていただけたらと思います。 それから、各学校の空き教室の活用方法として例えば例に挙げるんです
が、香登小学校を例にすると備前小学校を香登校舎としてこども園、それから高齢者の憩いの場、サロン等
が入ること
ができないか。当然香登小学校の1年生から4年生まで残っ
ているわけですから、こども園、それから小学校の1年から4年生まで、そして憩いの場、サロンですね。 校舎は就学前の低・中学年の園児や児童
が地元の高齢者と集う場を設けることにより、地域に根差した活動を行うこと
ができます。また、高齢者も子供、園児と触れ合うことにより、元気で長生きをするのではないでしょうか。 公共交通について。 市役所の前のバス停をはじめ市内各地のバス停について、できるだけ上り線と下り線を同じ位置にすることはできないでしょうか。 私は公共交通を時々利用するんです
が、来るときにはいいんですね、市役所のすぐ降ります。でも、帰るときには反対に
あったほう
がいいんですね、便利
が。たまに時間
がぎりぎりのときに乗れないとき
があるんですね。そういうことで反対側に停留所はできないかということです。 それから、お医者バスを復活できないか。以前伊部の町の中を通っ
て備前病院にも行っ
ていました。その延長で香登、西鶴までお医者バス
ができないでしょうか。 今、備前病院は伊部では人気
が悪いんですね。しかし、香登の人、それから西鶴の人は割と人気
がいいんじゃなかろうかと思います。そういうことで、備前病院へ行けるような形でバスの運行
ができないでしょうか。 4番目、備前市自治会協議会について、合併から18年立っ
ています。見直しをという形で意見を述べさせ
ていただきます。 現在、備前、日生、吉永ブロックの協議会に分かれ
ている備前ブロックを西地区、
備前中学校区と東地区、伊里地区、三石地区に分けること
ができないか。備前ブロックの規模
が大き過ぎます。そういうことで分けること
ができないでしょうか。 2番目、西鶴山地区と香登地区を一つの協議会にできないか。例えばデマンドタクシーの移動についても西鶴山、香登
が一緒になったら便利
がいいし、備前病院までデマンド
が行くようなったらいいかと思いますんで、意見を述べさせ
ていただきます。 それから、区会助成金について地区割りと世帯割の合計
が助成されるようになっ
ています、伊部地区の地区割りを見直し
ていただけないか。小学校
があったときには、例えば当時決めたときには吉永には3つの小学校
がありました。それから、日生には4つの小学校
があった。ただ、伊部の場合は1つの小学校ですね。今、だから日生と比較させ
てもらいますと日生は4、地区割り
がね。それから、伊部は1つ。人口は200人ほどしか違いません。そういうことで、伊部地区は地区割りを2にし
てもらえないでしょうか。 それから、自治会の代表で役員
が相談、要望やいろいろ計画報告、市民協働課へ来庁した際の相談室を設けたらと思います。私は26年に選挙落ちたときに、まだ落ち
ても伊部の自治会の協議会の会長をし
ていました。市役所へ来
て初めはよかったんですね。議員のときにはいいんじゃけど、落ちた後来たんです
が、最初は部屋は
ありませんでした。だけど、簡単な部屋をつくっ
てもらったんですね。そういうことで、来
て、自治会協議会の役員の方
が来たときに休める、あるいは相談する部屋
があったらいいんではなかろうかと思います。 この2月21日に
自治会連絡協議会の総会
がありました。済んだ後、連合会の会長と相談するという形でも部屋
がなかったもんですから、6階に上がっ
て応接を使わせ
てもろ
て話をしました。そういうことで、ちょっとした部屋
があったほう
がいいんではなかろうかと思います。 池、調整池の土砂の撤去、伊部地区の片口グラウンドの調整池の土砂を撤去し
てほしいと。今満杯になっ
ていると思います。そして、ため池の手前に土砂だまりを2か所から3か所設置し
ていただけたら年に何回かの掃除のときにその土砂を撤去すること
ができます。そして、また同時に伊部の下り松の堂前池及び平池も同様に土砂の撤去をお願いします。 以上で一般質問を終わります。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) それでは、土器議員の質問に順次お答えをいたします。 1番、市長の備前市に対する取組につい
てで
あります
が、自分
が行いたい施策は十二分に議会に説明し、その熱意を伝え
てほしいとの御要望で
あると認識をし
ております。 本定例会初日の施政方針演説の中でも申し上げました
が、愛する我が町備前市を次の世代へ引き継いでいくために、最も優先し
て取り組むべき課題は人口減対策で
あります。この先送りのできない課題に対し、私は市民
が誰一人取り残されないという信念の下、揺るぎない覚悟と先を見通すビジョンを持っ
て備前市に住んでよかったと実感し
てもらえるよう政策を立案し、市政を推進し
てまいりたいと考え
ております。この思いを議場や地域での会合の場で自らの言葉を持っ
て伝え
てまいります。議員の皆様の御理解とより一層の御協力をどうぞよろしくお願いいたします。 2番、
備前中学校区における小中一貫校についてで
あります
が、御提案いただきました
備前中学校区の5年生、6年生を集め
ての小中一貫校という手法については既に他県で実施し
ている自治体も
あることから、一つの在り方としてメリット、デメリットを検討するなど、今後の参考にしたいと考え
ております。ありがとうございました。 また、空き教室の活用方法につきまし
ても、児童と高齢者
が集う複合施設を含め全国に多くの先進事例も
あることから、それらを参考にし、より本市に適切な活用方法を検討し
てまいります。 3番、公共交通につい
てで
あります
が、各バス停を上り下り同じ位置にできないかについては、バス停の設置は警察や道路管理者と安全面や車両制限令を基に協議を行っ
ています。設置場所に十分な広さ
があり、安全
が確保できれば設置も可能と考えられます
が、これらの意図するところへの設置はなかなか難しいの
が現状で
あります。 次に、お医者バスとして西鶴山地区及び東鶴山地区への延長復活については、備前病院から香登地区の生活道路を通り西鶴山地区に行くには道路幅員
が狭小な箇所
が多く、関係機関との協議では残念ながら安全
が確保できないことから運行を断念したところで
あります。今後も市民のバス活用
ができるバスの利用形態を考え
ていきたいと思います。 瀬戸内市も9路線というバス路線を開設し
て市民の利便性の向上につながっ
ております。私どもも地域と連携をしながら高齢者のバス利用
がより活発にできるように、路線は常に見直し
ていかなければならないと考え
ております。 また、皆様の要望に沿った路線バス運行にも逆に言いますと限界
が来
ておるわけでございますので、新たに交通手段としてデマンド型乗合タクシーの実証運行を行いますので、その効果を見守っ
ていただきたいと存じます。 4番、
自治会連絡協議会についてで
あります
が、1点目、備前ブロックを西地区と東に分けることについては
自治会連絡協議会の中で審議し
てまいりたいと考え
ております。 2点目、西鶴山地区と香登地区はそれぞれ活動され
ている独立した1協議会で
あり、独立した活動を行っ
ている地域住民の団体ですから、地域住民の意向
が重要と考え
ております。 また、デマンドタクシーの移動エリアは小学校区での設計ですので、協議会の地区とは別で
あります。 3点目、区会補助金につきまし
ては、現在も
自治会連絡協議会役員会の審議に基づき改善に取り組んで
いるところでございます
が、合併後平成23年度に地区割りと世帯割の単価調整を行い、その後も必要に応じ
て調整を行っ
ています。公正、公平な配分となるようこれからも努め
てまいります。 4点目、来庁した際に相談室を設け
てほしいということについては庁舎内の相談室の数の限りはございます
が、できれば事前に御連絡いただければ相談室の確保に努め
てまいりたいと思います。 5番、池、調整池の土砂の撤去についてで
あります
が、伊部地区片口グラウンドの調整池の土砂撤去につきまし
ては、地元からの要望による堆積し
ている土砂等から発する悪臭対応
が目的で
あり、土砂を撤去することにより悪臭
が解消されると考えられるもので
ありました。 調整池につきまし
ては、市
が管理する普通河川新池川の一部で
あることから、河川を管理する関係課と情報共有し、今後定期的に現地調査を行いながら適切に対応し
てまいりたいと考え
ております。 次に、ため池の手前に土砂だまりを設置とのことでございます
が、ため池上流に土砂だまりを設置すると流入口の形状、大きさによっては河の道、河道ですね。河道
が塞がり、周辺への越水、水
が越えることです。越水
が発生するおそれ
があることから、ため池内の土砂撤去
が一般的な方法で
あると考えられ
ております。 次に、堂前池及び平池の土砂撤去については伊部地区のため池管理
が地元区会で
あるため、土砂撤去に係る費用について地元とも協議し、事業化したいと考え
ております。 私のほうからは以上で
あります。
○議長(守井秀龍君) 質問の遺漏
があれば議員のほうから指摘をし
てください。 〔「
ありません」と14番土器議員発言する〕 ないですか。 それじゃあ、再質問は
ありますか。 再質問に入ります。 土器議員。
◆14番(土器豊君) デマンドの件なんです
が、市長これを見
ていただけたらと思います。 西鶴山地区、それで香登地区ね。これ
が一つのエリアになっ
て伊部の病院、備前病院へ行けるようになればと思うんですね。香登の人、西鶴山地区の人は備前病院
が多いらしい、人気はいいらしいです。そういうことで、行けるような形をし
ていただけたらと思います。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 4月から実証実験として開始をいたします。一番大事なことは、特に高齢者の買物あるいは通院等の利便性の向上で
あります。できれば市営バスや公共交通機関を使っ
て目的地に行っ
てもらいたいんです
が、残念ながら備前市の形状からいきますとそういうわけにいきません。また、市営バスの路線も限定され
ております。今回、このような形でデマンドバス運行を計画し
ております
が、この実証実験によってさらなる高齢者、妊婦等、ハンディキャップの
ある方の利便性の向上は検討しなきゃならないと思っ
ております。 通院等につきまし
ても、一番大事なポイントとしてこれからの実証実験の参考でデータ
が出たら改善をしながらより多くの市民の方々に利用し
ていただけるように努力し
てまいります。その節にはまたどうぞよろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 土器議員。
◆14番(土器豊君) 片口のところの調整池の入る前の土砂だまり、そう大きい土砂だまりじゃなし、ちょっとしとけば、年何回か地区の方
が掃除するわけですから、そのときに土を取ったら中へ入るの
が減っ
てくるんじゃなかろうかと思うんです。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) よく分かっ
ております。もちろん重大な事故
が起こるというようなことで考え
ておるわけじゃございませんので、担当部署とその点につきまし
ても地域の協力
が得られればそれにこしたことはないわけでございますので、地域ごとに
ある課題につきまし
ては地域ごとに一つ一つ課題の解決をし
ていきたいと思っ
ております。御提案どうもありがとうございました。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 〔「ありがとうございました」と14番土器議員発言する〕 以上で土器議員の質問を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(守井秀龍君) 会議中途です
が、感染症対策のため、この際暫時休憩いたします。 午後1時24分 休憩 午後1時35分 再開
○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、山本議員の一般質問を願います。 8番山本議員。 〔8番 山本 成君 登壇〕
◆8番(山本成君) 通告に従って一般質問をさせ
ていただきます。 まず最初に、
デジタル地域通貨について。 今回の備前ポイント、私の知り得る限り好評です。特に、スマホを使い慣れ
ている子育て世代、若い世代にはわざわざ市役所に行っ
て面倒な手続をしなく
ても済むこと
が大きな好評の要因ではないかと思います。 私は、この備前ポイントは
デジタル地域通貨への最初の一歩と捉え
ています
が、日本において地域通貨は1999年発行の地域振興券
が着想のきっかけとなり、2000年代前半にブームとなりました。全国で発行された地域通貨の数は延べ650、現在稼働し
ているのは180程度です。 多くの地域通貨は紙媒体だったため、維持管理コストや利用者数の伸び悩み、偽造の問題などから廃止や休眠状態になるの
がほとんどでした。しかし、近年デジタル技術の進展、特にブロックチェーン、分散型台帳の技術の活用により、従来の課題をクリアした
デジタル地域通貨が登場し、再び注目を集め
ています。 法定通貨は、発行した国内で
あれば場所を問わず利用できます
が、地域通貨は地域の自治体や企業、NPO、商店街など
が独自に発行します。利用可能な範囲は地域及び期間も限定されること
が多いため、今ここでしか買えない購買心理を刺激し、地域内での経済循環を促す目的のため、無利子で資産価値をなくし
ているのも特徴の一つです。
デジタル地域通貨はスマホアプリを利用した地域通貨のため、スマホアプリにコミュニケーション機能を搭載すれば地域の情報を共有したり、住民同士でコミュニケーションを取ること
ができます。専用アプリを地域通貨として利用するだけでなく、地域プラットフォームとして活用できます。 また、
デジタル地域通貨は使用状況を簡単に収集できるため、通貨利用によって発生した経済活動はデータ化され、可視化すること
ができます。地域内における通貨の流れを把握することでデータに基づいたマーケティングリサーチ
が可能となり、経験則や他地域の成功事例の模範など根拠
が弱い施策ではなく、その地域に合致した客観的で具体的な施策を立案、展開することも可能となります。 そこで、お聞きします。 備前ポイント、備前市電子地域ポイントと記述され
ております
が、今のように市の側から一方的にポイントを供与するだけのツールなのか、それとも継続的に
デジタル地域通貨のような方向に向かうのでしょうか。私は、
デジタル地域通貨としていろいろな方向性で拡大し、継続し
ていただきたいと願っ
ております。御答弁のほどよろしくお願いします。 続きまし
て、自治体DXについて。 総務省は、2020年12月に作成された自治体デジタルトランスフォーメーション、DX推進計画を2022年9月国の国連施策のアップデートを踏まえ改定しました。政府は、改めて地方自治体と歩調を合わせ
て行政のデジタル化やDXを進める方針を明確にしました。新型コロナ禍によって浮き彫りになった日本のデジタル活用の後れは行政の分野でも顕著です。あらゆる人の生活や社会の在り方と密接に関わっ
ている行政サービスの変革をどのように進め
ていくのか、データやデジタルテクノロジーの活用を前提に、アジャイルに都度最適な行政サービスを勉強できるような組織構成、組織文化への変革や基盤整備に取り組まなければなりません。
マイナンバーカードもその一つだと思います
が、本市におかれまし
てDXで現在目指し
ている自治体DXの方向性はどのようなものなのでしょうか。 次に、地域商社について。 地方創生を実現するためには稼ぐ力
が重要なのは言うまでもなく、各地域は産業誘致や観光促進、移住促進など、あらゆる手段を検討し実行し
ています。地域商社の設立は、その1歩先を行く取組だと思います。 地域商社とは、地域の多くの関係者を巻き込み農産物などの地域の資源をブランド化し、生産、加工から販売まで一貫し
てプロデュースし、地域内外に販売する組織のことで
あります。 彼らは、一企業の代表者ではなく、地域全体の代表者として今まで販路に恵まれなかった地域商品やマーケットのニーズを捉えた新たな商品を生み出し、発信し、生産者の思いと消費者の望みを結びつけ
ている。その結果、生産者はつくることだけに専念すること
ができ、収入も上がるなど地域経済に好循環
が生まれる。地域商社は、地方創生の切り札になる可能性
があります。 そこでお聞きします
が、地域商社、海外販路を開拓する企業団体も存在します
が、地域商社による販路開拓は国内
が中心です。どのようなお考えで国内より欧州を販路拡大の場に選んだのでしょうか。明確なる御答弁お願いします。 続きまし
て、
国際バカロレア認定校とする取組について。 学校教育で令和5年度小・中学校の各教室に電子黒板を導入し、グループ学習に適した環境整備をするほか、児童・生徒用のデジタル教科書を全教科に導入する。また、子供の主体性、協働性を育み、学力と人間力の統合的発達を目指し探究学習を推進するため、全ての小・中学校を
国際バカロレア認定校とする取組を進めると
あります
が、国際バカロレアとは国際バカロレア機構
が提供する国際的な教育プログラムです。もともとは海外で普及し
ていた教育プログラムです
が、近年日本でも文部科学省
が普及を進め
ています。備前市内小・中学校全校で
国際バカロレア認定校を取得するのを目指すのは、かなりの英断だと思われます。
国際バカロレア認定校でのメリット、デメリットなどをかなりかみ砕い
て御説明ください。
伊部南大窯周辺整備事業について。 事業内容には伊部南大窯周辺用地を取得し、備前焼土ひねりのできる施設などを計画し、観光の推進を図ると
あります
が、端的にお聞きします
が、どこかモデルとなるような施設を参考にされるのでしょうか。 続い
て、
伊部東休憩所整備事業です
が、休憩所を整備する事業です
が、伊部地区は観光地で
あるのに休憩所やトイレ
が少ないと感じ
ておりましたので、賛成です
が、これは今現在伊部西地区に
ある伊部つながりの休憩所と同じようなものなのでしょうか。 私としては同じようなものだと面白くないと思います。宿泊のできるようにしたり、簡単な調理
ができたり、休憩所の前のスペースで出張販売
ができたり、アイデアは幾らでも
あります
が、私の提案はどうでしょうか。 以上です。御答弁のほどよろしくお願いします。
○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。 〔市長 吉村武司君 登壇〕
◎市長(吉村武司君) それでは、山本議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、
デジタル地域通貨につい
てで
あります
が、市
が発行する電子地域ポイントの利用を通じて市内の経済循環を促進することを主眼として、キャッシュレス決済によりウイズコロナ及びデジタル社会の実現をいち早く目的として導入したもので
あります。 導入に際しては、市
が給付を行う補助金等を電子地域ポイントに切り替えることから始め、次の展開として補助金等の拡大とともにウオーキング運動や市内で開催される各種イベントへの参加にポイントを付与することで地域全体に親しまれ、持続可能な事業となるよう目指し
てまいりたいと思います。 2番、自治体デジタルトランスフォーメーション、DXについてで
あります
が、本市では令和4年3月にデジタル化に関する取組の方向性を示す備前市スマート自治体戦略を策定の上、次の3点を目指し
て取り組んでおります。 1点目として、
スマートフォンを使える人はより便利になり、
スマートフォンが苦手な人についてもよりきめ細やかで丁寧なサービス
が受けること
ができること、2点目として
スマートフォンで市役所の窓口での手続
ができ、自宅や外出先などでの空いた時間で簡単にできるだけでなく、証明書の発行や公共料金の支払い
がコンビニなど市役所以外の場所でもできること、3点目として日常生活においてデジタル
がより身近になり、教育、交通、産業などあらゆる場面でデジタル技術やビッグデータを活用することにより、誰も
が住みやすく、これからも住み続けたいと思えるような快適で便利な暮らし
ができること、以上の3点を目指し
て取り組んでまいります。 3番、地域商社につい
てで
あります
が、販路拡大の場に欧州を選んだ理由については、昨年10月に開催された第31回北前船寄港地フォーラムinフランス・パリに参加し
てまいりました
が、瀬戸内市市長も参加され
ており、フォーラムに参加市町とともにフランス主要都市において備前焼や備前刀、備前の刀ですね。備前刀をはじめ日本文化のPR活動を行いました。 反応
が良好で
あったことから、備前焼、備前刀の販売を行う地域商社を備前市、瀬戸内市
が共同で出資し
て設置し、国内販売はもとよりフランスを中心とした周辺国にも備前焼、備前刀の認知度向上や販路開拓を行い、海外での新たな収益構造の確立や関係人口の増加を目指すもので
あります。 5番、
伊部南大窯周辺整備についてで
あります
が、特段どこかのモデルを参考にはし
ておりません
が、六古窯の一つで
ある信楽焼の滋賀県立陶芸の森は陶芸美術館や産業展示館、研修室など陶芸に関する全てを備えた複合型施設を一つに設け
ているため、そこには多くの観光客
が訪れ
ていることから、規模は違います
が、よい事例だと思っ
ております。 備前焼の産地に観光客を呼び込むためには備前焼の歴史を間近に感じること
ができる伊部南大窯跡付近に土ひねり
ができる施設を建設することで備前焼ミュージアムで備前焼を学び、土ひねり施設で備前焼の土に触れ、歴史を学び、伊部周辺のお店で備前焼を購入し
ていただくという備前焼の産地を歩い
て、できたら全て
が堪能できるものと考え
ております。 6番、
伊部東休憩所整備事業につい
てで
あります
が、伊部駅前通りを中心に東西へ休憩所設置することで旧街道に沿っ
て訪れた観光客はゆっくりと休憩を取りながら店舗を巡り、長期滞在時間を確保することで地域内店舗の需要の拡大並びににぎわい創出につなげ
てまいりたいと考え
ております。 また、議員御提案の内容については民間の企業、個人のお力を借りながらぜひとも検討し
てまいりたい課題と考え
ております。 私のほうからは以上で
あります。
○議長(守井秀龍君) 守屋
国際教育推進部長。 〔
国際教育推進部長兼
教育まちづくり推進部長 守屋孝治君 登壇〕
◎
国際教育推進部長兼
教育まちづくり推進部長(守屋孝治君) それでは、私から5番、
国際バカロレア認定校とする取組についてお答えいたします。 初めに、国際バカロレアの英語表記の頭文字を使った通称IBという言い方を使わせ
ていただきますので、御了承ください。 さて、文部科学省は変化
が激しく常に新しい未知の課題に試行錯誤しながらも対応すること
が求められる社会、いわゆる知識基盤社会に対応するために探求的思考の育成に着目し
ており、小学校のうちから教科を超えた総合的な学習支援を強化し
ております。 IB教育のカリキュラムは、現在行われ
ている教育の範囲内で実施できるもので
あり、思考力、判断力、表現力等の育成をはじめ、学習指導要領
が目指す確かな学力をはじめ、生きる力の育成や課題発見、解決能力や論理的思考力、コミュニケーション能力等重要な能力、スキルを確実に習得するためにつくられ
ております。このような資質、能力を習得すること
ができること
が、児童・生徒にとって一番のメリットで
あると考え
ております。 次に、児童・生徒の主体的で対話的な深い学びを促すために、教師は児童・生徒からのどんな質問にも対応できるようにならなく
てはなりません。つまり児童・生徒の考え方についての問いや興味関心や意見を引き出す問いかけ
ができるか
が重要で、多様な関心や問いに対して教師
がそれを受け止め深め
ていくために、自らも学習者として学ぼうとする教師
が多くなります。これも全ての児童・生徒にとってもメリットで
あると同時に、探究学習のファシリテーターとしてのレベルアップにつながるという面においては、教師にとってのメリットでも
あると考え
ております。 さて、IB教育は文部科学省
がこれからの日本の教育で重視し
ている探究学習を追求したカリキュラムで
あります。単に知識を覚えるだけでなく、違いを認めお互いに尊重しながら議論し
て知識の本質を捉える学習を提供し
ております。この概念は、まさに国際理解教育にも通ずるもの
があります。 さらに、静岡県の常葉大学外国語学部の鈴木克義准教授の企業論文第38号、国際バカロレアと英語イマージョン小学校の教員養成、公立小学校にも広がるIB校の教員をどう育てるかの中で、高知県香美市では市立大宮小学校
がIB認定校になり、市立香北中学校もIB校の認定を目指し
ていることなどから、2021年1月の大宮小学校IB認定以来、移住者の見学希望
が3倍に増えたそうで
ある。実際、香美市の人口は2021年6月現在で2万5,872人で
ありました
が、10月1日現在の推計人口
が2万6,274人に増え
ていると紹介され
ております
が、これもメリットと言える要素で
あるかもしれないと考え
ております。 なお、市立香北中学校は昨年12月にIB校に認定され
ております。 一方、IB教育の導入によって指導方法と学習方法
が大きく変わります。教師も児童・生徒も慣れるまで時間
がかかるかもしれません
が、地域の皆様の御理解と御協力をいただきながら、子供たちのために今最も求められ
ている教育に情熱を持っ
て取り組んでまいりたいと考え
ております。 また、認定に係る経費については今年度は関心校機関における学校管理者、コーディネーターのワークショップ参加費や旅費、候補校申請手数料、候補校年会費など
が想定され、1校当たり約270万円
が必要になります。また、候補校申請後は教員のワークショップ参加経費と旅費
が必要となり、認定申請後の認定校年会費やワークショップ参加経費等旅費で年間約200万円
が必要となります。認定後5年ごとに実施される継続認定訪問時のコンサルタントの国内旅費もございます。こうした経費
がIB認定校を目指すハードルの一つで
あると言えます
が、管内の全公立学校で認定を目指す自治体
がほかにも
あるという情報も伺っ
ております。 IB教育は、日本語で授業
が行われます。また、学習指導要領
が示す教育目標と内容を確実に実現するもので
ありますので、御理解いただきたいと思います。 なお、現在小中一貫教育とIB教育について、各中学校区で学校づくりサロンを開催し、PTAの皆様、地域の皆様にも説明をさせ
ていただい
ております。 私からは以上で
あります。
○議長(守井秀龍君) 再質問は
ありますか。 再質問に入ります。 山本議員。
◆8番(山本成君) でしたら、順次再質問させ
ていただきます。 まず、
デジタル地域通貨備前ポイントですけど、先ほど市長は備前ポイントは経済循環のためと言われました
が、経済循環のためだったら今使用期限たしか3月末までだったと思うんです
が、これから加盟店
が増えましたら、もっと期間を短くし
てもよろしいんじゃないですかね。全国旅行支援でしたか、あのとき私いただいたクーポン、期間
がたしか2日間だったんです。さすがに2日間だったら購買意欲
が高まりましたんで、もっと期間を短くすべきだと思います
が、いかがですか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 早く即効性を上げるためには、また国のほうはそのような予算のこと
があるんで、そのような仕組みをし
ておりますけども、備前市内で使われますこのような制度設計、始めるばかりで
ありますので、それは運用を見ながら適当にその期間設定等は各科目ごとに考え
ていくべきだと思っ
ております。一律に早くすること
が決していいとは思っ
ておりません。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。
◆8番(山本成君) 先ほど答弁の中で私
が聞き漏らしたのかもしれません
が、この備前地域ポイント最終的に私
が要望したように
デジタル地域通貨みたいな方向性に向かっ
ていくのでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) そのとおりでございます。プリペイドカードに使うポイントは紙という媒体を使っ
て買物にするわけで
あります、できる限り
スマートフォンの中でそれ
が完結すること
がこれからの社会では必要と思っ
ております。そのためにも令和5年度、2万台からの
スマートフォンの購入を備前市はし
ていくというようなことで議案を出し
ております。一日も早くガラケーの方
がスマートフォンに、またリテラシーを通じて
スマートフォンを活用し
ていただけましたら私の所信表明で申し上げたように通信費用は備前市
が持っ
て使えるわけでございますので、大変経済的に有利な政策で
あろうかと思っ
ております。多分、これもう全国で初めての政策を導入し
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。
◆8番(山本成君) それと市長、先ほどイベントなんかに参加し
てもポイントを付与され
ていくと言われ
ておりました
が、非常に言いづらいんですけど、自治会のほうも割と人手不足になっ
ておりますんで、自治会のイベントとは言えないかもしれませんけど、肉体労働に参加し
てもポイントを付与し
ていただくようなことも考え
ていただきたいんです
が、これは要望ですけど。 同じように、今備前ポイントを使用できる加盟店を増やし
ていっ
ておられます
が、方向性を変え
て施設や工場などの施設見学なんかにもポイントを使えるようにし
ていただけたらと思うんです。 先日、意見交換会したセラミックスセンターさんなんかで施設見学会をしたりするのでもポイント
が使用できる。実際、これ家族やファミリー
が行っ
てくれるかどうか分かりませんけど、実証実験みたいな感じでし
ていただきたいと思うんです
が、いかがでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 市主導で導入を図っ
ておりますけども、事業者自ら意欲的に参画し
てつくり上げ
ていかなければ、地域に親しまれた持続可能な取組にすることはできないと考え
ております。実際、導入時に加盟店を募集した段階では反応
が限定的では
ありました
が、当初59店で
ありました
が現在は69店となっ
ております。これからも市のほうからいろんなアプローチをし
ていけば、その店舗数は増えると思っ
ております。 議員御提案の体験型にポイント利用をつなげるということは、大変時期に合った政策だと思っ
ております。備前市内の方
がボランティアなり、あるいは企業参加をし
て地域のいいところを見
ていただく、そういうことにポイントを付与することは何ら問題
がないと考え
ておりますので、積極的にやっ
ていきたいと考え
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。
◆8番(山本成君) 次に、デジタルトランスフォーメーションです
が、市民の皆様に分かりやすいように基本中の基本を聞きますけど、デジタルトランスフォーメーションとはこれまでに取り組んできたITとはどのように違うのでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 自治体におけますITについては、そこの組織の、あるいは業務の効率化を生むことを目的として、業務の視点から考えたらDX、デジタルトランスフォーメーションは市民サービスの向上を主な目的としておるわけでございます。新しい価値を生み出す、そういう仕組み
がDXで
あります。 合理化すること
がITを活用し
て、ITを利用し
て合理化する、そこら
が違いで
あろうと、ITとDXの違いは一言で言えばそれに尽きるんではないだろうかと思っ
ております。
○議長(守井秀龍君) 山本議員。
◆8番(山本成君) 自治体DXやデジタル国家構想ですか、デジタル国家構想を進める上で私は一番気になるのはデジタル操作
が苦手な方や、特に70歳以上の高齢者の方、デジタルディバイド、デジタルディバイド解消対策
が一番気になっ
ております。誰一人取り残さないという言葉
がよく言われ
ていますけど、実際今年ぐらいから一気にデジタル化
が進んでいくと思うんですけど、かなり取り残される人
が出
てくるんじゃないかと私感じ
ているんです。その辺のデジタルディバイド解消対策についてはどのようなお考えでおられるんでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 思い出しますと、私
が前の市長時代に当時、川淵議員
が私に説明されたときにリテラシーという言葉でお答えをしました。議会閉会後、川淵さんと二言三言、このリテラシーについて御説明を申し上げました。まさしくその取り残される可能性の
あるディバイド対策についてで
ありますけども、今年度総務省のデジタル活用支援推進事業というもの
がございます。それを活用し
て地域公民館等において全12回のシニア向けスマート教室を開催いたしました。来年度につきまし
ても、同事業に採択されること
が前提条件とはなります
が、同様のシニア向け
スマートフォン教室をそれ以上の回数で開催をし、
スマートフォンの貸出しと併せ
てデジタルディバイド対策を大いに実施をし、取り残されない、そのような社会をつくっ
ていくこと
が肝要と思っ
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。
◆8番(山本成君) ありがとうございます。ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。 そして、これからDXを進め
ていく上一番重要なのはDXを推進する鍵となるデジタル人材、DX人材の育成確保でしょう。しかし、そのようなスキルを備えたデジタル人材は圧倒的に数
が不足し
ており、外部からの調達も難しい状況でしょう。この点についてはどのようなお考えでしょうか。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) 議員御指摘のとおり、デジタル人材、デジタルトランスフォーメーション人材の育成確保については多分取り合いになっ
ておる状況で
あります。全国的に不足しがちなことではございます
が、備前市
がそれで指をくわえ
ておるというわけにはいかないわけでございまし
て、自治体単独で外部から招聘することは難しい状況では
ありますけども、それに努め、定住・移住の観点からも備前市に内外の人材の派遣、あるいは発掘、あるいは依頼をし、少しでもそのような人材
が備前市に来
て、そして公民館活動及び地域活動に参画をし
て、デジタルディバイドをなくすような形をし
ていかなければならないと思っ
ております。
○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。
◆8番(山本成君) 市長、続け
て地域商社に関して同じようなことをお聞きするんですけど、同じようなことで申し訳ないんですけど、ヨーロッパで販路を開拓し
ていく上で地域商社をプロデュースする人材もかなり重要になっ
てくると思うんです、欧州ということも
ありますから。時代の流れで求められる人材も変わります。脱炭素、DXなど人材
が全てです。これ、人材確保できるのでしょうか。問い方
がまずいかもしれません
が。
○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。
◎市長(吉村武司君) この地域商社は、先ほど申し上げましたように瀬戸内市と備前市でやっ
ていこうという形でございます。そして、地元の金融機関、備前日生信用金庫のほうにもお願いをし
ております。これからジェトロさんにもお願いをしながら我々のこの備前焼と備前刀を日本国内だけではなしにヨーロッパ等への足場として来年度には備前市からCLAIRに職員を派遣をし、CLAIRからフランスのほうに派遣をし
ていただくようにお願いをし
ております。 我々のこの備前焼、備前刀、せっかく足かかりをヨーロッパにつくろうとし
ております。大変厳しいとは思います
が、国内だけでの需要も限界
があるわけで
あります。世界遺産に向け
て我々はいろんな努力をし
ておりますけども、実際にこの総合商社を通じて国内だけではなしに海外にも目を向け
ていく、そういう取組
がなかなか個人一人一人ではできないわけで
ありますので、いろんな政府機関も通じ
てお願いに上がる、そのような第一歩
がこれから始まるんだろうと思っ
ております。