備前市議会 > 2022-06-16 >
06月16日-04号

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  1. 備前市議会 2022-06-16
    06月16日-04号


    取得元: 備前市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-10
    令和 4年 6月第2回定例会              第 2 回 定 例 会 会 議 録 (第4号)会議開閉日時  令和4年6月16日  午前9時30分 開議    午後1時38分 散会会議の場所   備前市役所議場出席した議員の番号氏名  1番  草 加 忠 弘      2番  丸 山 昭 則      3番  奥 道 光 人  4番  内 田 敏 憲      5番  松 本   仁      6番  藪 内   靖  7番  青 山 孝 樹      8番  山 本   成      9番  森 本 洋 子  10番  石 原 和 人      11番  西 上 徳 一      12番  立 川   茂  13番  尾 川 直 行      14番  土 器   豊      15番  中 西 裕 康  16番  守 井 秀 龍欠席・遅参・早退した議員の番号氏名  欠席 なし  遅参 なし  早退 なし説明のため出席した者の職氏名  市長      吉 村 武 司  副市長     杉 浦 俊太郎  教育長     松 畑 煕 一  市長公室長   藤 田 政 宣  総合政策部長  梶 藤   勲  総務部長    今 脇 典 子  市民生活部長  濱 山 一 泰  保健福祉部長福祉事務所長    文化観光部長  大 岩 伸 喜                           森     優  産業部長    河 井 健 治  都市整備部長  大 森 賢 二  教育振興部長  石 原 史 章  社会教育部長  波多野 靖 成  教育まちづくり推進部長      国際教育推進部長守 屋 孝 治                           大 橋 宗 志  病院総括事務長 尾 崎 嘉 代職務のため議場に出席した議会事務局職員  事務局長    石 村 享 平  事務局次長   大 西 健 夫  議事係長    青 木 弘 行  議事係主任   楠 戸 祐 介 △議事日程並びに付議事件(結果) 番号議事日程付議事件等結果1一般質問  ・3番 奥道光人議員  ・7番 青山孝樹議員  ・14番 土器 豊議員  ・8番 山本 成議員通告事項一般質問通告表のとおり)                              ── △一般質問通告事項 順位通告者氏名質問要旨答弁者63番 奥道光人1 子育て支援について  ① 子供の外遊びのできる公園の整備状況は市長 (再質問あり)2 学校現場について  ① 小学校支援員の人数、確保の方法等の状況について  ② 教員が孤立化しない方策はとられているか  ③ スクールソーシャルワーカー(SSW)以外の同僚教師によるケアの状況は  ④ 人的配置はどうなっているのか  ⑤ 教員対象救急救命士の講習はなされているのか  ⑥ 中学校教員の休日部活動に使用される時間、日数はどれくらいか。    また、負担が過重となっていないか。教育振興部長77番 青山孝樹1 人口減少対策について  ① 企業誘致子育て支援による効果の検証について  ② 交流人口の活用について
     ③ 道の駅と複合公園設置について市長 都市整備部長 (再質問あり)2 防災・減災について  ① 防災マップの活用について  ② 逃げ遅れゼロを目指して  ③ 危険区域の点検と改良について市長 総合政策部長 (再質問あり)3 運動部活動地域移行について  ① 進捗状況について  ② スポーツ庁有識者会議による提言について  ③ 備前市における今後の対応とロードマップについて教育長 (再質問あり)4 公共交通の利便性について  ① 利用しやすい市営バス経路の見直しについて  ② 高齢者など交通弱者への配慮について市長5 補助金の削減について  ① 備前商工会議所備前東商工会備前観光協会日生地区海運組合に対する補助金削減の根拠について  ② 今後の取組み、見直しについて市長 産業部長 (再質問あり)814番 土器 豊1 高齢者にやさしいまちづくりを  ① シニアカーを運転する場合に講習を受けるようにしては  ② 歩道の幅員を3メートル以上に  ③ 不老川河川公園を大窯橋から岸本橋までに  ④ お医者バスの正式な運行と路線延長を(香登・西鶴山地区)  ⑤ 浦伊部(浦南)地区に路線バスの運行を市長2 松林の再生と雑木の有効活用  ① 松割木・松炭の確保を  ② プロジェクトチームを立ち上げては市長3 自治公民館の補助金を2/5から3/5に変更を市長4 ふるさと納税の研修会を総合政策部長5 伊部公民館から伊部駅南口にかけての生活道の整備を都市整備部長98番 山本 成1 物価高騰対策について市長 (再質問あり)2 備前市におけるまちづくりと連携した公共交通の在り方について市長 (再質問あり)3 防潮堤の整備促進について市長 総合政策部長 都市整備部長 (再質問あり)4 安心・安全のまちづくりについて市長 総合政策部長 (再質問あり)5 副市長2人制について市長     午前9時30分 開議 ○議長(守井秀龍君) 皆さん、おはようございます。 ただいまの出席は16名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) 日程1、昨日に引き続きまして一般質問を行います。 なお、重複する質問は努めて排除していただきますようお願いいたします。 それでは、通告に従い、順次発言を許可いたします。 まず、奥道議員一般質問を願います。 3番奥道議員。     〔3番 奥道光人君 登壇〕 ◆3番(奥道光人君) 皆さん、おはようございます。 通告に従って、一般質問をさせていただきます。 最初の質問ですので、今まで疑問に思っていたこと、また任期の4年中にやりたいこと等について質問をすればいいということを周囲の皆さんからも言われましたので、これまで私が思っていたこと、質問したいこと、これを今日、2点についてお伺いしたいと思います。 これ以外にも伺いたいことは山ほどあるんですけれども、今日はこの2点に絞ってお願いいたします。 まず大きな1点目、子育て支援についてということで、令和2年3月、第2期備前市子ども・子育て支援事業計画を参考にさせていただいて、その中からお伺いをしたいと思います。 この計画の15ページから、ニーズ調査結果の概要が示されています。全市域、全就学前1,322名、小学生1,342名を対象に調査がなされており、約80%の方の回答があるというものです。 平成30年に市内在住の家庭ですから、その意見が現在と大きく違いはないのではないかというふうに考えます。 その中の質問に、子供さんは日頃から祖父母や友人に見てもらえる家庭の比率が比較的高く、約40%から50%前後、そのうち両親の両方もしくは1人が仕事を持っている家庭の比率が約70%という高い状況でした。 教育・保育の利用状況ということを見ますと、7割以上の方が保育園もしくは認定保育園の保育を利用しているという結果がありますと。 ところが、子育て支援拠点施設利用状況を見てみますと、現在利用していない、また今後利用したくないという方がその半分、50%にも及んでいますと。 すこやかびぜんに至っては、名前も知らないという家庭が35%、また名前は知っているけれども取組内容はよく知らないという方が38%、つまり3分の1は知らないということです。 そして、備前市の子育て支援の満足度ということについては、備前市は子育てしやすいと回答している方が70%、また今後とも備前市内に住み続けたいという方の比率も約70%と非常に高い比率で、備前市内への居住を希望されているというふうに読み取れます。 つまり、まとめますと、共働きでなかなか子供と触れ合う時間が取れない家庭も多いが、備前市という町の子育てには満足をしていると。今後とも、備前市で生活をしていきたいという方の家庭の比率が高いという結果になります。 そこで今後充実してほしい支援ということについて、子供たちが集団で外遊びができる場所を増やしてほしいという答えが50%以上、そしてこれについて同じく、この冊子の報告の34ページに、課題の3として、子育て家庭を支える環境や地域における支援についてという項目の中で、これについてまとめてありました。 今後希望する子育て支援ニーズ調査結果から見ると、就学前、小学生共に、子供が集団で外遊びできる場所を増やしてほしいという回答が最も多く、地域で子供が共に安心して集い、元気に遊び、様々な体験を通して人間関係や社会性を築くことができる場が求められていますというふうに書いてあります。 さらに、市内では、各認定こども園での園庭開放をはじめ子育て支援拠点、親と子供のつどいのひろばが市内各所に設置され、子供の遊び場や親子の交流、親同士の交流の場となっていますとありました。 ただ、この後、ニーズ調査の結果を見ると、約5割が利用していない状況となっているものの、今後の利用意向は現在より高くなっているため、周知、利用促進を図っていくことが必要であるというふうにこの文書は結論づけておりました。 そこで今後の備前市としての取組についてお伺いをしたいと思いますが、まず1点目に、子供が集団で外遊びができる場所への希望が多いわけですけれども、遊具がきちんと管理をされ、乳幼児、子供たちから小学生までが集まって、また保護者同士が互いに親睦を深めていく場所、つまり公園ですけども、具体的に言うと、日生運動公園程度の公園は、現在、備前市内にはどの程度の整備がされているのかという点であります。 また2点目、市長の公約にもあったというふうに伺っておりますけれども、今後、日生運動公園程度の公園を市内のどこかに建設をするのか、または既存の公園の整備の計画、公園の整備の計画はされる計画はあるのかという2点についてお願いをします。 さて次、大きな2点目ですけれども、教育といえば児童・生徒を守り育てるという方向性が当たり前なんでありましょうが、私は逆の立場として長いことおりましたものですから、その逆の立場からちょっと学校現場についてのことでお伺いをしたいと思います。 先日の山陽新聞の記事の中に、大阪池田小学校殺傷21年という記事がございました。2001年6月8日、校舎内に侵入した犯人が包丁で児童らを襲い、8人を殺害し、教員2人を含む15人が重軽傷を負った事件でありますと。 以来、学校現場では多くの改善がなされ、例えば職員室の配置、あるいは校門の門扉の開閉、そういったようなことについての注意事項の徹底、そして今や当たり前となった点が多く改善されていますと。 そのうちの一つに、小学校、中学校の支援員と学校開放であったと思います。いつでも授業参観をしてもらえる学校も増えてまいりました。地域の目で子供たちをしっかり見守っている体制の構築もだんだんとなされていっているというふうに思います。 ただ、昨今の状況を見てみますと、若者の教員志望数の減少ということがあります。先日も、小学校支援員の皆さんの奮闘を伺う機会がありまして、その際、若い先生が、真面目な人ほど早くに転職したり、中には半年ほどで、1年ももたずに心の病を発症して休職したり退職するんだというお話を伺いました。 クラス運営、学校行事、部活動、教材研究、そして何といっても大変なのが保護者対応であります。これが、実はサービス残業というふうになってしまうんですけれども、学校の業務が終了した後、保護者が帰宅するのを持って家庭連絡をします。学校で起こった事件について説明をし、理解を求め、時には理解してもらえずに、逆に学校の指導や、あるいは教員の力不足というふうにされてしまうことも間々あります。 若手の教員、新任の教員というのは、4月に学校に赴任した後、その時点から一人前を求められます。若かろうがベテランだろうが関係なく、できて当たり前、そういう雰囲気があります。そのことで、自分だけで抱え込んでしまい、その結果、心の病に侵されてしまうという教員も多いという状況ですね。 過去の離職率を見ましても、依願退職者のうち、特に新任教員の退職理由のほとんどが精神疾患であります。そのことを踏まえた上で、まず1点目に、小・中学校支援員について、現在の備前市内の小学校、中学校ごとに支援員はどの程度配置されているのか、その人数を把握されていれば教えていただきたいと思います。 その上で、人員配置、確保の方法については、ハローワーク、それからインターネット求人サイトなどで掲載されているようですけども、それ以外では何かほかの方法で求人をされているのか、お願いします。 それから次に2点目ですけども、学校内外に関係なく、このような若手教員先ほどお話をしたような教員の孤立化、これをさせない方策は何か取られていますかと。取られているようであれば教えていただきたい。 3点目に、スクールソーシャルワーカー、この存在が非常に大きな希望のように思えます。それ以外の同僚教師や先輩教師によるケアがなされている状況はありましょうか。 そのための校務分掌の配置あるいは人員配置、そういったようなことがされているでしょうかと。 4点目ですが、あの池田小学校の事件以来、多くの学校での対策がなされてきたわけですけれども、教員を対象にした、例えば救急救命士といったような講習、指導、そういう研修等は行われているのでしょうか。 さらに5点目ですが、運動部活動地域移行に関する検討会議提言が、6月6日、スポーツ庁長官に手交されたわけですけれども、令和5年度から3年間で、都道府県において休日の運動部活動地域移行に向けた具体的な取組やスケジュール等を定めた推進計画を策定し、それを基に各市町村が推進計画策定を規定するのが適当だというふうにしてあります。 今後、策定を進めるものと思われますけれども、これについて備前市としては取り組んでいただけるものと思います。その上で、中学校の教員に対して、部活動の負担が多いということが言われ、事実サービス残業や休日出勤、あるいは部活動の大会、練習試合といったようなことについての出張など、中学校の先生方が大変苦労されているその状況がどの程度把握されているのか、教えていただければというふうに思います。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。     〔市長 吉村武司君 登壇〕 ◎市長(吉村武司君) 改めまして、皆さん、おはようございます。 それでは、奥道議員の御質問にお答えをいたします。 1番、1点目、子供の外遊びのできる公園の整備状況はについてでありますが、近年、遊具施設での事故の発生や国の遊具の安全確保に関する指針の改定、また既存の施設の老朽が進んでいることから、まずは指針における基準に合わない滑り台については撤去し、老朽が進んでいるブランコ、鉄棒については修繕を行うこととしております。 今後においては、市民の方々が自然と楽しめ、地域の方々が和みあふれる憩いの場所として利用できる公園の整備を大いに検討してまいりたいと考えております。 私のほうからは以上であります。 ○議長(守井秀龍君) 石原教育振興部長。     〔教育振興部長 石原史章君 登壇〕 ◎教育振興部長石原史章君) それでは、私から奥道議員の御質問にお答えいたします。 2番、学校現場についての1点目、小学校の支援員の人数と確保の方法等の状況についてであります。 まず、人数ですが、配置人員別に申し上げます。 1人配置校が3校、その内訳は西鶴山、香登及び東鶴山小学校の3校です。2人配置校が2校、内訳は三石及び日生西小学校です。3人配置校が4校、その内訳は伊部、片上、伊里及び日生東小学校の4校です。4人配置校が1校、吉永小学校となっており、合計で小学校10校に23人、各校の実態や課題に沿った配置をしております。 なお、人材確保の方法は公募により行っております。 2点目、教員が孤立化しない方策、3点目、スクールソーシャルワーカー以外の同僚教師によるケアの状況、4点目、人的配置についてであります。 まず、どの年齢層の教職員についても同様でありますが、特に若手教職員へのケアにつきましては、定例校長会の場においても、管理職による見守りや声かけなど丁寧な関わりを持つとともに、必要に応じた支援を行うことについて指導を行っており、各校では実態に即した取組が進められているところでございます。 同僚教員によるケアの状況につきましては、若手教職員育成のためにOJT、いわゆる現場実務指導の仕組みを取り入れている学校が多くあります。 若手教職員を中心とした学び合いの場を確保することで、教職員としてのスキルアップのみならず、互いの信頼関係を高め、不安や悩みについて気軽に声を出せる風通しのよい職場づくりを行っているところであります。 また、人員配置の面につきましては、先ほど申し上げましたOJTを効果的に実施できるよう、年代やキャリアステージに偏りのない教職員の配置となるよう努めております。 さらに、各校にスクールカウンセラーを配置することにより、児童・生徒や保護者の相談業務だけでなく、教職員に対しても専門的な視点から助言や援助を得られる体制も整えるなど、教師が一人で抱え込まないための環境づくりに努めております。 5点目、教員対象の救急救命士による講習についてでありますが、今年度、ほとんどの学校で東備消防署の職員をお招きし、救命救急の実技講習を行う予定で実施しているところでございます。 6点目、中学校教員の休日部活動の従事についてでありますが、部活動は教育委員会が発出しております部活動の在り方に関する方針にのっとって行われております。 土曜日、日曜日の部活動は、少なくとも1日以上を休養日とし、活動時間は3時間程度としております。 また、大会引率等があった場合には、別の日に休養日を振り替えることとしております。 さらに、学校では、できる限り複数顧問教員を配置し、一人の教員に負担が集中しないよう配慮を行っております。 また、休日の運動部活動地域移行につきましては、中学校及び備前市教育委員会が連携して、学校や保護者、生徒等のニーズや不安感の聞き取り及び地域のスポーツ団体への受入れ意向調査等を行い、かつ各学校の特色を生かした部活動への対策等の検討も行う中で、移行が可能な活動につきましては早急に計画を立てていけるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 奥道議員。 ◆3番(奥道光人君) 答弁、ありがとうございました。 まず最初に、市長からお答えをいただきました。 外遊びのできる公園等ということで、大変ありがとうございました。 今回、昨日、石原議員の御質問の中にもあったとおり、またそこで市長お答えいただいたとおり、28か所のうち14か所の滑り台を撤去したと。もう一個の13か所というのをちょっと私は聞き漏らしたんですけど、いずれにしましても、今後、やっていっていただけるんだろうと。 実際には、岡山市の場合ですけれども、実は平成29年、30年度で調査をした上で、約700基あったと。その700基のものを31年、令和元年の年に当たりますけど、その3月から要するに使用禁止の措置をしていった。 令和元年から、要するにその年から始めて、3年後、3年後には、全ての遊具が要するに補修等々、これが終わったと。要は、3年ぐらいですね、こちらは。この3年ぐらいで要するに修理が終わっているという状況、岡山市で。 それはもちろん各区なんですけども、備前市の場合28か所、言わばかなり限定されてくると思うんですけど、その28か所のそれに対応が始まってからどれぐらいたつのか分かりませんけれども、少し時間がかかり過ぎているような気がいたします。 実は、何か所か公園を見て回らせていただいて、まず目についたタイガーロープ、それから使用禁止ビニールテープ、これは子供が見たときに、もうここには来まあと、とても寂しい思いをして帰ったんだろうなというふうに思います。この点、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) まさしく同様な感想を持っております。公園というのは、いわゆる文化度のバロメーターと言われるわけであります。若い人たちがそこで遊ぼうが、高齢者の方がそこで憩いの場を持とうが、やはり日本においてあるいは備前市において、一定数の、住居地周辺には心の安らぎを与えることができる公園、自然公園あるいは人工の公園、そういうものが、これから備前市が豊かな町になる、あるいは若い人たちが家族で楽しめる、安全で楽しめる、そのようなバロメーターの公園の整備は、私は備前市のイメージを上げる上で大切と思っております。 予算の関係もあるんでしょうけども、教育委員会のほうには、撤去すべきものは撤去し、その後の遊具等も考えながらやっていくことだろうと思っております。 先般、浜山公園に作りました新しい遊具、あのような形態の遊具が多分これからも、遊具を利用されるお子さんにとっては一つの目標になる。そのようなものが浜山公園に今回設置されました。 大小は別として、昨日の先輩議員のお話もありましたように、ただ単に3点セットを置いておけばいいというものではないことは私も承知しておりますし、高齢者の方も、それなりに軽い運動ができる遊具もあってしかるべきだというふうに考えております。 できる限り予算をつけて、迅速なイメージアップ、備前市のイメージアップ教育委員会にも督励をしていきたいと思っております。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 奥道議員。 ◆3番(奥道光人君) ありがとうございます。 浜山公園の件、できたということでありがとうございます。 ただ、市長に、先ほどおっしゃっていましたとおり、公園の整備が実は市のイメージアップになると。今回、私はこれを質問するに当たって、やはりインターネットで、岡山県、公園、遊具がある等々の検索ワードで調べましたところ、岡山市内や、あるいはほかの市町村では、必ず複数の、大概複数のすごい遊具が整っていて芝生があって、子供たちが遊んでいて、さらに言えば、時には噴水いうんですか、水が出ていて、そこで水遊びができるような絵がどんどん出てきました。 ただ、残念ながら、備前市では場所が何か所か出てきまして、1つは浜山公園がありました。もう一個は茶臼山公園でした。それと、久々井の何か名前がちょっとはっきり分かりませんけど、そういうところが1か所。 要は、その3か所でして、写真等を見てみても、茶臼山公園がどういう状況かは皆さんよく御存じで、私も地元ですから、桜は見に行きますが、それ以外は行きません。道路のほうは整備していたようですけども。 それから、久々井の公園も行ってみて驚きましたけど、カニがおるだけでして、ここで子供たちを遊ばせるんかなというような、もう少し日生の浜山公園のようなレベルのものが、先ほど伺ったとおりですけど、もう一か所や2か所、市内にあるべしだろうと。そして、そこでやはりトイレがきちんと整備されているといったようなことは当たり前ですし、それからできたら日陰が欲しいと。 そういった、別に特別でかいものを作ってくれということではなく、せめてそういうところに、検索したら日生のここが出た、備前市のここにこういう公園があるというようなことが知れ渡るといいますか、そういうものがあればイメージアップにつながるんだろうなというふうに思いますが。 次に、ちょっと角度は違うかもしれませんが、やはり子育てという観点から、新婚家庭の家賃補助が1年から3年になったというふうに、これは非常にありがたいなと思いましたけれども、素朴な疑問で、なぜ3年なのかなと。 といいますのは、3年といいますと、新婚家庭へ子供ができて2歳、やっとこれから保育園かな、それぐらいで家賃が切られるということは、これから要は教育費がかかってくる、さらに言えば定住を促進するということであるならば、せめて小学校へ上がるぐらいまで、5年生、5年間ぐらい、そこまで引っ張ってやれば、きっとそういう部分からでも子育ての支援につながるんじゃないかなというふうに思いまして、いかがですか、よろしくお願いします。 ○議長(守井秀龍君) 奥道議員、質問項目以外の問題については、続いてはいけないんですけれども。     〔「そうですか、じゃあいいです」と3番奥道議員発言する〕 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 備前市の人口の減少というのは、本当に喫緊の課題であります。 少しでも、新婚の皆さんでも、どちらかが御縁があるこの備前市にこの制度を活用して住んでもらうというところからスタートしたことでございます。 また、3年をしておったのが1年になり、また私のときにこれは3年に戻しました。これは、財政上のことがありますので、なかなか一遍に5年、10年というのは難しいわけでございますが、今議員の言われるように、3年がいいのかどうか、3年たったら岡山市内に転居されるというような事例も、私も実際に聞いております。 やはり、備前に住み続けていただく、特に若い人たち、経済的な問題もあるでしょうから、少しでも住みやすい備前、あるいは教育環境の整っておる備前に住み続けるために、来年度、できる限り予算の編成の中で3年がそれ以上延長できるかどうか、よく論議をしまして、前向きに検討していきたいと思います。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 奥道議員。 ◆3番(奥道光人君) 市長、どうもありがとうございます。通告以外のことを聞いてはいけないという、そういうルールを私自身がまだまだ掌握というか、把握できておりませんでした。失礼しました。 最後に、私地元からの今の喫緊の本当の関心事は、やはり何といいましてもアルファビゼンの状況、それから図書館の様子、そして片上の町の新たな活性化といったことであります。 こういったことについて、地元も期待をしておりますので、くれぐれも迅速かつ丁寧に進めていただきますことをお願いしまして、再質問させていただきましたけど、以上であります。ありがとうございました。 ○議長(守井秀龍君) 以上で奥道議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) この際、新型コロナウイルス感染症対策のため、暫時休憩いたします。     午前10時02分 休憩     午前10時20分 再開 ○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、青山議員の一般質問を願います。 7番青山議員。     〔7番 青山孝樹君 登壇〕 ◆7番(青山孝樹君) それでは、通告に従い、一般質問をさせていただきます。 最初に、大きい1番目として、人口減対策について市長にお伺いします。 市長は、施政方針の冒頭で、将来を見越した喫緊の最重要課題はやはり人口減対策です。4本の柱として、子育て支援の充実、教育のまち備前の発展、持続可能な雇用の創出・安定、住宅施策の推進を掲げ、市民が備前市に住んでよかった、備前市に住み続けたいと思うよう、各施策を通して出生数と転入者の増加や転出者の抑制につなげ、人口を維持できるよう努めていきますと述べられています。 このような対策は、これまでもなされてきましたが、人口減少は止まりません。人口の減少率は相変わらず近隣市町でワーストであります。 そこで3点お伺いします。 1点目、企業誘致や子育て支援による効果の検証についてお聞きします。 先ほど、子育て支援につきましては、奥道議員のほうにお答えいただきましたが、企業誘致につきましては、過去10年を振り返って、企業誘致数と雇用者数がもたらした効果をどう捉えておられますか。 よく、備前市は職場がないと言われますが、平成27年の国勢調査では、夜間人口に対する昼間人口の割合が104.2%と上回っていて、市外から働きに来ているため昼間人口が多いと考えられます。 また、他市町村に比べても手厚いと言われている子育て支援ですが、幼児期の支援が終わったら転出し、必ずしも移住・定住につながっていないことについて、どう思われていますか。 2点目、交流人口の活用についてです。 国道2号、250号、ブルーライン、山陽自動車道、JR山陽本線、赤穂線など、備前市は岡山県の東の玄関口であり、交通の要衝であります。しかしながら、備前市はどこか中心が分からない、大型車や観光バスを止めて食事をし休憩する場所がないとも言われています。 行き通う人や車をとどめ、市内に引き込み、観光や飲食、購買などの消費者として取り込めないかと考えます。 若者にとって魅力的な町とは、人との交流があり、活気があってにぎやかな町ではないでしょうか。飲食ができ、買物ができ、遊べる場所があるような、ちょっとおしゃれな町に住みたいのではないでしょうか。 商業施設ができるためには消費者人口が必要であります。交流人口を増やし、取り込む仕組みが必要だと思いますが、お考えをお聞かせください。 3点目に、その手段の一つとして、道の駅と複合公園の設置ということです。 しつこいようですが、令和3年11月の第6回定例議会でも質問させていただきましたが、道の駅と家族や若者も楽しめるオートキャンプ場やアーバンスポーツ施設などを兼ね備えた複合公園としての自然公園を設置し、交流人口の増加につなげませんか。 ひいては、にぎわいの場所となり、商業施設の増加につながることにより、若者が魅力を感じ、移住・定住したい町になるのではないでしょうか。 岡山県内での道の駅は14か所ありますが、国道2号沿い、沿線は西の端にある笠岡ベイファームのみであり、東の玄関口に当たる備前市にぜひ欲しいところですが、市長の考えをもう一度お聞かせください。 次に、大きい2番目、防災・減災についてお伺いします。 梅雨や台風シーズンを迎えるこの時期、毎年のように取り上げさせていただいております。これも少々しつこいようですが、新型コロナウイルスの蔓延や大型地震による津波被害など、災害はいつ起こるか分からず、市民の命を守り、安全・安心に暮らせるためにもその対策は常にしておかなければなりません。 そこで3点お聞きします。 1点目は、防災マップの活用についてです。 5月末に、新しい防災マップが「広報びぜん」とともに市内全世帯に配布されました。配布したものを見ておいてくださいだけでは、役に立つかどうか疑問です。 効果的な活用方法についての周知徹底など、具体的な取組はどのようになされるのでしょうか。 今後、地区別で説明会を行うとか、自主防災組織で避難訓練などを行う際に活用するとか、今後の展開をどうされるのか、お聞かせください。 2点目、逃げ遅れゼロを目指しての取組についてでございます。 今から4年前に、岡山県倉敷市、真備町を襲った西日本豪雨災害で51名の貴い命が失われ、そのうち45名が高齢者や何らかの障害を持った避難行動要支援者だったそうです。 今後、備前市でこんな痛ましいことが起こらないよう、いざというときの備えが必要と考えます。 そこでお尋ねします。 備前市全体の避難行動要支援者数は何名でしょうか。また、それに関わるであろう避難支援等関係者となる市内の警察、消防団、民生委員児童委員、社会福祉協議会、地元自主防災組織など、それぞれの役割は何ですか。 緊急時には、地元自主防災組織の役割は大きいと思いますが、具体的に、緊急時にどう立ち回ればよいのかなど、避難行動要支援者への対応は整っていますか。避難完了の目印などを用いた避難訓練はされていますか。組織の実態調査を行い、適切な指導はなされていますか。 3点目、防災・減災で大切なことは危険の回避です。 このたびの防災マップの作成において、担当課の御苦労には敬意を表します。しかし、これも作っただけで終わってはいけません。行政側として、危険区域の点検と改良による事前にできる危険の回避はどのようになされておりますか。お聞かせください。 大きい3番目、運動部活動地域移行についてお伺いします。 これも先ほど奥道議員のほうに幾らかお答えをしていただきましたが、これ1点に絞って私は質問しています。 6月1日に、スポーツ庁が、公立中学校の運動部活動改革を検討する有識者会議の提言をマスコミに発表し、大きな話題となっています。 その提言のポイントは、1、休日の部活動の地域移行は2025年度末を目指す。それまでの3年間は改革集中期間とする。2、自治体は推進計画を策定、多様な世代が参加する地域スポーツ環境への契機にする。3、受皿はスポーツ少年団やクラブチーム、民間業者を想定する。4、国と自治体は学校施設の定額利用や困窮世帯への補助に取り組むなどを上げています。 2月の定例議会でも質問させていただきましたが、その折、教育長は、教育委員会としましては、現段階において国による制度設計の進度状況について情報収集をしっかりしながら、それらを近隣市町と共有することを重視し、具体策の検討を進めてまいりたいと考えていますと答弁されました。 そこで3点についてお聞きします。 1点目、備前市としての進捗状況について教えてください。スポーツ庁や県の動きを待つということでは遅過ぎると思います。 2点目、スポーツ庁の有識者会議による提言が発表されましたが、教育委員会としてどのように捉えられましたか。 今後、関わる各種スポーツ団体や保護者などへの説明はどのようになされますか。特に、保護者は不安に思っておられると思います。 3点目、備前市における今後の対応とロードマップについてお伺いします。 5月18日の教育長連絡会議において、部活動の地域移行に向けて、説明、情報交換があり、今年度、県内全ての市町村教育委員会において、地域移行に向けての協議検討をお願いしたと聞きますが、備前市における今後の対応とロードマップについてお聞かせください。 大きい4番目、公共交通の利便性についてお聞きします。 これも昨日の石原議員への答弁で、総社市の事例や美咲町の黄福タクシーの事例も参考にお考えいただけるということで、分かりました。また、これまでも改善努力もしていただいていること、敬意を表します。 市としても、多額の経費をかけているにもかかわらず、備前市のバスは空気ばっかりを運んでいるとやゆされていることは残念で、利用者側の在り方も含め、問題解決をしていただきたいと思います。 1点だけ、選挙活動中に地元の方から出た要望を紹介し、お考えを伺いたいと思います。 具体的に申しますと、伊里地区で寒河蕃山伊里線あるいは三石線における路線で、蕃山下から麻宇那にかけて、民家のない本道ではなくて北地方面の民家のある旧道を走らせてほしいとか、伊里中から一本松までの民家のない国道2号ではなくて、伊里中の民家のある旧道を通してもらえないかということです。 備前市内に多くあるこのような地域で、車両の小型化により停留所が近くなり、体の不自由な人やお年寄りが遠くの停留所まで歩いていかなくてはならない、そのようなことがなくなり、利用者の増加にもつながるのではないでしょうか。 今後も、改善できるところは改善し、医療難民、買物難民と言われる方が少しでもなくなるような方策を講じていただきたいと思います。 最後に5番目、補助金の削減についてお伺いします。 これも前回伺っておりますが、議会として、附帯決議をつけた要件が今回の補正予算で解消されず、新たな要望書が出されましたのでお伺いします。 まず1点目、備前商工会議所、備前東商工会備前観光協会日生地区海運組合に対する補助金削減の根拠について、なぜ大幅削減なのか、それぞれの削減金額の理由について具体的にお聞かせください。 2点目、今後の取組、見直しについてお伺いします。 先ほど言いました議会からの附帯決議でありますが、議案第3号令和4年度備前市一般会計予算に対する附帯決議として、経済観光団体への補助金については、団体等の合意が得られないまま、一方的に大幅削減をされていることに対し、委員会審査においても厳しく指摘されたところであります。 今後の行政運営においては、関係団体との信頼回復に向け、より連携を密にして協調の下、本市の産業、観光振興に取り組むことという附帯決議について、それをどう受け止め、関係団体との信頼回復にどう取り組まれるのか、お聞かせください。 以上で私の一般質問を終わります。明快な答弁をお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。     〔市長 吉村武司君 登壇〕 ◎市長(吉村武司君) それでは、青山議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、1点目、企業誘致や子育て支援による効果の検証についてでありますが、令和2年国勢調査の本市人口は3万2,320名であり、10年前調査と比較して5,519人の減少となっております。 過去10年の企業誘致数と雇用者数がどの程度本市の人口変動に影響しているかについては、人口減少の抑制に一定程度は寄与していると考えており、今後も引き続き企業誘致に積極的に取り組んでまいります。 また、本市の昼間人口が夜間人口より多いという現実については、他市町村からの通勤者が相対的に多いことが要因で、企業誘致と連動した転入者を増やす取組を推進していく必要が、これからあろうと思っております。 次に、本市における子育て支援の効果については、転入者へのアンケートから、保育料の無償化や高校生までの医療費助成、放課後児童クラブ整備などの取組が、若い世代が本市へ移住していただく一つのきっかけとなっていると考えております。 若い世代が子育て期間を終了した後も、引き続き本市に定住していただけるよう、魅力あるまちづくりに取り組んでまいります。 2点目、交流人口の活用についてでありますが、議員のおっしゃるとおり、地域への滞在者を増やし、宿泊や食事、土産物を購入していただくことで地域経済の活性化を図ることが重要であります。 そこで従来からある見る観光にとどまらず、体験する観光を強化していくことが必要ではないかと考えております。 地域の魅力を実感できる体験型観光に参加していただくことで人と人とのつながりもでき、何度となく通っていただける場所、リピート観光に変わっていくことが期待されております。 農業、漁業、備前焼など、本市には魅力的なコンテンツがたくさんあると思います。 これら関係者との協働により、交流人口の増加を図ることで地域経済の活性化に努めてまいりたいと考えております。 3点目、道の駅と複合公園設置についてでありますが、議員がおっしゃるとおり、交流人口の活用の手段の一つとして、道の駅は重要な施設であると考えており、2月議会にて、当初予算に検討するための予算計上をしておりましたが、残念ながら否決となりましたのは御存じと思います。 また、岡山には、今、17の道の駅があるという報告をいただいております。 道の駅の元来の目的は、ドライバーが立ち寄るトイレ、休憩施設が主なものでございましたが、地域特産物を販売するなど、近年各地にいろいろな趣向を凝らした道の駅が誕生し、地域内外から多くの来訪者の憩いの場となっております。 また、集客力の高い観光地の道の駅は、地域内外から流入する観光客を受け入れることで地域経済への波及も大きく、地域活性化につながる可能性を持つ施設であり、本市でも必要な施設であると考えております。 議員御提案のオートキャンプ場やアーバンスポーツ施設等を兼ね備えた複合公園施設も検討材料として、市民の憩いの場であり、家族や若者の楽しめる魅力的な施設を検討しており、議会にも提案をしているところでございます。 何とぞ前向きな御理解をいただきたいと思います。 2番、1点目、防災マップの活用についてでありますが、周知については、市ホームページへ掲載し、備前市公式LINEでも新しく作成された防災マップのお知らせをしております。 また、効果的な活用方法についての周知徹底など具体的な取組については、今回作成した防災マップを、より効果的に活用していただけるよう、各地区、各自主防災組織への出前講座において防災に関する説明を行いたいと考えております。 また、災害情報に関しては、防災行政無線の活用ができるよう、屋外スピーカーの整備や希望するお宅への屋内戸別受信機の配付を進めております。 2点目、逃げ遅れゼロを目指してについてでありますが、まず避難行動要支援者数は令和4年6月1日現在で767名となっております。 また、支援者それぞれの役割については、民生委員や自治会、自主防災会など地域の皆様の協力によって要支援者の方を見守っていただくことであります。 地域での日頃からの声かけや見守り活動などを通じて、コミュニケーションを深め、良好な近隣関係が構築されることで、いざというときに迅速な避難支援が行われることを期待しております。 次に、自主防災組織の把握と指導についてでありますが、令和4年3月31日時点での自主防災組織数は92組織、全世帯におけるカバー率は89.7%となっております。 自主防災組織の要支援者への対応につきましては、現在、市の防災、福祉などの関係部署のほか、民生委員や自主防災組織、自治会、福祉専門職などの関係者が一体となった避難行動要支援者への対応を検討しているところでございます。 また、自主防災組織が実施する避難訓練などの取組内容については、全ての組織の把握はできておりませんが、災害など有事の際、自主的な活動を行っていただけるよう、結成のための啓発に今後とも努めてまいりたいと思います。 3点目、危険区域の点検と改良についてでありますが、土砂災害防止法に基づき、土砂災害のおそれのある区域として土砂災害警戒区域が指定されており、さらにこの区域内で建物が損壊されるなど住民に大きな被害が生じるおそれのある区域として、土砂災害特別警戒区域が指定されております。 また、大雨により河川が氾濫した場合の浸水想定区域も指定されております。 これらの危険区域は、備前市内全域に多数及んでおり、全ての区域を点検することは困難でありますが、岡山県では、既存の砂防関係施設の点検、修繕等を順次行っており、また改良についても、関係機関との連携を図りつつ、地元調整が整った箇所から事業化に取り組んでいるところであります。 さらに、ソフト対策として、危険区域の指定箇所を示した防災マップを備前市内に全戸配布するとともに、より早く避難のお知らせをするため、防災行政無線の整備を行っているところであり、引き続きハード、ソフトの両面から防災・減災対策に取り組んでまいりたいと思います。 4番、1点目、利用しやすい市営バス経路の見直しについてでありますが、民間事業者から引き受けたバスが老朽化していることから、更新時に合わせ、利用者数とも照らし合わせながら小型化を検討しているところであります。 また、バス停までの移動が大変だという声は届いておりますが、路線バスはこれまで地域拠点を接続する幹線道路の運行に努めており、民家のある生活道路等新たな路線を運行するには、警察など関係機関との協議が必要であります。 地域の特性に合わせた市営バスの経路や運行形態となるよう、今後も努めてまいります。 5番、1点目でありますが、まず各団体に関する状況を御説明いたしますと、市内の商工事業者を対象に、令和3年度に5,000万円を予算計上して、事業の維持及び確保並びに事業継続支援を行ったところでございます。 次に、備前観光協会につきましては、本来、自立し運営する能力のある組織が、市の補助金ありきの姿勢では補助金の在り方を見直さざるを得ない、また市の財政支援が逆に団体の成長を妨げることになってはならないと考えております。 本来の補助金の目的である市内の観光事業の向上、発展のため、市と団体が対等なパートナーとして事業を展開することについては、市も積極的な支援や協力を行ってまいります。 次に、日生地区海運組合につきましては、コロナ禍により事業が実施できていないこと、数年にわたり繰越金が発生しているなどの状況があります。 このような団体における状況を御承知おきください。 この各団体の補助金削減に当たりましては、2月定例会で答弁いたしましたとおりであり、喫緊の課題は市の財政改革に取り組むことが重要であります。 このような中、各種補助金について見直しを行い、既得権化しているものについて減額をしております。 また、各補助団体におかれましては、先進地の取組を参考にしていただき、市と同様に財政改革に取り組んでいただくことも必要ではないかと考えております。 根拠につきましては、豊後高田市の事例を参考に減額をしているものでありますので御理解を賜りたいと思います。 2点目、今後の取組につきましては、各団体との連絡会を定期的に開催してまいります。 私のほうからは以上であります。 ○議長(守井秀龍君) 松畑教育長。     〔教育長 松畑煕一君 登壇〕 ◎教育長(松畑煕一君) それでは、青山議員の御質問にお答えをいたします。 3番、1点目、運動部活動地域移行の進捗状況についてでありますが、先ほど奥道議員の質問にお答えしていましたとおり、指導者や生徒の保障、保護者負担の増大や家庭的事情による格差拡大の問題が解消されない限り、現状では受け入れる地域のスポーツ団体に勧めていくことがちゅうちょされるところがございます。 2点目のスポーツ庁の有識者会議による提言についてでありますが、議員も紹介されましたように、スポーツ庁は、有識者による運動部活動地域移行に関する検討会議を開き、公立中学校の休日の部活動指導を民間のスポーツ団体等の地域に委ねる地域移行を2023年度から25年度の改革集中期間として進めることを提言いたしました。 本市といたしましては、学校の働き方改革を考慮するだけでなく、本件の主役は生徒でありまして、生徒にとっての部活動の意義、役割は大変大きいものがございますが、多様なスポーツや文化に自発的に関わることができる環境づくり、あるいは受入れの地域や保護者への丁寧な説明などを通して進めていかなければならないと考えております。 3点目、備前市における今後の対応とロードマップについてでありますが、これも奥道議員にお答えしたとおりでございます。 移行についてのニーズ調査などを通して、具体的な計画を早急に立てていけるように努めてまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) 丁寧な答弁ありがとうございました。 それから、資料をいただいております。資料の提出もありがとうございました。 まず大きい1番目、人口減対策についてでありますが、これは本当に日本中どの市町村あるいは我々どの議員も、本当に身につまされて思っているところです。 市長におきましても、いろいろな御努力をいただきまして本当に感謝申し上げる次第であります。 しかしながら、備前市独自の実態を見てみますと、例えば例に挙げました夜間人口と、それから昼間人口の差を見ても、これが昼間人口が上回っている。言うまでもありませんが、働く場所はある。職種を選ばなければというふうな条件にもなると思うんですけど。ただし、ここへ住んで、ここで働く、あるいはよそへ働きに行くというふうな、ここへ、備前市に住むというところのための働きといいますか、何か策をやはり講じなければいけないんじゃないかなというふうに思います。 交流人口というふうなものを、もう一度活用するようなお考えを取り入れていったらいいんじゃないかなというふうに思う次第です。 例えば2番目、2点目で、言わせていただきましたけど、商業施設がやはりないと、少ない。食事をする場所であるとか、あるいは買物する場所であるとか、ちょっと若者が遊んだり、あるいは子育て世代の方あるいは訪れる方がちょっと憩いの場所として使えるような場所がないと。 商業施設といいますと、やはり消費者の人口といいますか、そういったようなものが増えないと、そこへ出店するようなところもなかなかないんじゃないかなと。 その3点目に、交流人口を増やす一つの手段として道の駅と、それから自然公園、複合施設を持った自然公園、そういった多くのものが集まってにぎわえるようなところが必要じゃないかなというふうに提案をさせていただきました。 市長も、そういう施設、重要な施設であるというふうなことをお感じになっているということをおっしゃっていただきましたので、その場所を選定するに当たって、しっかりお願いしたいと思うんですが、これは前回もお尋ねしたときに、防災公園ということになりますと、そこに防災上、危険地域であるとか、そういったようなことがあると、なかなか国交省のほうにも認めてもらえないんだというふうなことをおっしゃられたんですけど、防災公園ということにこだわるという理由は、これは何でしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) いわゆるローカルの道の駅と、もう少しその道の駅をつくったときに、その場所が万が一風水害で被害が出たときに、一時的に近隣の住民がその道の駅に集まってこれる、いわゆる防災機能を加味した道の駅が、今、ポピュラーになっておるわけです。 ただし、そのためにはいろんなクリアが必要であります。 基本的に、防災公園はその大多数が国の補助金の対象でありますから、どこの自治体でもそれを兼ねたものをつくろうと考えておるのは当然でございますが、私は、防災公園を兼ねた道の駅であろうが、ただ単なる道の駅であろうが、備前市には2号、そして96号、250号があり、それぞれ兵庫県から、越えてくる、あるいはこれから兵庫県へ帰る、そのときにドライバーの皆さん、家族の皆さんがそこで少しゆっくりする、これも交通安全上、大事だと思っております。 私も小さな商売をしております。こういうような形で、地域が活性化し、特産物が販売できる、そのようなことで2月議会に提案したわけでございますが、残念ながら議会で否決されております。 やはり、元気なまち備前、そして外から来た人が少し休憩ができる、そこに若干の公の予算が入っていく、そういうような道の駅はぜひとも皆さん方御理解いただいて、市民のためにつくっていく。それが、その地域で飲食業や、あるいは遊ぶ場所につながって、少しにぎわいができるんじゃないかと思っております。 兵庫県から備前に入ります三石のトンネルを越えますと、岡山の備前大橋を越えるまで、残念ながら瀬戸内市に1か所、2号線沿いに、それなりの飲食ブースがあるわけであります。そして、備前大橋を越えますと、またそこにはレジャー施設を兼ねた飲食業があるわけでありますが、備前市内で見た場合、2号線で見た場合、残念ながら、今、伊部駅の周りにも飲食店が閉鎖をし、一、二店という状況であります。 これは、今、日生がそれを補完的に飲食業が持っておりますけども、決して日生だけで十分とは思っておりません。 そういう意味においては、こういう道の駅をはじめ、つくるタイミングがありますので、どうぞよろしく御協力をお願いします。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) すいません、防災機能がなぜ必要かということでお尋ねしたんで、よろしくお願いします。 防災機能というのは、私も防災機能も備えたという、そういったようなところを、前回も勧めてみたわけなんですけど、そこが土砂災害警戒区域になっているというふうなことで、私も調べてみました。確かに2号線を越えた向こう側がなっているんですけど、いろんな市内の、このたび防災マップもできましたですし、見てみたんですけど、そんなに条件のいいところいうのはなかなかありませんし、この道の駅、特に防災道の駅として、今、全国で39駅が選定されたりしているというふうな情報もネットで見たんですが、その中で、ハザードエリアに存する場合は適切な対応が講じられていることとかというふうなことも出ておりました。 あそこの地域でいいますと、講じることが可能ではないかというふうなことも思うんですが、その点については何か検討なされたんでしょうか。 あそこというのは、大池、備前片上の大池のことです。 ○議長(守井秀龍君) 挙手してください。 大森都市整備部長。 ◎都市整備部長(大森賢二君) 片上の大池ですね、そちらにつきましては、以前に検討した経緯がございまして、災害の区域に入っているということでございます。 その災害警戒区域等を解除するためには、その施設を設けていくというようなことで、クリアしていくということになろうかと思いますので、相当、例えば防災、砂防堰堤であるとか、そういったものを設けて、その区域を安心できるようなものにしていけばクリアできるというようなことだろうと思います。 以上でございます。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) だろうと思うじゃなくて、そういう検討がちゃんとなされてのことなんでしょうか、どんなんでしょうか、その辺。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 大森部長。 ◎都市整備部長(大森賢二君) 議員から御提案の後であったかどうか、ちょっと詳しくは分からないんですが、以前にそういう区域であったということでございます。失礼いたしました。 ○議長(守井秀龍君) 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) 防災道の駅というたてりになりますと、かなりハードルが高くなると思うんですが、だからといって、防災は無防備でいいというわけではないんですが、その辺のところをもう一度検討してみるということをなされたらどうかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 青山議員、具体的に防災公園、どこの防災公園か、それを具体的におっしゃっていただいたら話が分かりやすいんじゃないかと思いますので、お願いいたします。 ◆7番(青山孝樹君) 備前片上と言いましたが、東片上、大東の北側の大池。 ○議長(守井秀龍君) 片上大池ですね。 ◆7番(青山孝樹君) ええ、片上大池。はい、あそこの北側の丘陵地を含めてです。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 実は、私は前の市長任期のときに、一番最初にそこがどう、いいんじゃないだろうかと、2号線にも面していますし。 一番大事なのは、実は穂浪地区の人、伊里地区の人があの裏を越えて、あの山に上がってきてこっちへ来られるんです。井田村の人をはじめ、穂浪地区の方が全員、抜け道がありますので、だから私も前の市長時代に、ここが一番いいんやないかというて、いろいろ検討しましたけども、いわゆる費用対効果と、その地域がそのような区域になって、これをクリアするのが相当財政面で難しいということで諦めましたけども、今回市長になって、また4年たっておるわけですから、何かいい手はないかということは私も今も考えています。 ただ、備前市の2号線から、そして250号線、そして海がありますので、海の人が万が一のときには安全に回避できるように、また吉永、三石には山がありますので、山崩れ等にも対応しなきゃならない。また、96号線も生活道路以上に産業道路として使われております。 備前市は、そういう意味においては数か所、大小は別にして道の駅等をてこに、一般産業、農産物等の振興を図る。また、兵庫県との境ですから、私は、休憩する場所として備前市は一つの適地を持っておると思っております。 よって、これからもいろんなものをクリアしながら、できる限り地域の振興のためにも道の駅をつくりたいと。同時に、国道沿いでなきゃならないわけじゃありませんので、実は最近もある企業の土地が購入できるんじゃないだろうかという報告も、つい先週いただいております。決して、国道のそばではありませんけども、いろんな意味において、道の駅があるということが、やっぱり地域住民の方の買物あるいはちょっとした飲食ブースができるわけであります。 そして、多くの山陽道を通行されますいわゆるマイカーあるいはトラック、その他の人がお金を落としていただける。そういうことで、地域の経済の活性化、一番は雇用の増進につながるんです。 そういうようなことで、いい駅長さんが見つかること、そしていい場所で継続的にその事業ができること。 道の駅は2つのタイプがありまして、二、三年はいいんですけども、駅長さんによっては、結局、二、三年後にさっと使われなくなってしまって、後、負の遺産が公共団体に持ってこられると。やはり少なくとも10年、15年、道の駅として元気な道の駅をするためには、私はそういう駅長さんをどこから持ってくるか、民間からどういう人を連れてくるかということも含めて、地域と場所、数か所検討したいと思います。 また、検討の結果がありましたら、中間報告として議会のほうにも御相談をさせていただきます。そのときにはよろしくお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) ありがとうございました。 ぜひ、そういう場所というのは本当に大事な一つのポイントになると思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、防災・減災についてなんですが、防災マップの活用あるいは自主防災組織自体の活用というふうなことについても、何遍も質問させていただいとんですが、92件、89.7%、今、自主防災組織がつくられているということなんですが、前回も質問したんですが、機能が本当にするのかどうか。ここが一番問題だと思います。 もちろん、100%にしていただきたい、しなければいけないと思うんですが、それが機能するかどうか。そのために、もう一度それぞれの自主防災組織が、今現在、どうなのか。例えばその組織図がそのまま以前の名前が残っておったり、あるいは一度も活動したことがないというふうなところもあるんじゃないかなと思います。 そういうふうなところを、アンケート調査でもされて、それでそういう場所があったら、積極的に市のほうで、職員の方は大変かもしれませんが出向いていただいて、何か示唆をしていただくとか、あるいはそういう何かイベントを市のほうで打つとかというふうなことをお願いできたらと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 備前市は89.7%でありますが、和気町は実は100%なんです。今言われるように、本当に機能しているかどうか、これが一番大事でございまして、やはり東備消防の協力をもらいながら訓練をしていくということと、消防団の皆さん方にも、これは御案内して、全員で、突然来る危機的なものを市民の命をまず守る、財産を守る。そのためには、議員おっしゃるように、それが本当に機能しているかどうかということは通常点検をしていかなければ、いざというときにそこが抜け落ちておった、被害が拡大した、生命にも関わるようなことが起こった。これは4年前の倉敷、総社で見られるようなことでございますので、総社、倉敷など、決して遠いところじゃございません。ちょっとの関係でこれの備前に大きな被害が来ておったかも分からないわけですから。 常にそのような危機意識を持ちながら、備前市の危機管理課と東備消防と地域の自治体の皆さん方とこれからも相談をし、できる限り訓練をし、皆さんと一緒に参加をしていかなきゃならない。大切な命と財産を守ることだと思っております。肝に銘じております。これからも御指導願いたいと思います。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) ありがとうございました。 そして、逃げ遅れゼロを目指すということで、特に避難行動要支援者への対応ということなんですが、日頃からの見守りとかコミュニケーションを取るというふうに言われたんですが、介助が必要な高齢者でありますとか障害者、難病患者あるいは乳幼児、妊産婦、外国人、いろんな方がおられると思うんですけど、そういう個別の避難計画策定、これについては、今どのようにされているんでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 梶藤総合政策部長。 ◎総合政策部長(梶藤勲君) 個別の避難計画ということでございますが、個別の避難計画というのは、特には今現在、立てておりませんので、総合的に、地区でトータルで避難をしていただくという対策を今は執っております。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) この防災マップもそうなんですが、読んで理解して、そして行動してくださいと、自助になると思うんですけど、それはなかなか難しい方もおられると思うんです。特に、要介護、必要な方は難しいんで、それにしっかり関わって、そういう方の実態を捉えて、どうするかという計画をしっかり作成する中で、周りの方が関わるという状況をつくっていただきたいなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 梶藤部長。 ◎総合政策部長(梶藤勲君) 今、お話しいただきましたが、関わっている方々に、市としては、こういう防災マップが新たにできたということについて、再度周知させていただいて、その件についても、要支援者、要介護の方等に丁寧に御説明したりとかということをしていただくように努めてまいります。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) ありがとうございます。ぜひお願いします。 それから、大きい3番目、運動部活動地域移行についてですが、これも教育長のほうに以前もお考えをお聞きしたんですが、周りの状況等あるいは国や県の状況、まだ混沌としている部分があると思うんですが、かなりの情報が、今、飛び交っていますし、私もいろんな立場の中で情報を受け取っておるんですが、特に前回も紹介しましたが、岡山県でも3中学校区がモデル校としてやっている中で、磐梨中が、発表会があってその発表によりますと、かなり進んだ状況にあるというふうに思いました。 そういうところも参考にしていただいて、備前市でどういうふうなことができるのかということをぜひ御検討いただきたいというふうに思います。 それについて、格差が生じることというふうなことを言われたんですが、これは、備前市内でも、各中学校区でも実態が違うと思うんです。その抱えている面積であるとか、交通事情であるとか、あるいはそこに指導者あるいはスポーツクラブがあるかないかとか、いろんなことがあると思うんですけど、その辺についても実態調査をされて、まずは実態調査をしていただいて、そしてできるだけ早急に検討委員会を立ち上げるというふうなことをされてはどうかと思うんですが、それについていかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 松畑教育長。 ◎教育長(松畑煕一君) 御提言ありがとうございます。 青山議員は体育教育に長年携わってこられて、大変その辺についても事情に明るい方でありますし、今までにもいろいろ相談させてもらっております。 今後も、今御指摘のように、地域によっても、あるいは生徒の、学校によって部活の種類とかやり方とかいろいろ違いますし、本当に違いがございますので、御提言のように、何らかの検討会議なども考えながら、本当に備前市らしい部活の在り方を考えていきたいと思います。 本当に、先ほどちょっと申し上げましたように、部活というのは、私は、昨年、5中学校に出前講座として各生徒会の会長、副会長にずっと事情聴取をして回りました。その中で、部活が占める学校全体の中での位置づけは、多い生徒は7割、学校生活全体の中での、を占めるような、4割から7割ぐらい占める、大変大きな問題です。 ですから、これを、特に部活をやっている子供たちにとっては大きな問題でもありますし、教育のまち備前市、全ては子供たちのためにということを標榜している立場としては、部活も大きな問題だと思っておりますので、ただ地域移行すればそれでいいというような問題ではないので、本当に学校の内部でも、どれだけのことができ、どうしても地域移行しなきゃいけない、こういう条件の下で地域移行し、あるいは部活をさらに前進するためには、人的、あるいは資源的、あるいは物理的にも、どのようなものが必要なのかということを早急に検討して、2023年、4年、5年とできるだけ早い時期に改革ができるように検討を進めてまいりたいと思いますので、今後とも御指導よろしくお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 青山議員。 ◆7番(青山孝樹君) ありがとうございます。 部活動というふうに、運動部活動というふうに銘を打っとんですけど、これは、これから7月にかけて、文化部活動のほうも、文化庁を中心に改革をされるというふうなことも発表されております。 それで、部活ということになると本当に限定的なんですけど、そうじゃなくて、スポーツであるとか文化をこの備前市がどうするんかというふうなことも含めて、お考えいただいたらと思います。よろしくお願いします。 最後になりますが、すいません、公共交通の利便性についてということです。 本当に様々な角度で考えていただいている。小型化をすることによって、例えば今までのバスの大きさであったら通行が無理だったところが解消できるとか、あるいはバスは無理だったら、昨日も出ていましたけど、デマンドタクシーのような形で民家に近いところをカバーできるようなことも考えていただきたいと思うんですが、よろしくお願いします。 これは、いろいろお考えをいただいておるという同僚議員へのお答えがあったんで、よろしくお願いします。 それから最後ですけど、補助金の件につきまして、私も、商工会議所、観光協会、日生海運さんのところをお訪ねしてお聞きしました。 何とかやりくりをしてやっていかなければいけないんだけど、例えば繰越金があるところも、それを使ってやっていくと3年先にはめどがつかないようになる。繰越金も、何かあったときに使わないといけないというふうなことで、プールもある程度しておかなければいけないとかというふうなこともお聞きします。 そして、何より、何か活動をやろうという意欲がちょっと萎えてきているんだというようなことも聞いて、それは一番やっぱりあってはいけないことだと思いますので、ぜひこの連絡会を定期的に行うということで、そこでしっかりやっていただきたいと思うんですけど、連絡会はいつ頃されるんでしょうか。それだけお聞きします。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 河井産業部長。 ◎産業部長(河井健治君) 商工会議所と東商工会についてはもう既に行っている部分もございます。事業の内容について行っている部分があります。     (発言時間終了のブザーが鳴る) ○議長(守井秀龍君) 発言中ですが、制限時間ですので、青山議員の一般質問を終わります。     〔「ありがとうございました」と7番青山議員発言する〕 以上で青山議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(守井秀龍君) この際、暫時休憩いたします。     午前11時26分 休憩     午前11時40分 再開 ○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、土器議員の一般質問を願います。 14番土器議員。     〔14番 土器 豊君 登壇〕 ◆14番(土器豊君) 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 それでは、通告に合わせて、順次5点質問させていただきます。 高齢者に優しいまちづくりを。 シニアカー、電動車椅子について、超高齢社会と言われる2025年問題、間近に控えた今日、高齢者の買物や通院などへの支援は急務となっております。 今後、自動車運転免許証等を返納する高齢者が増加する中、電動車椅子の利用も高まってきています。 そこで電動車椅子の運転に必要な知識と危険回避に必要な技能を習得し、安全に利用できるよう、市で、定期的に安全講習会を実施していただけないでしょうか。 また、購入に関して補助金制度を導入し、手軽に購入できる体制を備えていただくよう要望いたします。 あわせて、電動車椅子の擦れ違いを考慮して、道路幅を3メートル以上になるよう、整備計画をお願いします。以前ちょっとお願いしたんですが、今公共交通、バスですね、私は片上和気線に乗ってきています。朝8時7分のバスですね。備前警察署の前から乗るんですが、あそこで立っていると向こうから自転車等が来た場合、やっぱし危ないと。よけとかないけないという形で、できたら3メートルになるようにしていただけたらと思います。 これは全体に言えることだと思うんですが、そのことをぜひ計画をしていただきたいと思います。 それから、電動車椅子、これは歩行者と一緒だったらしいので、私は車両かと思うたんですが、自転車とは違って、歩行者と一緒という形ですということを私は気がつきましたんで、報告しておきます。 それから、不老川河川公園を大窯橋から岸本橋までの整備をということです。不老川河川公園については、大釜橋から岸本橋まで計画的に整備をお願いいたします。向山墓地西側、備前中学校の西の未整備区間の用地を確保し、桜や紅葉などの植栽を行い、高齢者や幼児の散歩道にして、またコロナ禍の中、運動不足解消のランニングコースとして整備していただくことを要望いたします。 今、西側と言った、その東側ですね、これは市に買ってもらって、今から十数年前、備前中学校の生徒が、桜、紅葉、ツバキ等を植栽いたしました。こうしていただけたら、また今、桜とか紅葉とか、木は備前中学校の生徒に植えてもらいたいと考えていますんで、よろしくお願いいたします。 それから、公共交通についてですけど、今後ますます高齢化社会となり、公共交通の必要性は今以上に高まります。 そこで令和3年1月から実証運転してきたお医者バスについて、本格的な運行と、香登、西鶴山地区までの路線の延長を要望します。昨日、石原議員の質問で、それはちょっと無理という形なんですが、できれば大ケ池の西の道の広いところまで、行けるところまでお医者バスを再度本格運行してもらえたらと思いますんで、要望いたします。 私も、お医者バスに乗ったんですが、11月から乗ればよかったんですが、1月から乗りました。ただ、その中で1つ反省するべきことは、やはり地区にもうちょっとこういう形のバスが走っているという形のことを知らせる、PRができていなかったと思います。 今、公共バスは、私乗ってみて思うんです。やはりPR不足、そしてどういう形でバスが走っているかということをまだまだ市民の方が分かっていません。だから、やはりPRをしていかにゃあおえんのじゃなかろうかなと思います。 そういうことで、私も反省として、これからPRをしていきたい。特に、片上和気線、これもPRをしていきたいなと考えていますんで、お願いいたします。 また、現在、浦伊部地区の浦南地区には路線バスが運行されていません。伊部駅経由で備前病院へ通院できるよう路線の拡充をお願いします。 2番目、松林の再生と雑木の有効活用をということです。 今現在、松割木、それから松炭が不足しております。日本六古窯の一つに数えられる日本遺産にも認定された備前焼を後世に引き継ぐためには、大規模な松林の整備、再生が急務となっております。 窯たきに欠かすことのできない松割木は、大体年齢35年以上が必要とお聞きしています。 そこでおかやま森づくりサポートセンターや森林組合、備前焼作家などで構成するプロジェクトチームを立ち上げて、計画的に松林あるいは間伐、枝打ちなどの林業活動を行ってはどうでしょうか、市長の考えを聞かせてください。 例えば伊部でいろいろ後から聞いたり何かして、実際に昭和50年頃までは松の関係をしとったんで、それ以後、松を伐採した後、そのままにしてきたんではなかろうかと思います。そして、松枯れ等が出て松が枯れてきたと。そういう形で、改めて松林の再生のためですが、雑木を切る、そしてそれに松を替えていくという形をしていかなければならんのではなかろうかと思いますんで、改めて市長の考えをお聞かせください。 それから、自治公民館の補助金を5分の2から5分の3に変更を。 令和3年11月の定例会でもお尋ねしましたが、今後ますます少子・高齢化社会となり、地域での支え合い事業の推進を加速していくことと思われます。 その事業を推進していく中で、必要不可欠であるので、自治公民館であります補助率の改定を要望します。 これから、高齢者の方ができるだけ外へ出ていくことが必要ではなかろうかと思います。 伊部地区では、平成10年頃、めばえの会という形で、今の憩いの場づくりという形で取り組んできました。そのときに、大体ヘルパー、全労災のヘルパー、ヘルパー関係を多くの方が会得したんですね。大体全労済で30人、それから農協等民間で十何人の方がヘルパーの2級の研修を受けて、憩いの場と高齢者の関係のことを取り組んでまいりました。 だけど、やっぱり憩いの場等と公民館等がぜひ利用できやすいように、5分の2は5分の3に補助率を上げてもらって、高齢者社会に向けて対応していただけたらと思いますんで、お願いいたします。 それから4番目、ふるさと納税の研修会をということです。 ふるさと納税について、返礼品のアイデアなど、多くの方々で勉強すればするほど、より多く、多い意見が出てくると考えております。 そこで納税額を増税し様々な市政運営を行うため、企業版、個人版問わず、議員も制度を熟知しておく必要があることから、まず議員の中の会派へ向けての研修会を実施していただきたいよう、要望いたします。 これも実は、市長や市の職員だけに任すんじゃなしに、やはり議会もふるさと納税を集めることを考える必要があるんではなかろうかと思います。 そういうことで、実は選挙の前に、川崎議員、そして私、それから西上議員と、次に通ったらこういう形の研修会をやろうと、会派を一つにしてやろうという形で頑張ってきたんですが、残念ながら1人欠けたんですけど、まず議員に向けての研修会を実施していただくよう要望します。市政会の5人です。 それから、赤穂線の南の生活道の整備を。 JR赤穂線南側、伊部公民館から伊部駅南口までの生活道は、地元住民や子供、こども園ですね、児童の散歩道であり、また歩行者、自転車利用者の伊部駅へのルートとなっております。 地元有志の方が、道の両側に花を植えるなど整備を行っておりますが、道路の表面が凸凹で、傾斜がついています、凸凹です。斜面がついている状態であります。 そこで転倒など事故が起きる前に、舗装の整備を要望いたします。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。     〔市長 吉村武司君 登壇〕 ◎市長(吉村武司君) それでは、土器議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、1点目、シニアカーを運転する場合に講習を受けるようにしてはについてでありますが、備前警察署に、県内のシニアカー運転講習会を行った事例などを尋ねたところ、道路交通法上、シニアカーの取扱いが歩行者と同じということから、実施実績はございませんでした。 しかし、市では、定期的に交通安全法令講習会、また備前交通安全協会へお願いしている高齢者宅の交通安全訪問指導や交通安全啓発活動時に、使用方法や道路交通法上の取扱いについても併せて啓発を行えるよう進めてまいりたいと考えております。 次に、購入に際しての補助制度の導入についてでありますが、高齢者の購入に対する補助制度につきましては、今後、検討してまいります。 2点目、歩道の幅員を3メートル以上にについてでありますが、歩道の幅は、計画路線の歩行者の交通の状況を考慮して定めるものとなっておりますので、該当する路線については、今後、検討してまいりたいと考えております。 3点目、不老川河川公園を大窯橋から岸本橋までにについてでありますが、不老川は砂防河川であり、河川公園として整備することについてどのような手続が必要になるのか、河川管理者である岡山県と協議をし、検討してまいりたいと考えています。 4点目、お医者バスの正式な運行と路線延長をについてでありますが、利用者から、利便性が向上すると評価を受けながらも、関係機関との協議に時間を要したため、4月から一旦休止をしている状況となっております。 次回、ダイヤ改正に向けて既存路線に組み込む形で運行時間等の検討をしてまいります。 また、香登、西鶴山地区への路線延長については、路線として検討する一方、デマンド化を進める転換期であると考え、地域に応じた移動手段の導入について協議をしております。 5点目、浦伊部地区に路線バスの運行をについてでありますが、香登、西鶴山同様に交通空白地域であることから、地域の特性に合わせた移動手段の導入を検討してまいります。 2番、1点目、松割木、松炭の確保についてでありますが、これまで、土器議員におかれましては、森林再生について御指摘をいただいており、私も備前焼の将来を考えますと非常に重要な問題と考えております。 これまで伊部区有林再生に係る資材等の支援をしてまいりました。 本年度より、初めて木材価格の高騰であるいわゆるウッドショックのあおりを受け、備前焼の窯たきに欠かせないアカマツの割木の確保が非常に困難な状況となっており、備前焼作家に対し松割木の支給をすることを考えております。 2点目、プロジェクトチームを立ち上げてはにつきましては、長期の視点に立った森林整備を進めることは必要不可欠なため、今後は地域、区会や関係部署、関係団体と連携しながら、松林の整備、再生についての体制づくりを進めていきたいと考えております。 3番、自治公民館の補助金を5分の2から5分の3に変更をについてでありますが、議員のおっしゃるとおり、この補助金は、地域のコミュニティーに必要な拠点施設の老朽化対策や高齢者対策としてバリアフリー化などの整備補助など、さらに必要性が増すものと思われております。 今後は、新築の場合と同様、増築、改築、修繕、備品購入に対しましても、今年度は、まず一律2分の1の補助に統一するよう補助金交付要綱の変更を進めてまいります。 予算に合わせて計画的に進めていくため、前年度に調査を行い、希望される施設については当初予算で漏れなく、漏れなく補助対象としております。 来年度は、また議員の御希望のような変更になるよう、財源の確保を進めてまいる所存でございます。 私のほうからは以上であります。 ○議長(守井秀龍君) 梶藤総合政策部長。     〔総合政策部長 梶藤 勲君 登壇〕 ◎総合政策部長(梶藤勲君) それでは、土器議員の質問にお答えいたします。 4番、ふるさと納税の研修会についてでありますが、ふるさと納税の返礼品につきましては、国が示す地場産品基準等を遵守しつつ、備前らしく魅力あるものを日々検討し、返礼品を御提供いただく協力事業者とも協議を重ね、新たな返礼品の提供に努めているところであります。 返礼品等について、議員から御提案をいただくことは非常にありがたいことであり、必要があれば研修会の開催は可能でありますので、御依頼いただければと思います。 また、議員の皆様にも、市外の御親族、御友人に寄附に関するお声かけをいただくなど、御協力をいただければと思います。 ○議長(守井秀龍君) 大森都市整備部長。     〔都市整備部長 大森賢二君 登壇〕 ◎都市整備部長(大森賢二君) それでは、私のほうから、5番、赤穂線南側の生活道路の舗装についてでありますが、議員御指摘のとおり、道路の安全性の確保からも重要であると考えておりますので、早期に現地を確認し、対応して検討してまいりたいと思います。 私のほうからは以上です。 ○議長(守井秀龍君) 再質問はありますか。     〔「ありません、ありがとうございました」と14番土器議員発言する〕 以上で土器議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) この際、暫時休憩といたします。     午後0時02分 休憩     午後1時00分 再開 ○議長(守井秀龍君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、山本議員の一般質問を願います。 8番山本議員。     〔8番 山本 成君 登壇〕 ◆8番(山本成君) 通告に従って一般質問をさせていただきます。 本日、私が今日最後なんですが、この時間に登壇していることに非常に違和感を感じておりますが、頑張らせていただきます。 まず最初に、物価高騰対策について。 新型コロナウイルス感染症による厳しい経済状況が緩和されつつあるものの、感染症の影響を大きく受けた業種、そこで働く方々など、国民生活や経済への影響は依然として続いています。 こうした中、ロシアによるウクライナ侵攻などの影響により、世界規模で不確実性が高まり、原油価格の高騰、穀物等の国際価格は高い水準で推移し、円安も進んでいます。 食品やエネルギー関連の値上がりによる年間の負担額は、年収によって6万4,468円から9万8,697円に増えるという試算も出ています。子育て世帯にとってかなりの負担です。 今年度、備前市の施策で小・中学校給食費、学用品費無償化は、吉村市長に先見の明があったと思いますが、私は国の物価高騰対策として実施される子育て世帯生活支援特別給付金事業だけでは不十分だと思います。 備前市も厳しい財政状況ですが、備前市独自の子育て世帯への物価高騰対策を施すべきだと思います。市長はどのようにお考えか、お聞かせください。 次に、備前市におけるまちづくりと連携した公共交通の在り方について。 地方において、自動車が単に移動手段としてだけでなく、生活に密着した文化的、社会的状態、いわゆるモータリゼーションの進展と人口減少により、地方の公共交通網は衰退し続けています。 一方、高齢化の進行により自動車の運転が困難になり、高齢者による交通事故の増加が顕著になり、免許証の自主返納を促すことで、再び公共交通の利用に回帰する動きに合わせて、利用者の多様なニーズに応えるべく、自治体によるコミュニティーバスやデマンド交通に加え、自家用有償旅客運送等の新たな交通手段の導入が全国で進んでいます。 また、国の交通政策基本法第16条、17条に基づいた交通政策基本計画においては、日常生活等に必要不可欠な交通手段の確保、高齢者、障害者、妊産婦等の円滑な移動のための施策実現とあります。 そのためには、まちづくりと連携した持続可能な地方交通と新たな交通手段の導入を併せて検討しなければならないという認識から質問させていただきます。 1、今後の総合的な見通しはいかがか。2、交通政策基本法第16条及び第17条の規定は移動権です。市民にとっての移動権をどのように考えているか。3、備前市の今現在の公共交通の国、県、市による公的資金の投入割合はいかがか。 以上です。 3番目に、防潮堤の整備促進について。 台風などにより海水が道路に乗り上げ、家屋に浸入する場所は、大体、備前市内に決まっております。 特に、伊里、穂浪地区、250号沿いなどは常にその危険にさらされています。周辺には真魚市もあります。 防潮堤は、台風、津波浸水範囲を大幅に減少させる最も重要な防災基盤であるとともに、住民生活や産業振興を支える重要な社会基盤でもあります。 地区の方々も、市政懇談会などで防潮堤やフラップゲートの整備促進を要望したと聞いております。現在の進捗状況をお聞かせください。 続きまして、安全・安心のまちづくりについて。 後援会活動を通じて、市民の皆様からたくさんの要望を受けましたが、安心・安全の面では、備前市の通学路はほとんどゾーン30のはずですが、それが備前市民、通勤で備前市に来ている人に周知されていない。学校付近の道路とかにはゾーン30の看板や道路への書き込みはあるが、それ以外の場所には表示が少ない。警察署と連携してゾーン30の啓発活動をしていただきたい。 ある町内でやたら子供飛び出し注意の旗が立ってあったので、町内の人に聞いたら、小さいお子さんも含め5人子供のいる御家庭の方が自費で立てたとのことです。 本来は、交通安全を願う地域の人々と地域の団体、交通安全協会、社会福祉協議会、町内会、自治会などが自発的に設置しているものです。 飛び出し注意の看板の普及率の高い滋賀県では、飛び出し人形などいろんなキャラクターの飛び出し注意の看板があります。 そのようなことを参考にしながら、飛び出し注意の看板等の普及率を行政主導で上げていただきたいです。御答弁のほどよろしくお願いします。 副市長2人制について。 6日の議会で、副市長2人制が可決されました。昨年、新潟県の上越市では、副市長を現行の2人から副市長を4人に増やす条例改正案が議会に出されました。それだけ地方自治体を取り巻く環境が年々高度化、複雑化し、地方分権改革により、地方自治体の責任はますます強くなってきました。 こうした状況を踏まえ、副市長2人制にし、市長を支えるマネジメント機能を強化すべきだと思い、私は賛成しました。 議案細部説明も読ませていただきました。6日の委員会で執行部の説明も聞きましたが、吉村市長のほうから副市長の定数を2人とする意義をもう一度お聞かせください。御答弁のほどよろしくお願いします。 以上、よろしくお願いします。 ○議長(守井秀龍君) ただいまの質問に対する答弁を願います。 吉村市長。     〔市長 吉村武司君 登壇〕 ◎市長(吉村武司君) それでは、山本議員の御質問に順次お答えいたします。 1番、物価高騰対策についてでありますが、備前市では、子育て支援として、令和3年度においては、低所得の子育て世帯に対し支給される国の生活支援特別給付金と併せて単市で1世帯2万円の上乗せ給付を実施したほか、独り親世帯にはさらに児童1人5万円の給付を年度末に実施しております。 また、子育て世帯への臨時特別給付金については、所得要件を撤廃し、国と同額の給付金を市独自で給付しております。 今年度におきましても、コロナ禍による影響が長期化し、物価高騰等に直面する低所得の子育て世帯に対し、国による子育て世帯生活支援特別給付金の給付決定がされ、先般、議会の御承認をいただき、今月中の給付に向け、即日、対象者への御案内をお送りしております。 このたびは、速やかな給付の遂行のため、特に上乗せ等は実施しておりませんが、今後の状況を見ながら、より効果的な方法や時期等があれば、財源等も含め検討してまいります。 2番、備前市におけるまちづくりと連携した公共交通の在り方についてでありますが、今後の総合的な見通しについては、乗降者数の分析により、路線バスの見直しを継続して行いながら、交通空白地へのデマンド交通など、地域特性に合わせた利便性の高い公共交通網の構築を図ってまいります。 次に、市民にとっての移動権についてでありますが、交通政策基本法に規定されているように、日常生活及び社会生活を営むに当たり、円滑に移動することができる権利であります。 地域公共交通手段の減便や廃止等により、市民の皆様が自由な移動手段を失ってしまうことのないよう、生活交通の維持、確保に今後とも努めてまいります。 次に、本市の公共交通事業に対する公的資金の投入割合についての御質問でございますが、市営路線バスに係る経費は市の全額負担となっておりますが、運賃収入を除いた部分の8割について特別交付税が措置されております。 生活交通利用補助事業である愛乗りタクシーチケット事業につきましては、まちづくり応援基金を充当しております。 3番、防潮堤の整備についてでありますが、現在行われている防潮堤の工事は、岡山県が事業主体として行っており、片上地区は今年度国道250号の昭和橋から流川下流の片上橋までの護岸側の胸壁工事、延長120メートルを実施予定であります。 また、日生地区については、昨年度施工の胸壁完了箇所から瀬戸内観光汽船の車両待機場所までの胸壁工事、延長50メートルを実施予定であります。 穂浪地区の防潮堤整備につきましては、岡山県に確認したところ、今年度、防潮堤などの防護施設を設置する場合、検討に必要となる防護ラインを設定するために必要な資料を作成する予定であると聞いております。 なお、フラップゲートの整備につきましては、岡山県に確認いたしましたが、設置した当時の資料が残っていないとのことで、市職員で現地を確認したところ、大星地区周辺から伊里漁協周辺までは設置済みであることを確認しております。 4番、安全・安心のまちづくりについてでありますが、備前警察署にゾーン30の看板や道路への書き込みについて尋ねたところ、市内のゾーン30は備前中学校周辺の区域の1か所となっており、幹線道路に囲まれた区域内の最高速度が30キロメートルの速度規制や抜け道としての抑制など、生活道路対策が行われております。 他の学校周辺道路や通学路はゾーン30ではありませんが、区域内でなくても、交通安全対策の実施を行っているとのことでありました。 市といたしましても、関係機関とより一層啓発活動を行うよう努めてまいります。 次に、飛び出し注意の看板の普及率を行政主導で上げていただきたいについてでありますが、小さな子供さんがいる家の前などに自主的な看板の設置を見かけます。 地域で交通安全活動が行われている備前市交通安全対策協議会の支部によっては、電柱などに啓発看板設置を行っていただいており、今後も、関係団体と連携し、啓発活動に努め、交通安全啓発を進めてまいります。 5番、副市長2人制についてでありますが、まず可決いただきましたことに御礼を申し上げます。 市政運営に当たる心構えとして、現状維持は衰退の始まりと言われますが、努力なくしては現状維持はあり得ないと私は考えております。 市民の皆様から選ばれ、この立場に立たさせていただいている以上、町の衰退を止める責任は私にあり、それを実現するための右腕、左腕となる布陣がやっと整えられているということに、改めて身が引き締まる思いであります。 至急に、理想の布陣で体制を整え、仕事をさせていただき、その成果をもって皆さんにお返ししたい所存であります。どうか御理解と御協力を引き続きよろしくお願いを申し上げます。 私からは以上であります。 ○議長(守井秀龍君) 再質問はありますか。 再質問に入ります。 山本議員。 ◆8番(山本成君) 順次、再質問をさせていただきます。 まず最初に、物価高騰対策なんですが、ちょっと私が期待した答弁をいただけなかったような気がするんですが、市長、でしたら今の段階では十分支援策は足りているというお考えですか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 国会も昨日で閉会になり、これから参議院選挙が実施されます。その後の臨時国会において、国は具体的にこの物価高、エネルギー、資源エネルギー高の対応をやられると思います。そのときには、コロナ対策以上の地方交付金等が出てくるんじゃないだろうかと思っております。 今現在、3月執行の令和4年度の事業を粛々と進めているところでございます。 今回の物価高、エネルギー高については注視をしながら、備前市の許される財源の中で、国の方針にも沿って対応を進めてまいりたいと思っております。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) ちょっと、まああまりしつこく言うのもあれなんで、ちょっと方向を変えますけど、昨日、政府のほうが物価・賃金・生活総合対策本部を設置し、物価抑制に取り組むことを強調したとありますが、備前市のほうでも、価格高騰に伴う光熱費や食費などの上昇により、日常生活の維持にお困りの方に対して何らかの相談窓口を設置しているとは思うんですが、それを、その相談窓口を、なお一層相談体制を強化すべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 全く同感であります。 備前市民の方、特に所得がもう一つという方等については、この物価高をどのように乗り切っていくか、喫緊の課題と思っております。 備前市も、令和4年度の予算を執行したばかりでございますので、他市等の状況も見ながら、例えば市独自のプレミアム商品券のようなものができるんかできないのか、例えばそれを子育て世代の人の生活用品の購入にプレミアム商品券を充てるとか、いろんな施策はこれから出てくるんだろうと思っております。 よく経済状況を勘案しながら、市、県の対応も勉強してまいりたいと思っております。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) ありがとうございます。 次に、移らせていただきます。 公共交通に関しては、昨日も今日も、同僚議員の方がいろいろ質問しましたので、ちょっと方向性を変えて質問させていただきますが、合併してから備前市も広いです。 公共交通の利便性を高めるためにも、ある程度、町をコンパクト化していくべきだと思うんですが、そのようなお考えはありますでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 備前市民の皆さん方が、平均的に生活の利便性を追求し、豊かな社会生活を営んでいただくことは市の大きな責務と思っております。 私どもが今やっております市営バス、先ほど答弁しましたように、必要経費の8割方は実は地方交付税で返ってきております。 このような制度設計が、デマンドバスにも適用されるような情報もいただいておりますので、そういう国の交付税制度にのっとった仕組みをし、それの永続化を図っていくことだろうと思っています。 例えば私が前の期にやりました愛乗りタクシーチケット事業等につきましては、これは交付税対象ではないらしくて、今現在、備前市ではまちづくり応援基金を充当しておるわけであります。いわゆる単市の事業としてやっておるわけであります。 こういう事業を継続化していくためにも、交付税措置が取れるような事案を探しながら、広く市民の皆さん方に移動権の自由というところを私も考えております。 その節には、また御説明を申し上げます。よろしく協力をお願いいたします。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) 市長、要望もちょっと含んでいるんですが、市民の円滑な移動のための施策を実現させるのは、本当に喫緊の課題でスピード感を持ってやっていただきたいんです。 自分ら、同僚議員の方々も一緒ですけど、市会議員の方々は、割とやはり市民に密接した関係にありますんで、やっぱりいろいろな方からいろんな要望を受けるんですが、やっぱり一番には、昭和の住宅政策で、山の高台、山の中腹を削って造った高台の住宅地、はっきり言って、今現在、高齢者団地になって買物難民、最近言われたのは選挙に〇〇もない。 ですから、こうやって議論して、するのもよろしいんですけど、本当にスピード感を持って市民の皆さんの円滑な移動のための施策を実現させていただきたいと思っております。御答弁があれば。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 私も、約50年ばかり交通問題をライフワークとして取り組んできた一人として、この地域での交通あるいはその衰退、人口減少による利用減、経営の悪化あるいはタクシー事業の縮小、いろんな課題が備前市にあります。 問題は、それを公共交通という形で変えていくことができるかどうかだと。そのときには財源が必要になります。その財源が、できれば、半恒久的な財源を模索していくのが当たり前と思っております。 そういう意味におきまして、例えば今デマンド化されたバス事業はないわけであります。一つの町の例を申し上げますと、そこには9台のデマンドバスを持って、そして1年間の予定を決めて、そしてドライバーと市民の方が前日までに利用する予約をする。そういう形で、細かく、病院なり、あるいは買物に行っておられるという実態もこの間勉強してまいりました。 あらゆる方法で、交通難民と言われる高齢者及び妊婦、あるいは小さなお子さんが、安全で安く乗れるものは、これからもいろんな角度で備前市にはあってしかるべきだと思っております。 一つだけの交通手段では、その多様化には追いついていかないと思っておりますので、今、担当の者に、デマンドバスについても早急に検討するようにという指示はもう既に出しております。 高齢者をはじめ、市営バスあるいはその他の方法について、より合理的な運行手段を検討してまいり、また既存のバス会社、タクシー会社も、それによる理解を得られるように進めていきたいと思っております。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) ありがとうございます。 続きまして、防潮堤の整備促進についてなんですけど、担当の方にお聞きしますが、当時担当した人とは部署とかも替わっておると思いますが、今、先ほど答弁いただいて、私は理解できたんですけど、これを要望した地区の人々に対しての説明というんですか、その発信の仕方は、ちょっと失礼な言い方になるかもしれませんけど、できてらっしゃるんでしょうかね。 はっきり言いまして、できていないから自分に聞いてきたんだと思うんですけど、地区の人が。 ○議長(守井秀龍君) 大森都市整備部長。 ◎都市整備部長(大森賢二君) 海岸の施設の地域の方への説明でございますけど、やはりこれは結構古く、平成16年の被害以降、設置されたのではないかというふうに思っておりますので、当時、地元の方にどういう御説明というか、工事の進め方をしたのか。今の段階ではちょっと分からないんですが、工事をするに当たって説明したかどうかというのは、今現時点では分からないということでございます。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) ちょっと私も備前東地区の市政懇談会、平成16年の資料を持っておりますけど、今さらそのことをしつこく言ってもあれなんですけど、私も議員になる前、市政懇談会とかに出席させてもらったことがあるんですけど、市民の要望に対して行政の側が検討しますというお答えをよくするんですよ。結局、その検討した答えが一体どこにあるんか、市民には分からないんです。 ですから、その検討した答えが分かるような仕組みというか、発信をしていただきたいと思うんですけど、ちょっとどなたが答弁されるのか分からんですけど。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 梶藤総合政策部長。 ◎総合政策部長(梶藤勲君) 市民等の要望に対する検討ということでございますが、各部署において要望を受け付けておるところでございますけど、例えば建設担当部局においては、書面において要望書をいただいて、その要望書に対する返答を担当から返しているというような現状も伺っておりますので、今現在は丁寧な対応ができているのではないかと思います。 当時につきましては、古い話でもありますし、今現在、どういう整備ができているか、そちらの方が御存じかどうかというのはちょっと分からないんですが、今後につきましては、工事等行う際の説明会と併せて、工事が完了したときの御説明等についても丁寧に行っていきたいと思います。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) でしたら、次に移らせていただきますが、私も、ゾーン30が備前中学校周辺だけというのは恥ずかしながら初めて知りました。 ただ、今まで通学路のゾーン30などの啓発活動などはされたことがあるのでしょうか。ちょっと、私はそういう活動している記憶がないんですけど、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 梶藤部長。 ◎総合政策部長(梶藤勲君) ゾーン30につきましては、ゾーン30自体の啓発というか、そういうこと自体を市民の方にしているという実態はないと思いますけど、路面標示においてゾーン30ということで、注意喚起ということで、通行されている皆様にお知らせできていると思っております。 あと、各通学路につきましても、先日もありましたが、路面での歩行者通路部分の青色標示とか、いろいろな形での交通安全についての措置はさせていただいていると思います。 以上です。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。 山本議員。 ◆8番(山本成君) ありがとうございます。 ただ、どう考えても備前中学校周辺でも、僕の家の周辺も含めますけど、30キロ規制が周知されているように思えないんですよ。まして、はっきり先ほど答弁で抜け道と言われましたから、普通、備前市在住じゃない、通勤で備前市に通う方なんかは多分知らない人もいると思うんですよ。 ですから、備前市の方には備前広報なんかに掲載するとか、備前市以外の方で通勤で備前市に来られている方には、会社、事業所を通じて、パンフレットとまでは言いませんけど、啓発活動していただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(守井秀龍君) 答弁を願います。 吉村市長。 ◎市長(吉村武司君) 小学校が10、中学校が5つ、我々は通常スクールゾーンという範囲で、ここから先はスクールゾーンになりますよと、よって速度を落として通行してください。当然通学路に当たっておるわけですから、朝夕は市民の皆さん方はそれを思いながら安全運転をしておられると思います。 法律的なスクールゾーンは、このような一つのルールがありますから、残念ながらそのルールに基づきますと、今現在、備前市では備前中学校の三角ゾーンだけが、法律的にはそのようになっていますけど、市民の皆さん方も通勤者の皆さん方も、行き帰り、できる限り生活道路を通らないで、行っていただきたいというのは市民の一人としても思っておりますし、私も気をつけなきゃならないと思っていますけども、やはり昔ながらの道路、国道、そしてその周辺に位置しているいわゆる小学校、中学校、この辺の全体の交通安全を考えていかなければ、なかなか根本的な問題は解決できません。 去年でしたか、赤磐市でも、また総社市でも大きな事故が発生をしております。何かあったら遅いわけでございますので、ある前にできる限り溝に蓋をかけて、ガードレールを置いて、通学路を確保するとか、消極的かも分かりませんけども、その地区地区に合った通学路の確保及び地域の交通ボランティアの人が本当に寒い中、暑い中、朝夕、活動していただいております。 私も、必ず、お会いしたら心でありがたいなあと思っております。地域の皆さん方のそのような交通ボランティアの活躍があってこそ、最低限の交通安全が守られておる。これで十分ではない。よって、警察ともよく相談をしながら、地域の皆さん方により安全な通学路等をお示しできればいいんじゃないかと思っております。 これからも御父兄の皆さんを中心に、通学路につきましては、当事者本人だけではなしに、地域でいろんなお願いをすることになろうかと思います。 まず、子供の事故防止、被害者ゼロ、これが一番肝要だと思っております。市政も、それによく注視しながら、いろんな政策を果敢にやっていきたいと思っております。 ○議長(守井秀龍君) よろしいか。     〔「ありがとうございます。終わります」と8番山本議員発言する〕 以上で山本議員の質問を終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(守井秀龍君) この際、申し上げます。 本日の一般質問はこれで終わりとし、後の方の質問については明日に行いたいと思います。 本日はこれにて散会いたします。 皆さん、御苦労さまでした。     午後1時38分 散会...