令和 4年第8回12月定例会 令和4年第8回
高梁市議会(定例)会議録(第6号) 令和4年12月21日(水曜日) 〇議 事 日 程 午前10時開議第1
委員会付託案件の上程第2
委員長報告第3
委員長報告に対する質疑第4 討論第5 採決第6 乙議案の上程、説明、質疑、
委員会付託、討論、採決
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇本日の会議に付した事件日程第1
委員会付託案件の上程日程第2
委員長報告 (1)
総務文教委員長 伊藤 泰樹君 (2)産業経済副委員長 石井 聡美君 (3)
市民生活委員長 森上 昌生君日程第3
委員長報告に対する質疑日程第4 討論日程第5 採決日程第6 乙議案の上程、説明、質疑、
委員会付託、討論、採決 乙議案第5号
高梁市議会議員定数条例の一部を改正する条例
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出 席 議 員1番 金 尾 恭 士 君 2番 新 倉 淳 君3番 平 松 久 幸 君 5番 伊 藤 泰 樹 君6番 森 上 昌 生 君 8番 石 井 聡 美 君9番 三 村 靖 行 君 10番 石 部 誠 君11番 宮 田 好 夫 君 12番 小 林 重 樹 君13番 川 上 修 一 君 14番 倉 野 嗣 雄 君15番 川 上 博 司 君 16番 宮 田 公 人 君17番 大 月 健 一 君 18番 石 田 芳 生 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇欠 席 議 員7番 森 和 之 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇出席した
事務局職員事務局長 森 昌 士 次長 金 子 正
典議事係長 竹 竝 宗一郎
~~~~~~~~~~~~~~~ 〇説明のため出席した者〔市長部局〕 市長 近 藤 隆 則 君 副市長 藤 澤 政 裕 君 政策監 前 野 洋 行 君 総務部長 北 畑 太 一 君
総務部次長 赤 木 憲 章 君〔
教育委員会〕 教育長 小 田 幸 伸 君
~~~~~~~~~~~~~~~ 午前10時0分 開議
○議長(石田芳生君) 皆さんおはようございます。 ただいまの出席議員は16名で
あります。定足数に達し
ておりますので、これより令和4年第8回
高梁市議会(定例)6日目の会議を開きます。 本日の議事日程につきまし
ては、既に配付いたし
ておりますので、よろしくお願いいたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第1
委員会付託案件の上程
○議長(石田芳生君) まず、日程第1、
委員会付託案件の上程で
あります。 各委員会に付託いたし
ておりました案件を一括上程し、議題といたします。 これらの審査につきまし
ては、各委員長より
審査報告書が提出され、その写しを配付いたし
ております。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第2
委員長報告
○議長(石田芳生君) 次は、日程第2、
委員長報告で
あります。 まず、
総務文教委員長の報告を願います。 伊藤泰樹君。 〔5番 伊藤泰樹君 登壇〕
◆5番(伊藤泰樹君) 皆さんおはようございます。
総務文教委員会の報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案15件でございます。これらの審査のため、去る12月14日委員会室において審査を行いました。 審査結果につきまし
ては、既に配付され
ております
審査報告書写しのとおりでございます
が、これに至ります経過を若干御報告させ
ていただきます。 議案第90号「令和4年度高梁市
一般会計補正予算(第6号)」で
あります。 審査におきましては、
企業版ふるさと納税の取組、小・中学校での
コロナ対策としての衛生用品の調達や
リモート授業への対応、
郷土資料館改修工事の財源と進捗確認など、詳細にわたり質疑
がなされたところでございます。 そのほか、議案第77号から議案第80号まで並びに議案第99号から議案第108号までについては、特段申し上げることはございません。 いずれも慎重に審査を行い、全ての議案について全員一致で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上で
総務文教委員会の報告といたします。
○議長(石田芳生君) 次は、
産業経済委員長の報告を願います。 石井聡美さん。 〔8番 石井聡美君 登壇〕
◆8番(石井聡美君) 皆さんおはようございます。
産業経済委員会の報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案7件でございます。これらの審査のため、去る15日に委員会室において審査を行いました。 審査結果につきまし
ては、既に配付され
ております
審査報告書写しのとおりでございます
が、これに至ります経過を若干御報告させ
ていただきます。 まず、議案第81号「
高梁市営定住促進住宅条例」で
あります。 審査において委員から、建設予定地は10区画
あるが、1区画だけ
オーダーメード住宅にする理由は何か。
オーダーメード住宅をうたっ
ているが、今後の予算やどこまで設計要望に対応し
ていくのかなどの説明を求めました。執行部からは、今回
が初めての試みで
あり、今後増やし
ていくことを前提とし
ている。3LDK2階建て100平方メートル以内の基本的な構造からの
オーダーメードと考え
ているなどの答弁
がなされたところでございます。詳細にわたり質疑
が行われ、議案第81号については全員一致で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 次に、議案第85号「
農林漁業体験実習館の
指定管理者の指定について」及び議案第86号「
吹屋農村交流促進館の
指定管理者の指定について」で
あります。 質疑の際に委員から、吹屋や定住に関わることは重点施策で
あることから、執行部は事前に議会に対して説明すべきではないかとの意見も出されました。また、討論において委員から、なぜこのタイミングでの公募となったのか。
選定審議会委員にはなぜ地元吹屋の方
が入っ
ていないのかなどについて執行部から納得できる答弁
がなかったので反対するとの意見
が出されたところでございます。また、他の委員から、今不足し
ているところを新しい
指定管理者が補っ
てくれるのではないかという期待
がある分、その期待に十分応え
ていただけるかという不安も
あるので、市でしっかり対応し
ていただきたい。また、今までずっと苦労され
ていた方
が指定管理者の交代によって不利益を被ること
がないようにし
ていただきたいということを申し添え
て賛成するとの意見
が出されたところでございます。議案第85号及び議案第86号については、採決の結果、挙手多数で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 その他、議案第90号並びに議案第96号から議案第98号までにつきまし
ては、特段申し上げることはございません。 いずれも本会議での質疑も踏まえ、慎重に審査を行い、全員一致で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上、
産業経済委員会の報告といたします。
○議長(石田芳生君) 次は、
市民生活委員長の報告を願います。 森上昌生君。 〔6番 森上昌生君 登壇〕
◆6番(森上昌生君) 皆さんおはようございます。
市民生活委員会の報告を申し上げます。 今定例会におきまして当委員会に付託されました案件は、議案13件でございます。これらの審査のため、去る16日に委員会室において審査を行いました。 審査結果につきまし
ては、既に配付され
ております
審査報告書写しのとおりでございます
が、これに至ります経過を若干御報告させ
ていただきます。 議案第87号「
国民健康保険病院事業の
指定管理者の指定について」で
あります。 委員からは、質疑において、財政面及び運営面でいろいろと質問させ
てもらったのは、地域医療は絶やし
てはならないものだと考え
ているからで
ある。地域医療を維持し
ていくにし
ては指定管理の期間
が短いと感じる
が、指定管理にすることはよいことだと思っ
ている。成羽病院の
附属診療所等となることで、
指定管理者とお互いの長所を生かしながら病院経営に当たっ
ていただきたいといった意見
が出されたところでございます。 そのほかの議案につきまし
ては、特段申し上げることはございません。 いずれも慎重に審査いたしました結果、議案第76号については全員一致で承認すべきものと、その他全ての議案についても全員一致で原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。 以上で
市民生活委員会の報告といたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第3
委員長報告に対する質疑
○議長(石田芳生君) 次は、日程第3、
委員長報告に対する質疑で
あります。 各委員長に対して御質疑
がありましたら、お願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) 別になければ、質疑を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第4 討論
○議長(石田芳生君) 次は、日程第4、討論で
あります。 各委員会に付託し
ておりました案件を一括し
て討論に付します。 討論の通告
がありますので、順次発言を願います。 まず、石部誠君の討論を願います。 石部誠君。 〔10番 石部 誠君 登壇〕
◆10番(石部誠君) 皆さんおはようございます。 12
月定例議会の討論をさせ
ていただきます日本共産党の石部誠でございます。 12
月定例市議会に提出されました議案は、議案第76号から議案第108号までの33件で
あります。そのうち議案第81号と議案第85号、議案第86号について反対とし、その他の議案については賛成で
あり、委員長報告を了とする立場から、討論に参加させ
ていただきます。 まず、議案第81号「
高梁市営定住促進住宅条例」で
あります。 これは、成羽地域に
オーダーメードの住宅を1戸約3,000万円を負担し建築する。毎月6万円の支払いで25年間で合計1,800万円の支払い後には、土地も含め
てこの移住された方、世帯に対して譲渡する条例で
あります。あわせ
て火災保険や不動産の税金を市
が25年間負担するものです
が、1世帯のみ
が対象とされ
ているわけで
あります。とてもこの条例は定住促進とは言えない制度で
あり、もう少しこれは精査され
ていくべきで
あろうと考え、反対をするもので
あります。 次は、議案第85号「
農林漁業体験実習館の
指定管理者の指定について」と議案第86号「
吹屋農村交流促進館の
指定管理者の指定について」で
あります。 これはどちらも吹屋の
宿泊施設ラ・フォーレ吹屋の指定管理に関わる議案です。現在の
指定管理者は、長年にわたりこの2つの議案に
ある施設と周辺のキャンプ場やバンガローなどの運営を行っ
てきました。この20年間は、
吹屋地域自身の観光客の軽減
が続く中で、吹屋地域の活性化や
まちづくりにも深く関わっ
てこられた運営者です。吹屋地域
が日本遺産登録や
吹屋小学校の建て替え、そしてオープンにより、これからというときに
新型コロナの蔓延により人の移動や観光に対して規制
が続き、運営
が大変になっ
ていました。 国の
新型コロナの対応
が変わり、これからというときに
指定管理者変更はいかがなものかと考えます。市は、現在の事業者
がコロナ禍での公的資金の借入れや従業員の方の
社会保険料の延納などを知った上で、こういったことに相談に乗ることもなく、現
指定管理者の責任で支払いをすべきといたしました。また、現
指定管理者に任期の3月31日までの営業を求めることは赤字の拡大を生むだけで、
指定管理者や地域の実情に寄り添わない、考えないやり方で、異常ではないかと思います。 また、新しく
指定管理者になられる関係団体
が他の自治体での指定管理をされ
ていた事案でもいい話ばかりでないような情報も寄せられ
ています。それから、今回の
指定管理者の
選定審議会には、地域の代表者の方
が1人も含まれ
ていません。地域の方から地域の実情はもちろんのこと、活動をされ
ている方々の意見
がこの
選定審議会には反映され
ておらず、吹屋地域の方からも市役所はかわいそうなことをする、出来レースじゃなといった話
が聞こえ
てまいりました。こういったやり方は地域で頑張っ
ていらっしゃる方たちの一体感や
まちづくりを頑張る気持ちに水を差すもので
あり、反対をするものです。 最後に、申し上げます。
新型コロナの蔓延や毎日の市民の暮らし
が大変なときです。年金の切下げや社会保障の切捨て、非正規雇用の増加、物価上昇で農家も中小企業の皆さんも大変苦悩され
ています。来年は
インボイス制度の導入などで、中小企業の方やフリーランスの方の税負担
が大変になっ
てまいります。 私の一般質問のときに、市長
が税の公平性とは免税業者
が消費税を受け取り、支払っ
ていないことだと申されました。このとき私自身は私の気持ちとしてそうではないということを言いました
が、これは後からきちんと調べ
てみました。このことは、裁判で消費者
が事業者に対して支払う消費税分はあくまで商品や役務の提供に対する対価の一部で
あり、消費税は預り金でない、こういった判決
が出
ております。このことを申し添え
て、私の討論とさせ
ていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(石田芳生君) 次は、金尾恭士君の討論を願います。 金尾恭士君。 〔1番 金尾恭士君 登壇〕
◆1番(金尾恭士君) 皆さんおはようございます。1番、新風の会の金尾恭士で
あります。 私は、今12月定例会に上程された議案第78号から議案第108号までのうち、議案第81号、議案第85号そして議案第86号について反対し、そして議案第81号、議案第85号、議案第86号以外について賛成し、
委員長報告は了とする立場で討論をいたします。 まず、議案第81号「
高梁市営定住促進住宅条例」で
あります。
定例会議案質疑、
産業経済委員会において質問
が多数
ありました。そこから見え
てきたことは、建設費3,000万円の予算設定について不透明な部分
があります。現在の物価高、資材高
がその要因でも
あります。
プロポーザル方式を採用とのことで
あります
が、それ
が適当なのか、精査
が必要で
あると考えるもので
あります。条例にもそごや様々な疑問点
がある議案第81号については反対をいたします。 続い
て、議案第85号「
農林漁業体験実習館の
指定管理者の指定について」、議案第86号「
吹屋農村交流促進館の
指定管理者の指定について」で
あります。 両議案とも議会に十分な討議資料
がないままの提案で
ありました。重要な議案で
あるならば、丁寧な説明、討議資料
があってしかるべきではなかったのでしょうか。私も
日本遺産吹屋の充実発展に期待し
ている1人で
あります。高梁市は、
まちづくり、人づくりを行っ
てこられ
ております。今回の両議案はそれに反したものではないかと考えるものです。17年間にわたり
ラ・フォーレ吹屋の経営に携わられた運営者、従業員に寄り添っ
ての
指定管理者の公募・決定だったのかと疑問
が湧くわけでございます。 運営者はこの17年間、地域と一体となっ
て経営され
てき
ておられます。私
がお話をお伺いした吹屋地域の皆さんも異口同音におっしゃった言葉でも
あります。毎年冬場の1月から3月までお客様も少ない中、春以降のお客様を期待し経費節減に努め、毎年営業し
てきたとのことで
あります。令和5年3月は3年ごとの
指定管理者の更新で
あります。今回の
指定管理者の公募は、経営者、運営者にとってはまさに青天のへきれきというもので
あったとのことで
あります。宇治に自宅を持たれ17年。高梁市民でも
あります。お子様もお二人、高校生と中学生、2人にとっては高梁市はまさにふるさとで
あります。 今回の
指定管理者の変更は、原則論に基づい
て考えたとの紋切り型の答弁で
ありました。プロセス
が不透明で
あり、到底納得のいくものでは
ありません。旧
吹屋小学校解体、平成30年西日本豪雨、3年にわたるコロナ禍と、経営努力だけではどうにもならない要因
があったわけで
あります。運営者は2月末には経営を終了したい、それは光熱費の負債をこれ以上増やしたくないとの思いで市に連絡したと言われ
ておりました。市の担当者からは、経営努力をし
て3月末まで継続するようにとの回答で
あったとお伺いをし
ております。砂をかむ思いで高梁市を去ろうとされる方に対して、行政は寄り添うこと
が必要ではなかったのかと考えるわけで
あります。 よって、この両議案に対して反対をするもので
あります。私自身もこれまで
ラ・フォーレ吹屋に対して十分な調査、それから声を聞くこと
ができなかった、そういった反省もし
ておるわけでございます。執行部の皆様方には、山田方谷の至誠惻怛の精神をもう一度思い返し
ていただきたいと考えます。 以上で私の討論を終わります。
○議長(石田芳生君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論は
ありませんか。 小林重樹君。 〔12番 小林重樹君 登壇〕
◆12番(小林重樹君) 皆さんおはようございます。 私は、全ての議案に対し賛成の立場、そして各
委員長報告を了とし、討論に加わりたいと思っ
ております。 まず、議案第81号「
高梁市営定住促進住宅条例」でございます。 この住宅条例は、
オーダーメード住宅として市
が1棟建てるわけでございます
が、このモデルになっ
ているの
が島根県飯南町の
賃貸セミオーダー住宅をモデルにした注文住宅で
あります。飯南町は平成22年にこの
セミオーダー住宅を開始し、現在27戸を建設、貸出中で、今年度も3戸の住宅を建設し
ております。2LDKでございます。高梁市と比べ
て条件
が多少違うような気もいたし
ております
が、大体一緒で申込みは40歳までで、賃貸は25年間、保証人1名、家賃は高梁市より安く4万円、敷金
が12万円で、25年に達せずに中途退去をした場合は違約金
が12か月分ということを決め
ております。このことから、高梁市
がまねるんだったら飯南町をモデルにし
て、しっかりとした
定住促進住宅を建て
ていただきたい。これ
が飯南町においては一つの目玉というかエポックになっ
ているというふうにお聞きしました。 この高梁市
が目指し
ている住宅は今1棟で
ありますけど、私は願わくばこれから2棟、3棟と建設し
て、高梁市の一つの定住・移住促進をやるというきっかけにし
ていただきたい、このように思っ
ております。 そしてまた、これを建設することをはじめに、市内の
空き家対策も我々政志会
がいつも申し
ておりますけれども、そういったところにも真剣に取り組んでいただきたい。特に旧町内の空き家率は非常に目立っ
ており、またこれは対策をしないとどうにもならないところまで来
ております。空き家の皆さん方の意見を十分に聞き、そして少しでもその物件に対して移住・定住をしたい方
がいらっしゃれば、その皆さんの気持ちに寄り添っ
て移住・定住対策、そして
空き家対策をやっ
ていただきたい、このように思っ
ております。 そして次に、議案第85号、議案第86号の
農林漁業体験実習館及び
吹屋農村交流促進館、いわゆる先ほど話
がありました
ラ・フォーレ吹屋の指定管理に関する議論で
あります。 私も反対討論された2名の方と同じような意見を持っ
ております。持っ
ております
が、私の一番の不満は、
全員協議会がなかったこと、これに尽きると思っ
ております。こういう協議をするんだったら、やっぱり我々議員の前で詳細な説明をし
ていただきたい、このように思っ
ております。 ただ、指定管理を受ける方も企業としてはクエスチョンマーク
がつくところも
あるんですけれども、関連企業としては湯郷温泉の宿泊施設、それから倉敷の警備保障、そういったところも
あり、着実な経営をなさっ
ているようでございます。ただ、1つ心配なのは、この時期のコロナ禍において、大変全国の宿泊施設
が苦労し
ている中での指定管理というのは一抹の不安を覚えるところで
あります。しかしながら、この検討委員会を開かれ、
選定審議会で十分に協議された結果、このような結果に至ったのではないかと思っ
ております。 この結果を踏まえ、過去に高梁市
が失敗した例は
あります。
ありますけれども、このことで市
が失敗しないように、執行部の皆さんのより十分な調査、そしてまた熟考
が必要となり、また地元の人々に対してのこれからの説明責任も非常に大切なものとなっ
てくるのではないかと思っ
ております。地元の皆さんの思いに寄り添い、そして企業
が一体となっ
て、
ラ・フォーレ吹屋の経営に参加し
ていただきたいと思っ
ております。ただ、民間
が経営することで
ありますから、その民間ノウハウを十分に理解し活用し
ていくことによって、経営も安定すると思っ
ております。その辺のところを執行部の皆さんも十分に熟考なされ、地元雇用を活発にし、
ラ・フォーレ吹屋の経営に当たっ
ていただきたい、このような意味で賛成といたします。 以上、私の意見を述べました。このことについて賛成の立場で討論をさせ
ていただきました。以上です。
○議長(石田芳生君) ほかに討論は
ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) ほかになければ、討論を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第5 採決
○議長(石田芳生君) 次は、日程第5、採決で
あります。 これより今議会に提出され
ております各案件の採決に入ります。 まず、議案第76号を採決いたします。 議案第76号について、
委員長報告は承認で
あります。
委員長報告のとおり決することに御異議
ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号については承認されました。 次は、議案第77号から議案第80号までの4件を一括し
て採決いたします。 議案第77号から議案第80号までについて、
委員長報告は原案可決で
あります。
委員長報告のとおり決することに御異議
ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号から議案第80号までについては原案のとおり可決されました。 次は、議案第81号で
あります。 議案第81号については起立をもって採決いたします。 議案第81号について、
委員長報告は原案可決で
あります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(石田芳生君) 御着席願います。 起立多数で
あります。よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第82号から議案第84号までの3件を一括し
て採決いたします。 議案第82号から議案第84号までについて、
委員長報告は原案可決で
あります。
委員長報告のとおり決することに御異議
ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第82号から議案第84号までについては原案のとおり可決されました。 次は、議案第85号で
あります。 議案第85号については起立をもって採決いたします。 議案第85号について、
委員長報告は原案可決で
あります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(石田芳生君) 御着席願います。 起立多数で
あります。よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第86号で
あります。 議案第86号については起立をもって採決いたします。 議案第86号について、
委員長報告は原案可決で
あります。
委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(石田芳生君) 御着席願います。 起立多数で
あります。よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。 次は、議案第87号から議案第108号までの22件を一括し
て採決いたします。 議案第87号から議案第108号までについて、各
委員長報告は原案可決で
あります。各
委員長報告のとおり決することに御異議
ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) 御異議なしと認めます。よって、議案第87号から議案第108号までについては原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第6 乙議案の上程、説明、質疑、
委員会付託、討論、採決
○議長(石田芳生君) 次は、日程第6、乙議案の上程、説明、質疑、
委員会付託、討論、採決で
あります。 乙議案第5号「
高梁市議会議員定数条例の一部を改正する条例」を上程し、議題といたします。 提出者より提案理由の説明を求めます。 宮田公人君。 〔16番 宮田公人君 登壇〕
◆16番(宮田公人君) 乙議案第5号の提案理由の説明を申し上げます。 議案の内容につきまし
ては、お手元に配付いたし
ておりますとおり
高梁市議会議員の議員定数を現行の18名から16名に改めるものでございます。 本議案の提出に至る経緯経過でございます
が、2年前に私
が議長に就任させ
ていただくと同時に、議員の皆さんの賛同を得
て議会のあり方検討特別委員会を立ち上げ
ていただきました。この委員会において、2年間特に議員の定数についてあらゆる角度から議論をいただいたことは今さら申し上げるまでもございません。ただ、残念ながら意見集約には至らず、各論併記という形で議員定数に関する報告書を作成いただき、この内容はインターネットにも公開し
ておるところでございます。 こうした議論の中で、私
が特に思いを致すのは、今般の市議会議員選挙
が無投票で
あったという事実でございます。この事実を踏まえ2年後の選挙を想定するときに、やはり現時点で有権者の皆さんに選ぶことのできる枠組みを物理的につくっ
ておくこと
が我々議員に課せられた大きな責任で
あると考え
ております。もちろん残りの2年をかけ
て議会の活性化はもとより議員の成り手不足を解消するための不断の努力を重ね
ていくことは言うまでも
ありません。 るる申し上げました
が、以上のような理由によりまして、乙議案第5号を提出するものでございます。議員各位の適切な判断を求め、提案理由の説明といたします。
○議長(石田芳生君) 次は、質疑で
あります。 乙議案第5号について、御質疑
がありましたらお願いいたします。 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 私自身少し気になること、あんまり議場で記録に残るやり方でけんけんがくがくするのは嫌なんですけれども、これだけはきちんと聞きたい、それから伝えなく
てはいけないということ
がありますので、お聞きいたします。 まず、両論併記
が何で悪いと思われたのかというの
が1つで
あります。意見集約をすることによって結論
が1つしかない場合も
あるわけですから、まずそれを1つお聞きいたします。 それからもう一つ、そういう意味では意見集約をされるということで宮田議員
が、そのことは私は評価はすべきところでも
あるんですけれども、念書を集めるやり方を今回され
ています。それで、念書を請求された方、それから念書を請求され
ていない方、それから私なんかそもそも話もなかったんですけれども、そういった方について、どういうふうな対応
があったのかというのを教え
ていただきたいと思います。 以上、2点お願いします。
○議長(石田芳生君) 宮田公人君。
◆16番(宮田公人君) まず、両論併記という御指摘でございました
が、私は各論併記と申し上げ
ております。それから、悪いというような表現をなさいました
が、悪いとも申し
てはおりません、残念だったということでございます。それ
が前段の回答でございます。 それから、これはそこまでこの場でお伺いされるの
がどうかとは思います
が、やはりある程度意見集約をする中において皆さんにどのような御意見かという、これはお伺いするというのは当たり前のことでございます。念書というようなことをおっしゃられました
が、そこまで言葉に出されましたので、記名捺印ということでございましょう、そういうふうなことでございます。 なお、1点申し上げ
ておきますと、これも大変余談になります
が、私は十数年前に実は日本共産党さんと副議長戦の折に政策協定を結んだこと
がございます。そのときに日本共産党さんは政策協定書を出され
て、ここに記名捺印し
てくれと、まさにそういう案件もございましたので、大変失礼ながらそういうときのことを記憶に思い起こしまし
て、今回そういう方式も採らせ
ていただいたところでございます。
○議長(石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) 共産党と、私は副議長選じゃなく
て議長選だったと思うんですけれども、私自身は宮田議員と協定書を交わし
て、内容はそのときには民主的ルールにのっとった議会運営、それから日本国憲法を守る、こういったことで協定を結びました。それ
が今回の場合、このいわゆる議員定数16名にするということでいいますと、例えば私自身はこの2年間の論議、それはどのくらいの論議
ができたのか内容について不十分
があるかもしれませんけれども、全ての議員
がその内容についてそれぞれ
が意見を繰り返し申し述べ、できたわけで
あります。そして、そのことはそもそも民主主義の問題で
あろうと思うんです。 民主主義っていうのは、全ての議員
がそれぞれの立場から論議をし、それから結論を出すというやり方で
あります。最終的には期日
が決められ
ている場合にはやむを得ず多数決になることも
あるだろうと私は思います。ですからそのことは否定するものでは
ありません
が、この念書を取るというやり方によって、いわゆる議会の中に私は対立とかを生む、遺恨を残すようなこと
が起きるのではないかということを危惧するもので
あります。しっかり論議をした上でということです。特に前議会までに2年間論議を繰り返し
てきました。それは宮田議長の下でやってきたわけですから、そのことに出された結論について、翌議会、この議会に出されるということ自身
が私は過去の2年間の議会に対する、ほかの議員に対するリスペクト
が足りないのではないかと私は思うんです
が、そこはいかがでしょうか。
○議長(石田芳生君) 宮田公人君。
◆16番(宮田公人君) まさに2年前に熟議ということで、皆さんに大変御無理を申し上げまし
て、先ほど申し上げました
が議会のあり方検討特別委員会を立ち上げ
ていただきました。そして、2年間という期間をかけ
て議論いただい
て、最終的にこれも先ほど申し上げました
が、報告書という形できちっとしたものを提出し
ていただいたわけでございます。それについて私はどうこう、いいとか悪いとかということはございません、客観的な事実でございますから。それを踏まえ
て、先ほど石部議員自身もいみじくも申されました
が、いわゆる多数決という世界に動い
ていく、それもいわゆる民主主義といいますか、その流れの中の一環で
あると、そういうふうに考え
ております。
○議長(石田芳生君) 石部誠君。
◆10番(石部誠君) そういった経過の中で、私のところにも何人かの議員さんからこういったこと
があるんだけれどもということでお話
がありました。16人に賛成をするかどうかというときに、例えば議会改革をしっかり進め
ていただけるならばとか、議員報酬について論議をするとか、よく考えずに書い
てしまったんだ
がとかといった意見
が届い
ております。やっぱり、これってみんなで考え
てみんなで力を合わせ
てみんなで議会をどうするかということとの対極に
あるからこういった問題
が出され
て、今後こういったことに対する補償っていうんですか、どうやっ
てやっ
ていくのかっていうの
がないまま16人だけ
が独り歩きし
ていくっていうのはいかがなものかなと思うんです
が、そこはいかがでしょうか。
○議長(石田芳生君) 宮田公人君。
◆16番(宮田公人君) るるその2年間の中で議論
があったわけで
あります。そういう委員会の形についても本当に多角的な議論をいただきました。講師の先生も呼びました。最終的に行き着くところは、それ
がいいかどうか分かりません
が、数
が決まらなければ構成も決まらないだろうという。ですから、最終的に16人
が果たしていいかどうかというのは分かりませんけども、しかし現状いろんな諸般のことを考えれば、今16人で議会
がある程度議論を進め
ておかなければ、次のつまり選挙後の議会に対してやはり十分な責任
が負えないでしょうし、有権者の皆さんに対してもここでやっぱり何らかの形を示し
ておかないと、我々の責任を示すこと
ができないだろうという、そこの思いだけでございます。
○議長(石田芳生君) ほかにございませんか。 川上修一君。
◆13番(川上修一君) 私は、その中身については議論されてるんで、それはあえて言いません
が、多分私の情報というか聞いた中では、ほとんど半々に近いんじゃないかと思うんです。結果的に見なきゃ分からんですけど、半々に近いんじゃないかと思うんです。そうすると、幾ら民主主義という
て唱え
ても、この上程をするまでには要するに議論
がなされてないんじゃないかというふうな気
がいたし
ております。あくまでもこういったことを決めるのは、やはりその辺をもう少し協議をし
てやるべきではないかというふうに思っ
ております。そういった意味で、民主主義を使うのはちょっと乱暴な形ではないかというふうな思い
がいたし
ております。その点については、どのように考えられ
てやられたのか、お願いします。
○議長(石田芳生君) 宮田公人君。
◆16番(宮田公人君) 最終的に意見集約はできない、時間をかけ
てこれ
がどれかの数字に固まるということは私はもう今考えられないと思っ
ております。 それから、多数決という世界はちょっとひっくり返し
てみますと、近々で言いますと備中中学校の統合の折
がございました。ああいうときも非常に右左
が難しい中でのハンドリング
があったわけでございます。やはり最終的には数ということで決め
ていくしかないで
あろうというふうに判断し
ております。
○議長(石田芳生君) 川上修一君。
◆13番(川上修一君) そう言われると、また一言言いたくなるんです
が、結局この議会へ出とる方は個人で出とるわけじゃないです。それぞれ高梁市民の代表として出てるわけですから、その数
が仮に言ったらどうかというところまで言いません
が、その辺は慎重にやっ
ていただきたいと思っ
ております。あまりにも今回のやり方
が民主主義を通すからというような意味合いでやられると、ちょっと乱暴ではないかと思うんです
が、そこだけをお聞きし
ておきたいと思います。
○議長(石田芳生君) 宮田公人君。
◆16番(宮田公人君) 乱暴かどうかっていうことは、それぞれ議員の皆さんのお考え
があろうかと思います。ただ、私の考えあるいは御同意をいただいた議員さんの中においては、先ほど申し上げたように形を決めなきゃいけないだろうと、数を決めなきゃいけないだろうと、そこ
が一番大きなところでございます。 ただ、御指摘いただいた乱暴かどうか、それにつきまし
ては今後この
高梁市議会の中で私
がこういう行動を取ったということについて、各議員から何らかの御指摘なりそういうこと
があれば、そこは謙虚に承っ
ていきたいと思っ
ております。
○議長(石田芳生君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) ほかになければ、質疑を終わります。 お諮りいたします。 乙議案第5号については、
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議
ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) 御異議なしと認めます。よって、乙議案第5号については
委員会付託を省略することに決しました。 次は、討論で
あります。 乙議案第5号を討論願います。 石井聡美さん。 〔8番 石井聡美君 登壇〕
◆8番(石井聡美君) 8番石井聡美です。私は、乙議案第5号に賛成の立場から討論をしたいと思います。 今議案質疑でも皆さん議論されたとおり、2年間にわたって今まで
高梁市議会の定数っていうのは一体どこ
が適正なのかっていうのを話し合っ
てきました。でも、その話合いの中でいろんな長所短所っていうもの
が出たわけですけれども、なかなかもし定数
が減った場合、もし現行の場合はどうなるんで
あろうという話合いは2年間かけ
てもあまり進まなかったような印象を受けました。そのまま各論併記という形で決着したんですけれども、その委員会に出
ていた立場としてはこのままずっとこの平行線の状態
が続い
ていったらどうなるんだろうっていうような考えも
ありました。 そこで、委員会の中でも出
ていたんですけれども、一度議場の場で皆さんの意見を議案という形で問う
てみるっていう形もいいのではないかということで、今回の議案に賛成をしました。 議員定数を減らすことによって、投票
が発生し
てちゃんとした市民の負託を受けるっていうこと
ができる、議員定数を減らす長所になるかと思います。ただもちろん短所も
ありまし
て、議員
が減ることによって市民の意見
が通りにくくなる、それから行政に対してのチェック機能
が働きにくくなるのではないかというような懸念も
あります。また、人数
が減ることによっていろいろな年代層、いろいろな各界からの人
が減っ
て、議会の多様性
が少なくなるのではないかというような懸念も
あります。 もし今回の議案
が通りまし
ても、そういった懸念を払拭するために、引き続き議会で話合いを重ね
て、高梁市議会の在り方というものを考え
ていくべきだとは思っ
ています。そういった意味で、今回一度皆さんの意見を聞き、そしてぜひ高梁市の未来のためにどういった形
が正しいのかっていうこと考え
て判断いただきたいと思います。以上です。
○議長(石田芳生君) ほかにございませんか。 伊藤泰樹君。 〔5番 伊藤泰樹君 登壇〕
◆5番(伊藤泰樹君) 会派かけはしの伊藤泰樹です。 私は、今定例会に提出された乙議案第5号について、賛成の立場から討論させ
ていただきます。 この議案は、
高梁市議会の議員定数を2名減とするというものです
が、これまで当議会においても令和2年12月に議会のあり方検討特別委員会を立ち上げ、おおむね2年にわたり熟考を重ね、各議員の意見を取りまとめました
が、採決には至らず、現在この日を迎え
ております。しかし、次期議会議員選挙まで2年を切る中、令和2年の選挙
が無投票だった事実を真摯に受け止め、次は選んでもらえる状況をつくること
が我々の一つの責任だと考え
ております。 定数18人で行われた平成28年9月、高梁市の住民基本台帳人口は3万2,064人で
あったもの
が、先月令和4年11月末では2万7,741人で
あり、約6年間で4,323人と優に1割を超す人口
が減少し
ているのに、常任委員会にあまりにも重きを置いたり、周辺部の懸念等を理由として現定数をよしとする、それは市民に対しての理由にはならないと考えます。確かに定数を減らしたからといっ
て次期選挙
が無投票にならない保証は
ありませんし、議員に立候補しにくくなるという御意見は否定しません
が、だからこそ定数以外の議論を進め懸念を払拭するためにも、早く基本となる定数については決定すべきと考えます。 過去2年間、委員会を11回、議会
全員協議会を3回にわたり検討し
てきたことを、やはり委員会構成等
が刷新され、初めて招集された今定例会において定数の議論に関してははっきりすべきと考えます。2名減になれば、各議員の負担は今より大きくなります。そのためにはより一層精進
が必要と考えます。 しかし、まず隗より始めよというように市民の声に耳を傾け、これからの
高梁市議会議員の身を切る覚悟の表明という意味を込め
て、また次なる報酬等の審議に早急に移ることの必要性から、定数の2名減は今定例会において決するべきという考えの上、賛成するものです。 るる申し上げ
てまいりました
が、以上で私の賛成討論を終わらせ
ていただきます。
○議長(石田芳生君) ほかに
ありませんか。 石部誠君。 〔10番 石部 誠君 登壇〕
◆10番(石部誠君) 反対の立場から討論をさせ
ていただきます。 宮田議員
が最後に言われた最後は数って言われたんですけども、それはそのとおりで
あると私も思います。結論
が出ない場合は、どっかの時点で多数決を取らざるを得ないというのはそのとおりだろうと思います。 それから、石井議員
が言われました論議
が進まない中で平行線をたどっ
てきた2年間って言われましたけれども、それは多様な議員
が多様な意見を持つ中でそういう結論
が出たわけですから、それは自分の思うような答えでないから結論
が出ない、平行線で
あったというふうに評価されるのは、私はおかしいと思います。皆さんの合意の中でこの結論は出ました。 それから、伊藤議員
が言われ
て印象に残ったの
が、選んでもらえる状況にしたいと。そのことは定数の問題ではないと私は思います。今日ですか、議会のあり方検討特別委員会
が再開され開かれます。そういう中で、もともと議員
がどうやったら元気で活動
ができるかどうかといったことを含め議員報酬のことなども論議の俎上にこれから上がっ
てきます。来年9月、ちょうど改正の1年前までには一定の結論をそういった中で出さないといけない、選んでもらえる状況、それから論議
が進まず平行線、最後は数というのは私も納得し
てます。 ただ、この2年間一生懸命全ての議員
が論議をする中で出した結論
が、翌議会でこういった、私はもう念書を取っ
て多数決をするというやり方は、この2年間を本当にリスペクトされてないことだと思っ
ています。 私は、16人にするか18人にするかといったことで今回の議案については反対するわけで
ありません。やはり、これ
が例えば3月とか6月とか9月の議会に出
てきたならば、私はこういった形で反対することはなかったと思います。出され方について、反対をいたします。念書を書いた方、書かされてない方、相談もなかった方、いろいろ
あるだろうと思います。ぜひ自分の心に正直になっ
ていただい
て、しっかりこれからも話合いをし
て、すてきな議会、活性化する議会をつくろうということを最後に申し添え
て、私の意見とさせ
ていただきます。
○議長(石田芳生君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(石田芳生君) ほかになければ、討論を終わります。 採決に入ります。 乙議案第5号については起立をもって採決いたします。 乙議案第5号について、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(石田芳生君) 御着席願います。 起立多数で
あります。よって、乙議案第5号は原案のとおり可決されました。 以上で今議会の日程は全て終わりました。 閉会に先立ち、市長より御挨拶を願います。 近藤市長。 〔市長 近藤隆則君 登壇〕
◎市長(近藤隆則君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 12月2日から20日間にわたりまして慎重な御審議をいただきました12
月定例市議会につきまし
て、提案をさせ
ていただきました全ての議案につきまし
て御議決等を賜り、誠にありがとうございました。 今議会の通告質問におきまして、11人の議員の方々から観光戦略で
ありますとか教育振興、子育て支援、また医療対策、農業振興など幅広い分野での御質問をいただいたところでございます。特に人口減少問題に関しましては、出生数、今年の生まれ
てくる赤ちゃんの数
が80万人を切るという予測
が出され
ておるとこで
あります。移住・定住策というのは必須で
あると考えます。さらに、その移住・定住におきましても、いろいろな、本当に様々な環境というものを求められる方
が多くいらっしゃるわけで
あります。全ての方に対応することはできません
が、そういった選んでいただくための様々な用意というのは必要なんだろうと思うところでも
あります。そうしたことも踏まえながら、今議会でいただきました御意見、そして御提言等につきまし
ても、現在編成作業を行っ
ております
が、新年度予算を含め今後の市政運営の中でしっかり検討し
てまいりたいと考え
ております。 今年も残り10日となりました。今年は、ロシア軍のウクライナ侵攻を要因とする国際商品市況の不安定な動き、また円安に伴う物価高騰
が進み、年末を迎え本市においても様々な影響
が出始め
ておるところは感じ
ておるとこでございます。 また、
新型コロナウイルス感染症も3年
が過ぎようとし
ております。しかしながら、いまだ衰えを見せ
ておらず、昨年は岡山県独自の医療逼迫警報
が発出をされたところで
あります。年末から年明けにかけて人の移動
が多くなる季節において、感染拡大の防止、また医療機関の負担をできるだけ軽減をするということ
が大切で
あります。引き続きマスクの着用、また小まめな手洗い、手指消毒に加えまし
てうがいなど、感染対策をしっかりと行っ
ていただくよう議員各位はもとより市民の皆さんにお願いし
てまいりたいと考え
ております。そして、御家族おそろいで穏やかなお正月をお迎えいただきますようお祈りをさせ
ていただきたいと思います。 来る年来年で
あります
が、みずのとうの年で
あります。うさぎの年は飛躍の年と言われ
ております。来年
がコロナの一日でも早い収束を願い、コロナ前のにぎわい、そしてコロナ後の新しい時代
が見え
てくる高梁市をつくっ
ていく年にしたいもので
あります。 加えまし
て、平和で災害のない年となりますことを念じながら、議員各位におかれまし
ても一層の御活躍を心からお祈りをさせ
ていただき、御挨拶とさせ
ていただきたいと思っ
ております。 なお、次回3月定例会でございます
が、3月3日開会の予定で準備を進めさせ
ていただきたいと考え
ております。どうぞよろしくお願いいたします。大変ありがとうございました。
○議長(石田芳生君) これをもちまして令和4年第8回
高梁市議会(定例)を閉会いたします。 御苦労さまでした。 午前11時2分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和 年 月 日 議 長 石 田 芳 生 署名議員 平 松 久 幸 署名議員 宮 田 公 人...