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第77回臨時会 令和 2年 7月(第1号 7月30日)

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  1. 一関市議会 2020-07-30
    第77回臨時会 令和 2年 7月(第1号 7月30日)


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    最終取得日: 2021-05-27
    第77回臨時会 令和 2年 7月(第1号 7月30日)   第77回一関市議会臨時会議事日程 令和2年7月30日 午前10時 開議 日程第1        会議録署名議員の指名 日程第2        会期の決定 日程第3  報告第11号 自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報告について 日程第4  議案第60号 令和2年度一関市一般会計補正予算(第6号) 日程第5  議案第61号 令和2年度一関市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第6  議案第62号 令和2年度一関市都市施設等管理特別会計補正予算(第1号) 日程第7  議案第63号 令和2年度一関市市営バス事業特別会計補正予算(第1号) 日程第8  議案第64号 令和2年度一関市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第9  議案第65号 財産の取得について  本日の会議に付した事件   議事日程に同じ 出 席 議 員(30名)
       1番  岩 渕 典 仁 君     2番  佐 藤 幸 淑 君    3番  永 澤 由 利 君     4番  小 岩 寿 一 君    5番  岩 渕   優 君     6番  武 田 ユキ子 君    7番  那 須 茂一郎 君     8番  門 馬   功 君    9番  佐々木 久 助 君    10番  佐 藤   浩 君   11番  千 田 良 一 君    12番  佐 藤 敬一郎 君   13番  菅 原   巧 君    14番  岡 田 もとみ 君   15番  菅 野 恒 信 君    16番  千 葉 信 吉 君   17番  金 野 盛 志 君    18番  勝 浦 伸 行 君   19番  小 山 雄 幸 君    20番  千 田 恭 平 君   21番  千 葉 大 作 君    22番  小野寺 道 雄 君   23番  橋 本 周 一 君    24番  藤 野 秋 男 君   25番  石 山   健 君    26番  岩 渕 善 朗 君   27番  千 葉 幸 男 君    28番  佐 藤 雅 子 君   29番  沼 倉 憲 二 君    30番  槻 山   隆 君 職務のため出席した事務局員 事務局長  佐々木 裕 子     事務局次長  熊 谷 善 孝 局長補佐  千 葉 麻 弥 説明のため出席した者   市 長       勝 部   修 君     副市長     佐 藤 善 仁 君   副市長       髙 橋 邦 夫 君     市長公室長   石 川 隆 明 君   総務部長      鈴 木   淳 君     まちづくり推進部長                                   佐 藤 孝 之 君   市民環境部長    千 葉 敏 紀 君     保健福祉部長  佐 藤 鉄 也 君   商工労働部長    森 本 竹 広 君     農林部長    小 崎 龍 一 君   建設部長      鴫 原 吉 隆 君     上下水道部長併任上下水道部長                                   鈴 木 伸 一 君   花泉支所長     中 川 文 志 君     大東支所長   今 野   薫 君   千厩支所長     橋 本 雅 郎 君     東山支所長   熊 谷 芳 広 君   室根支所長     千 葉   伸 君     川崎支所長   八重樫 裕 之 君   藤沢支所長     佐 川   伸 君     会計管理者   鈴 木 美 智 君   消防本部消防長   菊 地 和 哉 君     総務部次長   佐 藤 正 幸 君   藤沢病院事務局長  鈴 木 和 広 君     教育長     小 菅 正 晴 君   教育部長      菅 原 春 彦 君     監査委員    小 川 四 郎 君   監査委員事務局長  中 村 由美子 君 会議の場所 一関市議会議 開会時刻午前10時 会議の議事 ○議長(槻山隆君) ただいまの出席議員は30名です。  定足数に達しておりますので、令和2年7月22日一関市告示第251号をもって招集の、第77回一関市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  この際、諸般の御報告を申し上げます。  受理した案件は、市長提案7件であります。  小川監査委員ほか2名から提出の監査報告書3件を受理いたしましたが、お手元に配付しておりますので、これにより御了承願います。  次に、6月定例会以降、議長として活動しました主要事項については、お手元に配付しておりますので、これにより御了承願います。  次に、市長より地方自治法第243条の3第2項の規定による公益財団法人岩手南技術研究センター花泉観光開発株式会社それぞれの経営状況に係る書類の提出があり、お手元に配付していますので、御了承願います。  本日の会議には、市長、教育長、監査委員の出席を求めました。  議場での録画、録音、写真撮影を許可しておりますので、御了承願います。 ○議長(槻山隆君) これより議事に入ります。  本日の議事は、お手元に配付の議事日程により進めます。 ○議長(槻山隆君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、その数を2名とし、会議規則第81条の規定により、議長において、    8 番 門 馬   功 君    23 番 橋 本 周 一 君 を指名いたします。 ○議長(槻山隆君) 日程第2、会期の決定を議題とし、お諮りいたします。  本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、会期は、本日1日間と決定いたしました。 ○議長(槻山隆君) 日程第3、報告第11号、自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報告についてを議題とします。  直ちに報告を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 報告第11号、自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報告について、申し上げます。  本件は、自動車事故に係る損害賠償に関し、損害を与えた相手方に対して賠償すべき額について、市長専決条例の規定により専決処分したので報告するものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) 報告第11号、自動車事故に係る損害賠償に関する専決処分の報告について、補足説明を申し上げます。  別紙の専決処分書をごらん願います。  まず、3の事故の概要でありますが、令和2年6月19日午前10時30分ころ、大東町摺沢地内の駐車場において、大東図書館の職員が移動図書館車を後退させた際、後方を十分確認しなかったため、駐車していた相手方車両のフロント左側部分に衝突し、破損させる損害を与えたものであります。  4の市の過失割合は100%で、1の損害賠償の額は10万984円であります。  なお、この費用につきましては、全国市有物件災害共済会の保険により全額補填されるものであります。  また、移動図書館車については、損傷はなかったところであります。  相手方につきましては2の記載のとおりであり、専決処分の日は令和2年7月10日であります。  今回の事故につきましては、職員の不注意により発生したものであります。  事故防止については、日ごろから職員に対して周知し、注意喚起をしてきたところでありますが、引き続き、常に細心の注意を払い、より慎重な運転を心がけるよう、安全運転の周知徹底をしてまいります。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 報告に対し質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  以上で報告を終わります。 ○議長(槻山隆君) 日程第4、議案第60号、令和2年度一関市一般会計補正予算(第6号)から、日程第7、議案第63号、令和2年度一関市市営バス事業特別会計補正予算(第1号)まで、以上4件を一括議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第60号、令和2年度一関市一般会計補正予算(第6号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、学校用コンピュータ整備事業費及び公共施設等総合管理計画推進費の増額、感染防止事業所リフォーム取組事業費補助金の追加など、所要の補正をしようとするものであります。  1ページをごらん願います。  歳入歳出予算の補正額は15億2,332万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を818億694万6,000円といたしました。  3ページをごらん願います。  歳出の目的別補正額は、第1表のとおりで、総務費1億870万5,000円、民生費1,369万4,000円、衛生費866万1,000円、労働費5,328万8,000円、農林水産業費1億1,964万9,000円、商工費1億4,120万1,000円、土木費2,481万2,000円、4ページとなりますが、消防費6,715万1,000円、教育費9億8,616万8,000円を増額いたしました。  また、2ページに戻りまして、歳入につきましては国庫支出金19億737万2,000円、県支出金4,875万円を増額し、繰入金4億3,279万3,000円を減額いたしました。  なお、総務部長から補足説明させます。
     次に、5ページをごらん願います。  議案第61号、令和2年度一関市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、直営診療施設勘定において、施設のトイレ、手洗いを自動水栓に改修するため、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は145万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を5億3,667万1,000円といたしました。  次に、7ページをごらん願います。  議案第62号、令和2年度一関市都市施設等管理特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、施設管理費の増額について、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億4,055万8,000円といたしました。  なお、建設部長から補足説明させます。  次に、9ページをごらん願います。  議案第63号、令和2年度一関市市営バス事業特別会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、市営バス運行費の増額について、所要の補正をしようとするものであります。  歳入歳出予算の補正額は1,354万円を追加し、歳入歳出予算の総額を2億3,180万円といたしました。  なお、まちづくり推進部長から補足説明させます。  以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 議案第60号、令和2年度一関市一般会計補正予算(第6号)について、補足説明を申し上げます。  今回の補正予算につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として事業費の追加や増額、新型コロナウイルス感染症の影響に伴うイベントや事業の中止などに伴う減額、国の補正予算で措置されました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用する事業費への財源の充当、これらにつきまして、所要の補正を行おうとするものであります。  このうち、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源充当につきましては、国の第1次補正予算に計上された分として、当市には5億1,499万3,000円が交付限度額として令和2年5月1日付で通知されたところであり、補正予算(第1号)から5月の臨時議会で議決をいただいた補正予算(第3号)までに計上した新型コロナウイルス感染症対策に係る地方単独事業18事業につきまして、市の補正予算(第4号)において各事業に充当する予定として計上したところであります。  今回につきましては、補正予算に関する説明書の12ページの一番上になりますが、このたび、国の令和2年度補正予算(第2号)に基づき、当市には16億4,113万5,000円が第2次交付限度額として6月24日付で通知されたところであり、6月議会で議決いただいた補正予算(第4号)及び(第5号)に計上した新型コロナウイルス感染症対策に係る地方単独事業12事業及び本議会に提案いたしました補正予算(第6号)に計上している38事業、このうちトイレの手洗い自動水栓化に係る公共施設等総合管理計画推進費国民健康保険特別会計直営診療施設勘定繰出金病院事業会計負担金は1事業としてカウントしたものでありますが、この38事業について、本補正予算において充当する予定として計上しているところであります。  なお、国から示された交付限度額と4号補正から6号補正までの対象経費の合計には差があり、その割合からそれぞれの事業に対する財源の充当につきましては、約70%相当と見込んだところであります。  また、国の補助を受けて実施する事業等の地方負担分に対する交付限度額につきましては、4号補正における補足説明でも申し上げましたが、今後国において所要額を調査の上、配分される予定となっております。  財源振替については以上であります。  それでは、次に歳出について説明いたします。  歳出につきましては、補正予算の概要及び予算に関する説明書により説明いたします。  なお、先ほど説明いたしました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源充当につきましては、補正予算の概要に記載のとおりでありますので、以降、説明を省略させていただきます。  それでは、補正予算の概要の5ページをごらん願います。  上から2つ目の2款1項3目企画費のオンライン会議システム等整備事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症防止対策として、現在、本庁及び支所において運用しているテレビ会議システムの更新等を行い、システムを利用できる施設について、本庁、支所に加え、市民センターなどにおいてもオンライン上で会議や資料の共有ができるよう環境を整備するもので、オンライン会議システムに係る備品購入費などであります。  7目財産管理費の雇用維持・環境整備事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、市内土木事業者の雇用の維持、拡大を図るため、市が所有する土地にある支障木の伐採や刈り払いなどの業務を委託するものであります。  次の公共施設等総合管理計画推進費につきましては、新型コロナウイルス感染症防止対策として、トイレの手洗いを、蛇口付近に手をかざすと自動的に水が出る自動水栓に改修するものであります。  トイレの手洗い自動水栓化については、施設ごとに一般会計で39の科目に公共施設等総合管理計画推進費として計上するほか、補正予算に関する説明書の18ページにございますけれども、病院事業会計負担金国民健康保険特別会計直営診療施設勘定繰出金及び19ページになりますが、一関地区広域行政組合分担金としてそれぞれ計上しております。  全体について説明いたしますと、対象施設については、市民が利用する施設を中心に本科目に計上しております本庁、各支所の庁舎のほか、市民センター、体育施設、放課後児童クラブ、保育所、こども園、幼稚園、小中学校、消防署、消防屯所、防災センターのほか、市民以外の方も利用する機会の多い図書館、博物館、道の駅、公衆トイレなどにつきましては一般会計において各節の事業費ごとにそれぞれ計上するほか、国保診療所、藤沢病院、介護サービス施設広域行政組合が運営する釣山斎苑、千厩斎苑の各施設につきましても、各会計への繰出金、負担金、分担金といった形で予算を計上しております。  今回の整備により、合わせて479施設において2,140基、予算額として総計で1億4,899万9,000円の予算を計上しているところであります。  なお、一関地区広域行政組合分担金につきましては、トイレの手洗い自動水栓化のほか、非接触型体温計、大型扇風機の整備費についても含んでいるところであります。  6ページをごらん願います。  上から2つ目の9目地域振興費北上川流域交流Eボート大会開催事業負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う開催中止により負担金を減額するものであります。  次の一関市国際交流協会補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、一関市国際交流協会が市内在住の外国人向けに、感染症に係る各種情報や支援制度等を多言語で情報発信するホームページの開設に要する経費に対し補助するため増額するものあります。  次の自治会等活動費総合補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症防止対策として、自治会等が自治集会所に網戸や換気扇を設置し、また、非接触型体温計や消毒液などを購入する経費に対し補助するため増額するものであります。  次の運休バス路線運行再開支援給付金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、運休している一ノ関駅前から須川温泉までの須川温泉線につきまして、運行の再開を支援するため、運行事業者であります岩手県交通に対し給付金を給付するものであります。  飛びまして、8ページをごらん願います。  上から2つ目の11目芸術文化振興費芸術文化活動機会促進補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、活動機会が減少している芸術文化団体が発表会や展示会などを行う際の経費に対し補助するものであります。  一番下の13目生涯スポーツ推進費花泉マラソン大会「瀬古利彦杯」開催負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う開催中止により負担金を減額するものであります。  9ページをごらん願います。  一番上、14目体育施設費体育施設管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症防止対策として、一関市総合体育館のトレーニング室にありますトレーニング機器の間隔を空けるため、機器の一部を2階ラウンジの東側に移設し利用いただくこととし、移設した場所とラウンジの一般利用者との使用空間を仕切るパーティションを設置するため、増額するものであります。  2つ飛んで、3款1項3目老人福祉費敬老会開催事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、例年9月に開催しております市主催の敬老会を中止し、本年度新たに敬老会の対象となる80歳の方と米寿を迎える88歳の方に対して記念品を贈呈することとし、その記念品代を除いた事業費を減額するものであります。  10ページをごらん願います。  上から2つ目の2項1目児童福祉総務費保育所等感染症対策継続支援事業費につきましては県の補助を受けまして、公立の保育所等18施設においては、マスクや消毒液などの衛生用品、空気清浄機などの備品を購入し、私立の保育所等28施設に対しては、感染症防止用の備品購入や感染症対策の徹底を図りながら、保育を継続的に実施していくために必要な経費に対し補助するものであります。  次の放課後児童クラブ等感染症対策継続支援事業費につきましては、ただいま御説明いたしました保育所等感染症対策継続支援事業費と同様に、公営の放課後児童クラブ地域子育て支援拠点事業実施施設等3施設におきまして、マスクや消毒液などの衛生用品、空気清浄機などの備品を購入し、民営の放課後児童クラブやおやこ広場等20施設に対しましては、感染症防止用の備品購入や感染症対策の徹底を図りながら保育を継続的に実施していくために必要な経費に対し補助するものであります。  11ページをごらん願います。  一番下、4款1項3目保健事業費妊婦感染症対策事業費につきましては、国における妊婦を対象とした布マスクの配布が終了した後から本年度末までに妊娠届を行った妊婦に対して、感染症対策として使い捨てマスクを配布するものであります。  12ページをごらん願います。  一番下、5款1項3目雇用対策費Web企業面接対応機器導入事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、ウエブを活用した就職活動を行うことができるノートパソコン、通信機器などをジョブカフェ一関や市役所内に整備するものであります。  13ページをごらん願います。  上から2つ目の新型コロナウイルス感染症対応正社員緊急雇用対策給付費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により離職を余儀なくされた求職者などを正規に雇用した市内事業所の事業主に対し給付金を給付するもので、給付金の額は1人当たり30万円とし、市内20の事業所で1事業所当たり5人を雇用したと想定し100人分の給付を見込んでおります。  次の市内企業雇用創出対応事業所改修事業費補助金につきましては、ただいま御説明いたしました新型コロナウイルス感染症対応正社員緊急雇用対策給付費と同様に、新型コロナウイルス感染症の影響により離職を余儀なくされた求職者などを市内の企業等が正規雇用者として雇い入れる際、雇用するために必要となる事業所の増築や改修に要した費用に対し補助するものであります。  補助の内容は1人当たり100万円、1事業所当たり1,000万円を上限とし、1事業所当たり5人の雇用を想定し、4事業所分を見込んでおります。  1つ飛んで、6款1項2目農業総務費産業まつり農業祭負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、新たに、いちのせき秋まつり農業フェスタを開催することにより負担金を減額するものであります。  14ページをごらん願います。  一番上、いちのせき秋まつり農業フェスタ負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、新たな生活様式を取り入れたイベント、いちのせき秋まつりとして、農業フェスタ商工フェスタ住宅フェスタを開催しようとするものであり、そのうち農業フェスタの開催に係る負担金であります。  3目農業振興費のうまいもんまるごと贈って学生応援事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、親元を離れて生活する一関市出身の大学生などに対し、地元産農畜産物加工品など送料を含めて1万円相当の詰め合わせを送るもので、補正予算(第4号)に計上した事業でありますが、対象区域を県外のみから県内にも拡大するとともに、送付の対象に高校生などを加えることとし、対象者数約550人の増を見込み、事業費を増額するものであります。  次の農畜産物消費拡大推進戦略事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、消費が低迷しているいわて南牛を中心とした市内産の農畜産物の消費拡大を図るため取り組むものであり、具体的には、市の地産地消モデル店におけるいわて南牛を中心とした農畜産物の販売会の開催、地ビールを活用した集客事業に参加する市内飲食店への市内産農作物の提供、市内事業者が市内産農産物や加工品等詰め合わせ商品を発送する場合の発送経費に対する補助、市内産の農畜産物を使った地産地消レシピを募集するなど、市内産の農畜産物の消費拡大を図るための事業に要する経費であります。  15ページをごらん願います。  上から3つ目の5目畜産業費のいわて南牛振興協会負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、いわて南牛の消費拡大のための事業を実施するいわて南牛振興協会への負担金を増額するものであります。  いわて南牛振興協会は、いわて平泉農業協同組合及び同組合肥育牛部会、当市、平泉町の4者による負担金で事業を実施しておりますが、このたびの消費拡大の取り組みについて、事業費の2分の1をいわて平泉農業協同組合が、残りの2分の1を当市及び平泉町がそれぞれ出荷頭数の割合に応じて負担することとし、肥育牛部会からの負担は求めずに実施しようとするものであります。  次の肉用牛肥育経営安定緊急対策特別事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている肉用牛肥育経営の安定化を図るため、独立行政法人農畜産業振興機構が実施する肉用牛肥育経営安定交付金、これは標準的な販売価格が標準的な生産費を下回った場合、その差額の9割が交付されるものでありまして、4月の臨時議会における補正予算(第2号)においては差額の残である1割の4分の1、1頭当たりの上限額を5,000円とし、市独自の上乗せ補助として計上いたしましたが、肉用牛肥育経営体の経営支援を強化するため、補助率4分の1を10分の10に引き上げることとし、予算を増額するものであります。  16ページをごらん願います。  一番下、2項2目林業振興費の林業経営体雇用維持支援事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、林業経営体の雇用を維持するため、市が所有する市有林内の作業道の刈り払い作業を委託するとともに、私有林の広葉樹の更新伐採に要する経費に対し補助するものであります。  17ページをごらん願います。  上から2つ目の7款1項2目商業振興費の感染防止事業所リフォーム取組事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、中小企業者などが感染防止対策のために実施する店舗などの改修に要する経費に対し補助するものであります。  具体的には、間仕切り、網戸の設置、非接触型自動ドア、手洗いの自動水栓への改修など感染リスクを低減させる工事などへ補助するもので、補助率は2分の1、補助額は1事業所につき100万円を上限とし、50事業所分を見込んでいるところであります。  飛びまして、19ページをごらん願います。  上から2つ目の3目観光費のGoToキャンペーン活用研修事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、観光関連事業者等を対象とした国のGoToトラベル事業などのキャンペーンを活用した観光客の受け入れ態勢の構築など、地域で一体的に取り組むための研修会を地域の観光関連事業者などを対象として実施するものであります。  次の飲食店等周遊事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている飲食店に対する支援策として、もち料理を提供する市内飲食店を対象としたスタンプラリーの実施や、全国地ビールフェスティバル一関実行委員会が例年のような集客イベントにかえて開催する市内飲食店での地ビールを活用した集客事業に要する経費に対して補助するものであります。  20ページをごらん願います。  一番上、一関地方産業まつり商工祭負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、新たにいちのせき秋まつり商工フェスタを開催することから、負担金を減額するものであります。  次のいちのせき秋まつり商工フェスタ負担金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により開催が中止となった春まつりや夏まつりのイベントの内容と新たな生活様式を取り入れたイベントとして、いちのせき秋まつりを開催しようとするものであり、そのうちの商工フェスタ分の負担金であります。  次の全国地ビールフェスティバル開催補助金、唐梅館絵巻実行委員会補助金及び大相撲東関部屋合宿招致事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う開催中止により補助金を減額するものであります。  21ページをごらん願います。  上から4つ目の4目工業振興費の立地企業等操業支援特別給付費につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、今後、需要の増加が見込まれるテレワークを行う事業所やコールセンター業務を行う事業者で、市の施設を活用して新たに事業所を整備した企業に対し給付金を給付するもので、給付対象者は3年間の事業計画で新規に常用雇用者を50人以上採用する事業者で、給付金の額は3年間分の貸付料相当額とするものであります。  次のサテライトオフィス等開設支援事業費補助金につきましては、大都市圏に本社を有する事業者などが市内の既存施設を活用してサテライトオフィスなど、新たな事業所の開設に必要な施設の改修や備品購入などに要する経費に対し補助するもので、補助の対象者は3年間の事業計画で新規に常用雇用者を50人以上採用しようとする事業者とし、補助率は2分の1であります。  22ページをごらん願います。  上から3つ目の8款5項1目住宅管理費の住宅祭開催事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、新たにいちのせき秋まつり住宅フェスタを実施することにより事業費を減額するものであります。  次のいちのせき秋まつり住宅フェスタ事業費につきましては、例年開催している住宅祭の内容に加え、新しい生活様式に対応した住まいに関する知識と情報を幅広く紹介するため、住宅フェスタを開催するものであります。  23ページをごらん願います。  9款1項5目災害対策費の防災対策費につきましては、大規模災害等により避難所開設が長期化する場合を想定し、災害時の避難所運営に係る新型コロナウイルス感染症対策として、間仕切り用の簡易テント、簡易ベッド、これらの保管用物置を整備するため増額するものであります。  10款1項2目事務局費の大学生等生活応援給付費につきましては、4号補正において新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、親元を離れて県外で生活する当市出身の大学生などに対して5万円の給付金を給付するための予算を計上しておりますが、本補正予算ではその対象に高校生などを加えるとともに、県内の親元を離れて暮らす学生なども対象とするもので、拡充の対象者は農業振興費のうまいもんまるごと贈って学生応援事業費と同じ約550人の増を見込んでおります。  1つ飛んで、2項小学校費の1目学校管理費、学校保健特別対策事業費につきましては、国の補助を受け、小学校におきまして新型コロナウイルス感染症防止対策として、マスクや消毒液などの保健衛生用品の購入や空き教室を活用する際に必要な物品などを購入するものであります。  24ページをごらん願います。  上から2つ目の2目教育振興費の学校用コンピュータ整備事業費につきましては、国の補助を受けまして、GIGAスクール構想の実現に向けて全ての市立小学校に児童1人1台のタブレット端末を整備しようとするものであります。  これは令和5年度までに進めることとしていた児童1人1台のタブレット端末の整備が、国の補正予算により前倒しすることとされたことから、事業費を増額するものであります。  次の修学旅行キャンセル料支援事業費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う支援策として、市立小学校において修学旅行を中止、または延期したことによりキャンセル料が発生した場合の経費に対し補助するものであります。  3項中学校費の1目学校管理費の学校保健特別対策事業費、それから25ページになりますが、上から2つ目の2目教育振興費の学校用コンピュータ整備事業費及び修学旅行キャンセル料支援事業費補助金につきましては、それぞれ小学校費と同様に市立中学校における事業費、または補助金であります。  26ページをごらん願います。  4項1目幼稚園費の幼稚園保健事業費につきましては、県の補助を受けまして、新型コロナウイルス感染症防止対策としてマスクや消毒液などを購入するため、増額するものであります。  次に、補正予算の概要で説明していない歳出について申し上げます。  補正予算に関する説明書の15ページをごらん願います。  上の5つは、2款1項9目地域振興費でありますが、上から4つ目、市営バス事業特別会計繰出金につきましては、新型コロナウイルス感染症収束後の運行の持続化に資する省メンテナンスで、利用実態に即した小型車両に更新するため繰出金を増額しようとするものであります。  飛んで25ページをごらん願います。  8款4項1目都市計画総務費の都市施設等管理特別会計繰出金につきましては、市営西口北駐車場の発券機及び精算機を更新するため、繰出金を増額しようとするものであります。
     次に、歳入について申し上げます。  12ページごらん願います。  15款2項1目総務費国庫補助金につきましては、初めに御説明いたしました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金であります。  これにより、当市への交付額は、国の第1次補正予算及び第2次補正予算分を合わせまして21億5,612万8,000円と見込んでおります。  次の7目教育費国庫補助金及び16款2項県補助金につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであり、13ページとなりますが、19款2項1目基金繰入金のうち地域振興基金繰入金につきましては、イベントの中止などによる減額に伴い、財源として見込んでいた分の減であります。  その1つ上の財政調整基金繰入金につきましては、4号補正及び5号補正において新型コロナウイルス感染症対策として計上した事業費について、全額財政調整基金繰入金の増額、いわゆる基金の取り崩しなどにより対応することとしておりましたが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金交付限度額が増額となったことに伴い、本補正により財源振替を行った額から本補正で増額となる事業費を差し引いた額4億1,158万2,000円について、財政調整基金の繰入金を減額するものであります。  これにより、令和2年度末の財政調整基金の額は26億9,700万円ほどとなる見込みであります。  議案第60号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鴫原建設部長。 ○建設部長(鴫原吉隆君) 議案第62号、令和2年度一関市都市施設等管理特別会計補正予算(第1号)について、補足説明を申し上げます。  歳出の説明については、補正予算の概要により説明いたします。  補正予算の概要の29ページをごらんください。  1款1項1目管理運営費の施設管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染リスクの低減と利用者の利便性の向上を図るため、市営西口北駐車場に設置されている精算機を電子マネーやクレジットカードに対応した低接触型の精算機に更新するものであります。  また、発券機につきましても、精算機と一体的に更新を図るものであります。  次に、歳入について説明を申し上げます。  歳入の説明につきましては、補正予算に係る説明書により説明いたします。  補正予算に関する説明書の34ページをごらん願います。  4款1項1目一般会計繰入金につきましては、御説明いたしました歳出に係るものであります。  議案第62号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 佐藤まちづくり推進部長。 ○まちづくり推進部長(佐藤孝之君) 議案第63号、令和2年度一関市市営バス事業特別会計補正予算(第1号)の歳出について、補足説明を申し上げます。  補正予算の概要の30ページをごらん願います。  1款1項1目市営バス運行費につきましては、新型コロナウイルス感染症収束後の運行の持続化に資する省メンテナンスで、利用実態に即した小型車両に更新するため増額するものであります。  具体的には、一関地域のなの花バスの運行に使用している中型バス3台について、経年劣化により故障が多発し、修繕経費等がかさんでいることから更新することとし、更新に当たっては利用実態を踏まえ、小型ワゴン車を導入しようとするものでございます。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) 私のほうから2点ほどお伺いいたします。  まず、2款1項7目の雇用維持・環境整備事業費500万円でありますけれども、雇用維持ということで市内の土木事業者の雇用の維持、拡大を図るため、支障木の伐採や刈り払いの委託ということで500万円計上されておりますが、この委託の概要、また、どのように雇用の拡大を図ろうとしているのかの概要をお示し願いたいと思います。  続いて、その下、2款1項7目トイレの手洗いの自動水栓については各款項目で出ており、市内で39カ所、二千何カ所のトイレの手洗いを自動水栓にするということで、まことに感染のリスクを低減するという意味では非常に必要なことだと思いますが、私が思うに、今度は手を洗った後にドアに触れて出ていく、また、入ってくるということに関して、その辺のことも手洗いの自動水栓と一緒にお考えいただきたいと思います。  あわせて、例えば紙での処理とか、その辺をどのようにトータル的に考えているのかお伺いしたいと思います。  2点です。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) まず、雇用維持・環境整備事業費についてでございます。  委託の概要ということでございますが、市内土木事業者に普通財産の土地にある支障木の伐採や刈り払い等の業務を委託して、雇用の維持拡大につなげようとするものであります。  現在考えているのは15件、大体3,000平方メートルぐらいを予定しているところであります。  雇用の拡大をどう図ろうとしているのかということですが、今のところ、1件当たり1人程度の雇用の維持なり拡大が図られるのではないかと考えているところであります。  次に、公共施設等総合管理計画推進費の自動ドアについてのお話がありました。  自動ドアについては、たくさん施設があるわけですけれども、その場所に自動ドアを設置できるかどうか、トイレ出入口付近のスペースなど、施設の構造などを調査する必要があるほか、整備費用ですが、片側ドアの場合、工事費を含めると最低でも1カ所150万円から200万円程度かかると見込まれますことから、施設の改修までは現在は考えていないところであります。  また、紙の備えつけのお尋ねがございましたけれども、現時点ではトイレの手洗い自動水栓化のみを考えておりまして、多分手を拭く紙だと思いますけれども、それについては各々のハンカチなどを使っていただきたいと考えております。 ○議長(槻山隆君) 10番、佐藤浩君。 ○10番(佐藤浩君) 雇用維持・環境整備事業費について、15件で1件1人ぐらいの雇用拡大をということで、短期的な雇用になるのかとは思いますが、500万円で現在は予算化しているのですが、今後、またこのような補正をお考えになっているのか、現時点では500万円だということなのか、ここまでが精いっぱいなのだというのか、6款2項2目の林業経営体雇用維持支援事業費のほうでは、同じような雇用維持ということで約5,000万円ほど予算計上している中で、土木事業のほうの支援が少ないのではないかという思いがいたしますので、その辺を再度答弁をお願いします。  それから、トイレの手洗いについて、私は自動ドアを設置すべきだという意味ではなくて、ドアに触れなくても出入りできるような仕組みを、例えば開けっ放しでもいいだろうし、そのようなものを何か手だてしたほうが、本当に感染リスクを低減するには触れないということが大事だと思うので、そのようなことも検討なさったのかということでお聞きしております。  また、過日の一関地区広域行政組合の議会の中で、同僚議員が質問している中で、手洗いの紙については設置している箇所もあるという答弁をいただいている中で、市の公共施設の中ではそのようなものは一切考えていないというお考えなのか、再度お伺いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 今後の補正を考えているかというようなお話がございました。  当初予算でも約500万円ほど、支障木の伐採、刈り払いについては予算化しているところでありますが、今回、地方創生臨時交付金が交付されることとなり、その額が2次分で16億円と大きいことから、これを活用して今回補正予算に計上しようとしたところでありますので、現時点ではこれ以上の補正は考えていないところでありますが、今後もし、交付金がさらに増額になってきた場合にはその財源が出てきますので、計上することもできると考えております。  2つ目の質問ですが、土木事業のほうは雇用維持の予算が少ないのではないかというようなお話でございますが、先ほどお話ししましたように、地方創生臨時交付金が今回16億円ほどになりますので、各事業さまざまなものを実施しております。  そのうち、当初予算で500万円ほどでございましたので、それと同程度だったら実施できるのではないかというようなところから500万円としたところであります。  次に、出入りするときにドアに触れなくて済むようなことができないかというお話でしたけれども、それぞれ建物の構造そのものを変えるということは難しいところであります。  事業費をたくさんかければできることも考えられるでしょうけれども、現時点では難しいと考えております。  それから、手を拭く紙についてですが、既に設置しているところをなくすということではなくて、既に設置しているところはそのままでございますが、これ以上さらに設置をふやすというところまでは考えていないという意味でございます。 ○議長(槻山隆君) 2番、佐藤幸淑君。 ○2番(佐藤幸淑君) 私からも幾つか質問させていただきます。  まずは一般会計補正予算の2款1項7目、公共施設等総合管理計画推進費ですけれども、事業全体の総額の財源の割合をお聞かせ願いたいと思います。  また、今回、水道工事がメーンとなるのですが、この工事事業者の選定方法はどのようにお考えなのか教えていただきたいと思います。  それと工事期間、さらに優先順位などは特定してあるのかもお聞かせ願います。  また、この工事に関しまして、寒冷地仕様のホットヒーターみたいなものも工事費に含まれているのかもお聞かせ願いたいと思います。  さらには、一関市としては、以前より公共施設等総合管理計画の中で約3割ほど公共施設を削減するという計画を立てているわけですけれども、今回の工事に対しての整合性というのはどのように図られているのかもお聞かせ願いたいと思います。  次に、13ページになるのですけれども、5款1項3目、これは関連がありますので同時に質問させていただければと思うのですが、1つ目、新型コロナウイルス感染症対応正社員緊急雇用対策給付費、それと市内企業雇用創出対応事業所改修事業費補助金、大変すばらしい支援策だと私は感じているのですけれども、今回、その見込み事業者数なども想定しているようですが、仮にこれに達しなかった場合、次年度などへの繰り越しなどもできるものなのかどうか、また、考えておられるのかもお聞かせ願いたいと思います。  次に、これも関連があるのであわせてお伺いしたいのですが、10款2項2目と10款3項2目、同じく修学旅行キャンセル料支援事業費補助金ですけれども、このキャンセル料に対して補助とありますけれども、補助率はどうなっているのか、また、もし足りない分が発生した場合はどこで支払われるのかというようなこと、また、今回試算した根拠などもお聞かせ願いたいと思います。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 公共施設等総合管理計画推進費についてでありますが、本補正予算に同じ名前の事業費で計上しているものにつきましては、全てトイレ手洗い自動水栓化に係る予算でありまして、施設ごとに目的別に複数の科目に分けて計上しております。  これらの事業費を合計した総事業費としては、一般会計で1億4,486万6,000円となっております。  また、国民健康保険特別会計、病院事業会計、一関地区広域行政組合がそれぞれ行う同様の事業に対する繰出金、負担金、分担金を含めた関連事業費の総額は、補足説明でも申し上げましたが、1億4,899万9,000円であります。  この事業費の財源内訳についてでありますが、最初に一般会計の公共施設等総合管理計画推進費分で申し上げますが、事業費1億4,486万6,000円に対しまして新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を1億140万8,000円、事業費の7割を充当しており、残りは全て一般財源となっております。  それから、国民健康保険特別会計繰出金、病院事業会計負担金一関地区広域行政組合分担金を含めた自動水栓化に係る全ての事業費1億4,899万9,000円の財源内訳では、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が1億430万1,000円、これも事業費の7割となっており、残りが一般財源となっております。  次に、工事事業者の選択方法ということでございました。  本事業は一般会計では469施設、全会計では479施設において一斉に改修することとなりますことから、その発注手法については施設の種別ごとやエリアごとなどに分け、できるだけ早く進められ、また、多くの事業者が本事業にかかわることができる手法について、契約担当課や施設所管課と今後詰めてまいりたいと考えております。  それから、工事期間についてでありますが、新型コロナウイルス感染症対策として進める事業でありますことから、できるだけ早く改修を進めたいと考えております。  優先順位ということでございますが、施設の建設からの年数などには関係なく、不特定多数の方が使用される箇所を改修することとしているところでありますが、比較的新しい施設につきましては既に自動水栓化になっているところであります。  次に、ホットヒーターというお話でございましたが、これは温度調整ができる機能を持った蛇口等への変更ではないかと思いますけれども、今回の自動水栓化の蛇口は1基の費用が比較的安価、安いタイプのもので組み立てておりまして、幾らでも多くの施設の蛇口の取りかえを進めたいというように考えているものであります。  温度調整ができる蛇口等への変更につきましては、特殊な機器等や工事も必要となり、費用も多額となることから、今回の改修ではそこまでは考えていないところであります。  それから、公共施設等総合管理計画との整合性とのお話でございました。  今回改修しようとする自動水栓式の蛇口は、既存の蛇口を交換するタイプ、後づけするタイプのものでございますので、今回取りつけた施設が後々もし使われなくなったとしましても、機器は取り外して別の施設に取りつけることは可能なことから、現在使用している施設において改修が必要な場合は改修を進めるという考えでございます。  以上であります。 ○議長(槻山隆君) 森本商工労働部長。 ○商工労働部長(森本竹広君) 新型コロナウイルス感染症対応正社員緊急雇用対策給付費並びに市内企業雇用創出対応事業所改修事業費補助金についてでございますが、両事業とも新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業を予定していることから、次年度への予算の繰り越しは想定していないところであります。  このことから、特に事業所改修事業の周知につきましては、一関公共職業安定所やジョブカフェ一関など関係機関に広く情報提供を行うとともに、対象となる事業所に対しましては、年度内に工事が完了することの周知の徹底を図ってまいりたいというように考えているところであります。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) 修学旅行キャンセル料支援事業費補助金ですけれども、まず積算の根拠といたしましては、小学校につきましては、令和元年度の修学旅行の費用の平均額2万3,323円に今年度の修学旅行生944人を乗じて、さらにキャンセル料率ですけれども、出発直前のキャンセルの場合は50%のキャンセル料ということですので、その額などを見込んでおります。  中学校におきましても同様に、令和元年度の平均であります6万7,600円、これに生徒933人を掛けまして、キャンセル料率も50%で試算しているところであります。  補助率につきましては100%を想定しております。  それから、足りない分ということでしたけれども、令和元年度の旅行平均費用を見ております。  今年度につきましては、昨年度よりも旅行先が近距離ということになっておりまして、旅行代金は昨年よりも安価で抑えられる見込みですので、足りなくなることは想定していないところであります。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 2番、佐藤幸淑君。 ○2番(佐藤幸淑君) ありがとうございました。  再質問させていただきたいのですけれども、まず、公共施設総合管理計画推進費ですが、工事事業者の方々をエリアごとにですとか、さまざま工夫を凝らして多くの事業者がかかわれるようにという御答弁をいただいたのですけれども、これは市内で事業している方を優先に考えておられるのでしょうか。  できれば市内の業者を優先に考えていただければという思いでの質問です。  また、寒冷地仕様にはなっていないというお話ですけれども、今後、改修工事も考えておられるのかお聞かせ願いたいと思います。  それと、5款1項3目ですが、特性上、次年度に繰り越しはできないということは当然承知しているわけですけれども、そうであるならば、この周知とか、きちんと使い切れるような御支援、御尽力をぜひお願いしたいと思います。  これは要望でございます。  次に、キャンセル料の件ですけれども、財源には問題ないというようなお話をいただいたのですが、直前のキャンセル料で50%ですけれども、キャンセルする時期によって当然キャンセル料というのは金額の割合が変わってくると思いますので、あらかじめいつまでに、何日前までにというようなガイドラインは設けないのかというような疑問があります。  そのお考えをお願いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 1点目の工事事業者については、市内業者を優先的に考えてほしいというお話でございました。
     原則的にそのように考えておりますけれども、ただ、施設が大変多うございますので、今後、契約担当課などとその辺については詰めてまいりたいと考えております。  それから、2つ目の寒冷地仕様になっていないが今後改修工事を考えているかというようなお話ですが、今回はあくまでも地方創生臨時交付金が交付されることになったことからこのような事業を組み立てたものでございますので、もともと考えていたところでありますけれども、なかなか事業費がかさんでできなかったところでありますが、それをさらに寒冷地仕様にするということは、さらなる交付金がまた多額に来ない限りは難しいと考えているところであります。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) 先ほどお話ししたキャンセル料率の50%というのは、修学旅行当日の朝にキャンセルした場合で50%というような試算をしておりますけれども、昨今の全国での新型コロナウイルス感染症の拡大状況等を勘案いたしまして、ある程度早目の判断も必要かというようなことを考えております。  今後、学校等と協議をしてまいりたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 11番、千田良一君。 ○11番(千田良一君) 私からは3点、お願いいたします。  まず、1点目、既に2人の議員の質問にもありましたが、トイレの手洗い自動水栓化に関してですが、非常にこれは英断だと思って評価をさせていただきたいと思います。  ドアの件については、建物の構造上の制約云々ということでやむを得ないところもあるかと思っております。  そこで、今回の新型コロナウイルス感染症が発端となったダイヤモンドプリンセス号についてでありますが、どうしてあのように感染が拡大したのかというその後の検証をした報告書を私は目にしたのです。  その際に、人の通行とかいろいろなことがあるわけですが、最も空間として汚染されていたのがトイレだということがありました。  結局、いろいろな人が出入りすることによって感染が広がっていったものなのかと私は素人として理解しているわけでありますが、そうしたときに、公共施設、市役所をとっても、不特定多数の方々が出入りするトイレの対策がポイントだと思うのです。  そういうことを考えたときに自動水栓化になってよかったなと思ったのですが、ただ、佐藤浩議員の質問にもありましたが、ドアに限って言ったときに、やはりドアによる汚染というものが払拭できないわけです。  そういうことを考えたときに、トイレから廊下なり何なりに出るところに消毒薬を置くことによってそれを補完できないのかなということが1つであります。  それから、2点目、工業振興費の中でサテライトオフィス等開設支援事業費補助金というものがございます。  その上の立地企業等操業支援特別給付費も、これはあくまでも企業の創出についての支援ということで、これも望ましいことだと思うのですが、数年前に一関市も誘致をしたコールセンターについてであります。  これについて、皆さん周知のように、うまくない結果に結びついてしまったというようなことがありまして、そういうものを例として企業の誘致を支援する場合に…。 ○議長(槻山隆君) 千田良一君に申し上げます。  簡潔にお願いします。  11番、千田良一君。 ○11番(千田良一君) それから何を教訓として得て、今回このような予算を組んでいるのかについてお話をいただきたいと思います。  3点目、24ページ、25ページのGIGAスクールに係る学校用コンピュータ整備事業費、タブレットの購入についてであります。  これについては、いつをめどに導入といいますか、行きわたるのか、御説明をお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) トイレの出入口付近に手指消毒液を備えつけることについてでありますが、施設によりましてはトイレの前の出入口付近に十分なスペースがとれないこともありますことから、その手指消毒液を置く台などを置きますと通行等の支障になることも考えられます。  また、トイレを使用された後に全員がトイレのスペースの中で手をきれいに洗ってからトイレの部屋のドアノブに触れて出てくるのであれば感染の心配は実際にはないものと考えます。  そのようなことから、現時点では、庁舎の入り口付近やエレベーター前、また、市民等が出席する会議などでは会議室の入り口付近にも手指消毒液の設置や定期清掃時にアルコールによるドアノブの清拭などの対策を講じておりまして、各施設におきましても同様の対策を講じているところでありますが、議員からただいま御提案のありましたトイレの出入口付近への手指消毒液の設置につきましては、施設の状況を踏まえながらではございますけれども、設置可能な場所につきましては施設の管理者と設置について協議をしていきたいと考えております。 ○議長(槻山隆君) 森本商工労働部長。 ○商工労働部長(森本竹広君) サテライトオフィス等開設支援事業費補助金についてでございますが、本事業は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化対応策として、当市へのサテライトオフィスの誘致に向けて、施設の改修や事業を行うために必要となる備品の購入等に要した経費の一部を支援することにより、市民の雇用創出を図るものであります。  国では今後の地方創生に資する取り組み需要としてサテライトオフィスやワーケーションを示しており、当市においても地域経済の活性化を果たす重要性を踏まえて、優良な企業の誘致に努めてまいりたいと考えているところであります。  企業を誘致する際には、民間調査機関による評価や企業の業績、離職率などを見極めながら誘致活動を行っており、当市への立地計画や事業規模の妥当性などについて慎重に検討し、誘致を判断しているところであります。  本事業の申請の審査に当たっては、これらの要件を踏まえた上で事業承認を行うこととしているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) GIGAスクール構想のタブレット導入時期のめどでありますけれども、本補正予算に提案させていただきましたものについては、児童生徒、教師用合わせて全部で8,700台ほどの導入を見込んでおります。  それから、今回、国の補正予算によりまして、GIGAスクール構想の前倒しがあったわけで、全国一斉に導入が殺到することが想定されます。  現在のところは年度内を目標に導入を見込んでおりますが、年度内の導入が難しい場合には繰越明許費を提案させていただきまして、その場合であっても遅くとも令和3年中には何とか導入して早期の運用を図りたいと考えております。 ○議長(槻山隆君) 6番、武田ユキ子君。 ○6番(武田ユキ子君) 私も1点、確認をしたいと思います。  その前に、当局の方々におかれましては、この新型コロナウイルス感染症に対応して、市民の命と暮らしを守るために本当に日夜御努力いただきましてありがとうございます。  また、大雨の避難所設置ですとか庁舎の爆破予告ですとか、本当に気の緩む暇もない状況の中、本当に感謝を申し上げたいというように思います。  質問させていただきますけれども、トイレの自動水栓についてであります。  先ほどのやり取りの中で、子供たちが通う保育所、幼稚園、こども園についてでありますが、市の直営の18施設には自動水栓の予算が計上されております。  また、これまでですと例えば消毒液ですとかマスクについては私立の施設管理者のほうにも補助を出していると、今回もそういう予算も計上されているところでありますが、この自動水栓については私立の保育所、幼稚園、こども園に対しての補助とかは考えておられないのか。  こういった事業をやるのには、冒頭に申し上げましたように、市民の暮らしや命を守るという観点からとなれば、どういう施設に通っていようと等しく守られなければならないのではないかというのが私の軸足になるということになりますので、満額とはいかなくても何らかの応援をしていかなければならないのではないかという考えからお尋ねをします。  そうしますと、一関市には県立一関第一高等学校に附属中学生が通っている部分もある、これも当然管理下にはございませんが、市内の中学生がかなり通っておられます。  そういうところへの要望等の考え方についても、どのようにお考えなのかお尋ねをしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 今回の補正予算のほうの事業として保育所等感染症対策継続支援事業費を計上してございます。  こちらのほうは備品ということでこの間御説明したところでございますけれども、この中で修繕費に係る分も対象になるということになりますので、私立の保育施設のほうでそういう御希望があるのであれば、こちらのほうの事業を活用して対応できるといったことになってございます。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) 4点についてお伺いします。  最初は補正予算の概要の5ページ、2款1項3目企画費、オンライン会議システム等整備事業費ですが、これまでは本庁、支所とのテレビ会議を今度は市民センターまで拡充したいと、いいことだと思うのですが、どれぐらい必要性を考慮して、今回3,400万円の事業費を計上したのか、我々、市民と議員の懇談会で多く出たのは、市民センターに対する支援金が非常に少ないと、むしろ拡充してほしいという話は出ていましたが、こういう形でというのは、新型コロナウイルス感染症対策の一環なのかなと思うので、その必要性をどれほど感じたのか、また、市民センターからそういう声が強く要望されたことからの今回の予算化だったのかお伺いします。  それから、6ページの2款1項9目、自治会等活動費総合補助金、割と少ない予算だと思っているのですが、今、少しでも集まる機会をふやしていかないと地域が疲弊するということで、そういった面での網戸や換気扇ということは有効だろうと思います。  そこで、その次に書いてある衛生用品の購入という部分では、どういうものを想定して支援しようとしているのかお伺いをいたします。  具体的に言うなら、今、例えばシールドやパーティションなどで、集まっても対策をしっかりとろうという部分があるわけですが、もうマスクや消毒液というのは通常言われなくても備えている状況なので、そこから一歩踏み出した対策になっているのかどうかお伺いをいたします。  9ページの3款1項3目老人福祉費敬老会開催事業費、予算を削って、ことし対象になる方を応援しようということですが、今、新しい生活様式で地域を元気にしながらも、しっかり対策をしていこうというような取り組みをしているわけですから、敬老会の開催の仕方を工夫してよかったのではないかと。  例えば、本当に小規模にして、地域で敬老者を祝いたいという取り組みを若干工夫するのであれば、単にことしの対象者に送るだけではなくて、地域の祝いのの提供に工夫をさせるとか、少し踏み込んだ対策はできなかったのかということで、検討、協議をした内容についてお伺いをいたします。  最後ですが、21ページ、7款1項4目の工業振興費、立地企業を操業支援するのだと、あるいはサテライトオフィス等の関連支援をしていくのだということで、50人規模の具体的にはコールセンターなどを立ち上げ、3年間継続してもらうために支援するのだということですが、3年間維持していただくということでは、非常に雇用される側が不安だろうと思うのですが、当面の雇用対策として何とか確保したいという思いから提案しているのか、それともそういう呼び水で今後の事業の展開を期待しての今回の予算化なのかお伺いします。  2つ合わせれば約6,000万円ですので、よろしくお願いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) オンライン会議システム等整備事業費につきまして、市民センターに対して設置することにつきましても要望があったのかとか、どれだけの必要性があるかというようなお話でございました。  まず、要望につきましては、特に市民センターから強い要望というところはないわけですけれども、今回、整備しようとするものは、インターネット回線を利用して庁外からオンライン会議に参加できる環境に更新しまして、4号補正で支所にも拡充するというものを1回出してあるわけですが、それをさらに拡充して、市民センターなどからもインターネット回線を利用してオンライン会議に参加できる環境に整備するということで、全庁規模に拡大するものでございます。  会議のみならず、例えば情報も共有できるようにグループウェアも導入しようとするものでございます。  以上であります。 ○議長(槻山隆君) 佐藤まちづくり推進部長。 ○まちづくり推進部長(佐藤孝之君) 自治会等活動費総合補助金につきまして、まずは金額が少ないのではないかという御質問がございました。  こちらの補助金につきましては、当初予算のほうで既に予算措置を行っているところでございます。  今年度の交付決定の状況を見ますと、それぞれ自治会におきまして活動がなかなか難しい部分もございまして、交付決定額がおおよそ6割程度と現時点でなっております。  現在のこれまでの制度におきましては、一般活動ですとか自治会集会所の施設整備にも常に使える内容となっております。  自治会におきましては、それぞれ上限がございますので使い切っているというような自治会もございます。  今回の増額分につきましては、あくまで新型コロナウイルス感染症対策で3密を避けるとか換気を行うとか、そういった部分について増額をするものでありますが、これまでの予算措置をした経費の中でもそのような使い方はできるようになっております。  もう1点、衛生用品はどのようなものを想定しているかということでございますが、現時点では消毒液などを想定しているところでございます。  また、パーティションなどはどうかということでございますが、いずれ密を避けるような用具につきましても、対象として考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 敬老会の中止とか地域での特色ある事業の代がえ等、そういったことにつきましての協議、検討する内容等についてのお問い合わせだったと思います。  まず、関係者との協議につきましては、敬老会事業を委託しております一関市社会福祉協議会と協議をしてきたところでありまして、各地域の状況におきましては、一関市社会福祉協議会の各支部と本部を通じて地域の意向の把握を行ってきたところでございます。  各地区の敬老会の開催に係る意向としては、対象者が高齢者であり、飲食を伴うことからマスクをすることは難しいのではないか、ほとんどの会場が対象者数に対して狭くて3密状態を避けられないこと、また、地域の行事でサロンなど多くの地区で中止している状況であって敬老会を開催することは不安だと、そういったお話をお聞きしたところでございます。  また、市に対しましても直接同じようなお話を頂戴したところでございまして、市といたしましては、高齢者の感染予防、3密を避ける形での敬老会の開催が困難というようなこと、参加者を収容できる施設の確保が難しいといった理由から中止をしたところでございます。  ただ、中止を発表した後に地区独自の敬老会を実施したいというような御意見も頂戴したところでございます。  こうしたことから、市では今年度限りの事業ということで、地域で敬老会を開催する地区に対して補助金を交付できないかということでも検討させていただいたところでございます。  この件につきまして、7月の上旬に各地区の福祉活動推進協議会のメンバーでございます行政区長や民生委員、保健推進委員など従事者の方から聞き取りを行ったところでございます。  その結果、補助制度があれば何らかの方法で検討したいという御意見もございましたが、大方の意見としては代替事業の検討は今のところはないというところ、地区行事の範囲内で対応するというところ、ほかでやるのであれば実施することも検討しなければならないと思うけれども、やはり感染への不安があるので実施は難しいのではないか、ただ、そう言いながらも新規対象者、今年度80歳になる方に対する記念品は配布したいというような御意見が多かったところでございます。  そうしたところから、市では今年度80歳となる方、米寿の対象者、そのような方々に対して記念品をお送りするといったことで今年度は進めようとしているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 森本商工労働部長。 ○商工労働部長(森本竹広君) 立地企業等操業支援特別給付費とサテライトオフィス等開設支援事業費補助金につきまして、まずこの事業を考えるに当たりましては、1つ目に市民の雇用のの確保、雇用の創出を図ろうということ、2つ目として企業のスタートアップの支援を図りましょうというような考え方、そして3つ目として市の施設の有効活用を図ろうということでこの事業を考えたところであります。  雇用条件というような部分もありますが、この部分につきましてはスタートアップから3年で50人程度、ある程度の雇用を確保していただきたいということで雇用条件を付したというようなところになります。  議員からは呼び水にしたいのかというようなお話でありましたが、この交付金の活用もあるということでありますが、ここで当市の独自の施策というような色合いを出して、ぜひ当市にお越しいただきたいというような部分もありまして、このような条件の中で事業を考えたというところであります。 ○議長(槻山隆君) 24番、藤野秋男君。 ○24番(藤野秋男君) ぜひ、一つ一つの事業を進める場合は、それに関係する団体、個人の意見をしっかり把握して進めてほしい。  予算が限られているわけですから、例えば2款1項3目企画費のオンライン会議システム等整備事業費、これは市民センターにオンラインで情報提供するのだということは、テレビ会議用のシステムでなくても可能なわけですよね。  ただ、それは予算が十分あれば、そのようなことに大いに特化してやることは反対するものではありませんが、今、命にかかわる問題を最優先しなければいけないというときには、もう少し工夫をしてほしいと思います。  それから、敬老会ですが、高齢者であることはそのとおりですが、高齢者が自宅にこもってはだめですと、やはり少しでも体を動かす機会を設けたり、大衆の中ではなくて、いつも顔見知りの人たちと会話を楽しんだりと、その会話のための対策をしっかりとってあげるということは非常に重要な対策なわけです。  ですから、一部の地域からの、地域でやってはどうかという意見は非常に貴重な意見だろうと。  やはり、一律にことしはやりませんではなくて、やりたいという部分にはどういう形で工夫してやるのか、その辺の指導をしながら大いに進めるということを応援するくらいの気構えを持って今後予算化していただければと思います。  それから、最後に7款1項4目、立地企業等操業支援特別給付費及びサテライトオフィス等開設支援事業費補助金ですけれども、これまで言われてきたのは新たな生活様式だと、しかも、市長はSDGsを基本にするのだと言っているわけです。  ですから、今回の予算の中にも、地元企業、あるいは地元農家、林業者、そういった方に対する支援がかなり大幅に拡充されていますけれども、そういった中で、ここに来てもらう企業の呼び水にしたいという予算に7,800万円、私は反対するものではないですけれども、もう少し使い道を工夫して、同じ雇用を創出するにも3年間は維持してくださいではなくて、30年は維持できるような支援策を検討するということにもう少し軸足を置いてほしかったということを申し上げて終わります。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 先ほどの答弁の中で言葉が足りなかった分があるかと思いますので、補足をさせていただきたいと思います。  市といたしましては、補助金という形での支援ということはございませんけれども、各地域で例えばそういった形での敬老会の実施ということを考えている、似たような行事を考えているということであれば、そちらのほうはやはり3密を避けるとかソーシャルディスタンスを考えるとか、そういったことの感染対策を講じた上で実施するのは、それは地域の自主的な判断というように考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。
    ○17番(金野盛志君) 今、藤野議員がお話ししたように、敬老会開催事業費のことについて伺います。  先ほどの部長の説明だと、中止を決定してから福祉活動推進協議会に伺ったのではないかと。  新型コロナウイルス感染症がこういう状況ですので私も開催はできないと思います。  ただ、その中でもその中止を決定するまでの手順というものについて、私は大事にしなければならないと思うのだけれども、どういう形で中止決定の判断をしたのかお伺いしたいと思います。  もう1点は、敬老会というのは市の主催には間違いないのですけれども、そこに協賛する団体が多くあるのですね。  例えば千厩地域でいうと、ロータリークラブとかライオンズクラブとか福祉活動推進協議会とか、そういうところからある一定の年齢になった人にお祝いの記念品をお渡ししているのですけれども、ことしも出したいという意向は持っているのですが、届ける方法がないのです。  名簿も出せない、何も名簿そのものを求めているわけではなく、ただ、80歳の人は何人、90歳の人は何人と言ってもらえれば、どこかに届ければ届くという形をとってもらいたいと思うのだけれども、いずれ名簿が出せないということになればそこに届ける方法がないのですね。  民生委員の方々に御足労を願って届けるという形もとりたいのだけれども、名簿がなければ何ともならない。  これについて、まさか来年になって2年分を渡すというのもおかしな話なわけです。  そのことについてどう考えているかお伺いしたいと思います。  それから、15ページの6款1項5目の肉用牛肥育経営安定緊急対策特別事業費補助金について伺います。  いわゆるこれは牛マルキンですけれども、現在、直近のわかるところで標準的販売、あるいは標準的生産費というのはどうなっていますか。  それでこの分の補助をしますというのがこの予算の中身だと思うのですけれども、早く言えば牛マルキンはもう破綻していると私は思うのだけれども、国へのここの要請というのはどのように行っているのか、それも含めてお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 先ほど藤野議員にもお答えしたところでございますけれども、まず中止に至る決定の経過等につきましては、関係者との協議につきましては、敬老会事業を委託しております一関市社会福祉協議会のほうと協議を重ねてきたところでありまして、そういった地域の実情等につきましては協議会の各支部を通じて、本部を通じてその地域の意向等の把握を行ってきたところでございます。  それが4月の半ばごろでございましたけれども、その後も市のほうであるとか一関市社会福祉協議会のほうのそういったお話を受けました。  それを受けて、1カ月後ぐらいに再度社会福祉協議会のほうとお話をさせていただいたときに、やはり地区のほうでは、先ほど申し上げたような理由で不安に思っていると、そういったことを踏まえまして、国内の状況であるとか国の指針を踏まえて中止もやむを得ないというようなことで決定をしたところでございます。  名簿の関係についてでございますけれども、名簿につきましては、やはり個人情報保護という部分でなかなかすんなり出せるということではないと考えてございます。  ただ、今、議員がおっしゃったとおり、やはり地域の活動を進めるに当たって対象を把握したいといったお話もございます。  個人情報保護法の縛りの中でどのような対応ができるかというところを検討させていただきたいと考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 小崎農林部長。 ○農林部長(小崎龍一君) 牛マルキン関係の直近の状況というお話でございます。  現時点で国から示されておりますのは、5月販売分に対する7月交付です。  岩手県の場合には販売価格が94万7,186円です。  これが標準の販売価格ということです。  そして、標準的な生産費につきましては119万7,497円というようになってございまして、単純にその差額は25万311円という数字となっているところでございます。  続きまして、牛マルキンの今後の制度に関する要望でございます。  現在のところは、4月から9月まで生産者積立金、負担金が免除されているというような状況でございますが、10月以降は負担金を求めるというようになっておりますけれども、市といたしましては、先日行われました岩手県への要望につきましても、生産者負担金の当面の猶予を国のほうに求めてほしいというようなお願いをしておりますし、また、7月17日に東北農政局の岩手県拠点の参事官がお見えになった際に、負担金の猶予を10月以降も延長していただくよう口頭でお願いしております。  また、県のほうでは、今後国に対して生産者負担金の免除措置の継続の要望について行っていきたいというようなお話も伺っております。  いずれ、制度としては国が決めた法律の中で運用されておりまして、残念ながら国費の4分の3の交付しかされない状況ではございますけれども、肥育経営の中では非常に重要な制度ということですので、今後もこの制度が最低今の状態で継続されるようにお願いをしていきたいというように考えております。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 最初に敬老会についてお聞きします。  地域で私がいろいろな方からお話を聞くと、中止という決定は来ましたと、ただ、そのことについて、中止決定前に意見とか何かを求められたことはないのですと、実際そうだと思います。  中止は中止でそうなるのはやむを得ないと私も思います。  ただ、手順とすれば、ことしはこういうわけだから皆さんどうですかと、中止せざるを得ないと思いますけれども皆さんから御意見を伺いますよというような手順を踏まないと、敬老会は市が主催とは言っても、実際にお世話している人は福祉活動推進協議会とか民生児童委員とか、そちらの方々にやっていただいているのですよ。  こちらの方からぜひ話を聞いた上で結論になっていかないと、まさに協働のまちづくりの1つのあらわし方だと私は思いますので、これからもこういうことはあるかもしれませんけれども、そこの順番をきちんとやっていただきたいと思います。  これは要望にしておきます。  それから、名簿がほしいのではないのです。  名簿がほしいと言っているのではなくて、お祝いの記念品をどこに持っていったら届くのですかということです。  市に持ってきてもらえば市でそれを配りますよというのか、一関市社会福祉協議会のほうに持っていってもらえば、そちらのほうで手配しますよというのか、ここの答えを出していただきたい。  そうでなければ、せっかくお祝いのそういう気持ちがあってもお祝いの記念品が届かないのですよ。  これについてはもう1回お願いします。  それから、肉用牛について言えば、積立金は現在が幾らで、10月からは幾らになるという見込みですか。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 地域で独自にお渡ししているお祝いの品についてということだと思いますけれども、どこに持っていけばよいのか、あるいは御本人にどうやって届けたらいいのかということでもあるのかなと思うのですけれども、このでどういった形があるかという部分の即答はできかねるところでありますけれども、やはり地域で開催するに当たって、地域の思いというのもあるかと思います。  実際に市の主催ということでは今回は開催できないわけでございますけれども、やはりそういった部分は何らかの形で方々に届けられるようなことがないのか、関係者等と検討していきたいと思っているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 小崎農林部長。 ○農林部長(小崎龍一君) 牛マルキンの生産者負担金につきましては、現在というお話でしたけれども、令和元年度につきましては1頭当たり6,000円の積立てでございました。  令和2年度につきましては、令和元年度までの基金がかなり底をついている状況の中で1頭当たり6万4,000円というような大幅な増額となっているところでございまして、これを国では4月から9月まで猶予という形の免除というような形で運用されているというような状況でございます。 ○議長(槻山隆君) 17番、金野盛志君。 ○17番(金野盛志君) 2つの問題をお話ししましたけれども、いずれ答弁で述べられたようなことの実現をぜひ頑張ってもらいたいと思います。  特に、敬老会は何とか記念品を届けたいと思っているのです。  ここが制度があってだめだということでは、それは本当に伝わらないと私は思いますので、そこをぜひ実現できるように検討というか、検討というとやるのかやらないのかわかりませんけれども、そういうように実際に届けてもらえるようにぜひお願いしたいと思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 21番、千葉大作君。 ○21番(千葉大作君) それでは、質問をいたします。  22ページの林業振興費、林業経営体雇用維持支援事業費4,923万9,000円、この中で、私有林、広葉樹林の更新事業ですが、部長は2,000人の雇用を創出するというような話をされました。  私からすると、2,000人にもう少し、例えばあと1,000人ぐらいふやせないかというような思いがありまして、2,000人にした積算根拠を示していただきたい。  それから、26ページの9款1項5目災害対策費の防災対策費5,482万6,000円、時宜を得た施策だと思います。  そこで、簡易テントの設置等があるというような話ですが、新型コロナウイルス感染症の状況がだんだん岩手県にも出てまいりまして、避難所を開設する折には今までの避難所対応ではできないような形になってきております。  それで、具体の5,400万円余のお金をどのように今回使うことにしているのか、それをまずお示しをいただきたいと思います。  以上です。 ○議長(槻山隆君) 小崎農林部長。 ○農林部長(小崎龍一君) 林業経営体雇用維持支援事業費の雇用の積算ということでございます。  まず、1つは作業路補修ということで、刈り払い作業をお願いしようということで8,260メートル分を見ております。  これにつきましては、関連する山林のヘクタール当たり26人というような基準を使いまして、2.478ヘクタール掛けまして64人ということで作業の刈り払いの分は積算をしてございます。  続きまして、広葉樹の更新伐の部分でございますが、これは2つに分けて積算をしておりまして、実際の森林内での伐採作業等々につきましては80ヘクタール分で1,346人、そして、それに付随します作業路の開設ということが必要ですので、これにつきましても80ヘクタール当たり624人というような形で、更新伐管理につきましては80ヘクタールで1,970人というように見ているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 菊地消防長。 ○消防本部消防長(菊地和哉君) 防災対策費の予算の具体でございますが、まずは間仕切り用の簡易テント、これを指定避難所分ですから38施設分を50張り、計1,900張りを準備します。  次に、簡易ベッドでございますが、同じく指定避難所分38施設、50台分、計1,900台分を整備いたします。  そのほかにこれらの物品を収納しておくスペースが必要ですので、そのスペースのない指定避難所等の避難所分29施設分に物置を設置するものでございます。  以上でございます。 ○議長(槻山隆君) 21番、千葉大作君。 ○21番(千葉大作君) それでは、まず林業経営体雇用維持支援事業費について再度質問いたします。  部長は80町歩に1,346人の雇用、それから作業道開設に2,000人に足りるような人間の配置をするというような答弁でありましたけれども、この80町歩というのはどこを指して言っているのですか。  私有林を目途としていると思いますけれども、80町歩を指定する場合に誰の面積はいかほど、そういった形でまとめ上げた形で80町歩というような決め方をされたのでしょうか。  もう1つ、あとは防災に関しては、私としてはもう少し予算があればいいと思うのだけれども、今次の補正に関してはこの程度とするのであれば了解をいたします。 ○議長(槻山隆君) 小崎農林部長。 ○農林部長(小崎龍一君) 80町歩の内容ですけれども、まずどこの山でということでの積算での80町歩ではございません。  私有林を対象とした事業でございますけれども、この事業につきましては、1カ所の規模を5ヘクタール上限というような形で考えてございまして、5つの林業経営体の方々に取り組みをしていただこうというようなことで、1つの事業体で約4カ所、5ヘクタール上限としましたけれども、実際は5ヘクタール上限までいかないケースもありますので、4ヘクタールというようなことで、5経営体4カ所4ヘクタールで80ヘクタールというような数字を積み上げたものでございます。  実際のどこの場所をやるかということにつきましては、この補助対象と見込んでおります5つの林業経営体の方々にそれぞれ山林の所有者の方々からの要望を取りまとめて補助申請をしていただくというようなことで組み立てを考えているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) 私からは、3点お伺いしたいと思います。  1点目は補正予算に関する説明書の18ページ、4款1項1目の病院事業会計負担金200万2,000円についてですけれども、これは説明にもあったとおり、新型コロナウイルス感染症防止対策としてトイレの手洗いを自動水栓にするという部分の計上になりますが、医療現場での感染対策として必要なもので、現場からの声というのはいろいろあったと思うのですけれども、なぜ今回、第2次補正で新型コロナウイルス感染症対策、第2波、第3波に向けて準備していかなければいけない予算の中でこのトイレ手洗いの自動水栓の改修費のみの計上となっているのか、その点についてお伺いしたいと思います。  2点目は、次のページの妊婦感染症対策事業費ですけれども、この予算が14万9,000円と大変少なくて、本当に妊産婦の方々の不安に対応する状況になっているのかということでお伺いしたいと思いますが、この事業をマスクのみの配布としている理由についてお伺いしたいと思います。  3点目は補正予算の概要の24ページ、小学校費の教育振興費、10款2項2目です。  GIGAスクール構想の実現に向けて全ての市立小学校に1人1台のタブレット端末を整備するということですが、特に小学校の場合は1年生から6年生、1年生の場合は6歳、7歳の児童ということですが、こうした全学年を対象にしたタブレット端末の計上になっているのか、その点についてお伺いしたいと思います。  よろしくお願いします。 ○議長(槻山隆君) 鈴木藤沢病院事務局長。 ○藤沢病院事務局長(鈴木和広君) 病院事業のほうでトイレの自動水栓化の補正予算をどうしてこのタイミングかというような御質問をいただきましたが、今回、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源としまして、市の公共施設一斉にそういう対応をするということになりましたものですから、それに対応して病院のほうで該当する分の補正を上げさせていただいたものでございます。  なお、今後、病院として必要と考えております感染対策に要する機器の整備については、この後開催される議会のほうでの補正予算をただいま検討しているところでございます。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) 妊婦感染症対策事業費につきまして、マスクのみの理由についてということでございますけれども、現在、厚生労働省のほうで実施しております妊婦向けマスクの配布事業が、7月下旬から8月上旬の発送をもって終了するという予定でございます。  そのため、配布事業の終了後に妊娠届を行った妊婦に対して、感染症対策としてマスクを配布しようとすることで考えたところでございます。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) 学校用コンピュータの整備事業ですけれども、今回整備するタブレット端末につきましては、小学校1年生から6年生までの全ての児童を対象としております。  また、あわせて、中学校費に計上しているものにつきましても、全ての中学生に貸与することで計上したものであります。 ○議長(槻山隆君) 14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) 病院事業の関係でお伺いしたいのは、この後に検討するというような答弁もございましたが、今、医療施設や介護施設などリスクが高い施設に勤務している職員の方々から、長引く間のいろいろな対応で疲弊しているということで、特に私のほうに寄せられているのは、現場に出入りして検査結果を運ぶ仕事をしている方が、熱が出たのですけれどもPCR検査の対象にならないということで受けられないとか、妊産婦の方でも熱が上がったけれども濃厚接触者ではないので対象ではないですということで、今の段階でPCR検査のハードルが高くて、不安を抱えながら仕事をしていたり病気など心配しながらも、新型コロナウイルス感染症かどうか不安だけれどもはっきりしないまま日常を送っているというようなことがあるとのことです。  特にも社会を継続するために欠かせない立場で頑張っている方々の定期的な検査などが衛生費の事業の中で必要ではないかと思っているので、その点について、至急そのような環境を整える必要があると思うので、もう一度お答えお願いしたいと思います。
     それから、妊産婦への新型コロナウイルス感染症対策のマスクのみの理由について、厚生労働省の事業が終了したからということですけれども、市内で開業しているところでは、院長先生が自腹で妊産婦の方へ除菌の持ち歩きできるようなものもプレゼントしているようです。  きのう、岩手県でも感染者が発表されたということで、新型コロナウイルス感染症に感染されていて、発症していない人でも飲食店などに出入りしているということもあります。  そういう点では、マスクだけではなくて身の回りの除菌が必要だということで、自分とお腹の中の胎児を守るために…。 ○議長(槻山隆君) 岡田議員に申し上げます。  一般質問ではありませんので、簡潔に議題に沿って発言をお願いします。  14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) 不安に思っている市民の声を届けたいと思って参考までにお話しさせていただきましたが、マスクのみだけではなくて、本当に妊産婦の不安に対応するような事業という形で、さらに対応を考えていただきたいと思いますので、その点についても、もう一度御答弁をお願いしたいと思います。  それから、3点目の小学校1年生から6年生を対象としたタブレットの使用ですけれども、この点については、いろいろな専門家や親御さんの方々からも、タブレット使用による子供のネット依存症や目などへの健康被害の問題があるということ、それから使い方次第で学校の授業が画一的な授業になるのではないかという不安、それから将来的に自治体の負担が膨大になるのではないかというような大体3点が…。 ○議長(槻山隆君) 岡田議員に申し上げます。  議題に沿った質問をお願いします。  14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) 3点の今後の対応をどうするのかという点でお伺いしたいと思いますので、この点について答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 鈴木藤沢病院事務局長。 ○藤沢病院事務局長(鈴木和広君) ただいま御質問いただいたのは、PCR検査の体制強化という視点だと思いますので、そういった視点でお答えさせていただきますけれども、市が開設した臨時診療所、いわゆる地域外来・検査センターの機能を果たすものが各診療圏にできておりますし、帰国者・接触者外来に相当する役割を担う一般の医療機関も徐々に指定されてきている状況になっております。  不安に思った方が病院を受診できない、あるいは受診してもなかなか検査に結びつかないといったことがあるというようなお話だと思いますが、確かにそのような話をお伺いすることもございますけれども、行政検査としてPCR検査をするというところについては、やはり現在でも一定のハードルはどうしてもあるというところは御理解いただきたいと思っております。  ただ、そういった体調不良の際には基本的にはかかりつけ医の方に御相談いただきたいですし、かかりつけ医がない場合にあっては身近な医療機関を受診していただいて、医師としっかりコンサルテーションを受けていただいて、納得した上で治療に当たっていただきたいと思っております。  藤沢病院におきましても、感染対策としてそういった役割を担っていくことについては引き続き対応してまいりたいと考えております。 ○議長(槻山隆君) 佐藤保健福祉部長。 ○保健福祉部長(佐藤鉄也君) マスクだけではなくて、ほかの支援策もというようなことでお話がございました。  今回につきましては、厚生労働省の制度的な部分が終了するといった、状況が変わったということもございます。  また、新型コロナウイルス感染症の状況も県内で発生したりというようなことで、そのようなさまざまな状況が変わってくるということがございますので、今後におきましてもそのような状況を見ながら判断をしてまいりたいと考えてございます。 ○議長(槻山隆君) 小菅教育長。 ○教育長(小菅正晴君) タブレット使用に関しての3点の質問でしたが、まずネット依存とか健康への負担については、基本的には今回のタブレット配置によって、家庭に持ち帰って自由に使うというようには現時点では考えておりません。  家庭に持ち帰るにしても、一定の時間制限等を設ける必要はあるだろうと考えております。  それから、画一的な授業等にならないかというお話でありましたが、学校での授業については、あくまで授業日については学校での対面授業が基本でありまして、タブレット等のICT機器については活用してそれに生かすという視点を基本に据えて対応したいと思っております。  それから、負担が膨大にならないかということでありますが、これについては特にも先生方の授業における負担という部分については想定され得る部分でありますから、研修も含め対応はよく検討してまいりたいと考えております。 ○議長(槻山隆君) 14番、岡田もとみ君。  簡潔にお願いします。 ○14番(岡田もとみ君) この病院事業会計負担金について、医療従事者の方々の新型コロナウイルス感染症対策について充実してほしいという観点で質問しているわけですけれども、宮城県で働いているナースの方ですが、その方は1人5万円給付されるというようなことで手続が始まっているということで、一関市はどうなっているのだというような質問も来ているのです。  そういう点では…。 ○議長(槻山隆君) 岡田議員に申し上げます。  発言が議案に対する質問の範囲外でありますので、注意してお願いします。  14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) そういう点では、危険手当など、自動水栓だけではなくて、病院事業の新型コロナウイルス感染症対策といったところで財政的支援が求められると思うので、今後も現場の方々が安心して働けるように、自動水栓化だけで終わらせるのではなく、引き続き検討していただきたいと思います。  この点で、今後どのように考えているのか、あれば答弁いただきたいと思います。  それから、妊婦に対する感染予防ですけれども、特に妊産婦の方々が心配しているのは、休みがとれないということですね、医師とか助産師の人から…。 ○議長(槻山隆君) 岡田議員に申し上げます。  議題と中身が違います、気をつけて発言してください。  14番、岡田もとみ君。 ○14番(岡田もとみ君) 今後検討する場合にマスクだけというところで心配の声が上がっているので、今後妊産婦の方々が安心して仕事を休めるような補償なども考えていく必要があると思うので、その点について今後検討することはあるのかどうかお伺いしたいと思います。 ○議長(槻山隆君) 佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 病院事業負担金でございますが、施設の改修費に関する予算を提案させていただきました。  ただいま岡田議員から、医療従事者に対する思いは聞かせていただきましたので、それについては御意見として承りたいと存じます。  ありがとうございました。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  採決は、個別に行います。  初めに、議案第60号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第60号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第60号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第61号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第61号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第61号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第62号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第62号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第62号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 次に、議案第63号の採決を行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第63号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第63号は、原案のとおり可決されました。  午前の会議は以上とします。  午後1時20分まで休憩します。 午後0時18分 休   憩 午後1時20分 再   開 ○議長(槻山隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第8、議案第64号、令和2年度一関市病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第64号、令和2年度一関市病院事業会計補正予算(第1号)について、提案理由を申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症防止対策として、施設のトイレ手洗いを自動水栓に改修するため、所要の補正をしようとするものであります。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。
     採決に入ります。  議案第64号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第64号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 日程第9、議案第65号、財産の取得についてを議題とします。  議案の朗読を省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。  佐藤副市長。 ○副市長(佐藤善仁君) 議案第65号、財産の取得について、提案理由を申し上げます。  本案は、一関図書館に配備している移動図書館車を更新するため、令和2年6月30日、入札に付したところ、盛岡いすゞモーター株式会社県南支店が落札いたしましたので、同社から2,049万3,774円で取得しようとするものであります。  なお、教育部長から補足説明させます。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) 議案第65号、財産の取得について、補足説明を申し上げます。  議案書をごらん願います。  まず、3の財産の種類及び数量は、移動図書館車1台であります。  2の取得の相手方は、盛岡いすゞモーター株式会社県南支店であります。  4の取得価格は2,049万3,774円であります。  参考資料ナンバー1をごらん願います。  1の財産の取得の理由でありますが、一関図書館に配備している移動図書館車について、平成元年の取得から31年を経過し、老朽化したことに伴い更新しようとするものであります。  2の仕様についてでありますが、寸法につきましては記載のとおりとなっております。  乗車定員は3人で、主な装備につきましては、2,500冊の図書等が積載可能な書架を備えるとともに、全低床、また、車両後部に障がい者用リフトを備えた車両としております。  3の車両の配備先につきましては、一関図書館であります。  参考資料ナンバー2の入札調書をごらん願います。  納期につきましては、令和3年3月19日としております。  なお、購入に際しましては、令和2年6月30日、岩手県内に本社、または営業所等を有し、図書館車の登録があり、取り扱いが可能な3者による指名競争入札に付し、同社が落札したものであります。  議案第65号の補足説明は以上であります。  よろしくお願いいたします。 ○議長(槻山隆君) これより質疑を行います。  16番、千葉信吉君。 ○16番(千葉信吉君) 購入するに当たりまして、いろいろなことを想定していると思いますが、バックモニターは装備されているのか、あとは防犯カメラというか、カメラがついているのか、その辺をお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) バックモニターは装備しておりますが、防犯上のカメラは装備していないところであります。 ○議長(槻山隆君) 16番、千葉信吉君。 ○16番(千葉信吉君) 先ほどの事故との関係もあって聞いたのですけれども、図書館車であり、せっかく新しいものを買うのだから、セキュリティの部分の装備としてドライブレコーダーぐらいは必要だと思うのですけれども、その辺の考えをお伺いします。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) ドライブレコーダーの装備につきましては、現在、なるべく全ての公用車に配備する方向としておりますので、こちらの移動図書館車についても配備する予定としております。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 単純な質問になりますけれども、本を2,500冊積むということは、積載重量は幾らぐらいになるのでしょうか。  それから、もう1つ、入札の部分が盛岡いすゞモーター株式会社県南支店です。  いすゞ系列の会社が違うだけで車両はいすゞということですけれども、車のことはあまり詳しくありませんけれども、ほかではこういう車両はつくっていないのですか。  同じいすゞ系列会社の入札争いみたいな感じがしましたけれども、どうでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 菅原教育部長。 ○教育部長(菅原春彦君) 積載の書架の冊数は2,500冊でありますが、積載重量につきましては3,000キログラムを限度とする積載としております。  指名業者でありますけれども、今回、図書館車の業者指名登録につきましては、もう少し事業者があったわけですけれども、今回、取り扱いが可能だという確認がとれたのが3者ということでありましたので、その3者による競争入札を行ったところであります。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 最初の質問はわかりました。  確かに3者かもしれませんけれども、車の仕様をやっているのはいすゞだけがこのような車両をやっていると、それで販売会社によって、同じ車両なのに値段が違うということで1番目になっている会社が落札したということですか。  つまり、車両は同じだと、会社が違う値段を出したということでしょうか。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) 入札についてでありますが、仕様そのものにつきましては教育委員会のほうで作成したと思いますが、先ほど教育部長も答弁いたしましたが、ここの入札調書にございますように、岩手県内に本社、または営業所等を有し、図書館車に登録があり、取り扱いが可能な3者、この図書館車に登録があるのは7者でございます。  この会社の名称を見ると、いすゞだけではなく、ほかのメーカー系列の会社、事業所もあるわけでありますけれども、仕様書をお示しして取り扱いが可能かどうかということを確認した際に、ここに記載の3者から取り扱いが可能であるというような回答を得たことから、この3者で入札を行ったところでございます。 ○議長(槻山隆君) 7番、那須茂一郎君。 ○7番(那須茂一郎君) 聞きたいのは同じ車種、いすゞでつくっている車種が、売る会社が違ったために安いほうの会社が落札したと、同じ車両を上のいすゞの2者で争ったわけですか。 ○議長(槻山隆君) 鈴木総務部長。 ○総務部長(鈴木淳君) あくまでも仕様は教育委員会のほうでつくっていると思いますけれども、それにつきまして、その仕様で満たせる取り扱いが可能な事業所に照会をしたというところでございまして、どの事業所が何の車を取り扱うかというところまではこちらは関知しないところでございます。 ○議長(槻山隆君) 質疑を終わります。  お諮りします。  本案は、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(槻山隆君) 異議なしと認めます。  よって、委員会の審査及び討論を省略し、直ちに採決を行うことに決定しました。  これより採決を行います。  採決は、表決システムにより行います。  各議席の出席ボタンを押してください。  採決に入ります。  議案第65号、本案に賛成する諸君は、賛成ボタンを押してください。  表決を締め切ります。  賛成満場。  よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。 ○議長(槻山隆君) 以上で議事日程の全部を議了いたしました。  これをもって、第77回一関市議会臨時会を閉会いたします。  御苦労さまでした。 閉会時刻 午後1時32分...