議案第54号 財産の取得について
○議長(
岩崎喜久雄) 次に、日程第3、議案第54号を議題といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
岩崎喜久雄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎
委員会付託の省略
○議長(
岩崎喜久雄) お諮りいたします。
本案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
岩崎喜久雄) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
岩崎喜久雄) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
岩崎喜久雄)
起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第55号
西部消防署庁舎建設建築工事請負契約締結について
○議長(
岩崎喜久雄) 次に、日程第4、議案第55号を議題といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
岩崎喜久雄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎
委員会付託の省略
○議長(
岩崎喜久雄) お諮りいたします。
本案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論(終局)
○議長(
岩崎喜久雄) これより討論に入ります。
討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
岩崎喜久雄) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 全 員)
○議長(
岩崎喜久雄)
起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第56号 (仮称)太田市
運動公園市民体育館建設工事請負契約締結についての変更について
○議長(
岩崎喜久雄) 次に、日程第5、議案第56号を議題といたします。
◎ 質 疑(終局)
○議長(
岩崎喜久雄) これより質疑に入ります。
ご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。
◎
委員会付託の省略
○議長(
岩崎喜久雄) お諮りいたします。
本案につきましては、
会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。
◎ 討 論
○議長(
岩崎喜久雄) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、順次発言を許します。
最初に、1番
石井ひろみつ議員。
◆1番(
石井ひろみつ)
日本共産党の
石井ひろみつです。
議案第56号に反対の立場より討論を行います。本議案は、(仮称)太田市
運動公園市民体育館、以降、(仮称)
市民体育館と申し上げます。
建設工事請負契約締結金額の変更、すなわち3億9,820万円を増額して
契約締結を行おうとするものです。この(仮称)
市民体育館建設工事は、当初計画では、総事業費54億円とされていました。これまでも複数の議員が増額を心配して、予算・
決算特別委員会及び本会議での
一般質問等で問われてきました。結果的には100億円に達してしまうのではないかと心配されていましたが、2021年5月補正で24億円及び2022年3月補正で4億円と2回の補正が行われ、2023年度までに82.5億円をかけての建設となりました。本議案は、今年3月に補正された
センタービジョンや
リボンビジョン並びに
音響設備等を
ハイグレードな設備にするための
契約締結とされています。確かに予算が増額されても、
市民負担は
既存体育館と同等規模の
建設費負担ではありますが、ここまでのプロセスに納得のいく説明は尽くされていないまま進められてきました。本議案の
グレードアップ仕様は当初計画から予想されていたものであり、想定し切れていなかったとした場合、詰めが甘かった、性急であった計画としか言うことができません。また、
寄附金額が増えたからといって、
市民負担が大幅に軽減されたわけでもありません。
市長や、
群馬クレインサンダーズの思い描く(仮称)
市民体育館が完成して、その(仮称)
市民体育館で行われる
プロバスケットボールの試合を楽しみにしている方は大勢いることでしょう。また、
音楽イベントや
eスポーツを楽しみにしている方もいるでしょう。一方で、私のようにもやもやしながら素直に喜べない方もいます。
最後になりますが、市長自ら各地区に出向き、市民への説明が待たれているのではないでしょうか。また、今後の
公共施設建設に当たり、(仮称)
市民体育館建設のような微調整とは言えない補正を重ねた上での予算増などがないように教訓としていただき、慎重な
建設計画を行うことの2点を切に願うことを申し上げ、
反対討論を終わります。
○議長(
岩崎喜久雄) 次に、11番
板橋明議員。
◆11番(板橋明)
創政クラブの板橋明です。
議案第56号 (仮称)太田市
運動公園市民体育館建設工事請負契約締結についての変更について、本案を可決すべきものとする賛成の立場から討論させていただきます。
本案は、令和3年6月18日、議案第77号により議決を経て、関東・
梓特定建設工事共同企業体と
請負契約を締結しました。(仮称)太田市
運動公園市民体育館建設工事につきまして、変更前の
契約金額71億9,994万円から3億9,820万円増の75億9,814万円で、
請負契約の変更を締結するものであります。
変更の主な内容としましては、
メインアリーナに設置される
センタービジョンと呼ばれる
大型映像装置の
パネル面積の増加や
オプション機能の追加、また、それに伴う
つり物機構の追加、
音響設備の
グレードアップを目的とした
スピーカー仕様の変更、
演出照明設備や
情報表示設備の追加、
メインアリーナ観覧席最前列の壁をガラスへ変更などとなっており、魅せる
スポーツの
拠点施設としてのさらなる充実を図るものであります。変更に係る予算につきましては、今年の3月定例会の
補正予算にて増額計上されたものであり、財源は
企業版ふるさと納税によるもので、市の負担増はないとのことであります。
本体育館の建設は、本市の掲げる
スポーツによる持続可能な
まちづくりプロジェクトを推進していくことを目的としており、
スポーツを通じた交流人口の増加によるにぎわいの創出につながるとともに、経済の活性化や地域の活性化など太田市に様々な効果を発揮させると同時に、市民にとっても、愛着と誇りを持てるシンボル的な施設になっていくものと思われます。また、本市に本拠地を移した
プロバスケットボールチーム、
群馬クレインサンダーズの
ホームアリーナとして利用されることで、市内、県内だけではなく全国から多くの人が訪れることにより、太田市の魅力を広く発信することができる施設としての期待も大きいところであります。
以上の理由から、新
市民体育館の
建設工事請負契約変更の締結を承認し、本案を可決すべきものとする
賛成討論とさせていただきます。
◎ 討 論 終 局
○議長(
岩崎喜久雄) 以上で通告による討論は終わりました。
他に討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。
◎ 表 決
○議長(
岩崎喜久雄) これより採決いたします。
本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起 立 多 数)
○議長(
岩崎喜久雄) 起立多数、よって本案は原案のとおり可決されました。
◎ 議 案 上 程
議案第45号 令和4年度太田市
一般会計補正予算(第2号)について
○議長(
岩崎喜久雄) 次に、日程第6、議案第45号を議題といたします。
◎ 質 疑
○議長(
岩崎喜久雄) これより質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、発言を許します。
8番水野正己議員。
◆8番(水野正己)
日本共産党の水野正己です。
議案第45号について、順次質問を行います。議案第45号は
一般会計補正予算(第2号)ということですが、
一般会計の歳入歳出をそれぞれ12億8,000万円ほど増額して、総額を897億6,000万円ほどとするということなのですが、歳入では、15款2項1目
総務費国庫補助金を4億1,340万2,000円増額して13億6,875万円とするとされています。それで、この4億1,340万2,000円は
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てるとされております。そして、21款6項6目雑入では6億8,000万円の増額計上をして、これは
デジタル地域通貨売上収入とされております。そして、歳出は、7款1項2目
商業振興費を9億6,901万1,000円増額計上し、14億5,041万円とするとされておりますが、この増額計上する9億6,901万1,000円は、
商業振興対策事業として、
デジタル地域通貨取扱手数料3,207万6,000円、
デジタル地域通貨事業委託料2,293万5,000円、
デジタル地域通貨取扱事業者交付金8億8,400万円、
キャッシュレス決済機器等導入補助金3,000万円とされております。
そこで、まず1回目は
総務部長に伺った上で
産業環境部長にも伺いますが、
総務部長には、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で4億1,000万円余りを歳入で増額計上したわけですけれども、そのうち
デジタル地域通貨に使われる金額を1点目に伺います。
それから2点目には、6月補正には、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の中の
コロナ禍における
原油価格・
物価高騰対応分が補正計上されているように見受けられないわけですが、それはどうしてなのか、この
原油価格・
物価高騰対応分の交付金はいつ活用、補正計上するのか、以上2点を
総務部長に伺います。
それから、
産業環境部長には、雑入の
デジタル地域通貨売上収入6億8,000万円と、歳出の
デジタル地域通貨の発行に係る一連の9億6,901万1,000円について伺うのですが、この
デジタル地域通貨の目的とか概要として、1人当たりの購入の上限額とか
最低購入額、幾らから買えるのかとか、
プレミアム率とか、
デジタル地域通貨の利用の手法や
取扱い店舗などを1点目に伺いたいと思います。
それから2点目は、
デジタル弱者への対応なのですが、
スマートフォンを持たない、あるいは
スマホアプリの使い方が分からない高齢者など
デジタル弱者や、障がい者などアプリを誤って使ってしまいかねないような
デジタル弱者、あるいは
デジタル決済機器や
スマホアプリの導入や活用に不安を感じる業者などが恩恵を受けられるための手法があるのかないのか、
デジタル決済機器補助の概要や業者の
自己負担額の見込みなども2点目として伺います。
それから2点目に関連しますが、3点目には、従来の紙の金券の活用を今後どうお考えなのか、もう使わないというわけにはいかないと思うのですが、使わないと考えているならその理由も伺って、1回目の質問を終わります。
○議長(
岩崎喜久雄)
栗原総務部長。
◎
総務部長(
栗原直樹) それでは、まず今回の
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金補正額4億1,340万2,000円のうち2億9,850万2,000円が
デジタル地域通貨関連の経費に充当されております。
次に、太田市の
当該交付金限度額につきましては4億1,663万9,000円となっております。この分につきましては、今回、予算化しております
デジタル地域通貨関連経費、あるいは今後、実施予定の給食費の無料化などにも充当できる見込みでございます。したがいまして、これらの施策も
原油価格、
物価高騰対応の一環であると考えております。
当該交付金を活用した生活者や事業者への
個別支援策につきましては、改めまして
庁内各課において検討しているところであり、
支援対象やその目的等を十分に精査した上で、その効果がさらに期待できるものであれば、今後、9月
補正予算の中で提案してまいりたいと考えております。
以上となりますが、よろしくお願いします。
○議長(
岩崎喜久雄)
飯塚産業環境部長。
◎
産業環境部長(飯塚史彦) それでは、
デジタル地域通貨の概要につきましてご答弁申し上げます。
初めに、目的でございますが、
新型コロナウイルスの影響で売上げが減少している
市内事業者への支援と、新しい
生活様式における
キャッシュレス化の推進を図るものでございます。そのために、導入に合わせて、チャージの際に
プレミアムポイントを付与するキャンペーンを実施して、
デジタル地域通貨の
取扱い加盟店及び利用者の拡大を図ってまいります。また、
プレミアム率は30%を予定しておりますが、
購入限度額など、事業の詳細につきましては今後決定してまいりたいと考えてございます。
次に、
デジタル弱者への対応及び
キャッシュレス決済機器等導入助成金の概要についてでございますが、
スマートフォンを持たない方や、高齢者への配慮としては、
カード決済なども可能とするシステムの導入を検討してございます。また、
導入システムの操作方法などについても、
事業者向けや
市民向けの説明会を開催するなどの対応を図る方向で検討してございます。
事業者に対しましては、
デジタル地域通貨に対応可能な
キャッシュレス決済機器等の
導入費用の一部を助成する予定であり、
小規模中小企業者を対象とし、補助率2分の1、
補助限度額10万円程度を検討してございます。
次に、
デジタル通貨を推進するためにも、今後、金券の使用は今年度いっぱいで行わない予定で検討してございます。
○議長(
岩崎喜久雄) 水野正己議員。
◆8番(水野正己) それでは、2回目は全て市長に伺います。
市長には、
物価高騰対応交付金の活用について伺いたいと思うのです。
物価高騰対応交付金と一般的に言われていますけれども、
物価高騰対応と
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金なのですよね。ただ、今回の補正に計上されている4.1億円は
物価高騰対応ということではなくして、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、要するに従来からの、
物価高騰対応の交付金が用意される、準備される前からの分だということ。ただ、今の
総務部長の答弁でいくと、
デジタル地域通貨も
物価高騰対応で使えなくもないような、そのようにも受け取られるような答弁だったのですが、ただ、別は別なのです。だから、内閣府から4月28日に出された
事務連絡は、
都道府県の
財政担当課とか、
都道府県の
市町村担当課に向けて出された
事務連絡で、これは市長が言われているように、国は何でも予備費だ、予備費だといって、一々国会の承認なんか取っていられないと言わんばかりに予備費をたっぷりつけて、その中で好き勝手に目的を決めて、それで市町村への配分も好き勝手に、何だかよく分からない、
新型コロナウイルスの感染症の発生状況とか、財政力とか、意味不明の配分枠を決めてきているのですが、そういう国の予備費で何でも
新型コロナウイルス対策に対応するというやり方は、
日本共産党としても厳しく非難しているのは市長と同じ考えなのですけれども、ただ、(「同じじゃないんだよ」の声あり)予備費で何でもはよくないというところは同じ。
ただ、
物価高騰対応の交付金は、この
事務連絡を読むと、生活に困窮する方々の生活支援や、学校給食費などの負担軽減など子育て世帯の支援、また、農林水産業者や運輸、交通分野をはじめとする中小企業者等の支援といった取組をしっかり後押しするものだとされているのです。それで、
コロナ禍において
原油価格、物価高騰等に直面する生活者や事業者に対する支援として、国の支援措置の上乗せ、横出しを含め国の施策を補完する支援として、例えば子育て世帯生活支援特別給付金による児童1人当たり一律5万円に対して上乗せして10万円の給付を行うとか、住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金による対象者の要件緩和、要するに住民税
課税世帯にも出していいですよ、出すのにも使えますよとか、生活困窮者等が物価高騰等においても生活必需品を購入できるよう収入状況に応じた支援、学校給食費等の負担軽減もろもろと、子育て世帯への支援、農林水産業、運輸、交通分野をはじめとする中小企業者等への支援など、地域の実情に応じ、きめ細かな取組をご検討くださいというふうにされていて、一方で、今回、計上された
デジタル地域通貨は物価高騰対策ということではなくして、どう考えても、これはあくまでも消費喚起、景気対策ですものね。これはこれでいいと思っているのですが、やはり4月28日に内閣府から
事務連絡が来ていて、それで6月補正にもそれを具体的に使おうとしないのは、では、いつ使おうと考えているかというと、9月補正になるだろうということでは、ちょっと遅いと思うのです。
ただ、先食いという手法もあって、単費で、あるいは従来からの
新型コロナウイルス交付金を使って、市長が当初予算に入れ込んだ低所得の子育て世帯へのベーシックサービス給付とか、それから今定例会で表明された、今年度で言えば、10月からの中学生1人目からの学校給食費完全無料化というものにも、単費ではあるのだけれども、あとで9月補正で財源措置として、財源更正で
物価高騰対応交付金を使う、こういうやり方は当然できるのですけれども、燃料高騰、エネルギー高騰、ガスも上がる、何もかも上がる。それで、おとといの渡辺議員の質問でも、農家の肥料などは、窒素肥料でやや2倍になっているとか、化成肥料でも5割増しになっている、そういう現状もある。それで運輸業者はどうかといえば、ディーゼルエンジンのトラックであったって、国の燃料高騰対策補助金は元売各社を潤しただけなのではないか、末端はちょっと下がりましたけれども、依然として軽油がどのくらいしているのか。まだ百四、五十円、ガソリンだと170円は切っていますけれども、160円を出たり入ったりという感じですから、そういう下で、やはり
物価高騰対応交付金を使わないわけにいかないと思っているのです。
確かに当初予算で、目を見張る低所得者支援とか、10月からの学校給食を表明されて、それは
物価高騰対応を使えるものですけれども、内閣府の
事務連絡が示しているように、もっと幅広く、
コロナ禍で困窮している個人、市民、あるいは農家、業者などを救えるように使っていくべきだと思っているのです。全国で
物価高騰対応交付金1兆円、そのうち全国で8,000億円が先行交付、予備費として残り2,000億円は後からというのですけれども、8,000億円のうち群馬の分が67億円、太田市が4.1億円、館林市は2億円なのですって。人口は館林市は3分の1ですけれども、4.1億円は使えると思うのです。ちなみに、館林市の様子を聞いてみたら、館林市も6月補正に
物価高騰対応交付金を計上していなかったのですって。だから、
物価高騰対応交付金を使って、いろいろあれこれやるというのは特に計上していなかったのです。そうしたら、今日の上毛新聞でしたか、幾らか上毛新聞で報道されていましたけれども、おとといだったか、さきおととい、館林市議会で
補正予算の質疑があって、
日本共産党の議員が、
物価高騰対応交付金、今使わないでいつ使うのですかと聞いたら、9月になりますかね、来年3月議会になりますかね、
補正予算でとかと言ったので、4月から準備されているものを今使わないで困っている人を救えないじゃないかということを求めたら、議案質疑が終わった日の夕方だか、翌日の夕方だかで、その段階で明日、つまり昨日、内示がされたのですって。
物価高騰対応交付金を使って2.3億円、個人、市民や業者支援をやるのだというので2.3億円、そのうちの一部が今日でしたか、上毛新聞に載っていたと。館林市は今日が6月議会最終日で、多分、全会一致なのでしょうけれども、
補正予算が可決された。館林市でやれることがこの太田市議会でやれないことはないと思うのです。
確かに
物価高騰対応交付金を使わなくても困っている人たちの一部を一定程度救う、そういう当初予算や6月補正、あるいは5月補正もされているのですけれども、4.1億円きっちり見込んで、あれこれいろいろやっていける余地はまだ残っている。幸い太田市は29日が最終日ですから、今日は17日で、10日くらいあれば、6月29日の本会議最終日に6月
補正予算(その2)として追加上程することだって私はできると思っているのです。財政課も、担当課も優秀だし、それで担当課ごとにいろいろ温めているものがあると思うのです。その温めているものを全てきれいにきっちり4.1億円ではなくても私はいいと思う。温めているものの中で計上できるものは早く計上して、市民や業者にこういうものも用意していますよと。共産党以外の議員や、部長や課長や係長が、今日の本会議とか、ふだんの通常業務で、
群馬クレインサンダーズのユニフォームを着て、
群馬クレインサンダーズを応援しているばかりではなくて、市民や業者も応援しているし、国がせっかく用意した交付金4.1億円を使って市民や業者も応援するのですと、そういうメッセージを早く発するという点でも、29日に向けてやはり追加、6月補正(その2)を出すべきだと思うのです。その点についていかがかということと、
デジタル弱者対応です。
部長答弁であまり細かい答弁はなかったですけれども、聞いてみると、
スマートフォンの
デジタル地域通貨、
スマートフォンのアプリを使うだけではなくて、いわゆるIC系のカード、クオカード、プリペイドカードのようなもの、Suicaとか、言ってもいいのだと思いますけれども、そういうカードを使ってチャージもできるようなことも考えているようなのですけれども、そうはいったって、まちの雑貨屋さんとか文房具屋さんでそういうものに対応できていないところだって残されているわけで、一方、やはりクオカードだの、プリペイドカードを使って買物を試みようとするお客さん、私がスーパーとかコンビニのレジに行くと、私の前で四苦八苦している人だっているわけですよ。そういう人を時々見るのです。それで、店の人がこうやればああやればと言っても何だかよく分からないみたいな話になって、結局、財布からお金を出して支払う、このようなこともあるので、紙の金券はやはりまだしばらくはやめてしまうわけにいかないのではないかと私は思っているのです。いかがでしょうか。
○議長(
岩崎喜久雄) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 最初の交付金の話でありますけれども、出たから新しいものを入れるというのではなくて、結構予測していたのですよ。国が後追いしていると言うとおかしいですけれども、大変になるだろうというので、例えば食材費の価格の高騰分も8,100万円、当初についているのです。だから、先に行っていると言うとおかしいですけれども、これとか、給食費も当然、可処分所得を幾らかでも上げないと生活が大変だろうということで、10月から踏み切るということをやろうと。あるいは今、大変だろうと、この当初予算にも入っていますけれども、高校生が出るときの非
課税世帯以下は1人8万円出しましょうということも、(「中学を卒業するとき」の声あり)するとき、つまり高校とか、あるいは就職する前に、非
課税世帯に最後に8万円を出しましょうとか入っているわけです。あるいは、非
課税世帯だけではなくてもうちょっと上のランクで低所得者、私はこれが非常に気になっているのですけれども、大体非課税世帯で線を引くのですけれども、その上で、だけれども結構苦しい思いをしているレベルの人は、調べたら太田市は約1,000人ノミネートされているのですけれども、その1,000人に対しても、4万円をベースにして、子どもが1人増えると1万円増やす、5万円にするというようなことを最初に考えた。そうしたら、国が5万円出すということになったので、非
課税世帯以下は国のほうで賄ってもらって、うちはその1,000人だけを対象にしようというようなことも、事前にと言うとおかしいですけれども、国が出すよりもうちは先に予算化してあるわけです。あるいは、今度のものでさらに追加しようとしたのが、3割引きで物を買ってもらおうというのが今度の9億幾らとかというので、総体で予算が出ているわけです。これは、その中の3億円程度が今回の交付金で使おうではないかということになっているわけです。
ですから、ガソリン代とか軽油代、前にあった肥料とか、こういう際限のない複雑なものは、地方自治体にはなかなか似合わないのです。この間もトラックを運営している、会社をやっている人とちょっと話をしたのですけれども、いや、軽油が上がって大変だと。だけれども、彼が言うには、元請にお金を出すのではなくて、我々が現実に消費しているところに、例えば180円になるのなら、リッターで40円の補填をしましょうというような形で末端に出してくれる、40円、50円出してくれるほうがどんなにありがたいかと。どれだけ軽減されているか分からないと言うのです。だから、そういうやり方で国もやってくれればいいのになということを言っていました。でも、それを市が補填していったら、どこまでいってしまうか分からないです。だから、私どもは、そういったものは国に委ねて、予備費もたくさんあることですから、ぜひそれを使ってもらいたいと。
それからデジタルですけれども、私も駄目なのです。私も紙なのです。でも、これから世の中が変わっていく中に、私自身も、高齢者も少しずつ変わっていかなければいけない。だから、今回は
スマートフォンを使う、あるいはカードを使って、そこにお金をインプットしておいてチャージして、チャージなどという言葉も私などはよく分からないのですよ。それで、こうやって決済していくと。それで、このやり方を、今回を契機にして、例えばこれから住宅に出す、あるいはいろいろなところで使われますね。うちの特徴のある応援資金を出します。だから、そのときにそこに全部統括していく。これは最初は多分戸惑いますよ。だけれども、私などはもう覚悟しているのですけれども、やはり世の中の流れに幾らか入っていかなくてはいけない。年中、ぺらぺらやっていたり、じゃらじゃら1円玉だ、5円玉だとやっている時代を超えなければまずいと。25円だからお釣りが幾らですとか、そういう世の中からこういう社会に今変わっていることを、今回、ぜひこの
デジタル通貨で3割引、3割ポイント付与、これを使って1回慣れようと。覚悟の今回の議会ですから、ひとつよろしくお願いしたいと思います。
○議長(
岩崎喜久雄) 水野正己議員、時間です。
◆8番(水野正己) 紙の金券はもう時間がないからあれだけれども、市長、内閣府の
事務連絡は、燃料が高騰した農家や業者も含めて地方に全国8,000億円、太田市に4.1億円用意してあるからそっちに使ってくれと言っているのですから、使って。
○議長(
岩崎喜久雄) 清水市長。
◎市長(清水聖義) 内閣府でも、総務省でも勝手なことを書くのですよ。そんなにやれない。いやいや、本当にそうですよ。みんなそうなのです。我々がやはりしんしゃくして、判断して、市民のためになる、合理的に市民に使える、使う、そういうこと我々が判断しなければいけないのです。言ったからと100%全部言うことを聞いていたら、こんなの全然駄目ですよ。もっと金をよこせという話になります。太田市は4億円ではなくて、うちは15億円欲しいという話になる、そっちは認めないのですよ。
◎ 質 疑 終 局
○議長(
岩崎喜久雄) 以上で通告による質疑は終わりました。
他にご質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
◎ 質疑持ち越し
○議長(
岩崎喜久雄) 他にご質疑もないようですから、本案に対する質疑は一応この程度にとどめ、6月29日の本会議に持ち越したいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) ご異議なしと認めます。
よって、本案につきましては6月29日の本会議に持ち越すことに決定いたしました。
◎ 散 会
○議長(
岩崎喜久雄) 以上をもちまして本日の日程は終了いたしました。
お諮りいたします。
議事の都合により6月18日から6月28日までの11日間は休会いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(
岩崎喜久雄) ご異議なしと認めます。
よって、6月18日から6月28日までの11日間は休会することに決定いたしました。
次の会議は6月29日午前9時30分から開きますので、ご出席願います。
本日はこれをもって散会いたします。
午前10時15分散会...