高崎市議会 > 2022-11-08 >
令和 4年 11月 8日 市民経済常任委員会−11月08日-01号
令和 4年 11月 8日 建設水道常任委員会−11月08日-01号

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  1. 高崎市議会 2022-11-08
    令和 4年 11月 8日 市民経済常任委員会−11月08日-01号


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    最終取得日: 2023-04-16
    令和 4年 11月 8日 市民経済常任委員会−11月08日-01号令和 4年 11月 8日 市民経済常任委員会   令和4年高崎市議会市民経済常任委員会会議録   ────────────────────────────────────────────                                   令和4年11月8日(火曜日)   ────────────────────────────────────────────                   市民経済常任委員会次第                                     令和4年11月8日(火)                                     第1委員会室 午前10時 1 報告事項 (1)「高崎ものづくり海外フェア」の開催結果について               (商工観光部) 2 そ の 他   ──────────────────────────────────────────── 出席委員等(10人)   委 員 長   長  壁  真  樹  君     副委員長   青  木  和  也  君   委  員   三  井  暢  秀  君     委  員   清  水  明  夫  君   委  員   小  野  聡  子  君     委  員   渡  邊  幹  治  君   委  員   白  石  隆  夫  君     委  員   後  閑  賢  二  君   委  員   三  島  久 美 子  君
      議  長   根  岸  赴  夫  君     副 議 長   (委         員)   ──────────────────────────────────────────── 欠席委員(なし)   ──────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   副市長     兵  藤  公  保  君   副市長     齋  藤  逹  也  君   市民部長    山  田  史  仁  君   市民生活課長  町  田  一  美  君   人権男女共同参画課長              防犯・青少年課長福  島     優  君           細  野  明  久  君   地域交通課長  大  澤  康  典  君   市民課長    大  山  富 美 雄  君   保険年金課長  高  橋  宏  樹  君   環境部長    清  水  弘  明  君   環境政策課長  田  胡  徹  也  君   一般廃棄物対策課長                                   金  澤  大  作  君   産業廃棄物対策課長               環境施設整備室長吉  田  尚  広  君           岩  佐  英  臣  君   清掃管理課長  矢  嶋     穣  君   高浜クリーンセンター所長                                   西  山     学  君   城南クリーンセンター所長            吉井クリーンセンター所長           田  口  和  彦  君           茂  木     亨  君   商工観光部長  福  島  貴  希  君   産業政策課長  瀧  本  和  正  君   商工振興課長  佐  藤     勉  君   観光課長    瀧  上  幸  治  君   農政部長    只  石  恵 一 郎  君   農林課長    原  田  修  樹  君   田園整備課長  井  上  敏  聡  君   農業委員会事務局長                                   八  木  秀  明  君   倉渕支所地域振興課長              倉渕支所市民福祉課長           石  川  明  彦  君           長  壁  保  幸  君   倉渕支所農林建設課長              箕郷支所地域振興課長           大  井  良  幸  君           佐  藤  久  夫  君   箕郷支所市民福祉課長              箕郷支所産業課長小  泉  雅  裕  君           久  保  奈 津 江  君   箕郷支所建設課長飯  島  英  樹  君   群馬支所地域振興課長                                   塚  越  直  樹  君   群馬支所市民福祉課長              群馬支所産業課長石  川  英  彦  君           都  丸  由 香 里  君   群馬支所建設課長中  陦  茂  大  君   新町支所地域振興課長                                   戸  塚  和  也  君   新町支所市民福祉課長              新町支所建設課長霞     博  文  君           白  田  美  徳  君   榛名支所市民福祉課長              榛名支所産業観光課長           金  高  英  之  君           近  藤  浩  司  君   榛名支所建設課長中  島  克  利  君   吉井支所地域振興課長                                   高  麗  和  男  君   吉井支所市民福祉課長              吉井支所産業課長堀  越     修  君           佐  藤  真  樹  君   吉井支所建設課長田  中  和  典  君   ──────────────────────────────────────────── 事務局職員出席者   庶務課長    庄     佳  子      議事課長    坂  口  圭  吾   議事課長補佐(兼)議事担当係長         議事課主任主事 田  中  博  英           門  倉  直  希   ──────────────────────────────────────────── △開会  午前 9時57分開会 ○委員長長壁真樹君) おはようございます。定刻前ですけれども皆さんおそろいですので、ただいまから市民経済常任委員会を開会いたします。   ──────────────────────────────────────────── △諸般の報告 ○委員長長壁真樹君) この際、諸般の報告を申し上げます。  傍聴はあらかじめ許可してあります。  以上で諸般の報告を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △報告事項 ・「高崎ものづくり海外フェア」の開催結果について ○委員長長壁真樹君) それでは、報告事項に入ります。  「高崎ものづくり海外フェア」の開催結果について説明をお願いします。 ◎産業政策課長瀧本和正君) それでは高崎ものづくり海外フェアにつきまして、お手元の資料を基に、結果について御報告させていただきます。  市内ものづくり企業海外展開を支援する目的で行っております高崎ものづくり海外フェアでございますが、新型コロナウイルスの影響により3年ぶりの開催となりましたが、令和元年度に引き続き、シンガポールで開催された国際展示会インダストリアルトランスフォーメーションアジアパシフィック通称ITAP(アイタップ)2022に出展してまいりました。この展示会は、製造業の自動化、デジタル化の技術や、DX化を進めるための国際規模の技術やソリューションを一堂に集めた展示会でございます。  日程は10月18日から20日までの3日間で、会場は3年前と同様にシンガポールチャンギ国際空港近くにありますシンガポールエキスポで行われました。  来場者数ですが、コロナ前の状況までとはいきませんが、対面で約1万人のビジネスマンが集まりました。  内容といたしましては、本市からは表に記載の8社と1団体が出展し、約330件の商談が行われました。出展から約半月が経過しておりますが、出展企業の商談が現在も継続していることが確認できております。  続きまして、ITAP出展に伴い、タイ及びシンガポールにおきまして本市のPRイベントも開催しましたので報告いたします。  まず、タイにおきましては、10月14日にバンコク市内の中心部にございますクラウンプラザホテルにてPRイベントを開催いたしました。  来場者は、記載のとおりでございますが、本市に事務所を設置しているジェトロ群馬やJICA(ジャイカ東京高崎分室とのつながりから、それぞれの現地事務所から所長などに出席していただきました。  内容につきましては、ITAP出展企業の3社が自社製品を展示して企業PRを行ったほか、おっきりこみや焼きまんじゅう、榛名の梨といった本市の特産品を地元のシェフに料理してもらい、提供いたしました。また、だるま職人による絵付けの実演や名入れも行い、高崎の食と特産品をPRし、本市のブランド力向上に努めてまいりました。  続いて裏面を御覧ください。シンガポールにおきましては、ITAP開催の前日の10月17日にグッドウッドパークホテルにてPRイベントを開催いたしました。  来場者につきましては、平成28年に高崎青年経営者協議会相互協力の覚書を結んだシンガポール製造業連盟の幹部に多数出席いただいたほか、高崎PR大使ジネット・アウ氏や映画「家族のレシピ」のエリック・クー監督など、60人が参加いたしました。  内容につきましては、ITAP出展企業の紹介のほか、ジネット・アウ氏から高崎の魅力についてスピーチをいただき、本市をPRしてまいりました。また、高崎産の新鮮な野菜を使ったおっきりこみや榛名の梨を提供するとともに、だるま職人による絵付けや名入れのほか、高崎菓子業組合から和菓子職人にも参加いただき、会場内で和菓子の実演を披露し生菓子を提供いたしました。  来場者からは、高崎産の食材は鮮度、味ともにすばらしいですとか、和菓子の鮮やかさに驚いたという好意的な意見を頂き、今までシンガポールで続けてきた様々な取組が効果として現れるPRイベントとなりました。  以上、誠に簡単ではございますが、「高崎ものづくり海外フェア」の開催結果につきましての御報告とさせていただきます。なお、本資料につきましては、本委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○委員長長壁真樹君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(三島久美子君) 何点かお伺いします。この事業は当初予算で5,000万円が予算化されている補助事業ということで、高崎フェア実行委員会への補助だと思うのですけれども、この5,000万円の費用の内訳というのはどのようになっているのか、少し具体的にお答えいただきたいと思います。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 高崎ものづくり海外フェア事業の予算についてでございますが、高崎商工会議所ものづくり団体、また高崎観光協会などで構成される高崎フェア実行委員会へ補助するものでございます。使途につきましては、展示会への出展費用ブース制作費のほか、展示物の輸送費ですとかPRイベント会場借り上げ料などに支出しております。 ◆委員(三島久美子君) そうしますと、出展企業渡航費用だとかいわゆる滞在費、そういったものに関しては、この補助事業の中には入っていないという解釈でよろしいでしょうか。 ◎産業政策課長瀧本和正君) そのとおりでございまして、出展企業には、出展に伴う渡航費ですとか宿泊費のほうを負担していただいております。 ◆委員(三島久美子君) その程度の負担は仕方がないとしても、イベントブースの設営とかそういったものを全て高崎市で補助していくという、海外への進出の足がかりになるような事業だというふうに評価をさせていただいております。今回商談が、ここの御説明では約330件というふうに報告されているのですけれども、まだ開催されてから僅かな日にちしかたっていないのでなかなか商談成立というところまではいっていないと思いますけれども、現段階ではどのような状況になっているのか把握しているレベルで教えていただきたいと思います。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 出展後の商談状況でございますけれども、現在も商談のほうが継続して行われていることが確認できております。出展企業の中には、展示会終了後もシンガポールに残りまして、直接企業訪問をして具体的な取引に関する話を進める企業がありました。また、展示会見積依頼書などを受けた企業に関しましては、帰国後に見積書を提出したり、またメールで商談が継続しているといったような状況でございます。 ◆委員(三島久美子君) ありがとうございます。うまくいくといいなと思いますけれども、ちなみにこの海外フェア、要するにこの事業はシンガポールだけではなくて、かつては、平成26年度からですか、ほかの国のタイだとかそういったところで開催されてきたものと認識しているのですが、今までのこの事業で、こういった特筆するような成果があったというものがあったら御報告いただきたいと思います。 ◎産業政策課長瀧本和正君) これまでの成果といたしましては、インドの産業展示会に出展したことがきっかけとなりまして、インドに工場を設立し海外に進出した企業があるほか、シンガポール国際展示会でつながった現地の販売代理店を通じて製品が成約になり、現在も輸出が続いているような企業がございます。今後も出展企業のビジネスの成果につながるよう、企業のフォローアップに努めてまいりたいと考えております。 ◆委員(三島久美子君) 近年はシンガポールとのつながりが非常に深くなっているわけですけれども、高崎のものづくりには非常に頑張っている企業さんがたくさんいらっしゃいますので、今後もしっかりとサポートしていただいて、企業実績つながり、ひいては高崎の市政に貢献できるような、そんな事業に展開していただくことを強く要望しておきます。 ○委員長長壁真樹君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結いたします。  以上で報告事項を終わります。   ──────────────────────────────────────────── △その他 ○委員長長壁真樹君) 次に、その他として執行部から何かありましたらお願いします。 ◎農林課長原田修樹君) それでは、本日机上に配付させていただきました、高崎市農業経営安定化支援金の支給について御報告いたします。  お手元の資料を御覧ください。本事業は、物価高騰の影響を受けている分野のうち、肥料や飼料をはじめ生産資材などの高騰に対する農業者への支援でございまして、農家の経営基盤の安定を図るために支援金により一部を支援するものでございます。なお、実施に当たりましては、関係補正予算議案を次の議会に提案する予定でございます。  記以下を御覧ください。1の支援金対象者でございますが、市内に住所を有し、農業経営による収入のある者で、支援金受け取り後も経営を継続する者でございます。  2の支援金額でございますが、農業経営体ごとに一律10万円の支給を考えております。  3の予算額になりますが、総額約3億3,000万円を予定しております。  4の支援金申請期間でございますが、12月中旬からの開始を予定しております。  以上、本支援金の支給についての報告とさせていただきます。なお、本日の資料につきましては、本委員会終了後、全議員の皆様に配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
    委員長長壁真樹君) 説明は終わりました。  本件に対し、御質疑等がありましたらお願いします。 ◆委員(小野聡子君) 今日の上毛新聞の一面でも高崎市が物価高騰に対して次々と支援策を打ってくださっていることを読ませてもらって、大変評価をしております。今回のこの農業経営に関しての支援金なのですけれども、もう少し詳しく教えていただきたいのですが、農業経営による収入のある者というふうにあるのですが、これは規模とかそういったことも判断した上でなのですか、この辺のところをもう少し教えていただきたいのですが。 ◎農林課長原田修樹君) 今回の支援金を考えるに当たりまして、当然畜産農家だとか、施設園芸をやっている農家、また露地野菜をやっている農家という、いろんなケースがあるというのはもちろん承知しております。その中で、やっぱり農家は個人個人のやり方というのもあるのかなと思いまして、あまり業種で分けたり種類で分けたりすると、制度自体が難しくなったり、それに伴う農家の負担というのもあるかなと思いまして、そういういろんな業種があったり収入の違い、そういうものがあるというのは承知しているのですけども、今回はなるべく利用しやすいような考え方の下に、一律10万円ということで打ち出させていただきました。 ◆委員(小野聡子君) ありがとうございます。あまり規模とかには関係なく、こうやって収入が少しでもある農家の方には御申請いただければ支援させていただくということで認識してよろしいのですね。 ◎農林課長原田修樹君) 収入があるかないかの判断というのも、確定申告をしている農家、やっぱり農業経営としてちゃんと申告していますよという、そういう農家の方を、それには法人も含まれますし、そういう農家の方を支援させていただきたいと思っています。 ◆委員(小野聡子君) よく理解できました。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 ◆委員(三島久美子君) 今の御説明でなぜ経営の大きさとかそういうので差をつけないのかというのは理解を一応しましたけれども、この予算額に示されている3,300件というのはどのように把握をされたのでしょうか。 ◎農林課長原田修樹君) 私たちのほうでも農業収入がある方がどのくらいいるかというのを正直把握できなかったので、数として市民税課とかに確認しまして、最新の情報ですと令和3年分の申告になるのですけれども、その農業収入の申告をしている人がこのくらいいますとか、あとは農業法人の数がありますのでそういう農業法人の数、また令和4年の新規就農者は令和3年分の申告はしていませんので、想定として、令和4年の新規就農者はこのぐらい見込まれるのではないかというようなことで、3,300件という数字を今回提案させていただいております。 ◆委員(三島久美子君) 理解できました。これは、こちらからアウトプットするのではなくて、こういう制度ができますということで申請方式というのを取られるのですか。 ◎農林課長原田修樹君) どうしても個人情報等の関係がありますので、もちろん私ども農林課のほうではどなたが農業所得を申告しているかは分かりませんので、広報だとか市のホームページだとか、そういうもので周知していきたいと思っています。 ◆委員(三島久美子君) これからまだ、今月末の議会で提案されるということで、もう少し議論が深まるのかなと思うのですけれども、制度そのものはやっぱりこの物価高騰を考えると非常に有効なのかなというふうに理解しています。  この問題について実は先ほど上毛新聞云々の話が出たのですけれども、今日常任委員会があって、議会に報告する前に新聞報道されたということをちょっと。議会にとっては議論をする段階が今日あったわけで、それの前に報道されるという事態が今回発生してしまったわけです。ここのところ、そういった議会報告の前に報道が先んじるというような、そんな傾向がちょっと若干見られるのですけれども、その辺り、新聞社さん等々ともしっかりと協議をして議会というものを大事にしていただきたいなという思いで、その辺りの今後の対応の仕方について副市長あたりに御見解をお伺いしたいのですけれども。よろしくお願いいたします。 ◎副市長(兵藤公保君) 昨日の教育福祉常任委員会のほうで今日新聞に出ておりました経済対策のうちの3項目につきまして事前にお知らせをして、その後に報道というふうな形で我々は考えておりました。当然午後の委員会でございまして、その委員会が終了した後に記者さんから取材を受けまして、それでそのほかに経済対策がないかというふうなお話の中で、本当に市民経済常任委員会の皆様方には大変御迷惑をおかけしてお詫びを申し上げる次第でございますけども、そういった流れの中で、もう一本実はこういうのがございます、ただ、明日委員会がありますのでそれが終わった後に全部報道のほうをお願いしますというふうな、そんなふうなお話をさせていただいたのですが、やはり新しいといいますか、こういったトピックスにつきましては報道機関もやはり市民の方々になるべく早くお示ししたい、我々もそうですけども、そういったことで本当にお詫びを申し上げますが、事前に議会さんのほうにお話をする前に出てしまったと。これは私どもの不徳の致すところでございます。本当に申し訳ありませんでした。  今後の関係でございますけども、やはり住民の方々になるべく早く市の考え方、そういったものをお伝えしたいというのは今後も変わりはありません。ただ、議会さんとのルールの中で、やはり委員会、あるいはその委員会に間に合わない場合につきましては議長様をはじめ各会派の会長さん、そういった方々のところにお話を申し上げた後に報道のほうに発表していくということを、今後も努めてまいりたいというふうに考えております。そういったことでぜひ御理解をいただければと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。 ◆委員(三島久美子君) 悪い言い方をすれば議会軽視と言ってもいいのかなという気がしなくはないのですけれども、いろんな情報を議会のほうに示していただいて、ファクス等で送られてきたときには報道される前にSNSでの発信は控えてほしいとかそういった注意書きがあったりする中で、逆だなというふうに、やっぱり議会としてきっちり議論した後に報道されるべきものなのかなというふうに私は思っています。いろいろな、一日も早くということもありますけれども、その辺りは今後しっかり戒めていただいて、やっぱり議会としても議論をするという姿勢を示しながら、行政と共に高崎市の発展のために尽くしていきたいと思いますので、今後の対応をよろしくお願いしておきたいと思います。 ◎副市長(兵藤公保君) 私どもは、決して議会軽視というふうな考え方は持っておりません。議会の中で御議論をいただくというのが、これはルールでございます。そういったことで、あくまでもこれは執行部の考え方を市民の方々にお知らせをしたということでございまして、記事の中では12月議会でと、当然今回の説明の中でも12月議会で議論をさせていただくと。最終的には議会で十分御議論をいただいて、それで結論を出していただく、これがルールだと思います。そういったことで、そのルールにつきましては我々もきちんと遵守をしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆委員(三島久美子君) もちろん議決後ということはきちっと示していますけれども、いずれにしても議会が、私たちが知る前に報道されてしまうというふうな事態が今後起こらないようにきちっと議会と膝を突き合わせていろんな情報提供をしていただいて、それで議論を深めて、そして市民のために発信していくというような、そういう姿勢を今後も貫いていただくように強く要望しておきたいと思います。 ◆委員(清水明夫君) 細かいところですみません。ちょっと制度内容を教えていただきたいのですけれども、農場は他市にあって、住民票が、住んでいる場所が市内にある農業者さんなんかは支援対象ということでよろしいですか。確認です、すみません。 ◎農林課長原田修樹君) これから制度設計を細かくやっていきたいと思うのですけれども、基本的には市民というのであれば、当然所得の申告というか税というのは市のほうになると思いますので、そういうところを基準に、今後実施までにはより細かいところも考えながらやっていきたいと思っています。 ◆委員(三井暢秀君) 付け足しで、制度設計については、細かい部分についても議会のほうにしっかり提出されるようにお願いしたいというふうに思います。よろしくお願いします。 ○委員長長壁真樹君) ほかにありませんか。────なければ、本件を終結いたします。  ほかに、その他として執行部から何かありますか。  なければ、この際委員の方々から執行部に対し、お聞きしたいことがありましたらお願いします。 ◆委員(渡邊幹治君) 先月、10月13日に、政府が健康保険証を原則廃止し、マイナンバーカードと一体化するということが新聞等でも報道されましたけども、高齢者の方々は結局医療機関にかかる機会が多いですよね。そういう中で、保険証を使うことが多いからどうしても申請しなければいけないという、そういうふうに思っている高齢者が多分多数いると思うのですけども、そういった中で、本市でこのマイナンバーカードの出張申請受付を10月15日から始めたということでありますけども、その概要とこれまでの実績について教えてください。 ◎市民課長(大山富美雄君) まず初めに、出張申請受付の実施概要でございますが、気軽にカードの申請ができる機会をつくり、マイナンバーカードの普及促進につなげるため、JR高崎駅西口のオーパ前の2階ペデストリアンデッキと市内商業施設6か所の計7か所に特設会場を設けまして、まず第1弾といたしまして12月までの予定で、ペデストリアンデッキでは土日を挟む7日間、各商業施設では土日の2日間、併せて19日間にわたりまして、申請に必要な写真の無料撮影と同時に申請受付を行うというものでございます。また、来年1月以降も同一会場での実施を再度予定しております。  続きまして、現時点での実績といたしましては、既に実施をいたしました2会場の計4日間での数字となりますけれども、写真撮影のみの方も含めまして535名の方に御利用いただきました。 ◆委員(渡邊幹治君) 4日間で535名というと1日当たり130名以上ということですね。非常に多くの方が利用されたのかなと思いますけども、ちなみに申請に来た方の中での高齢者の割合というのですか、どのくらいだったでしょうか。 ◎市民課長(大山富美雄君) 特に年代別の集計ということは行っておりませんが、私も会場のほうに行きまして、受付をした様子だとか、従事した職員の話からいたしますと、7割以上の方が高齢者の方という印象を持っております。 ◆委員(渡邊幹治君) ありがとうございます。健康保険証とマイナンバーカードが一体化ということで、今までどうしようかなと思っていた高齢者の方も、どうやって申請したらいいか手続が分からないとか、顔写真を撮るのがちょっと面倒だとか、例えば作ったほうがいいのか、あるいは作らなくてもいいのかという、そういういわゆる様子見というのですか、そういう方も多分大勢いたと思うのですけども、以前本庁や各支所で実施した申請に必要な顔写真の無料撮影などの申請サポートを私も受けたのですけれども、非常に利用者が多かったと聞いております。カードを作ることは強制ではないと思うのですが、やはり作りたいと思ったときにそう思った方が気軽にその申請をできるような機会を、行政のほうでこれからも促進していただければありがたいと思います。よろしくお願いします。 ◆委員(三井暢秀君) 11月4日に議員各位ということで高崎だるま市の開催の報告が届いたのですけども、それについて何点かお伺いをしたいのですが、今回高崎だるま市を開催するに当たって大きなにぎわいが予想されるというふうに思うのですけれども、だるま市の出店に関わることで、だるま販売だとか飲食、この辺についてどのくらいの申請件数なのか状況が分かれば教えていただきたいと思います。 ◎観光課長(瀧上幸治君) だるま市の出店につきましては現在調整を行っているところですが、コロナ禍でも徹底した感染防止対策を講じて実施することから、規模はおおむね今年の1月と同じになる予定でございます。したがいまして、だるま製造店が約50店、飲食販売が約20店程度出店する予定でございます。 ◆委員(三井暢秀君) 昨年度と同規模ということで、了解いたしました。  もう一点なのですが、今回のだるま市の警備体制、今報道でも出されているとおり第8波の入り口に入ったというようですけども、警備体制についてはどのように行っていくのかお伺いいたします。 ◎観光課長(瀧上幸治君) 今回のだるま市の警備体制ですが、多くの来場者が想定されることから、前回同様に会場の6か所全ての入退場口で係員により人数をカウントし、会場が混雑したときは、警備員と協力して入場規制をかけながら会場内の安全を確保してまいります。さらには、警察の協力により会場周辺の交通規制や警備を徹底することで混雑の緩和に努め、安心で安全なだるま市を開催したいと考えております。 ◆委員(三井暢秀君) コロナの状況も相まって状況が段々違ってくると思うのですけれども、安心・安全なこの高崎だるま市の成功に向けて、御尽力をお願いしたいというふうに思います。  もう一点いいですか。もう一点ですが、今高崎市で配付されている高崎市の商品券、1人5,000円分の券についてお伺いしたいのですけども、今配付されている状況だということでありますが、この配付状況について少しお伺いしたいと思います。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 高崎市民商品券の配付状況でございますが、印刷、封入が完了したものから順次郵便局へ集荷され、今月、11月から配達が始まっております。配達は簡易書留で直接手渡しにより交付しているため、郵便局もなるべく不在の時間を避けながら工夫して配付しているような状況でございます。 ◆委員(三井暢秀君) 了解いたしました。簡易書留ということで時間もかかることだというふうに思うのですけども、順次届いた方はもう使えるような状態というふうになっているのですけれども、この商品券の取扱店舗の登録状況だとか、今どのように市が御案内をしているのか、そういった状況についてお伺いいたします。 ◎産業政策課長瀧本和正君) 取扱店の登録状況でございますが、これまで本市で実施してきましたおでかけ食事券や子育て世帯への臨時特別クーポン券事業で取扱店になっていただいた約3,100店に継続して取扱店になっていただいているほか、まだ取扱店になっていないお店に対しましても新規登録の案内をしたところ、約120店が新たに登録され、取扱店が拡充している状況でございます。現在は取扱店であることを示すポスターが店の目立つところに貼られておりまして、商品券がいつでも利用できるような状況になっております。 ◆委員(三井暢秀君) 細かい説明をありがとうございました。利用者にとって気軽に使えるような態勢を取っていただきたいというふうに思います。 ◆委員(三島久美子君) 1点だけお願いします。鳥インフルエンザについてなのですけど、11月4日ですか、茨城県かすみがうら市の大規模養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出されたということで、104万羽の鶏が殺処分されることになったという大々的な報道があって、非常に気になっているのですけれども、この鳥インフルというのは渡り鳥とか野鳥が媒介するウイルスなので、高崎市としても決して他人事じゃないなというふうに思っています。本市ではこうした鳥インフルの発生を受けてどのような対応をしていらっしゃるのか、その辺を確認させていただきたいと思います。 ◎農林課長原田修樹君) 先ほどあったように、11月4日に茨城県で今期4例目となる鳥インフルエンザが発生しました。本市としましては、常に市のホームページで鳥インフルエンザの対策といいますか、そういう情報というものを掲載しております。また、全国の発生状況、そういうものを鑑みながら、各養鶏農家には、毎回毎回というわけではないのですけども、近県で出たり、県内で出たり、全国で初めて発生したり、そういった状況を見ながら飼養衛生管理基準の遵守、徹底について通知させていただいております。 ◆委員(三島久美子君) 鳥インフル防除は非常に難しいのかもしれませんけれども、防除方法というか、どのような方法が考えられて、その辺について養鶏農家等々への情報提供とか、そして御指導とか、そういった辺はどのように対応していらっしゃるのか確認させてください。 ◎農林課長原田修樹君) 養鶏農家に限らず畜産農家というのは飼養衛生管理基準を守らなくてはいけない、そういうのは十分承知していると思います。そういう中で、やはり農場内とか鶏舎、そういうところにウイルスを持ち込ませないというのが大事になってきますので、やっぱり鶏舎の場合ですと防鳥ネットを張ったりだとか、ほかからの小動物が進入しないような対策として周辺に網を張るだとかそういうのも必要ですし、農場内の畜舎の周辺には消石灰とかを撒いたり、また人の対策としても手指消毒をしたり、衣服を着替えたり、鶏舎ごとに入るときに衣服を着替えたり、長靴を履き替えたり、また車両の消毒もしたり、そういったものが重要な対策になってくると思います。 ◆委員(三島久美子君) 起こってはいけないのですけれども、もし高崎市内で鳥インフルが発生した場合というのは、どんなような対応になっていくのでしょうか。 ◎農林課長原田修樹君) 基本的な防除対策、防疫措置というのは県が主導して行うことになっておりますので、市というのはそこに補助といいますか、後方支援といいますか、そういう形で一緒に防疫措置をしていくということになります。当然殺処分もしなくてはいけないですし、その農場の近くに消毒ポイントも設けなくてはいけない、またやる前には住民説明会も開かなくてはいけない、そのスタッフが来る例えば体育館とかに現場事務所を設けなくてはいけない、そういうこともしなくてはいけないので県と一緒になりながら、また防疫措置に関わる人の体調管理もしなくてはいけないので保健師の派遣だとか、そういったものを県と一緒になりながら進めていくということになります。 ◆委員(三島久美子君) 県との連携でしっかりと水際で止めていくということだと思います。先ほどその他で出たいわゆる農業経営安定化支援金、それは物価高騰対策とは言いながら防鳥ネットとか消毒液とかを購入する一助にもなるのかなというふうに考えられますので、なるべく水際で何とか止めるというような対策をこれからもきめ細かに農業者等々と連携を取って、高崎市に鳥インフルが発生しないように御努力をいただくようにお願いしておきたいと思います。 ○委員長長壁真樹君) ほかにありませんか。   ──────────────────────────────────────────── △閉会 ○委員長長壁真樹君) なければ、以上で本日の市民経済常任委員会を閉会いたします。                                       午前10時33分閉会 高崎市議会委員会条例第30条第1項の規定によりここに署名する。   令和4年11月8日                         市民経済常任委員会 委 員 長  長  壁  真  樹...