• "給与費明細書"(/)
ツイート シェア
  1. 前橋市議会 1997-03-28
    平成9年第1回前広振 全員協議会(第1日目) 本文 開催日: 1997-03-28


    取得元: 前橋市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-15
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              ◎ 開       議                                        (午後1時27分) 【前原副議長】 ただいまから前橋広域市町村圏振興整備組合議会全員協議会を開きます。  本日の欠席者は、小林一正議員です。 2              ◎ 理事長あいさつ 【前原副議長】 最初に、組合理事長からあいさつがあります。 3 【萩原理事長】 全員協議会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  本日は、各市町村とも3月議会を終えられたばかりのところ、当組合議会を開催させていただきましたが、議員の皆様には年度末の大変お忙しい中、ご出席をいただき、まことにありがとうございます。  議員の皆様には、日ごろ組合の行います各事業に格別のご理解とご指導を賜っておりますことに心から感謝申し上げます。私も理事長就任から1年になりますが、この間議員さん方のご協力をいただきながら、図書館の相互利用や災害時の相互援助協定の締結など、広域行政推進のための諸課題に取り組むことができたのではないかと思っております。また、先般の日本海重油流出事故に際しましては、広域圏市町村の連携がいち早く整いまして、一体となって支援をすることができました。この場をおかりいたしまして、ご報告をさせていただきます。なお、昨年は議会において5市町村の議員さん方により、広域行政充実のための組織として、赤城南面広域行政推進研究会が組織されたところでございますが、行政といたしましても連携をより密にし、事業に取り組むために平成9年度から前橋広域圏行政研究会を設置したいと考えております。今後この研究会におきまして、さまざまな課題について調査検討する中で、必要に応じ、共同事業として前広振の規約に加えていくことも考えられますので、よろしくお願いをいたします。このようにして組合の事業はもとより、それ以外の事業につきましても交流を深め、広域圏発展のため、より緊密な連携を図ってまいりたいと考えておりますので、議員の皆様の一層のご指導とご協力をお願い申し上げまして、あいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。                                             (拍手) 4              ◎ 紹       介 【前原副議長】 次に、組合議会議員に異動がありましたので、ご報告申し上げます。  前橋市議会の改選によりまして、3月4日付で新たに長谷川薫議員町田徳之助議員立見賢三議員横山勝彦議員永井栄五郎議員茂木勝彦議員浦野紘一議員斎藤佐太夫議員、堤孝之議員、岡田光一議員岡田修一議員坂本棟男議員、以上12名が当選されました。つきましては、この際自己紹介をお願いしたいと思います。                (新当選議員自己紹介) 5 【前原副議長】 以上で紹介を終わります。
    6              ◎ 協       議 【前原副議長】 それでは、これからお手元にご配付してあります議題に従いまして、順次ご協議をお願いしたいと思います。  まず、組合議会の役員についてでありますが、前橋市議会の改選に伴って欠員となっております議長と監査委員につきましては、先ほどの代表者会議で協議した結果、従来どおり議長並びに監査委員については、市側から選出していただくことになり、議長に岡田修一議員、監査委員に茂木勝彦議員ということで意見の一致を見ました。そこで、本会議における議長の選挙につきましては指名推選でお願いをし、監査委員につきましては、後ほど理事長から選任の同意を求める議案の送付がありますので、そのようにお決めいただくことでよろしいでしょうか。                (「異議なし」の声あり) 7 【前原副議長】 ご異議もございませんので、そのように進めさせていただきます。  次に、今期定例会の議事日程について議会事務局より説明いたします。 8 【大井書記】 ご説明いたします。  まず、議題2の議事日程第1号については、この全員協議会終了後に行います本会議での会議の進行をご協議いただくものでございます。  初めに、(1)の議席の指定につきましては、先ほど副議長から報告のありました前橋市議会の改選に伴うものでございまして、新たに選出された議員の議席を資料3枚目のとおり指定しようとするものでございます。  続きまして、(2)の会期の決定につきましては、本日1日といたしたいというものでございます。  続きまして、(3)の会議録署名議員の指名につきましては、順番によりまして、10番 中谷議員、13番 長谷川議員、14番 町田議員、以上3名の議員を指名の予定でございます。  続きまして、(4)の議長選挙につきましては、先ほどご協議いただきましたとおり、指名推選により行うことになります。推選後当選されました新議長さんからごあいさつをいただく予定となっております。  続きまして、(5)の提出議案の付議につきましては、まず初めに議案第1号から第12号まで及び報告第1号、以上13件を一括議題といたしまして、説明、質疑、討論、表決の順で行います。表決でございますが、初めに第1号及び第12号、この2件を一括で行いまして、次に残りの11件を一括で行う予定でございます。続きまして、先ほどご確認いただきました人事案件でございます議案第13号 監査委員の選任についてでございますが、この議案については議場配付とさせていただいておりますが、これを議題といたしまして、説明、質疑、討論、表決の順で行います。なお、監査委員の選任につきましては、関係議員は除斥となりますので、ご承知おき願いたいと思います。最後に、人事案件である議案第14号 公平委員会の委員の選任について及び議案第15号 教育委員会の委員の任命について、この議案についても議場配付とさせていただいておりますが、この2件を一括議題といたしまして、説明、質疑、討論、表決の順で行う予定でございます。この表決は、1件ずつ行う予定となっております。  なお、議案に対する本会議での質疑、討論及び(6)の一般質問の取り扱いにつきましては、後ほど副議長さんからおはかりいただく予定となっております。以上でございます。 9 【前原副議長】 以上のとおりです。  ただいまの説明どおり進めることでよろしいでしょうか。                (「異議なし」の声あり) 10 【前原副議長】 ご異議ありませんので、そのように進めさせていただきます。 11              ◎ 提案理由の説明 【前原副議長】 次に、提出議案について順次当局の説明をお願いいたします。 12 【渡辺総務部参事】 それでは、まず議案第1号についてご説明をさせていただきます。  議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。第1条は、予算規模でありまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億7,023万3,000円に定めようとするものであります。  第2条は、一時的な資金不足に対応するため、一時借入金の借り入れの最高額を5,000万円に定めようとするものであります。  予算の内容につきまして、9ページからごらんいただきたいと思います。まず、歳入の第1款の分担金及び負担金につきましては、別途議案第5号で構成市町村の負担割合を提案させていただきますが、その負担割合に基づきまして、計算した金額でありまして、説明欄記載のとおり1億4,997万5,000円を計上いたしました。10ページの第2款使用料及び手数料の119万5,000円は、赤城少年自然の家の使用料100万円、臨海学校の使用料及び売店使用料として19万4,000円、衛生使用料を存目として1,000円を計上いたしました。  11ページの第3款県支出金15万7,000円は、伝染病予防費の県負担金でありまして、平成8年度の伝染病発生実績に基づきまして、平成9年度で受け入れるものであります。  12ページの第4款市支出金290万円は、農業共済事務所移転に伴う維持管理経費の増加分190万円と、新規事業といたしまして、広域行政事務調査研究に係ります経費100万円を全額前橋市からの補助金として受け入れるものであります。  13ページの第5款繰越金につきましては、平成8年度の決算見込みを踏まえまして、1,500万円を計上いたしました。  14ページから15ページにかけての第6款諸収入は、合計で100万6,000円でありまして、内容としては14ページの金融機関預金利子30万円及び15ページの赤城少年自然の家の電気、水道料実費徴収金キャンプファイアーまき代等の雑入70万6,000円であります。  17ページからの歳出につきましてでございますが、まず第1款議会費281万7,000円は、議会運営上の必要な経費でございます。  18ページの第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費の1,234万3,000円は、組合運営上必要な経費でございまして、広域広報紙の発行等に係る需用費569万5,000円、財務会計用電算機レンタル負担金483万7,000円、新規事業の広域行政事務調査研究100万円が主なものでございます。  第2目公平委員会費7万9,000円につきましては、委員報酬ほか委員会運営に必要な経費でございます。  19ページの第3目交通災害共済費1,056万8,000円につきましては、交通災害共済特別会計の事務費に充てるための繰出金であります。  次の第4目農業共済費790万円につきましては、農業共済事務所維持管理経費の一部につきまして、農業共済事業会計に対して補助しようとするものであります。  20ページの第2項監査委員費は33万4,000円でありまして、委員報酬のほか運営に必要な経費であります。  次に、21ページの第3款衛生費1,566万1,000円につきましては、伝染病棟の管理費でありまして、診療委託料及び管理委託料並びに伝染病棟渡り廊下解体撤去工事負担金が主なものであります。  次に、22ページの第4款教育費、第1項教育総務費、第1目教育委員会費の29万6,000円は、教育委員会運営に必要な経費でございます。  23ページの第2項社会教育費、第1目少年自然の家管理費は7,295万円でありまして、施設の耐震診断委託351万円、受水槽地上化工事等施設整備工事1,893万円及び前橋市の職員4人分の人件費相当額負担金3,045万円が主なものでございます。  次に、25ページの第3項保健体育費、第1目臨海学校管理費は3,489万2,000円でありまして、海水浴場監視業務等委託料804万4,000円、耐震診断業務委託料等393万3,000円及び宿泊室の畳の表がえなどの施設整備工事350万円が主なものでございまして、その他の経費につきましては説明欄記載のとおりであります。  27ページの第5款公債費につきましては、施設整備のために過去に借り入れました組合債の元利償還金でありまして、1,139万3,000円を計上いたしました。  28ページの第6款予備費につきましては、100万円を計上いたしました。  以上が平成9年度の一般会計予算についての説明でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 13 【大谷総務部長】 議案第2号についてご説明申し上げます。  議案書31ページをごらんいただきたいと思います。第1条でございますが、予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,217万9,000円に定めようとするものでございます。  第2条は、一時借入金の限度額を1,000万円に定めようとするものでございます。  予算の内容でございます。39ページをごらんいただきたいと思います。まず、歳入の第1款共済会費収入9,961万円は、会費収入の見込額を計上したものでございます。  次に、40ページでございます。第2款繰入金、第1目一般会計繰入金は、この事業の管理運営費に充てるため、一般会計から1,056万8,000円をお願いするものでございます。  41ページの第2項基金繰入金、第1目交通災害共済基金繰入金1,000円は、基金からの繰り入れをする場合に備えての存目でございます。  次に、42ページでございます。第3款繰越金100万円は、前年度繰り越し分を見込み計上したものでございます。  43ページの第4款財産収入、第1項財産運用収入、第1目利子及び配当金は基金にかかわる預金利子50万円を計上したものでございます。  次に、44ページでございますが、第5款諸収入、第1目預金利子50万円は、共済会費収入等の歳計現金についての預金利子を計上したものでございます。  次に、歳出でございます。45ページをごらんいただきたいと思います。第1款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費1,300万7,000円は、事業の管理運営の経費でございまして、それぞれ説明欄記載のとおりでございます。  次に、47ページでございます。第2款事業費、第1目共済給付費9,867万1,000円は、これまでの実績を参考にいたしまして、見込み計上させていただいたものでございます。  次に、48ページでございますが、第3款公債費、第1目利子1,000円は存目でございます。  最後に、49ページの第4款予備費でございますが、前年度と同額50万円を計上させていただいたものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 14 【高山消防長】 引き続きまして、議案第3号 平成9年度勢多中央広域消防特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  議案書の51ページをごらん願います。第1条は、予算の規模でございまして、歳入歳出予算の総額をそれぞれ7億4,513万2,000円に定めようとするものでございます。  第2条は、消防施設の整備にかかわる財源の一部として地方債を起こそうとするものでございますが、この地方債の借り入れ限度額及び借り入れ条件を54ページの第2表に記載のとおりに定め、2,400万円を借り入れようとするものでございます。  第3条は、一時的な資金不足に対応するための借入金の限度額を2,000万円に定めようとするものでございます。  次に、歳入歳出予算の内容につきましてご説明申し上げますので、59ページをごらん願います。まず、歳入の第1款分担金及び負担金でございますが、これにつきましては別途議案第5号におきまして、構成町村の負担金の負担割合を提案させていただいてございますが、平成8年度の消防費基準財政需要額を基礎といたしまして、算出したものでございまして、説明欄記載のとおり構成町村の負担金額を6億9,112万2,000円にお願いしようとするものでございます。  次に、60ページの第2款使用料及び手数料の45万円は、危険物施設の設置申請等にかかわる手数料でございます。  61ページの第3款国庫支出金は916万9,000円でございまして、これは救急救命士が医療行為を実施できる資器材を装備する高規格救急車の整備に伴う国庫補助でございます。  次に、62ページの第4款県支出金の1,000円は、第3款の国庫補助が受けられない場合に、その代替措置として県の補助を受けようとするものでございまして、存目でございます。  63ページの第5款繰越金の2,000万円は、前年度からの繰越金でございます。  次に、64ページから65ページにかけての第6款諸収入は、合計で39万円をお願いしようとするものでございますが、内容といたしましては、64ページの預金利子が35万円、65ページの雑入が4万円でございまして、内容はともに説明欄記載のとおりでございます。  次に、66ページの第7款組合債2,400万円は、高規格救急自動車の整備にかかわる起債でございます。  引き続き67ページからの歳出につきましてご説明申し上げます。まず、第1款消防費、第1目常備消防費の6億8,617万4,000円は、69ページの中ほどにかけて説明しておりますが、新規採用の職員を含む消防職員77人分の人件費を初め消防本部と消防署の運営に必要な経費でございまして、それぞれ説明欄記載のとおりでございます。  次に、69ページ中ほどの第2目消防施設費4,081万2,000円は、高規格救急自動車の整備を初め消防活動に必要な備品の購入経費でございます。  次に、70ページの第2款公債費は、消防庁舎の建設を初め消防自動車の整備のために過去に借り入れました地方債の元利償還金でございまして、元金及び利子合わせて1,514万6,000円でございます。  71ページの第3款予備費につきましては、前年度と同額の300万円をお願いしようとするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 15 【齊藤農業共済事務局長】 議案第4号についてご説明申し上げます。  議案書の80ページをごらんいただきたいと思います。80ページから82ページまでは、予算の基礎となります各共済目的の事業の予定量でございます。事業運営の基礎となります共済金額で申しますと、1の農作物共済では、共済金額33億4,772万1,272円でございます。2の蚕繭共済が1億6,042万5,230円、次のページの3の家畜共済が24億8,840万9,000円、4の果樹共済が1億3,308万円、次のページの5の畑作物共済が3,872万4,480円、6の園芸施設共済が31億4,888万3,000円であります。共済金額を合計しますと、93億1,724万2,982円となりまして、前年対比で89%を見込んでおります。  次に、83ページの損害防止事業につきましては、農作物共済以下各目的ごとの予定量でございます。  次に、84ページをごらんいただきたいと思います。第3条、収益的収入及び支出の予定額についてご説明申し上げます。収入支出とも第1款の総合欄に記載のとおり、収支とも同額13億4,465万7,000円をお願いしようとするものでございます。  次に、89ページをごらんいただきたいと思います。収益的収入及び支出の事業勘定別では、1の農作物共済勘定が収支とも同額1億7,706万円を見込んでおります。収入の主なものは、農家が負担をいたします共済掛金、連合会から受け取る保険金、9年産麦の前年度未経過責任分に係る責任準備金戻入及び無事戻し金に充当するための特別積立金の戻し入れでございます。  支出につきましては、90ページになりますが、農家に支払われる共済金及び無事戻し並びに10年産麦の本年度未経過責任分に係る責任準備金繰り入れが主なものでございます。  91ページの2の蚕繭共済勘定は、収支とも同額の840万3,000円でありまして、収入の主なものは、共済掛金と保険金でございます。  支出につきましては、92ページになりますが、保険料、共済金及び無事戻し金が主なものでございます。  93ページの3の家畜共済勘定は、収支とも同額の7億5,893万4,000円でありまして、収入の主なものは共済掛金、保険金、診療収入及び技術給付金でございます。  支出につきましては、94ページになりますが、保険料、技術料、共済金並びに診療諸掛かりが主なものでございます。  95ページの4の果樹共済勘定は、収支ともに1,782万9,000円でありまして、収入の主なものは共済掛金と保険金でございます。  支出につきましては、96ページになりますが、保険料と共済金が主なものでございます。  97ページの5の畑作物共済勘定では、収支とも361万円でありまして、収入の主なものは共済掛金と保険金でございます。  支出につきましては、98ページになりますが、保険料と共済金でございます。  99ページの6の園芸施設共済勘定では、収支とも6,088万2,000円でありまして、収入の主なものは共済掛金と保険金でございます。  支出につきましては、100ページになりますが、保険料と共済金が主なものでございます。  101ページの7の業務勘定ですが、収支とも3億1,793万9,000円でありまして、収入の主なもので申しますと、事業収益または受取補助金1億8,290万円、加入者のご負担をいただきます賦課金4,160万8,000円、損害防止事業費の財源として共済連から受取損害防止事業負担金1,833万4,000円と事業勘定受け入れの1,636万3,000円、事業外収益では受取寄附金1,500万円、受取利息の501万円、業務引当金の戻し入れ3,443万5,000円を見込んでおります。  支出につきましては、102ページになりますが、主なもので申し上げますと、支払賦課金1,381万8,000円、一般管理費2億5,324万5,000円、損害評価費1,033万2,000円、損害防止費3,504万7,000円でございます。  103ページから119ページまでは、資本的収入及び支出、資金計画、給与費明細書、損益計算書及び貸借対照表でございますので、これらの説明につきましては省略させていただきたいと思います。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 16 【渡辺総務部参事】 議案第5号についてご説明申し上げます。  121ページをごらんいただきたいと思います。本議案は、組合規約第13条第2項の規定に基づきまして、構成市町村の負担金の負担割合を定めようとするものでございます。  122ページでは、まず一般会計分でございますが、事項欄記載のとおり、組合運営費から公債費までにつきまして、それぞれ従来からの算出方法によりまして、定めようとするものであります。  次に、広域消防特別会計分でありますが、構成町村の消防費の基準財政需要額で負担割合を定めようとするものでございます。なお、負担金の明細につきましては、123ページ、124ページの負担金割合一覧表、負担金一覧表のとおりでございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。  続きまして、125ページの議案第6号についてご説明申し上げます。第1条は、予算規模でありまして、今回の補正におきまして1,282万8,000円を追加し、予算総額を歳入歳出それぞれ1億6,346万5,000円にしようとするものであります。  補正内容につきましては、133ページのまず歳入でありますが、第1款分担金及び負担金は196万円の減でありまして、これは平成8年度の伝染病予防費の実績を見込みましての精算であります。
     134ページの第2款使用料及び手数料は、実績見込みにより9万8,000円を減額しようとするものであります。  135ページの第3款県支出金につきましては、平成7年度の伝染病実績に基づきます県負担金の精算であります。  136ページの第4款繰越金は、平成7年度決算の実績に基づきます追加でございます。  137ページからの第5款諸収入につきましては、預金利子15万3,000円の減額と138ページの雑入43万5,000円の追加で、合計28万2,000円の追加でありますが、いずれも実績見込みに基づくものであります。  139ページの第6款市支出金は、34万8,000円の追加でありまして、昨年11月に移転いたしました農業共済事務所の移転費の市補助金40万2,000円の減額と維持管理経費市補助金75万円の追加であります。  141ページからの歳出でありますけれども、第1款議会費につきましては、旅費等の運営費の減30万8,000円であります。  142ページの第2款総務費、第1項総務管理費、第1目一般管理費及び第2目の公平委員会費につきましては、運営費等の実績見込みによりまして、おのおの26万7,000円、2万7,000円を減額するものであります。  第4目農業共済費につきましては、先ほど歳入でも触れましたが、農業共済事務所の移転によりまして、増加しました維持管理費75万1,000円を追加するものであります。  143ページの第2項監査委員費につきましても実績見込みによりまして、20万9,000円を減額するものであります。  144ページの第3款衛生費は、196万4,000円の減額でありまして、実績に伴う補正であります。  145ページの第4款教育費、第1項教育総務費の7万2,000円の追加は、実績見込みによりますものであります。  146ページの第2項社会教育費、第1目の少年自然の家管理費につきましては、職員人件費相当額負担金及び備品購入費の増、需用費の減等、説明欄に記載のとおり、運営費の実績を見まして、187万3,000円を追加するものであります。  147ページの第3項保健体育費、第1目臨海学校管理費につきましても運営経費の実績を見込みまして、8万7,000円を追加するものであります。  148ページの第5款公債費につきましては、決算を見込んで1,000円を減額するものであります。  149ページの第6款予備費につきましては、歳入歳出の調整といたしまして、1,282万1,000円を追加するというものであります。以上よろしくご審議のほどお願いいたします。 17 【大谷総務部長】 議案書151ページ、議案第7号についてご説明申し上げます。  第1条でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ336万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億1,070万8,000円としようとするものでございます。  予算の内容につきましては、159ページでございます。第1款共済会費収入でございますが、共済会費収入は説明欄記載のとおり、共済会費の収入減、559万9,000円を減額しようとするものでございます。  次に、160ページ、第3款繰越金でございますが、前年度繰越金355万3,000円を追加しようとするものでございます。  161ページの第4款財産収入につきましては、基金利子の収入減、48万4,000円を減額しようとするものでございます。  次に、162ページ、第5款諸収入につきましては、金融機関預金利子を83万円減額しようとするものでございます。  次に、歳出でございますが、163ページ、第1款総務費、第1項総務管理費につきましては、一般管理費から管理運営費の減といたしまして、351万6,000円を減額しようとするものでございます。  次、164ページの第2款事業費、第1目共済給付金は見舞金の給付が当初の見込みを下回る実績となりましたので、275万9,000円の減額をお願いしようとするものでございます。  次に、165ページの第3款公債費、一時借入金利子につきましては、一時借り入れがございませんでしたので、存目整理として1,000円の減額をしようとするものでございます。  次に、166ページ、第4款予備費につきましては、決算を見込み、計数整理を行いまして、291万6,000円の追加をお願いしようとするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 18 【高山消防長】 議案第8号 平成8年度勢多中央広域消防特別会計補正予算につきましてご説明申し上げます。  議案書の167ページをお開き願います。第1条は、予算の規模でございまして、今回の補正におきまして1,307万4,000円の追加をお願いし、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億9,407万4,000円にお願いしようとするものでございます。  次に、内容につきましてご説明申し上げますので、173ページをごらん願います。最初に、第3款繰越金は決算確定に伴う収入の実績によりまして、1,347万8,000円を追加し、4,347万8,000円にお願いしようとするものでございます。  次に、174ページ、第4款諸収入、第1項預金利子は、管内構成4町村からの分担金の納付回数を従来の年3回から年4回にふやしたことによる歳計現金の運用実績によりまして、70万4,000円を減額し、29万6,000円にお願いしようとするものでございます。  175ページの第2項雑入は、説明欄記載のような収入実績により30万円を追加し、33万円にお願いしようとするものでございます。  次に、177ページからの歳出につきましてご説明申し上げます。第1款消防費、第1目常備消防費は99万5,000円を追加し、総額6億5,039万円にお願いしようとするものでございます。内容につきまして説明欄記載のとおり、救急救命士国家試験の受験資格、この者を養成するための研修所派遣にかかわる経費を追加しようとするものでございます。  次に、178ページ、第3款予備費は、歳入における予算の増額等を調整するため、1,207万9,000円を追加し、1,507万9,000円にお願いしようとするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 19 【齊藤農業共済事務局長】 議案第9号についてご説明申し上げます。  議案書の180ページをごらんいただきたいと思います。収益的収入及び支出の補正でございますが、表に記載しましたとおり、収入につきましては、既決予定額の第1款総合欄の13億1,713万7,000円を補正予定額の第1款総合欄の8,908万9,000円を減額補正し、計欄の第1款総合欄のとおり、総額を12億2,804万8,000円にしようとするものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、既決予定額の第1款総合欄の13億1,713万7,000円を補正予定額の第1款総合欄の1億1,697万9,000円を減額補正し、計欄の第1款総合欄のとおり12億15万8,000円にしようとするものでございます。  185ページをごらんいただきたいと思います。この補正の内容でございますが、1の農作物共済勘定では、収入において4,811万2,000円を減額補正しようとするもので、この内容は水稲の被害が少なかったことによる保険金の4,256万4,000円の減が主なものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、7,445万1,000円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、共済金の7,411万円の減が主なものでございます。  187ページの2の蚕繭共済勘定では、収入において854万7,000円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、被害が少なかったことによる保険金の644万7,000円の減が主なものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、931万5,000円の減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、共済金の805万7,000円の減が主なものでございます。  189ページの3の家畜共済勘定では、収入において1,513万7,000円を増額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、掛金率の改定による共済掛金の3,310万3,000円の増、共済連からの保険金2,637万8,000円の増、診療収入2,247万4,000円の減と技術給付金の2,091万7,000円の減が主なものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、1,513万6,000円を増額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、保険料1,052万円の増、共済金3,130万7,000円の増、診療諸掛かりの3,124万4,000円の減が主なものでございます。  191ページの4の果樹共済勘定では、収入において1,245万9,000円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、被害が少なかったことによる保険金906万5,000円の減が主なものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、1,309万1,000円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、共済金の1,121万1,000円の減が主なものでございます。  193ページの5の畑作物共済勘定では、収入において135万円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、被害が少なかったことによる保険金の134万8,000円の減が主なものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、150万円を減額補正しようとするものでございます。  195ページの7の業務勘定では、収入において3,375万8,000円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、業務引当金戻入3,557万6,000円の減が主なものでございます。  支出につきましては、次のページになりますが、収入と同額の3,375万8,000円を減額補正しようとするものでございます。内容といたしましては、支払賦課金56万2,000円の減、人員減による一般管理費2,791万5,000円の減、損害評価費297万7,000円の減、負担金216万9,000円の減が主なものでございます。  続きまして、議案第10号についてご説明申し上げます。議案書の202ページをごらんいただきたいと思います。平成9年度の農業共済事業を運営するために必要な事務費予定額3億1,793万9,000円のうち、県等の事務費補助金及びその他の収入予定額を差し引きました4,160万8,000円について、表に記載しましたとおり、賦課率で賦課しようとするものでございます。このうち園芸施設共済のプラスチックハウスのVI類につきましては、雨よけハウスがまだ管内に建てられていないため、賦課総額はゼロとなっております。共済目的別の賦課率については、すべて前年と同率でお願いしたいと思っております。  続きまして、議案第11号についてご説明申し上げます。議案書の203ページをごらんいただきたいと思います。損害防止事業は、農業共済事業運営に欠くことのできない事業でありまして、この事業の実施財源といたしましては、各区分ごとの特別積立金の一部を取り崩し、充当しようとするものでございます。損害防止事業の予定額は3,504万7,000円から、共済連から負担金予定額等を差し引きまして1,636万3,000円を、表に記載しましたとおり、農作物、蚕繭、家畜、果樹、園芸施設共済勘定のそれぞれの特別積立金を取り崩し、各事業を実施しようとするものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 20 【渡辺総務部参事】 議案第12号についてご説明申し上げます。  別冊の第2次送付分の議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。本議案は、消費税率の改定に伴いまして、組合所有の施設に設置をいたします自動販売機及び組合臨海学校に出店をする売店の使用料につきまして、2,000円とあるものを2,030円に改正しようとするものであります。施行期日につきましては、平成9年4月1日から施行しようとするものでございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 21 【高山消防長】 引き続き報告第1号 群馬県市町村総合事務組合規約の変更の専決処分につきましてご説明申し上げます。  議案書の204ページをごらん願います。本件につきましては、各市町村におきましても同様な審議を既に終了しているものと存じますが、本組合も職員の退職手当の支給事務に関しましての群馬県市町村総合事務組合に加入しておりますので、この組合規約の改正に関しまして、本組合議会の議決をいただく必要があるものでございますが、本来本日の定例組合議会におはかりしなければならなかったわけでございますが、この組合への関係書類の提出期限が1週間前の3月21日までとされていたため、本日の定例組合議会におはかりするいとまがなく、やむなく理事長の段階におきまして、2月20日付をもって専決処分させていただいたものでございます。専決をした事項の内容につきましては、205ページに記載のように、この組合に加入している倉淵村が倉淵の淵という字を簡単な渕という漢字に改めたこと、そして富岡甘楽農業共済事務組合と利根沼田農業共済事務組合のそれぞれの組合が本年3月31日をもって解散し、本年4月1日以降における農業共済事務は、それぞれ富岡甘楽広域市町村圏振興整備組合及び利根沼田広域市町村圏振興整備組合が承継することとなったため、この組合規約の変更が必要になったものでございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 22 【前原副議長】 以上で当局の説明は終わりました。 23              ◎ 質       疑 【前原副議長】 ただいまの説明に対しご質疑と一般質問も含めてありましたら、お願いいたします。 24 【永井議員】 最初に、議案第12号ですが、その関連でちょっとお伺いしたいんですけれども、私どもとすれば、確かに額とすれば大変小さな額なんですが、消費税が上がったということで、消費税転嫁ということのようですけれども、前広振においては財産使用という点だけで、その部分で消費税を転嫁されているようです。一般の地域住民の方が利用する使用料ですとか、そういったものについては転嫁していないようですが、限られた方の財産を利用するというのは、出店する売店ということで、大変限られた方ではありますけれども、こういった方たちに、私ども前広振が行う事業に対して、協力もいただいているということが非常に大きい、臨海などで出店をしてくださる業者の方、こういった方たちの貢献度も非常に高いわけで、そういった点ではやはり消費税については転嫁をせずにいくということが重要かなというふうに思うんですが、ぜひその消費税の転嫁については、やめるべきだというふうに考えるんですけれども、その点はいかがでしょうか。 25 【渡辺総務部参事】 この問題は、今までも議会でいろいろと論議をされた内容でございますし、また市の議会でもそういったいろいろのご論議もございましたし、市長からもご答弁させていただいておりますけれども、ご案内のように前橋市とすると、そういった施設に設置をするものについては、今回そういうふうな改正をさせていただいておりますし、その整合性もあります。また、この消費税の問題につきましては、単に消費税のみということでなくて、ある程度税制度全般からも改正の一つということでございまして、国会のほうでもそういった論議の中で決定をされたということでございますので、その結果を尊重してこういうふうな対応をさせていただいているということでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 26 【永井議員】 これは、前橋市議会のほうでも消費税の問題については、私のほうでも大分論議をさせていただきましたので、前広振ではこの程度にとどめますけれども、いずれにしても大変こういった業者の方たちも厳しい生活を送っているということはご承知のとおりです。そういう意味では、そういった方たちの前広振の事業に対する協力、そしてまたそういう方たちの暮らしを守っていくという点でも、消費税を転嫁すべきでないということを私のほうは指摘をしておきたいと思います。そういう点から、残念ながら議案第12号の一般会計の予算案についても賛成をしかねるという点を申し上げておきたいと思います。  それから、共済事業のほうへ移らせていただきたいと思うんですが、補正予算についてもあるいは予算関係についても、今の農業情勢を反映して、大変共済事業厳しいなというのを全体の説明の中で感じます。この事業が成り立たなくなってしまいますと、大変だということも気にはしているところなんですが、とりわけ101ページの業務勘定についてですけれども、収入の欄を見ますと、受取寄附金の建物共済からの寄附、それから業務引当金からの取り崩しという、事業外収入でこういうところをふやしていかないと、なかなか成り立っていかないのかなというふうに思います。そういう点では、大変業務勘定自体も厳しくなってきているなというふうに思いますが、それで業務引当金からの取り崩しなんですが、まずお伺いしたいのは、業務引当金、このような形でどんどん取り崩していってなくなっちゃうんじゃないかと思うんですけれども、その辺の見通しがまず第1点。  それから、建物共済についての寄附金という形で受け取って、共済の業務を維持していく上で大変ご努力をいただいているわけですが、さてさていつまでもこういった形で建物共済からの寄附金というのが続くものなのかどうなのか、その二つの見通しという点についてつかんでいましたら、お聞かせいただきたいんですけれども。 27 【齊藤農業共済事務局長】 まず、1点目でございますが、業務引当金の関係でございますけれども、ただいま議員さんから言われましたように、年々取り崩していきますと、今の低金利の中ではどうも長続きしないというような事情おわかりだろうと思いますが、先の見通しは立てにくい状況ではありますけれども、余り長くはと思っております。  それから、2点目の建物共済事業の関係からの寄附金という形でございますが、建物共済事業は農災法に一応基づいて実施をしております。ただし、これは県段階でやっている事業でございますので、当組合等には会社で言えば下請と同じ形になるわけでございます。したがって、事業そのものがなくなるということはないかと思います。したがって、推進する職員については兼務の状態がございますので、それに充当する部分という解釈でご寄附をいただいているところです。したがって、若干その辺は減る傾向にはありますけれども、まだ続くだろうというふうに認識をしております。 28 【永井議員】 業務引当金についても建物共済についてもなくならないけれども、この金額がいつまでも続くかということは、ちょっと厳しいという見通しのようで、そうなってきますと、業務勘定についても見通し厳しいと、引き受け戸数自体が厳しくなって、賦課金についてもそうそう出てくるということではありませんし、賦課率を上げるということも農民の負担をふやすということで、なかなかこれも決断する上では共済事業に携わっている皆さんはご苦労があると思うんです。そういう意味では、やはり一般会計からの繰り入れということは、理事者の皆さんにご協力いただかなくちゃならないし、市町村のそれぞれの市長さんやあるいは町長さん等の決断ということにもなると思うんですが、かねて前橋市が単独でやっていたときに、損害防止事業、虫ですとか、いろんな消毒というのについては、共済に入っていようが、入っていまいが、一つの農業のあり方として当然作物を守るということは重要だということで、損害防止に充当するということで、前橋市が単独でやったときには、一般会計から繰り入れたという経過があるわけです。そういうふうなことも考えて、共済そのものに各市町村からの補助金も出ているんですが、いろんな名目でそういった援助を今後していく必要があるんじゃないかというふうには思うんですけれども、これは共済の関係に聞くよりは、理事者のほうに聞いたらいいのかなと思うんですが、そういった検討もしていかなければならないと思うんですけれども、その辺理事長どうお考えになっていますでしょうか。 29 【萩原理事長】 損害防止事業を実施するのに費用を一般財源より繰り入れし、農家負担を軽減してはどうかというご質問でございますが、現状では各市町村で損害防止事業を実施していない地域もございます。また、財政上の問題もありますので、一般財源より繰り入れしていくのは困難な状況にあります。しかし、損害防止事業は、一斉実施したほうが効果的でありますので、県内市町村や農協に働きかけをしていきたいというふうに考えております。 30 【永井議員】 ぜひともいろんな対策をとりながら、大切な共済事業でございますので、運営ができなくなってしまうというような事態というのは避けていかなくちゃならない。かといって、農家の負担金もふやす、賦課率も上げていくというふうなことも、これは避けていかなくちゃならない。そういう点では、一般会計からの繰り入れ、こういったことも考え、あるいは各市町村の理事者のほうもそういった視点をぜひとも貫いていただければというふうに思いますので、今後十分検討していただきながら、共済の発展のためにご尽力いただければというふうに指摘をして私の質問を終わりたいと思います。 31 【長谷川議員】 議案第1号にかかわりまして、質問をさせていただきたいと思います。  一つは、重油流出事故への対応と今年度の臨海学校の影響についてであります。日本海で沈没いたしましたロシア船からの流出重油が前橋広域臨海学校のある寺泊町に漂着したとお聞きしております。日本共産党市議団は、1月23日付で市長に対しまして重油流出事故に関する緊急申し入れを行いまして、対策を要請いたしましたけれども、前橋広域としての重油回収支援の取り組みの概要と、本年度の学校行事への影響はないかどうかお伺いしたいと思います。  それから、2点目は臨海学校並びに赤城少年自然の家の施設整備の問題であります。臨海学校のほうは、昭和49年に建設されてことしで既に23年目を迎えておりますが、この間日本共産党市議団は、一貫して児童が安全で快適に利用できるように繰り返し施設整備の促進を主張してまいりました。つきましては、臨海学校についてですが、児童が利用する部屋への冷房の施設の設置など、平成9年度の施設整備の内容はどのようなものかについてお伺いをしたいと思います。赤城少年自然の家につきましても、利用促進のためには大部屋を小部屋に模様がえするなどして、家族利用なども促進していくようなことが必要だと思いますが、改修の予定、計画などがあるのかどうか、検討されているのかどうかお尋ねをしたいと思います。以上の3点お願いいたします。 32 【加藤体育施設課長】 臨海学校の関係につきまして、お答えさせていただきたいと思います。  初めに、重油回収の支援の取り組み、それから本年度の行事関係につきましてでございますが、まず重油の関係でございますが、重油流出事故は前橋広域圏学校である寺泊町に1月の23日に重油漂着の確認がされました。以降断続的に3月の中旬まで重油が漂着してまいりました。これに対しまして、前橋広域の構成市町村全体で、毎年広域圏の子供たちが使用しております海や自然を守るために、寺泊町に対しまして、人的、それから物的の支援の取り組みをしてまいりました。人的支援といたしましては、1月の17日から今月25日まででございますが、現地調査や寺泊町との打ち合わせなどを含めまして5回、延べ8日間で24人、重油回収作業といたしましては4回、延べ7日間で298人、合計いたしますと、延べで15日間で322人の職員やボランティアを派遣いたしました。また、物的支援といたしましては、土のうの袋2,000袋、それから構成市町村の議員さんからの義援金を含めまして、PTA、住民、職員などから合計573万2,973円の義援金、それから民間からのラーメン1,680食や漬物段ボール5箱などを役場のほうにお届けをいたしました。それから、3月の25日の現地調査や寺泊町の話では、現在海岸には重油の漂着はなく、海中にも重油がないということでございまして、町役場では4月の13日に町民による一斉清掃作業を行いまして、重油対策本部を解散するという見通しを立てているようでございます。  それから、本年度の行事についてはどうかということでございますが、寺泊町役場では国や県の補助を受けまして、海水浴場の砂浜の砂の入れかえを行いたいという意向がございます。したがいまして、夏の海水浴に万全を期したいというお話でございます。教育委員会といたしましては、臨海学校の行事が例年どおり行われるように準備を進めてまいりたいというふうに考えております。  それから、4月には管理人が現地のほうに上がる予定になっておりますので、現地の状況調査、あるいは役場等の連絡調整を図りながら、夏の臨海学校の行事が支障のないように向けて対応を図ってまいりたい、かように考えております。  それから、2点目の施設整備の関係でございますけれども、施設整備につきましては、児童部屋の冷房工事につきましては、冷房の構造上難しい面もありますし、いろんな関係で今年度そういった冷房等の施設の関係については、費用が3,000万ぐらいという、大変かかるということで、今年度は見送りという形をとらせていただきます。それのかわりといたしまして、いろんな細かいそれにかわるものを対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。 33 【青木青少年施設課長】 赤城少年自然の家の施設の改修についてお答えをいたします。  現在の建物は、やはり設置以来23年目を迎えております。今後建物の傷み、あるいは老朽化が進んだ場合、あるいは安全性に問題等が出た場合には、大規模改修が必要になってくると思われます。そのときには、議員さんが今ご指摘の家族とかあるいは小グループが利用しやすいような小部屋等の検討も、構成市町村と相談しながら、施設改善を検討していきたい、こんなふうに考えております。以上でございます。 34 【長谷川議員】 重油流出事故への対応については、迅速な対応をされたということをお聞きしまして、今年度の学校行事への影響もないということで理解をいたしました。  それから、今臨海学校、それから赤城少年自然の家の問題につきましては、臨海学校については、冷房などは多額の経費を要するために、今年度の予算は見送られたということをお聞きしましたけれども、赤城少年自然の家も含めまして、今後大規模な改修、あるいは建てかえも視野に入れた長期的な計画も、そろそろ立てていく必要のある時期に来ているんではないかというふうに考えますが、このような通年利用だとか、あるいは大規模建てかえ、あるいは改修計画などについてのご検討、方策、どのようにお考えになっているか、再度お聞きをしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 35 【加藤体育施設課長】 今後の対応についてでございますけれども、新年度予算に臨海学校の建物の耐震調査を計上させていただいております。その調査結果を踏まえまして、施設の整備計画につきましては、構成市町村との関係がございますので、その課題を研究して進めなければならないというふうに考えております。それから、その中で通年利用や利用促進策につきましてもあわせて研究をしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。 36 【青木青少年施設課長】 やはり臨海学校と同じように、今年度耐震診断をする予定になっております。建物の安全性の問題、あるいは老朽化等の問題が出てきた場合には、やはり利用しやすい施設、あるいは部屋といいましょうか、それについて十分関係市町村と相談しながら検討し、改善を図っていきたいと、こんなふうに考えております。以上でございます。 37 【長谷川議員】 貴重な施設だと思いますので、今後さらに広域圏で有効に活用できるように整備を促進していただきますよう要望いたしまして、私の質問を終わります。 38 【前原副議長】 ほかにご質疑や一般質問ありませんか。                (「なし」の声あり) 39 【前原副議長】 ほかにご質疑や一般質問もないようですので、以上で質疑及び一般質問を終結いたします。  なお、本会議での質疑、討論並びに一般質問については、先ほどの代表者会議にもおはかりしましたが、なしという取り扱いでよろしいでしょうか。                (「異議なし」の声あり) 40 【前原副議長】 それでは、そのように進めさせていただきます。 41              ◎ 散       会 【前原副議長】 以上で全員協議会の議事全部を終了いたしましたが、この際何か発言がございましたら、お願いいたします。                (「なし」の声あり) 42 【前原副議長】 ないようですので、以上で会議を閉じます。  なお、直ちに本会議を開きますので、ご配付した資料を持参の上、議場にご参集願います。                                        (午後2時38分)
    当サイトに掲載されているすべてのコンテンツは前橋市議会の著作物であり、日本国内の法律および国際条約によって保護されています。 Copyright (c) Maebashi City Council, all rights reserved. ↑ ページの先頭へ...