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平成14年 6月定例会(第1号 6月 7日)

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  1. 勝山市議会 2002-06-07
    平成14年 6月定例会(第1号 6月 7日)


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    平成14年 6月定例会(第1号 6月 7日)                   平成14年6月               勝山市議会定例会会議録第1号 平成14年6月7日(金曜日) ───────────────────────────────────────────                        平成14年6月7日(金曜日)                      午前10時開議 第 1 会議録署名議員の指名 第 2 会期の決定 第 3 議案第61号 平成14年度勝山一般会計補正予算(第1号) 第 4 議案第62号 平成14年度勝山温泉センター特別会計補正予算(第1号) 第 5 議案第63号 福井市町村職員退職手当組合規約の変更について 第 6 議案第64号 勝山火災予防条例の一部改正について 第 7 議案第65号 大字及び字の区域の変更について 本日の会議に付した事件 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 議案第61号から議案第65号まで
    出席議員(20名)       1番  井 上   馨 君      2番  清 水 清 蔵 君       3番  笠 松 捷多朗 君      4番  村 田 与右ヱ門君       5番  山 田 安 信 君      6番  手 塚 貞 臣 君       7番  安 居 久 繁 君      8番  小 林 喜 仁 君       9番  椿 山   弘 君     10番  松 井 拓 夫 君      11番  藤 澤 七郎兵衛君     12番  岩 見 寿 信 君      13番  北 山 謙 治 君     14番  野 尻 佐太郎 君      15番  嶋 田 政 憲 君     16番  佐々木 隆 也 君      17番  近 藤 栄 治 君     18番  乾   吉 一 君      19番  廣 田 与三次郎君     20番  武 内 盛 直 君 欠席議員( 0名) 説明のため出席した者    市長消防長事務取扱     山岸 正裕 君    助       役      中村 重夫 君    教   育   長      山  範男 君    市 長 公 室 長      小竹 正雄 君    総務部長総務課長      牧野 昌久 君    市民環境部長環境衛生課長  加藤 敏彦 君    健康福祉部長民生児童課長  大沢 佑治 君    産業部長林務課長      池田 修一 君    建設部長建設課長      井上 浩人 君    教育委員会事務局長庶務課長 木下  潔 君    秘書広報課長         高田 英男 君    未来創造課長         松村 誠一 君    地域交通課長         山田 誠一 君    税務課長           松田 敏男 君    市民生活課長         斎藤 はつゑ君    廃棄物対策課長        石田 忠夫 君    健康長寿課長         杼木  実 君    商工観光課長         木下 治太夫君    農務課長併農業委員会事務局長 高野  忍 君    都市整備課長         上田 秋光 君    上水道課長          北川 誠一 君    下水道課長          冨田 正一 君    会計課長           乾  章俊 君    生涯学習課長         山本 一郎 君    文化課長           平田  昭 君    体育課長           阿部 照伸 君    監査委員事務局長       山口 幸雄 君    消防署長           田中 公夫 君 事務局出席職員      局   長  嶋 田 伊佐男      書   記  鳥 山 昌 久      書   記  松 井 隆 治 午前10時08分開会 ○議長嶋田政憲君) これより勝山市議会定例会を開会いたします。   ───────・─────── ○議長嶋田政憲君) 直ちに本日の会議を開きます。   ───────・─────── ○議長嶋田政憲君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、議長において、武内盛直君、井上馨君を指名いたします。   ───────・─────── ○議長嶋田政憲君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。  今期定例会会期につきましては、去る5月8日に議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果の報告を同委員長よりお願いいたします。 ○議長嶋田政憲君) 松井議会運営委員長。  (議会運営委員長 松井拓夫君 登壇) ○議会運営委員長松井拓夫君) 皆さん、おはようございます。  議会運営委員会報告をさせていただきます。  今期6月定例会日程等につきまして、去る5月8日に議会運営委員会を開き協議いたしました。その結果を御報告いたします。  お手元にお配りをしてあります会期日程表により説明させていただきます。  今期定例会は、本日から21日までの15日間といたしたいと思います。  日程について申し述べますと、本日は、本会議において議案の上程及び提案理由説明をいたします。その後、全員協議会を開きます。  8日から11日までは休会とし、12日は一般質問を行います。なお、昼食時の休憩中に議会運営委員会の開催を予定しております。  13日は、一般質問議案に対する質疑を行い、その後、議案請願陳情を各委員会に付託いたします。  14日は、常任委員会を開いていただきます。  15日と16日は、休会といたします。  17日は、常任委員会日程といたします。  18日は、全員審査特別委員会を開き、補正予算の審議をお願いいたします。  19日は、京福電鉄越前本線存続対策特別委員会、国道416号整備促進特別委員会を開いていただきます。  20日は、休会といたします。  最終日の21日は、最初に全員協議会を開き、その後、本会議で各委員会の審査結果の報告を受け、質疑・討論・採決の予定でございます。  以上でございますので、よろしくお願いをいたします。 ○議長嶋田政憲君) おはかりいたします。  今期定例会会期は、ただいまの委員長報告のとおり、本日から6月21日までの15日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長嶋田政憲君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会は、本日から21日までの15日間と決定いたしました。   ───────・─────── ○議長嶋田政憲君) この際、諸般の報告を行います。 ○議長嶋田政憲君) 去る4月25日に北信越市議会議長会定期総会が金沢市において、また、5月28日に全国市議会議長会定期総会が東京都で開催されました。その席上で、藤澤七郎兵衛議員松井拓夫議員が、議員勤続10年以上の表彰を受けられましたので御報告いたします。 ○議長嶋田政憲君) ここで、一言お祝いの言葉を申し上げたいと思います。  このたび表彰を受けられました御両名におかれましては、長年にわたり市民の期待と信頼を得られ、市政と議会の円満な運営及び地方自治の振興と健全な市政の発展に御尽力をされた、その輝かしい御功績に対しての表彰であり、深甚なる敬意と感謝を表します。  御両名におかれましては、今後とも、自重と御自愛を賜りまして、市政の発展と市民福祉の増進に御活躍くださいますことを心からお願い申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。 ○議長嶋田政憲君) 次に、地方自治法第121条の規定による説明のための出席者は、   山岸市長消防長事務取扱   中村助役   小竹市長公室長   牧野総務部長総務課長   加藤市民環境部長環境衛生課長   大沢健康福祉部長民生児童課長   池田産業部長林務課長   井上建設部長建設課長   高田秘書広報課長   松村未来創造課長
      山田地域交通課長   松田税務課長   斎藤市民生活課長   石田廃棄物対策課長   杼木健康長寿課長   木下商工観光課長   高野農務課長   上田都市整備課長   北川上水道課長   冨田下水道課長   乾会計課長   田中消防署長  教育委員会より   山教育長   木下教育委員会事務局長庶務課長   山本生涯学習課長   平田文化課長   阿部体育課長  監査委員より   山口監査委員事務局長  農業委員会より   高野農業委員会事務局長  以上であります。 ○議長嶋田政憲君) 次に、市長から提出事件について、次の文書がまいっております。            勝総発第203号            平成14年6月7日  勝山市議会議長  嶋田 政憲 宛          勝山市長 山岸 正裕     議案の送付について  平成14年6月7日招集の勝山市議会定例会に提出するため、次の議案を送付します。  送付議案は、議案第61号から議案第65号までの5件であります。  これら5件につきましては、既にお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。 ○議長嶋田政憲君) 次に、さきの臨時会以後に、監査委員から地方自治法第235条の2第3項の規定により、次の報告を受理しております。  平成14年5月24日付け勝監発第20号、例月出納検査(4月分)の結果について。 ○議長嶋田政憲君) 同じく、監査委員から地方自治法第199条第7項の規定により、次の報告を受理しております。  平成14年6月6日付け勝監発第26号、財政援助団体等監査結果(報告)について。  この報告書は、議会事務局に保管しております。 ○議長嶋田政憲君) 次に、市長から提出されました地方自治法施行令第146条第2項の規定による平成13年度勝山一般会計並び勝山農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書並びに地方自治法施行令第150条第3項の規定による平成13年度事故繰越し繰越計算書及び地方公営企業法第26条第3項の規定による平成13年度勝山水道事業会計予算繰越計算書をお手元に配付しておきましたので、御覧願います。 ○議長嶋田政憲君) 同じく、市長から提出されました地方自治法第243条の3第2項の規定による、勝山土地開発公社経営状況説明書並び勝山農業公社経営状況説明書をお手元に配付しておきましたので、御覧願います。 ○議長嶋田政憲君) 次に、さきの5月臨時会以降の事務報告については、お手元に配付してあります報告書のとおりであります。 ○議長嶋田政憲君) 以上で、諸般の報告を終わります。   ───────・─────── ○議長嶋田政憲君) 次に、市長から発言の要求がありますので、これを許します。 ○議長嶋田政憲君) 山岸市長。    (市長 山岸正裕君 登壇) ○市長山岸正裕君) 皆さん、おはようございます。  本日、ここに平成14年6月定例市議会が開会されるにあたり、御挨拶申し上げるとともに、市政運営にかかわる問題について、所信の一端を申し述べます。  まず最初に、藤澤七郎兵衛議員松井拓夫議員におかれましては、北信越市議会議長会並びに全国市議会議長会におきまして、在職10年以上の表彰を受けられました。心からのお祝いを申し上げます。これまでの永きにわたる議会活動が認められたものと、深く敬意を表するものであります。今後も、御精励いただきまして、勝山市の活性化と発展のために、御尽力賜りますようお願い申し上げる次第であります。  政府は5月の月例報告で「景気の現状は依然厳しい状況にあるが、底入れしている」との景気底入れ宣言をいたしました。しかし、雇用情勢は依然として厳しく、企業設備投資も減少が続いていることから、景気が直ちに回復するかどうかは、引き続き注視する必要があるとの慎重な見方も示しております。また、今後の経済政策について、底入れの動きを民需主導の持続的な成長につなげるため、構造改革を加速させ、日銀と協力してデフレ阻止に強い決意で望むと報告しております。  一方、北陸財務局は、5月の経済報告で北陸の景気について「全体として依然厳しい状況にある」とし、昨年12月から五か月連続で判断を据え置いています。底入れの動きが出ている全国に比べ、北陸では3月の鉱工業生産指数が最低を更新し、大半の生産が低水準で推移しており、個人消費大型小売店が5年連続で推移していると発表しております。  このように、はっきりとした景気の明るさが見えてこない中で、日韓共同開催によるサッカーワールドカップが始まりました。どの会場も熱気あふれるすばらしい試合と、熱狂的なサポーターによって盛り上がっておりまして、この世紀のイベント開催による経済波及効果によって、不景気を吹き飛ばしてもらいたいものであります。  私は、去る4月21日から25日まで、中国産業視察に行ってまいりました。中国精華大学美術学院国際交流部日中民間交流研究所の案内と紹介で、メンバーは、勝山商工会議所の会頭・副会頭をはじめ小竹公室長を含む5人の方々であります。  近年の中国経済発展は目を見張るものがあり、特に産業の分野では、日本の20分の1、30分の1という圧倒的に安い人的コストを背景に、世界の製造業中国へのシフトを加速しております。七、八年前、繊維やめがねなど、いわゆるローテク分野から始まったこのシフトは、いまやIT、バイオ産業など、ハイテク分野にまで及んでいるわけであります。エアコン、オートバイの生産は、世界の生産量の半分を占め、テレビ、洗濯機、冷蔵庫の生産も、世界生産の2割から3割を占めており、いずれも世界一の生産量となっております。昨年2001年の経済成長率は、日本マイナス0.9%、アメリカ1.3%に対して、中国は7.5%の成長率であります。  中国の人口13億人は、日本の人口のほぼ10倍であり、しかも、慢性的に労働力過剰の状態であって、今後も人件費の急激な上昇は起こりえないという構造であります。しかも、13億人の人口は、今後はマーケットとしても注目されており、既に発展が進み、豊かになった沿海地方では、旺盛な消費マーケットが台頭しつつあり、この市場を目指して、WTO加盟によって関税障壁が取り除かれた輸入品と、中国国内生産品、その中には中国資本によるもの、外資との合弁によるもの、外資100%によるもの等々が参入してくる熾烈な競争が始まろうとしているのであります。  このような中で中国は、沿海を中心とした各省、各市が経済開発区・経済特区をつくって、税制優遇インフラ整備を進め、事業展開がしやすい環境を整えることによって、世界中から資金、技術、頭脳を呼び寄せる政策を進めております。富の生産は、地方政府の責任とされておりまして、首長は、目標とした成長率達成がノルマであり、達成できなければ更迭されることにもなるため、経済開発に必死に取り組んでいます。  今回の視察は、前述したように、ダイナミックに動いている中国経済の現況と、各地の経済開発区の動向を直接見聞し、日本製造業中国シフトが進展する中で、今後、勝山市の企業国際競争に打ち勝ち、市の地域経済を発展させるための方策について勉強したいとのねらいからでありました。  5日間の過密な日程の中、北京市、天津市、徐州市、浙江省浦江市を訪問し、市政府経済開発区、企業責任者などと精力的に懇談いたしました。その際、すべての市、開発区から熱心な説明を受け、企業進出について積極的な誘いを受けたのであります。  各市の経済開発区は、それぞれ外資企業を誘致する産業分野を設定して、目指すべき開発区の方針を持っており、その中には、相手先として、ハイテク一辺倒ではなく、勝山市の繊維産業のような、いわばローテクの進出またはパートナーを熱心に求めていることもわかりました。大きな収穫であります。  今後、勝山商工会議所と連携をとりながら、グローバル競争における勝山市の産業との接点をさらに研究してまいりたいと考えております。  次に、京福電車存続対策につきましては、今日まで、福井市への乗り入れ方法負担割合等について様々な議論がなされてきました。  去る5月22日に開かれました知事と沿線市町村長会議において、負担割合については、田原町から福井駅への起点変更による微調整がありましたが、最終的には、第三セクター方式での新鉄道会社による存続の合意がなされたところであります。  そして、直ちに新鉄道会社の円滑な設立と、開業に向けた準備等を進めるために、沿線市町村からなる新鉄道会社設立推進協議会を発足し、会長に福井市長、副会長に私、勝山市長と三国町長、そして、監事に永平寺町長芦原町長が選任され、同時に、沿線市町村職員で構成する新鉄道会社設立準備室が正式にスタートいたしました。  これからは、当協議会並びに県の支援室との連携をさらに密にして、速やかに新鉄道会社を設立し、来年1月の運行開始に向け全力をあげて取り組んでまいりたいと存じます。  また、この秋には、鉄道の存続に取り組んでいる日本各地市町村地域の人々に呼びかけ、仮称「鉄道存続まちサミット」を開催いたします。このサミットによって鉄道存続必要性重要性を全国に訴え、国に対しても、存続のための施策の推進を強く働きかけてまいりたいと考えています。職員をはじめ市民各位の絶大なる御支援と御協力をお願い申し上げる次第であります。  次に、「アクションプラン21」について申し上げます。  平成14年度より学校週5日制が完全実施され、新指導要領による教育も始まりました。子供たちの、家庭や地域で過ごす時間が増加しましたが、今、我が国では、精神的価値社会的責任よりも物質的価値や個人の権利が優先するという風潮が蔓延し、地域教育力は著しく低下をしておるのであります。その結果、自己中心的な子供が増加するなど、放置できない状況が起こってきています。「子供たちは、大人が言うようには動かないが、大人がするようにする」と言われるように、子供のこのような状況は大人の問題でもあります。  勝山市においては、大人たちが責任を持って、思いやりの心や、人が生きていくための当然の心得を、次代を担う子供たちに伝えていかなければならないと考えております。  家庭・地域・学校の主体的な活動と連携を通して、社会の教育力を向上させ、子供たち地域で、生かし、正すために、各町単位行動計画アクションプラン21」を策定してまいりたいと考えております。  市民一人ひとり教育に関心を持ち、人づくりに励むことが、生き生きとした、誇りの持てるまちをつくる土台となり、当市の活力の創出を目指す「ふるさとルネッサンス」につながると確信しております。  次に、仮称「健康福祉センター」につきましては、検討委員会案でありました旧木下機業場跡地を変更いたしまして、旧勝山病院跡地に建設いたします。  この場所については、中心部から離れている、病院跡でイメージが悪い等の意見もあり、これらのマイナスを払拭して、広い面積の利点を生かした、日本一の健康福祉センター建設を目指します。  乳幼児から高齢者まで、健康診断などを含めた、市民が健康に取り組む拠点として、また障害者や要介護者にも優しく、心なごむ空間を創出し、集い憩える福祉の拠点として、勝山にしかない理想的な施設をつくりあげることを目指しております。  そのために、勝山市としては初めてのプロポーザルコンペ方式によって広く全国から提案を募り、日本でも一流の複数の建築家に審査を依頼したいと考えております。この建築家の方々は、日本各地地域の個性を生かし、真に美しい施設をつくってきた実績が評価されております。  また、旧木下機業場跡地の利活用につきましては、「旧木下機業場及び跡地利用検討委員会」を設置し、歴史保存スペース活用について、幅広い観点から協議・検討をいたします。  最後に、市町村合併について申し述べます。  合併特例法の適用を受けるには、平成17年3月末を期限に合併しなければならず、そのために今年中に方針を決定したいという考えを3月議会においてお示しいたしました。  これまでの経過として、市民に対しては、昨年11月29日に合併について第1回の市長との対話集会を開催し、国、県の考え方、支援策、昭和の合併の様子などを紹介いたしました。第2回目は、大野市、和泉村と共同して作った2市1村の合併問題について、任意の共同研究による報告書説明を主に行い、市民意見をお聞きしたのであります。  市民意見としては、「合併のメリット、デメリットがよくわからない」「県が示しているパターン以外の組み合わせも研究すべきである」「合併しない場合はどうなるのか」「あめとむちによる国の進め方には問題がある」など様々な意見がありました。  これを踏まえて今後は、合併研究会報告を基礎に、さらに踏み込んだ形でデータ分析などを行い、7月から各公民館単位地区別懇談会を実施していく予定であります。  議員皆様方にお願い申し上げたいのは、今議会において、合併問題について活発な論議を尽くしていただきたいということであります。もとより、最終的には議会の議決によって合併は決まるのであります。議員の皆様に課せられた役割の重要性に鑑み、今議会における議員各位の様々な御意見を傾聴するとともに、意見の交換もさせていただきたいと考えております。  いずれにいたしましても、住民の立場に立った総合的かつ長期的な判断に基づいた決定をしなければなりません。市民議会、行政が三位一体となって、この問題に真剣に取り組み、最良の結論を見出せるように、それぞれが最大限の努力を傾注しようではありませんか。  さて、本日の定例市議会に御提案申し上げます議案は、平成14年度勝山一般会計補正予算(第1号)をはじめ5件であります。これら5件につきましては、後ほど関係部課長から、それぞれ提案理由説明させていただきますので、よろしく御審議の上、妥当な御決議を賜りますようお願い申し上げます。   ───────・─────── ○議長嶋田政憲君) 次に、日程第3、議案第61号 平成14年度勝山一般会計補正予算(第1号)  日程第4、議案第62号 平成14年度勝山温泉センター特別会計補正予算(第1号)  日程第5、議案第63号 福井市町村職員退職手当組合規約の変更について  日程第6、議案第64号 勝山火災予防条例の一部改正について  日程第7、議案第65号 大字及び字の区域の変更について  以上の5件を一括議題といたします。  提案理由説明を求めます。 ○議長嶋田政憲君) 牧野総務部長。   (総務部長 牧野昌久君 登壇) ○総務部長牧野昌久君) ただいま上程されました議案第61号、平成14年度勝山一般会計補正予算(第1号)につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、6月補正という性格上、必要かつ緊急なものについてのみ所要の補正をお願いするものでございます。  第1条歳入歳出予算補正でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,120万4,000円を追加し、120億6,660万8,000円といたすものでございます。  1枚おめくりをいただきまして、「第1表歳入歳出予算補正」について御説明を申し上げます。  まず歳入ですが、9款分担金及び負担金では、林道事業地元負担金として48万4,000円を計上いたしております。  12款県支出金では、地域戦略プラン事業補助金などで1,947万6,000円を計上いたしております。  16款繰越金は、前年度決算剰余金でございます。
     17款諸収入では、B&G施設修繕助成金として440万円を計上いたしております。  次に、歳出でありますが、2款総務費では、大野・勝山地区広域行政事務組合負担金や財政調整基金積立金などで6,815万円の増額補正をいたしております。  3款民生費では、2,403万5,000円を増額補正いたしておりますが、健康福祉センター設計委託料の増が主なものでございます。  6款農林水産業費では、地域戦略プラン事業などで2,695万2,000円を計上いたしております。  8款土木費では、23万6,000円の増額補正となっておりますが、これは、厚生年金保険の被保険者加入年齢の延長による属託職員の保険料の増額によるものでございます。  10款教育費では、同じく、属託職員の保険料の増によるものと、海洋センター体育館プール改修事業とで、2,183万1,000円を計上いたしております。  以上が、一般会計補正予算(第1号)の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○議長嶋田政憲君) 木下商工観光課長。  (商工観光課長 木下治太夫君 登壇) ○商工観光課長(木下治太夫君) ただいま上程されました議案第62号 平成14年度勝山温泉センター特別会計補正予算(第1号)につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  今回の補正予算は、厚生年金保険法の改正に伴い、属託職員の社会保険料の補正をお願いするものでございます。  第1条、歳入歳出予算補正でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ33万円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ1億1,226万4,000円といたしたいのでございます。  次に、1枚おめくりいただきまして「第1表 歳入歳出予算補正」につきまして御説明申し上げます。  まず、歳入でございますが、1款1項営業収入33万円は、使用料収入でございます。  次に、歳出でございますが、1款1項温泉センター管理費33万円は、厚生年金保険法の改正に伴い、保険の加入年齢が延長されたため、属託職員の社会保険料を増額補正するものでございます。  以上、議案第62号を御説明いたしました。よろしくお願い申し上げます。 ○議長嶋田政憲君) 高田秘書広報課長。  (秘書広報課長 高田英男君 登壇) ○秘書広報課長(高田英男君) ただいま上程されました議案第63号 福井市町村職員退職手当組合規約の変更について、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案につきましては、福井市町村職員退職手当組合一般負担金割合の最高限度の定めを組合規約から削除するとともに、負担金割合の定めを、同規約から退職手当支給条例へ移行させるため、同組合規約の一部を変更する必要があるので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものでございます。  なお、この条例は、平成15年4月1日より施行させていただくものでございます。  御決定賜りますよう、お願い申し上げます。 ○議長嶋田政憲君) 田中消防署長。    (消防署長 田中公夫君 登壇) ○消防署長(田中公夫君) ただいま上程されました議案第64号 勝山火災予防条例の一部改正につきまして、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、消防法及び消防法施行令の一部改正に伴いまして、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する基準及び対象火気設備・器具等の離隔距離の整備を図るものでございます。  なお、この条例は、平成15年1月1日から施行いたしたいものでございますが、現に設置されている設備等につきましては、従前の例によりお願いするものでございます。  以上、議案第64号を御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 ○議長嶋田政憲君) 高野農務課長。   (農務課長 高野 忍君 登壇) ○農務課長(高野 忍君) ただいま上程されました議案第65号 大字及び字の区域の変更について、その提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、平泉寺及び猪野口地係において施行いたしました土地改良法に基づく区画整理事業に伴い、大字及び字の区域を変更する必要が生じましたので、地方自治法第260条第1項の規定により、この案を提出させていただいたものでございます。  その内容につきましては、1枚おめくりいただきました、大字及び字の区域の変更調書に記載のとおり、平泉寺及び猪野口の一部の区域を変更いたすものであります。  なお、その位置につきましては、次のページの図面のとおりでございます。  以上、御説明申し上げました。よろしくお願い申し上げます。 ○議長嶋田政憲君) 以上で、本日は散会いたします。 ────────────────────          午前10時43分 散会...